「タルムード」の版間の差分
提供: miniwiki
(ページの作成:「(ヘブライ語: תלמוד Talmud) ヘブライ語で教訓,教義の意。前2世紀から5世紀までのユダヤ教ラビたちがおもにモーセの律…」) |
細 |
||
10行目: | 10行目: | ||
*[[ユダヤ教]] | *[[ユダヤ教]] | ||
*[[ユダヤ人]] | *[[ユダヤ人]] | ||
+ | |||
+ | {{DEFAULTSORT:たるむうと}} | ||
+ | [[Category:タルムード|*]] |
2018/7/27/ (金) 02:39時点における最新版
(ヘブライ語: תלמוד Talmud)
ヘブライ語で教訓,教義の意。前2世紀から5世紀までのユダヤ教ラビたちがおもにモーセの律法を中心に行なった口伝,解説を集成したもので,ユダヤ教においては旧約聖書に続く聖典とされる。
多くの編集が行われたが,現在では4世紀末の『パレスチナ・タルムード』と5世紀末の『バビロニア・タルムード』が残っている。ラビの口伝を収録する「ミシュナ」 (「反復」の意) およびそれへの注解,解説を集めた「ゲマラ」 (「補遺」の意) の2部より構成され,前者はへブライ語,後者は当時の口語であるアラム語で書かれている。
「ミシュナ」の部分は両タルムードとも同一で,「ゲマラ」の部分だけ異なっている。ユダヤ教における法律,社会的慣習,医学,天文学から詩,説話にいたるまで社会百般に及ぶ口伝,解説を収め,歴史的にもユダヤ精神,ユダヤ文化の精華であり,その生活の規範となり創造力の根源となっている。