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{{Otheruses|鎌池和馬のライトノベルおよびその関連作品|同作を原作としたアニメ|とある魔術の禁書目録 (アニメ)|同作を原作としたゲーム|とある魔術の禁書目録 (ゲーム)}}
 
{{Infobox animanga/Header
 
|タイトル= とある魔術の<ruby>禁書目録<rp>(</rp><rt>インデックス</rt><rp>)</rp></ruby>
 
|ジャンル= [[サイエンス・ファンタジー]]、[[戦闘|バトルアクション]]
 
}}
 
{{Infobox animanga/Novel
 
|タイトル= とある魔術の禁書目録<br />新約 とある魔術の禁書目録
 
|著者= [[鎌池和馬]]
 
|イラスト= [[灰村キヨタカ]]<ref group="注" name="Haimura">『新約 とある魔術の禁書目録』第1巻およびコミックス第8巻からは「はいむらきよたか」表記。</ref>
 
|出版社=  [[メディアワークス]]<br />→[[アスキー・メディアワークス]]<br />→[[KADOKAWA]]<ref group="注" name="publisher">第14巻まで「メディアワークス」、第15巻から新約第8巻まで「アスキー・メディアワークス」、それ以降は「KADOKAWA」が出版。</ref>
 
|レーベル= [[電撃文庫]]
 
|開始日= [[2004年]][[4月10日]]
 
|終了日=
 
|巻数= 既刊45巻(本編44巻、短編集1巻)<br />(2018年6月現在)
 
}}
 
{{Infobox animanga/Manga
 
|作者= 鎌池和馬(原作)<br />灰村キヨタカ<ref group="注" name="Haimura"/>(キャラクター原案)
 
|作画= [[近木野中哉]]
 
|出版社= [[スクウェア・エニックス]]
 
|掲載誌= [[月刊少年ガンガン]]
 
|レーベル= [[ガンガンコミックス]]
 
|開始号= [[2007年]]5月号
 
|終了号=
 
|開始日= 2007年[[4月12日]]
 
|修理日=
 
|巻数= 既刊20巻(2018年1月現在)
 
|話数=
 
}}
 
{{Infobox animanga/Manga
 
|タイトル= とある日常のいんでっくすさん
 
|作者= 鎌池和馬(原作)<br />はいむらきよたか(キャラクター原案)
 
|作画= [[みじんこうか]]
 
|出版社= スクウェア・エニックス
 
|掲載誌= 月刊少年ガンガン<br />[[ガンガンONLINE]]
 
|レーベル= ガンガンコミックス
 
|開始号= [[2013年]]10月号
 
|終了号= [[2016年]]6月号
 
|開始日= 2013年[[9月12日]]<ref>{{Cite web |date=2013-09-12 |url=http://natalie.mu/comic/news/99131 |title=禁書目録4コマ「とある日常のいんでっくすさん」ガンガンで |publisher=ナターシャ |work=コミックナタリー |accessdate=2013-09-13}}</ref>
 
|終了日= 2016年[[5月12日]]
 
|巻数= 全5巻
 
|話数= 全57話
 
}}
 
{{Infobox animanga/Other
 
|タイトル=関連作品
 
|コンテンツ=
 
*[[とある科学の超電磁砲]]
 
*[[とある科学の一方通行]]
 
*[[劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-]]
 
}}
 
{{Infobox animanga/Footer
 
|ウィキプロジェクト= [[プロジェクト:ライトノベル|ライトノベル]]・[[プロジェクト:漫画|漫画]]
 
|ウィキポータル= [[Portal:文学|文学]]・[[Portal:漫画|漫画]]
 
}}
 
{{ライトノベル}}
 
『'''とある魔術の禁書目録'''』(とあるまじゅつのインデックス)は、[[鎌池和馬]]による[[日本]]の[[ライトノベル]]シリーズ。また、それを原作・題材とした派生作品群。[[イラストレーション|イラスト]]担当は[[灰村キヨタカ]]<ref group="注" name="Haimura"/>。
 
  
== 概要 ==
+
『'''とある魔術の禁書目録'''』(とあるまじゅつのインデックス)
[[鎌池和馬]]のデビュー作にして出世作。[[サイエンス・フィクション|SF]]や[[ファンタジー]]の要素を取り入れ、[[超能力]]や兵器などオーバーテクノロジー尽くしの[[科学]]サイドと、[[聖書]]や[[魔術]]などの[[オカルト]]尽くしの[[魔術]]サイドという、相反する設定の2陣営が混在し対立するという世界観を描いた[[戦闘|バトルアクション]]作品である。
 
  
略称は「'''とある'''」「'''禁書目録'''」「'''禁書'''」「'''インデックス'''」など。スピンオフ『超電磁砲』、『一方通行』を含めて「'''とあるシリーズ'''」と呼ぶ場合もある。
+
鎌池和馬によるライトノベルのシリーズ名。イラストは、はいむらきよたか(灰村キヨタカ)。科学と魔術、対立する陣営の争いを描くバトルアクション・ファンタジー。2004年4月、電撃文庫(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)より刊行開始。既刊19巻。スピンオフ小説もある。著者のデビュー作ながら爆発的な人気を博し、漫画、アニメ、ゲームなどのメディアミックス作品を多数展開。2011年、宝島社「このライトノベルがすごい!」作品部門1位。
  
[[2018年]]6月現在、[[電撃文庫]]([[KADOKAWA]]<ref group="注" name="publisher"/>)より、既刊45巻(本編44巻、短編集1巻)が刊行されている。また、[[スクウェア・エニックス]]の『[[月刊少年ガンガン]]』2007年5月号より連載されている漫画版は2018年1月現在、単行本が20巻、ガイドブックが2冊発売されている。
 
 
本作の[[スピンオフ]]作品『'''[[とある科学の超電磁砲]]'''』『'''[[とある科学の一方通行]]'''』については、当該項目を参照のこと。
 
 
== 解説 ==
 
=== 作品成立の経緯 ===
 
鎌池が第9回[[電撃小説大賞|電撃ゲーム小説大賞]]の第3次選考に落選した際、現在の担当編集者である[[三木一馬]]の目に留まり、その後1年ほど2人で試作を何本も考案・執筆し試行錯誤を続ける。その中の1本にあったシスターの少女と不思議な腕を持つ少年の話を基に生まれた作品が本作である<ref>{{Cite web |url=http://mantan-web.jp/2011/01/02/20101231dog00m200019000c.html |title=とある魔術の禁書目録 : 電撃史上最高1000万部突破 大ヒットの秘密は? |work=MANTANWEB(まんたんウェブ) |publisher=[[毎日新聞社|毎日新聞デジタル]] |date=2011-01-02 |accessdate=2013-01-07 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110105061229/http://mantan-web.jp/2011/01/02/20101231dog00m200019000c.html |archivedate=2011年1月5日 }}</ref>。
 
 
構想の原点としては、「[[ロールプレイングゲーム|RPG]]のような[[マジックポイント|MP]]消費で何でもありの[[魔法使い]]」とは別の、歴史上に実在した魔術師や儀式への疑問を持った鎌池が[[検索エンジン]]でそれらを調べ興味を深めたのがきっかけ<ref>{{Cite book|和書|author=鎌池和馬|title=とある魔術の禁書目録第1巻|publisher=アスキー・メディアワークス([[電撃文庫]])|isbn=978-4-8402-2658-5|date=2004-4-10}}</ref>。そして、最初にインデックスを考案し、彼女を軸に魔術や上条が作られ、それらの対比として学園都市という舞台が生まれるなど、様々な要素を肉付けしていく形で本作の設定が広がったという<ref name="febri">{{Cite journal|和書|journal=[[Febri|キャラ☆メル Febri]]|volume=Vol.4|title=鎌池和馬 15000字インタビュー|issue=|pages=63|author=|date=2011-01-25|publisher=[[一迅社]]|id=}}</ref>。
 
 
=== 構成 ===
 
[[人称#三人称小説|三人称形式]]で書かれ、たびたび他の人物視点に移動する「神の視点」で描写されるが、基本的には主人公一人の視点で進行する。しかし物語の進展などによって登場人物が増えるにつれ、徐々に群像劇的な構成への変遷が見受けられる。
 
 
巻ごとにそのエピソードを象徴するようなキーワードやテーマが決められており、巻によって雰囲気やタッチが変化することがしばしばある。また、鎌池が自身の小説的な手法や技術を模索するため、各巻に実験的な課題を設定しながら執筆しているという<ref>{{Cite book|和書|author=[[電撃文庫|電撃文庫編集部]]|title=とある魔術の禁書目録ノ全テ|page=122・158ページ|publisher=[[メディアワークス]]|isbn=978-4-8402-4042-0|date=2007-10-10}}</ref><ref name="febri"/>。
 
 
作品全体の大きな区切りとしては、7巻から11巻前後までが「ローマ正教」編、12巻前後から22巻までが「神の右席」編とされる<ref name="febri"/><ref name="useki">{{Cite book|和書|author=鎌池和馬|title=とある魔術の禁書目録第22巻|publisher=アスキー・メディアワークス(電撃文庫)|isbn=978-4-04-868972-4|date=2010-10-10}}</ref>。そして「神の右席」編クライマックスである22巻にて大きな節目を迎えたことにより、次巻からタイトル変更・ナンバリングリセットとして新章シリーズ『'''新約 とある魔術の禁書目録'''』(しんやく とあるまじゅつのインデックス)の刊行が開始された。
 
 
=== 作風・特徴 ===
 
主人公がバトルで困難を打開する展開がメインであり、[[少年漫画]]的な作風と評されることが多い。鎌池曰く「複雑な問題を抱えた魔術師なり能力者なりを、主人公が真正面から叩いていく話」であり<ref>{{Cite book|和書|editor=電撃文庫編集部|others=[[鎌池和馬]] 原作・監修・寄稿|title=とある魔術の禁書目録ノ全テ|publisher=アスキー・メディアワークス|date=2007-10-10|isbn=978-4-8402-4042-0|pages=125|chapter=}}</ref>、その不屈の姿勢で困難を切り開いていく上条の戦いが作品の柱である。また、[[地の文]]や台詞内で作中設定を説明する場面が多く、シーンごとの登場人物の動きの落差が大きいと自己評価している<ref>{{Cite book|和書|editor=電撃文庫編集部|others=[[鎌池和馬]] 原作・監修・寄稿|title=とある魔術の禁書目録ノ全テ|publisher=アスキー・メディアワークス|date=2007-10-10|isbn=978-4-8402-4042-0|pages=134|chapter=}}</ref>。また、本来の漢字と違う読み方の[[当て字#ルビに依存した“当て字”|特殊ルビ]](主にカタカナ)が作中設定の用語や人物の二つ名等に多用されることも特徴の一つ<ref name="toradoraVSindex">『とらドラ!VS禁書目録』 「TVアニメ化記念特別対談 原作者・鎌池和馬×監督・錦織博」。</ref>。
 
 
登場キャラクターが非常に多彩である。名前とデザインがある登場人物だけでも優に100人を超えており、[[ヒロイン]]とされる女性キャラクターも多い。鎌池によると、新ヒロインや新キャラクターを軸に新たな話を作る手法を得意としているためであるといい、「あらゆるヒロインを一つのシリーズにぶち込んで全方位死角なしにしてる」とも語っている<ref name="dengekiMAGAZINE">[[電撃文庫MAGAZINE]]Vol.11 「電撃作家スペシャルトーク そこまでぶっちゃけちゃっていいんですか!? 第2回 鎌池和馬×成田良悟」。</ref>。また、初期では読者を飽きさせないよう巻ごとに軸となるヒロインを変えていたが、9巻辺りからは徐々にヒロインメインから世界観メインにシフトしていったとのこと<ref>[[電撃PlayStation]]Vol.480 特別付録 『とある魔術の禁書目録&とある科学の超電磁砲 学園都市白書(クロニクル)』 「巻頭スペシャルインタビュー 鎌池和馬」。</ref>。
 
 
さらに、主人公に設定した登場人物の周りにストーリーが作られるイメージを意図していると語っており<ref name="useki"/>、作品内のあらゆる登場人物に視点を合わせるとその人物を中心とする話ができ、誰でも主人公になれる作品だという<ref name="dengekiMAGAZINE"/><ref name="otonaANIME">『オトナアニメ Vol.16』ISBN 978-4-86248-555-7 「鎌池和馬10000字INTERVIEW 「とある」シリーズを生み出した頭脳を探る!」。</ref>。物語の進展によって主人公格や準主人公格とされる主要キャラクターが増えるのはこのためである。
 
 
なお、特徴的な語尾やしゃべり方をするキャラクターが非常に多いが、これは作中の会話文でいちいち動作を補足することなく、一目で誰がしゃべっているのか判別できるようにするための措置である<ref name="otonaANIME"/>。
 
 
=== 実績 ===
 
2018年7月時点で、原作の国内累計発行部数は'''1635万部'''<ref>{{Cite web |url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004286.000007006.html |title=「電撃文庫」創刊25周年 &「電撃文庫MAGAZINE」創刊10周年 |publisher=株式会社KADOKAWA |accessdate=2018-7-17}}</ref>、シリーズ累計発行部数は'''3000万部'''を突破している<ref>{{Cite web|url=http://toaru-project.com/index_3/news/index00070000.html|title=ティザーPV公開!|accessdate=2018-07-06|date=2018-07-06|publisher=とある魔術の禁書目録Ⅲ アニメ公式サイト}}</ref>。{{要出典範囲|date=2018年7月|また、累計発行部数1000万部突破は[[電撃文庫]]史上初であり、2018年7月での累計数3000万部もライトノベルではトップの数字を誇る。}}
 
 
第1巻発表時、「無名の新人作家としては快挙」と担当者が評するほど「メチャクチャ売れた」とのことで、発売日直後に重版するほどのヒット作となった<ref name="禁書目録ノ全テ_P.126">{{Cite book |和書 |author=鎌池和馬 |authorlink= |coauthors= |editor=電撃文庫編集部 |date=2007年10月10日 |title=とある魔術の禁書目録ノ全テ |publisher=アスキー・メディアワークス |page=126 |isbn=978-4-8402-4042-0 |chapter=対談「小説『とある魔術の禁書目録(インデックス)』を語る。鎌池和馬×灰原キヨタカ」 "記念すべき第1巻が発売即大ヒット"}}</ref>。
 
 
[[日経エンタテインメント!]]調べによる読者層の分布では、20代前半の男性が圧倒的に多い<ref>日経エンタテインメント!2011年9月号 No.174 『特集 560万人の購入データを大調査 売れる作家&マンガ家150人 「今旬作家10連発」』。</ref>。
 
 
宝島社が主催する『[[このライトノベルがすごい!]]』における2011年度の「作品部門」1位を獲得している。また、2014年度においても、「このラノ10年間のベストランキング」1位を獲得した。
 
 
== 沿革 ==
 
* 2004年4月、文庫『'''とある魔術の禁書目録'''』第1巻が刊行。
 
* 2006年10月、第11巻の発売とともに[[メディアミックス]]企画『'''禁書目録計画'''』が公表され、『[[月刊少年ガンガン]]』([[スクウェア・エニックス]])と『[[月刊コミック電撃大王]]』([[メディアワークス]])での2誌同時[[#コミックス|コミカライズ]]が決定。
 
* 2007年、『電撃大王』2007年4月号より外伝『'''[[とある科学の超電磁砲]]'''』、『少年ガンガン』2007年5月号より『'''とある魔術の禁書目録'''』がそれぞれ連載開始。
 
* 2007年6月、ラジオ番組『[[電撃大賞]]』内で[[#ラジオドラマ・ドラマCD|ラジオドラマ]]が放送され、同年12月はドラマCDが発売された。
 
* 2008年10月から2009年3月まで、テレビアニメ『'''[[とある魔術の禁書目録 (アニメ)|とある魔術の禁書目録]]'''』が放送された(詳細は[[#テレビアニメ|後述]])。また、それに関連してWEBラジオ『'''[[とある“ラジオ”の禁書目録]]'''』の配信も行われた。
 
* 2009年10月から2010年3月まで、テレビアニメ『'''[[とある科学の超電磁砲#テレビアニメ|とある科学の超電磁砲]]'''』が放送された。また、アニメ化に先駆けてWEBラジオ『'''[[とある“ラジオ”の禁書目録#とある“ラジオ”の超電磁砲|とある“ラジオ”の超電磁砲]]'''』の配信も行われた。
 
* 2010年10月、原作の累計発行部数が電撃文庫創刊以来初となる'''1000万部'''を突破<ref>{{Cite web|url= http://mantan-web.jp/2010/10/27/20101027dog00m200027000c.html|title= とある魔術の禁書目録:6年半で1000万部到達 電撃文庫創刊17年で初|work= MANTANWEB(まんたんウェブ)|author= |publisher= [[毎日新聞社|毎日新聞デジタル]]|date= 2010年10月27日|accessdate= 2010-10-29|archiveurl= https://web.archive.org/web/20101029041404/http://mantan-web.jp/2010/10/27/20101027dog00m200027000c.html|archivedate= 2010年10月29日}}</ref>。
 
* 2010年11月、『'''[[このライトノベルがすごい!]]'''』2011年版にて、'''作品部門1位'''を獲得。
 
* 2011年1月27日、[[PlayStation Portable|PSP]]専用ソフト『'''[[とある魔術の禁書目録 (ゲーム)|とある魔術の禁書目録]]'''』が発売。
 
* 2011年3月10日、新シリーズ『'''新約 とある魔術の禁書目録'''』第1巻が刊行。
 
* 2010年10月から2011年4月まで、テレビアニメ『'''[[とある魔術の禁書目録 (アニメ)|とある魔術の禁書目録II]]'''』が放送された。また、WEBラジオ『'''[[とある“ラジオ”の禁書目録#とある“ラジオ”の禁書目録II|とある“ラジオ”の禁書目録II]]'''』の配信も行われた。
 
* 2011年12月8日、PSP専用ソフト『'''[[とある科学の超電磁砲 (ゲーム)|とある科学の超電磁砲]]'''』が発売。
 
* 2012年12月14日、ソーシャルゲーム『'''[[とある魔術の禁書目録 頂点決戦]]'''』の配信が開始した。
 
* 2013年2月21日、PSP専用ソフト『'''[[とある魔術と科学の群奏活劇|とある魔術と科学の群奏活劇(アンサンブル)]]'''』が発売。
 
* 2013年2月23日、アニメ映画『'''[[劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-]]'''』が公開。
 
* 2012年10月から2013年3月まで、映画化に先駆けて、WEBラジオ『'''[[とある“ラジオ”の禁書目録#劇場版 とあるラジオの禁書目録|劇場版 とあるラジオの禁書目録]]'''』の配信が行われた。
 
* 2013年4月から9月まで、テレビアニメ『'''[[とある科学の超電磁砲S]]'''』が放送された。
 
* 2013年9月、『月刊少年ガンガン』2013年10月号と『[[ガンガンONLINE]]』より、外伝『'''とある日常のいんでっくすさん'''』が連載開始。
 
* 2013年11月、『このライトノベルがすごい!』2014年版にて、'''「このラノ10年間のベストランキング」1位'''を獲得。
 
* 2013年3月から12月まで、テレビアニメ『とある科学の超電磁砲S』に先駆けて、WEBラジオ『'''[[とある“ラジオ”の禁書目録#とあるラジオの超電磁砲S|とあるラジオの超電磁砲S]]'''』の配信が行われた。
 
* 2013年12月、『電撃大王』2014年2月号より外伝『'''[[とある科学の一方通行]]'''』が連載開始。
 
* 2014年9月、『禁書目録』を含めた各鎌池和馬作品のキャラクターが登場する『'''鎌池和馬「とある魔術の禁書目録」10周年記念完全新作アニメーションPV'''』が公開。
 
* 2015年10月、『電撃大王』2015年12月号より外伝『'''とある偶像の一方通行さま'''』が連載開始。
 
* 2016年5月、『[[電脳戦機バーチャロン]]』シリーズとのコラボ小説『'''とある魔術の電脳戦機'''』が刊行。
 
* 2017年4月、『電撃大王』2017年6月号より外伝『'''とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ'''』が連載開始。
 
* 2018年2月15日、[[PlayStation 4|PS4]]/[[PlayStation Vita|PS Vita]]用ソフト『'''電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機'''』が発売。
 
 
== ストーリー ==
 
[[超能力]]が[[科学]]によって解明された世界。能力開発を時間割り(カリキュラム)に組み込む巨大な[[学園都市 (とある魔術の禁書目録)|学園都市]]。その街に住む高校生・'''[[上条当麻]]'''のもとに、純白のシスターが現れた。彼女は'''[[インデックス (とある魔術の禁書目録)|禁書目録(インデックス)]]'''と名乗り、[[魔術師]]に追われていると語る。こうして上条当麻は、科学と魔術の交差する世界へと足を踏み入れていく。
 
 
=== 無印 ===
 
; 第1巻
 
: 7月20日、上条当麻は、自分の部屋のベランダに引っかかっていたインデックスと名乗る少女と出会う。彼女は、この世界には科学とは異なる魔術の世界があり、自分は魔術師に追われていると語る。上条はそれを信じられなかったが、彼の前にインデックスを狙う[[イギリス清教]]の魔術師・[[ステイル=マグヌス]]と[[神裂火織]]が現れる。
 
; 第2巻
 
: 上条はインデックスを救うために記憶を失うが、周囲にはそれを隠していた。8月8日、そんな彼のもとにステイルが現れ、三沢塾という進学塾に巫女姿の少女・「吸血殺し」こと[[とある魔術の禁書目録の登場人物#姫神秋沙|姫神秋沙]]が囚われていることを告げる。三沢塾を占拠する元ローマ正教の錬金術師・[[とある魔術の禁書目録の登場人物#アウレオルス=イザード|アウレオルス=イザード]]から彼女を救い出すため、上条は魔術サイドの事件解決に駆り出されることとなる。
 
; 第3巻
 
: 8月20日、上条は[[御坂美琴]]と瓜二つの少女・[[妹達#御坂妹|御坂妹]]と出会う。やがて上条は学園都市の裏側で行われる凄惨な実験と、それを止めようと美琴が奔走していることを知る。そして上条は実験を止めるため、被験者である学園都市最強の超能力者・[[一方通行 (とある魔術の禁書目録)|一方通行(アクセラレータ)]]に戦いを挑む。
 
; 第4巻
 
: 8月28日、一方通行に勝利した上条はその影響で一時的に学園都市を離れることになり、両親やインデックスと共に海へとやってきた。そんな中、人々の外見と中身が入れ替わる事態が発生するが、上条以外にその違和感に気付いている者はいない。上条は、事件解決のためやってきた[[土御門元春]]と神裂からそれが「[[とある魔術の禁書目録の用語#御使堕し|御使堕し(エンゼルフォール)]]」と呼ばれる大魔術のせいだと知らされ、共に解決に奔走する。
 
; 第5巻
 
: 8月31日、一方通行は[[妹達#打ち止め|打ち止め(ラストオーダー)]]と名乗る少女と出会い、彼女のために奔走することになる。
 
: 8月31日、美琴は爽やかな少年・[[とある魔術の禁書目録の登場人物#エツァリ|海原光貴]]に好意を抱かれ、頻繁にデートに誘われていた。困った挙句、偶然通りかかった上条に飛びかかり、恋人のふりをするように頼む。
 
: 8月31日、上条は夏休みの宿題に追われていた。美琴との騒動も終わったと一安心していたところに、魔術師・[[とある魔術の禁書目録の登場人物#闇咲逢魔|闇咲逢魔]]が現れ、インデックスがさらわれてしまう。
 
; 第6巻
 
: 9月1日、新学期初日。インデックスは、上条の高校で[[とある魔術の禁書目録の登場人物#風斬氷華|風斬氷華]]と名乗る少女と出会い「ともだち」になる。上条、インデックス、風斬の3人は地下街に遊びに行くが、そこに[[ゴーレム]]を使役する魔術師・[[イギリス清教#シェリー=クロムウェル|シェリー=クロムウェル]]が現れ、3人に襲い掛かる。
 
; 第7巻
 
: 9月8日、[[ローマ正教]]が保有する伝説の魔術師が記した魔道書「法の書」と、それを解読したとされるローマ正教のシスター・[[イギリス清教#オルソラ=アクィナス|オルソラ=アクィナス]]が日本で誘拐された。彼女を誘拐したのは、神裂がかつて所属していた天草式十字凄教であり、彼女が関わることを避けたいイギリス清教は事件解決のためステイルを日本へ派遣する。そして、魔道書の専門家であるインデックスとその管理人である上条も彼女の救出に駆り出されることとなる。
 
; 第8巻
 
: 9月14日、「風紀委員」の[[白井黒子]]は、都市内でキャリーケースが奪われた事件を調査し始める。捜査を進める黒子と同僚の初春により、事件の犯人は彼女より上位の空間移動能力者・[[とある魔術の禁書目録の登場人物#結標淡希|結標淡希]]だと判明。夜の学園都市を舞台に「残骸(レムナント)」とそれぞれの正義を巡る戦いが始まる。
 
; 第9・10巻
 
: 9月19日、学園都市は大規模な体育祭・大覇星祭で盛り上がりを見せていた。そんな中、イギリス清教はローマ正教がこの期間を利用して「刺突杭剣(スタブソード)」と呼ばれる聖人を葬れる霊装を取引しようとしていることを嗅ぎつける。ステイルと土御門、そして再び魔術サイドに駆り出された上条は、都市に潜入したローマ正教のシスター・[[ローマ正教#リドヴィア=ロレンツェッティ|リドヴィア=ロレンツェッティ]]と、運び屋[[とある魔術の禁書目録の登場人物#オリアナ=トムソン|オリアナ=トムソン]]を追う。
 
; 第11巻
 
: 9月25日、大覇星祭最終日。上条は大覇星祭の来場者数ナンバーズで1等を当て、北イタリア5泊7日のペア旅行を手に入れる。旅行に出かけた上条とインデックスは、[[キオッジャ|キオッジア]]でオルソラ、天草式の面々と再会する。イタリアでのバカンスを満喫しようとする上条だったが、何者かに襲撃され、やがてローマ正教が「アドリア海の女王」と呼ばれる霊装で学園都市、ひいては科学サイドそのものを崩壊させようとしていると知る。上条と天草式の面々は、水の都で女王艦隊を率いる司教[[ローマ正教#ビアージオ=ブゾーニ|ビアージオ=ブゾーニ]]および[[イギリス清教#アニェーゼ部隊|アニェーゼ部隊]]に立ち向かう。
 
; 第12・13巻
 
: 9月30日、上条は大覇星祭の罰ゲームとして1日美琴に付き添うこととなる。同じ頃、一方通行は冥土帰しの病院から退院するが、さっそく打ち止めに振り回されていた。
 
: キオッジアで切り札「アドリア海の女王」を上条に消滅させられたローマ正教は、上条を公式に敵と判断。「神の右席」[[ローマ正教#ヴェント|前方のヴェント]]が学園都市へ侵攻し、上条は彼女と相対する。
 
: 魔術サイドの侵攻によって学園都市が麻痺していく中、アレイスターは切り札・ヒューズ=カザキリ発動のため、直属の暗部組織「猟犬部隊」の[[とある魔術の禁書目録の登場人物#木原数多|木原数多]]に打ち止めの誘拐を命令する。一方通行は、打ち止めを守るため「猟犬部隊」に戦いを挑む。
 
; SS1巻
 
: 10月3日、ヴェント襲撃と「猟犬部隊」が暗躍した「0930」事件が解決し、上条はインデックスやクラスメイト達といつも通りの日常を送っていた。しかし、この騒動により、学園都市の危険性を感じた保護者達が、学園都市から子供達を回収しようとする運動が活発化していた。
 
: そんな中、暗部組織「グループ」に身を落とした一方通行に、都市上層部からある任務が下される。
 
; 第14巻
 
: 学園都市とローマ正教の対立があらわになり、世界中でローマ正教徒による科学サイドへの大規模デモが起こっていた。そんなこととは無関係に学園生活を送っていた上条は、統括理事会メンバー・親船最中の命を掛けた協力を頼まれる。
 
: 上条は土御門にフランスの[[アヴィニョン|アビニョン]]へと連れて行かれ、今回の騒動の原因が「C文書」と呼ばれるローマ正教の霊装だと教えられる。アビニョンで上条は偶然にも「C文書」を探っていた[[イギリス清教#五和|五和]]と出会い、デモの喧騒の中を[[アヴィニョン教皇庁|教皇庁宮殿]]へと向かう。しかし、そこには「光の処刑」と呼ばれる魔術を用いる「神の右席」[[ローマ正教#テッラ|左方のテッラ]]が待ち構えていた。
 
; 第15巻
 
: 10月9日、学園都市は独立記念日で祝日だった。アビニョン侵攻作戦で警備が手薄になった隙を付き、都市の暗部組織「ブロック」「スクール」が反乱を起こす。それに対し一方通行や土御門が所属する暗部組織「グループ」始め、「アイテム」「メンバー」といった組織が鎮圧に乗り出す。各々組織・個人の目的を達成するため、組織間の入り乱れた抗争が開始される。
 
; 第16巻
 
: ローマ正教から追われる身となった上条だったが、いつもと変わらない学園生活を送っていた。そこに天草式の五和が現れ、「神の右席」[[ローマ正教#アックア|後方のアックア]]が上条への襲撃をイギリス清教に予告してきたため、上条の護衛任務を受けて学園都市にやって来たと知らせる。万全の警護を敷く天草式たちだったが、アックアはそれを軽々と破り、上条は五和の目の前で殺されかけてしまう。
 
: リベンジを誓う五和や天草式の面々だったが、聖人のアックアが誇る絶対的な力を前に再び窮地に追い込まれる。その時、彼らを救うべく現れたのは、かつて天草式十字凄教の女教皇であった聖人・神裂火織。聖人vs聖人の戦いの火蓋が切られる。
 
; SS2巻
 
: 1月にはスキルアウトの少年三人組が警備員とのカーチェイスを繰り広げ、3月にはナンバーセブン[[とある魔術の禁書目録の登場人物#削板軍覇|削板軍覇]]が大暴れし、5月には魔術師の青年オッレルスがとある計画のための調査を行い、自称くノ一の少女郭は忍者の末裔の少年半蔵を追い続けていた。
 
