Warning : Undefined variable $type in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php on line 3 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/json/FormatJson.php on line 297 Warning : Trying to access array offset on value of type bool in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 660 Warning : session_name(): Session name cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 834 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 126 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 127 Warning : session_cache_limiter(): Session cache limiter cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 133 Warning : session_set_save_handler(): Session save handler cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 140 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/languages/LanguageConverter.php on line 773 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 294 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 300 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46
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miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-05-21T03:20:08Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
若槻禮次郎
2018-06-07T03:52:41Z
<p>61.25.128.236: </p>
<hr />
<div>{{脚注の不足|date=2016年3月}}<br />
{{記事名の制約|title=若槻禮次&#x90DE;}}<br />
{{表記揺れ案内|text=|表記1=若槻礼次郎|表記2=若槻禮次郎|表記3=若槻禮次&#x90DE;|議論ページ=[[Wikipedia‐ノート:記事名の付け方/過去ログ10#日本の歴史人物名の漢字表記|過去の議論]]}}<br />
{{政治家<br />
|人名 = 若槻 禮次郎<br />
|各国語表記 = わかつき れいじろう<br />
|画像 = Reijiro Wakatsuki.jpg<br />
|画像サイズ = 250px<br />
|画像説明 = [[礼装]]である[[大礼服]]を着用した若槻禮次郎<br />
|国略称 = {{JPN}}<br />
|生年月日 = [[1866年]][[3月21日]]<br/>（[[慶応]]2年[[2月5日 (旧暦)|2月5日]]）<br />
|出生地 = {{JPN}} [[出雲国]][[松江市|松江]]雑賀町<br/>（現・[[島根県]]松江市雑賀町）<br />
|没年月日 = {{死亡年月日と没年齢|1866|3|21|1949|11|20}}<br />
|死没地 = {{JPN}} [[静岡県]][[伊東市]]<br />
|出身校 = [[帝国大学]]法科大学（現・[[東京大学]]）<br />
|前職 = [[大蔵省]][[次官]]<br />
|所属政党 = （[[立憲同志会]]→）<br/>（[[憲政会]]→）<br/>[[立憲民政党]]<br />
|称号・勲章 = [[正二位]]<br/>[[勲一等旭日桐花大綬章]]<br/>[[男爵]]<br/>[[法学士]]（帝国大学・[[1892年]]）<br />
|親族（政治家） = 若槻敬（養父）<br/>奥村譲（兄）<br />
|配偶者 = 若槻德子（従妹）<br />
|子女 = [[若槻有格]]（長男）<br/>田原繁子（長女）<br />
|サイン = WakatsukiR kao.png<br />
|国旗 = JPN<br />
|職名 = 第28代 [[内閣総理大臣]]<br />
|内閣 = [[第2次若槻内閣]]<br />
|就任日 = [[1931年]][[4月14日]]<br />
|退任日 = 1931年[[12月13日]]<br />
|元首職 = 天皇<br />
|元首 = [[昭和天皇]]<br />
<!-- ↓省略可↓ --><br />
|国旗2 = JPN<br />
|職名2 = 第25代 内閣総理大臣<br />
|内閣2 = [[第1次若槻内閣]]<br />
|就任日2 = [[1926年]][[1月30日]]<br />
|退任日2 = [[1927年]][[4月20日]]<br />
|元首職2 = 天皇<br />
|元首2 = [[大正天皇]]<br>昭和天皇<br />
|国旗3 = JPN<br />
|職名3 = 第4代 [[拓務省|拓務大臣]]（首相兼任）<br />
|内閣3 = 第2次若槻内閣<br />
|就任日3 = 1931年[[9月10日]]<br />
|退任日3 = 1931年12月13日<br />
|国旗4 = JPN<br />
|職名4 = [[内閣総理大臣臨時代理|内閣総理大臣臨時兼任]]<br />
|内閣4 = [[加藤高明内閣]]<br />
|就任日4 = [[1926年]][[1月28日]]<br />
|退任日4 = 1926年[[1月30日]]<br />
|国旗5 = JPN<br />
|職名5 = 第41-42代 [[内務大臣 (日本)|内務大臣]]<br />
|内閣5 = 加藤高明内閣<br>第1次若槻内閣（首相兼任）<br />
|就任日5 = [[1924年]][[6月11日]]<br />
|退任日5 = 1926年[[6月3日]]<br />
|国旗6 = JPN<br />
|その他職歴1 = 第17代 [[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|大蔵大臣]]<br />
|就任日6 = [[1914年]][[4月16日]]<br />
|退任日6 = [[1915年]][[8月10日]]<br />
|国旗7 = JPN<br />
|その他職歴2 = 第15代 大蔵大臣<br />
|就任日7 = [[1912年]][[12月21日]]<br />
|退任日7 = [[1913年]][[2月20日]]<br />
|国旗8 = JPN<br />
|その他職歴3 = [[貴族院 (日本)|貴族院議員]]<br />
|就任日8 = [[1911年]][[8月24日]]<br />
|退任日8 = [[1947年]][[5月2日]]<br />
}}<br />
'''若槻 禮次郞'''（わかつき れいじろう、[[慶応]]2年[[2月5日 (旧暦)|2月5日]]（[[1866年]][[3月21日]]） - [[昭和]]24年（[[1949年]]）[[11月20日]]）は、[[日本]]の[[大蔵省|大蔵]][[官僚]]、[[政治家]]。[[栄典]]は[[正二位]][[勲一等旭日桐花大綬章|勲一等]][[男爵]]。旧姓は'''奥村'''。[[幼名]]は'''源之丞'''。[[号 (称号)|号]]は'''克堂'''。[[新字体]]にて'''若槻 礼次郎'''と表記されることもある<ref group="注釈">学術誌、研究書、辞典類、文部科学省検定教科書では歴史人物名の表記として「若槻礼次郎」、存命当時の『職員録』などでは「若槻禮次郎」、御署名原本における署名も「若槻禮次郎」（ただし「禮」は[[草書]]体）である。</ref>。<br />
<br />
[[貴族院 (日本)|貴族院]]議員、[[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|大蔵大臣]]（第[[第3次桂内閣|18]]・[[第2次大隈内閣|20]]代）、[[内務大臣 (日本)|内務大臣]]（第[[加藤高明内閣|41]]・[[第1次若槻内閣|42]]代）、[[内閣総理大臣]]（第[[第1次若槻内閣|25]]・[[第2次若槻内閣|28]]代）、[[拓務省|拓務大臣]]（[[第2次若槻内閣|第4代]]）などを歴任した。<br />
<br />
== 生涯 ==<br />
=== 生い立ち ===<br />
[[松江藩]]の下級武士（[[足軽]]）奥村仙三郎、クラの次男として生まれる。<br />
<br />
実母・クラは禮次郎が3歳の頃急死した。この頃、長男の譲は、父・仙三郎とともに藩命で京都に近い[[淀川]]沿いの[[大山崎町|山崎]]で勤務をしていたので、奥村家では11歳のイワが3歳の礼次郎の世話をしながら内職をし、かつ留守番を務めた<ref name=sa173>豊田『宰相・若槻礼次郎』173頁。</ref>。<br />
<br />
奥村家は足軽の中でも格式の低い家で、雑賀町の中央に近いところに家を構えることもできず、場末ともいうべき外れの方の借家に住んでいたが、礼次郎が生まれてから間もなく父・仙三郎は西田中というところに小さな家を新築した<ref name=sa173/>。<br />
<br />
奥村家は極めて貧乏だったため、内職のようなことをして、ようやく生活していた。幼少の頃はまだ[[苗字帯刀|帯刀]]であり、礼次郎は木刀一本を腰に差して[[寺子屋]]に通った<ref group="注釈">若槻礼次郎著『古風庵回顧録』によれば、｢私の幼少の頃はまだ帯刀であった。私は数え年七つの時、寺子屋に入ったが一本を腰に差して通ったことを覚えている。しかし、それは抜けない木刀であった｣という。</ref>。<br />
<br />
小学校を出ると[[漢学]]塾へ通うが、1年後にやめて[[島根県立松江北高等学校|教員伝習校内変則中学科]]に入る。しかし家が貧乏で学資が続かず、在学8ヵ月か9ヵ月で中学を辞め、しばらくは山へ薪を取りに行ったり、家事の手伝いをした。<br />
<br />
16歳のころから3年ほど、小学校[[代用教員]]をする。[[明治]]15年（[[1883年]]）、[[陸軍士官学校 (日本)|陸軍士官学校]]の生徒募集があった。官費で学資がいらないということから受験したが、体格検査ではねられた。<br />
<br />
その翌年、[[司法省法学校]]が官費で生徒を募集することを知り、飛び立つ思いであったが、試験場は[[東京]]まで出て行かなければならない。しかしその費用がなかったので、[[能義郡]]長をしていた叔父・若槻敬に相談し、30円の金を借りて、明治16年（[[1884年]]）7月頃、数えで19の年に松江を出た<ref>『<small>若槻礼次郎自伝</small> 古風庵回顧録 <small>明治､大正､昭和政界秘史</small>』 18-25頁</ref>。<br />
<br />
=== 学生時代 ===<br />
東京では[[大学予備門]]に通っていた[[岸清一]]（のち[[法学博士]]）の下宿へ転がり込んだ。岸とは血のつながりはないが、近い親戚であった<ref>『<small>若槻礼次郎自伝</small> 古風庵回顧録 <small>明治､大正､昭和政界秘史</small>』 3-21頁</ref>。やがて狭い下宿を見つけて、そこへ移った。<br />
