ラーオトエー

提供: miniwiki
2016/5/19/ (木) 02:40時点におけるja>月下薄氷による版 (言語ラベル追加ほか)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索

ラーオトエー古希: Λαοθόη, Lāothoē)は、ギリシア神話の女性。長母音を省略してラオトエとも表記される。


ラーオトエーΛαοθόη, Lāothoē)は、ギリシア神話の女性である。ペーダソスのレレゲス人の王アルテースの娘で、トロイアの王プリアモスの妻であり、リュカーオーンポリュドーロスの母である。子供のうちポリュドーロスはプリアモスの最年少の息子で、プリアモスも大変にかわいがったが、トロイア戦争のさい、2人ともにアキレウスに討たれた[4]。後世の伝承では、ポリュドーロスはプリアモスとヘカベーの子である[5]

脚注

  1. ヘーシオドス断片23。
  2. アポロドーロス、2巻7・8。
  3. 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、p.160a。
  4. 『イーリアス』20巻、21巻、22巻。
  5. アポロドーロス、3巻12・5ほか。

参考文献