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株式会社沖縄テレメッセージは、沖縄本島でページャー(ポケベル・無線呼び出しサービス)事業を展開する電気通信事業者。本社は沖縄県那覇市松尾1-18-26(テレメッセージビル5階)。かつての親会社はYOZANで、略称はOTCあるいは沖縄TMである。
Contents
概要
2007年3月末にNTTドコモがページャー事業から撤退して以降、このサービスを展開している企業は、OTCと東京テレメッセージ[1]のみである。
OTCでは020電話番号を利用し、インターネットファックス・電子メール・ページャーを統合した「テレメのユニファイドサービス」を提供している。着信通知をページャーで行う、電子メールをファクシミリ・音声として受信するなどの機能がある。ただし、020へ発信可能な電話サービスはNTT東・西の固定電話・公衆電話、au(KDDI並びに沖縄セルラー電話)の携帯電話からに限られる。
その他の事業として、ADSL、WiMAXやホームページ作成や経理事務代行も提供している。
なお、2007年1月より開始された、ユニバーサルサービス制度の指定事業者からは除外されている。ただし、親会社のYOZANは指定事業者になっており、利用者負担となる部分の徴収を行う。
2017年3月末でポケットベル事業から撤退することを発表[2]
略歴
- 1986年8月22日 - 発起人会[3]
- 1986年10月24日 - 会社設立[4]
- 1987年
- 2001年7月25日 - ADSLサービス開始。
- 2005年8月15日 - YOZANが沖縄テレメッセージに出資。
- 2006年12月1日 - 沖縄県域のプロバイダ「コスモスネット」の事業を引き受ける。
- 2008年12月25日 - WiMAXサービス「テレメBB-WiMAX」を南城市にて開始。
- 2017年3月 - ポケットベル事業終了。
頻発する回線障害について
テレメBB-WiMAXは、2009年5月頃から回線障害が頻発する様になった。丸一年が経過した2010年5月時点でも、解決の目処すら立っていない[8]。
障害事例
- 最長3日間に渡って完全に接続不能。
- 1〜2時間おきに10分前後の接続障害を繰り返す。
なお、沖縄テレメッセージのサイトにて告知されている回線障害情報はごく一部であり、実際は障害が発生しない日は皆無である。
通信端末
宣伝活動など
イメージキャラクター
脚注
- ↑ 沖縄TMと同じ元YOZAN傘下で、関東地方でページャー事業を展開している。
- ↑ 3470 (さよなら) ポケベル 沖縄県内のサービス終了へ 沖縄タイムス 2017年2月19日閲覧
- ↑ 「ポケットベル事業に参入 沖縄情報通信KK 新会社ページング設立」『沖縄タイムス』1986年10月4日9面
- ↑ 「ポケットベル 沖縄テレメッセージ社が新規参入 移動体通信業務を運営 代表取締役社長に国場幸一郎氏が就任」『沖縄タイムス』1986年10月25日19面
- ↑ 「沖縄テレメッセージが免許申請」『電波新聞』1987年6月25日第2面
- ↑ 6.0 6.1 『情報通信ハンドブック 1993年版』 情報通信総合研究所、1992年、301頁
- ↑ 「ポケットベル普及快調」『電波新聞』1990年1月22日第4面
- ↑ [1] - 南城市公式掲示板より
関連項目
- アステル沖縄 - ポケベルとPHSの一体型の端末でサービスを行う。