<br />
司法省法学校の入学試験というのは『[[論語]]』『[[孟子]]』の解釈と、『[[資治通鑑]]』の[[白文]][[訓点]]の2課目だった。礼次郎は定員50名に対して受験者約1,500名という狭き門を突破して同校予科へ進学した。[[織田萬]]などが同期の入学であった。在学中に前述の叔父・若槻敬の養子となり、若槻姓となる。<br />
<br />
明治25年（[[1892年]]）7月、[[帝国大学]]法科を98点5分という驚異的な成績を残し、首席で卒業した。同期に、後に[[法務大臣|司法大臣]]、[[鉄道省|鉄道大臣]]を歴任した政党政治家・[[小川平吉]]、数期にわたり[[内務大臣 (日本)|内務大臣]]を務めた官僚政治家・[[水野錬太郎]]、[[常設国際司法裁判所]]所長・安達峰一郎らがいる。若槻は、法学校でも[[帝国大学]]でも常に首席であった。[[荒井賢太郎]]と[[安達峰一郎]]とが彼の次席を争っていた。<br />
<br />
=== 大蔵省時代 ===<br />
若槻は[[大蔵省]]に入り、主税局長、[[次官]]を歴任する。この間、帝大時代の師である同郷の[[梅謙次郎]]のもとで、[[和仏法律学校]]・[[法政大学]]の[[民法]]・[[租税法]]講師を務め、政界入り後も理事や顧問に就任している<ref>『法政大学校友名鑑』（1941年）</ref>。[[大正]]元年（[[1912年]]）、[[第3次桂内閣]]で[[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|大蔵大臣]]、大正3年（[[1914年]]）から同4年（[[1915年]]）まで[[第2次大隈内閣]]で再度大蔵大臣を務めた。大正5年（[[1916年]]）、[[加藤高明]]らの[[憲政会]]結成に参加して副総裁となる。大正13年（[[1924年]]）、[[加藤高明内閣|加藤内閣]]で[[内務大臣 (日本)|内務大臣]]となり、翌年、[[普通選挙法]]と[[治安維持法]]を成立させる。<br />
<br />
=== 第1次若槻内閣 ===<br />
[[ファイル:R. Wakatsuki at Kenseikai meeting.jpg|thumb|250px|[[憲政会]]の会合にて]]<br />
{{See also|第1次若槻内閣}}<br />
加藤高明が首相在職中に死去したため、[[憲政会]]総裁として内相を兼任し組閣する。この第1次内閣の時期には左派政党で一種、[[社会主義]]的な「[[無産政党]]」が数多く結成された。<br />
<br />
大正15年（[[1926年]]）12月25日に[[大正天皇]]が崩御し、その日のうちに[[昭和]]と[[改元]]された。明けて昭和2年（[[1927年]]）1月、少数与党で臨んだ第52回帝国議会冒頭で、おりからの「[[朴烈事件]]」と「[[松島遊郭疑獄|松島遊郭事件]]」に関して、野党が若槻内閣弾劾上奏案を提出した。若槻は[[立憲政友会]]総裁・[[田中義一]]と[[政友本党]]総裁・[[床次竹二郎]]を[[料亭|待合]]に招いて、「新帝[[践祚]]のおり、予算案だけはなんとしても成立させたいが、上奏案が出ている限りどうしようもない。引っ込めてくれさえすれば、こちらとしてもいろいろ考えるから」と持ちかけた。野党はこの妥協を承諾、「予算成立の暁には政府に於いても'''深甚なる考慮'''をなすべし」という語句を含んだ文書にして3人で署名した。「深甚なる考慮」は内閣退陣を暗示し、予算案成立と引き換えに若槻内閣は退陣し、[[憲政の常道]]に基づき野党政友会が組閣の大命を受けるよう取り計らうことを意味する。これで若槻は議会を乗り切ったが、予算が通っても一向に総辞職の気配を見せなかったことから、野党は合意文書を公開、「若槻は嘘つき総理である」と攻撃した。このため謹厳実直な能吏のはずの若槻禮次郎は「ウソツキ禮次郎」と呼ばれる羽目になった。<br />
<br />
また帝国議会終盤の3月14日、[[衆議院]][[予算委員会]]で大蔵大臣・[[片岡直温]]は野党の執拗な追及に対し、次官から差し入れられた書付に基づき「現に今日正午頃に於て[[東京渡辺銀行|渡辺銀行]]が到頭破綻を致しました」と発言する。実際には東京渡辺銀行は金策にすでに成功していたが、この発言で[[取り付け騒ぎ|預金者が殺到]]し、休業に追い込まれてしまう。これにより[[昭和金融恐慌]]が勃発した。<br />
<br />
[[大戦景気 (日本)|大戦景気]]のあと不景気に悩まされていた銀行や[[成金]]たちは、ここで一気に倒産の憂き目に会うこととなる。特に[[台湾銀行]]は成金企業の[[鈴木商店]]と深い結びつきを持っていたが、台湾銀行が債権回収不能に陥り、休業すると同時に鈴木商店も倒産し、これは恐慌の象徴的事件ともいえる。台湾銀行の回収不能債権のうち8割近くが鈴木商店のものだったという。<br />
<br />
若槻内閣は日銀に特融を実施させて経済的混乱の収拾を図るために、台湾銀行救済緊急勅令案の発布を諮るが、[[枢密院 (日本)|枢密院]]は、本来帝国議会で救済法案を可決して対応すべきところ、勅令による手続きは[[大日本帝国憲法|憲法]]違反であるとして否決してしまう。政策実行不能と考えた若槻は4月20日に[[内閣総辞職]]し、政友会の田中義一に組閣の大命が下ることとなる。<br />
<br />
=== 第2次若槻内閣 ===<br />
[[ファイル:Reijiro Wakatsuki posing.jpg|thumb|200px|政治家時代の若槻]]<br />
{{See also|第2次若槻内閣}}<br />
