「Googleマップ」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
(ページの作成:「{{Infobox website | name = Google マップ | logo = | screenshot = | caption = | url = {{URL|https://www.google.co.jp/maps/}}…」)
 
(内容を「{{Infobox website | name = Google マップ | logo = | screenshot = | caption = | url = {{URL|https://www.google.co.jp/maps/}}…」で置換)
(タグ: Replaced)
 
16行目: 16行目:
 
}}
 
}}
  
'''Google マップ'''(グーグル マップ、{{Lang-en-short|Google Maps}})は、[[Google]]がインターネットを通して提供している地図、ローカル(地域)検索サービス。広義で「[[地理情報システム|GIS]]」という分野のソフト・サービスであり、その中のWebGISにあたる。
+
'''Google マップ'''(グーグル マップ、{{Lang-en-short|Google Maps}}
  
== 概要 ==
+
米国[[グーグル社]]が提供する[[地図情報サービス]]
Google マップでは、[[#表示モード|表示モード]]に挙げた基本レイヤの各々で、縮尺を調節して[[丁目]]から全世界に至るまで[[俯瞰]]することができる。
 
  
航空写真モードは、[[Google Earth|Earth]]モードと言われる3Dマップ表示を併用または切替可能であり、視点の傾斜や回転ができる。対応地域であれば地形や建物、道路などを3D立体表示する事が可能<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140220_636083.html 「新しい Google マップ」正式公開、地図大きく、精緻すぎる3D都市マップも]</ref>。店舗や施設を検索するGoogle プレイス([[Google マイビジネス]]とも連動)や<ref>[http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/09/24/8848 グーグルプレイスとは/Googleプレイスに無料で店舗を登録する方法ガイド]</ref>、[[#Google マップナビ|ルート検索機能]]などを備える<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131010_618983.html 「新しいGoogle マップ」に待望の復活機能、複数目的地を指定したルート検索]</ref>。また、道路上から撮影した[[パノラマ写真]]を閲覧できるストリートビューという機能を提供している<ref>[http://nanapi.jp/31339/ 「Googleマップ」でストリートビューを見る方法]</ref>。ウェブ版に加え、[[Android]]と[[iOS (アップル)|iOS]]向けのモバイルアプリケーションが提供されている。
+
平面地図・航空写真・地形図などの表示方法が選択可能で、住所や施設名などからの検索もできる。主要都市の一部ではストリートビュー機能を備える。
  
=== 表示モード ===
 
基本的なマップ表示モード(レイヤ)として、[[地図]]、[[航空写真]]、[[地形]]の3つがある。「航空写真」モードにおいて、海水面下の海底地形が模擬モデルとして表示される。「地形」モードにおいて、同様に等高線データにより、山地、平地が模擬モデルとして表示される。
 
 
さらに、鉄道の「路線図」、「自転車」の移動軌跡などをオプションのレイヤとして表示できる。「自転車」は、主に[[欧米]]の主要都市に限り提供され、[[日本]]では未サポート。
 
 
=== ルート検索 ===
 
''詳細は[[#Google マップナビ|Google マップナビ]]参照。''
 
 
目的地までの最適経路を、自動車、公共交通機関(鉄道・バスなど)、自転車、徒歩の各移動モード別に検索提示できる。自動車では渋滞状況(後述)に適応した最適ルート検索や、有料道路、高速道路の使用可否指定が可能。公共交通機関では、乗換駅、通過駅や運行ダイヤ、料金の表示まで対応し、さらに徒歩込みでの最適ルート検索が可能。なお、自転車ルート検索は[[日本]]では未サポート。
 
 
=== スポット ===
 
各種施設、公園、史跡その他の地点データは、WEBサイト、施設情報、写真等のメディア、ユーザーのレビュー等を記入でき、各ユーザーで。お気に入り等のマークを付ける事も可能。これらのデータは一部が[[Google+]]とも連動している。
 
 
=== 交通状況、マップナビなど ===
 
PC等で固定利用(位置情報を備えない端末)でのGoogleマップ利用時も、交通状況や経路案内(マップナビ)など、モバイル版から提供されるデータを共通利用できる。
 
 
== 沿革 ==
 
Google マップは初め、デンマーク人の兄弟[[:en:Lars Rasmussen (software developer)|Lars Rasmussen]] と [[:en:Jens Rasmussen (software developer)|Jens Rasmussen]]がシドニーに設立した企業 Where 2 Technologies によって開発された。元々はC++言語で記述されたダウンロード型のソフトウェアだった。Google が Where 2 Technologies を買収したことで、二人のチームが Webベースのサービスとして再開発したものが Google マップになった<ref>{{Cite web|date=2005-07-28 |url=http://news.cnet.com/Google-mapper-Take-browsers-to-the-limit/2100-1038_3-5808658.html|title=Google mapper: Take browsers to the limit|work=|author=|publisher=[[CNET]]|accessdate=2013-10-06}}</ref>。
 
 
[[2005年]][[2月]]にベータ版としてサービス開始し、同年7月に日本語版が提供された。[[2007年]]にはストリートビューが公開され、日本でも[[2008年]][[8月]]に公開された。[[2010年]][[8月6日]]、5周年を機にベータ版を卒業して正式版へと移行した。<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100806_385998.html 「Google マップ」日本版、5周年を機にベータ版卒業]</ref>
 
