「北の宿から」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
ja>Namoost
 
 
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
1行目: 1行目:
{{Otheruses|[[都はるみ]]の楽曲|[[愛の劇場|花王 愛の劇場]]で放映された[[昼ドラマ]]|北の宿から (テレビドラマ)}}
 
{{出典の明記|date=2015年1月}}
 
{{Infobox Single
 
| Name          = 北の宿から
 
| Artist        = [[都はるみ]]
 
| Album          =
 
| A-side        =
 
| B-side        = 風の噂
 
| Released      = [[1975年]][[12月1日]]
 
| Format        =
 
| Recorded      =
 
| Genre         = [[演歌]]
 
| Length        = 3分47秒
 
| Label         = [[日本コロムビア]]
 
| Writer        = [[阿久悠]](作詞)<br/>[[小林亜星]](作曲)<br/>[[竹村次郎]](編曲)
 
| Producer      =
 
| Chart position = *週間1位([[オリコンチャート|オリコン]])<ref name="oricon">[http://ranking.oricon.co.jp/ オリコンランキング情報サービス「you大樹」]</ref>
 
*1976年度年間3位(オリコン)<ref name="oricon"/>
 
*1977年度年間11位(オリコン)<ref name="oricon"/>
 
*オリコン歴代シングルランキング98位
 
| Certification = *[[第18回日本レコード大賞]]・大賞
 
*第7回[[日本歌謡大賞]]・大賞
 
*第9回[[日本有線大賞]]・大賞
 
*第9回[[全日本有線放送大賞]]・大賞
 
*第9回[[日本作詩大賞]]・大賞
 
*第5回[[FNS歌謡祭]]・グランプリ
 
| Last single    = [[泣き笑い (都はるみの曲)|泣き笑い]]<br/>([[1975年]])
 
| This single    = '''北の宿から'''<br/>(1975年)
 
| Next single    = [[ただひとり]]<br/>([[1976年]])
 
}}
 
「'''北の宿から'''」(きたのやどから)は、[[1975年]][[12月1日]]に発売された[[都はるみ]]の68枚目のシングル。
 
  
== 概要 ==
+
「'''北の宿から'''」(きたのやどから)
*140万枚を超える売り上げを記録し、都にとっては、「[[アンコ椿は恋の花]]」、「[[涙の連絡船]]」に続いて3曲目の[[ミリオンセラー]]シングルとなった。
 
  
*『[[NHK紅白歌合戦]]』では本楽曲が発売された直後の[[1975年]]の『[[第26回NHK紅白歌合戦]]』と翌[[1976年]]の『[[第27回NHK紅白歌合戦]]』で歌唱されている。1976年の第27回では、本楽曲のヒットと数々の音楽賞を受賞したことを背景に、出場12回目にして初めて紅組トリおよび大トリを務めた。
+
日本のポピュラー音楽。歌は女性演歌歌手、都はるみ。1975年発売。作詞:阿久悠、作曲:小林亜星。第18回日本レコード大賞受賞。第9回日本有線大賞受賞。1976年オリコン年間シングルチャート第3位。
  
*本楽曲は、[[第18回日本レコード大賞]]及び、第9回[[日本有線大賞]]の、それぞれ'''大賞'''を受賞した。日本レコード大賞と日本有線大賞のダブル受賞は、史上初の快挙であった。
 
  
=== 歌詞 ===
+
{{テンプレート:20180815sk}}
*作詞家の阿久悠は初めて都はるみに詞を書くにあたって都の元気のいい個性を生かそうと考え、『野郎』というタイトルの詞を作ったがボツになり、急遽イメージを転換して書いたのが本作品だった。「別れた男性のセーターを編む」というのは別れにケリをつける若い女性の儀式であり、「死んでもいいですか」は自嘲気味のひとり芝居というようなイメージだったという<ref>[[阿久悠]] 『[[愛すべき名歌たち]]』([[岩波書店]] 1999年7月19日) ISBN 978-4004306252</ref>。
 
 
 
*「演歌撲滅運動」なるキャンペーンを提唱した[[淡谷のり子]]が名指しで批判した楽曲でもある。しかし阿久自身が意図したのは失った恋に自らけじめをつけようとする性根の座ったしぶとい女だった。阿久は「僕は強い女を書いたつもりだったのに、怖い女あるいは悲しい女を描いたと受けとられた」と述懐している<ref>[[阿久悠]] 『書き下ろし歌謡曲』([[岩波書店]] 1997年8月20日) ISBN 978-4004305200 </ref>。
 