次に若槻が内閣を組織するのは昭和6年（[[1931年]]）4月のことである。憲政会はそのとき[[立憲民政党]]となっていた。世界大恐慌と[[濱口内閣]]の緊縮政策により深刻な不景気を迎えていた国内では「満蒙（[[満州]]と[[モンゴル高原|モンゴル]]）は日本の生命線」とまで言われるようになっていたが、満州は[[蒋介石]]の[[北伐]]の完成により条約上の危機に瀕していた（中華民国蒋介石政府は1928年7月19日に[[日清通商航海条約]]の一方的破棄を宣言しており、日本政府はその無効を主張していた。さらに[[懲弁国賊条例]]<ref group="注釈">懲弁国賊条例は1915年のいわゆる[[対華21カ条要求]]交渉の際、中華民国が同交渉による2条約13公文を無効化するために6月22日に発出したものであるが、1929年には「土地盗売厳禁条例」「商租禁止令」など60の追加法令を発して、土地・家屋の商租禁止と従前に貸借している土地・家屋の回収をはかっていた。</ref>により[[間島]]や満州各地の朝鮮系を中心とした日本人居住者は立ち退きを強要され、あるいは迫害されていた）。9月18日には[[柳条湖事件]]を契機とした[[満州事変]]が発生し、若槻の不拡大方針は国民、軍部への指導力を発揮することができず、ついには内務大臣・[[安達謙蔵]]が「挙国一致」を訴えたため、閣僚にも見放された状態で12月には閣内不一致による総辞職となった。<!--<br />
<br />
当時軍部では、汚職の続く政治家や失策の多い[[政党内閣]]に対し、強い危機感が生まれていた。そんななか「[[世界最終戦論]]」を唱える[[関東軍]]の[[石原莞爾]]、[[板垣征四郎]]、[[土肥原賢二]]らによって[[柳条湖]]付近で[[南満州鉄道]]の線路が爆破され、日本本国からの連絡を待たないまま彼らは[[長春]]を占領、土肥原を新市長につけてしまう。柳条湖事件は[[満州事変]]の発端となった。<br />
<br />
これは[[統帥権]]の所在の不明確さに原因がある。統帥権は憲法上天皇にあるが、実際天皇は軍部に対して直接指令することはなく、内閣の軍部大臣が内閣の方針を軍部に伝えていたのである、緩やかな[[シビリアンコントロール]]ともいえる。{{要出典範囲|date=2012年7月|ところが満州事変の場合、閣議で決定した「不拡大方針」を関東軍につたえると、「統帥権干犯だ」といわれ突っぱねられてしまう}}。つまり関東軍は今までの慣例を破壊してしまったのである。<br />
<br />
直後の閣議では不拡大方針が決定され、若槻は両軍部大臣、林[[奉天]]大使にもその旨を伝えている。しかし、各新聞は世論を満州事変賛成へと導いた。<br />
<br />
そんな中、後に首相となる[[林銑十郎]][[朝鮮軍 (日本軍)|朝鮮軍]]司令官は関東軍救援を名目にこれまた本国からの連絡を待たずに独断で満州へ侵攻してしまう。関東軍も不拡大方針を無視し錦州を独断で爆撃。これにより今まで沈黙していた[[アメリカ合衆国|アメリカ]]と[[イギリス]]が非難声明を出すこととなる。若槻の不拡大方針は国民、軍部に見放され、ついには[[安達謙蔵]]内相が「挙国一致」を訴えたため、閣僚にも見放された状態で閣内不一致総辞職となる。<br />
<br />
これにより「軍部が既成事実を積み上げれば政府の方針が覆る」という見解が軍部内で生まれ、後の軍部暴走へとつながり、日本は軍国時代へと突き進んでゆくこととなる。--><!--投稿者のエッセイであり、事実関係にあやしい記述があり、また投稿者の独自の歴史解釈を述べたものである。コメントアウト。--><br />
<br />
=== 重臣時代 ===<br />
その後、若槻は首相経験者の立場で政治に参画し、[[重臣会議]]のメンバーにもなった。重臣グループでは[[岡田啓介]]とともに和平派・穏健派の中心人物であり、[[昭和天皇]]からの信任もきわめて厚かった。昭和10年代前半に次期[[内大臣府|内大臣]]という声があったが、民政党の色が強いということで実現しなかった。<br />
<br />
昭和16年（[[1941年]]）には、[[東條英機]]を次期首相として奏薦した重臣会議において、[[宇垣一成]]を次期首相に推し、論争を繰り広げている。戦争末期には重臣の一人として終戦工作に関与した。昭和19年（[[1944年]]）には、重臣会議に出席した東條を戦時経済遂行の面で激しく論難、東條の面目を失墜させ、東條内閣倒閣に重要な役割を果たした。昭和20年（[[1945年]]）に入ってからは[[鈴木貫太郎内閣]]の奏薦や[[ポツダム宣言]]受諾などに大きく関わった。<br />
<br />
戦後、[[東京裁判]]の首席検察官を務めた[[ジョセフ・キーナン]]は昭和23年（[[1948年]]）10月に若槻、[[岡田啓介]]、[[宇垣一成]]、[[米内光政]]の4人を「戦前を代表する平和主義者」と称え、パーティーに招待している。<br />
<br />
若槻は、それから約1年後の昭和24年（[[1949年]]）11月20日、[[静岡県]][[伊東市]]で死去した。満83歳没。<br />
<br />
== 人物像 ==<br />
*若槻は事務能力に秀でた政治家であった。矢田挿雲は｢私生活の話のうちに、毎晩12時頃帰宅して[[熱燗]]を一本傾けながら百本以上の私信を処理し『我が妻よ、御身もし余を愛するならば、余に話しかけて余の仕事を妨ぐる勿れ』と箝口令を発布する由が出て居た。…非常に事務的な正覚坊と謂ひ得る｣<ref>｢若槻氏の癖｣『中央公論』第42巻第2号、昭和2年（1927年）</ref>と書いている。<br />
* [[1926年]]2月14日に若槻は[[西園寺公望]]を訪問したが、面会後の西園寺の感想について松本剛吉の記録によると、「彼の男は桂の次官をした男故、妥協で議会を切り抜ける位は上手だろうが、後は言わぬ方が宜しいだろうと言われたり」、松本は西園寺の話は若槻が首相の器に非ずと解釈した。<ref>『大正デモクラシー期の政治―[[松本剛吉]]政治日誌』（岩波書店、1959年），p.480。</ref><br />
* 息子の[[若槻有格|有格]]は雑誌『民政』の記者に父について｢今日は平生より可成り酔ってゐるやうだな、と思って時に何か緊急な用事……先づ政治上の用向なんぞが出来ますと、今まで酔って居たのが拭き取ってゞも了（しま）ったやうに、しらふに成って了って態度も言葉も又容貌も、丸で一滴も飲まない時に返って其用件を片付けます。然うしてその用が済むと又面上に酔が浮かんで陶然とした容子（ようす）になるのです｣と語っている<ref>｢三府楼主人｢若槻全権の酒量大観｣『民政』第3巻第12号、昭和4年（1929年）</ref>。<br />