 
一部の国では渋滞情報を含む交通状況の表示ができ、日本でも[[2011年]][[12月10日]]からサービスが開始された。[[2013年]][[8月]]に13カ国にてGoogleが[[2013年]][[6月]]に買収した[[Waze]]のアプリユーザからの投稿内容も表示する機能を追加した<ref>{{Cite web|date=2013-08-21 |url=http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130821_611941.html|title=米Google、Google MapsアプリでWazeのリアルタイム道路情報を表示|work=|author=|publisher=[[インプレス]]|accessdate=2014-03-21}}</ref>。
 
 
[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]など地図情報が入手困難な地域については、その場所だけ真っ白に表示される問題がサービス開始以来長く続いた<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/4713579/ Googleマップから北朝鮮が消滅? ネットで話題に]</ref>。Googleはそれらの問題を解決するために[[Google マップメーカー]]と呼ばれる地図作成ツールを公開し、地図作成愛好家の協力を得て北朝鮮の地図作成を開始した。[[2013年]][[1月29日]]に、マップメーカーで作り上げた北朝鮮の地図がGoogleマップへ加わった<ref>[http://japanese.engadget.com/2013/01/30/google/ Google マップに北朝鮮の詳細地図が追加。マップメーカーで地図製作愛好家が協力]</ref>。
 
 
[[2014年]][[2月20日]]、「'''Google マップ'''」を「'''新しいGoogle マップ'''」にリニューアルした。UIを刷新し、3DマップやEarthビューなどに対応した。<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140220_636083.html 「新しい Google マップ」正式公開、地図大きく、精緻すぎる3D都市マップも]</ref>航空写真の3D建物は、かつては[[SketchUp]]や[[Google ビルディング メーカー]]などのソフトウェアを用いて、一つ一つの建物を手動で作っていたため、大量の建物を3D化するには膨大な時間がかかっていた。しかし2010年代に入ってからは、航空写真を斜め45度で複数方向から撮影し、そのデータを元に3D建物をコンピューターで自動生成するようになった。これにより3D建物作成はかなり効率化されている。
 
 
== 地図データ ==
 
[[アメリカ合衆国]]・[[イギリス]]・[[フランス]]など大半の地域ではGoogleが測量したデータ([[オーストラリア]]などGoogle単独ではなく他社との協力で製作された国・地域もある)や[[Google マップメーカー]]([[:en:Google_Map_Maker|英語]])にてユーザーが作成したデータが使用されている。
 
 
以下の国・地域では他社のデータを使用している。
 
 
* [[日本]] - [[ゼンリン]]
 
* [[大韓民国]]([[竹島 (島根県)|竹島]]含む) - SK M&C
 
* [[ロシア]] - GIS Innovasia (ただし[[モスクワ]]などの大都市以外(例:[[ソチ]]周辺など)は非常に不正確である)
 
* [[中華人民共和国]]([[香港]]・[[マカオ]]除く) - AutoNavi(データは本来の座標からずれている)
 
* [[香港]]・[[マカオ]] - Mapking
 
* [[台湾]] - Kingway
 
* [[マレーシア]] - MapIT
 
* [[オマーン]]・[[トリニダード・トバゴ]] - LeadDog Consulting
 
* [[タイ王国|タイ]]・[[インドネシア]]・[[シンガポール]]・[[スペイン]]・[[ポルトガル]]など - TomTom(ただし、表示はTomTomに吸収合併された会社TeleAtlasである。)
 
 
なお、[[領土問題]]や表記問題がある地域の地名は、中立を保つため表示されないか併記されている(例外有り)。<ref>{{cite web | url = http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2010-10/18/content_21147416.htm | title = グーグルが中立 「釣魚島」の中国語表記削除を拒否 _中国網_日本語|accessdate=2011-07-05}}</ref> ただし、[[竹島 (島根県)|竹島]]<ref group="注">竹島周辺のデータはSK M&Cのデータのみ([[鬱陵島]]から竹島への航路が書かれているのはそのため)が使用されており、[[ゼンリン]]のデータは使用されていない。</ref>や[[パレスチナ]]など一部は一方の国側の領土と連想させる表現がある。
 
 
日本語版で表示される日本以外の国や地域の[[日本語]]による地名表記は、[[平凡社地図出版]]から提供を受けたデータを使用している<ref>{{Cite news
 
|date=2009-08-28|url=http://japan.cnet.com/news/media/20399044/|title=Googleマップ、新機能「世界地図日本語版」を公開|publisher=朝日インタラクティブ|work=[[CNET|CNET JAPAN]]|accessdate=2016-07-03}}</ref><ref>{{Cite news
 
|date=2009-08-28|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/28/news060.html|title=Googleマップの世界地図、海外地名がカタカナ表記に|work=[[ITmedia]]|accessdate=2016-07-03}}</ref>。
 
 
== ストリートビュー ==
 
{{main|Google ストリートビュー}}
 
[[2007年]]に開始された、町並みの写真を表示するサービス。ストリートビュー機能は、黄色い人型のアイコン(ペグマン)<ref>Googleはこのアイコンのことを「ペグマン」と呼んでいる([https://support.google.com/maps/answer/3092368 地図の概要])。</ref>を地図上へドラッグすることで、専用のビューアへ切り替わり表示される。ビューアでは、東や西などの方位を変えるボタンのほか、拡大や縮小、マウスによる視点の操作が可能である。利用可能な地域は、ペグマンをドラッグする際に表示される、青色で塗りつぶされている地域で利用可能。
 