: 様々な物語は季節を問わず巡り続け、やがて世界中に散らばる「原石」を巡る争いが発生し、複数の思惑が交錯する。
 
; 第17・18巻
 
: 「禁書目録召集令状」が布告され、インデックスとその管理人である上条はイギリスへ向かうことになる。そのイギリスでは、[[英仏海峡トンネル|ユーロトンネル]]が爆破されるというフランスとの懸念事項が持ち上がっていた。それに魔術サイドが関わっている可能性もあり、インデックスが召集されることとなったのだが、上条たちはハイジャックに巻き込まれてしまう。
 
: やがて一連の出来事は第二王女[[とある魔術の禁書目録の登場人物#キャーリサ|キャーリサ]]と騎士派が仕組んだものだとわかり、キャーリサによるクーデターが発生する。突然の出来事にイギリスがパニックとなる中、上条はインデックスを救うために動き出す。そんな時、キャーリサ達の目の前に死んだはずのアックアが現れる。
 
; 第19巻
 
: 10月17日、暗部組織「グループ」は、暗部組織間抗争で知った都市の機密「ドラゴン」の情報を追っていた。そんな中、都市の暗部組織の1つ「迎電部隊」がテロを起こし、グループはその鎮圧指令を受ける。
 
: 時を同じくして元「アイテム」の下っ端であった[[浜面仕上]]は、同じく「アイテム」で生き残った絹旗最愛や滝壺理后と穏当な生活を送っていた。しかし滝壺の退院祝いをするはずが、滝壺はテロに巻き込まれてしまう。さらには絹旗への復讐を誓うステファニーの襲撃を受け、滝壺と共に逃げる浜面の前に現れたのはかつて殺したはずの超能力者・麦野沈利だった。
 
; 第20 - 22巻
 
: 10月19日、ロシアは学園都市に向けて宣戦布告を行い、[[第三次世界大戦]]が勃発する。科学・魔術両サイドを巻き込んだ大規模な騒乱には「神の右席」最後の一人、[[ローマ正教#フィアンマ|右方のフィアンマ]]が暗躍していた。
 
: 上条はインデックスを救うため、その原因であるフィアンマを追ってロシアへ入っていた。そこには上条をイギリス勢に引き込みたい[[とある魔術の禁書目録の登場人物#レッサー|レッサー]]もいた。同じ頃、一方通行も打ち止めを救うためにエイワスから聞いた「[[禁書目録]]」という言葉を手掛かりに、さらに学園都市から脱出した浜面も滝壺を治療するためロシアの地をさまよっていた。
 
: 三者三様の面々は直接的・間接的に関係し合いながらエリザリーナ独立国同盟に近づいていく。
 
 
=== 新約 ===
 
; 新約1巻
 
: 第三次世界大戦終結から数日後。学園都市へ帰還した浜面と一方通行は、学園都市の闇と手を切り、それぞれ暗部と無縁な日々を過ごしていた。
 
: 二人はそれぞれ別の場所で、「[[学園都市 (とある魔術の禁書目録)#新入生|新入生]]」と呼ばれる新たな暗部組織に追われている少女・[[とある魔術の禁書目録の登場人物#フレメア=セイヴェルン|フレメア=セイヴェルン]]の存在を知る。浜面は彼女を匿っていた半蔵と協力し、一方通行は番外個体と共に事態を調べだす。やがて、「新入生」の猛攻の中でフレメアがさらわれてしまう。
 
; 新約2巻
 
: 11月5日、上条・一方通行・浜面は上条の部屋へと集合する。そこでレイヴィニアが第三次世界大戦後に出現した謎の勢力と、その背景たる魔術サイドの存在を語りだす。
 
: その頃、「ラジオゾンデ要塞」と呼ばれる所属不明の巨大空中要塞が、大気圏外から学園都市に墜落するコースを取り始める。事態を聞いた上条ら3人は、要塞落下を阻止すべく行動する。
 
; 新約3巻
 
: 11月10日、「ラジオゾンデ要塞」の主犯である科学と魔術の混合組織「[[とある魔術の禁書目録の用語#グレムリン|グレムリン]]」がハワイで暗躍している情報を聞いた上条達は、レイヴィニアの先導でハワイに向かう。一方、時を同じくしてハワイにいたアメリカ合衆国大統領[[とある魔術の禁書目録の登場人物#ロベルト=カッツェ|ロベルト=カッツェ]]は、政府内に進行している「グレムリン」の陰謀を察知し、その魔の手から逃れ事態を阻止すべく単独行動を取っていた。
 
: 「グレムリン」と協力関係にある[[民間軍事会社|PMC]]「[[とある魔術の禁書目録の用語#トライデント|トライデント]]」によるハワイ侵攻作戦が勃発し、その背後に潜むもう一人の黒幕[[とある魔術の禁書目録の登場人物#オーレイ=ブルーシェイク|オーレイ=ブルーシェイク]]の存在が判明する。上条達とロベルトは合流を果たし、「グレムリン」の陰謀を阻止すべく奔走する。
 
; 新約4巻
 
: 11月13日、レイヴィニアの思惑で生まれた[[とある魔術の禁書目録の用語#反学園都市サイエンスガーディアン|反学園都市サイエンスガーディアン]]27社が東欧[[とある魔術の禁書目録の用語#バゲージシティ|バゲージシティ]]にて、異能格闘技大会「[[とある魔術の禁書目録の用語#ナチュラルセレクター|ナチュラルセレクター]]」の開催を宣言。その裏には「グレムリン」の策略が潜んでいた。
 
: これに対し学園都市は、バケージシティ制圧のため3人の「[[とある魔術の禁書目録の登場人物#木原一族|木原一族]]」を投入。同じく、上条も「グレムリン」の陰謀を阻止すべく単独でバゲージシティに潜入する。
 
; 新約5・6巻
 
: 11月、学園都市では超巨大文化祭「[[学園都市 (とある魔術の禁書目録)#一端覧祭|一端覧祭]]」の季節が訪れていた。「グレムリン」との戦いから学園都市に戻ってきた上条は、「一端覧祭」の準備に振り回されるなど元の日常を取り戻していた。
 
: そこへ「グレムリン」の魔術師[[とある魔術の禁書目録の登場人物#トール|トール]]が現れる。彼の目的は、「グレムリン」のトップである魔神[[とある魔術の禁書目録の登場人物#オティヌス|オティヌス]]が「全体論の超能力」の素体として狙っている不死身の女性、フロイライン=クロイトゥーネの救出。事情を知った上条はトールと協力し、彼女を救出すべく行動を開始する。
 
; 新約7巻
 
: 11月、上条は土御門の陰謀により、学園都市内に魔術師が設置した霊装を探すため、「学舎の園」内に放り込まれる。学園都市第5位の超能力者・食蜂操祈の協力を得て霊装を探す上条であったが、土御門の行動に疑問を抱き始めた直後、土御門の妹である舞夏が死亡したという衝撃的な報道を目の当たりにする。
 
: 一連の事件の元凶が、統括理事会の一人である薬味久子であることを知った上条は、薬味を探し出すべく奔走する。やがて事態は、学園都市に潜む7500人の「ヒーロー」達と7人の超能力者達が一挙に集い、激突を繰り広げる大混戦にまで発展する。
 
; 新約8巻
 
: 「グレムリン」の魔神オティヌスは、魔神の力を完璧に振るうため、神槍「主神の槍([[グングニル]])」の製造に着手する。これに対し、世界の魔術勢力は、「グレムリン」に対抗するため同盟を結成する。
 
: やがて、グングニルの創造場所が、東京湾であることが判明し、「グレムリン」と連合勢力による全面対決が勃発する。一方、「グレムリン」への対抗策の要である上条も仲間と共に、東京湾に出現した「グレムリン」の本拠地「船の墓場(サルガッソー)」に乗り込む。
 
; 新約9巻
 
: 「グレムリン」の魔神オティヌスは、神槍「主神の槍(グングニル)」を完成させ、それを使うことでグレムリンの本拠地である「船の墓場(サルガッソー)」どころか'''世界を簡単に壊した'''。
 
: 黒一色の闇の空間に、世界の基準点であり修復点でもある「右手」をもっている上条当麻だけが残されていた。 
 
: そして、神となったオティヌスは、「彼」の心を挫く「世界」を創造した。
 
; 新約10巻
 
: 数え切れないほどのループの果てに上条当麻という理解者を得たオティヌスは世界を元通りに作り直す。しかし、オッレルスに打ち込まれた「妖精化」によってオティヌスの体は崩壊しようとしていた。
 
: オティヌスを救うべく彼女と共に[[デンマーク]]へ飛び、[[イーエスコウ城]]を目指す上条だったが、その前に科学と魔術の両サイドの戦友たち、そして、オティヌスを憎悪する世界のすべてが敵として立ちはだかる。
 
: 2対60億の絶望的な逃避行の幕が上がった。
 
; 新約11巻
 
: 常盤台中学の記憶を操る超能力者食蜂操祈は、上条当麻に出会った一年前の8月を振り返る。
 
; 新約12巻
 
: デンマークでの一件を乗り越え、病院から退院した上条当麻は、クラスメイトとの『平凡な』高校生活を取り戻す。そして、『魔神』としての力を失ったオティヌスは、刑罰の一環として新たな上条宅の居候となり、早速飼い猫のスフィンクスに追い回される日々を過ごしていた。
 
: 12月1日。上条は放課後、インデックス、スフィンクス、オティヌスと共に第十五学区の巨大複合施設『ダイヤノイド』へ向かう。一方、浜面仕上と待ち合せているアイテムの面々や、素性不明の学園都市第六位『藍花悦』も同施設内でそれぞれ行動していた。
 
: やがて、魔神を自称する『サンジェルマン』という正体不明の人物によって、ダイヤノイド館内は封鎖されてしまう。上条と浜面、アイテム、そして『藍花悦』は、各々の目的を掲げ、直接的、間接的に関わりあいながら、『サンジェルマン』に近づいていく。
 
; 新約13巻
 
: 12月3日。学園都市では、全学区の学校を巻き込んだ『防犯オリエンテーション』が行われ、上条はその『犯人役』に選ばれる。しきりに校内を逃げまわる上条だが、昇降口の下駄箱で奇妙な手紙を発見する。指定された屋上に赴き目にしたのは、『真のグレムリン』の魔神、『僧正』だった。
 
: 僧正からとある提案をされた上条だったが、これを断り、僧正と決裂する。提案を断られた僧正は上条をその魔術でもって攻撃。対する上条は、防犯オリエンテーションでとある高校に来ていた美琴と共に、その場にあったハイテク自転車『アクロバイク』で逃走を開始した。学園都市を舞台にした、壮絶なチェイスバトルが幕を上げる。
 
; 新約14巻
 
: 12月3日の夜。上条は、自宅に現れたネフテュスから、「'''理想送り(ワールドリジェクター)'''」を有する[[とある魔術の禁書目録の登場人物#上里翔流|上里翔流]]が学園都市に潜入していることを知らされる。一方その頃、パトリシアは寄生生命体「サンプル=ショゴス」に寄生されてしまい、治療施設をたらい回しにされた結果学園都市にたどり着き、姉レイヴィニアは自らの命を懸けて妹を救うため学園都市に入っていた。上条がレイヴィニアを保護する中で、パトリシアは上里に保護され、姉が犠牲となる結末を防ぐため彼に協力を頼む。上条は「魔神」を追って自宅の寮に現れた上里と交戦することとなるが、一時休戦してパトリシアを救うべく協力し合い、上条たちの尽力とネフテュスの犠牲によって姉妹は命の危機を免れる。上条はその後、再び上里と激突し、「幻想殺し」を潰されたものの、その奥にある「何か」によってこれを退ける。上里は直後に対峙した木原脳幹とも戦い、「対魔術式駆動鎧」を消し去って彼に瀕死の重傷を負わせる。木原唯一は彼の遺言を聞き、既存の「木原」を超えた「唯一」の存在になることを誓う。
 
; 新約15巻
 
: 12月4日。僧正の一件で学校が潰れた為、他校の設備を間借りすることになった上条達。訪れた先で上条は[[とある魔術の禁書目録の登場人物#上里翔流|上里翔流]]と再会を果たす。同時刻、学園都市へと侵入した『絶滅犯』こと上里の義妹[[とある魔術の禁書目録の登場人物#去鳴|去鳴]]は『上条勢力』を崩すべく『該当者』である浜面と接触し、次いで美琴と交戦する。自らの成長の方向性に絶望していた美琴は、去鳴が操る未知の力に興味を惹かれていく。
 
: 上条は受け入れ先の生徒会長[[とある魔術の禁書目録の登場人物#化粧院明日香|化粧院明日香]]や彼女に世話を焼く[[とある魔術の禁書目録の登場人物#秋川未絵|秋川未絵]]、副会長と交流し、生徒会を手伝う上里とも行動を共にする。上里が提案した去鳴に対する作戦に協力するものの、上里の申し出は罠で上条は上里勢力の襲撃を受けてしまう。しかし去鳴が乱入し上里と対峙、一方通行をけしかけ上条を救出する。去鳴は上里の目を覚まさせる為には上条の力が必要であるとし、手を組ぶ。
 
: 秋川は最近の化粧院の様子に違和感を覚え、上条に相談を持ち掛ける。焼却炉の噂が上里主導だと知った上条と去鳴はそこに化粧院の本物が閉じ込められているとし、生徒らによる着火を阻止する。だが炉内には何もなく、水を差した上条は生徒達から失望され孤立してしまう。姿を見せた上里に対し去鳴と秋川は激怒するが、上里は噂の狙いは別にあり生徒会長については知らないと弁明する。困惑する4人の前に化粧院は現れ、上里の理想送りを切り落としながら[[とある魔術の禁書目録の登場人物#木原唯一|木原唯一]]が正体を現した。
 
: 理想送りを得た唯一は、上里の右手を取り戻さんとする去鳴ら上里勢力と上条と交戦する。去鳴の『外的御供』による手数と理想送りが効かないこともあってか善戦するものの、唯一が生み出した魔神により一掃されてしまう。上条と去鳴は美琴に救出されるが、唯一の追撃に散り散りになってしまう。独り建物へと落ちた美琴は「対魔術式駆動鎧」と接触、形見に触れられることを恐れた唯一の矛先が美琴へ変わったことで、上条と去鳴はチャンスを逃すまいと打って出る。だが躊躇が隙を生み、上条は唯一によって捕えられてしまう。それを目撃した美琴は上条を失う恐れから衝動的に「対魔術式駆動鎧」を使用、唯一の肉体を消失させた。
 
: その後、美琴は夜道を彷徨いながら「対魔術式駆動鎧」によって一線を越えた先の新たな世界を知り打ち震えていた。しかし心配した警備員によって自分が鼻血を流していることに気づき、理由が分からず首をかしげていた。一方で上里は理想送りを失って尚も自らを慕う上里勢力の少女達を前に、彼女らの好意が理想送りとは無関係であったことを悟り、当たり前の輪を噛みしめながら彼女達と日常へ戻るべく決着へと進み始める。一命を取り留めた唯一は現れたアレイスターに対して復讐を誓いながら、彼の計画に影響を及ぼす『上里翔流と御坂美琴の抹消』を分担する提案に乗った。
 
; 新約16巻
 
: 12月7日。原因不明の大熱波が学園都市を襲い、地上には謎の生物「エレメント」が蔓延っていた。上条は吹寄、青髪ピアスらクラスメイトと共に、水を探す日々を続けていた。御坂美琴に救われた上条は常盤台中学へと案内される。
 
; 新約17巻
 
: 12月9日。木原唯一から右手を取り戻した[[とある魔術の禁書目録の登場人物#上里翔流|上里翔流]]だが、自らの右手により新天地に飛ばされてしまう。「理想送り」を盾にすることで上里勢力を従えた木原唯一から逃れるべく、上条は府蘭と協力し上里救出へ動き出す。
 
; 新約18巻
 
: 12月11日。学園都脱出を目指す土御門と府蘭だったが、アレイスターの魔術によって土御門舞夏が蝕まれる。状況を打開するため、上条は土御門兄妹やインデックス、オティヌス、烏丸府蘭達と共に、学園都市統括理事長の本拠地「窓のないビル」へ突入する。そこで現れたミナ=メイザースを名乗る女性の誘いで、上条は「人間」アレイスター=クロウリーの軌跡を経験。アレイスターが魔術を憎む原因に至った最愛の娘「リリス」の死、そして「ブライスロードの戦い」で先代の幻想殺しを宿した矢を垣間見た。そのままミナに導かれアレイスターと対峙、学園都市が自分のために作られたことを知る。アレイスターと戦闘になりその場で召喚されたエイワスに苦戦したが、周囲の助力でエイワスを一旦消失させることに成功。上条は遂にアレイスターに勝利する。
 
: 上条がアレイスターに勝利した後、ローラ=スチュアートが窓のないビルに現れた。彼女は自身の正体が'''アレイスターの2人目の娘「ローラ」に憑依した「[[コロンゾン]]」'''であることを告げ、過去の「契約」を履行するためにアレイスターをダモクレスの剣で殺害した。しかし直後にアレイスターの内に秘められた「10億8309万2867人」もの可能性が解放されコロンゾンに向けて宣戦布告、数多くのアレイスター軍団が瞬く間にイギリスと連合国の制圧を開始した。最終的に美少女化したアレイスターの可能性の一つが上条と接触する。
 
; 新約19巻
 
: アレイスターはコロンゾンを乗せた窓のないビルを宇宙へと打ち上げる。直後にエイワスが出現、ミナを窓のないビルから地球へ逃し、宇宙空間でコロンゾンと戦闘を開始する。宇宙から「A.O.フランキスカ」(烏丸府蘭をベースにした霊媒)を操って学園都市を乗っ取ろうと画策するコロンゾンの脅威を払うため、上条と美少女アレイスターが行動を共にする事になる。
 
: 一方、浜面仕上はいつの間にか詳細不明の防護スーツ「プロセッサスーツ」を全身に着せられ、一方通行や同型のスーツを着た謎の人物「A.O.フランキスカ」に命を狙われる。途中で謎の赤ちゃん「'''リリス'''」を発見、リリスを連れて滝壺と合流したが、突如リリスが謎の発熱に見舞われる。送り届けた病院では何故か医療用データバンクにアクセス出来なかったが、その原因が自身が着ていたプロセッサスーツにあると知る。実はスーツは学園都市の統合データベース「書庫(バンク)」だった。コロンゾンの霊媒の一つ「A.O.フランキスカ」が学園都市を乗っ取るためにプロセッサスーツを奪取し、囮として浜面に予備のスーツを着せたのだが意図せずスーツ間のSIM競合が発生、邪魔になった予備スーツ(浜面)を狙っていた。いち早くこの異変に気付いた一方通行は、「自身の能力を再現したスーツ」と一連の騒動の発端であるフランキスカを追跡中、学園都市に降り立ったミナと遭遇し戦闘になる。その後、異変の渦中はリリスと勘違いしていた浜面に見解の相違点を示唆する。
 
: フランキスカに追い詰められた浜面だが謎の力を発揮したリリスに救われる。彼女は操っていた木造性乳母を介して「'''ニュイ=マ=アサヌール=ヘカテ=サッポー=イザベル=リリス'''」と名乗り、その場に居ない「父親」アレイスター=クロウリーに向けて言葉を紡ぐ。その後、父アレイスターと再会。アレイスターは一世紀ぶりに最愛の娘を腕の中で抱いた。
 
: 上条の前に敵として現れた自動書記状態のインデックスをミナが、コロンゾンの霊媒にされた府蘭をアレイスターが助け出し、学園都市を取り巻く脅威はひとまず取り除かれたかと思われたが、直後エイワスに勝利したコロンゾンが外宇宙を移動中の窓のないビルを学園都市へ落下させる。が、実はこれはエイワスとアレイスターの罠で、実際には窓のないビルは「新天地」に墜落していた。
 
: アレイスターは新天地から戻ってきたコロンゾンに向けて「'''学園都市の凍結'''」と「'''霊媒にされた自身のもう一人の娘(ローラ)の奪還'''」を宣言する。
 
 
== 外伝・番外編作品 ==
 
この項目では、各外伝・番外編小説の概要とあらすじを解説する。
 
* スピンオフ作品『[[とある科学の超電磁砲]]』およびその関連作品(小説「[[とある科学の超電磁砲#とある科学の超電磁砲SS|とある科学の超電磁砲SS]]」含む)については当該項目を参照。
 
* スピンオフ作品『[[とある科学の一方通行]]』については当該項目を参照。
 
* 単行本化されていない作品の一覧と掲載誌については[[#単行本未収録作品一覧|単行本未収録作品一覧]]を参照。
 
 
=== SP ===
 
短編集『とある魔術の禁書目録SP』の収録作品。
 
 
; {{Anchor|ステイル=マグヌス編}}<ref group="注" name="SP1">雑誌掲載時や紹介文等では「とある魔術の禁書目録SS」「ステイル編SS」「ステイルSS編」とも表記。</ref>
 
: [[ステイル=マグヌス]]を主人公とする長編。上条視点のサイドストーリーを描いた短編漫画が同時掲載されている。初出は[[電撃文庫MAGAZINE]] プロローグ1 - 2、および Vol.1 - 4(2007年12月 - 2008年10月)<ref group="注">「とある魔術の禁書目録SS SPECIAL EDITION」に第1 - 4話収録。</ref><ref group="注">連載時は短編漫画と合わせて毎号1話ずつ掲載され、全6話で完結。SPでは話数表記等はカットされているが、構成は連載時と同様である。</ref>。
 
:: ある日、ステイルは学園都市を訪れ、同僚の[[イギリス清教#テオドシア=エレクトラ|テオドシア=エレクトラ]]から協力要請を受ける。その後、彼女との交戦を経て、テオドシアと[[とある魔術の禁書目録の登場人物#パトリシア=バードウェイ|パトリシア=バードウェイ]]の事情を知り行動を共にする。事態の真相を探っていたその時、敵の黒幕である[[イギリス清教#リチャード=ブレイブ|リチャード=ブレイブ]]からの襲撃を受ける。
 
:; 短編漫画
 
:: ステイル編と同日、上条は不幸にも謎の人物達に遭遇し追い回され、さらに巻き込んだと思っていた少女レイヴィニアに嵌められる。その後、レイヴィニアは上条宅にて本題を語りだし、上条とマークを「ドナーティのホロスコープ」の回収に向かわせるが、またもや彼女に嵌められていいようにこき使われる。
 
; {{Anchor|マーク=スペース編}}<ref group="注" name="SP2">付録掲載時や紹介文などでは「(とある魔術の禁書目録SS)番外編」「マーク編」とも表記。</ref>
 
: [[とある魔術の禁書目録の登場人物#マーク=スペース|マーク=スペース]]をメインに描いた、ステイル編の番外編的作品。初出は電撃文庫MAGAZINE Vol.3付録の文庫型小冊子「とある魔術の禁書目録SS SPECIAL EDITION」(2008年8月)。
 
:: ある日、レイヴィニアは部下のマークに、イギリス清教と学園都市合同での「宵闇の出口」襲撃作戦に巻き込まれようとしている妹のパトリシア救出を命令し、マークは海洋資源調査船「ブルーリサーチ」に潜入する。傭兵魔術師の[[とある魔術の禁書目録の登場人物#ヴィース=ワインレッド|ヴィース=ワインレッド]]と交戦を繰り広げる中、学園都市側の襲撃の手が伸び、「ブルーリサーチ」は沈没の危機に晒される。
 
; {{Anchor|上条当麻編}}<ref group="注" name="SP3">雑誌掲載時や紹介文などでは「とある魔術の禁書目録」「火星SS編」とも表記。</ref>
 
: 「[[とある魔術の禁書目録の登場人物#密着微生物|密着微生物]]」を巡る戦いを描いた短編。初出は電撃文庫MAGAZINE増刊「とらドラ!VS禁書目録」(2008年9月)。
 
:: 火星に謎の電磁波が飛来し各地で物議を醸していたとある日の夜。上条とインデックスは第21学区を散歩中に出会った魔術師[[とある魔術の禁書目録の登場人物#フレイス|フレイス]]と成り行きで行動を共にすることとなり、一緒に「警備員」から逃走する。逃げ延びた後、フレイスから「密着微生物」の存在と彼女の目的を聞いていたその時、[[とある魔術の禁書目録の登場人物#微細乙愛|微細乙愛]]から襲撃を受け、その奇妙な戦術に翻弄される。上条とフレイスは逃走を図るがインデックスが一人逃げ遅れ、微細に捕われてしまう。上条とフレイスはお互いの目的のため、態勢を立て直し決意を新たにして微細に再度立ち向かう。
 
; 初春飾利編<ref group="注" name="SP4">付録掲載時や紹介文などでは「とある科学の超電磁砲SS」「初春SS編」とも表記。</ref>
 
: 初春飾利を主人公とする短編。初出は[[月刊コミック電撃大王]]2008年10月号付録『「禁書目録」目録』(2008年8月)。{{Main|とある科学の超電磁砲#初春飾利編}}
 
 
=== 神裂編SS ===
 
: [[神裂火織]]を主人公とする長編SS。神裂、[[とある魔術の禁書目録の登場人物#ジーンズ店主|ジーンズショップの店主]]、[[イギリス清教#ツアーガイドの少女|ツアーガイドの少女]]の3人が、世界各地を巡り魔術的なトラブルを解決して回る[[オムニバス]]形式の物語。毎話冒頭で、捜査の依頼内容として事件の概要が解説されている(第8話を除く)。全ての事件に[[北欧神話]]に関する事柄が関わっており、各話のサブタイトルにもなっている。
 
:; 第1話「拘束の行方 GLEIPNIR.」
 
:: 失踪した拘束職人[[イギリス清教#エーラソーン|エーラソーン]]の捜索指示を受けた神裂は、ジーンズ店主やツアーガイドの少女と共にエーラソーンの足取りを追い、その中で[[イギリス清教#セアチェル|セアチェル]]の話を聞く。その後も調査を進め、エーラソーンの聖ジュリアン大聖堂襲撃計画や、彼とセアチェルと[[イギリス清教#聖ジュリアン大聖堂の司教|司教]]に関する因縁が明らかとなる。神裂はエーラソーンの目論見を阻み、その考えの間違いを説いて打ち倒す。
 
:; 第2話「南国を卒業するのはいつの日か YMIR's_ocean.」
 
:: [[ミクロネシア]]の孤島アップルヒル島で魔術師の捜索と大規模魔術の阻止の指示を受けた神裂達は、現地に赴いて調査し、やがて周辺諸島との確執の歴史などが明らかとなる。その後、神裂は怪しい岩礁跡にて出会った[[とある魔術の禁書目録の登場人物#「赤き洪水」の少女|10歳くらいの少女]]と交戦し、その術式の特性を逆手にとって攻略して少女を打ち倒す。戦いが終わり、神裂は少女を説得し島を出るよう勧めるが、島に根付く深い問題と少女の姿勢を知り、捕らえずに島を後にする。
 
:; 第3話「環境保護の真意 RULIC_letters.」
 
:: 魔術師による破壊活動阻止を命じられた神裂達は、[[デンマーク]]の[[港湾都市]]工業地帯にある大きな製鉄所に赴き、敵のルーンの痕跡を調査するも、その矢先に各所で爆発が巻き起こる。神裂はそれを何とか防ぐと、術式の仕組みから敵の魔術師[[とある魔術の禁書目録の登場人物#レアシック|レアシック]]の位置を看破し、彼の元へ追いつき捕らえる。その際、レアシックの身勝手な主張を聞いた神裂は、静かに怒りを燃やし彼を打ち倒す。
 
:; 第4話「いのちのあれこれ ALFAR.」
 
:: [[イギリス清教#アルファル|アルファル]]に占拠された[[スコットランド]]北部に位置するイギリス清教の要衝・レンガ埠頭の奪回を指示された神裂は、[[イギリス清教#スラッパール|スラッパール]]から事情や詳細を聞いた後、レンガ埠頭の迎撃術式を攻略し単身で乗り込む。神裂が捜索中に出会ったアルファルと交戦しその真意を尋ね、やがて、アルファルの話や本性を現したスラッパールの話によって事件の真相が明らかとなる。スラッパールを倒し捕らえた後、神裂達はアルファルを適切な施設へ保護する。
 
:; 第5話「海洋牢獄 NAGLFAR.」
 
:: 世界各地の凶悪敵性魔術師を収容・移送する潜水艦型巨大施設・海洋牢獄の一隻が[[インド洋]]航行中に暴走した。神裂達は上層部からの虐殺による事件解決の命令を無視し、穏便に制御を取り戻すべく捜査を進め、やがて「[[ナグルファル]]」の伝承を利用して制御を奪っていると突き止める。神裂達は直接海洋牢獄へ乗り込んで魔術を解除しようとするが、上層部の命令通りにことを進めようとする[[イギリス清教#「ヴィーダルの靴」の女|同僚の女魔術師]]が現れる。神裂は阻止すべく海上で交戦し、彼女の霊装の弱点を見抜いて撃破すると、続いて海洋牢獄の囚人達に警告を発し、その威圧だけで敵を降参させる。
 
:; 第6話「最高の一瞬 BIFROST.」
 
:: 追跡中の魔術師[[とある魔術の禁書目録の登場人物#オーレンツ=トライス|オーレンツ=トライス]]の拠点発見の知らせを受け現地へ向かった神裂は、潜入した先でレイヴィニアとマークに遭遇するも、乗り合わせた搬入コンテナの特殊性から已むなく休戦する。性格的に互いに相性の悪い神裂とレイヴィニアは、マークの突っ込みを受けつつも険悪な雰囲気と苛つきを募らせていく。やがてコンテナが到着すると、我慢の限界でブチ切れた2人は大激戦を繰り広げ、待ち受けていたオーレンツを余波であっさり倒し雑魚扱いする。
 
:; 第7話「救いの行き先 GUNGNIR.」
 
:: 謎の犯人による北欧神話系五大魔術結社連続襲撃事件を捜査する神裂達は、事件現場の調査で聖人の犯行の可能性を突き止め、次に予測される襲撃先へ先回りして待ち伏せるが、聖人でありワルキューレの[[とある魔術の禁書目録の登場人物#ブリュンヒルド=エイクトベル|ブリュンヒルド=エイクトベル]]の襲撃を受ける。神裂とブリュンヒルドは戦闘を繰り広げるが不利を悟ったブリュンヒルドは逃走してしまう。その後、被害者の魔術師達への事情聴取へ赴いた神裂達は、その中の一人[[とある魔術の禁書目録の登場人物#セートルア|セートルア]]からブリュンヒルドの詳細を尋ねるが、その時、ブリュンヒルドが会話に割り込み挑発する。神裂は通信術式を逆探知して彼女の居場所を突き止め、急いで現地へ向かう。
 
:; 第8話「秘されし文字を伝える者 VALKYRIE.」
 
:: 人里離れた廃工場にいたブリュンヒルドの元へ駆け付けた神裂は、彼女と激戦を繰り広げるも、「主神の槍」や「最後のルーン」に苦しめられ、一旦距離を取って態勢の立て直しを余儀なくされる。すると、ジーンズ店主からの通信により、ブリュンヒルドの動機らしき少年[[とある魔術の禁書目録の登場人物#セイリエ=フラットリー|セイリエ=フラットリー]]の存在を知る。そして、通信を妨害し割り込んできたブリュンヒルドに対し、自身の経験などからその行為の無益さを説得するも叶わず、2人は最後の攻防を開始し、最終的に神裂が勝利を収める。後日、セイリエを狙うリチャードらの一派の存在を突き止めた神裂達は、その企みを阻むため現地へ向かう。
 
 
=== 『必要悪の教会』特別編入試験編SS ===
 
{{節スタブ}}
 
: 原作第7巻の後の天草式十字凄教を描いた長編。
 
 
=== 公式パロディ番外編 ===
 
以下の作品はどれも公式[[パロディ]]のギャグ作品であり、原作本編とのストーリー・時系列上の関係が無い番外編である。また、登場人物が作品の設定やシリーズ自体について言及するなど、どの作品も[[メタフィクション]]的な要素が強い。
 
; {{Anchor|とある学園の禁書目録}}
 
: 登場人物を「[[学園漫画|学園モノ]]」のキャラに当てはめて展開するパロディ番外編。[[アドベンチャーゲーム]]的なネタが多分に盛り込まれている。また、6巻で上条が適当に想像していた「鈴科百合子」に一方通行が扮している。なお、6巻刊行当時の作品であり、登場人物や描写もそれに準じている。
 
:: 上条がいつも通り目を覚ますと、その日はなぜか皆の様子がおかしかった。話を聞いた所、何らかの理由で学園都市に「ルール」が課せられ、各々が自分の学園モノのキャラとしての役割を演じなければならないという。いつも通りの者や比較的関連性のある役割の者から、もはや強引にキャラ付けを加えられた者まで様々な人々が上条の周りに集結し、ドタバタの騒動が巻き起こる。
 
; {{Anchor|とある魔術の禁書目録?とある三月の贈与交換&とある三月の二〇一巻}}
 
: ホワイトデーと卒業式を描いたパロディ番外編。[[電撃hp公式海賊本#電撃BUNKOYOMI|電撃BUNKOYOMI]]の掲載作品はそれぞれの月に沿ったテーマで書かれており、本作は[[3月]]に割り振られているためこのようになっている。また、前述の通り厳密な関連は無いが一応本編より数ヶ月から数年後の設定なので、この間の出来事は「色々あった」として強引に片づけている。なお、11巻刊行当時の作品なので登場人物や描写もそれに準じている。
 
:; とある三月の贈与交換
 
:: [[ホワイトデー]]を描いたパロディ番外編。上条の女性とのフラグ乱立ぶりを強調した展開となっている。
 
::: 3月14日、いつも通りぼんやり過ごしていた上条は、なぜか周囲の女性達から口々に「[[バレンタインデー]]のお返し」を要求されるが、身に覚えがない。やがて、1カ月前に上条が「どうせ俺はチョコなんてもらえない」と的外れな考えでヤケ酒を飲んで泥酔し、2月14日の記憶がなくなっており、その日酔った勢いで各地を回って世界規模で活躍し万単位の女性から惚れられたことが明らかになる。自覚のない行動のせいで追いかけ回され、上条は不幸を嘆く。
 
:; とある三月の二〇一巻
 
:: [[卒業式]]を描いたパロディ番外編。本編ではなかなかやれない卒業ネタを交えつつ、本作の巻数の多さを強調した展開となっている。
 
::: 3月、3年生の上条らは卒業式を迎え、長かった日々に思いを馳せる。やがて式が終わり教室に戻った上条は、ふと自分の卒業後の進路はどうなっていたか疑問に思い、その直後、「必要悪の教会」に招かれたり、教師に就職して「警備員」になるよう誘われたり、その他様々な人々から口々に勧誘され混乱する。
 
:
 
; {{Anchor|こんな『とある魔術の禁書目録』の第一話は嫌だ!!orこんな最終話は嫌だ!!}}
 
: タイトルの通り、「架空の第一話か最終話」をテーマに書かれたパロディ番外編。[[電撃hp公式海賊本#電撃h&p|電撃h&p]]は「こんな第一話は嫌だ」という「h(はじまり)パート」と「こんな最終話は嫌だ」という「p(ピリオド)パート」に分かれているが、本作は「?(はてな)パート」と銘打たれ、一見どちらなのか分からなくなっており、作中では登場人物達が第一話なのか最終話なのか推理しながら進行するという構成になっている。パロディ番外編の中で最もメタ要素が強く、ハチャメチャな展開の作品である。なお、14巻刊行当時の作品であり、登場人物や描写もそれに準じている。
 
:: 7月19日、上条と美琴は第7学区の鉄橋の上で対峙し、1巻の再現をしようとしていた。しかし直後に乱入してきた神裂によって、ここが「1巻から1年後の7月19日」の最終巻の世界である可能性もあると示唆される。その後、互いに自らの出番の不遇さに怒る美琴と神裂が大激戦を繰り広げているのを尻目に、上条は順を追ってこの世界が1巻なのか最終巻なのか推理していく。
 
 
=== その他 ===
 
; {{Anchor|とある予言の禁書目録<ref group="注" name="prophecy">灰村キヨタカの公式サイト内では「A certain prophecy "INDEX"」とも表記される。</ref>}}
 
: 灰村キヨタカの公式サイトに掲載されている第6巻のプレビューSS。作中の展開や小説の発売日にまで言及するなどメタ要素が強い。
 
; {{Anchor|とある魔術の禁書目録 ラブレター争奪戦}}
 
: 灰村キヨタカの画集『rainbow spectrum:colors』に掲載された短編SS。灰村からの「上条抜きで他の学園都市のキャラクターを書いてほしい」という要望を受け<ref>[[電撃文庫MAGAZINE]]Vol.18 「『灰村キヨタカ画集 rainbow spectrum:colors』発売記念特別対談 灰村キヨタカ×鎌池和馬―――『禁書目録』の「絵」を語る」。</ref>、[[とある魔術の禁書目録の登場人物#雲川芹亜|雲川芹亜]]をキーキャラクターに、彼女を発端とするドタバタ騒動が描かれている。
 
:: ある日、雲川芹亜は上条当麻を捜して一年の教室を訪れ、彼が欠席していることを知ると、その場にいた吹寄に[[ラブレター]]を渡し届けて貰うよう頼む。その後、雲川のラブレターは様々な人物の元を転々と渡っていく。
 
; 劇場版 とある魔術の禁書目録 -ロード トゥ エンデュミオン- 電撃劇場文庫
 
: 劇場版公開時に配布された短編SS。ゲーム「とある魔術と科学の群奏活劇」の魔術(表)編をもとにした作品。
 
; 俺の“みこうと”がこんなに暴れ回るわけがない
 
: ニコニコチャンネルの電撃文庫チャンネルで掲載されていた「とある科学の超電磁砲」と「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のコラボ小説。チャンネルの配信は終了しているが、2015年現在は電撃文庫CLUBの有料コンテンツとして閲覧できる。
 
; 上条当麻の異世界訪問
 
: 鎌池和馬10周年!公式サイトに掲載された「とある魔術の禁書目録」と「ヘヴィーオブジェクト」とのコラボ小説<ref>[http://kamachi10th.dengeki.com/#project22 鎌池和馬10周年!公式サイト] 2015年12月7日閲覧。</ref>。
 
 
; とある魔術の電脳戦機(とあるまじゅつのバーチャロン)
 
:[[SEGA]]のロボットアクションゲーム『[[電脳戦機バーチャロン]]』とのコラボ作品。
 
:挿絵は[[カトキハジメ]]が担当している。
 
:時系列は不明。
 
 
== 登場人物 ==
 
{{Main|とある魔術の禁書目録の登場人物}}
 
以下の登場人物については当該項目を参照。
 
 
; 科学サイド
 
:; [[上条当麻]](かみじょう とうま)
 
:: 声 - [[阿部敦]]
 
:: 本編の主人公。学園都市に住む無能力者(レベル0)の高校生。「[[上条当麻#能力|幻想殺し(イマジンブレイカー)]]」という能力を右手に宿す少年。
 
:; [[御坂美琴]](みさか みこと)
 
:: 声 - [[佐藤利奈]]
 
:: 本編のヒロインの一人にして、外伝作品の主人公。常盤台中学2年の少女。超能力者(レベル5)第3位の能力「[[御坂美琴#能力|超電磁砲(レールガン)]]」を持つ。
 
:; [[一方通行 (とある魔術の禁書目録)|一方通行]](アクセラレータ)
 
:: 声 - [[岡本信彦]]
 
:: 本編の主人公格の一人にして、外伝作品の主人公。本名不明の少年。学園都市第1位の超能力者であり、「[[一方通行 (とある魔術の禁書目録)#能力|一方通行(アクセラレータ)]]」という能力を持つ。
 
:; [[浜面仕上]](はまづら しあげ)
 
:: 声 - [[日野聡]]
 
:: 本編の主人公格の一人。学園都市に住む無能力者の不良少年。
 
; 魔術サイド
 
:; [[インデックス (とある魔術の禁書目録)|インデックス]]
 
:: 声- [[井口裕香]]
 
:: 本編のメインヒロイン。本名不明のシスター。10万3000冊の[[とある魔術の禁書目録の用語#魔道書|魔道書]]を記憶し、「[[インデックス (とある魔術の禁書目録)#魔道書図書館|魔道書図書館]]」という役割をになう禁書目録の少女。
 
:; [[ステイル=マグヌス]]
 
:: 声 - [[谷山紀章]]
 
:: イギリス清教「必要悪の教会」に所属する魔術師。炎属性の[[とある魔術の禁書目録の用語#ルーン魔術|ルーン魔術]]を扱う神父。
 
:; [[神裂火織]](かんざき かおり)
 
:: 声 - [[伊藤静]]
 
:: 本作のヒロインの一人。イギリス清教「必要悪の教会」に所属する女性魔術師にして、天草式十字凄教の女教皇(プリエステス)。「[[とある魔術の禁書目録の用語#聖人|聖人]]」の一人。
 
:; [[土御門元春]](つちみかど もとはる)
 
:: 声 - [[勝杏里]]
 
:: 上条の隣室の住人にしてクラスメイト。魔術師にして能力者、科学・魔術の両サイドにまたがる多重スパイの少年。
 
; 組織・集団
 
:; [[妹達]](シスターズ)
 
:: 御坂美琴の体細胞クローンの少女達。美琴にそっくりな2万人の妹達(声 - [[ささきのぞみ]])、外見10歳の少女である打ち止め(ラストオーダー、声 - [[日高里菜]])、高校生程度の外見の少女である番外個体(ミサカワースト)などがいる。
 
:; [[イギリス清教]]
 
:: [[とある魔術の禁書目録の用語#十字教|十字教]]の一派。戦闘機関「必要悪の教会(ネセサリウス)」を始めとして、[[イギリス清教#天草式十字凄教(メンバー)|天草式十字凄教]]や[[イギリス清教#アニェーゼ部隊(メンバー)|アニェーゼ部隊]]など様々な集団を有し、多くの魔術師が属する。
 
:; [[ローマ正教]]
 
:: 十字教の最大宗派。教皇を頂点とする20億人の大勢力。その数の力や歴史的な霊装もさることながら、最暗部にして真の最高組織「[[神の右席]]」と呼ばれる組織が存在する。
 
 
== 用語・世界観 ==
 
{{see also|とある魔術の禁書目録の用語}}
 
 
舞台となる世界は一見現実の世界を踏まえつつも、[[魔術]]や[[超能力]]といった超常的存在が実在する架空の世界である。そして科学技術を基本とする「'''科学サイド'''」と、魔術を基本とする「'''魔術サイド'''」の二大勢力に分かれている。
 
 
; 科学サイド
 
: {{Main|学園都市 (とある魔術の禁書目録)}}
 
: 科学的な組織の集合体。広義では科学技術を取り扱う現代社会全般を指すが、後述のように学園都市外部は浅く関わっているのみなので、実質的に狭義の科学サイドは「学園都市」単体を指す。基本的に魔術サイドに対する呼称であり、魔術を認識していない人間はそもそもこの呼称を用いることはない。
 
: 魔術サイドと違い、科学サイドには学園都市と対等な組織は他に存在せず、実質的に学園都市が科学サイド全土を支配する総本山として君臨している。
 
: 学園都市は東京西部に位置する完全独立教育研究機関。外部に比べ数十年進んだ高度な科学技術を持ち、さらに科学的な超能力研究を行い、脳を開発することで超能力者を作り出している。超能力のみならず、近未来的なオーバーテクノロジーや次世代兵器など様々に保有している。学園都市の一般住人は基本的に魔術の存在を知らないが、統括理事長の[[とある魔術の禁書目録の登場人物#アレイスター=クロウリー|アレイスター]]を始めとして上層部や暗部の一部は魔術サイドを認知し、外交関係を結んでいる。
 
:
 
; 魔術サイド
 
: {{Main|とある魔術の禁書目録の用語#宗教|とある魔術の禁書目録の用語#魔術結社}}
 
: 魔術的な組織や宗教組織が運営している魔術部門といった、秘密裏に活動する諸組織の集合体。魔術自体が世間一般に秘匿されているため、科学サイドや一般サイドからは基本的に存在が認知されていない。
 
: 遥か昔に魔術が成立した頃から世界の陰で存在していたため非常に歴史が古い。学園都市一強の科学サイドとは対照的に、勢力が拮抗している主体となる組織がいくつも存在し、各々が異なる目的・思惑を持って活動しており一枚岩ではない。むしろ十字教諸派の対立や、十字教と魔術結社の対立など、魔術サイド内の抗争が絶えない。また魔術師の独特な観念に基づき、組織に殉じずに個人的事情を優先する者が多く、無所属で活動する者もいる。
 
: 科学サイドや一般サイドと違い、ほとんど全員が一般的なライフスタイル(学校や会社など)を送らず、独自の目的に沿って生活している。魔術サイドの人間は、携帯電話や飛行機など生活上必要な道具や手段としての科学技術は使うものの、規範や思想としての科学や、学園都市の高度な科学技術は敬遠・忌避する傾向が強い。また、一般的な科学技術すらまともに扱えない科学オンチも一部にいる。
 
:
 
; 両サイドの関係性
 
: 科学サイドと魔術サイドは基本的に相容れず、対立関係にある。科学と魔術の技術情報もそれぞれが独占し互いに不可侵とされ、相手の技術の研究や直接的な両サイド間の戦闘は許されない。両サイドは境界線を定め、互いの領域を侵さないよう協定を結んでおり、その境界を割った者には制裁が加えられる。ただしその協定を守る限りではある程度良好で表立った対立もなく、共通の敵による事件や問題などで利害が一致した時は一部情報提供など協力体制を敷くこともある。なお魔術サイドが一枚岩ではないこともあり、勢力の均衡も半々で保たれているとされる。
 
:
 
; 超能力と魔術
 
: {{Main|とある魔術の禁書目録の用語#超能力|とある魔術の禁書目録の用語#魔術}}
 
: 本作の世界において、超能力と魔術は明確に区別された存在である。超能力は人為的に脳の構造を開発して発現する「科学的なもの」であり、レベルや種別が細かく定められる。対して魔術は宗教的な法則や伝承を用いて発生させる「オカルト的なもの」であり、儀式や方式によって多種多様な系統が存在する。なお、超能力者に魔術が使えないなどの制限から分かるように、両者は基本的に相容れない。
 
:
 
; 作中世界の構造・概念など
 
: 前述のようにオカルト的な事象が実在する世界なので、[[神]]・[[神|神々]]・[[天使]]・[[精霊]]などの神格的な高次の存在や、[[天界]]や[[魔界]]などの異世界も実在し、[[波長]]がズレて認識できない[[位相|別位相]]空間に位置するとされる。同様に[[魂]]などの概念もあり、[[神話]]上の出来事も一部事実として扱われる。しかしそれと同時に現実世界と同じく科学的な物理法則が支配する世界でもあるので、[[地球]]、[[宇宙]]、[[DNA]]といった世界構造ももちろん存在する。
 
:
 
; 一般サイド
 
: 学園都市と魔術サイド以外の一般社会や諸国家。学園都市からもたらされる科学技術に支えられた現代生活を享受しつつも、宗教に所属し魔術サイドの勢力争いにも知らず知らずの内に間接的に関係している。このため、どちらのサイドからも影響を受けつつどちらのサイドにも深くは傾倒していない「その他」の部分である。
 
: 国家については、魔術の存在は認知せず一応科学サイドとして数えられる場合([[とある魔術の禁書目録の用語#アメリカ|アメリカ]]や[[とある魔術の禁書目録の用語#日本|日本]]など)が多いが、国家の中枢が魔術サイドと深く関わっていたり魔術の存在を明確に認知している場合([[とある魔術の禁書目録の用語#イギリス|イギリス]]や[[とある魔術の禁書目録の用語#フランス|フランス]]など)もある。
 
:
 
; その他の現実世界との差異
 
: 上述以外には基本的に現実世界とほぼ同じだが、国家体制や社会情勢など一部差異もある。作中世界の歴史についても、歴史上の事件の裏に魔術的な要素が絡んでいたり、著名な人物が魔術と関係していたり、学園都市の影響で現代史が微妙に異なっていたりすることもある。
 
: なお、作中世界が[[西暦]]何年かは不明であるが、作中の描写やセリフから[[21世紀]]初頭であることが推測される<ref group="注">アレイスターが公に死んだとされているのが1947年であり(7巻)、かつ「すでに六〇年以上前に死亡したと公式報告は出ていた」(22巻)</ref>。
 
 
== 既刊一覧 ==
 
=== 本編 ===
 
{| class="wikitable" style="font-size: small;"
 
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! 巻数 !! タイトル !! 初版発行日付(発売日)!! ISBN !! 備考
 
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|とある魔術の禁書目録||2004年{{0}}4月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-2658-5/|title= とある魔術の禁書目録|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-2658-X|| rowspan="8" |
 
|-
 
!2
 
|とある魔術の禁書目録(2)||2004年{{0}}6月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-2701-8/|title= とある魔術の禁書目録(2)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-2701-2
 
|-
 
!3
 
|とある魔術の禁書目録(3)||2004年{{0}}9月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-2785-8/|title= とある魔術の禁書目録(3)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-2785-3
 
|-
 
!4
 
|とある魔術の禁書目録(4)||2004年12月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-2858-9/|title= とある魔術の禁書目録(4)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-2858-2
 
|-
 
!5
 
|とある魔術の禁書目録(5)||2005年{{0}}4月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-3025-4/|title= とある魔術の禁書目録(5)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-3025-0
 
|-
 
!6
 
|とある魔術の禁書目録(6)||2005年{{0}}7月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-2973-9/|title= とある魔術の禁書目録(6)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-2973-2
 
|-
 
!7
 
|とある魔術の禁書目録(7)||2005年11月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-3205-0/|title= とある魔術の禁書目録(7)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-3205-9
 
|-
 
!8
 
|とある魔術の禁書目録(8)||2006年{{0}}1月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-3269-2/|title= とある魔術の禁書目録(8)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-3269-5
 
|-
 
!9
 
|とある魔術の禁書目録(9)||2006年{{0}}4月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-3385-9/|title= とある魔術の禁書目録(9)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-3385-3|| rowspan="2" |前後編構成<br />カバーイラストを並べると1つのイラストになる
 
|-
 
!10
 
|とある魔術の禁書目録(10)||2006年{{0}}5月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-3428-3/|title= とある魔術の禁書目録(10)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-3428-0
 
|-
 
!11
 
|とある魔術の禁書目録(11)||2006年10月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-3581-5/|title= とある魔術の禁書目録(11)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 4-8402-3581-3||
 
|-
 
!12
 
|とある魔術の禁書目録(12)||2007年{{0}}1月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-3683-6/|title= とある魔術の禁書目録(12)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-8402-3683-6|| rowspan="2" |前後編構成
 
|-
 
!13
 
|とある魔術の禁書目録(13)||2007年{{0}}4月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-3801-4/|title= とある魔術の禁書目録(13)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-8402-3801-4
 
|-
 
!14
 
|とある魔術の禁書目録SS||2007年{{0}}7月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-3912-7/|title= とある魔術の禁書目録SS)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-8402-3912-7||13巻の後日談にあたるSS
 
|-
 
!15
 
|とある魔術の禁書目録(14)||2007年11月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-4062-8/|title= とある魔術の禁書目録(14)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-8402-4062-8|| rowspan="3" |
 
|-
 
!16
 
|とある魔術の禁書目録(15)||2008年{{0}}1月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-4145-8/|title= とある魔術の禁書目録(15)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-8402-4145-8
 
|-
 
!17
 
|とある魔術の禁書目録(16)||2008年{{0}}6月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-867086-9/|title= とある魔術の禁書目録(16)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-867086-9
 
|-
 
!18
 
|とある魔術の禁書目録SS(2)||2008年11月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-867086-9/|title= とある魔術の禁書目録SS(2)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-867342-6||作中世界での様々な出来事を描いたSS
 
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!19
 
|とある魔術の禁書目録(17)||2009年{{0}}3月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-867591-8/|title= とある魔術の禁書目録(17)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-867591-8|| rowspan="2" |前後編構成
 
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!20
 
|とある魔術の禁書目録(18)||2009年{{0}}7月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-867897-1/|title= とある魔術の禁書目録(18)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-867897-1
 
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!21
 
|とある魔術の禁書目録(19)||2009年11月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-868137-7/|title= とある魔術の禁書目録(19)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-868137-7||
 
|-
 
!22
 
|とある魔術の禁書目録(20)||2010年{{0}}3月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-868393-7/|title= とある魔術の禁書目録(20)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-868393-7|| rowspan="3" |前中後編構成
 
|-
 
!23
 
|とある魔術の禁書目録(21)||2010年{{0}}8月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-868762-1/|title= とある魔術の禁書目録(21)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-868762-1
 
|-
 
!24
 
|とある魔術の禁書目録(22)||2010年10月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-868972-4/|title= とある魔術の禁書目録(22)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-868972-4
 
|-
 
!25
 
|新約 とある魔術の禁書目録||2011年{{0}}3月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-870319-2/|title= 新約 とある魔術の禁書目録|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-870319-2||ナンバリングを一新
 
|-
 
!26
 
|新約 とある魔術の禁書目録(2)||2011年{{0}}8月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-870738-1/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(2)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-870738-1|| rowspan="3" |
 
|-
 
!27
 
|新約 とある魔術の禁書目録(3)||2011年12月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-886240-0/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(3)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-886240-0
 
|-
 
!28
 
|新約 とある魔術の禁書目録(4)||2012年{{0}}3月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-886373-5/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(4)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-886373-5
 
|-
 
!29
 
|新約 とある魔術の禁書目録(5)||2012年10月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-886978-2/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(5)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-886978-2|| rowspan="2" |前後編構成
 
|-
 
!30
 
|新約 とある魔術の禁書目録(6)||2013年{{0}}1月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-891253-2/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(6)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-891253-2
 
|-
 
!31
 
|新約 とある魔術の禁書目録(7)||2013年{{0}}5月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-891604-2/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(7)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-891604-2|||
 
|-
 
!32
 
|新約 とある魔術の禁書目録(8)||2013年{{0}}9月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-891904-3/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(8)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-891904-3|| rowspan="3" |前中後編構成
 
|-
 
!33
 
|新約 とある魔術の禁書目録(9)||2014年{{0}}1月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866222-2/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(9)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-866222-2
 
|-
 
!34
 
|新約 とある魔術の禁書目録(10)||2014年{{0}}5月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866532-2/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(10)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-05-12}}</ref>)||ISBN 978-4-04-866532-2
 
|-
 
!35
 
|新約 とある魔術の禁書目録(11)||2014年10月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866938-2/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(11)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-10-24}}</ref>)||ISBN 978-4-04-866938-2|| rowspan="9" |
 
|-
 
!36
 
|新約 とある魔術の禁書目録(12)||2015年{{0}}3月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869333-2/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(12)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2015-3-11}}</ref>)||ISBN 978-4-04-869333-2
 
|-
 
!37
 
|新約 とある魔術の禁書目録(13)||2015年{{0}}7月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865244-5/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(13)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2015-7-10}}</ref>)||ISBN 978-4-04-865244-5
 
|-
 
!38
 
|新約 とある魔術の禁書目録(14)||2015年11月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865507-1/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(14)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2015-7-10}}</ref>)||ISBN 978-4-04-865507-1
 
|-
 
!39
 
|新約 とある魔術の禁書目録(15)||2016年{{0}}4月{{0}}9日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865884-3/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(15)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2016-04-09}}</ref>)||ISBN 978-4-04-865884-3
 
|-
 
!40
 
|新約 とある魔術の禁書目録(16)||2016年{{0}}8月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892251-7/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(16)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2016-08-10}}</ref>)||ISBN 978-4-04-892251-7
 
|-
 
!41
 
|新約 とある魔術の禁書目録(17)||2016年11月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892486-3/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(17)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2016-11-10}}</ref>)||ISBN 978-4-04-892486-3
 
|-
 
!42
 
|新約 とある魔術の禁書目録(18)||2017年5月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-892893-9/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(18)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2017-05-10}}</ref>)||ISBN 978-4-04-892893-9
 
|-
 
!43
 
|新約 とある魔術の禁書目録(19)||2017年10月7日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893405-3/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(19)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2017-10-07}}</ref>)||ISBN 978-4-04-893405-3
 
|-
 
!44
 
|新約 とある魔術の禁書目録(20)||2018年6月9日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893871-6/|title= 新約 とある魔術の禁書目録(20)|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2018-06-09}}</ref>)||ISBN 978-4-04-893871-6
 
|-
 
!colspan="5"|短編集
 
|-
 
!SP
 
|とある魔術の禁書目録SP||2011年{{0}}8月10日(同日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-870775-6/|title= とある魔術の禁書目録<インデックス>SP|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-04-13}}</ref>)||ISBN 978-4-04-870775-6||雑誌掲載作品を収録した短編集
 
|}
 
 
=== 公式ガイドブック ===
 
{| class="wikitable" style="font-size: small;"
 
|-
 
!タイトル!!初版発行日付<br />(発売日)!![[ISBN]]!!備考
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録ノ全テ||2007年10月10日<br />(2007年{{0}}9月21日<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-8402-4042-0/|title= とある魔術の禁書目録ノ全テ|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-01-20}}</ref>)||ISBN 978-4-8402-4042-0||1巻から13巻までとSSの解説書<br />キャラクターや各巻あらすじの紹介<br />鎌池と灰村・近木野・冬川との対談など収録
 
|-
 
|アニメ『とある魔術の禁書目録』ノ全テ<br />featuring アニメ『とある科学の超電磁砲』||2010年10月12日<br />(2010年10月12日<ref group="書">{{Cite web|url=http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-870118-1/|title= アニメ『とある魔術の禁書目録』ノ全テfeaturing アニメ『とある科学の超電磁砲』||work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2014-01-20}}</ref>)||ISBN 978-4-04-870118-1||DVD付き限定版
 
|}
 
 
== 単行本未収録作品一覧 ==
 
『とある科学の超電磁砲』に関わる作品もまとめる。イラストは『超電磁砲』SSのみ冬川基、その他は灰村キヨタカ。
 
{| class="wikitable" style="font-size: small;"
 
|-
 
!タイトル(括弧内は通称)!!掲載誌・収録物!!備考
 
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|とある予言の禁書目録<ref group="注" name="prophecy"/>||灰村キヨタカ公式サイト<ref>[http://r-s.sakura.ne.jp/w/s/ipi.htm A certain prophecy "INDEX"] 2012年8月25日閲覧。</ref>||第6巻プレビューの番外編
 
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|とある学園の禁書目録||[[電撃hp公式海賊本#電撃hPa|電撃hPa]](電撃hp公式海賊本)||登場人物を「学園モノのキャラ」に当てはめて展開するパロディ番外編
 
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|とある魔術の禁書目録?<br />とある三月の贈与交換&とある三月の二〇一巻||[[電撃hp公式海賊本#電撃BUNKOYOMI|電撃BUNKOYOMI]](電撃hp公式海賊本)||ホワイトデーと卒業式を描いたパロディ番外編
 
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|nowrap|こんな『とある魔術の禁書目録』の第一話は嫌だ!!<br />orこんな最終話は嫌だ!!||[[電撃hp公式海賊本#電撃h&p|電撃h&p]](電撃hp公式海賊本)||「架空の第一話と最終話」をテーマに書き下ろされたパロディ番外編
 
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|とある科学の超電磁砲<br />(学芸都市編SS)||アニメ『とある魔術の禁書目録』 Blu-ray/DVD 初回限定版||[[とある科学の超電磁砲#学芸都市|学芸都市]]を舞台にした長編(全8話)
 
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|とある魔術の禁書目録SS<br />(神裂編SS)||アニメ『とある科学の超電磁砲』 Blu-ray/DVD 初回限定版||神裂火織を主人公とした長編(全8話)
 
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|とある科学の超電磁砲SS(2)<br />(能力実演旅行編SS)||アニメ『とある魔術の禁書目録II』 Blu-ray/DVD 初回限定版||「[[とある科学の超電磁砲#ショッピングセンター|ショッピングセンター]]」を舞台にした長編(全8話)
 
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|とある魔術の禁書目録 ラブレター争奪戦||灰村キヨタカ画集「rainbow spectrum:colors」||雲川芹亜をメインとした番外編
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 -ロード トゥ エンデュミオン-||『[[劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-]]』入場者特典||
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録SS<br /> -『必要悪の教会』特別編入試験編-<ref>{{Cite web |url=http://www.project-railgun.net/contents/hp0011/index00460000.html |title=とある科学の超電磁砲S 第1巻 <初回生産限定版> |publisher=PROJECT-RAILGUN S|work=とある科学の超電磁砲S<レールガン> 公式サイト |accessdate=2013-06-22}}</ref>||アニメ『とある科学の超電磁砲S』 Blu-ray/DVD 初回限定版||原作第7巻の後の天草式を描いた長編(全8話)
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録外伝<br />とある科学の超電磁砲<ref>{{Cite web |url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni041526.html|title=鎌池和馬書き下ろし「とある科学の超電磁砲」がニコニコ連載小説でスタート |accessdate=2013-12-23}}</ref>||ニコニコ連載小説||「[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]」とのコラボ小説
 
|-
 
|新約 とある魔術の禁書目録SS||灰村キヨタカ画集「rainbow spectrum:notes」||インデックスをメインとした番外編
 
|-
 
|新約 とある魔術の禁書目録 とある真夏の原点回帰
 
|電撃文庫 超感謝フェア2016 購入特典
 
|「夏のデート」をテーマとした番外編
 
|-
 
|新約 とある魔術の禁書目録 ツンツン頭の馬鹿はわくわくお嫁さんの夢を見るか
 
|電撃文庫 超感謝フェア2017 購入特典
 
|「わくわく」をテーマとした番外編
 
|-
 
|とある科学の超電磁砲 コールドゲーム||[[月刊コミック電撃大王]]2018年2月号 付録||
 
|-
 
|とある魔術の電脳戦機 御坂美琴のでんじゃらすてぃーぱーてぃ
 
|電撃文庫MAGAZINE Vol.60
 
|ゲーム『とある魔術の電脳戦機』発売を記念した短編
 
|-
 
|新約 とある魔術の禁書目録 ガラスの向こうのバースデー
 
|電撃文庫MAGAZINE Vol.61
 
|木原加群を主人公とした番外編
 
|}
 
 
== 漫画 ==
 
=== 本編(漫画) ===
 
[[スクウェア・エニックス]]の『[[月刊少年ガンガン]]』にて、2007年5月号より連載中。作画は[[近木野中哉]]。
 
 
ストーリー展開は原作(ライトノベル)とほぼ同様である。しかし本作では、原作第2巻・第4巻相当部分は描かれていない<ref group="注">原作第2巻が省略された理由については、御坂美琴を早期に登場させてほしい要望が多方面からあったからという原作者のコメントがコミックス2巻巻末に掲載されている。</ref>。
 
==== 既刊一覧(漫画) ====
 
{| class="wikitable" style="font-size: small;"
 
|-
 
!タイトル!!初版発行日付(発売日)!!ISBN
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 1||2007年12月10日(2007年11月10日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757521575.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 1巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-2157-5
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 2||2008年{{0}}7月10日(2008年{{0}}6月10日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757522992.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 2巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-2299-2
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 3||2008年12月22日(2008年11月22日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757524279.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 3巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-2427-9
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 4||2009年{{0}}4月22日(2009年{{0}}3月21日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757525122.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 4巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-2512-2
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 5||2009年11月27日(2009年10月27日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757526778.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 5巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-2677-8
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 コミックガイド 5.5||2009年10月27日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757526754.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) コミックガイド 5.5巻  公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-2675-4
 
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|とある魔術の禁書目録 6||2010年{{0}}5月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757528703.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 6巻  公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-2870-3
 
|-
 
|rowspan="2"|とある魔術の禁書目録 7||rowspan="2"|2010年11月12日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757530539.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 7巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref><ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757530478.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 7巻 初回限定特装版 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2015-06-30}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-3053-9
 
|-
 
|ISBN 978-4-7575-3047-8<br />(初回限定特装版)
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 8||2011年{{0}}6月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757532236.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 8巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-3223-6
 
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|とある魔術の禁書目録 9||2012年{{0}}1月21日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757534735.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 9巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-3473-5
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 10||2012年{{0}}8月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757536890.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 10巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-3689-0
 
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|とある魔術の禁書目録 11||rowspan="2"|2013年{{0}}2月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757538757.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 11巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref><ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757538719.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス)コミックガイド 11.5巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-3875-7
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 コミックガイド 11.5||ISBN 978-4-7575-3871-9
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 12||2013年{{0}}8月27日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757540347.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 12巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-4034-7
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 13||2014年{{0}}2月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757542198.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 13巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-4219-8
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 14||2014年10月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757544406.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 14巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-10-24}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-4440-6
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 15||2015年{{0}}4月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757546066.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 15巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2015-4-24}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-4606-6
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 16||2015年11月21日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757547926.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 16巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2015-11-21}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-4792-6
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 17||2016年{{0}}5月21日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757550025.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 17巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2016-05-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-5002-5
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 18||2016年11月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757551503.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 18巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2016-11-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-5150-3
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 19||2017年9月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757554047.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 19巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2017-09-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-5404-7
 
|-
 
|とある魔術の禁書目録 20||2018年1月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757555839.html|title=とある魔術の禁書目録(インデックス) 20巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2018-01-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-5583-9
 
|}
 
 
=== 外伝作品 ===
 
 
==== とある科学の超電磁砲====
 
{{Main|とある科学の超電磁砲}}
 
:[[アスキー・メディアワークス]]の『[[月刊コミック電撃大王]]』にて、2007年4月号より連載中。作画は[[冬川基]]。
 
 
==== とある日常のいんでっくすさん====
 
: スクウェア・エニックスの『月刊少年ガンガン』と『[[ガンガンONLINE]]』で並行連載。『月刊少年ガンガン』は2013年10月号から2016年6月号まで、『ガンガンONLINE』は2013年9月26日から2016年5月12日まで連載。作画は[[みじんこうか]]。
 
 
===== 既刊一覧(いんでっくすさん) =====
 
{| class="wikitable" style="font-size: small;"
 
|-
 
!タイトル!!初版発行日付(発売日)!!ISBN
 
|-
 
|とある日常のいんでっくすさん 1巻||2014年{{0}}2月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757542204.html|title=とある日常のいんでっくすさん 1巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-02-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-4220-4
 
|-
 
|とある日常のいんでっくすさん 2巻||2014年10月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757544413.html|title=とある日常のいんでっくすさん 2巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2014-11-21}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-4441-3
 
|-
 
|とある日常のいんでっくすさん 3巻||2015年{{0}}4月22日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757546073.html|title=とある日常のいんでっくすさん 3巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2015-5-10}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-4607-3
 
|-
 
|とある日常のいんでっくすさん 4巻||2015年11月21日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757547933.html|title=とある日常のいんでっくすさん 4巻 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2015-11-21}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-4793-3
 
|-
 
|とある日常のいんでっくすさん 5巻||2016年{{0}}5月21日(同日<ref group="書">{{Cite web|url=http://www.jp.square-enix.com/magazine/top/introduction/detail/9784757550032.html|title=とある日常のいんでっくすさん 5巻(完) 公式サイト|publisher= [[スクウェア・エニックス]]|accessdate= 2016-05-22}}</ref>)||ISBN 978-4-7575-5003-2
 
|}
 
 
==== とある科学の一方通行 ====
 
{{Main|とある科学の一方通行}}
 
: 『月刊コミック電撃大王』にて、2014年2月号より連載中。作画は[[山路新]]。
 
 
==== とある偶像の一方通行さま ====
 
{{Main|とある科学の一方通行#とある偶像の一方通行さま}}
 
: 『月刊コミック電撃大王』にて、2015年12月号より連載中。作画は[[舘津テト]]。
 
 
==== とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ ====
 
 
: 『月刊コミック電撃大王』にて、2017年6月号より連載中。作画は[[乃木康仁]]。
 
 
=== 公式アンソロジー ===
 
全て[[電撃コミックス|電撃コミックスEX]]刊。
 
 
;4コマ公式アンソロジー とある科学の超電磁砲×とある魔術の禁書目録
 
:2012年3月27日発売<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-886499-2/|title= 4コマ公式アンソロジー とある科学の超電磁砲×とある魔術の禁書目録|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2017-02-25}}</ref>、ISBN 978-4-04-886499-2
 
:執筆者:カバーイラスト/[[なもり]]、コミック/[[犬江しんすけ]]、きの、サト、[[小路あゆむ]]、舘津テト、茶みらい、毒田ペパ子、乃花タツ、ハマちょん、昼間行燈、pun2、松田縞、まな、[[三嶋くろね]]、迷、ユイザキカズヤ、ゆきみつ
 
 
;4コマ公式アンソロジー とある科学の超電磁砲×とある魔術の禁書目録 2
 
:2012年10月27日発売<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-891106-1/|title= 4コマ公式アンソロジー とある科学の超電磁砲×とある魔術の禁書目録 2|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2017-02-15}}</ref>、ISBN 978-4-04-891106-1
 
:執筆者:カバーイラスト/[[黒田bb]]、コミック/うみのとも、オカモト、きの、くら桐、桑島黎音、笹森トモエ、舘津テト、TATE、つむつむ、[[なつめえり]]、七季りお、乃花タツ、[[杜講一郎]]×佐倉乎美、[[森乃葉りふ]]、ゆずひ、[[rin (漫画家) |rin]]
 
 
;4コマ公式アンソロジー とある科学の超電磁砲×とある魔術の禁書目録 3
 
:2013年3月27日発売<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-891566-3/|title= 4コマ公式アンソロジー とある科学の超電磁砲×とある魔術の禁書目録 3|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2017-02-25}}</ref>、ISBN 978-4-04-891566-3
 
:執筆者:カバーイラスト/いたち、コミック/阿部かなり、いたち、カネコマサル、佐久うさこ、櫻太助、舘津テト、茶々、鳴瀬アツシ、海苔せんべい、はみ、ぺけ、[[星野円]]、松田縞、[[むうりあん]]、むく、ゆぐる、ゆずひ
 
 
;公式コミックアンソロジー とある科学の超電磁砲 featuring とある魔術の禁書目録
 
:2013年7月27日発売<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-891792-6/|title= 公式コミックアンソロジー とある科学の超電磁砲 featuring とある魔術の禁書目録|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2017-02-25}}</ref>、ISBN 978-4-04-891792-6
 
:執筆者:カバーイラスト/[[千葉サドル]]、コミック/阿部かなり、石川瑶、華師、カネコマサル、甘露アメ、鷺島アツシ、茶々、乃花タツ、日辻ハコ、[[むうりあん]]、ゆずひ
 
 
;公式コミックアンソロジー とある科学の超電磁砲 featuring とある魔術の禁書目録 2
 
:2013年9月27日発売<ref group="書">{{Cite web|url= http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-891963-0/|title= 公式コミックアンソロジー とある科学の超電磁砲 featuring とある魔術の禁書目録 2|work= [[電撃文庫]]公式サイト|publisher= [[KADOKAWA]]|accessdate= 2017-02-25}}</ref>、ISBN 978-4-04-891963-0
 
:執筆者:カバーイラスト/[[森山大輔]]、コミック/イチヒ、カネコマサル、[[くろば・U]]、[[小路あゆむ]]、戸流ケイ、毒田ペパ子、凪庵、[[ハルミチヒロ]]、[[藤谷陽子]]、[[真早]]、miz22、椋木ななつ、めの
 
 
== ラジオドラマ・ドラマCD ==
 
「魔術サイド」の物語を描いたラジオドラマが、2007年6月に『[[電撃大賞]]』内で放送された(全4回)。同年9月には「科学サイド」の物語が録り下ろされ、それら計5話で[[ドラマCD]]化されている。脚本は原作・[[鎌池和馬]]による完全オリジナル。
 
 
=== キャスト(ドラマCD) ===
 
本作初の音声付き作品で、キャストは以後のメディアミックス作品と同様である。登場人物の詳細は[[とある魔術の禁書目録の登場人物]]と、各個別記事を参照。なお端役は省略している。
 
* [[上条当麻]] - [[阿部敦]]
 
* [[インデックス (とある魔術の禁書目録)|インデックス]] - [[井口裕香]]
 
* [[御坂美琴]] - [[佐藤利奈]]
 
* 白井黒子 - [[新井里美]]
 
* [[土御門元春]] - [[勝杏里]]
 
* テルノア - [[石塚さより]]
 
* 薄絹休味 - [[升望]]
 
 
=== メディア ===
 
; ドラマCD とある魔術の禁書目録(2007年12月10日発売 MNCA-9021)
 
: 特製豪華BOX仕様・灰村キヨタカによるジャケットイラスト。封入物として解説リーフレット、キャラクター相関図リスト&ポスター、学園都市・学生セット(ミニノート、ミニ下敷き、シャープペンシル、消しゴム)。
 
; ドラマCD とある魔術の禁書目録 バリューパッケージ(2010年9月26日発売)
 
: 本作の再発版。解説リーフレット以外の封入物はない。
 
 
== アニメ ==
 
=== テレビアニメ ===
 
{{Main|とある魔術の禁書目録 (アニメ)}}
 
第1期は、2008年10月から2009年3月まで[[アニメシアターX|AT-X]]ほかにて放送された。原作の第6巻までをアニメ化。
 
 
第2期『'''とある魔術の禁書目録II'''』は、2010年10月から2011年4月までAT-Xほかにて放送された。第1期でカットされた原作第5巻のエピソードから始まり、第7巻からSS1巻までをアニメ化。
 
 
第3期『'''とある魔術の禁書目録III'''』は、2018年10月からTOKYO MXほかにて放送開始予定。
 
 
=== 劇場版 ===
 
{{Main|劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-}}
 
『'''劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-'''』(げきじょうばん とあるまじゅつのインデックス エンデュミオンのきせき)のタイトルで、[[2013年]][[2月23日]]に公開された。「時系列的に出せるキャラクターは可能な限り出そう」という心意気で制作された「オールスター総出演のお祭りイベント的作品」<ref name="tan_8907">{{Cite web|url= http://tokyo-anime-news.jp/?p=8907|title= 「劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-」大ヒット記念特集!錦織監督インタビュー(その1)|work= トーキョーアニメニュース|publisher= moss|date= 2013-03-22|accessdate= 2013-05-08}}</ref>。原作者原案によりオリジナルストーリーであり、物語上の時系列としてはテレビアニメ『とある魔術の禁書目録II』の第7話と第8話の間に位置する<ref>{{Cite web|url= http://tokyo-anime-news.jp/?p=8931|title= 「劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-」大ヒット記念特集!錦織監督インタビュー(その3)|work= トーキョーアニメニュース|publisher= moss|date= 2013-03-22|accessdate= 2013-05-08}}</ref>。
 
 
== ゲーム ==
 
{{Main|とある魔術の禁書目録 (ゲーム)}}
 
=== コンシューマーゲーム ===
 
; 『[[とある魔術の禁書目録 (ゲーム)#とある魔術の禁書目録|とある魔術の禁書目録]]』
 
: 2011年1月27日に発売された[[PlayStation Portable|PSP]]用ソフト。ジャンルは[[対戦型格闘ゲーム|3D対戦型アクションゲーム]]。
 
 
; 『[[とある魔術と科学の群奏活劇]]』
 
: 2013年2月21日に発売されたPSP用ソフト。ジャンルは[[アドベンチャーゲーム]]。
 
 
; 『[[とある魔術の電脳戦機|電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機]]』
 
: 2016年に刊行された『電脳戦機バーチャロン』とのコラボレーション小説のゲーム化。2018年2月15日にPlayStation 4ならびにPlayStation Vitaで発売<ref name="virtual-on20170313">{{Cite web |url=http://virtual-on.sega.jp/topics/index.html |title=【特 報】奇跡、新誕!! PS4® / PS Vita『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』が2018年発売決定!|accessdate=2017-03-13}} - 2017年3月13日 電脳戦機バーチャロンシリーズ公式サイト</ref>。
 
 
=== モバイルゲーム ===
 
; 『[[とある魔術の禁書目録 頂点決戦]]』
 
: 2012年12月25日に提供開始された[[Mobage]]用アプリ。2013年7月17日に提供開始された[[mixi]]ゲーム用アプリ。2013年12月10日に提供開始された[[dマーケット|dゲーム]]用アプリ。ジャンルは[[ソーシャルゲーム]]。2015年2月3日に大型アップデートを行い『'''とある魔術の禁書目録 頂点決戦Ⅱ'''』へリニューアルした。このアップデートより前にあたる2015年1月22日から新たに[[GREE]]でIIを提供開始していた。
 
: 2018年3月30日にサービス終了。
 
; 『[[とある魔術の科学の謎解目録|とある魔術と科学の謎解目録]]』
 
: 2014年3月16日に提供開始された[[Android]]用アプリ、2014年4月21日に提供開始された[[iPhone]]用アプリ。ジャンルはパズルアクション。
 
: 2016年6月30日にサービス終了。
 
 
== その他出演作品・コラボレーション ==
 
五十音順。
 
; 『[[アットゲームズ]]』
 
: [[ジークレスト]]のコミュニティサイト。『禁書目録II』のオリジナルミッション、アバター(ガチャ@[[セルフィ]])。アバターは以下のキャラクターが販売されていた。
 
:* 第1弾(上条と魔術サイドのシスターたち):上条、インデックス、建宮、オルソラ、アニェーゼ、ルチア、アンジェレネ、ビアージオ
 
:* 第2弾(魔術サイドのシスター以外):ステイル、神裂、姫神、小萌、土御門、オリアナ、リドヴィア、ローラ
 
:* 第3弾(科学サイド):美琴、黒子、初春、一方通行、打ち止め、御坂妹、ヴェント、木原
 
; 『[[イグドラシル戦記 ~世界樹の騎士団~]]』
 
: [[サイバーエージェント]]のスマートフォン用ゲームアプリ。『超電磁砲』とのコラボレーション。
 
; 『[[ヴァイスシュヴァルツ]]』『[[ヴァイスシュヴァルツ ポータブル]]』
 
: [[ブシロード]]のトレーディングカードゲームとPSP用ソフト。テレビアニメ『禁書目録』『禁書目録II』『超電磁砲』『超電磁砲S』がヴァイスサイドに参加している。
 
; 『[[ウチの姫さまがいちばんカワイイ]]』
 
: [[サイバーエージェント]]のスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『禁書目録』『超電磁砲S』とのコラボレーション。
 
; 『[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル]]』
 
: バンダイナムコゲームス発売のPSP用ソフト。コスチュームプレイをした着せ替えブロック崩しがある。
 
; 『[[拡散性ミリオンアーサー]]』
 
: [[スクウェア・エニックス]]のオンラインカードバトルRPG。モバイルゲーム『とある魔術の禁書目録 頂点決戦』とのコラボレーションで映画公開記念のイベントでレイドボスなどで登場したり、コラボカードが入手できた。
 
; 『[[GigaFile便]]』
 
: nu-face hoting serviceの無料大容量のファイル転送サービス。『謎解目録』とのコラボレーション。
 
; 『[[グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜]]』
 
: [[アプリボット]]のスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『超電磁砲S』とのコラボレーション。
 
; 『[[ケリ姫スイーツ]]』
 
: ガンホー・オンライン・エンターテイメントのスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『禁書目録』とのコラボレーション。
 
; 『[[ゴッドイーター|ゴッドイーター バースト]]』
 
: [[バンダイナムコゲームス]]のPSP用ソフト。
 
: 「追加データパックVer.1.0」で「とある神機の欠陥電気」と題したコラボレーション企画が配信。特定のアラガミを駆逐した際に手に入るコインを集めると、御坂妹もしくは一方通行の衣装が手に入る。
 
; 『[[サウザンドメモリーズ]]』
 
: アカツキのスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『超電磁砲S』のコラボレーション。
 
; 『[[さくらインターネット]]』
 
: [[エイプリルフール]]企画でテレビアニメ『超電磁砲』および『超電磁砲S』とコラボレーション。副題は2010年が「とある日常の喫茶店(コーヒーショップ)」、2013年が「とある科学の電脳要塞(データセンター)」だった。
 
; 『[[Shadow of Eclipse]]』
 
: [[ゲームポット]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『超電磁砲S』とのコラボレーションユニット(美琴、黒子、麦野、フレンダ、絹旗、一方通行、御坂妹)が登場。
 
; 『[[消滅都市|消滅都市2]]』
 
: Wright Flyer Studiosのスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『禁書目録』とのコラボレーション。
 
; 『[[真・女神転生IMAGINE|真・女神転生イマジン]]』
 
: [[ケイブ]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『超電磁砲』とのコラボクエスト。
 
; 『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』
 
: [[バンダイナムコエンターテインメント]]のスマートフォン・タブレット用のゲームアプリ。期間限定参戦作品としてゲーム『とある魔術の電脳戦機』が登場。
 
:ユニットとしてテムジン707(上条)、バル・ルルーン(インデックス)、ライデン ”Judge Igniters”(美琴)、フェイ・イェン・ザ・ナイト "Judge Igniters"(黒子)、スペシネフ ”Rusty Blood”(一方通行)が登場。
 
; 『[[スカッとゴルフ パンヤ]]』
 
: [[ゲームポット]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『超電磁砲S』のアバター(美琴、黒子、初春、佐天、御坂妹、フレンダ)、コラボレーションイベント、カットイン、ゲコ太のお楽しみボックスからは録り下ろしボイスクラブセット、ショット失敗時に『超電磁砲S』第10話でのフレンダの台詞「だうー」を言うカットインが出現。
 
; 『[[絶対ヒーロー改造計画]]』
 
: [[日本一ソフトウェア]]のPSP用ソフト。インデックスのコスチュームがある。
 
; 『[[戦国アスカZERO]]』
 
: [[ORATTA]]のスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『超電磁砲S』とのコラボレーション。
 
; 『[[戦乱のサムライキングダム]]』
 
: マイネットゲームスのスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『超電磁砲S』とのコラボレーション。
 
; 『[[ソードアート・オンラインのゲーム作品|ソードアート・オンライン コード・レジスタ]]』
 
:バンダイナムコエンターテインメントのスマートフォン用ゲームアプリ。『謎解目録』、『魔法科高校の劣等生 LOST ZERO』と共に『最強×最強×最強 電撃文庫大作戦!』と題したトライアングルコラボイベントが実施された。
 
; 『[[空と大地のクロスノア]]』
 
: [[Aiming (企業)|Aiming]]のスマートフォン・タブレット用オンライン[[ストラテジーゲーム]]。テレビアニメ『超電磁砲S』とのコラボレーション。
 
; 『[[ディバインゲート]]』
 
: [[ガンホー・オンライン・エンターテイメント]]のスマートフォンアプリ。映画『エンデュミオンの奇蹟』とのコラボレーションクエストが発生。
 
; 『[[テイルズウィーバー]]』
 
: [[ネクソン]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『超電磁砲S』のアイテム、ゲーム内イベント。
 
; 『[[電撃学園RPG Cross of Venus]]』
 
: アスキー・メディアワークスの[[ニンテンドーDS]] (DS) 用ソフト。
 
: 2009年3月19日に発売された電撃文庫15周年記念作品。本作を含めた多数の電撃文庫作品が共演する[[アクションRPG]]。
 
: 本作の時系列は第1巻前半。上条当麻が出逢ったばかりのインデックスを巡り、ステイルや神裂火織と対立していた頃。また、時間軸を捻じ曲げられ、先の展開を目撃したり未来から現れる人物もいる他、「魔術を使えば『[[灼眼のシャナ]]』の“存在の力”に干渉出来る」、「魔術関係者の中に異世界に関しての知識を持つ者がいる」などとクロスオーバー作品ならではの独自設定も表れる。
 
: 2011年2月10日に発売したリメイク版『電撃学園RPG Cross of Venus SPECIAL』にも出演。
 
; 『[[電撃文庫 FIGHTING CLIMAX]]』
 
: 2014年3月18日から稼働している電撃文庫キャラクターが登場するアーケード用対戦格闘ゲーム。
 
: 本作からはプレイヤーキャラクターとして御坂美琴、サポートキャラクターとして上条当麻が参戦する。
 
;『[[電撃文庫#電撃モバイル|電撃モバイル]]』『[[電撃G's magazine|電撃G'sモバイル]]』
 
: アスキーメディアワークスの携帯電話用情報配信サイト。
 
: テレビアニメ『禁書目録』『禁書目録II』『超電磁砲』アプリが利用できる。
 
;『電撃モバイル For Android』『電撃G'sモバイル For Android』
 
:アスキーメディアワークスのスマートフォン用情報配信サイト。
 
:テレビアニメ『禁書目録』『禁書目録II』『超電磁砲』のアプリが利用できる。
 
;『[[電脳戦機バーチャロン]]』
 
:[[セガ・インタラクティブ]]のアーケードゲーム。『禁書目録』とのコラボレーション小説が鎌池和馬によって執筆された。2018年にゲーム化<ref name="virtual-on20170313"></ref>。
 
; 『[[トイ・ウォーズ]]』
 
: ガンホー・オンライン・エンターテイメント→[[UtoPlanet]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『禁書目録II』のコラボくじ(フィギュア☆スター)。
 
; 『[[トキメキファンタジー ラテール]]』
 
: [[ゲームポット]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『超電磁砲S』のコラボクエスト、録り下ろし声変わリング、アバター(美琴、黒子、上条、初春、佐天、ゲコ太)。
 
; 『[[乃木坂春香の秘密|乃木坂春香の秘密 こすぷれ、はじめました♥]]』
 
: アスキー・メディアワークスのPS2用ソフト。乃木坂春香のコスプレにインデックスの衣装とイベントがある<ref>{{cite web|url=http://dengekionline.com/elem/000/000/103/103016/|title=『乃木坂春香の秘密』に他作品の衣装が登場! ことみの衣装も着られるの|work=電撃オンライン |publisher=[[アスキー・メディアワークス]] |accessdate=2013-08-29}}</ref>。
 
; 『[[ファンタシースターポータブル2 インフィニティ]]』
 
: [[セガ]]のPSP用ソフト。
 
: DLコンテンツ有料で衣装(インデックス、美琴、黒子)
 
: 武器として超電磁砲が手に入る。
 
; 『[[Paperman]]』
 
: [[ゲームポット]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『超電磁砲S』のアバター(美琴、黒子、上条、初春、佐天、フレンダ、一方通行)、超電磁砲スキルの習得、武器としてフレンダの爆弾人形を販売。
 
; 『[[ポコロンダンジョンズ]]』
 
: グレンジのスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『禁書目録』とのコラボレーション。
 
; 『[[魔界戦記ディスガイア4]]』
 
: 日本一ソフトウェアのPS3用ソフト。作中の技演出にインデックスが登場している<ref>{{cite web|url=http://disgaea.jp/4/special/collabo.html|title=魔界戦記ディスガイア4 コラボレーション|work=魔界戦記ディスガイア4 |publisher=[[日本一ソフトウェア]] |accessdate=2011-01-28}}</ref>。
 
; 『[[魔法科高校の劣等生#ゲーム|魔法科高校の劣等生 LOST ZERO]]』
 
: [[スクウェア・エニックス]]のスマートフォン用ゲームアプリ。コラボ期間中は、『禁書目録』のキャラクターたちが敵として登場するバトルイベントやプレミアムガチャにコラボカードが追加された。また『謎解目録』、『ソードアート・オンライン コード・レジスタ』と共に『最強×最強×最強 電撃文庫大作戦!』と題したトライアングルコラボイベントが実施された。
 
; 『[[モンスターストライク]]』
 
: [[XFLAG]]のスマートフォン用ゲームアプリ。『一方通行』『超電磁砲』とのコラボレーション。
 
; 『[[ゆるドラシル]]』
 
: クローバーラボのスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『禁書目録』とのコラボレーション。
 
; 『[[嫁コレ]]』
 
: [[NECビッグローブ]]のスマートフォン用カードコレクションゲームアプリ。テレビアニメ『禁書目録II』から上条、インデックス、一方通行、打ち止め、神裂、小萌。『超電磁砲』から美琴、黒子、初春、佐天。映画『エンデュミオンの奇蹟』からアリサの音声付き画像が登場。
 
; 『[[燐光のレムリア]]』
 
: [[USERJOY JAPAN]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『超電磁砲S』とのコラボレーションアイテム、特別マップが登場。
 
; 『[[Le Ciel Bleu 〜ル・シエル・ブルー〜]]』
 
: USERJOY JAPANのオンラインゲーム。テレビアニメ『超電磁砲S』とのコラボレーションアイテムが登場。
 
; 『[[ルーセントハート]]』
 
: [[ガマニアデジタルエンターテインメント]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『禁書目録II』のオリジナルクエスト、アバター。
 
; 『[[ルナティア -プラチナファンタジーオンライン-]]』
 
: [[エムゲームジャパン]]のオンラインゲーム。テレビアニメ『禁書目録』とのコラボイベント、アバターが登場。
 
; 『[[LORD of VERMILION III |LORD of VERMILION III Ark-cell]]』
 
:  スクウェア・エニックスより発売された日本の[[オンライン]][[トレーディングカードアーケードゲーム]]。映画『エンデュミオンの奇蹟』から御坂美琴とインデックスが登場する。
 
; 『[[LORD OF KNIGHTS]]』
 
: Aimingのスマートフォン用ゲームアプリ。テレビアニメ『超電磁砲S』とのコラボダンジョン、コラボカードが登場。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
 
 
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=== 出典 ===
 
 
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==== 書誌出典 ====
 
 
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== 関連項目 ==
 
* [[レールガンに関連する作品の一覧]]
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [http://dengekibunko.dengeki.com/title/toaru/ とある魔術の禁書目録 | 作品紹介 | 電撃文庫公式サイト]
 
* [http://dengekibunko.dengeki.com/title/toaru/ とある魔術の禁書目録 | 作品紹介 | 電撃文庫公式サイト]
* [http://gangan.square-enix.co.jp/index/ ガンガンNET | とある魔術の禁書目録]
 
* [http://gangan.square-enix.co.jp/introduction/indexsan/ ガンガンNET | とある日常のいんでっくすさん]
 
* [http://www.ganganonline.com/comic/indexsan/ とある日常のいんでっくすさん - 漫画 - ガンガンONLINE -SQUARE ENIX-]
 
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[[Category:鎌池和馬]]
 
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2018/10/9/ (火) 07:27時点における最新版

とある魔術の禁書目録』(とあるまじゅつのインデックス)

鎌池和馬によるライトノベルのシリーズ名。イラストは、はいむらきよたか(灰村キヨタカ)。科学と魔術、対立する陣営の争いを描くバトルアクション・ファンタジー。2004年4月、電撃文庫(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)より刊行開始。既刊19巻。スピンオフ小説もある。著者のデビュー作ながら爆発的な人気を博し、漫画、アニメ、ゲームなどのメディアミックス作品を多数展開。2011年、宝島社「このライトノベルがすごい!」作品部門1位。


脚注

外部リンク



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