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阪急コミュニケーションズ(はんきゅうコミュニケーションズ)は、かつて存在した日本の出版社である。通称は阪コミ、阪急など。
阪急阪神東宝グループに属し阪急阪神ホールディングスの連結子会社であった。
概要
阪急電鉄沿線の観光ガイド本・グルメ本や宝塚歌劇団の機関雑誌『歌劇』、『宝塚GRAPH』、『宝塚おとめ』、演劇専門紙『レプリーク』、阪急電車関係の書籍・絵本等を発売する阪急電鉄創遊事業本部コミュニケーション事業部を母体とし、2003年7月に『ニューズウィーク日本版』、『フィガロジャポン』、『Pen』などを発行していたTBSブリタニカの事業(百科事典除く)と阪急電鉄創遊事業本部コミュニケーション事業部の事業を統合して発足した。
新会社の本社はTBSブリタニカから継承して目黒区に置き、大阪市北区の阪急電鉄本社ビル内(TOKKの編集部門・広告部門と宝塚歌劇関連雑誌の広告部門)と宝塚市の宝塚大劇場内(宝塚歌劇関連書籍・雑誌の編集部門)にも事務所を構えていた。
現在は上記の雑誌の他書籍、デジタル事業、フリーペーパー事業(TOKKなど)、宝塚歌劇検定事業を手がけていた。
2014年10月に事業再編を行い、宝塚歌劇関連事業を宝塚クリエイティブアーツに、フリーペーパー事業と阪急電鉄関連出版事業を阪急アドエージェンシーにそれぞれ譲渡し、残った出版事業を新設する株式会社CCCメディアハウスに分割した上で同社株式をカルチュア・コンビニエンス・クラブに譲渡、法人としての阪急コミュニケーションズは清算することとなった[1]。
沿革
- 1990年12月設立
かつての刊行物
- madame FIGARO japon - 女性ファッション誌で毎月20日発売。
- Pen - 男性向け生活情報誌で毎月1・15日発売。
- ニューズウィーク日本版
脚注
- ↑ 阪急電鉄; 阪急コミュニケーションズ 『出版事業に関する事業再編について』 阪急コミュニケーションズ、2014年7月31日。 オリジナルの2014年8月10日時点によるアーカイブ 。. 2014-7-31閲覧.。
関連項目
外部リンク
典拠レコード: