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https:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=240F%3A80%3ABFA7%3A1%3A9184%3ABB4B%3A14C%3A1497&feedformat=atom miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-05-17T13:15:40Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 地対空ミサイル 2018-06-07T09:12:07Z <p>240F:80:BFA7:1:9184:BB4B:14C:1497: </p> <hr /> <div>[[File:E9p310.jpg|thumb|400px|PAC-3の発射から目標撃破まで]]<br /> &#039;&#039;&#039;地対空ミサイル&#039;&#039;&#039;(ちたいくうミサイル、{{lang-en|surface-to-air missile, &#039;&#039;&#039;SAM&#039;&#039;&#039; / ground-to-air missile, &#039;&#039;&#039;GAM&#039;&#039;&#039;}})は、地上から空中目標に対して発射される[[ミサイル]]。大規模なミサイル・サイトを設置する必要のあるものから、発射機を肩に担いで発射する小規模なものまである。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> 地対空ミサイルは、その用途から、大きく3種類に分けられる。<br /> * [[#高・中高度防空ミサイル|高・中高度防空(HIMAD)用]]<br /> * [[#短距離防空ミサイル|短距離防空(SHORAD)用]]<br /> * [[#近距離防空ミサイル|近距離防空(VSHORAD)用]]<br /> <br /> HIMAD用の地対空ミサイルは、最も初期から運用されてきたものである。遠距離で敵機を探知・捕捉する必要があるので、かなり大規模な設備が必要となる。一方、VSHORAD用の地対空ミサイルは比較的最近登場したもので、短射程なので小型であり、なかには個人で携行・使用できる[[携帯式防空ミサイルシステム]](MANPADS)もある。MANPADS以外のVSHORADミサイルや、HIMADとVSHORADの間を埋める短射程のSHORADミサイルの多くは車載化されており、迅速に移動・展開できるようになっている。<br /> <br /> 艦船発射型のものは[[艦対空ミサイル]]と呼ばれており、基本的な原理は同一であるが、動揺する艦上での運用や風浪への対策が必要であり、また、運用形態も異なることから特別な配慮が必要となるので、([[ロシア]]製のいくつかのミサイル・システムのように)設計段階から考慮されていない限りは、別々に開発されることが多い。ただし、SHORADシステムは、過酷な野戦環境に対応するように開発されていることから、艦載対応も比較的容易であり、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[MIM-72 (ミサイル)|チャパラル]]や[[フランス]]の[[クロタル (ミサイル)|クロタル]]のように転用された例もある。<br /> <br /> == 略史 ==<br /> === 1940年代 - 1950年代 ===<br /> [[Image:Schmetterling missile 20040710 151825 1.4.jpg|thumb|250px|最初期の地対空ミサイル、Hs 117]]<br /> 地対空ミサイルは、他の多くの[[ミサイル]]と同様、[[第二次世界大戦]]中の[[ドイツ]]で着想された。[[1943年]]頃より、[[ナチス・ドイツ]]は、[[連合国 (第二次世界大戦)|連合国]]によるドイツ本土爆撃の激化に対応して、彼らの有していた先進的なミサイル技術を防空に応用することを決定し、「[[Hs 117 (ミサイル)|Hs 117]]」や、[[V2ロケット]]の派生型である「[[ヴァッサーファル (ミサイル)|ヴァッサーファル]]」(Wasserfall)などが開発された。しかし、ドイツの国力の払底により、これらが大規模に実戦投入されることはなかった。<br /> <br /> 高度10,000mを飛行可能な[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の新型[[爆撃機]][[B-29 (航空機)|B-29]]の脅威が逼っていた[[日本]]でも独自に、B-29を撃墜可能な地対空ミサイル「[[奮龍 (ミサイル)|奮龍]]」を、[[1944年]]初頭から開発していたが、終戦までに間に合わなかった。<br /> <br /> その後、[[核戦略]]時代の到来とともに、自国上空に侵入してくる核搭載の爆撃機を、その[[核兵器]]の影響が及ぶよりも遠距離から迎撃する必要が生じ、防空兵器としての地対空ミサイルが重視されるようになった。この時期には、これらの想定任務を反映して、HIMAD用途でのミサイル・システムの開発に重点がおかれていた。なお、この時期のHIMADシステムには[[核弾頭]]を搭載したものがあった。これは、1発のミサイルで1機の[[航空機]]や1発の[[弾道ミサイル]]を撃墜しようとするのではなく、1発で大挙をなしてやってくる[[戦略爆撃機|長距離爆撃機]]編隊や立て続けに降下してくる弾道ミサイルを可能な限りまとめて撃墜しようとするものであった。しかし、地対空ミサイルである以上、自国または同盟国の領土の上空で核爆発を起こすことになるため、それによって発生する[[放射性降下物]]や強力な[[電磁パルス]](EMP)による味方の被害も甚大になることが予想された。放射性降下物は人的、環境的被害を与え、電磁パルスは電力をはじめとする各種[[インフラストラクチャー|インフラ]]に損害を与える。このため、核弾頭を搭載した地対空ミサイルは早々に姿を消している。<br /> <br /> === 1960年代 - 1970年代 ===<br /> [[File:Egyptian SA-2 SAM.JPEG|thumb|250px|S-75(SA-2 ガイドライン)]]<br /> このようにして開発されたHIMADミサイル・システムが一躍有名になったのが、[[1960年]][[5月1日]]の[[U-2撃墜事件]]である。これは、[[ソビエト連邦|ソ連]]の第一世代HIMADミサイル・システムであった[[S-75 (ミサイル)|S-75]](SA-2 ガイドライン)が、高高度の[[成層圏]]より[[偵察]]飛行を行なっていた[[U-2 (航空機)|U-2]][[偵察機]]を撃破したもので、従来の[[要撃機|迎撃戦闘機]]では到達不可能な高度でも地対空ミサイルであれば攻撃可能であることが周知された。<br /> <br /> ここで使用されたS-75をはじめとするソ連の地対空ミサイル・テクノロジーは、[[第二次印パ戦争]]で初実戦を経験したのち、[[ベトナム戦争]]と[[第四次中東戦争]]において大規模に実戦投入され、[[西側諸国]]に大きな衝撃を与えた。[[ベトナム戦争]]では、S-75に加えて、これよりやや短射程だがより敏捷な[[S-125 (ミサイル)|S-125]](SA-3 ゴア)、そしてもっとも初期のMANPADSである[[9K32|9K32 ストレラ2]](SA-7 グレイル)が投入されており、高高度ではS-75、中高度から低高度ではS-125、超低高度では9K32及び[[高射砲]]と、縦深的な[[火力 (軍事)|火力]]発揮が可能となっていた。ベトナム戦争の期間中、北ベトナムは4,000発ものS-75を発射し、その稠密な防空網に直面した[[アメリカ軍]]は、[[電子攻撃#電子対抗手段 (ECM)|ECM]]と[[ワイルド・ウィーゼル]]機による[[航空作戦#敵防空網制圧|敵防空網制圧]]で対抗した。このワイルド・ウィーゼル戦術は極めて大きな出血を伴うものであったが、これらの犠牲により、地対空ミサイルへの対抗策も確立されていった。<br /> <br /> また、[[第四次中東戦争]]では、新型の[[2K12]](SA-6 ゲインフル)が投入された。これは、S-75やS-125よりも最大射高は低いものの、敏捷で射撃可能範囲が広かった上に、[[イスラエル国防軍]]のECMが通用しなかったことから、この戦争から投入された新型の高射砲である[[ZSU-23-4]]とともに、[[イスラエル航空宇宙軍|イスラエル空軍]]は大きな犠牲を強いられた。イスラエルはただちにECM装置を改良したが、これに対してアラブ軍も[[電子防護|ECCM]]の策を講じ、いたちごっこの様相を呈していた。<br /> <br /> === 1980年代以降 ===<br /> [[画像:FIM-92 Stinger USMC.JPG|thumb|250px|FIM-92スティンガーを構える[[アメリカ海兵隊|海兵隊員]]]]<br /> [[1980年代]]、[[アフガニスタン紛争 (1978年-1989年)|アフガニスタン紛争]]において、[[携帯式防空ミサイルシステム]](MANPADS)が大規模に実戦投入された。これは、空中機動作戦を多用する[[ソビエト連邦軍|ソ連軍]]に対する航空戦力および防空[[火力 (軍事)|火力]]をほぼ持たない[[ムジャーヒディーン]]の対抗策であった。