 
[[2012年]]6月6日、ストリートビュー撮影車が走った総距離は、500万[[マイル]](800万[[キロメートル]])、そのデータ量は20[[ペタバイト]]、39カ国、3000都市を走り回った事をGoogleのイベントで言及した。<ref>[http://appllio.com/news/20120607-2188-Google-Street-View-Car Googleストリートビューカーの走行距離は既に800万km以上、収集データは20ペタバイト超]</ref>故に現在は、主要都市のみならず、地方都市や人口の少ない地域などにも範囲が広がった。
 
 
当初はアメリカの主要都市のみ対応していたが、現在は[[パリ]]、[[ロンドン]]、[[シドニー]]、[[日本]]など世界各国もカバーしている。日本では[[トヨタ・プリウス]]の上、地上から205cmに付けられたカメラで撮影を行っている。
 
 
立ち入り禁止や危険な場所を除き、城、公園、遊園地、動物園、水族館、徒歩道、登山道、観光スポットなど自動車で行けない様な特殊条件の場所は徒歩で機材を背負い撮影する場合がある。そのような場合であっても来場者は自動でモザイク処理が施される。ただし、まれに人物にモザイクが掛かってない場合がある。また、日本に多い表札は、高頻度で自動モザイク処理は施されない。
 
 
=== パートナープログラム ===
 
パートナープログラムは、ストリートビューを商業施設や観光地向けに撮影を行うサービス。小中規模のレストランやジムなどの商業施設向けに、インドアビューがある。インドアビューとは別に、大学キャンパスやショッピングモール、遊園地などの大型施設向けの撮影サービスも行っている。
 
 
=== Photo Sphere(フォトスフィア) ===
 
Googleは、ストリートビューを自作、公開できるサービスを提供している。Photo Sphereは[[2012年]][[11月13日]]よりGoogleが提供開始したモバイル端末向けカメラアプリの機能である。全方向球体パノラマが撮影でき、撮影した写真はストリートビューと同様の操作が可能である。
 
これをGoogleの画像共有サービス[[Google+]]にアップロードしていくつかの手順を踏むと、Googleマップ上でストリートビューと同様に公開することができる。いわゆる自作ストリートビューの作成サービスである<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu/20140206_634107.html 「ストリートビュー」を自作して「Google マップ」で公開する方法]</ref>。<br>
 
Photo Sphereは公式アプリの[[Googleカメラ]]で提供されているが、[[Googleカメラ]]以外で撮影した[[パノラマ写真|パノラマ]]についても、規定のメタデータを埋め込めばGoogleマップに公開可能である。<ref>[https://support.google.com/maps/answer/2839084?hl=ja Photo Sphere 写真を作成する]</ref><ref>[http://gigazine.net/news/20140711-google-camera-app/ 無料でスマホのカメラをパワーアップさせて一眼並のボケ味・魚眼レンズ・360度パノラマ撮影ができるGoogle公式カメラアプリ「Googleカメラ」]</ref>
 
 
=== 問題点 ===
 
ストリートビューを公開した各国で「[[プライバシー]]の侵害ではないか」という声が上がり、[[アメリカ合衆国|アメリカ]][[ペンシルベニア州]]の住民がストリートビューで自宅内部を勝手に公開されたとして、Googleを相手に裁判を行っているが、その中でGoogleが答弁として「'''現代では完全なプライバシーなどは存在しない(ゆえに許される行為だ)'''」と反論を述べた<ref>[http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200808051827 グーグルが裁判で反論、現代社会に完全なプライバシーなどは存在しない - Technobahn](引用の太字による強調や、丸括弧内の注釈は引用者による)</ref>。
 
 
Google側は、[[肖像権]]については自動認識プログラムでぼかしを入れて修整することで解決する、とコメントしている。現在のところ顔やカーナンバーが表示されている箇所や誤認識されている箇所などが報告され、完全には解決していない。また、私有地内の道路、関係者以外進入禁止と明記されている道路や、女子高校敷地内の道路までも撮影を行っていること、さらには[[横浜市]]の条例に違反する行為や自動車通行止めを無視して進入した事例も報告されている<ref>「[http://news.ameba.jp/weblog/2008/09/17179.html ストリートビューは私道からも撮影していたか]」日刊アメーバニュース、2008年9月8日。</ref><ref>[http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080824.html#p01 グーグル株式会社の広報姿勢が嘘八百なことを示す事例 - 高木浩光@自宅の日記]</ref><ref>[http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080911.html#p01 グーグルが女子高に侵入して撮影した事例 - 高木浩光@自宅の日記]</ref><ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/2008/09/25/ とうとう条例違反に……ストリートビューで墓地を無断で撮影 やじうまWatch 【2008/09/25】]</ref><ref>[http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081015.html グーグルは交通法規も平気で無視する - 高木浩光@自宅の日記]</ref>。
 
 
人間の死体が映り込んでしまった実例もある。2009年、[[カリフォルニア州]][[リッチモンド (カリフォルニア州)|リッチモンド]]で14歳の少年が何者かに射殺される事件が発生。ところが、Googleがこの近辺の衛星写真を公開した際、偶然にも射殺された少年の遺体が映り込んでしまい、被害者の父親がGoogle側に当該衛星写真の削除と写真の差し替えを求め、Google側は衛星写真を削除して新しい画像に差し替えた<ref>[http://www.cnn.co.jp/tech/35040117.html 「グーグルマップに息子の遺体」 父親の訴えで写真差し替えへ] [[CNN]]、2014年7月16日閲覧。</ref>。
 