*[[ロンドン海軍軍縮会議]]の首席全権になった際、「骸骨が大砲を引っ張っても仕方がない」と国力と調和した軍備を訴え、右翼から攻撃されている。<br />
<br />
== 年譜 ==<br />
[[ファイル:Wakatsuki 24974.jpg|thumb|200px|[[ソフト帽]]と[[外套]]を着用]]<br />
[[ファイル:Wakatsuki 30465v.jpg|thumb|200px|自身の肖像画の前で]]<br />
* [[慶応]]2年（1866年）2月5日 - [[出雲国]][[松江市|松江]]雑賀町に生まれる。実父・奥村仙三郎は[[松江藩]]の[[足軽]]。<br />
* [[1877年]]6月 - 雑賀南小学校尋常科卒業。翌年9月、高等科卒業。<br />
* [[1881年]]4月 - 島根県八束郡玉湯村大谷村小学校[[代用教員]]となる。翌年兄の紹介で簸川郡[[出雲市立大津小学校|大津小学校]]に転ず。<br />
* [[1884年]]9月 - [[司法省法学校]]の私費生として入学。<br />
* [[1886年]]1月 - 叔父・若槻敬の養子となる。<br />
* [[1891年]]7月 - 養父の長女で従妹にあたる徳子と結婚。<br />
* [[1892年]]7月 - [[帝國大學]]法科大学仏法科（現在の[[東京大学]]法学部）を首席（98点5分の成績）で卒業。<!--同期に[[小川平吉]]（弁護士、政治家）、[[水野錬太郎]]（官僚、政治家）などがいる。-->[[大蔵省]]入省、試補（見習）。<br />
* [[1894年]]3月 - [[愛媛県]]収税長として[[松山市]]に赴任、[[高等官]]七等。<br />
* [[1898年]]11月 - 大蔵省主税局内国税課長。政府委員。<br />
* [[1904年]]10月 - [[主税局]]長兼[[行政裁判所]]評定官。<br />
* [[1906年]]1月 - [[第1次西園寺内閣|第一次西園寺内閣]]の[[阪谷芳郎]]大蔵大臣の下の[[大蔵次官]]となる。<br />
* [[1907年]]4月 - 政府財政委員として[[ロンドン]]および[[パリ]]に駐在。<br />
* [[1908年]]7月 - [[第2次桂内閣|第二次桂内閣]]の桂首相兼蔵相の下の大蔵次官に再任され、就任のため[[ロンドン]]から帰朝。<br />
* [[1911年]]<br />
**8月24日 - [[貴族院 (日本)#勅選議員|貴族院勅選議員]]となる<ref>『官報』第8454号、明治44年8月25日。</ref>。<br />
**9月6日 - 大蔵次官辞任<br />
* [[1912年]]<br />
**6月29日 - [[錦鶏間祗候]]となる<ref>『官報』第8709号、明治45年7月1日。</ref>。<br />
**12月 - [[第3次桂内閣|第三次桂内閣]]で大蔵大臣に就任。<br />
* [[1913年]]2月 - [[立憲同志会]]入党。<br />
* [[1914年]]4月 - [[第2次大隈内閣|第二次大隈内閣]]で[[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|大蔵大臣]]に再任。<br />
* [[1916年]]（10月 - [[憲政会]]設立に参加、副総裁。<br />
* [[1924年]]6月 - [[加藤高明内閣|加藤内閣]]で[[内務大臣 (日本)|内務大臣]]に就任。<br />
* [[1925年]]3月 - [[普通選挙法]]案両院協議会を経て成立。<br />
* [[1926年]]1月 - 加藤首相死去のあとを受けて憲政会総裁に就任、[[大命降下]]。[[第1次若槻内閣|第一次若槻内閣]]成立。<br />
* [[1927年]]4月 - 第一次若槻内閣総辞職。<br />
* [[1930年]]1月 - [[ロンドン海軍軍縮会議]]に首席全権として出席。<br />
* [[1931年]]4月 - 濱口首相の容体悪化退陣のあとを受けて[[立憲民政党]]総裁に就任、二度目の大命降下。[[第2次若槻内閣|第二次若槻内閣]]成立。[[男爵]]受爵。12月第二次若槻内閣総辞職。<br />
* [[1934年]]7月 - 民政党総裁を退任。<br />
* [[1945年]]<br />
** 5月 - ドイツ降伏のとき[[鈴木貫太郎|鈴木]]首相に休戦を進言。<br />
** 8月、[[ポツダム宣言]]受諾を決定する重臣会議に出席。<br />
* [[1946年]]6月 - [[極東国際軍事裁判|東京裁判]]の証人に立つ。<br />
* [[1948年]]10月 - 東京裁判の[[ジョセフ・キーナン]]首席[[検察官|検事]]に[[宇垣一成]]、[[岡田啓介]]、[[米内光政]]と共に招待される。<br />
* [[1949年]]11月20日 - 静岡県[[伊東市]]で[[狭心症]]により死去。<br />
<br />
== 栄典・授章・授賞 ==<br />
;位階<br />
* [[1894年]]（明治27年）[[4月30日]] - [[従七位]]<ref>『官報』第3248号「叙任及辞令」1894年5月1日。</ref><br />
* [[1900年]]（明治33年）[[12月25日]] - [[正六位]]<ref>『官報』第5247号「叙任及辞令」1900年12月26日。</ref><br />
* [[1902年]]（明治35年）[[12月27日]] - [[従五位]]<ref>『官報』第5848号「叙任及辞令」1902年12月29日。</ref><br />
* [[1905年]]（明治38年）[[1月31日]] - [[正五位]]<ref>『官報』第6474号「叙任及辞令」1905年2月1日。</ref><br />
* [[1942年]]（昭和17年）[[5月1日]] - [[従二位]]<ref>『官報』第4663号「叙任及辞令」1942年7月27日。</ref><br />
<br />
;勲章等<br />
* [[1906年]]（明治39年）[[4月1日]] - [[旭日章|勲二等旭日重光章]]<ref>『官報』号外「叙任及辞令」1907年3月31日。</ref><br />
* [[1911年]]（明治44年）[[8月24日]] - [[瑞宝章|勲一等瑞宝章]]<ref>『官報』第8454号「叙任及辞令」1911年8月25日。</ref><br />
* [[1915年]]（大正4年）[[11月10日]] - [[記念章#賞勲局所管の記念章|大礼記念章（大正）]]<ref>『官報』第1310号・付録「辞令」1916年12月13日。</ref><br />
* [[1916年]]（大正5年）[[7月14日]] - [[旭日章|旭日大綬章]]<ref>『官報』第1187号「叙任及辞令」1916年7月15日。</ref><br />
* [[1918年]]（大正7年）[[5月23日]] - [[賞杯|金盃一組]]<ref>『官報』第1741号「叙任及辞令」1918年5月24日。</ref><br />
* [[1928年]]（昭和3年）[[11月10日]] - [[勲一等旭日桐花大綬章|旭日桐花大綬章]]<ref>『官報』号外「授爵・叙任及辞令」1928年11月10日。</ref><br />
* [[1930年]]（昭和5年）[[12月5日]] - [[記念章#賞勲局所管の記念章|帝都復興記念章]]<ref>『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。</ref><br />
* [[1931年]]（昭和6年）[[4月11日]] - [[男爵]]<ref>『官報』第1284号「叙任及辞令」1931年4月14日。</ref><br />
* [[1945年]]（昭和20年）[[1月15日]] - [[賞杯|御紋付木杯]]<ref>『官報』第5398号「宮廷録事」1945年1月16日。</ref><br />
<br />
;外国勲章佩用允許<br />
* [[1909年]]（明治42年）[[7月8日]] - [[大韓帝国]]勲一等太極章<ref>『官報』第7813号「叙任及辞令」1909年7月12日。</ref><br />
<br />
== 家族・親族 ==<br />
=== 奥村家 ===<br />
若槻礼次郎著『古風庵回顧録』によれば、｢この奥村の家は、家族の続柄が非常に複雑であった。[[戸主]]が二人の男の児を残して死んだ。軽輩の[[足軽]]でも、僅かながら禄を貰っている。しかし戸主が死んで、相当な年配の子供がないと、禄を取り上げられてしまう。それで私の実父が、その未亡人の所へ聟入りし、家を継いだ。そしてその間に、私の姉と私と二人の子供が生まれた。ところが私の実母は、私の三つの時に亡くなり、父は後添えの妻を貰った。幼年の私は、専らこの継母と年上の姉に育てられた。父違いの兄たちは、十以上も歳が違う。私は実母の顔を覚えていない。｣という。<br />
* 父・'''仙三郎'''（松江藩の[[足軽]]）<br />
*:真面目な努力家であるほかに酒豪としても聞こえていた。明治35年（1902年）10月没<ref name=sa173/>。<br />
* 実母・'''クラ'''（袖山庄右衛門の娘）<br />
*:クラは奥村柳右衛門の後妻であった。柳右衛門との間に譲を生み、柳右衛門の死後、養子にきた仙三郎との間にイワと礼次郎を生んだ<ref name=sa172>豊田『宰相・若槻礼次郎』172頁。</ref>。<br />
* 継母・'''ヤオ'''（樋口廉蔵の娘）<br />
*:[[岸清一]]は幼い頃、奥村家に遊びに行ってヤオに叱られたこともあったらしく、後年、次のように回顧している。「ヤオという人は私の母の妹といわれていたが、頭がいいかどうかは疑問があるが、ともかくやかましい叔母であった、ということを記憶している」<ref>豊田『宰相・若槻礼次郎』174頁。</ref>。<br />
* 姉・'''イワ'''<br />
* 兄・'''譲'''（ゆずる、松江・雑賀小学校2代目校長）<br />
** 同妻・'''テツ'''（[[法学博士]]、IOC委員、大日本体育協会会長・[[岸清一]]の姉<ref name=sa172/>） - ヤオの姪<br />
<br />
=== 若槻家 ===<br />
* 祖父・'''待齢'''（たいれい）<br />
*:養父敬の養父待齢は近在に聞こえた大酒家であった。その人となりはきわめて硬骨漢であり、けっして自分の信念を曲げない人間であったが、その酒豪ぶりをみていたトク子（徳子）は、｢礼次郎があのような大酒家になっては困る…｣とそれを心配していた。この待齢というトク子の祖父はかなり変わった人間で、ある時、養子の敬が勉強するところへきて、手にした鉄瓶の中の熱湯を敬の膝頭に注いだ。父のやり方を知っている敬は黙々としてその熱さに耐え、読書をつづけたので待齢（たいれい）は｢やはり敬はわしが見込んだだけある。将来はエラブツになるじゃろう｣とうなずいたという<ref>豊田『宰相・若槻礼次郎』191-192頁。</ref>。<br />
* 父・'''敬''' - 礼次郎の実母クラの弟<br />
*:敬は学問もよくできて[[松江藩|旧藩時代]]から藩庁に出仕を命ぜられ、[[明治維新|維新]]以降は[[島根県]]の[[官吏]]として[[能義郡]]、[[大原郡]]、[[八束郡]]などの郡長を歴任した。[[漢学]]、[[書道]]などに優れ、礼次郎は後に養父敬の文章、書などを集めた『槻隠遺稿』という追悼録を編集している<ref>豊田『宰相・若槻礼次郎』184頁。</ref>。<br />
* 母・'''ナミ子'''<br />
* 従妹・妻・'''徳子'''（とくこ、若槻敬の長女）<br />
* 長男・'''[[若槻有格|有格]]'''（実業家）<br />
* 長女・'''繁子'''（[[田原和男]]の妻）<br />
** 孫娘・隆子（[[日本銀行]]総裁・[[森永貞一郎]]の妻<ref>鈴木幸夫著『閨閥 結婚で固められる日本の支配者集団』1965年、145頁。</ref>）<br />
<br />
=== 系図 ===<br />
;（奥村家）<br />
{{familytree/start|style=font-size:90%}}<br />
{{familytree|border=0| |BBBBB| | | | | |BBBBB=奥村柳右衛門}}<br />
{{familytree|border=0| | |}|-|-|CCCCC| |CCCCC=奥村譲}}<br />
{{familytree|border=0| |BBBBB| | |L|~|7|BBBBB=クラ}}<br />
{{familytree|border=0| | |}|-|v|CCCCC|:|CCCCC=イワ}}<br />
{{familytree|border=0| |BBBBB|!| | | |:|BBBBB=奥村仙三郎}}<br />
{{familytree|border=0| | |:| |`|CCCCC|:|CCCCC='''若槻禮次郎'''}}<br />
{{familytree|border=0|,|BBBBB| | | | |:|BBBBB=ヤオ}}<br />
{{familytree|border=0|!| | | | | |F|~|J|}}<br />
{{familytree|border=0|`|BBBBB|,|CCCCC| |BBBBB=ヤオの姉|CCCCC=テツ}}<br />
{{familytree|border=0| | |}|-|(| | | | |}}<br />
{{familytree|border=0| |BBBBB|`|CCCCC| |BBBBB=岸伴平|CCCCC=[[岸清一]]}}<br />
{{familytree/end}}<br />
<br />
<br />
;（若槻家）<br />
{{familytree/start|style=font-size:90%}}<br />
{{familytree|border=0| | | | |BBBBB| | | | | | | | | | | | |BBBBB=奥村仙三郎}}<br />
{{familytree|border=0| | | | | |}|-|.|CCCCC|-|DDDDD|,|EEEEE|CCCCC=児玉要助|DDDDD=峰|EEEEE=若槻寛義}}<br />
{{familytree|border=0| | | |,|BBBBB|!| | | | | |}|-|(| | | |BBBBB=クラ}}<br />
{{familytree|border=0|AAAAA|(| | | |`|CCCCC|,|DDDDD|`|EEEEE|AAAAA=袖山庄右衛門|CCCCC='''若槻禮次郎'''|DDDDD=[[若槻有格]]|EEEEE=若槻信成}}<br />
{{familytree|border=0| | | |`|BBBBB|~|J|}|-|(| | | | | | | |BBBBB=若槻敬}}<br />
{{familytree|border=0|AAAAA|~|J|}|-|-|CCCCC|`|DDDDD| | | | |AAAAA=若槻待齢|CCCCC=若槻徳子|DDDDD=繁子}}<br />
{{familytree|border=0| | | | |BBBBB| | | | | | |}|-|-|EEEEE|BBBBB=ナミ子|EEEEE=隆子}}<br />
{{familytree|border=0| | | | | | | | | | | | |DDDDD| | |:| |DDDDD=[[田原和男]]}}<br />
{{familytree|border=0| | | | | | | | | | | | | | | | |EEEEE|EEEEE=[[森永貞一郎]]}}<br />
{{familytree/end}}<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
=== 注釈 ===<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
<references group="注釈" /><br />
=== 出典 ===<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
{{Reflist|2}}<br />
<br />
== 参考文献 ==<br />
*若槻禮次郎 『明治・大正・昭和政界秘史 古風庵回顧録』 [[読売新聞社]]、初版1950年、新版1975年／[[講談社学術文庫]]、1983年<br />
*[[豊田穣]] 『宰相・若槻礼次郎 ロンドン軍縮会議首席全権』 [[講談社]]、1990年<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
*[[新華族]]<br />
*[[大社宮島鉄道]]<br />
<br />
== 関連人物 ==<br />
*[[芦田均]]<br />
*[[宇垣一成]]<br />
*[[小川平吉]]<br />
*[[織田萬]]<br />
*[[岸清一]]<br />
*[[木村小左衛門]]<br />
*[[福原鐐二郎]]<br />
*[[水野錬太郎]]<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
*[http://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/wakatsukireijiro.php 国立国会図書館 憲政資料室 若槻礼次郎関係文書]<br />
*[http://www.ndl.go.jp/portrait/datas/219.html 若槻礼次郎 | 近代日本人の肖像]<br />
*[http://www.geocities.jp/bane2161/wakatukireijirou.htm 若槻礼次郎について]<br />
*[http://www.c20.jp/p/wreijiro.html 若槻 礼次郎 ／ クリック 20世紀]<br />
<br />
<br />
<!-- 上を2行あける--><br />
{{start box}}<br />
{{s-off}}<br />
{{succession box <br />
| title = {{Flagicon|日本}} [[内閣総理大臣]]<br />
| before = [[加藤高明]]<br/>[[濱口雄幸]]<br />
| years = 第25代：1926年1月30日 - 1927年4月20日<br/>第28代 : 1931年4月14日 - 同12月13日<br />
| after = [[田中義一]]<br/>[[犬養毅]]<br />
}}<br />
{{succession box <br />
| title = {{Flagicon|日本}} [[内務大臣 (日本)|内務大臣]]<br />
| titlenote = 1926年1月30日 - 同6月3日の間、内閣総理大臣兼任<br />
| before = [[水野錬太郎]]<br />
| years = 第41・42代：1924年6月11日 - 1926年6月3日<br />
| after = [[濱口雄幸]]<br />
}}<br />
{{succession box <br />
| title = {{Flagicon|日本}} [[日本の大蔵大臣・財務大臣一覧|大蔵大臣]]<br />
| before = [[山本達雄 (政治家)|山本達雄]]<br/>[[高橋是清]]<br />
| years = 第15代：1912年12月21日 - 1913年2月20日<br/>第17代：1914年4月16日 - 1915年8月10日<br />
| after = [[高橋是清]]<br/>[[武富時敏]]<br />
}}<br />
{{succession box <br />
| title = {{Flagicon|日本}} [[拓務省|拓務大臣]]<br />
| before = [[原脩次郎]]<br />
| years = 第4代：1931年9月10日 - 同12月13日（兼任）<br />
| after = [[秦豊助]]<br />
}}<br />
{{s-ppo}}<br />
{{succession box <br />
| title = [[立憲民政党#歴代立憲民政党総裁一覧|立憲民政党総裁]]<br />
| before = [[濱口雄幸]]<br />
| years = 第2代 : 1931年4月12日 - 1934年11月1日<br />
| after = [[町田忠治]]<br />
}}<br />
{{succession box <br />
| title = [[憲政会#歴代憲政会総裁一覧|憲政会総裁]]<br />
| before = [[加藤高明]]<br />
| years = 第2代 : 1926年1月29日 - 1927年6月1日<br />
| after = [[立憲民政党]]へ<br />
}}<br />
{{S-reg|jp}}<br />
{{succession box<br />
| title = 男爵<br />
| years = 若槻家初代<br />1931年 - 1947年<br />
| before = 叙爵<br />
| after = 華族制度廃止<br />
}}<br />
{{end box}}<br />
{{日本国歴代内閣総理大臣<br />
|当代=[[第1次若槻内閣|25]]<br />
|在任期間=1926年1月30日 - 1927年4月20日<br />
|前代=[[加藤高明内閣|24]]<br />
|前首相名=加藤高明<br />
|次代=[[田中義一内閣|26]]<br />
|次首相名=田中義一<br />
|2当代=[[第2次若槻内閣|28]]<br />
|2在任期間=1931年4月14日 - 同12月13日<br />
|2前代=[[濱口内閣|27]]<br />
|2前首相名=濱口雄幸<br />
|2次代=[[犬養内閣|29]]<br />
|2次首相名=犬養毅}}<br />
{{財務大臣||大蔵大臣}}<br />
{{内務大臣}}<br />
{{拓務大臣}}<br />
{{財務事務次官|大蔵次官}}<br />
{{Normdaten}}<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:わかつき れいしろう}}<br />
[[Category:大正時代の内閣総理大臣]]<br />
[[Category:昭和時代戦前の内閣総理大臣]]<br />
[[Category:日本の内務大臣]]<br />
[[Category:日本の大蔵大臣]]<br />
[[Category:拓務大臣]]<br />
[[Category:貴族院勅選議員]]<br />
[[Category:日本の財政家]]<br />
[[Category:戦前日本の大蔵官僚]]<br />
[[Category:日本の男爵]]<br />
[[Category:錦鶏間祗候]]<br />
[[Category:勲一等旭日桐花大綬章受章者]]<br />
[[Category:勲一等旭日大綬章受章者]]<br />
[[Category:勲一等瑞宝章受章者]]<br />
[[Category:勲二等旭日重光章受章者]]<br />
[[Category:太極章受章者]]<br />
[[Category:法政大学の教員]]<br />
[[Category:日本の初等教育の教員]]<br />
[[Category:東京大学出身の人物]]<br />
[[Category:幕末松江藩の人物]]<br />
[[Category:島根県出身の人物]]<br />
[[Category:1866年生]]<br />
[[Category:1949年没]]</div>
61.25.128.236
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