ムジャーヒディーンは[[紛争]]当初、[[鹵獲]]したソ連製の[[9K32|9K32 ストレラ2]](SA-7 グレイル)によって対抗していたが、9K32は既に性能的に陳腐化していた上に、自国製兵器とあってソ連側が対抗策を熟知していたことから、ほとんど成果を上げることができなかった。<br /> <br /> しかし、1980年代初頭より、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]製の新しい[[スティンガーミサイル|FIM-92 スティンガー]]が秘密裏に供与されるようになると、状況は大きく変化し、ソ連の[[ヘリコプター]]や[[輸送機]]の撃墜数が急増していった。ソ連軍は[[1989年]]に[[アフガニスタン]]より撤退するが、スティンガーによるヘリコプターの損失は、その大きな要因のひとつとなったといわれている。しかしその後、[[ソ連崩壊]]やMANPADSの普及により、MANPADSが[[テロリズム|テロ]]に利用される恐れが増大しており、警戒されている。<br /> <br /> その一方で、[[アメリカ同時多発テロ事件]]に見られるような[[航空機]]を使った自爆テロを警戒して、重要施設などの近傍にSHORAD/VSHORADミサイル・システムを配備する動きも出ている。<br /> <br /> 一方、特に[[21世紀]]に入ってからは、[[第三世界]]に弾道ミサイル技術が拡散したことを受けて、HIMADミサイル・システムに[[弾道弾迎撃ミサイル|弾道弾迎撃]]機能を付加する動きが広がっている。<br /> <br /> == 高・中高度防空ミサイル ==<br /> &#039;&#039;&#039;高・中高度防空&#039;&#039;&#039;(&#039;&#039;&#039;HIMAD&#039;&#039;&#039;:High-to-Medium-Altitude Air Defense)システムは、最大射高10,000m以上の防空システムである。射程にすると30キロメートル前後、ないしそれ以上である。野戦においては、[[軍団]]や[[方面隊]]直轄の防空[[火力 (軍事)|火力]]として運用される。また、その長射程をいかして、[[要撃機]]を補完する[[国土防空]]手段としても用いられ、[[ソビエト連邦|ソ連]]においては[[ソ連防空軍|防空軍]]、[[西側諸国]]においては空軍に配備される例も多い。<br /> <br /> HIMADシステムのうち、大規模なものは、ミサイル・サイトを構築して運用する必要があり、戦術機動はほとんど望めない。近年では、多くが可搬式となっており、短時間で発射装置や管制装置、[[レーダー]]装置などを車両に搭載して移動できるようになっている。ただしこの場合でも、複数のユニットを連接してシステムを構築する必要上、展開と撤収には時間がかかり、迅速な戦術機動はやはり困難である。これは、長射程であるHIMADシステムの任務上、頻繁な移動を考慮する必要がないことによるものである。<br /> <br /> また、HIMADシステムには、対地ミサイルもしくは[[弾道ミサイル]]を迎撃する能力を持つものもある。さらに、初めから弾道弾の迎撃を主任務として開発されたものもあり、これは特に[[弾道弾迎撃ミサイル]](ABM)と呼ばれる。ABMのなかには、大気圏内では使用できないものも多く(THAADミサイルなど)、これらは通常のHIMADミサイルとは異なり、[[航空機]]に対する攻撃に使用することはできない。<br /> <br /> === 代表的な機種 ===<br /> {{Col|<br /> {{USA}}<br /> * [[ボマーク (ミサイル)|CIM-10 ボマーク]]<br /> * [[LIM-49 (ミサイル)|LIM-49 スパルタン/ナイキ・ゼウス]]<br /> * [[スプリント (ミサイル)|スプリント]]<br /> * [[MIM-3 (ミサイル)|MIM-3 ナイキ・エイジャックス]]<br /> * [[MIM-14 (ミサイル)|MIM-14 ナイキ・ハーキュリーズ]]<br /> * [[ホーク (ミサイル)|MIM-23 ホーク]]<br /> * [[パトリオットミサイル|MIM-104 パトリオット]]<br /> * [[中距離拡大防空システム]](MEADS)<br /> * [[THAADミサイル|終末高高度防衛ミサイル]](THAAD)<br /> {{USA}}/{{NOR}}<br /> * [[NASAMS]]<br /> {{UK}}<br /> * {{仮リンク|サンダーバード (ミサイル)|en|Thunderbird (missile)|label=サンダーバード}}<br /> * {{仮リンク|ブラッドハウンド (ミサイル)|en|Bloodhound (missile)|label=ブラッドハウンド}}<br /> {{UK}}/{{ITA}}/{{FRA}}<br /> * [[アスター (ミサイル)|アスター]]<br /> {{ISR}}<br /> * [[アロー (ミサイル)|アロー]]<br /> * [[アイアンドーム]]<br /> |<br /> {{JPN}}<br /> * [[03式中距離地対空誘導弾]]<br /> {{IND}}<br /> * {{仮リンク|アカシュ (ミサイル)|en|Akash (missile)|label=アカシュ(Akash)}}<br /> * [[:en:Indian Ballistic Missile Defence Programme|PAD、AAD]]<br /> {{CHN}}<br /> * [[HQ-9 (ミサイル)|HQ-9]]<br /> {{RUS}}<br /> * {{仮リンク|S-25 (ミサイル)|ru|С-25|en|S-25 Berkut|label=S-25}}(SA-1 ギルド)<br /> * [[S-75 (ミサイル)|S-75]](SA-2 ガイドライン)<br /> * [[S-125 (ミサイル)|S-125]](SA-3 ゴア)<br /> * [[2K11]](SA-4 ガネフ)<br /> * {{仮リンク|S-200 (ミサイル)|ru|С-200|en|S-200 Angara/Vega/Dubna|label=S-200}}(SA-5 ガモン)<br /> * [[2K12]](SA-6 ゲインフル)<br /> * [[S-300 (ミサイル)|S-300]] (SA-10 グランブル)<br /> * [[9K37]](SA-11 ガドフライ)<br /> * S-300V(SA-12A グラディエーター/SA-12B ジャイアント)<br /> * [[9K330]] (SA-15 ガントレット)<br /> * [[9K37M1-2]](SA-17 グリズリー)<br /> * S-300PMU(SA-20 ガーゴイル)<br /> * [[S-400 (ミサイル)|S-400]](SA-21 グラウラー)<br /> |<br /> {{Multiple image<br /> |direction=vertical<br /> |width=250<br /> |image1=JGSDF MIM-23 Hawk SAM.jpg<br /> |caption1=MIM-23 ホーク。西側の代表的な中高度防空ミサイルである<br /> |image2=Patriot 08.jpg<br /> |caption2=MIM-104 ペトリオット}}<br /> }}<br /> <br /> == 短距離防空ミサイル ==<br /> &#039;&#039;&#039;短距離防空&#039;&#039;&#039;(&#039;&#039;&#039;SHORAD&#039;&#039;&#039;:[[:en:Short Range Air Defense|Short Range Air Defense]])システムは、最大射程が10キロメートル程度の防空システムである。[[師団]]あるいは[[旅団]]の野戦防空に用いられるほか、海空軍でも、地上の重要施設の防衛に用いる。かつては[[口径|大口径]]の[[高射砲]]([[M51 75mm高射砲]]など)が使用されていたが、現在、陸戦分野においては、地対空ミサイル(&#039;&#039;&#039;短SAM&#039;&#039;&#039;)によってほぼ完全に置き換えられている&lt;ref&gt;海戦分野においては、対水上火力を兼任させるため、依然として大部分の戦闘艦に57-76mmの両用砲が搭載されている&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 多くが自走式となっており、いくつかの機種では、管制装置と発射装置を同じ車両に搭載することで、展開と撤収を迅速に行なえるように配慮している。これは、頻繁に移動する野戦部隊に随伴して、防空援護を提供するためのものである。