 
== デスクトップ版のシステム要件 ==
 
'''新しいGoogleマップ'''は3D表示やEarthビューなどがあり、2014年当時において高性能な[[ビデオカード|グラフィックスハードウェア]]が必要となる<ref name=":0" group="注" />。システム要件を満たしていない場合は、3D表示やEarthビューが使えない'''ライトモード'''に切り替わる。
 
 
新しいGoogleマップ<ref>[https://support.google.com/maps/answer/3096703 システム要件と問題]</ref>と、旧Googleマップ<ref>[https://support.google.com/maps/answer/16532?hl=ja システム要件]</ref>のシステム要件は以下の通り。
 
 
=== 新しいGoogleマップ ===
 
 
* いずれかの最新バージョンのブラウザ
 
** [[Google Chrome]] / [[Mozilla Firefox]] / [[Internet Explorer]] / [[Safari]] / [[Microsoft Edge]]
 
* いずれかのオペレーティングシステム
 
** [[macOS]] 10.12.0以降 / [[Microsoft Windows 7]]以降 / [[Google Chrome OS|Chrome OS]] / [[Linux]]
 
 
以上に加え、2014年当時において高性能な[[ビデオカード|グラフィックスハードウェア]]が必要となる<ref group="注" name=":0">なお、[[Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャ]]以降の内蔵CPUグラフィックスは概ね高性能である。</ref>。グラフィックの処理能力が低いパソコンの場合は、3D建物やEarthモードがオフになる。
 
 
=== 旧Googleマップ ===
 
* Internet Explorer (Windows)
 
* Firefox (Windows、Mac、Linux)
 
* Safari(Mac)
 
* Google Chrome(Windows および Mac)
 
 
== モバイル Google マップ ==
 
{{Infobox Software
 
| 名称 = Google マップ (モバイルアプリケーション)
 
| ロゴ =
 
| スクリーンショット = <!-- スクリーンショット。[[ファイル:example.png|100px]]のようにウィキ構文で指定する -->
 
| 説明文 = <!-- スクリーンショットの説明文 -->
 
| 開発者 =
 
| 開発元 = [[Google]]
 
| 初版 = <!-- 初版の発表日。{{release date and age|年|月|日}} 等のテンプレートが便利 -->
 
| 最新版 = 端末により異なる ([[Android]]) / {{release date and age|2018|6|20}}<br>4.52 ([[iOS (アップル)|iOS]]) / {{release date and age|2018|6|12}}
 
| 対応OS = [[Android]] 4.4以降<ref>(旧Google マップは2.1以降)</ref><br>[[iOS (アップル)|iOS]] 9.0以降
 
| エンジン = <!-- ソフトが使用しているエンジン。ウェブブラウザにおけるレンタリングエンジン(Gecko、WebKit)など -->
 
| 対応プラットフォーム =
 
| サイズ =
 
| サポート状況 = 継続中
 
| 種別 = [[地図]]
 
| ライセンス =
 
| 公式サイト = https://www.google.co.jp/mobile/maps/
 
| 対応言語 = 多言語
 
}}
 
'''モバイル Googleマップ'''とは、モバイル端末向けのGoogleマップである。Android端末とiOS端末で[[アプリ]]として使用できる。
 
 
概ねデスクトップ版(WEB版)と同等機能の利用が可能。ただし、[[Google Earth|Earth]]モード(3Dマップ表示)は、端末によってはスペック不足となる<ref group="注">概ね、高スペックの端末が必要。</ref>。
 
 
さらにモバイル版の特徴として、[[カーナビゲーション|カーナビ]]等のリアルタイムナビゲーション機能([[#Google マップナビ|Google マップナビ]])が搭載されている。また[[Google Now]]との連携、[[音声検索|音声での検索]]、店舗や施設を検索して直接[[電話]]をかける機能がある。
 
 
位置情報は、[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]に加えて[[無線LAN]]のビーコン信号からの取得に対応しているため、GPSが使えない環境でも[[Wi-Fi]]の電波があれば位置情報を表示できる。ただし、位置情報の精度は低くなる<ref>[http://www.appbank.net/2013/02/24/iphone-news/552221.php Wi-Fiだけでも現在地を測定できる仕組みとは?]</ref>。Android端末は、[[Androidのバージョン履歴#Android 4.1/4.2/4.3 Jelly Bean|Android 4.3]]以降であれば、Wi-Fiをオフにしていても無線LANのビーコン信号のみを受信する機能を持つため、Wi-Fiを切っていても、リアルタイムに位置情報取得が可能になっている<ref>[http://news.mynavi.jp/column/androidnow/038/ 塩田紳二のアンドロイドなう]</ref>。
 
 
=== 交通状況 ===
 
[[スマートフォン]]端末に搭載の[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]および[[ジャイロセンサー]]により測定された端末の位置および物理的移動速度<ref group="注">端末ユーザーの移動モード(自動車・バス等、自転車、歩行など)も自動的に判定される</ref>を、多数の端末から匿名情報として収集して分析し([[ビッグデータ]])、マップ(デスクトップ、モバイル両方)上に道路の混雑状況を表示する<ref>http://jp.techcrunch.com/2009/08/26/20090825google-maps-will-now-show-you-traffic-conditions-on-the-back-roads/</ref>。なお、交通状況はモバイル版以外でも共通表示される。
 
 
=== Google マップナビ ===
 
[[カーナビゲーション]]、[[乗換ナビゲーション]]、[[ナビゲーションサービス|徒歩ナビゲーション]]などの[[統合ナビゲーション]]機能としてGoogleマップナビが搭載されており、これらの機器あるいはサービスの代替として使用できる。
 
 
目的地までの最適経路を、自動車、公共交通機関(鉄道・バスなど)、自転車<ref>自転車ナビは2018年時点で日本非対応</ref>、徒歩の各移動モード別に検索提示できる。自動車では渋滞状況(前述)に適応した最適ルート検索や、有料道路、高速道路の使用可否指定が可能。公共交通機関では、乗換駅、通過駅や運行ダイヤ、料金の表示まで対応し、さらに徒歩込みでの最適ルート検索が可能。なお、自転車ルート検索は[[日本]]では未サポート。いずれの移動モードでも、一般のナビゲーションシステムと同様に端末の移動に応じて現在地や最適経路が随時更新される。
 
 
自動車モードでは、目的地までの経路上の混雑状況に応じた通過速度を計算し、目的地までの最適移動経路をユーザーに[[カーナビゲーション|ナビゲーション]]する。
 
 
自動車(ナビ)モードでは安全運転の支障とならないよう、進行方向に向いて3D回転し、かつ細かい道路や情報が省略されたシンプルなマップ表示となり、併せて音声での案内提供が可能である。これに加えて目的地までの時間、距離、次に曲がる交差点名など必要最低限のみの情報が太字で表示され、また基本的な右左折直進指示の音声による案内提供が可能。
 
 
多くの国で自動車ナビモードが利用可能である。2014年現在、日本、台湾、香港、オーストラリア、米国、英国など、全部で99の国と地域で利用できる。<ref>[https://support.google.com/gmm/answer/172221?hl=ja 利用可能な地域]</ref>
 
 
=== 更新履歴 ===
 
* [[2010年]]
 
** 9月16日  - Googleマップナビに対応。<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2010/09/google_15.html Google マップナビで楽しいドライブを]</ref>
 
** 11月10日 - デザインの更新、全体的に見やすい表示へと変更<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2010/11/google.html Google マップのデザインが新しくなりました]</ref>
 
** 12月17日 - ビルの3D表示、及びコンパスモードや回転操作に対応<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2010/12/google_17.html モバイル Google マップが新しく生まれ変わりました]</ref>
 
* [[2011年]]
 
** 11月30日 - インドアGoogleマップに対応。建物内のマップを閲覧可能へ。<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2011/11/google_9109.html モバイル Google マップの新境地、構内地図が見られるようになりました。]</ref>
 
** 12月9日 - 交通状況の表示に対応<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2011/12/google_09.html 交通状況がGoogle マップで見られるようになりました]</ref>
 
* [[2012年]]
 
** 12月13日 - iPnone向けのGoogleマップが提供開始。Android版と同じUIになり、旧型iPhoneには無かったナビ機能にも対応<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2012/12/iphone-google.html iPhone 向け、Google マップ本日提供開始します。]</ref>
 
* [[2014年]]
 
** 2月20日 - 「新しいGoogleマップ」サービス開始。UIやシステムを大幅刷新。<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2014/02/google_20.html 新しい Google マップ、始まります]</ref>
 
* [[2016年]]
 
** 5月 - 自動車ナビモードの声を担当していた女性ナレーター<!-- 野口美穂 https://8card.net/p/mihonoguchi 自営/個人事業的に名前を自ら公表しているので、B-2には該当しないが、著名人でもないため、実名表記はNG。 -->の音声利用契約が終了し、ロボット音声に変更された。<ref name=":0" />
 
** 6月10日 - ストリートビューの操作性を改善。道路上に線が表示され、スワイプでの移動が可能。
 
** 8月24日 - 自動車ナビモードのロボット音声が、再び女性ナレーターの声に復帰した。経緯は不明。<ref name=":0">http://rocketnews24.com/2016/08/25/792096/</ref>
 
 
=== フィーチャーフォン版 ===
 
当初は[[フィーチャー・フォン]]版が存在し、当時の主流であった。フィーチャーフォン版では、主に[[Symbian OS]]、[[Palm OS]]、[[Java]]、[[HP webOS|webOS]]、[[BlackBerry OS]]向けに提供されていた<ref>[http://japanese.engadget.com/2007/02/06/google-maps-windows-mobile/ Google MapsにWindows Mobile / Palm OS用アプリ]</ref><ref>[http://www.webosnation.com/google-maps-72ka Google Maps | webOS Nation]</ref>。<br>日本では、[[NTTドコモ]]の[[N905i]]・[[N905iμ]]・[[F905i]]に[[iアプリ]]として[[プリインストール]]されており、通常に配布されているバージョンより広い範囲の地図が表示できる<ref>[http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/interview/37570.html 「N905i」「N905iμ」開発者インタビュー] - ケータイWatch</ref>。またNTTドコモの2008-2009年モデル以降標準搭載される機種が増えた。なお現在フィーチャーフォンの衰退に伴い、フィーチャーフォン版のGoogleマップモバイルアプリはダウンロードが出来ず、利用不可となっている。
 
 
=== フィーチャーフォン版の更新履歴 ===
 
* [[2007年]](平成19年)[[8月21日]]:Ver.1.6.0 モバイルGoogleマップがドコモ向けに公開<ref>[http://googlejapan.blogspot.com/2007/08/google_21.html モバイル Google マップのドコモ向けサービスが始まりました]</ref>。
 
** 8月24日 - Ver.1.6.1 「[[ニューロポインター]]」に対応。
 
** 12月12日 - Ver.2.0.1 [[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]機能に対応、[[ユーザインタフェース|UI]]の変更など。
 
* [[2008年]](平成20年)3月20日:Ver.2.0.3 iアプリDXで作成されており、GPS機能のUIが変更されている。
 
** 9月18日 - Ver.2.3.0 乗り換え案内と[[ストリートビュー]](ベータ機能)に対応<ref>
 
[http://googlejapan.blogspot.com/2008/09/google2google.html 新しい Google モバイルで、ケータイをさらに便利に。その2:モバイル Google マップがパワーアップ]</ref>。
 
** 12月10日 - Ver.2.3.0 [[ストリートビュー]]が[[Symbian OS]] S60を搭載する[[ノキア]]のスマートフォンと[[Windows Mobile]]を搭載する端末に対応。
 
** 12月11日 - Ver.2.3.2 運行経路検索機能、店舗情報を友達にメール送信できる機能が追加<ref>[http://googlejapan.blogspot.com/2008/12/google.html モバイル Google マップに新機能追加!]</ref>。
 
 
== その他 ==
 
=== 地図の文字表記と言語 ===
 
Google Map では、地名は「現地語」を中心に表記され、[[英語]]が並記されることがある。ただし、一部の言語版では、特定の地名を「現地語」で表記せず、利用者の言語で使われる慣用表記に置き換える措置が取られるものもある<ref>https://support.google.com/maps/answer/63471?hl=en</ref>(例: 英語版で {{lang-de|München}} が {{en|Munich}} に置き換えられるなど)。
 
2009年8月、日本語版 Google マップは地名の日本語表記対応を開始した。この置換のために、[[平凡社地図出版]]から提供を受けた約三万件の地名データ、[[ウィキペディア]]などインターネット上のサイトから抽出した地名、及び独自に開発した地名専用の自動翻字システムから生成した約数千万件の地名の三種のデータ群が使用された<ref>http://googlejapan.blogspot.jp/2009/08/blog-post_28.html</ref>。
 
 
=== 領土問題に配慮する対応 ===
 
[[領土問題]]が起きている地域では、英語版や一般名称のみの中立的な表記をしたり、各国語版で異なる地域名表記をする、道路が表示されない、ポイントしても緯度経度情報以外は表示されない、などの配慮がなされている。
 
 
=== 韓国と中国の地図データ問題 ===
 
これらの国では[[安全保障]]上の保全を理由に地図情報の国外提供を禁止している。このため、
 
* Google が当事国からの地図データの提供を受けていない。
 
* 自国内では Google とは異なるデータや[[測地系]]を使っているため、互換性が維持できない。
 
 
[[大韓民国]](韓国)では政治または法的な問題で、国外への地図データの輸出が禁止されているため、以下の理由でGoogle マップで正常に表示できない問題がある。
 
 
韓国では、地図データの開示によって、国家の安全が脅かされるなどの国防や国家[[安全保障]]を理由に、「空間情報の構築及び管理に関する法律」({{lang|ko|공간정보의 구축 및 관리에 관한 법률}})第16条にて、[[国土交通部]]長官の許可なしに測量情報等の地図データを国外に搬出することを禁止している。これに関して[[Google]]は、[[2008年]]から韓国側に地図データライセンスを申請しており、[[2016年]][[6月2日]]にも韓国の地図データの使用許可を請求したが、航空写真での重要施設表示などを理由に却下されている。
 
 
Google マップ上での韓国は、地図画面の解像度が低く、道路情報やルート検索なども正常に機能しない状態となっている<ref>[http://jp.wsj.com/articles/SB11084297532868194328904582073171430791792 グーグル、地図サービス巡り韓国政府とせめぎ合い グーグルは、韓国の国家保安法が地図情報サービスの全面展開を不当に阻止していると主張]</ref>。[[位置情報ゲーム]]『[[Pokemon GO|Pokémon GO]]』の、韓国での提供開始が2017年1月まで大幅に遅れたのも、この問題が関係していたためである<ref>[http://japanese.joins.com/article/224/218224.html 韓経:海外で大ヒットの「ポケモンGO」…韓国では発売できない?]</ref>。なお、この提供開始にあたってはGoogle マップのデータを用いず、[[オープンストリートマップ]]のデータを使用している。
 
 
[[中華人民共和国]]では、{{仮リンク|中国測絵規制法|zh|中华人民共和国测绘限制}}に基づき海外の[[GPS]]の利用を制限している。このため、GPSを利用する『Pokémon GO』の正式配信はなされていない。また、GPS測地機能を使ったネット端末やカメラなども利用できず、知らずに利用した海外旅行者が逮捕される事態も起きている。一方、代替GPSとして、[[北斗 (衛星測位システム)|北斗]]のライセンスを受けた端末を製造し、海外に対してもシステムの販売と利用を進めている。
 
 
Google.cn/Maps では[[測地系]]も独自のものを使っており、中国国内ではほぼ正常に表示されている。
 
{{See also|中国における地理的データの制限#座標系}}
 
 
=== マイマップ ===
 
ユーザーがGoogleマップ上に目印や線などを書き込み、写真やコメントなどを貼り付けられる機能で、2007年に開始されたサービス<ref>INTERNET Watch:[http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/04/05/15329.html 「Google マップ」上に“マイ地図”を作れる新機能 ]</ref>。自分だけの地図を作成して共有・公開できる。
 
 
標準では公開される設定だったが、それに気づかなかった利用者のマップから個人情報が流出した<ref>INTERNET Watch:[http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/11/04/21414.html Googleマップの「マイマップ」公開設定に注意、個人情報掲載例も ]</ref><ref>ITmedia News:[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/06/news069.html セガ、Googleマップでバイト希望者の個人情報流出]</ref>。
 
Googleでは「公開/非公開」としていた表記を「公開/限定公開」に変更するとともに、設定の確認や情報の削除を呼びかけたが<ref>Google Japan Blog:[http://googlejapan.blogspot.com/2008/11/blog-post.html マイマップの公開設定をご確認ください]</ref>、削除したはずの情報が残っていたり検索エンジンにヒットした<ref>ITmedia News:[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/10/news047.html Google「マイマップ」、削除しても情報が残る問題 「早急に対応する」]</ref><ref>セキュリティ通信:[http://www.so-net.ne.jp/security/news/library/1694.html Googleマイマップ問題〜削除しても情報復活、限定公開なのに検索でヒット]</ref>、アカウントを削除したユーザーのマイマップが削除できないなどの問題が指摘された<ref>[http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081129.html Googleアカウントを削除するとマイマップやカレンダーを削除できなくなる - 高木浩光@自宅の日記]</ref>。
 
 
=== Google Mapplets ===
 
2007年7月11日、Googleマップ上にレイヤーを追加するツールとして「'''Google Mapplet(グーグル マップレット)'''」が公開された。<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/07/12/16322.html 「Google マップ」をさらに便利にする「マップレット」機能が正式公開]</ref>ただしMapplets APIは2010年5月19日にサポートが終了している<ref>[https://developers.google.com/maps/documentation/mapplets/?hl=ja ホームページ - Google Maps API] - Google Developers</ref>。
 
 
=== API ===
 
Googleマップは単体での利用のほかに、公開されている[[アプリケーションプログラミングインタフェース|API]]を利用することで、一般のWebページの中にGoogleマップによる地図を組み込むこともできる。APIの利用には、Googleアカウントの他に事前に申請して発行されたAPIキーが必要である。APIを利用した地図の表示は、原則としてエンドユーザーが無料で自由にアクセスできるページでの利用に限られており、有料コンテンツや企業の社内システムなどアクセス制限がかかったページでの利用には、別途有料の[http://www.google.com/intl/ja_ALL/enterprise/earthmaps/maps.html Google Maps API Premier]の契約が必要である。
 
前記の条件を満たしたページにおけるAPIの利用は、従来無料とされてきたが(1日50万回以上のアクセスがある場合には事前に連絡することを推奨していた)<ref>[https://developers.google.com/maps/signup?hl=ja Sign Up for the Google Maps API]</ref>、2012年初頭より1日のAPI使用回数が25,000回以上(Styled Mapsの場合は1日2,500回以上)の場合有料化された<ref>[https://developers.google.com/maps/faq?hl=en#usagelimits FAQ] - Google Maps API Family</ref><ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111028_487036.html Google Maps API有料化の詳細発表、該当ユーザーは2012年初めに強制課金開始] - Internet Watch・2011年10月28日</ref>。住所→緯度・経度への変換を行う「[[ジオコーディング|Geocoder]]」は、元々1日あたりの利用回数制限(1日2,500回以内)が設けられている<ref>[https://developers.google.com/maps/documentation/geocoding/?hl=ja The Google Geocoding API] - Google Maps API Web Services</ref>。
 
 
=== エイプリルフール ===
 
Googleでは、毎年[[4月1日]]の[[エイプリルフール]]の日に、Googleマップの特別機能が提供されている。
 
* 2012年 「Google マップ 8ビット」を公開。[[任天堂]]と[[スクウェア・エニックス]]の協力の下で開発された<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2012/04/google-8.html ファミコン版 Google マップ 8 ビットができました。]</ref>。
 
* 2013年 「宝探しモード」を公開<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2013/04/google.html  Google マップ 「宝探しモード 」新登場 - 暗号を解いて宝を探そう]</ref>。
 