 
 
*なお当時、都が音楽番組で同曲を歌唱の際、最後はサビの部分を[[リフレイン]]し、音程を上げて歌うパターンが多く披露されていた(但しレコード盤の音源は、サビ部を繰り返し転調した形式で録音されていない)。
 
 
 
=== 旋律 ===
 
*この曲の旋律は[[フレデリック・ショパン]]の[[ピアノ協奏曲第1番 (ショパン)|ピアノ協奏曲第1番]]の第1楽章のピアノ独奏部分の冒頭部との類似が指摘されている。しかし作曲した小林亜星自身はこの曲を元に作曲したわけではない、と述べている<ref>月刊誌『ショパン』2009年1月号</ref>。ショパンは1849年に亡くなっており、仮りに1975年発表のこの作品がピアノ協奏曲を元に作曲されていたとしても著作権法には抵触しない。
 
 
 
*小林は後に懇意のヴァイオリニスト、[[天満敦子]]のためにこの曲のヴァイオリン編曲版を発表している。2009年発売の天満のアルバム『ロマンティックをもう一度』にはヴァイオリンによるこの曲の演奏が収録されている。
 
 
 
=== チャートアクション ===
 
*[[オリコンチャート|オリコンシングルチャート]]の1976年の年間第3位、1977年の年間11位を獲得した<ref name="oricon"/>。オリコンシングルチャート史上100曲目の(週間)1位作品でもある。初登場時は83位だったが、発売約1ヶ月後に『[[第26回NHK紅白歌合戦]]』で歌われ、約半年後にはトップ10にランクイン。また、年末になって音楽賞レースなどにより、44週目(1976年12月6日付)で1位を獲得した。この最長到達週記録は2003年に[[中島みゆき]]の「[[地上の星/ヘッドライト・テールライト]]」に破られるまで1位であった。その後12月20日付から1977年1月10日付まで3週連続1位を記録している<ref name="oricon"/>。
 
 
 
== 収録曲 ==
 
*全曲作詞:[[阿久悠]]/作曲:[[小林亜星]]
 
#'''北の宿から'''
 
#:編曲:[[竹村次郎]]
 
#'''風の噂'''
 
#:編曲:[[栗田俊夫]]
 
 
 
== カバー ==
 
*1978年、[[青江三奈]](アルバム『君の唇に色あせぬ言葉を 〜阿久 悠 作詞集』に収録)
 
*1979年、[[研ナオコ]](アルバム『[[NAOKO VS AKU YU]]』に収録)
 
*2009年、[[イルカ (歌手)|イルカ]](アルバム『歌鬼2〜阿久悠 vs. フォーク〜』に収録)
 
*2013年、[[桑田佳祐]]([[アクト・アゲインスト・エイズ|AAA]]イベント『昭和八十八年度!第二回ひとり紅白歌合戦』でカバー)
 
*2013年、[[岩佐美咲]](アルバム『[[リクエスト・カバーズ]]』に収録)
 
 
 
== 関連項目 ==
 
*[[1975年の音楽]]
 
*[[1976年の音楽]]
 
*[[1977年の音楽]]
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
{{日本レコード大賞受賞|1976年}}
 
{{日本有線大賞}}
 
{{日本歌謡大賞|1976年}}
 
{{FNS歌謡祭グランプリ|1976年}}
 
{{FNS歌謡祭最優秀歌唱賞|1976年}}
 
{{オリコン月間シングルチャート第1位 1970年代後半|1976年12月度}}
 
{{Navboxes
 
|title=[[オリコンチャート|オリコン]]週間[[シングル]]チャート第1位(1976年12月6日,12月20日-1977年1月3日付)
 
|titlestyle=background-color:#CEE6C1
 
|list1=
 
</span>
 
{{オリコン週間シングルチャート第1位 1976年|1976年}}
 
{{オリコン週間シングルチャート第1位 1977年|1977年}}
 
}}
 
 
{{DEFAULTSORT:きたのやとから}}
 
{{DEFAULTSORT:きたのやとから}}
 
[[Category:都はるみの楽曲]]
 
[[Category:都はるみの楽曲]]

2018/10/19/ (金) 07:51時点における最新版

北の宿から」(きたのやどから)

日本のポピュラー音楽。歌は女性演歌歌手、都はるみ。1975年発売。作詞:阿久悠、作曲:小林亜星。第18回日本レコード大賞受賞。第9回日本有線大賞受賞。1976年オリコン年間シングルチャート第3位。




楽天市場検索: