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{{建築物 |名称 = 山口サビエル記念聖堂 |旧名称 = |画像 = [[画像:Yamaguchi Xavier Memorial Church.JPG|300px]] |画像説明 = |用途 = 教会 |設計者 = コンスタンチノ・ルッジェリ<br />ルイジ・レオニ<ref name="tezukuri1998">{{Cite web|url=http://www.sujet.co.jp/matiyoso/04keikan/1998/sabieru.html|title='98手作り景観賞 山口サビエル記念聖堂|publisher=NPO法人まちのよそおいネットワーク|accessdate=2014-04-13}}</ref> |構造設計者 = AKI建築設計事務所<ref name="tezukuri1998"/> |施工 = [[清水建設]]<ref name="tezukuri1998"/> |建築主 = 宗教法人カトリックイエスズ会<ref name="tezukuri1998"/> |事業主体 = |管理運営 = 宗教法人カトリックイエスズ会 |構造形式 = |敷地面積 = |建築面積 = |延床面積 = |階数 = |高さ = |エレベーター数 = |戸数 = |駐車台数 = |着工 = |竣工 = [[1951年]]（昭和26年）7月<ref name="ayumi">{{Cite web|url=http://www.xavier.jp/xavier/new_church/4.html|title=山口カトリック教会と記念聖堂のあゆみ|publisher=山口カトリック教会|accessdate=2014-04-13}}</ref> |開館開所 = [[1952年]]（昭和27年）10月26日<ref name="ayumi"/> |改築 = [[1998年]]（平成10年）4月29日 |解体 = |所在地郵便番号 = 753-0089 |所在地 = [[山口県]][[山口市]]亀山町4-1 |位置 = {{Coord|34|10|45.1|N|131|28|23.2|E|region:JP-35_type:landmark|display=inline,title}} |位置図種類 = Japan Yamaguchi |文化財指定 = |指定日 = |備考 = }} '''山口サビエル記念聖堂'''（やまぐちサビエルきねんせいどう）は、[[山口県]][[山口市]]にある[[キリスト教]][[カトリック教会|カトリック]][[カトリック広島司教区|広島教区]]の[[聖堂]]。'''ザビエル記念聖堂'''とも呼ばれるが、施設名としては'''サ'''ビエルと濁らないのが正式である。 == 概要 == [[フランシスコ・ザビエル]]の来日（山口での布教活動）400年記念として[[1952年]]（昭和27年）に建てられた。 初代の聖堂は、ザビエルの生家で、[[スペイン]]の[[ナバーラ州]][[パンプローナ]]近郊にある[[ザビエル城]]を模して建てられたもの（パンプローナ市は[[1980年]]に山口市と[[姉妹都市]]提携を結んでいる）で、市民にも広く親しまれていた。しかし、[[1991年]]（平成3年）9月5日に失火により全焼。サビエル記念聖堂の所有者である[[イエズス会]]より多くの資金援助を受け、更に、種々の教会関係機関、山口信徒、ならびに山口市民、全国から寄せられた善意の募金により[[1998年]]（平成10年）4月29日に再建された。 再建された聖堂は、[[イタリア]]人神父のコンスタンチノ・ルッジェリと建築家ルイジ・レオニのデザインによるもので、高さ53mの2本の塔と[[テント]]を模した大きな屋根が全体を覆う構造をもつが、これについては「神が私たちと一緒におられるしるしとして、教会の形をテント（幕屋）にし」「二つの塔が天にのびることによって、サビエルを記念するだけではなく、現代の人々に神様のことを強く思い出させる形」を意識したものだという<ref>{{Cite web|url=http://www.xavier.jp/xavier/new_church/2.html|title=山口サビエル記念聖堂の説明|publisher=山口カトリック教会|accessdate=2014-04-13}}</ref>。 この構造はカトリック教会の伝統的な建築様式と比してかなり斬新なものであった。初代聖堂の面影をほとんど残すことなく再建された聖堂は、当初、従前の聖堂の姿に慣れ親しんできた市民から異論が起こった。しかし、2本の尖塔をもつ白色の教会堂は緑豊かな風景に違和感なく調和しており、現在では山口市民の憩いの場として親しまれ、山口を代表する観光地として定着している。 山口市の中心市街地は[[高層建築物]]が少ないため、亀山の中腹にたつ50m超の2本の塔は遠くからでも眺めることができ、いわば山口市の[[ランドマーク]]的な存在ともなっている。 毎日午前7時から午後9時までの間には15分ごとに[[カリヨン]]の鐘が鳴らされ、市民に時を知らせる調べとして旧聖堂の時代から親しまれ続けている。このカリヨンの鐘はイタリア製で、音の異なる大小9つの鐘<ref name="yamaguchi-np20121231">{{Cite news|url=http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2012/1231/1p.html|title=山口記念聖堂のサビエル鐘の音　故障のまま越年|newspaper=[[山口新聞]]|date=2012-12-31|accessdate=2014-04-13}}</ref>を18基のモーターを駆動させてたたくことにより音色を奏でている<ref name="chugoku-np20130611">{{Cite news|url=http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201306110029.html|title=サビエルの鐘　沈黙2年超す|newspaper=[[中国新聞]]|date=2013-06-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130615062725/http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201306110029.html|archivedate=2013年6月15日|accessdate=2014-04-13|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。ハンマーを動かすモーターが2011年3月に故障したときには部品の手配が困難なことから以後2年以上にわたって定時の鐘が休止されていた<ref name="yamaguchi-np20121231"/>（結婚式等のイベント時には紐で引く方式で鐘を鳴らしていた）<ref name="chugoku-np20130611"/>が、機器更新を経て2013年12月25日に定時の鐘の音が復活した<ref>{{Cite news|url=http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2013/1222/13p.html|title=サビエルの鐘、復活　山口の聖堂で25日から|newspaper=[[山口新聞]]|date=2013-12-22|accessdate=2014-04-13}}</ref>。 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} '''注釈''' {{Reflist|group="注釈"}} '''出典''' <!-- 文献参照ページ --> {{Reflist}} <!-- == 参考文献 == --> <!-- 実際に参考にした出典文献一覧 --> == 関連項目 == * [[フランシスコ・ザビエル]] * [[カトリック広島司教区]] * [[亀山公園 (山口市)]] - 聖堂と北に隣接する公園 * [[日本のクリスマスは山口から]] - 聖堂の再建記念プレイベントが始まり * [[サビエルカンパーナ]] - 聖堂のそば（麓）に本店がある外食業者 * [[聖サビエル記念公園]] - 山口市金古曽町にある記念公園（日本最初のキリスト教会の跡地） * [[サビエル高等学校]] - [[山陽小野田市]]にあるカトリック系の高等学校。旧聖堂火災の際に焼け残った鐘が校庭に飾ってある * [[平戸ザビエル記念教会]] - [[長崎県]][[平戸市]]にある、同じくフランシスコ・ザビエルを記念する教会堂 == 外部リンク == * [http://www.xavier.jp/ 山口カトリック教会] * [http://www.i-unic.com/contents/boucho/sabieru/sabieru.html 日本最初の教会～サビエルの山口～] {{キリスト教 横}} {{日本キリスト教史}} {{christ-stub}} {{architecture-stub}} {{DEFAULTSORT:やまくちさひえるきねんせいとう}} [[Category:日本にあるカトリック教会の教会]] [[Category:山口県にあるキリスト教の教会]] [[Category:山口市の建築物]] [[Category:1998年竣工の建築物]]

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