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{{基礎情報 会社
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|社名 = 株式会社 新潟三越伊勢丹
 
|英文社名 = Niigata Istean Mitsukoshi Ltd
 
|ロゴ =
 
|画像 =
 
|画像説明 =
 
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
 
|市場情報 =
 
|略称 =
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|本社郵便番号 = 950-8589
 
|本社所在地 = [[新潟県]][[新潟市]][[中央区 (新潟市)|中央区]][[八千代 (新潟市)|八千代]]1丁目6-1
 
|本店郵便番号 =
 
|本店所在地 =
 
|設立 = [[1984年]]4月3日(株式会社新潟伊勢丹)
 
|業種 =
 
|統一金融機関コード =
 
|SWIFTコード =
 
|事業内容 = 百貨店業
 
|代表者 = 杉浦進<ref name="NiigataBusiness20150522">{{PDFlink|[https://www.city.niigata.lg.jp/business/shoko/koriten/jyokyo/shogyo20150610.files/koukoku311.pdf 大規模小売店舗の変更について(公告)]}}(新潟市公告第311号 2015年5月22日)</ref>
 
|資本金 =
 
|発行済株式総数 =
 
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|決算期 =
 
|所有者 =
 
|主要株主 = [[三越伊勢丹ホールディングス]]100%
 
|主要部門 =
 
|主要子会社 =
 
|関係する人物 =
 
|外部リンク =
 
|特記事項 =
 
}}
 
{{座標一覧}}
 
'''株式会社新潟三越伊勢丹'''(にいがたみつこしいせたん)は、[[新潟県]]における[[三越伊勢丹ホールディングス]]の事業子会社で、「'''[[#新潟三越|新潟三越]]'''」および「'''[[#新潟伊勢丹|新潟伊勢丹]]'''」を運営している。
 
 
 
== 沿革 ==
 
新潟三越は、新潟市随一の繁華街 [[古町 (新潟市)|古町]]の呉服店系小林百貨店を発祥としている。百貨店を開業した1937年には、万代百貨店(後の[[大和 (百貨店)|大和]]新潟店)も開業。どちらも開店当日には多くの人が押し寄せ、当時の地元紙
 
は「新しいもの好き市民殺到」とその盛況ぶりを報道した。
 
 
 
当初は品揃え面で小林百貨店が大和を凌駕していたが、1955年の新潟大火以降、10日間で復興した大和に応援する人が増加し、売上首位の座を明け渡すことになった<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/feature/niigata1277043970788_02/news/20100620-OYT8T00819.htm 読売新聞2010.6.21「さよなら大和」]</ref>。
 
 
 
1969年の[[長崎屋]]を皮切りに、翌年[[イチムラ (百貨店)|イチムラ]](高島屋[[ハイランドグループ]])、[[緑屋]](月賦百貨店)と新潟市にも大型店の進出が相次いだ。[[田中角栄]]が[[1972年自由民主党総裁選挙|1972年の自由民主党総裁選挙]]に際して「日本列島改造論」を唱え、[[上越新幹線]]、[[関越自動車道]]の建設計画が発表されたのに連動し、水田が広がっていた[[新潟駅]]前は新しい町「[[万代シテイ]]」として整備する開発プロジェクトが発足した。
 
 
 
1973年には、[[ダイエー]]新潟ショッパーズプラザが万代シテイにオープン。1975年には 三越も直営小型店「新潟三越エレガンス」を万代シルバーホテルビル に出店した。万代シテイは[[新潟交通]]のバスセンターを併設していたため、市内のバスがすべてここに集った。新潟ショッパーズプラザは1979年に全国のダイエーの中で売上1位を記録するまでの存在になった。
 
 
 
新潟市の商業の中心地は古町から万代にシフトし、客足を奪われた小林百貨店は当初、伊勢丹主催の[[全日本デパートメントストアーズ開発機構|A・D・O]]に加盟、同じ加盟店である仙台の[[藤崎 (百貨店)|藤崎]]と業務提携して挽回を試みた。しかし、この提携関係は藤崎側の都合で軌道に乗らなかったため、三越に支援を仰ぐことになった。その結果、1980年代には古町から長崎屋、イチムラ、緑屋が撤退、淘汰されていく中で生残ることができた。三越本体の経営体制の刷新の中で、名古屋三越や三越本体に吸収合併されていくことにはなったが、老舗店としての強力なブランド力を持って親子三代にわたる根強い支持を得ることができたと言える。
 
 
 
新潟伊勢丹の進出は1984年で、この時はまだ三越とはライバル関係であった。同じ万代シテイ内でも火花を散らすことになったが、2002年にシテイ内の小型店舗は直営売り場を廃止し、ファッション・モール「新潟アルタ」に業態転換した。これにより、従来百貨店には来ていない若い層も取り込んでいくことになった。
 
 
 
三越伊勢丹の経営統合及び地域分社化政策にあたっては、三越新潟店を新潟伊勢丹に直接移管し、同時に社名変更を実施することになった。これは、もともと新潟伊勢丹が別会社による運営だったため、新たに新会社を設立する手間を省いたもの。
 
 
 
一方、新潟アルタは三越伊勢丹専門館事業部(東京)の直轄店舗として残している。これはノウハウの集積等の事情から一体運営としたもので、名古屋の[[ラシック]]も同様の扱いになっている。
 
 
 
経営統合後、古町で隣り合っていた大和が閉店して新潟県から完全撤退したため、当社が県内唯一の百貨店企業となった。
 
 
 
=== 年表 ===
 
* [[1907年]]([[明治]]40年) - 「小林呉服店」創業({{ウィキ座標|37|55|18.3|N|139|2|35.3|E|region:JP|地図|name=小林呉服店 → 小林百貨店 → 新潟三越百貨店 → 名古屋三越新潟店 → 三越新潟店 → 新潟三越}})。
 
* [[1937年]]([[昭和]]12年) - 「小林百貨店」開業<ref>[http://www.city.niigata.lg.jp/kanko/rekishi/rekishi/hozon/kankobutsu/news.files/tayori-14.pdf 新潟市歴史資料だより]</ref>。
 
* [[1948年]](昭和23年)10月 - 隣接地に「小林映画劇場」(松竹系封切り館)開館。
 
* [[1955年]](昭和30年)[[10月1日]] - [[新潟大火 (1955年)|新潟大火]]で百貨店、劇場とも全焼。
 
* [[1957年]](昭和32年) - 小林百貨店再建。劇場は「新潟グランド劇場」「小林映画劇場」の2館体制になる<ref>[http://www.ne.jp/asahi/niigata/eigajyuku/eigakan/musiam/niigatacity/kobayashi.htm にいがた20世紀映画館]</ref>。
 
* [[1975年]](昭和50年)10月 - 「新潟三越エレガンス」(三越小型店)開店({{ウィキ座標|37|54|57.8|N|139|3|22.3|E|region:JP|地図|name=新潟三越エレガンス → 新潟三越万代店 → 新潟アルタ}})。当初は三越本社の直轄にて運営、のちに新潟三越へ移管し「新潟三越万代店(三越万代)」に改称。
 
* [[1976年]](昭和51年) - 小林百貨店が[[藤崎 (百貨店)|藤崎]](仙台市)と業務提携。小林映画劇場を閉館し百貨店増床。
 
* [[1978年]](昭和53年) - 小林百貨店が三越グループ入り。
 
* [[1980年]](昭和55年) - 小林百貨店が「新潟三越百貨店」に社名変更。
 
* [[1984年]](昭和59年)[[4月3日]] - 万代シテイ新潟伊勢丹ビル<ref>{{PDFlink|[http://www.city.niigata.lg.jp/shisei/gyoseiunei/fuzokukikan/sonota/toshiseisaku/shinkotsusuishin/niigatashima/conference.files/1st-material5.pdf 新潟島の交通に関する主な経過]}}(新潟市)</ref>に「新潟伊勢丹」が開店({{ウィキ座標|37|54|55.7|N|139|3|17.1|E|region:JP|地図|name=新潟伊勢丹}})。
 
* [[1987年]](昭和62年) - 新潟三越が合併により、「名古屋三越新潟店」となる。同時に新潟三越も[[新潟証券取引所]](現・[[東京証券取引所]])への上場廃止。(証券コード番号も[[テクノアソシエ]]が取得)
 