<br /> <br /> === 代表的な機種 ===<br /> {{Col|<br /> {{USA}}<br /> * [[MIM-46 (ミサイル)|MIM-46 モーラー]]<br /> * [[MIM-72 (ミサイル)|MIM-72 チャパラル]]<br /> {{UK}}<br /> * [[レイピアミサイルシステム|レイピア]]<br /> {{ISR}}<br /> * [[SPYDER 地対空ミサイルシステム|SPYDER]]<br /> {{DEU}}<br /> * [[ローランド (ミサイル)|ローランド]]<br /> * [[IRIS-T|IRIS-T SL/SLS]]<br /> * [[LFK NG]]<br /> {{JPN}}<br /> * [[81式短距離地対空誘導弾]](SAM-1 ショートアロー)<br /> * [[11式短距離地対空誘導弾]]<br /> {{FRA}}<br /> * [[クロタル (ミサイル)|クロタル]]<br /> * [[MICA (ミサイル)|VL MICA]]<br /> |<br /> {{CHN}}<br /> * [[HQ-61 (ミサイル)|HQ-61]]<br /> * [[HQ-7 (ミサイル)|HQ-7]]<br /> * [[:en:LY-60 / FD-60 / PL10|HQ-64(紅旗64/LY-60/猟鷹60)]]<br /> {{ZAF}}<br /> * [[ウムコント (ミサイル)|ウムコント]]<br /> {{RUS}}<br /> * [[9K33]](SA-8 ゲッコー)<br /> * [[9K330]](SA-15 ガントレット)<br /> * [[2K22|9M311]](SA-19 グリソン)<br /> * [[パーンツィリ-S1|57E6]](SA-22 グレイハウンド)<br /> |<br /> [[ファイル:Xmim-115a.jpg|thumb|250px|ローランド。西側の代表的短距離防空ミサイル]]<br /> }}<br /> <br /> == 近距離防空ミサイル ==<br /> &#039;&#039;&#039;近距離防空&#039;&#039;&#039;(&#039;&#039;&#039;VSHORAD&#039;&#039;&#039;:Very Short Range Air Defense)システムは、最大射程が5キロメートル程度の防空システムである。SHORADシステムを補完して[[師団]]あるいは[[旅団]]の野戦防空システムに参加するほか、[[大隊]]以下の階梯で、自衛防空手段としても用いられる。<br /> <br /> 射程が短いかわりに、即応性や機動性に優れたものとされている。VSHORADとしては、従来、[[高射砲|高射]][[機関砲]]が使われてきたが、現在では、[[携帯式防空ミサイルシステム]](MANPADS)、およびそれを車載式・固定式としたシステムが広く配備されるようになっている。ただし、至近距離での即応性という点で、地対空ミサイル・システムには大きな問題があることから、これらを補完するかたちで、高射機関砲もなお運用が継続されている。<br /> <br /> === 車載式/固定式 ===<br /> これらの多くは、肩撃ち式の[[携帯式防空ミサイルシステム]](MANPADS)を改良・転用したものである。しかし、携帯性ゆえにMANPADSの性能を制約することになっている電力供給やシステム連接の問題などを解決したものであるため、事実上、別のシステムとして捉えられるべきものとなっている。つまり、電力は車両側から供給できるので、はるかに安定した動作が可能になっているほか、より高度な[[射撃管制装置]]とネットワーク連接が可能であるので、効率的な射撃が可能である。<br /> <br /> ==== 代表的な機種 ====<br /> {{Col|<br /> {{USA}}<br /> * [[アベンジャーシステム|アベンジャー]]<br /> {{UK}}<br /> * [[スターストリーク (ミサイル)|スターストリーク]]<br /> {{JPN}}<br /> * [[93式近距離地対空誘導弾]](SAM-3 クローズドアロー)<br /> |<br /> {{CHN}}<br /> * [[:en:FN-6#FB-6A|FB-6A]](HN-6の車載版)<br /> * [[:en:QW-1 Vanguard#CQW-2|CQW-2]](QW-2の車載版)<br /> * [[:en:QW-1 Vanguard#FLV-1|FLV-1/FLG-1]](QW-3の車載版)<br /> * [[:en:QW-1 Vanguard#FL-2000(V)|FL-2000(V)]](QW-3の車載版)<br /> * [[:en:QW-1 Vanguard#TD-2000|TD-2000/TD-2000B]](QW-4の車載版)<br /> {{RUS}}<br /> * [[9K31]](SA-9 ガスキン)<br /> * [[9K35]](SA-13 ゴファー)<br /> |<br /> [[ファイル:JGSDF Koukidousha (TOYOTA) 10.jpg|thumb|250px|93式近距離地対空誘導弾]]<br /> }}<br /> <br /> === 携帯式 ===<br /> {{main|携帯式防空ミサイルシステム}}<br /> [[画像:Redeye Surface to Air Missile 06.jpg|thumb|250px|最初の実用MANPADS、FIM-43 レッドアイ]]<br /> &#039;&#039;&#039;携帯式防空ミサイルシステム&#039;&#039;&#039;(&#039;&#039;&#039;MANPADS&#039;&#039;&#039;)は、[[1960年代]]後半より配備されはじめた、比較的新しいテクノロジーである。