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ラーオトエー(古希: Λαοθόη, Lāothoē)は、ギリシア神話の女性。長母音を省略してラオトエとも表記される。
ラーオトエー(Λαοθόη, Lāothoē)は、ギリシア神話の女性である。ペーダソスのレレゲス人の王アルテースの娘で、トロイアの王プリアモスの妻であり、リュカーオーン、ポリュドーロスの母である。子供のうちポリュドーロスはプリアモスの最年少の息子で、プリアモスも大変にかわいがったが、トロイア戦争のさい、2人ともにアキレウスに討たれた[4]。後世の伝承では、ポリュドーロスはプリアモスとヘカベーの子である[5]。
脚注
- ↑ ヘーシオドス断片23。
- ↑ アポロドーロス、2巻7・8。
- ↑ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、p.160a。
- ↑ 『イーリアス』20巻、21巻、22巻。
- ↑ アポロドーロス、3巻12・5ほか。
参考文献