* [[2002年]](平成14年) - 新潟三越万代店が「新潟[[アルタ]]」(三越専門館)に業態転換。
 
* [[2003年]](平成15年)[[9月1日]] - 三越グループ経営統合により、名古屋三越新潟店は「三越新潟店」(直営)となる。
 
* [[2008年]](平成20年)[[4月1日]] - [[三越伊勢丹ホールディングス]]設立に伴い、三越、新潟伊勢丹がその傘下となる。
 
* [[2010年]](平成22年)4月1日 - 地域別再編にあたり、三越新潟店を新潟伊勢丹へ移管。「新潟三越伊勢丹」に社名変更。
 
 
 
== 店舗 ==
 
{|class="wikitable" style="font-size:90%"
 
|+百貨店<ref>店舗別売上高ランキング([[日経MJ]] 2014年8月20日)</ref><ref>店舗別売上高ランキング(日経MJ 2017年8月16日)</ref>
 
!rowspan="2"|店舗!!colspan="2"|所在地!!rowspan="2"|位置!!rowspan="2"|開店!!rowspan="2"|店舗面積!!colspan="2"|売上高
 
|-
 
!都市
 
!地区
 
!2013年度
 
!2016年度
 
|-
 
|[[#新潟三越|新潟三越]]||rowspan="2"|[[新潟市]][[中央区 (新潟市)|中央区]]||[[古町 (新潟市)|古町]]||{{ウィキ座標|37|55|18.3|N|139|2|35.3|E|region:JP|地図|name=新潟三越}}||[[1980年]]3月<ref>[http://www.imhds.co.jp/company/history_mitsukoshi.html 三越のあゆみ(〜2007年度)](三越伊勢丹ホールディングス)</ref>||20,596 [[平方メートル|m<sup>2</sup>]]||153.2億円||137億円
 
|-
 
|rowspan="7"|[[#新潟伊勢丹|新潟伊勢丹]]<!--(万代シテイ新潟伊勢丹ビル)-->||[[万代シテイ]]||{{ウィキ座標|37|54|55.7|N|139|3|17.1|E|region:JP|地図|name=新潟伊勢丹・本館}}||[[1984年]]4月<ref>[http://www.imhds.co.jp/company/history_isetan.html 伊勢丹のあゆみ(〜2007年度)](三越伊勢丹ホールディングス)</ref>||24,348 m<sup>2</sup>||334.4億円||318億円
 
|}
 
{|class="sortable wikitable" style="font-size:90%"
 
|+新潟伊勢丹サテライトショップ & MIプラザ<ref>[http://isetan.mistore.jp/store/niigata/local_shop/index.html サテライトショップのご案内](新潟伊勢丹)</ref><ref>[http://www.imhds.co.jp/company/department_other.html 中小型店舗事業一覧](三越伊勢丹ホールディングス)</ref>
 
!店舗!!所在地!!位置!!開店
 
|-
 
|新潟伊勢丹・新発田ショップ||[[新潟県]][[新発田市]]||{{ウィキ座標|37|57|18.5|N|139|20|9.7|E|region:JP|地図|name=新潟伊勢丹・新発田ショップ}}||[[1985年]]12月
 
|-
 
|新潟伊勢丹・三条ショップ||新潟県[[三条市]]||{{ウィキ座標|37|38|19.8|N|138|57|8.2|E|region:JP|地図|name=新潟伊勢丹・三条ショップ}}||[[1986年]]6月
 
|-
 
|新潟伊勢丹・吉田ショップ||新潟県[[燕市]]||{{ウィキ座標|37|40|56.8|N|138|52|48.1|E|region:JP|地図|name=新潟伊勢丹・吉田ショップ}}||[[1990年]]3月
 
|-
 
|新潟伊勢丹・長岡ショップ||新潟県[[長岡市]]||{{ウィキ座標|37|27|15.5|N|138|49|11.7|E|region:JP|地図|name=新潟伊勢丹・長岡ショップ}}||1984年4月
 
|-
 
|新潟伊勢丹・佐渡ショップ([[新潟交通]]佐和田ビル1F)||新潟県[[佐渡市]]||{{ウィキ座標|38|0|17.8|N|138|18|47.8|E|region:JP|地図|name=新潟伊勢丹・佐渡ショップ}}||1990年7月
 
|-
 
|エムアイプラザ上越||新潟県[[上越市]]||{{ウィキ座標|37|9|29.3|N|138|15|7|E|region:JP|地図|name=エムアイプラザ上越}}||[[2014年]][[3月22日]]
 
|-
 
|エムアイプラザ横越([[トップカルチャー|蔦屋書店]]横越バイパス店内)||新潟県新潟市[[江南区 (新潟市)|江南区]]||{{ウィキ座標|37|50|57.6|N|139|8|38.2|E|region:JP|地図|name=エムアイプラザ横越}}||[[2015年]][[4月30日]]<ref>[http://gata21.jp/archives/28781006.html 江南区横越にある『蔦屋書店(TSUTAYA)横越パイパス店』内に『MI PLAZA(エムアイプラザ)横越 』がオープン。](にいがた通信 2015年4月30日)</ref>
 
|-
 
|エムアイプラザとなみ([[イオンモールとなみ]]1階)||[[富山県]][[砺波市]]||{{ウィキ座標|36|38|29.2|N|136|56|53.4|E|region:JP|地図|name=エムアイプラザとなみ}}||2015年[[7月14日]]<ref>{{PDFlink|[http://www.aeonmall.com/upload/1432530105.pdf ~ここが私のお気に入り "コミュニティ・ガーデンとなみ"~ 「イオンモールとなみ」 7月14日(火)AM9:00 グランドオープン]}}(イオンモール 2015年7月14日)</ref>
 
|}
 
<!--三越ブラザー共同ビル(新潟三越駅前ビル)→ 現在は「第5マルカビル」({{ウィキ座標|37|54|48.3|N|139|3|37.5|E|region:JP|地図|name=三越ブラザー共同ビル → 第5マルカビル}})-->
 
=== 新潟三越 ===
 
: 所在地 :新潟市中央区西堀通五番町866番地
 
: アクセス:新潟交通 古町バス停前
 
<!--: 24,007㎡-->
 
* 8階
 
* 7階
 
* 6階
 
* 5階
 
* 4階
 
* 3階
 
** [[ヨーガン・レール]]
 
* 2階
 
** [[マーガレット・ハウエル]]
 
* 1階
 
** [[ルイ・ヴィトン]]
 
** [[ティファニー]]
 
** [[ロエベ]]
 
** [[コーチ (企業)|コーチ]]
 
** [[サザビーリーグ|サザビー]]
 
** [[ハンティングワールド]]
 
* 地下1階
 
 
 
=== 新潟伊勢丹 ===
 
[[ファイル:Niigata-Isetan 001.JPG|thumb|新潟伊勢丹]]
 
: 所在地:新潟市中央区八千代1丁目6-1 万代シテイ
 
: アクセス:JR[[新潟駅]]徒歩10分、新潟交通 「[[万代シテイバスセンター]]」バス停前
 
<!--: 24,348㎡-->
 
* 7階
 
* 6階
 
* 5階
 
** [[バカラ (ガラス)|バカラ]]
 
* 4階
 
** [[カルバン・クライン]]
 
** [[アルマーニ]]
 
** [[タケオキクチ]]
 
* 3階
 
** [[エトロ]]
 
** [[三宅一生|イッセイミヤケ]]
 
** [[エスカーダ]]
 
** [[マックスマーラ]]
 
** [[オンワード樫山|23区]]
 
* 2階
 
** [[ポール・スミス]]
 
** [[アナスイ]]
 
** [[サルヴァトーレ・フェラガモ]]
 
** トリーバーチ
 
** [[ツモリチサト]]
 
** [[ケイト・スペード]]
 
* 1階
 
** [[エルメス]]
 
** [[シャネル]]
 
** [[カルティエ]]
 
** [[フェンディ]]
 
* 万代シテイ第二駐車場ビル1階路面ショップ
 
** [[グッチ]]
 
** [[ボッテガ・ヴェネタ]]
 
* 地下1階
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* [http://niigata.mitsukoshi.co.jp/ 新潟三越]
 
* [http://isetan.mistore.jp/store/niigata/ 新潟伊勢丹]
 
 
 
{{リダイレクトの所属カテゴリ
 
|redirect1=小林百貨店|1-1=かつて存在した日本の百貨店|1-2=かつて存在した新潟県の企業|1-3=新潟市の歴史|1-4=三越の歴史
 
}}
 
 
 
{{Company-stub}}
 
{{デフォルトソート:にいかたみつこしいせたん}}
 
[[Category:新潟市中央区の企業]]
 
[[Category:三越伊勢丹ホールディングス]]
 

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