<br /> <br /> MANPADSのコンセプトは、[[第二次世界大戦]]末期に[[ドイツ国防軍]]が開発した[[フリーガーファウスト]]において既に見られるが、これは、その後高速化を続ける[[航空機]]に対処できなかった。[[アメリカ陸軍]]は[[1948年]]より、フリーガーファウストを含めた数機種を検討したが、いずれも不十分な防空効果しか得られないことから、独自の開発を決定、[[コンベア]]社による10年におよぶ基礎研究ののち、[[1959年]]より開発プロジェクトが開始された。これによって開発されたのが世界初のMANPADSである[[FIM-43 (ミサイル)|FIM-43 レッドアイ]]である。また、[[ソビエト連邦|ソ連]]でも[[1959年]]頃から同様の研究が行なわれており、これは[[9K32|9K32 ストレラ2]](SA-7 グレイル)として配備された。これらの第1世代MANPADSは、いずれも単純な[[赤外線]]誘導を採用していた。ただし、[[イギリス]]の第1世代MANPADSである[[ブローパイプ (ミサイル)|ブローパイプ]]([[:en:Blowpipe missile|en]])では[[手動指令照準線一致誘導方式]](MCLOS)が使われている。<br /> <br /> その後、第2世代のMANPADSの開発が開始された。これらは、シーカーの冷却や2波長光波誘導などの採用により攻撃可能範囲を増大させており、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では[[スティンガーミサイル|FIM-92 スティンガー]]、ソ連では[[9K34|9K34 ストレラ3]](SA-14 グレムリン)が配備された。また、[[日本]]の[[91式携帯地対空誘導弾]]では、さらに先進的な画像誘導方式が採用されている。一方、イギリスは第2世代の[[ジャベリン (地対空ミサイル)|ジャベリン]]ではより自動化された無線式SACLOS誘導、第3世代の[[スターバースト (ミサイル)|スターバースト]]ではレーザーSACLOS方式を採用しており、[[スウェーデン]]の[[RBS 70]]でも同様に[[レーザー誘導]]が選択された。<br /> <br /> 第1世代MANPADSは、[[ベトナム戦争]]のころより実戦投入されたが、比較的容易に回避されることから、VSHORADとしては、[[高射砲]]の補完の域を出なかった。その後、アフガニスタン紛争で第2世代MANPADSであるスティンガーが実戦投入されて大きな戦果をあげた([[#1980年代以降]]も参照)ことから注目を集め、世界的に普及するようになった。<br /> <br /> しかしその後、[[ソ連崩壊]]やMANPADSの普及により、MANPADSが[[テロリズム|テロ]]に利用される恐れが増大した。[[1994年]]には[[ルワンダ]]政府専用機の[[ダッソー ファルコン 50]]がMANPADSによって撃墜され、ルワンダ大統領[[ジュベナール・ハビャリマナ]]と便乗していた[[ブルンジ]]大統領[[シプリアン・ンタリャミラ]]が共に死亡する事件が発生し([[ハビャリマナとンタリャミラ両大統領暗殺事件]])、この事件を直接のきっかけとして[[ルワンダ虐殺|史上有数のジェノサイド]]が引き起こされた。また、[[2002年]]には、[[エル・アル航空]]機が9K32で攻撃されるという事件が発生した(エル・アル航空機は赤外線[[シーカー]]への欺瞞装置を備えていたため、この攻撃は失敗した; [[:en:2002_Mombasa_attacks#Plane_attack|英語版記事]])。これを受けて、[[2003年]]の[[第29回主要国首脳会議]]において、[http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/evian_paris03/kotu_z.html 「交通保安及び携帯式地対空ミサイル(MANPADS)の管理強化」]に関する行動計画が採択された。<br /> <br /> ==== 代表的な機種 ====<br /> {{Col|<br /> {{USA}}<br /> * [[FIM-43 (ミサイル)|FIM-43 レッドアイ]]<br /> * [[スティンガーミサイル|FIM-92 スティンガー]]<br /> {{UK}}<br /> * [[ブローパイプ (ミサイル)|ブローパイプ]]([[:en:Blowpipe missile|en]])<br /> * [[ジャベリン (地対空ミサイル)|ジャベリン]]<br /> * [[スターバースト (ミサイル)|スターバースト]]<br /> {{SWE}}<br /> * [[RBS 70]]<br /> {{JPN}}<br /> * [[91式携帯地対空誘導弾]](SAM-2 ハンドアロー)<br /> {{FRA}}<br /> * [[ミストラル (ミサイル)|ミストラル]]<br /> |<br /> {{CHN}}<br /> * [[HN-5 (ミサイル)|HN-5]]([[紅纓 (ミサイル)|紅纓]]5; ロシア製9K32の中国版)<br /> * [[HN-6 (ミサイル)|HN-6]](紅纓6/飛弩6)<br /> * [[HN-6 (ミサイル)|FN-16]](飛弩16)<br /> * [[QW-1 (ミサイル)|QW-1]]([[前衛 (ミサイル)|前衛]]-1から始まるシリーズ、QW-1M/1A/11/11G/18)<br /> * [[QW-2 (ミサイル)|QW-2]](2波長光波誘導)<br /> * [[QW-3 (ミサイル)|QW-3]]([[レーザー誘導]])<br /> * [[QW-4 (ミサイル)|QW-4]](熱画像誘導)<br /> {{RUS}}<br /> * [[9K32|9K32 ストレラ2]](SA-7 グレイル)<br /> * [[9K34|9K34 ストレラ3]](SA-14 グレムリン)<br /> * [[9K38 イグラ|9K310 イグラ-1]](SA-16 ギムレット)<br /> * [[9K38 イグラ]](SA-18 グロース)<br /> |<br /> [[ファイル:Mistral-3.jpg|thumb|250px|ミストラルMANPADS]] <br /> }}<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> &lt;references/&gt;<br /> <br /> == 参考文献 ==<br /> *{{Cite web<br /> |author= Juan Díez Pantaleón<br /> |date= <br /> |url= http://ftp.rta.nato.int/public//PubFulltext/RTO/MP/RTO-MP-063///MP-063-20.pdf<br /> |title= A Way to Control Medium and Low Range Weapons Systems in an Air Defense Artillery Command and Control System<br /> |format= PDF<br /> |language= 英語<br /> |accessdate= 2009-12-27<br /> }}<br /> *{{Cite web<br /> |author= the Artillery brigade<br /> |date= <br /> |url= http://www.cdef.terre.defense.gouv.fr/publications/Objdoc/objdoc31/article_us/art3.pdf<br /> |title= Doctrine: The operational preparation of ground-to-air defense units<br /> |format= PDF<br /> |language= 英語<br /> |accessdate= 2009-12-27<br /> }}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[地対空ミサイル一覧]]<br /> * [[ミサイルの誘導方式]]<br /> * [[フリーガーファウスト]]<br /> * [[対空砲]]<br /> * [[ミサイル防衛]](MD)<br /> * [[艦対空ミサイル]]<br /> <br /> {{ミサイルの分類}}<br /> <br /> [[Category:地対空ミサイル|*]]</div> 240F:80:BFA7:1:9184:BB4B:14C:1497
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