PBASIC
提供: miniwiki
2013/4/10/ (水) 01:37時点におけるja>EmausBotによる版 (ボット: 言語間リンク 3 件をウィキデータ上の d:Q2031067 に転記)
PBASICとは、パララックス社(Parallax, Inc)が開発したPICマイクロコントローラ用の手続き型言語の一つである。PBASICのシステムをEEPROMに書き込みパッケージング化した製品がBASIC Stamp であり、一般にはBASIC Stamp専用言語として使用されている。
構文記述法
PBASICのプログラムを行うときにプログラマーはBASIC Stampのバージョンと使われるPBASICのバージョンを指定する。BASIC Stampには7種類のバージョンがあり、バージョンを指定する記述を最初にしなければならない。
{$STAMP BS1}
{$STAMP BS2}
{$STAMP BS2e}
{$STAMP BS2sx}
{$STAMP BS2p}
{$STAMP BS2pe}
{$STAMP BS2px}
PBASICのバージョンは三種類ある。
{$PBASIC 1.0}
:BASIC Stamp 1 (BS1)のみで使用できる{$PBASIC 2.0}
{$PBASIC 2.5}
次に変数と定数を指定し、メインルーチンを記述していく。
命令
- DO LOOP
- 1秒ごとにLEDを点滅させるプログラム
DO
HIGH 1 'turn LED in pin 1 on
PAUSE 1000 'keep it on for 1 second
LOW 1 'turn it off
PAUSE 500 'keep it off for ½ second
LOOP 'repeat forever
- FOR NEXT
- LEDの点滅を5回繰り返して終了するプログラム
counter VAR Byte 'sets variable "counter
For counter = 1 to 5
High 1 'turn LED in pin 1 on
Pause 1000 'keep it on for 1 second
Low 1 'turn it off
pause 500 'keep it off for ½ second
Next 'redirects to beginning four more times
END
- IF、ELSEIF、ENDIF
- PULSOUT
- PWM波形を出力する
- HIGH
- 指定されたピンをハイにする
- LOW
- 指定されたピンをローにする
- TOGGLE
- 指定されたピンの出力を反転させる
- DEBUG
- 指定された文字列をデバッグ画面に表示させる
- FREQOUT
- 指定された周波数の正弦波波形を出力する
- END
- プログラムを終了して低電力モードになる