* 2014年 モバイル版 Google マップで、「ポケモンチャレンジ」を開催。任天堂、[[ゲームフリーク]]、[[クリーチャーズ]]の協力の下で開発された<ref>[http://googlejapan.blogspot.jp/2014/04/blog-post.html 来たれ! 真のポケモンマスター]</ref>。[[ゲーム]]を開始するとマップ上の決められたポイントに151匹の[[ポケットモンスター (架空の生物)|ポケモン]]が現れ、捕まえる事で図鑑に追加される<ref>[http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1404/01/news036.html 「やせいのポケモン」が地図に現れた! 「Googleマップ ポケモンチャレンジ」開催です]</ref>。全てのポケモンをコンプリートすると、Googleから[[名刺]]10枚と[[署名]]の入った[[手紙]]が送られてきた者もいる<ref>[http://gigazine.net/news/20140618-google-pokemon-masters/ Googleがエイプリルフールに行ったポケモンマスター採用試験にて151匹をコンプリートしたポケモンマスターにGoogleから特殊な贈り物が届く]</ref>。この「ポケモンチャレンジ」は、Googleの社内ベンチャー・[[Niantic, Inc.|ナイアンティック]]と[[ポケモン (企業)|株式会社ポケモン]]が実際に[[Pokémon GO]]を開発するきっかけとなった。
 
* 2015年 [[パックマン]]のゲームが可能になった<ref name="my0408">{{Cite news|title=企業のエイプリルフールネタ、人気1位は「Googleマップでパックマン」|newspaper=マイナビニュース|date=2015-04-08|url=http://news.mynavi.jp/news/2015/04/08/064/|accessdate=2015-04-24|publisher=マイナビ}}</ref>。[[ジャストシステム]]が行った「エイプリルフールコンテンツに関するアンケート」では、1位となった<ref name="my0408" />。
 
* 2017年 [[ミズ・パックマン]]のゲームが可能になった。
 
 
== Googleマップの改竄・悪戯 ==
 
{{Main|グーグルマップ改ざん事件}}
 
Googleマップでは、地図にない物件などの情報をユーザーが登録申請できる機能がある。これを悪用し、著名な建築物([[ホワイトハウス]]や[[皇居]]など)に、悪戯で物件名を[[改竄]]する行為が[[世界]]的に流行した<ref>{{Cite web |date=2015-04-21 |url=http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/215134.html |title=グーグルマップのいたずら表示 姫路城なども |work=NHK「かぶん」ブログ |publisher=日本放送協会 |accessdate=2015-04-24}}</ref>。Googleでのチェック体制が不十分であったことに起因するものであり、悪戯で投稿されたものについては、既に大半が修正されている。ユーザーによる登録申請機能については、今後も制限などを設けない方針としている<ref>[http://japan.cnet.com/news/service/35063574/ 「Google マップ」の改ざんは“スパム攻撃”--グーグルが発表] - 藤井涼、CNET Japan、2015年4月22日</ref>。
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
=== 注釈 ===
 
{{Reflist|group=注}}
 
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist|2}}
 
 
== 参考文献 ==
 
* 米田聡『Googleマップ+Ajaxで自分の地図をつくる本』(クニメディア株式会社・2005年12月30日初版)
 
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
{{Commonscat|Google Maps}}
 
 
* [[Android Auto]]
 
* [[Android Auto]]
 
* [[Google ストリートビュー]]
 
* [[Google ストリートビュー]]
 
* [[Google マイマップ EXPO]]
 
* [[Google マイマップ EXPO]]
 
* [[Google Earth]]
 
* [[Google Earth]]
* [[検索エンジンの一覧]]
+
 
* [[マップ (アップル)]]([[アップル (企業)|アップル]]のサービス)
 
* [[ウィキマピア]](Google マップをもとにしたウィキサービス)
 
* [[電子国土]]([[国土地理院]]類似サービス)
 
* [[Mapion]](他社類似サービス)
 
* [[Bing Maps for Enterprise]](他社類似サービス)
 
* [[ゼンリンデータコム]](日本地図を提供) - 同社商品の[[地図アプリ]]、いつもNAVIは関連類似サービス
 
* [[ロケーションビュー]]
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [https://www.google.com/maps/ Google マップ]
 
* [https://www.google.com/maps/ Google マップ]
* [https://www.google.com/maps/about/ 概要 – Google マップ]
+
 
* [https://www.google.com/mars/ Google Mars]
 
* [https://www.google.com/moon/ Google Moon]
 
* [https://www.google.com/sky/ Google Sky]
 
* [https://www.google.co.jp/work/mapsearth/products/mapsapi.html Google Maps API]
 
* {{外部リンク/Google Play Store|filename=com.google.android.apps.maps|name=Google マップ}}
 
* {{ITunes Preview App|585027354}}
 
* {{Google+|+GoogleMaps|Google Maps|page=posts}}
 
  
 
{{Google Inc.}}
 
{{Google Inc.}}
 
{{地球}}
 
{{地球}}
 
{{Android}}
 
{{Android}}
{{Internet-stub}}
+
{{テンプレート:20180815sk}}
 
{{DEFAULTSORT:くうくるまつふ}}
 
{{DEFAULTSORT:くうくるまつふ}}
  

2018/8/26/ (日) 20:11時点における最新版

Google マップ
URL www.google.co.jp/maps/
使用言語 多言語
タイプ 地図
運営者 Google Inc.
設立者 Jens Eilstrup Rasmussen (開発者、共同創設者)
Lars Rasmussen (共同創設者)
設立日 2005年2月8日(19年前) (2005-02-08
現状 運営中

Google マップ(グーグル マップ、: Google Maps

米国グーグル社が提供する地図情報サービス

平面地図・航空写真・地形図などの表示方法が選択可能で、住所や施設名などからの検索もできる。主要都市の一部ではストリートビュー機能を備える。


関連項目


外部リンク





楽天市場検索: