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https:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&user=202.218.216.8&feedformat=atom miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-05-04T18:11:29Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 常用漢字 2018-08-01T20:18:35Z <p>202.218.216.8: </p> <hr /> <div>{{JIS2004}}<br /> {{漢字}}<br /> &#039;&#039;&#039;常用漢字&#039;&#039;&#039;(じょうようかんじ)は、「[[法令]]、公用文書、[[新聞]]、[[雑誌]]、[[放送]]など、一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」&lt;ref&gt;常用漢字表(2010年)まえがき&lt;/ref&gt;として内閣[[告示]]「常用漢字表」で示された現代日本における[[日本語]]の[[漢字]]。現行の常用漢字表は、[[2010年]](平成22年)[[11月30日]]に平成22年内閣告示第2号として告示され、2136字/4388音訓[2352音・2036訓]から成る([[常用漢字一覧|一覧]])。<br /> <br /> 常用漢字表の目的は、漢字使用の目安であって制限ではない一方、日本の[[学習指導要領]]では[[義務教育]]の[[国語 (教科)|国語]]で読みを習う漢字は常用漢字しか規定がない&lt;ref&gt;さらに漢字を適切に使うことに関しては、[[義務教育]]では[[学年別漢字配当表]]に示されている漢字にとどまる。&lt;/ref&gt;。日本の主な[[報道機関]]は、[[日本新聞協会]]が発行する『新聞用語集』(新聞用語懇談会編)に掲載される[[新聞常用漢字表]]に基づき、各社で多少手を加えて、漢字使用の基準としている場合が多い。<br /> <br /> == 採用されている常用漢字 ==<br /> {{main|常用漢字一覧}}<br /> <br /> == 歴史 ==<br /> # [[1923年]]([[大正]]12年)、[[文部省]]臨時国語調査会が発表した常用漢字表、漢字1962字とその[[略字]]154字。一部資料に1960字とあるのは略字によって2組が同字となるため。同年[[9月1日]]実施予定であったが、同日発生した[[関東大震災]]により頓挫した。<br /> # [[1931年]]([[昭和]]6年)、「常用漢字表及仮名遣改定案に関する修正」にて上記常用漢字表中の147字を減らし45字を増やして修正した1858字。<br /> # [[1942年]](昭和17年)、[[国語審議会]]が作成した標準漢字表2528字のうちの常用漢字1134字&lt;ref&gt;[http://kokugo.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kakuki/hosoku/pdf/11_big_05.pdf#search=&#039;%E6%A8%99%E6%BA%96%E6%BC%A2%E5%AD%97%E8%A1%A8&#039; 標準漢字表、1942年(文化庁ホームページ)]&lt;/ref&gt;。ほかに準常用漢字1320字、特別漢字74字。簡易字体(略字)の本体78字、許容64字があった。<br /> # [[1946年]](昭和21年)、国語審議会が上記標準漢字表の中の常用漢字から88字を削り249字を加えた常用漢字表1295字案。この案は採択されず、同年、これを修正した1850字が&#039;&#039;&#039;[[当用漢字]]&#039;&#039;&#039;として公布された。<br /> # [[1981年]](昭和56年)[[3月23日]]に国語審議会が答申し、同年[[10月1日]]に昭和56年内閣[[告示]]第1号として告示された&#039;&#039;&#039;常用漢字表&#039;&#039;&#039;。当用漢字の後継であり、1945字/4087音訓[2187音・1900訓]から成る。<br /> # [[2010年]](平成22年)[[6月7日]]に文化審議会が&#039;&#039;&#039;改定常用漢字表&#039;&#039;&#039;として答申し、同年[[11月30日]]に平成22年内閣告示第2号として告示された常用漢字表。告示の際、昭和56年内閣告示第1号「常用漢字表」は廃止された。2136字/4388音訓[2352音・2036訓]から成る。<br /> <br /> なお、このページでは5.および6.について解説する。<br /> <br /> == 1981年の制定時(当用漢字との違い) ==<br /> 昭和56年内閣告示第1号「常用漢字表」(1945字/4087音訓[2187音・1900訓])では、当用漢字表と比べて字数の上では、以下の95字が増加した。削除された字種はなかった。<br /> ; 追加された字<br /> : {{JIS2004フォント|猿 凹 渦 靴 稼 拐 涯 垣 殻 潟 喝 褐 缶 頑 挟 矯 襟 隅 渓 蛍 嫌 洪 溝 昆 崎 皿 桟 傘 肢 遮 蛇 酌 汁 塾 尚 宵 縄 壌 唇 甚 据 杉 斉 逝 仙 栓 挿 曹 槽 藻 駄 濯 棚 挑 眺 釣 塚 漬 亭 偵 泥 搭 棟 洞 凸 屯 把 覇 漠 肌 鉢 披 扉 猫 頻 瓶 雰 塀 泡 俸 褒 朴 僕 堀 磨 抹 岬 妄 厄 癒 悠 羅 竜 戻 枠}}<br /> ; 字体を改めた字<br /> : 当用漢字字体表の「{{JIS2004フォント|燈}}」が「{{JIS2004フォント|灯}}」に改められた。<br /> ; 音訓が加わった字<br /> : {{JIS2004フォント|栄}}(はえる)、{{JIS2004フォント|危}}(あやぶむ)、{{JIS2004フォント|憩}}(いこう)、{{JIS2004フォント|香}}(かおる)、{{JIS2004フォント|愁}}(うれえる)、{{JIS2004フォント|謡}}(うたう)、{{JIS2004フォント|露}}(ロウ)、{{JIS2004フォント|和}}(オ)<br /> ; 付表に加わったもの<br /> : {{JIS2004フォント|叔父}}・{{JIS2004フォント|伯父}}(おじ)、{{JIS2004フォント|叔母}}・{{JIS2004フォント|伯母}}(おば)、{{JIS2004フォント|桟敷}}(さじき)、{{JIS2004フォント|凸凹}}(でこぼこ)<br /> ; 音訓が削られた字<br /> : {{JIS2004フォント|膚}}(はだ)、{{JIS2004フォント|盲}}(めくら)<br /> <br /> == 2010年の改定 ==<br /> 文化審議会は2010年6月7日、&#039;&#039;&#039;改定常用漢字表&#039;&#039;&#039;(2136字/4388音訓[2352音・2036訓])を答申した。これは同年11月30日に平成22年内閣告示第2号「常用漢字表」として内閣告示された。その際、昭和56年内閣告示第1号「常用漢字表」は廃止された。<br /> <br /> ; 追加(196字)<br /> : {{JIS2004フォント|挨 曖 宛 嵐 畏 萎 椅 彙 茨 咽 淫 唄 鬱 怨 媛 艶 旺 岡 臆 俺 苛 牙 瓦 楷 潰 諧 崖 蓋 骸 柿 顎 葛 釜 鎌 韓 玩 伎 亀 毀 畿 臼 嗅 巾 僅 錦 惧 串 窟 熊 詣 憬 稽 隙 桁 拳 鍵 舷 股 虎 錮 勾 梗 喉 乞 傲 駒 頃 痕 沙 挫 采 塞 埼&lt;ref&gt;「崎」の異体字だが改定常用漢字の「埼」は訓読みの「さき」ではなく「さい」である。&lt;/ref&gt; 柵 刹 拶 斬 恣 摯 餌 鹿 𠮟 嫉 腫 呪 袖 羞 蹴 憧 拭 尻 芯 腎 須 裾 凄 醒 脊 戚 煎 羨 腺 詮 箋 膳 狙 遡 曽&lt;ref name=&quot;A&quot;&gt;改定常用漢字表では「曽・痩・麺」について「頻度数に優先して、生活漢字としての側面を重視し」て、印刷標準字体「曾・瘦・麵」ではなく簡易慣用字体「曽・痩・麺」を採用した。&lt;/ref&gt; 爽 痩&lt;ref name=&quot;A&quot;/&gt; 踪 捉 遜 汰 唾 堆 戴 誰 旦 綻 緻 酎 貼 嘲 捗 椎 爪 鶴 諦 溺 塡 妬 賭 藤 瞳 栃 頓 貪 丼 那 奈 梨 謎 鍋 匂 虹 捻 罵 剝 箸 氾 汎 阪&lt;ref&gt;「坂」の異体字。&lt;/ref&gt; 斑 眉 膝 肘 訃 阜 蔽 餅 璧 蔑 哺 蜂 貌 頰 睦 勃 昧 枕 蜜 冥 麺&lt;ref name=&quot;A&quot;/&gt; 冶 弥 闇 喩 湧 妖 瘍 沃 拉 辣 藍 璃 慄 侶 瞭 瑠 呂 賂 弄 籠 麓 脇}}<br /> ; 削除(5字)<br /> : 勺 錘 銑 脹 匁&lt;br&gt;同時に新[[人名用漢字]]に取り入れられているため、新生児の命名には引き続き使用可能である。<br /> <br /> また音訓が以下の通り追加、変更、削除された。<br /> ; 追加(29音訓)<br /> : {{JIS2004フォント|委}}(ゆだねる)、{{JIS2004フォント|育}}(はぐくむ)、{{JIS2004フォント|応}}(こたえる)、{{JIS2004フォント|滑}}(コツ)、{{JIS2004フォント|関}}(かかわる)、{{JIS2004フォント|館}}(やかた)、{{JIS2004フォント|鑑}}(かんがみる)、{{JIS2004フォント|混}}(こむ)、{{JIS2004フォント|私}}(わたし)、{{JIS2004フォント|臭}}(におう)、{{JIS2004フォント|旬}}(シュン)、{{JIS2004フォント|伸}}(のべる)、{{JIS2004フォント|振}}(ふれる)、{{JIS2004フォント|粋}}(いき)、{{JIS2004フォント|逝}}(いく)、{{JIS2004フォント|拙}}(つたない)、{{JIS2004フォント|全}}(すべて)、{{JIS2004フォント|創}}(つくる)、{{JIS2004フォント|速}}(はやまる)、{{JIS2004フォント|他}}(ほか)、{{JIS2004フォント|中}}(ジュウ)、{{JIS2004フォント|描}}(かく)、{{JIS2004フォント|放}}(ほうる)、{{JIS2004フォント|務}}(つとまる)、{{JIS2004フォント|癒}}(いえる・いやす)、{{JIS2004フォント|要}}(かなめ)、{{JIS2004フォント|絡}}(からめる)、{{JIS2004フォント|類}}(たぐい)<br /> ; 変更(1訓)<br /> : {{JIS2004フォント|側}}(かわ) - 訓「かわ」を「がわ」に変更&lt;ref&gt;「{{JIS2004フォント|側}}」には〈「かわ」とも。〉と注記された。&lt;/ref&gt;。<br /> ; 削除(3音訓)<br /> : {{JIS2004フォント|畝}}(せ)、{{JIS2004フォント|疲}}(つからす)、{{JIS2004フォント|浦}}(ホ)<br /> <br /> 備考欄等について以下の通り変更された。<br /> ; 変更<br /> : {{JIS2004フォント|愛・岐・児・滋・城・神・鳥・富・分・良}} - 備考欄に都道府県名を注記。<br /> : {{JIS2004フォント|音}} - 語例「{{JIS2004フォント|音信不通}}」を「{{JIS2004フォント|母音}}」に変更。備考欄「{{JIS2004フォント|音信不通}}」の注記を削除。<br /> : {{JIS2004フォント|堪}} - 語例「{{JIS2004フォント|堪能}}」を追加。備考欄に〈「{{JIS2004フォント|堪能}}」は、「タンノウ」とも。〉と注記。<br /> : {{JIS2004フォント|屈}} - 語例「{{JIS2004フォント|理屈}}」を追加。<br /> : {{JIS2004フォント|十}} - 備考欄に〈「ジュッ」とも。〉と注記。<br /> : {{JIS2004フォント|従}} - 語例「{{JIS2004フォント|従って〔接〕}}」を削除。<br /> : {{JIS2004フォント|昭}} - 語例「{{JIS2004フォント|昭和}}」を追加。<br /> : {{JIS2004フォント|側}} - 備考欄に〈「かわ」とも。〉と注記。<br /> : {{JIS2004フォント|透}} - 語例「{{JIS2004フォント|透き間}}」を削除&lt;ref&gt;追加された「{{JIS2004フォント|隙}}」には〈「{{JIS2004フォント|隙間}}」は、「{{JIS2004フォント|透き間}}」とも書く。〉と注記された。&lt;/ref&gt;。<br /> : {{JIS2004フォント|破}} - 語例「{{JIS2004フォント|破棄}}」を追加。<br /> : {{JIS2004フォント|力}} - 凡例に注記&lt;ref&gt;「表の見方」に「字音を動詞として用いることのできるもの」として「{{JIS2004フォント|力む}}」が「{{JIS2004フォント|案じる}}」・「{{JIS2004フォント|信じる}}」とともに例示されている。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 付表は以下の通り追加、変更された。<br /> ; 追加(6語)<br /> : {{JIS2004フォント|鍛冶}}(かじ)、{{JIS2004フォント|固唾}}(かたず)、{{JIS2004フォント|尻尾}}(しっぽ)、{{JIS2004フォント|老舗}}(しにせ)、{{JIS2004フォント|真面目}}(まじめ)、{{JIS2004フォント|弥生}}(やよい)<br /> ; 変更(5語)<br /> : {{JIS2004フォント|居士}}(こじ) - 「{{JIS2004フォント|一言居士}}」を「{{JIS2004フォント|居士}}」に変更。<br /> : {{JIS2004フォント|五月}}(さつき) - 「{{JIS2004フォント|五月晴れ}}」を「{{JIS2004フォント|五月}}」に変更。<br /> : {{JIS2004フォント|お母さん}}(おかあさん) - 「{{JIS2004フォント|お母さん}}」を「{{JIS2004フォント|母さん}}」に変更。<br /> : {{JIS2004フォント|お父さん}}(おとうさん) - 「{{JIS2004フォント|お父さん}}」を「{{JIS2004フォント|父さん}}」に変更。<br /> : {{JIS2004フォント|海女}}(あま) - 「{{JIS2004フォント|海女}}」を「{{JIS2004フォント|海女・海士}}」に変更。<br /> <br /> === 経緯 ===<br /> [[2005年]](平成17年)[[2月2日]]に国語分科会が「情報化時代に対応する漢字政策の在り方を検討することが必要」であるとした報告書&lt;ref&gt;文化審議会国語分科会報告 [http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/pdf/20050202.pdf 国語分科会で今後取り組むべき課題について]([[Portable Document Format|PDF]])&lt;/ref&gt;を[[文化審議会]]に提出した。これを受けて、同年[[3月30日]]、[[中山成彬]][[文部科学大臣]]は常用漢字表の見直しの検討などを文化審議会に諮問した&lt;ref&gt;第39回文化審議会総会 [http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/39/shiryo_2.html 情報化時代に対応する漢字政策の在り方について]&lt;/ref&gt;。同年9月から文化審議会国語分科会の漢字小委員会が常用漢字見直しの審議に入った。<br /> <br /> その後、第6回漢字小委員会では、「『常用漢字』と『準常用漢字(読めるだけでいい漢字)』に分けることの是非」という文言&lt;ref&gt;[http://www.bunka.go.jp/1kokugo/kanji_shouiinkai180424.html 第6回漢字小委員会]で配付された[http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/kanji_shouiinkai180424_siryou3.pdf 資料3](PDF) P.3参照。&lt;/ref&gt;を含む資料が配付された。また答申時期については、第15回漢字小委員会で[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji_15/gijiroku.html 2010年2月の新常用漢字表答申を目指す]と述べられている。なお、その後の漢字小委員会で表の煩雑化に疑問の声があり、「準常用漢字」等の区分は最終的に行なわれなかった。[[2008年]](平成20年)[[1月9日]]、[[都道府県]]名に使われている漢字で常用漢字に現在含まれていない「{{JIS2004フォント|阪・鹿・奈・岡・熊・梨・阜・埼・茨・栃・媛}}」の11字を常用漢字に含めることを決めた&lt;ref&gt;[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji_20/index.html 第20回漢字小委員会]で配付された[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji_20/pdf/siryou_2.pdf 資料2](PDF) P.4参照。&lt;/ref&gt;。これは固有名詞は常用漢字表の対象としないのが原則であり、今後も維持するが、特に公共性が高い都道府県名について例外として扱ったものである。また、その後、「{{JIS2004フォント|韓・畿}}」が追加候補に入ったが、これは都道府県名に準じる漢字としての位置付けである。<br /> <br /> 2008年(平成20年)[[5月12日]]の第21回漢字小委員会で[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji_21/pdf/shiryo_4.pdf 第1次字種候補素案]218字が発表された(220字と明記され、主要新聞社もそのように発表したが、実際には「{{JIS2004フォント|闇}}」がデザイン差で重複しており、また既に常用漢字表に入っている「{{JIS2004フォント|靴}}」が誤って入っていたため218字が正しい)&lt;ref&gt;この2点のほか、P.2 6行目 候補漢字Aの「{{JIS2004フォント|樋}}」は「{{JIS2004フォント|桶}}」の誤りである。&lt;/ref&gt;。この時点では特定の語に限って常用漢字と同様に認める熟語が「別表」として付記されていたが、「なるべく単純明快な漢字表を作成する」という考え方に基づき、その後の[[6月16日]]の第23回漢字小委員会では[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji_23/pdf/shiryo_2.pdf 第2次字種候補案]が「別表」を統合した形で発表され、同日の審議でもその旨了承された。なお、第2次字種候補案では「本表に入れる可能性のある候補漢字」は188字とされた。また、「{{JIS2004フォント|斤}}」が削除候補から外された。次の[[7月15日]]の第24回漢字小委員会では、[[7月31日]]の第39回国語分科会に提出する資料について「最終的な扱いについては[[前田富祺|前田]][[主査]]に一任する」ことが了承された&lt;ref&gt;[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji_23/pdf/shiryo_2.pdf 第2次字種候補案]と[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kokugo_39/pdf/shiryo_3.pdf 国語分科会提出資料]では表現が若干変わったが、実質的な内容に変わりはない。なお、国語分科会提出資料は第39回国語分科会で了承された。&lt;/ref&gt;。また、国語分科会で字種候補案が了承されたとしても、今後、行なわれる音訓の検討過程で字種の出し入れの可能性があることも確認された。実際にその後の[[9月22日]]の第25回漢字小委員会では、追加候補に「{{JIS2004フォント|刹・椎・賭・遡}}」の4字が追加され、「{{JIS2004フォント|蒙}}」が削除された。これにより追加候補は191字となった。[[2009年]](平成21年)[[10月23日]]の第37回漢字小委員会および[[11月10日]]の第42回国語分科会で了承された修正案では「{{JIS2004フォント|柿・哺・楷・睦・釜・錮・賂・勾・毀}}」の9字が追加、「{{JIS2004フォント|聘・憚・哨・諜}}」の4字が削除され、追加候補は196字となった。なお、漢字表の名称は現行と同じ「常用漢字表(改定常用漢字表)」とすることが確定した。<br /> <br /> 文化審議会は2010年6月7日の第51回文化審議会総会で、&#039;&#039;&#039;改定常用漢字表&#039;&#039;&#039;を答申した。<br /> <br /> ; (参考)一度は追加候補漢字に入りながら、その後外された漢字(85字)<br /> : {{JIS2004フォント|叩 噓 噂 濡 笠 嬉 朋 覗 撫 溜 鷹 揃 頷 摑 翔 喋 嚙 洩 禄 栗 馴 駕 鴨 淵 駿 蘭 胡 蘇 狼 蝶 搔 惚 蒼 腿 菩 吊 雀 樽 壺 祀 卿 歪 棲 磯 桶 鷲 媚 寵 秤 套 醬 疼 賤 顚 糊 誼 截 綬 庄 毅 揆 躇 躊 憐 狽 萌 撥 謳 蔓 捏 饉 倦 屛 恍 斡 膠 疇 謗 乖 誹 蒙 聘 憚 哨 諜}}<br /> <br /> また、文化庁は「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」を公開、[[パブリックコメント]]募集を行ない、2009年(平成21年)[[3月16日]]から行なわれたものの結果がニュースなどで報道された。これは第31回漢字小委員会以降で配付された資料に基づくものである。それによると、新たに302字&lt;ref&gt;[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji_32/index.html 第32回漢字小委員会]で配付された[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji_32/pdf/shiryo3.pdf 資料3] (PDF)による。ただし、「{{JIS2004フォント|䑓}}(「{{JIS2004フォント|臺(台)}}」の異体字)・ヶ・々」などの文字についても除外せずに記載されている。&lt;/ref&gt;の追加希望があったという。最も多かったのは「{{JIS2004フォント|鷹}}」の22件である。ちなみに[[三鷹市]]、[[鷹栖町]]、[[白鷹町]]など名称に「{{JIS2004フォント|鷹}}」を含む[[地方公共団体|自治体]]が意見書を出していた。続いて「{{JIS2004フォント|碍}}」の20件は一部の[[障害者]]団体が「{{JIS2004フォント|障害}}」を「{{JIS2004フォント|障碍}}」と表記するよう主張していることが関係している。その他、6件以上意見があったのは「{{JIS2004フォント|睦・柿・迂・哺・蘇・棲・疹・楷・揃・叩・濡・吊・悶・牽・挽・捏・膿・噓・禄}}」であった。一方、削除希望の漢字も挙げられ、最も多かったのは「{{JIS2004フォント|鬱}}」、次いで「{{JIS2004フォント|顎}}」であった。そのほか「{{JIS2004フォント|聘・憚・憬}}」などが挙がっており、「{{JIS2004フォント|埼・阪・阜}}」など都道府県に用いられる漢字も削除の要望があった。今回のパブリックコメントでは約220件の意見が寄せられており、「敬語の指針(報告案)」の際の5倍に上っている。文化庁は、このパブリックコメントを加味した上で、再度指針案を練り直すとしていた。<br /> <br /> その後、2009年(平成21年)[[11月25日]]から[[12月24日]]まで再度、修正案を対象にしたパブリックコメントが実施され、272件の意見が寄せられた。追加希望が最も多かった字は「玻」の95件で、この字が[[人名用漢字]]でないことを理由に子供の[[出生届]]を不受理とされた処分の無効を求めていた[[愛知県]]在住の夫婦&lt;ref&gt;2010年(平成22年)[[4月7日]]、[[最高裁判所 (日本)|最高裁]]で敗訴が確定。&lt;/ref&gt;とその支援者による組織票により、前回の0件から一転して95件の追加希望が寄せられた。また、前回のパブリックコメントでは20件であった「{{JIS2004フォント|碍}}」は86件と大幅に追加希望が増加。「{{JIS2004フォント|鷹}}」は前回より2件増の24件であった。この結果に基づいて審議が行なわれた結果、2010年(平成22年)[[4月13日]]に開催された第41回漢字小委員会は「{{JIS2004フォント|玻・碍・鷹}}」のいずれも追加を見送り&lt;ref&gt;[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/kanji_41/pdf/shiryo4.pdf 要望の多かった「{{JIS2004フォント|玻・碍・鷹}}」の扱いについて](PDF)参照。&lt;/ref&gt;、2009年11月の試案通り字種を「196増5減」とする案が了承された。ただし「碍」については[[内閣府]]の[[障がい者制度改革推進本部]]で「障害」の表記の在り方について検討しているため、その結果によっては改めて検討することとした&lt;ref&gt;[http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/kaitei_kanji_toushin.pdf 「改定常用漢字表(答申)」](PDF) P.(12)参照。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> === 字体 ===<br /> 「改定常用漢字表」(文化審議会答申)では「現行の常用漢字表制定時に追加した95字については、表内の字体に合わせ、一部の字体を簡略化したが&lt;ref&gt;「常用漢字表」(国語審議会答申)前文には「新しく加わった漢字については、同表に掲げたものに準じて整理を加えた」とある。(注)「同表」は「当用漢字字体表」のこと。&lt;/ref&gt;、今回は追加字種における字体が既に[[国語国字問題#表外漢字字体表|『印刷標準字体』]]及び『人名用漢字字体』&lt;ref&gt;人名用漢字として「昭和26年以降平成9年までに示された字体」のこと。&lt;/ref&gt;として示され、社会的に極めて安定しつつある状況を重視し、そのような方針は採らなかった」ため、「現行の常用漢字表で示す『通用字体』と異なるものが一部採用される」ことになった。<br /> <br /> ; 印刷文字<br /> :* 「{{JIS2004フォント|餌・遡・遜・謎・餅}}」の5字には「『[[チャク部|しんにょう]]/[[食部|しょくへん]]』にかかわる字のうち、『{{JIS2004フォント|辶/𩙿}}』の字形が通用字体であるものについては、『{{JIS2004フォント|&amp;#xFA66;/飠}}』の字形を角括弧に入れて許容字体として併せ示した。当該の字に関して、現に印刷文字として許容字体を用いている場合、通用字体である『{{JIS2004フォント|辶/𩙿}}』の字形に改める必要はない。」という「字体の許容」が適用される。<br /> :* 「{{JIS2004フォント|茨・牙・韓・𠮟・栃}}」の5字には「特定の字種に適用されるデザイン差」(個別デザイン差)が認められている。<br /> :* 「情報機器に搭載されている印刷文字字体の関係で、本表の掲出字体とは異なる字体(掲出字体の『{{JIS2004フォント|頰・賭・剝}}』に対する『{{JIS90フォント|頬}}・{{JIS90フォント|賭}}・{{JIS90フォント|剥}}』など)を使用することは差し支えない」とされている。これを適用する具体的な字種は明記されていないが、「{{JIS2004フォント|淫・葛・僅・煎・詮・嘲・捗・溺・塡・賭・剝・箸・蔽・頰}}」の14字が該当すると考えられる。<br /> :* 「{{JIS2004フォント|臆・骸・惧・稽・柵・恣・煎・嘲・諦・汎・闇・籠}}」の12字は[[国語国字問題#表外漢字字体表|表外漢字字体表]]で「漢字使用の実態への配慮から、字体の差と考えなくてもよいと判断」された字形差が、改定常用漢字表ではデザインの差ではなく字体の差とされる。<br /> ; 手書き(筆写の楷書)<br /> : 「印刷文字字形と手書き字形との関係について、現行常用漢字表にある『(付)字体についての解説』、表外漢字字体表にある『印刷文字字形(明朝体字形)と筆写の楷書字形との関係』を踏襲しながら、実際に手書きをする際の参考となるよう、更に具体例を増やして記述した。」<br /> :* 「備考欄にある『*』は、『(付)字体についての解説』『第2 明朝体と筆写の楷書との関係について』の『3 筆写の楷書字形と印刷文字字形の違いが、字体の違いに及ぶもの』の中に参照すべき具体例があることを示す。」<br /> :* 備考欄に「*」が付いているのは「{{JIS2004フォント|彙・淫・葛・嗅・僅・惧・稽・恣・餌・煎・詮・箋・遡・遜・嘲・捗・溺・塡・賭・謎・剝・箸・蔽・餅・頰・喩}}」の26字である。<br /> :* 「『*』の付いた字の多くは、昭和56年の制定当初から常用漢字表に入っていた字体とは、『{{JIS2004フォント|臭}}⇔{{JIS2004フォント|嗅}}』『{{JIS2004フォント|歩}}⇔{{JIS2004フォント|捗}}』『{{JIS2004フォント|狭}}⇔{{JIS2004フォント|頰}}』『{{JIS2004フォント|道}}⇔{{JIS2004フォント|遡}}』『{{JIS2004フォント|幣}}⇔{{JIS2004フォント|蔽}}』などのように、同じ構成要素を持ちながら、通用字体の扱いに字体上の差異があるものである。」<br /> :* 「『しんにゅう』の印刷文字字形である『{{JIS2004フォント|&amp;#xFA66;/辶}}』に関して付言すれば、どちらの印刷文字字形であっても、手書き字形としては同じ『[[ファイル:U+8FB6 regular.svg|16px]]』の形で書くことが一般的である、という認識を社会全般に普及していく必要がある。」<br /> :* 「しんにゅうの字、及びしんにゅうを構成要素として含む字のうち通用字体が『{{JIS2004フォント|辶}}』で示されている字については、上記『第2 明朝体と筆写の楷書との関係について』の『1 明朝体に特徴的な表現の仕方があるもの』の中に『{{JIS2004フォント|&amp;#xFA66;・辶}}-[[ファイル:U+8FB6 regular.svg|16px]]』が示され、『{{JIS2004フォント|辶}}』も筆写では『{{JIS2004フォント|&amp;#xFA66;}}』と同様に『[[ファイル:U+8FB6 regular.svg|16px]]』と書くことから、備考欄に『*』を付した。」<br /> <br /> === 都道府県名など ===<br /> 「改定常用漢字表」(文化審議会答申)では「固有名詞を対象とするものではない。ただし、固有名詞の中でも特に公共性の高い都道府県名に用いる漢字及びそれに準じる漢字は例外として扱う。」とした。これにより、都道府県名に用いる漢字で常用漢字表になかった11字と、近畿の「{{JIS2004フォント|畿}}」・韓国の「{{JIS2004フォント|韓}}」の2字が常用漢字になった。この13字について整理すると以下の通り。<br /> {| class=&quot;wikitable&quot;<br /> |-<br /> ! 字種 !! 音訓 !! 専用 !! 1字下げ !! 備考欄 !! 表内 !! 表外<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|茨}} || いばら || 都道府県名専用 || 1字下げ || 注記あり || {{JIS2004フォント|茨城県}}のみ || {{JIS2004フォント|茨の道}}、{{JIS2004フォント|茨姫}}など<br /> |-<br /> | rowspan=&quot;2&quot; | {{JIS2004フォント|媛}} || rowspan=&quot;2&quot; | エン || rowspan=&quot;2&quot; | 一般使用可 || rowspan=&quot;2&quot; | - || rowspan=&quot;2&quot; | 注記あり || {{JIS2004フォント|才媛}}など || -<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|愛媛県のみ}} || {{JIS2004フォント|媛}}(ひめ)<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|岡}} || おか || 都道府県名専用 || 1字下げ || 注記あり || {{JIS2004フォント|岡山県}}、{{JIS2004フォント|静岡県}}、{{JIS2004フォント|福岡県}}のみ || {{JIS2004フォント|岡っ引き}}、{{JIS2004フォント|岡持ち}}、{{JIS2004フォント|岡目八目}}など<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|韓}} || カン || 地名専用 || - || - || {{JIS2004フォント|韓国}}など || (その他)<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|畿}} || キ || 地名専用 || - || - || {{JIS2004フォント|畿内}}、{{JIS2004フォント|近畿}}など || (その他)<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|熊}} || くま || 一般使用可 || - || - || {{JIS2004フォント|熊}}、{{JIS2004フォント|白熊}}など || -<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|埼}} || さい || 都道府県名専用 || 1字下げ || 注記あり || {{JIS2004フォント|埼玉県}}のみ || (その他)<br /> |-<br /> | rowspan=&quot;2&quot; | {{JIS2004フォント|鹿}} || しか || rowspan=&quot;2&quot; | 一般使用可 || - || - || {{JIS2004フォント|鹿}} || -<br /> |-<br /> | か || 1字下げ || - || {{JIS2004フォント|鹿の子}}など || -<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|栃}} || とち || 都道府県名専用 || 1字下げ || 注記あり || {{JIS2004フォント|栃木県}}のみ || {{JIS2004フォント|栃の木}}、{{JIS2004フォント|栃餅}}、{{JIS2004フォント|栃麺棒}}など<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|奈}} || ナ || 一般使用可 || - || - || {{JIS2004フォント|奈落}}など || -<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|梨}} || なし || 一般使用可 || - || - || {{JIS2004フォント|梨}}、{{JIS2004フォント|洋梨}}など || -<br /> |-<br /> | rowspan=&quot;2&quot; | {{JIS2004フォント|阪}} || rowspan=&quot;2&quot; | ハン || rowspan=&quot;2&quot; | 地名専用 || rowspan=&quot;2&quot; | - || rowspan=&quot;2&quot; | 注記あり || {{JIS2004フォント|阪神}}、{{JIS2004フォント|京阪}}など || {{JIS2004フォント|阪路}}など<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|大阪府}}のみ || {{JIS2004フォント|阪}}(さか)<br /> |-<br /> | {{JIS2004フォント|阜}} || フ || 都道府県名専用 || 1字下げ || 注記あり || {{JIS2004フォント|岐阜県}}のみ || {{JIS2004フォント|陰阜}}など<br /> |}<br /> <br /> 「都道府県名専用」および「地名専用」で示した8字が、固有名詞の例外として追加された「都道府県名に用いる漢字及びそれに準じる漢字」に該当する。<br /> <br /> ※「都道府県名専用」は「1字下げで示した音訓のうち、備考欄に都道府県名を注記したものは、原則として、その都道府県名にのみ用いる音訓であることを示す」という記述に基づくものである。<br /> <br /> なお、日本新聞協会新聞用語懇談会では「{{JIS2004フォント|岡}}」は「都道府県名専用」とはせず、{{JIS2004フォント|岡っ引き}}、{{JIS2004フォント|岡目八目}}、{{JIS2004フォント|岡持ち}}などの限定的な熟語には使用するよう決めている&lt;ref&gt;新聞用語懇談会編『[http://www.pressnet.or.jp/publication/book/pdf/shimbun_yogo.pdf 2010年「改定常用漢字表」対応 新聞用語集 追補版]』日本新聞協会、2010年 24ページ&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 法令における使用 ==<br /> [[法令]]では常用漢字のみを使用することを原則として&lt;ref&gt;[http://www.clb.go.jp/info/other/houreiniokerukanji.pdf 法令における漢字使用等について](PDF)&lt;/ref&gt;、常用漢字外の字は、語そのものの言い換えが行なわれるか、その字のみ[[平仮名]]書きするか、常用漢字外の字を使用しつつ初出の箇所にのみ[[振り仮名]]([[ルビ]])をつける運用がなされる。<br /> <br /> [[同音の漢字による書きかえ]]は、[[戦後#第二次世界大戦後|第二次世界大戦後]]、当用漢字告示後から多用されている。「{{JIS2004フォント|慰藉料}}」を「{{JIS2004フォント|慰謝料}}」と表記するなどである。<br /> <br /> 平仮名書きは、機械的に行なえるために多く使用されてきたが、[[同音異義語]]がある場合や、「{{JIS2004フォント|だ捕}}」({{JIS2004フォント|拿捕}})「{{JIS2004フォント|改ざん}}」({{JIS2004フォント|改竄}})など語の一部のみ平仮名書きされる不自然さがあり、次第に避けられるようになりつつある。<br /> <br /> 初出箇所にのみ振り仮名を振る方式は、常用漢字使用の原則に沿いつつ、自然な記載をなしうるため、法令の条文の記載において、多く用いられるようになりつつある。平成に入って[[口語]]化された[[刑法 (日本)|刑法]]・[[民事訴訟法]]等はいずれもこの方式によっている例である。<br /> <br /> 法令以外の公用文においても、[[公用文作成の要領]]・[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/kokujikunrei_h221130.html#kunrei 「公用文における漢字使用等について」]により、常用漢字のみを使用することを原則とするように定められている。<br /> &lt;!-- <br /> == 実際の漢字使用との隔たり ==<br /> 言葉は生きた人間が使うものであるから、それ相応に時代に即して[[日本語の乱れ|変化]]するものである。常用漢字表は、「一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」であるが、現実の社会生活においてはこれ以上の漢字の知識を要することがある。<br /> <br /> === 常用漢字表にない字や音訓===<br /> * 表外音訓の例(&#039;&#039;&#039;太字&#039;&#039;&#039;の読みは、改定常用漢字表で読みに採られた)<br /> ; 名詞の例<br /> : {{JIS2004フォント|主(あるじ)、&#039;&#039;&#039;粋(いき)&#039;&#039;&#039;、古(いにしえ)、家(うち)、宴(うたげ)、鑑(かがみ)、&#039;&#039;&#039;要(かなめ)&#039;&#039;&#039;、毎(ごと)、直(じか)、&#039;&#039;&#039;旬(シュン)&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;類い(たぐい)&#039;&#039;&#039;、匠(たくみ)、為(ため)、屯(たむろ)、歳(とし)、鶏(とり)、虜(とりこ)、等(など・ら)、斜(はす)、&#039;&#039;&#039;他(ほか)&#039;&#039;&#039;、薪(まき)、雅(みやび)、刃(やいば)、&#039;&#039;&#039;館(やかた)&#039;&#039;&#039;、輩(やから)、奴(やつ)、齢(よわい)、&#039;&#039;&#039;私(わたし)&#039;&#039;&#039;}}<br /> ; 動詞の例<br /> : {{JIS2004フォント|崇める(あがめる)、論う(あげつらう)、与る(あずかる)、肖る(あやかる)、&#039;&#039;&#039;癒える・癒やす(いえる・いやす)&#039;&#039;&#039;、活きる・活ける・活かす(いきる・いける・いかす)、&#039;&#039;&#039;逝く(いく)&#039;&#039;&#039;、失せる(うせる)、疑る(うたぐる)、圧す(おす)、憶える(おぼえる)、想う(おもう)、屈む(かがむ)、&#039;&#039;&#039;関わる(かかわる)&#039;&#039;&#039;、&#039;&#039;&#039;描く(かく)&#039;&#039;&#039;、匿う(かくまう)、象る(かたどる)、敵う(かなう)、適う(かなう)、被る・被せる(かぶる・かぶせる)、&#039;&#039;&#039;鑑みる(かんがみる)&#039;&#039;&#039;、括る・括れる(くくる・くびれる)、降る・降す(くだる・くだす)、寛ぐ(くつろぐ)、&#039;&#039;&#039;応える(こたえる)&#039;&#039;&#039;、堪える(こたえる・こらえる)、拘る(こだわる)、零れる(こぼれる)、&#039;&#039;&#039;混む(こむ)&#039;&#039;&#039;、射す(さす)、焦れる・焦らす(じれる・じらす)、雪ぐ(すすぐ・そそぐ)、奨める(すすめる)、逸れる・逸らす(それる・そらす)、企む(たくらむ)、貯える(たくわえる)、称える(たたえる)、発つ(たつ)、司る・掌る(つかさどる)、衝く(つく)、&#039;&#039;&#039;創る(つくる)&#039;&#039;&#039;、灯す(ともす)、点る(ともる)、囚われる(とらわれる)、摂る(とる)、執る(とる)、準える(なぞらえる)、均す(ならす)、&#039;&#039;&#039;臭う(におう)&#039;&#039;&#039;、遺す(のこす)、&#039;&#039;&#039;育む(はぐくむ)&#039;&#039;&#039;、弾く(はじく)、逸る(はやる)、凹む・凹ます(へこむ・へこます)、&#039;&#039;&#039;放る(ほうる)&#039;&#039;&#039;、愛でる(めでる)、止む・止める(やむ・やめる)、&#039;&#039;&#039;委ねる(ゆだねる)&#039;&#039;&#039;、赦す(ゆるす)、過ぎる(よぎる)、避ける(よける)、除ける(よける)、慶ぶ(よろこぶ)、解る・判る(わかる)、弁える(わきまえる)}}<br /> ; 形容詞・形容動詞の例<br /> : {{JIS2004フォント|篤い(あつい)、愛しい(いとしい)、空ろ・虚ろ(うつろ)、旨い・美味い(うまい)、巧い・上手い(うまい)、疎か(おろそか)、微か(かすか)、頑(かたくな)、淑やか(しとやか)、&#039;&#039;&#039;拙い(つたない)&#039;&#039;&#039;、詳らか・審らか(つまびらか)、辛い(つらい)、温い(ぬるい)、惨い・酷い(むごい)、空しい・虚しい(むなしい)、易い(やすい)、邪(よこしま)、宜しい(よろしい)}}<br /> ; その他の品詞の例<br /> : {{JIS2004フォント|敢えて(あえて)、予め(あらかじめ)、未だ(いまだ)、概ね(おおむね)、却って(かえって)、如し(ごとし)、頻りに(しきりに)、暫く(しばらく)、即ち・則ち(すなわち)、&#039;&#039;&#039;全て(すべて)&#039;&#039;&#039;、因みに(ちなみに)、遂に・終に(ついに)、序でに(ついでに)、尚(なお)、密かに(ひそかに)、先ず(まず)、妄りに・濫りに(みだりに)、寧ろ(むしろ)、以て(もって)、漸く(ようやく)}}<br /> ; 音読みの例<br /> : {{JIS2004フォント|衣紋(「エ」モン)、壊死(「エ」シ)、隠密(「オン」ミツ)、公家(「ク」ゲ)、怪我(「ケ」ガ)、荘園(「ショウ」エン)、寿司(「ス」シ)、一途(イチ「ズ」)、下駄(ゲ「タ」)、&#039;&#039;&#039;堪能(「タン」ノウ)&#039;&#039;&#039;&lt;ref&gt;「堪」の音「カン」の備考欄に記されている。「堪」に音「タン」を追加したのではない。&lt;/ref&gt;、刃傷(「ニン」ジョウ)、苗字(「ミョウ」ジ)、明朝体(「ミン」チョウタイ)}}<br /> ; 訓読みのその他の例<br /> : {{JIS2004フォント|私達(わたし「たち」)、外様(「と」ざま)、愛娘(「まな」むすめ)}}<br /> ; 表外漢字の例<br /> : だれ :「{{JIS2004フォント|誰}}(だれ)」文化庁の平成18年度[[世論調査]]により96.6%&lt;ref name=&quot;C&quot;&gt;「よく使われていると思う」と「時々使われていると思う」の合計。&lt;/ref&gt;が日常で用いると答えた漢字である&lt;ref&gt;[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/yoronchousa/h18/kekka.html 平成18年度「国語に関する世論調査」の結果について]より。&lt;/ref&gt;。<br /> : ころ :「{{JIS2004フォント|頃}}(ころ)」同調査により、「{{JIS2004フォント|誰}}」と並んで高率(96.6%&lt;ref name=&quot;C&quot;/&gt;)を記録した漢字である。<br /> その他、名詞、動詞、形容詞、あるいは地名などで頻繁に常用される漢字があり、一部は改定常用漢字表で追加された。しかし、同表は造語力(熟語の構成能力)に重点を置いているため、日常的に用いられるものでも「{{JIS2004フォント|噓}}」「{{JIS2004フォント|噂}}」「{{JIS2004フォント|叩く}}」「{{JIS2004フォント|嬉しい}}」などは追加しないと判断された。対して、造語力(熟語の構成能力)・読み取りの効率性という観点から、以下に挙げるような構成熟語を持つ漢字が追加された。<br /> ; 表外漢字を用いた熟語で、改定常用漢字表で追加されたもの(&#039;&#039;&#039;太字&#039;&#039;&#039;の漢字が該当。漢字は重複する場合もある。また[ ]でくくった熟語は字種は追加されたが、音訓は採られなかった。)<br /> : {{JIS2004フォント|&#039;&#039;&#039;藍&#039;&#039;&#039;色(あいいろ)、愛&#039;&#039;&#039;玩&#039;&#039;&#039;(あいがん)、&#039;&#039;&#039;挨拶&#039;&#039;&#039;(あいさつ)、&#039;&#039;&#039;曖昧&#039;&#039;&#039;(あいまい)、&#039;&#039;&#039;宛&#039;&#039;&#039;先(あてさき)、遺&#039;&#039;&#039;骸&#039;&#039;&#039;(いがい)、&#039;&#039;&#039;畏&#039;&#039;&#039;敬(いけい)、&#039;&#039;&#039;萎&#039;&#039;&#039;縮(いしゅく)、&#039;&#039;&#039;椅&#039;&#039;&#039;子(いす)、一目&#039;&#039;&#039;瞭&#039;&#039;&#039;然(いちもくりょうぜん)、一&#039;&#039;&#039;蹴&#039;&#039;&#039;(いっしゅう)、一&#039;&#039;&#039;旦&#039;&#039;&#039;(いったん)、&#039;&#039;&#039;畏&#039;&#039;&#039;怖(いふ)、&#039;&#039;&#039;咽喉&#039;&#039;&#039;(いんこう)、&#039;&#039;&#039;淫&#039;&#039;&#039;行(いんこう)、隠&#039;&#039;&#039;蔽&#039;&#039;&#039;(いんぺい)、右&#039;&#039;&#039;舷&#039;&#039;&#039;(うげん)、&#039;&#039;&#039;鬱&#039;&#039;&#039;積(うっせき)、&#039;&#039;&#039;鬱&#039;&#039;&#039;憤(うっぷん)、&#039;&#039;&#039;餌&#039;&#039;&#039;食(えじき)、&#039;&#039;&#039;怨&#039;&#039;&#039;恨(えんこん)、&#039;&#039;&#039;旺&#039;&#039;&#039;盛(おうせい)、&#039;&#039;&#039;臆&#039;&#039;&#039;病(おくびょう)、&#039;&#039;&#039;怨&#039;&#039;&#039;念(おんねん)、&#039;&#039;&#039;怨&#039;&#039;&#039;霊(おんりょう)、&#039;&#039;&#039;骸&#039;&#039;&#039;骨(がいこつ)、&#039;&#039;&#039;楷&#039;&#039;&#039;書(かいしょ)、&#039;&#039;&#039;潰瘍&#039;&#039;&#039;(かいよう)、&#039;&#039;&#039;瓦&#039;&#039;&#039;解(がかい)、[&#039;&#039;&#039;鶴&#039;&#039;&#039;首(かくしゅ)]、覚&#039;&#039;&#039;醒&#039;&#039;&#039;(かくせい)、&#039;&#039;&#039;苛&#039;&#039;&#039;酷(かこく)、&#039;&#039;&#039;牙&#039;&#039;&#039;城(がじょう)、喝&#039;&#039;&#039;采&#039;&#039;&#039;(かっさい)、&#039;&#039;&#039;葛藤&#039;&#039;&#039;(かっとう)、歌舞&#039;&#039;&#039;伎&#039;&#039;&#039;(かぶき)、&#039;&#039;&#039;鎌&#039;&#039;&#039;倉(かまくら)、&#039;&#039;&#039;釜&#039;&#039;&#039;飯(かまめし)、&#039;&#039;&#039;苛&#039;&#039;&#039;烈(かれつ)、&#039;&#039;&#039;玩&#039;&#039;&#039;具(がんぐ)、間&#039;&#039;&#039;隙&#039;&#039;&#039;(かんげき)、元&#039;&#039;&#039;旦&#039;&#039;&#039;(がんたん)、完&#039;&#039;&#039;璧&#039;&#039;&#039;(かんぺき)、[&#039;&#039;&#039;伎&#039;&#039;&#039;楽(ぎがく)]、危&#039;&#039;&#039;惧&#039;&#039;&#039;(きぐ)、&#039;&#039;&#039;毀&#039;&#039;&#039;損(きそん)、&#039;&#039;&#039;嗅&#039;&#039;&#039;覚(きゅうかく)、牛&#039;&#039;&#039;丼&#039;&#039;&#039;(ぎゅうどん)、&#039;&#039;&#039;亀&#039;&#039;&#039;裂(きれつ)、禁&#039;&#039;&#039;錮&#039;&#039;&#039;(きんこ)、&#039;&#039;&#039;僅&#039;&#039;&#039;差(きんさ)、&#039;&#039;&#039;錦&#039;&#039;&#039;糸(きんし)、&#039;&#039;&#039;巾&#039;&#039;&#039;着(きんちゃく)、暗&#039;&#039;&#039;闇&#039;&#039;&#039;(くらやみ)、愚&#039;&#039;&#039;弄&#039;&#039;&#039;(ぐろう)、形&#039;&#039;&#039;骸&#039;&#039;&#039;(けいがい)、&#039;&#039;&#039;稽&#039;&#039;&#039;古(けいこ)、軽&#039;&#039;&#039;蔑&#039;&#039;&#039;(けいべつ)、血&#039;&#039;&#039;痕&#039;&#039;&#039;(けっこん)、[&#039;&#039;&#039;拳&#039;&#039;&#039;骨(げんこつ)]、&#039;&#039;&#039;拳&#039;&#039;&#039;銃(けんじゅう)、謙&#039;&#039;&#039;遜&#039;&#039;&#039;(けんそん)、&#039;&#039;&#039;鍵&#039;&#039;&#039;盤(けんばん)、&#039;&#039;&#039;拳&#039;&#039;&#039;法(けんぽう)、語&#039;&#039;&#039;彙&#039;&#039;&#039;(ごい)、口&#039;&#039;&#039;蓋&#039;&#039;&#039;(こうがい)、&#039;&#039;&#039;梗&#039;&#039;&#039;概(こうがい)、[&#039;&#039;&#039;虹&#039;&#039;&#039;彩(こうさい)]、&#039;&#039;&#039;梗塞&#039;&#039;&#039;(こうそく)、小&#039;&#039;&#039;唄&#039;&#039;&#039;(こうた)、&#039;&#039;&#039;勾&#039;&#039;&#039;配(こうばい)、&#039;&#039;&#039;傲&#039;&#039;&#039;慢(ごうまん)、&#039;&#039;&#039;股&#039;&#039;&#039;間(こかん)、滑&#039;&#039;&#039;稽&#039;&#039;&#039;(こっけい)、語&#039;&#039;&#039;呂&#039;&#039;&#039;(ごろ)、&#039;&#039;&#039;痕&#039;&#039;&#039;跡(こんせき)、才&#039;&#039;&#039;媛&#039;&#039;&#039;(さいえん)、&#039;&#039;&#039;采&#039;&#039;&#039;配(さいはい)、菜&#039;&#039;&#039;箸&#039;&#039;&#039;(さいばし)、&#039;&#039;&#039;挫&#039;&#039;&#039;傷(ざしょう)、&#039;&#039;&#039;挫&#039;&#039;&#039;折(ざせつ)、&#039;&#039;&#039;沙汰&#039;&#039;&#039;(さた)、残&#039;&#039;&#039;骸&#039;&#039;&#039;(ざんがい)、三角&#039;&#039;&#039;巾&#039;&#039;&#039;(さんかくきん)、参&#039;&#039;&#039;詣&#039;&#039;&#039;(さんけい)、&#039;&#039;&#039;斬&#039;&#039;&#039;新(ざんしん)、三&#039;&#039;&#039;昧&#039;&#039;&#039;(さんまい)、山&#039;&#039;&#039;麓&#039;&#039;&#039;(さんろく)、&#039;&#039;&#039;恣&#039;&#039;&#039;意的(しいてき)、私&#039;&#039;&#039;怨&#039;&#039;&#039;(しえん)、死&#039;&#039;&#039;骸&#039;&#039;&#039;(しがい)、自&#039;&#039;&#039;嘲&#039;&#039;&#039;(じちょう)、[&#039;&#039;&#039;膝&#039;&#039;&#039;下(しっか)]、&#039;&#039;&#039;𠮟&#039;&#039;責(しっせき)、失&#039;&#039;&#039;踪&#039;&#039;&#039;(しっそう)、&#039;&#039;&#039;嫉妬&#039;&#039;&#039;(しっと)、遮&#039;&#039;&#039;蔽&#039;&#039;&#039;(しゃへい)、&#039;&#039;&#039;羞&#039;&#039;&#039;恥(しゅうち)、充&#039;&#039;&#039;塡 &#039;&#039;&#039;(じゅうてん)、[熟&#039;&#039;&#039;柿&#039;&#039;&#039;(じゅくし)]、&#039;&#039;&#039;呪&#039;&#039;&#039;縛(じゅばく)、&#039;&#039;&#039;呪&#039;&#039;&#039;文(じゅもん)、&#039;&#039;&#039;腫瘍&#039;&#039;&#039;(しゅよう)、上&#039;&#039;&#039;顎&#039;&#039;&#039;(じょうがく)、&#039;&#039;&#039;憧憬&#039;&#039;&#039;(しょうけい)、焼&#039;&#039;&#039;酎&#039;&#039;&#039;(しょうちゅう)、浄&#039;&#039;&#039;瑠璃&#039;&#039;&#039;(じょうるり)、食&#039;&#039;&#039;膳&#039;&#039;&#039;(しょくぜん)、所&#039;&#039;&#039;詮&#039;&#039;&#039;(しょせん)、処方&#039;&#039;&#039;箋&#039;&#039;&#039;(しょほうせん)、真&#039;&#039;&#039;摯&#039;&#039;&#039;(しんし)、親&#039;&#039;&#039;戚&#039;&#039;&#039;(しんせき)、&#039;&#039;&#039;腎&#039;&#039;&#039;臓(じんぞう)、進&#039;&#039;&#039;捗&#039;&#039;&#039;(しんちょく)、親&#039;&#039;&#039;睦&#039;&#039;&#039;(しんぼく)、辛&#039;&#039;&#039;辣&#039;&#039;&#039;(しんらつ)、推&#039;&#039;&#039;戴&#039;&#039;&#039;(すいたい))、[&#039;&#039;&#039;誰&#039;&#039;&#039;何(すいか)]、頭&#039;&#039;&#039;蓋&#039;&#039;&#039;(ずがい)、頭&#039;&#039;&#039;巾&#039;&#039;&#039;(ずきん)、砂&#039;&#039;&#039;嵐&#039;&#039;&#039;(すなあらし)、&#039;&#039;&#039;凄&#039;&#039;&#039;惨(せいさん)、[清&#039;&#039;&#039;拭&#039;&#039;&#039;(せいしき)]、精&#039;&#039;&#039;緻&#039;&#039;&#039;(せいち)、整&#039;&#039;&#039;頓&#039;&#039;&#039;(せいとん)、[青&#039;&#039;&#039;嵐&#039;&#039;&#039;(せいらん)]、&#039;&#039;&#039;脊&#039;&#039;&#039;髄(せきずい)、&#039;&#039;&#039;脊椎&#039;&#039;&#039;(せきつい)、&#039;&#039;&#039;刹那&#039;&#039;&#039;(せつな)、&#039;&#039;&#039;詮&#039;&#039;&#039;索(せんさく)、&#039;&#039;&#039;煎&#039;&#039;&#039;茶(せんちゃ)、&#039;&#039;&#039;煎餅&#039;&#039;&#039;(せんべい)、&#039;&#039;&#039;羨&#039;&#039;&#039;望(せんぼう)、全&#039;&#039;&#039;貌&#039;&#039;&#039;(ぜんぼう)、戦&#039;&#039;&#039;慄&#039;&#039;&#039;(せんりつ)、[&#039;&#039;&#039;爪牙&#039;&#039;&#039;(そうが)]、&#039;&#039;&#039;爽&#039;&#039;&#039;快(そうかい)、雑&#039;&#039;&#039;巾&#039;&#039;&#039;(ぞうきん)、巣&#039;&#039;&#039;窟&#039;&#039;&#039;(そうくつ)、象&#039;&#039;&#039;牙&#039;&#039;&#039;(ぞうげ)、造&#039;&#039;&#039;詣&#039;&#039;&#039;(ぞうけい)、&#039;&#039;&#039;痩&#039;&#039;&#039;身(そうしん)、装&#039;&#039;&#039;塡&#039;&#039;&#039;(そうてん)、双&#039;&#039;&#039;璧&#039;&#039;&#039;(そうへき)、僧&#039;&#039;&#039;侶&#039;&#039;&#039;(そうりょ)、&#039;&#039;&#039;遡&#039;&#039;&#039;及(そきゅう)、&#039;&#039;&#039;狙&#039;&#039;&#039;撃(そげき)、&#039;&#039;&#039;遡&#039;&#039;&#039;行(そこう)、&#039;&#039;&#039;遜&#039;&#039;&#039;色(そんしょく)、&#039;&#039;&#039;戴&#039;&#039;&#039;冠(たいかん)、&#039;&#039;&#039;堆&#039;&#039;&#039;積(たいせき)、&#039;&#039;&#039;堆&#039;&#039;&#039;肥(たいひ)、&#039;&#039;&#039;唾&#039;&#039;&#039;液(だえき)、&#039;&#039;&#039;唾&#039;&#039;&#039;棄(だき)、竹&#039;&#039;&#039;串&#039;&#039;&#039;(たけぐし)、脱&#039;&#039;&#039;臼&#039;&#039;&#039;(だっきゅう)、断&#039;&#039;&#039;崖&#039;&#039;&#039;(だんがい)、&#039;&#039;&#039;旦那&#039;&#039;&#039;(だんな)、&#039;&#039;&#039;緻&#039;&#039;&#039;密(ちみつ)、&#039;&#039;&#039;嘲&#039;&#039;&#039;笑(ちょうしょう)、頂&#039;&#039;&#039;戴&#039;&#039;&#039;(ちょうだい)、&#039;&#039;&#039;貼&#039;&#039;&#039;付(ちょうふ)、&#039;&#039;&#039;諦&#039;&#039;&#039;観(ていかん)、&#039;&#039;&#039;溺&#039;&#039;&#039;愛(できあい)、&#039;&#039;&#039;溺&#039;&#039;&#039;死(できし)、洞&#039;&#039;&#039;窟&#039;&#039;&#039;(どうくつ)、&#039;&#039;&#039;瞳&#039;&#039;&#039;孔(どうこう)、陶&#039;&#039;&#039;冶&#039;&#039;&#039;(とうや)、灯&#039;&#039;&#039;籠&#039;&#039;&#039;(とうろう)、毒&#039;&#039;&#039;牙&#039;&#039;&#039;(どくが)、&#039;&#039;&#039;賭&#039;&#039;&#039;博(とばく)、&#039;&#039;&#039;頓挫&#039;&#039;&#039;(とんざ)、&#039;&#039;&#039;貪&#039;&#039;&#039;欲(どんよく)、&#039;&#039;&#039;奈&#039;&#039;&#039;落(ならく)、&#039;&#039;&#039;捻挫&#039;&#039;&#039;(ねんざ)、&#039;&#039;&#039;捻&#039;&#039;&#039;出(ねんしゅつ)、俳&#039;&#039;&#039;諧&#039;&#039;&#039;(はいかい)、配&#039;&#039;&#039;膳&#039;&#039;&#039;(はいぜん)、&#039;&#039;&#039;剝&#039;&#039;&#039;製(はくせい)、&#039;&#039;&#039;剝&#039;&#039;&#039;奪(はくだつ)、&#039;&#039;&#039;剝&#039;&#039;&#039;落(はくらく)、&#039;&#039;&#039;剝&#039;&#039;&#039;離(はくり)、橋&#039;&#039;&#039;桁&#039;&#039;&#039;(はしげた)、&#039;&#039;&#039;罵&#039;&#039;&#039;声(ばせい)、破&#039;&#039;&#039;綻&#039;&#039;&#039;(はたん)、&#039;&#039;&#039;罵&#039;&#039;&#039;倒(ばとう)、&#039;&#039;&#039;斑&#039;&#039;&#039;点(はんてん)、&#039;&#039;&#039;汎&#039;&#039;&#039;用(はんよう)、&#039;&#039;&#039;氾&#039;&#039;&#039;濫(はんらん)、伴&#039;&#039;&#039;侶&#039;&#039;&#039;(はんりょ)、必&#039;&#039;&#039;須&#039;&#039;&#039;(ひっす)、美&#039;&#039;&#039;貌&#039;&#039;&#039;(びぼう)、白&#039;&#039;&#039;虎&#039;&#039;&#039;(びゃっこ)、比&#039;&#039;&#039;喩&#039;&#039;&#039;(ひゆ)、肥&#039;&#039;&#039;沃&#039;&#039;&#039;(ひよく)、便&#039;&#039;&#039;箋&#039;&#039;&#039;(びんせん)、風&#039;&#039;&#039;貌&#039;&#039;&#039;(ふうぼう)、布&#039;&#039;&#039;巾&#039;&#039;&#039;(ふきん)、浮&#039;&#039;&#039;腫&#039;&#039;&#039;(ふしゅ)、付&#039;&#039;&#039;箋&#039;&#039;&#039;(ふせん)、払&#039;&#039;&#039;拭&#039;&#039;&#039;(ふっしょく)、&#039;&#039;&#039;訃&#039;&#039;&#039;報(ふほう)、風&#039;&#039;&#039;呂&#039;&#039;&#039;(ふろ)、閉&#039;&#039;&#039;塞&#039;&#039;&#039;(へいそく)、&#039;&#039;&#039;蔑&#039;&#039;&#039;視(べっし)、変&#039;&#039;&#039;貌&#039;&#039;&#039;(へんぼう)、&#039;&#039;&#039;蜂&#039;&#039;&#039;起(ほうき)、捕&#039;&#039;&#039;捉&#039;&#039;&#039;(ほそく)、&#039;&#039;&#039;勃&#039;&#039;&#039;起(ぼっき)、&#039;&#039;&#039;勃&#039;&#039;&#039;興(ぼっこう)、&#039;&#039;&#039;勃&#039;&#039;&#039;発(ぼっぱつ)、補&#039;&#039;&#039;塡&#039;&#039;&#039;(ほてん)、&#039;&#039;&#039;哺&#039;&#039;&#039;乳(ほにゅう)、翻&#039;&#039;&#039;弄&#039;&#039;&#039;(ほんろう)、&#039;&#039;&#039;枕&#039;&#039;&#039;木(まくらぎ)、&#039;&#039;&#039;眉&#039;&#039;&#039;間(みけん)、未&#039;&#039;&#039;曽&#039;&#039;&#039;有(みぞう)、&#039;&#039;&#039;蜜&#039;&#039;&#039;月(みつげつ)、&#039;&#039;&#039;冥&#039;&#039;&#039;利(みょうり)、名&#039;&#039;&#039;刹&#039;&#039;&#039;(めいさつ)、&#039;&#039;&#039;冥&#039;&#039;&#039;土(めいど)、&#039;&#039;&#039;冥&#039;&#039;&#039;福(めいふく)、明&#039;&#039;&#039;瞭&#039;&#039;&#039;(めいりょう)、&#039;&#039;&#039;麺&#039;&#039;&#039;類(めんるい)、&#039;&#039;&#039;冶&#039;&#039;&#039;金(やきん)、憂&#039;&#039;&#039;鬱&#039;&#039;&#039;(ゆううつ)、&#039;&#039;&#039;湧&#039;&#039;&#039;水(ゆうすい)、&#039;&#039;&#039;妖艶&#039;&#039;&#039;(ようえん)、&#039;&#039;&#039;妖&#039;&#039;&#039;怪(ようかい)、要&#039;&#039;&#039;塞&#039;&#039;&#039;(ようさい)、&#039;&#039;&#039;妖&#039;&#039;&#039;精(ようせい)、容&#039;&#039;&#039;貌&#039;&#039;&#039;(ようぼう)、&#039;&#039;&#039;拉&#039;&#039;&#039;致(らち)、&#039;&#039;&#039;辣&#039;&#039;&#039;腕(らつわん)、[&#039;&#039;&#039;梨&#039;&#039;&#039;園(りえん)]、領&#039;&#039;&#039;袖&#039;&#039;&#039;(りょうしゅう)、涙&#039;&#039;&#039;腺&#039;&#039;&#039;(るいせん)、&#039;&#039;&#039;籠&#039;&#039;&#039;城(ろうじょう)、賄&#039;&#039;&#039;賂&#039;&#039;&#039;(わいろ)、&#039;&#039;&#039;脇&#039;&#039;&#039;腹(わきばら)、和&#039;&#039;&#039;睦&#039;&#039;&#039;(わぼく)など}}<br /> * ただし、今回の改定では熟語の交ぜ書きや平仮名書きが完全に解消されるわけではない。<br /> ; 表外漢字を用いた熟語で、改定常用漢字表で追加されなかったもの(&#039;&#039;&#039;太字&#039;&#039;&#039;の漢字が該当。改定常用漢字表で追加された漢字は太字にしていない)<br /> : {{JIS2004フォント|愛&#039;&#039;&#039;嬌&#039;&#039;&#039;(あいきょう)、相&#039;&#039;&#039;槌&#039;&#039;&#039;(あいづち)、愛&#039;&#039;&#039;撫&#039;&#039;&#039;(あいぶ)、&#039;&#039;&#039;阿吽&#039;&#039;&#039;(あうん)、&#039;&#039;&#039;啞&#039;&#039;&#039;然(あぜん)、&#039;&#039;&#039;斡&#039;&#039;&#039;旋(あっせん)、&#039;&#039;&#039;軋轢&#039;&#039;&#039;(あつれき)、&#039;&#039;&#039;阿呆&#039;&#039;&#039;(あほう)、安&#039;&#039;&#039;堵&#039;&#039;&#039;(あんど)、&#039;&#039;&#039;鞍&#039;&#039;&#039;馬(あんば)、一&#039;&#039;&#039;縷&#039;&#039;&#039;(いちる)、一&#039;&#039;&#039;揆&#039;&#039;&#039;(いっき)、&#039;&#039;&#039;溢&#039;&#039;&#039;血(いっけつ)、位&#039;&#039;&#039;牌&#039;&#039;&#039;(いはい)、隠&#039;&#039;&#039;棲&#039;&#039;&#039;(いんせい)、&#039;&#039;&#039;隕&#039;&#039;&#039;石(いんせき)、&#039;&#039;&#039;迂&#039;&#039;&#039;回(うかい)、&#039;&#039;&#039;迂闊&#039;&#039;&#039;(うかつ)、&#039;&#039;&#039;烏&#039;&#039;&#039;合(うごう)、&#039;&#039;&#039;胡&#039;&#039;&#039;散(うさん)、&#039;&#039;&#039;卯&#039;&#039;&#039;月(うづき)、&#039;&#039;&#039;蘊&#039;&#039;&#039;蓄(うんちく)、&#039;&#039;&#039;曳&#039;&#039;&#039;航(えいこう)、&#039;&#039;&#039;婉&#039;&#039;&#039;曲(えんきょく)、&#039;&#039;&#039;淵&#039;&#039;&#039;源(えんげん)、&#039;&#039;&#039;冤&#039;&#039;&#039;罪(えんざい)、&#039;&#039;&#039;厭&#039;&#039;&#039;世(えんせい)、&#039;&#039;&#039;謳&#039;&#039;&#039;歌(おうか)、&#039;&#039;&#039;嘔&#039;&#039;&#039;吐(おうと)、&#039;&#039;&#039;桶&#039;&#039;&#039;屋(おけや)、&#039;&#039;&#039;邂逅&#039;&#039;&#039;(かいこう)、改&#039;&#039;&#039;竄&#039;&#039;&#039;(かいざん)、&#039;&#039;&#039;凱&#039;&#039;&#039;旋(がいせん)、&#039;&#039;&#039;乖&#039;&#039;&#039;離(かいり)、界&#039;&#039;&#039;隈&#039;&#039;&#039;(かいわい)、花&#039;&#039;&#039;卉&#039;&#039;&#039;(かき)、&#039;&#039;&#039;愕&#039;&#039;&#039;然(がくぜん)、&#039;&#039;&#039;攪拌&#039;&#039;&#039;(かくはん)、&#039;&#039;&#039;攪&#039;&#039;&#039;乱(かくらん)、&#039;&#039;&#039;恰&#039;&#039;&#039;幅(かっぷく)、&#039;&#039;&#039;闊&#039;&#039;&#039;歩(かっぽ)、割&#039;&#039;&#039;烹&#039;&#039;&#039;(かっぽう)、&#039;&#039;&#039;刮&#039;&#039;&#039;目(かつもく)、化&#039;&#039;&#039;膿&#039;&#039;&#039;(かのう)、&#039;&#039;&#039;蒲鉾&#039;&#039;&#039;(かまぼこ)、&#039;&#039;&#039;顆&#039;&#039;&#039;粒(かりゅう)、瓦&#039;&#039;&#039;礫&#039;&#039;&#039;(がれき)、可&#039;&#039;&#039;憐&#039;&#039;&#039;(かれん)、&#039;&#039;&#039;柑橘&#039;&#039;&#039;(かんきつ)、&#039;&#039;&#039;贋&#039;&#039;&#039;作(がんさく)、貫&#039;&#039;&#039;禄&#039;&#039;&#039;(かんろく)、義&#039;&#039;&#039;侠&#039;&#039;&#039;心(ぎきょうしん)、飢&#039;&#039;&#039;饉&#039;&#039;&#039;(ききん)、揮&#039;&#039;&#039;毫&#039;&#039;&#039;(きごう)、&#039;&#039;&#039;毅&#039;&#039;&#039;然(きぜん)、&#039;&#039;&#039;艤&#039;&#039;&#039;装(ぎそう)、忌&#039;&#039;&#039;憚&#039;&#039;&#039;(きたん)、&#039;&#039;&#039;几&#039;&#039;&#039;帳面(きちょうめん)、&#039;&#039;&#039;拮&#039;&#039;&#039;抗(きっこう)、祈&#039;&#039;&#039;禱&#039;&#039;&#039;(きとう)、&#039;&#039;&#039;杵&#039;&#039;&#039;柄(きねづか)、欺&#039;&#039;&#039;瞞&#039;&#039;&#039;(ぎまん)、急&#039;&#039;&#039;遽&#039;&#039;&#039;(きゅうきょ)、&#039;&#039;&#039;厩&#039;&#039;&#039;舎(きゅうしゃ)、急&#039;&#039;&#039;峻&#039;&#039;&#039;(きゅうしゅん)、&#039;&#039;&#039;仇&#039;&#039;&#039;敵(きゅうてき)、狭&#039;&#039;&#039;隘&#039;&#039;&#039;(きょうあい)、驚&#039;&#039;&#039;愕&#039;&#039;&#039;(きょうがく)、&#039;&#039;&#039;筐&#039;&#039;&#039;体または&#039;&#039;&#039;筺&#039;&#039;&#039;体(きょうたい)、強&#039;&#039;&#039;靱&#039;&#039;&#039;(きょうじん)、教&#039;&#039;&#039;鞭&#039;&#039;&#039;(きょうべん)、橋&#039;&#039;&#039;梁&#039;&#039;&#039;(きょうりょう)、&#039;&#039;&#039;綺&#039;&#039;&#039;麗(きれい)、金&#039;&#039;&#039;箔&#039;&#039;&#039;(きんぱく)、&#039;&#039;&#039;寓&#039;&#039;&#039;話(ぐうわ)、&#039;&#039;&#039;矩&#039;&#039;&#039;形(くけい)、苦&#039;&#039;&#039;悶&#039;&#039;&#039;(くもん)、&#039;&#039;&#039;燻&#039;&#039;&#039;製(くんせい)、&#039;&#039;&#039;慧&#039;&#039;&#039;眼(けいがん)、敬&#039;&#039;&#039;虔&#039;&#039;&#039;(けいけん)、&#039;&#039;&#039;罫&#039;&#039;&#039;線(けいせん)、啓&#039;&#039;&#039;蒙&#039;&#039;&#039;(けいもう)、&#039;&#039;&#039;痙攣&#039;&#039;&#039;(けいれん)、&#039;&#039;&#039;稀&#039;&#039;&#039;有(けう)、逆&#039;&#039;&#039;鱗&#039;&#039;&#039;(げきりん)、&#039;&#039;&#039;牽&#039;&#039;&#039;引(けんいん)、&#039;&#039;&#039;喧嘩&#039;&#039;&#039;(けんか)、研&#039;&#039;&#039;鑽&#039;&#039;&#039;(けんさん)、&#039;&#039;&#039;牽&#039;&#039;&#039;制(けんせい)、&#039;&#039;&#039;喧&#039;&#039;&#039;騒または&#039;&#039;&#039;喧噪&#039;&#039;&#039;(けんそう)、&#039;&#039;&#039;倦&#039;&#039;&#039;怠(けんたい)、&#039;&#039;&#039;喧&#039;&#039;&#039;伝(けんでん)、&#039;&#039;&#039;絢爛&#039;&#039;&#039;(けんらん)、堅&#039;&#039;&#039;牢&#039;&#039;&#039;(けんろう)、&#039;&#039;&#039;轟&#039;&#039;&#039;音(ごうおん)、&#039;&#039;&#039;狡猾&#039;&#039;&#039;(こうかつ)、強&#039;&#039;&#039;姦&#039;&#039;&#039;(ごうかん)、好々&#039;&#039;&#039;爺&#039;&#039;&#039;(こうこうや)、&#039;&#039;&#039;恍惚&#039;&#039;&#039;(こうこつ)、合&#039;&#039;&#039;祀&#039;&#039;&#039;(ごうし)、&#039;&#039;&#039;膠&#039;&#039;&#039;着(こうちゃく)、口&#039;&#039;&#039;蹄&#039;&#039;&#039;疫(こうていえき)、五臓六&#039;&#039;&#039;腑&#039;&#039;&#039;(ごぞうろっぷ)、&#039;&#039;&#039;姑&#039;&#039;&#039;息(こそく)、&#039;&#039;&#039;忽&#039;&#039;&#039;然(こつぜん)、骨&#039;&#039;&#039;董&#039;&#039;&#039;(こっとう)、誤&#039;&#039;&#039;謬&#039;&#039;&#039;(ごびゅう)、&#039;&#039;&#039;胡&#039;&#039;&#039;麻(ごま)、&#039;&#039;&#039;渾&#039;&#039;&#039;身(こんしん)、&#039;&#039;&#039;昏&#039;&#039;&#039;睡(こんすい)、混&#039;&#039;&#039;沌&#039;&#039;&#039;(こんとん)、紺&#039;&#039;&#039;碧&#039;&#039;&#039;(こんぺき)、&#039;&#039;&#039;梱&#039;&#039;&#039;包(こんぽう)、祭&#039;&#039;&#039;祀&#039;&#039;&#039;(さいし)、&#039;&#039;&#039;賽&#039;&#039;&#039;銭(さいせん)、錯&#039;&#039;&#039;綜&#039;&#039;&#039;(さくそう)、&#039;&#039;&#039;炸&#039;&#039;&#039;裂(さくれつ)、&#039;&#039;&#039;些&#039;&#039;&#039;細(ささい)、&#039;&#039;&#039;些&#039;&#039;&#039;事(さじ)、砂&#039;&#039;&#039;塵&#039;&#039;&#039;(さじん)、&#039;&#039;&#039;皐&#039;&#039;&#039;月(さつき)、殺&#039;&#039;&#039;戮&#039;&#039;&#039;(さつりく)、&#039;&#039;&#039;珊瑚&#039;&#039;&#039;(さんご)、&#039;&#039;&#039;弛&#039;&#039;&#039;緩(しかん)、歯&#039;&#039;&#039;垢&#039;&#039;&#039;(しこう)、&#039;&#039;&#039;嗜&#039;&#039;&#039;好(しこう)、&#039;&#039;&#039;獅&#039;&#039;&#039;子(しし)、刺&#039;&#039;&#039;繡&#039;&#039;&#039;(ししゅう)、湿&#039;&#039;&#039;疹&#039;&#039;&#039;(しっしん)、執&#039;&#039;&#039;拗&#039;&#039;&#039;(しつよう)、&#039;&#039;&#039;柴&#039;&#039;&#039;犬(しばいぬ)、&#039;&#039;&#039;灼&#039;&#039;&#039;熱(しゃくねつ)、&#039;&#039;&#039;惹&#039;&#039;&#039;起(じゃっき)、終&#039;&#039;&#039;焉&#039;&#039;&#039;(しゅうえん)、&#039;&#039;&#039;什&#039;&#039;&#039;器(じゅうき)、手&#039;&#039;&#039;榴&#039;&#039;&#039;弾(しゅりゅうだん、てりゅうだん)、&#039;&#039;&#039;竣&#039;&#039;&#039;工(しゅんこう)、&#039;&#039;&#039;浚渫&#039;&#039;&#039;(しゅんせつ)、&#039;&#039;&#039;哨&#039;&#039;&#039;戒(しょうかい)、上&#039;&#039;&#039;梓&#039;&#039;&#039;(じょうし)、&#039;&#039;&#039;瀟洒&#039;&#039;&#039;(しょうしゃ)、&#039;&#039;&#039;憔悴&#039;&#039;&#039;(しょうすい)、&#039;&#039;&#039;饒&#039;&#039;&#039;舌(じょうぜつ)、常&#039;&#039;&#039;套&#039;&#039;&#039;(じょうとう)、招&#039;&#039;&#039;聘&#039;&#039;&#039;(しょうへい)、&#039;&#039;&#039;醬&#039;&#039;&#039;油(しょうゆ)、&#039;&#039;&#039;擾&#039;&#039;&#039;乱(じょうらん)、&#039;&#039;&#039;熾&#039;&#039;&#039;烈(しれつ)、震&#039;&#039;&#039;撼&#039;&#039;&#039;(しんかん)、&#039;&#039;&#039;蜃&#039;&#039;&#039;気楼(しんきろう)、&#039;&#039;&#039;靱&#039;&#039;&#039;帯(じんたい)、信&#039;&#039;&#039;憑&#039;&#039;&#039;性(しんぴょうせい)、推&#039;&#039;&#039;敲&#039;&#039;&#039;(すいこう)、&#039;&#039;&#039;彗&#039;&#039;&#039;星(すいせい)、枢機&#039;&#039;&#039;卿&#039;&#039;&#039;(すうききょう)、&#039;&#039;&#039;趨&#039;&#039;&#039;勢(すうせい)、精&#039;&#039;&#039;悍&#039;&#039;&#039;(せいかん)、&#039;&#039;&#039;脆&#039;&#039;&#039;弱(ぜいじゃく)、清&#039;&#039;&#039;楚&#039;&#039;&#039;(せいそ)、&#039;&#039;&#039;棲&#039;&#039;&#039;息(せいそく)、&#039;&#039;&#039;贅&#039;&#039;&#039;沢(ぜいたく)、石&#039;&#039;&#039;鹸&#039;&#039;&#039;(せっけん)、&#039;&#039;&#039;僭&#039;&#039;&#039;越(せんえつ)、&#039;&#039;&#039;閃&#039;&#039;&#039;光(せんこう)、前&#039;&#039;&#039;哨&#039;&#039;&#039;(ぜんしょう)、&#039;&#039;&#039;剪&#039;&#039;&#039;定(せんてい)、&#039;&#039;&#039;尖&#039;&#039;&#039;兵(せんぺい)、&#039;&#039;&#039;餞&#039;&#039;&#039;別(せんべつ)、先&#039;&#039;&#039;鞭&#039;&#039;&#039;(せんべん)、&#039;&#039;&#039;殲&#039;&#039;&#039;滅(せんめつ)、&#039;&#039;&#039;蒼穹&#039;&#039;&#039;(そうきゅう)、操&#039;&#039;&#039;舵&#039;&#039;&#039;(そうだ)、&#039;&#039;&#039;蒼&#039;&#039;&#039;白(そうはく)、&#039;&#039;&#039;聡&#039;&#039;&#039;明(そうめい)、&#039;&#039;&#039;搔痒&#039;&#039;&#039;(そうよう)、&#039;&#039;&#039;齟齬&#039;&#039;&#039;(そご)、&#039;&#039;&#039;蘇&#039;&#039;&#039;生(そせい)、対&#039;&#039;&#039;峙&#039;&#039;&#039;(たいじ)、&#039;&#039;&#039;楕&#039;&#039;&#039;円(だえん)、&#039;&#039;&#039;托&#039;&#039;&#039;鉢(たくはつ)、脱&#039;&#039;&#039;兎&#039;&#039;&#039;(だっと)、&#039;&#039;&#039;竪&#039;&#039;&#039;穴(たてあな)、&#039;&#039;&#039;拿&#039;&#039;&#039;捕(だほ)、玉&#039;&#039;&#039;葱&#039;&#039;&#039;(たまねぎ)、&#039;&#039;&#039;箪笥&#039;&#039;&#039;(たんす)、&#039;&#039;&#039;蛋&#039;&#039;&#039;白(たんぱく)、&#039;&#039;&#039;耽&#039;&#039;&#039;美(たんび)、団&#039;&#039;&#039;欒&#039;&#039;&#039;(だんらん)、痴&#039;&#039;&#039;呆&#039;&#039;&#039;(ちほう)、茶&#039;&#039;&#039;碗&#039;&#039;&#039;(ちゃわん)、&#039;&#039;&#039;躊躇&#039;&#039;&#039;(ちゅうちょ)、&#039;&#039;&#039;厨&#039;&#039;&#039;房(ちゅうぼう)、&#039;&#039;&#039;寵&#039;&#039;&#039;愛(ちょうあい)、&#039;&#039;&#039;寵&#039;&#039;&#039;児(ちょうじ)、&#039;&#039;&#039;諜&#039;&#039;&#039;報(ちょうほう)、&#039;&#039;&#039;凋&#039;&#039;&#039;落(ちょうらく)、&#039;&#039;&#039;猪&#039;&#039;&#039;突(ちょとつ)、天&#039;&#039;&#039;狗&#039;&#039;&#039;(てんぐ)、伝書&#039;&#039;&#039;鳩&#039;&#039;&#039;(でんしょばと)、伝&#039;&#039;&#039;播&#039;&#039;&#039;(でんぱ)、天&#039;&#039;&#039;秤&#039;&#039;&#039;(てんびん)、&#039;&#039;&#039;澱&#039;&#039;&#039;粉(でんぷん)、&#039;&#039;&#039;顚&#039;&#039;&#039;末(てんまつ)、&#039;&#039;&#039;砥&#039;&#039;&#039;石(といし)、投&#039;&#039;&#039;函&#039;&#039;&#039;(とうかん)、動&#039;&#039;&#039;悸&#039;&#039;&#039;(どうき)、島&#039;&#039;&#039;嶼&#039;&#039;&#039;(とうしょ)、同&#039;&#039;&#039;棲&#039;&#039;&#039;(どうせい)、&#039;&#039;&#039;淘&#039;&#039;&#039;汰(とうた)、投&#039;&#039;&#039;擲&#039;&#039;&#039;(とうてき)、&#039;&#039;&#039;獰&#039;&#039;&#039;猛(どうもう)、&#039;&#039;&#039;逗&#039;&#039;&#039;留(とうりゅう)、棟&#039;&#039;&#039;梁&#039;&#039;&#039;(とうりょう)、怒&#039;&#039;&#039;濤&#039;&#039;&#039;(どとう)、土&#039;&#039;&#039;嚢&#039;&#039;&#039;(どのう)、&#039;&#039;&#039;捺&#039;&#039;&#039;印(なついん)、軟&#039;&#039;&#039;膏&#039;&#039;&#039;(なんこう)、任&#039;&#039;&#039;侠&#039;&#039;&#039;(にんきょう)、&#039;&#039;&#039;捏&#039;&#039;&#039;造(ねつぞう)、&#039;&#039;&#039;胚&#039;&#039;&#039;芽(はいが)、&#039;&#039;&#039;徘徊&#039;&#039;&#039;(はいかい)、廃&#039;&#039;&#039;墟&#039;&#039;&#039;(はいきょ)、排&#039;&#039;&#039;泄&#039;&#039;&#039;(はいせつ)、&#039;&#039;&#039;莫&#039;&#039;&#039;大(ばくだい)、&#039;&#039;&#039;播&#039;&#039;&#039;種(はしゅ)、&#039;&#039;&#039;爬&#039;&#039;&#039;虫類(はちゅうるい)、発&#039;&#039;&#039;疹&#039;&#039;&#039;(はっしん)、&#039;&#039;&#039;撥&#039;&#039;&#039;水(はっすい)、抜&#039;&#039;&#039;擢&#039;&#039;&#039;(ばってき)、馬鈴&#039;&#039;&#039;薯&#039;&#039;&#039;(ばれいしょ)、&#039;&#039;&#039;挽&#039;&#039;&#039;回(ばんかい)、晩&#039;&#039;&#039;餐&#039;&#039;&#039;(ばんさん)、反&#039;&#039;&#039;芻&#039;&#039;&#039;(はんすう)、&#039;&#039;&#039;絆&#039;&#039;&#039;創&#039;&#039;&#039;膏&#039;&#039;&#039;(ばんそうこう)、範&#039;&#039;&#039;疇&#039;&#039;&#039;(はんちゅう)、反&#039;&#039;&#039;駁&#039;&#039;&#039;(はんばく)、&#039;&#039;&#039;贔屓&#039;&#039;&#039;(ひいき)、卑&#039;&#039;&#039;怯&#039;&#039;&#039;(ひきょう)、秘&#039;&#039;&#039;訣&#039;&#039;&#039;(ひけつ)、&#039;&#039;&#039;庇&#039;&#039;&#039;護(ひご)、&#039;&#039;&#039;彦&#039;&#039;&#039;星(ひこぼし)、飛&#039;&#039;&#039;翔&#039;&#039;&#039;(ひしょう)、悲&#039;&#039;&#039;愴&#039;&#039;&#039;感(ひそうかん)、&#039;&#039;&#039;逼&#039;&#039;&#039;迫(ひっぱく)、被&#039;&#039;&#039;曝&#039;&#039;&#039;(ひばく)、&#039;&#039;&#039;誹謗&#039;&#039;&#039;(ひぼう)、飛&#039;&#039;&#039;沫&#039;&#039;&#039;(ひまつ)、&#039;&#039;&#039;媚&#039;&#039;&#039;薬(びやく)、&#039;&#039;&#039;瓢箪&#039;&#039;&#039;(ひょうたん)、&#039;&#039;&#039;豹&#039;&#039;&#039;変(ひょうへん)、標&#039;&#039;&#039;榜&#039;&#039;&#039;(ひょうぼう)、披&#039;&#039;&#039;瀝&#039;&#039;&#039;(ひれき)、疲労困&#039;&#039;&#039;憊&#039;&#039;&#039;(ひろうこんぱい)、卑&#039;&#039;&#039;猥&#039;&#039;&#039;(ひわい)、&#039;&#039;&#039;瀕&#039;&#039;&#039;死(ひんし)、敏&#039;&#039;&#039;捷&#039;&#039;&#039;(びんしょう)、封&#039;&#039;&#039;緘&#039;&#039;&#039;(ふうかん)、風光明&#039;&#039;&#039;媚&#039;&#039;&#039;(ふうこうめいび)、風&#039;&#039;&#039;靡&#039;&#039;&#039;(ふうび)、&#039;&#039;&#039;孵&#039;&#039;&#039;化(ふか)、&#039;&#039;&#039;俯瞰&#039;&#039;&#039;(ふかん)、復&#039;&#039;&#039;讐&#039;&#039;&#039;(ふくしゅう)、&#039;&#039;&#039;埠&#039;&#039;&#039;頭(ふとう)、不&#039;&#039;&#039;憫&#039;&#039;&#039;(ふびん)、&#039;&#039;&#039;焚&#039;&#039;&#039;書(ふんしょ)、粉&#039;&#039;&#039;塵&#039;&#039;&#039;(ふんじん)、&#039;&#039;&#039;扮&#039;&#039;&#039;装(ふんそう)、&#039;&#039;&#039;糞&#039;&#039;&#039;尿(ふんにょう)、分&#039;&#039;&#039;娩&#039;&#039;&#039;(ぶんべん)、憤&#039;&#039;&#039;懣&#039;&#039;&#039;(ふんまん)、平&#039;&#039;&#039;坦&#039;&#039;&#039;(へいたん)、&#039;&#039;&#039;僻&#039;&#039;&#039;地(へきち)、&#039;&#039;&#039;扁&#039;&#039;&#039;額(へんがく)、編&#039;&#039;&#039;纂&#039;&#039;&#039;(へんさん)、&#039;&#039;&#039;鞭撻&#039;&#039;&#039;(べんたつ)、辺&#039;&#039;&#039;鄙&#039;&#039;&#039;(へんぴ)、片&#039;&#039;&#039;鱗&#039;&#039;&#039;(へんりん)、&#039;&#039;&#039;萌&#039;&#039;&#039;芽(ほうが)、&#039;&#039;&#039;幇&#039;&#039;&#039;助(ほうじょ)、豊&#039;&#039;&#039;饒&#039;&#039;&#039;(ほうじょう)、豊&#039;&#039;&#039;穣&#039;&#039;&#039;(ほうじょう)、芳&#039;&#039;&#039;醇&#039;&#039;&#039;(ほうじゅん)、防&#039;&#039;&#039;錆&#039;&#039;&#039;(ぼうせい)、&#039;&#039;&#039;茫&#039;&#039;&#039;然(ぼうぜん)、放&#039;&#039;&#039;蕩&#039;&#039;&#039;(ほうとう)、冒&#039;&#039;&#039;瀆&#039;&#039;&#039;(ぼうとく)、&#039;&#039;&#039;彷彿&#039;&#039;&#039;または&#039;&#039;&#039;髣髴&#039;&#039;&#039;(ほうふつ)、歩&#039;&#039;&#039;哨&#039;&#039;&#039;(ほしょう)、&#039;&#039;&#039;菩&#039;&#039;&#039;提(ぼだい)、&#039;&#039;&#039;邁&#039;&#039;&#039;進(まいしん)、末&#039;&#039;&#039;裔&#039;&#039;&#039;(まつえい)、末&#039;&#039;&#039;梢&#039;&#039;&#039;(まっしょう)、麻&#039;&#039;&#039;痺&#039;&#039;&#039;(まひ)、&#039;&#039;&#039;蔓&#039;&#039;&#039;延(まんえん)、&#039;&#039;&#039;曼荼&#039;&#039;&#039;羅(まんだら)、微&#039;&#039;&#039;塵&#039;&#039;&#039;(みじん)、水&#039;&#039;&#039;飴&#039;&#039;&#039;(みずあめ)、味&#039;&#039;&#039;噌&#039;&#039;&#039;(みそ)、無&#039;&#039;&#039;垢&#039;&#039;&#039;(むく)、明&#039;&#039;&#039;晰&#039;&#039;&#039;(めいせき)、&#039;&#039;&#039;瞑&#039;&#039;&#039;想(めいそう)、&#039;&#039;&#039;蒙&#039;&#039;&#039;昧(もうまい)、&#039;&#039;&#039;朦朧&#039;&#039;&#039;(もうろう)、黙&#039;&#039;&#039;禱&#039;&#039;&#039;(もくとう)、&#039;&#039;&#039;勿&#039;&#039;&#039;論(もちろん)、&#039;&#039;&#039;悶&#039;&#039;&#039;絶(もんぜつ)、&#039;&#039;&#039;悶&#039;&#039;&#039;着(もんちゃく)、&#039;&#039;&#039;揶揄&#039;&#039;&#039;(やゆ)、羊&#039;&#039;&#039;羹&#039;&#039;&#039;(ようかん)、&#039;&#039;&#039;傭&#039;&#039;&#039;兵(ようへい)、横&#039;&#039;&#039;槍&#039;&#039;&#039;(よこやり)、&#039;&#039;&#039;烙&#039;&#039;&#039;印(らくいん)、&#039;&#039;&#039;螺&#039;&#039;&#039;旋(らせん)、&#039;&#039;&#039;爛&#039;&#039;&#039;熟(らんじゅく)、&#039;&#039;&#039;爛&#039;&#039;&#039;漫(らんまん)、&#039;&#039;&#039;罹&#039;&#039;&#039;災(りさい)、&#039;&#039;&#039;溜&#039;&#039;&#039;飲(りゅういん)、流&#039;&#039;&#039;暢&#039;&#039;&#039;(りゅうちょう)、&#039;&#039;&#039;凌駕&#039;&#039;&#039;(りょうが)、&#039;&#039;&#039;黎&#039;&#039;&#039;明(れいめい)、漏&#039;&#039;&#039;洩&#039;&#039;&#039;(ろうえい)、&#039;&#039;&#039;狼藉&#039;&#039;&#039;(ろうぜき)、&#039;&#039;&#039;狼狽&#039;&#039;&#039;(ろうばい)、&#039;&#039;&#039;濾&#039;&#039;&#039;過(ろか)、&#039;&#039;&#039;肋&#039;&#039;&#039;骨(ろっこつ)、&#039;&#039;&#039;歪&#039;&#039;&#039;曲(わいきょく)、&#039;&#039;&#039;矮&#039;&#039;&#039;小(わいしょう)}}など --&gt;<br /> <br /> == 常用漢字表に存在するが、用いられないことがある字種・音訓 ==<br /> [[日本国憲法]]に用いられている漢字は全て当用漢字表に採られ、常用漢字表にも引き継がれている&lt;ref&gt;ただし上諭に用いられている「詢」は当用漢字・常用漢字ではない。&lt;/ref&gt;。一般的に用いられない漢字が常用漢字である一因はこのためである。<br /> ; 『[[公用文作成の要領]]』において「常用漢字表にあるものであっても,仮名で表記するもの」とされているもの&lt;ref&gt;『法令における漢字使用等について(平成22年11月30日内閣法制局長官決定)』「1 漢字使用について(4)」。なお本決定以前は『法令用語改正要領』「第五 常用漢字表にあっても、かなで書くもの」において同旨が定められていた。&lt;/ref&gt;<br /> :* {{JIS2004フォント|虞}}、 {{JIS2004フォント|恐}}れ:「おそれ」<br /> :* {{JIS2004フォント|且}}:「かつ」<br /> :* {{JIS2004フォント|従って}}(接続詞):「したがって」、動詞「したがう」の活用として用いる場合は「従って」と表記。<br /> :* {{JIS2004フォント|但し}}:「ただし」<br /> :* {{JIS2004フォント|但書}}:「ただし書」<br /> :* {{JIS2004フォント|外}}、{{JIS2004フォント|他}}:「ほか」<br /> :* {{JIS2004フォント|又}}:「また」(ただし,「&#039;&#039;&#039;または&#039;&#039;&#039;」は「又は」と表記する。)<br /> :* {{JIS2004フォント|因る}}:「よる」<br /> ; 常用漢字表にある字種だが、日本新聞協会新聞用語懇談会が使用しないことを決めた7字&lt;ref&gt;新聞用語懇談会編『[http://www.pressnet.or.jp/publication/book/pdf/shimbun_yogo.pdf 2010年「改定常用漢字表」対応 新聞用語集 追補版]』日本新聞協会、2010年 4ページ&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[[NHK放送文化研究所]]編『NHK漢字表記辞典』[[NHK出版]]、2011年 ISBN 9784140112991、14ページ&lt;/ref&gt;<br /> :* {{JIS2004フォント|虞}}(おそれ):『新聞用語集』「用字用語集」では「恐れ」の表記が示され、『NHK漢字表記辞典』では「おそれ」の表記が採られている。常用漢字表外の音に「グ」があり、熟語として虞美人、虞犯などがある。<br /> :* {{JIS2004フォント|且}}(かつ):「かつ」は副詞で「同時に」、接続詞で「それに加えて」という意味があるが、仮名書きが一般的であるとして、新聞社などマスメディアでは漢字を用いない。<br /> :* {{JIS2004フォント|遵}}(ジュン):「決められた規則などに従う」という意味。遵守、遵法などの熟語があるが、『新聞用語集』『NHK漢字表記辞典』共に{{JIS2004フォント|順守}}、{{JIS2004フォント|順法}}など、同音の「順」とする表記を採る。<br /> :* {{JIS2004フォント|朕}}(チン):かつての天皇の一人称。使用頻度が低いとして使用しないこととされている。『新聞用語集』「用字用語集」に表記例は示されず、『NHK漢字表記辞典』では仮名書きすることが示されている。<br /> :* {{JIS2004フォント|但}}(ただし):仮名書きが一般的であるとして漢字を使用しないこととされている。<br /> :* {{JIS2004フォント|附}}(フ):同音の「付」に書き換える。新聞では学校名や病院名など固有名詞に含まれる「附属」も「付属」とする表記が行われる&lt;ref&gt;共同通信社『記者ハンドブック』第13版 415ページ&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;時事通信社『最新用字用語ブック』第7版 415ページ&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;『読売新聞用字用語の手引』第5版(中央公論社)323ページ&lt;/ref&gt;。『NHK漢字表記辞典』では固有名詞では「附属」の表記も認めている。&lt;ref&gt;『NHK漢字表記辞典』(NHK出版、2011年)493ページ&lt;/ref&gt;<br /> :* {{JIS2004フォント|又}}(また):仮名書きが一般的であるとして漢字を使用しないこととされている。公用文とは違い「または」も仮名書きにする。<br /> ; 用途が限られる常用漢字<br /> :* {{JIS2004フォント|畝}}(うね・せ):「{{JIS2004フォント|畝}}」(せ)は尺貫法の面積の単位で、反の十分の一。2010年の改定で「せ」の読みが常用漢字表から削除された。「うね」は畑の土盛りの部分。農業関係者を除き用いる機会はまれである。<br /> :* {{JIS2004フォント|璽}}(ジ):「{{JIS2004フォント|璽}}」とは天子(皇族)の印のこと。{{JIS2004フォント|国璽}}、{{JIS2004フォント|御璽}}、{{JIS2004フォント|印璽}}などといった熟語があるが、日常で用いられることは極めて少ない。<br /> :* {{JIS2004フォント|朕}}(チン):「{{JIS2004フォント|朕}}」は天皇の旧一人称。現在は「{{JIS2004フォント|私}}」(わたくし)を用いているが、日本国憲法の[[上諭#日本国憲法における上諭|上諭]]で使われている。日常で用いることは極めてまれである。<br /> ; 尺貫法で用いられる常用漢字<br /> :* {{JIS2004フォント|斤}}(キン):「{{JIS2004フォント|斤}}」は[[尺貫法]]で用いられる質量の単位であり、江戸時代は貨幣の単位にも用いられた。削除が検討され、[[人名用漢字]]になる予定だったが、慣習的に[[食パン]]を数える単位として用いられるため常用漢字に残された。熟語として斤量などがあるが、[[競馬]]において頻用されるほかはあまり用いられていない。<br /> ; 世論調査によって、あまり使用しないと回答された漢字<br /> :* {{JIS2004フォント|逓}}(テイ):「{{JIS2004フォント|逓}}」は「一定の数だけ〜していく」という意味。熟語として{{JIS2004フォント|逓信}}、{{JIS2004フォント|逓増}}、{{JIS2004フォント|逓減}}があり、かつて日本では1946年まで[[逓信省]]という[[日本の行政機関|行政機関]]が存在した。世論調査によって、6割以上の人があまり使用しないと回答した漢字の一つである&lt;ref name=&quot;h18chosa&quot;&gt;[http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/h18/ 平成18年度「国語に関する世論調査」の結果について]によると「あまり使われていないと思う」と「全く使われていないと思う」の合計で「逓」は60.5%、「遵」は60.1%となる。このほかには「{{JIS2004フォント|謄}}」「{{JIS2004フォント|弐}}」「{{JIS2004フォント|厘}}」も調査されたが、「あまり使われていないと思う」と「全く使われていないと思う」の合計は約3割程度である。&lt;/ref&gt;。<br /> :* {{JIS2004フォント|遵}}(ジュン):「{{JIS2004フォント|逓}}」同様に、世論調査によって、6割以上の人があまり使用しないと回答した漢字の一つである&lt;ref name=&quot;h18chosa&quot; /&gt;。<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist|2}}<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{Wiktionary|Wiktionary:常用漢字の一覧}}<br /> * [[常用漢字一覧]]<br /> * [[教育漢字]]<br /> * [[人名用漢字]]<br /> * [[当用漢字]]<br /> * [[国語国字問題]]<br /> * [[学習指導要領]]<br /> * [[新聞常用漢字表]]<br /> * [[JIS漢字コード]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://kokugo.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kijun/naikaku/kanji/ 常用漢字表の内閣告示等について|「常用漢字表」(平成22年内閣告示第2号)]([[文化庁]])<br /> * [http://www.aozora.gr.jp/kanji_table/ 漢字表一覧]([[青空文庫]])<br /> * [http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/shoiinkai/ 文化審議会国語分科会漢字小委員会(文化庁)]<br /> * [http://internet.watch.impress.co.jp/cda/jouyou/2008/06/19/19998.html INTERNET Watch “情報化時代”に追いつけるか? 審議が進む「新常用漢字表(仮)」]<br /> * [{{NDLDC|933056}} 誤れる文字文章と正しき用字法 (近代デジタルライブラリー)] 大町桂月 1918年<br /> * [http://books.google.co.jp/books?id=gRIjCULboygC&amp;pg=frontcover 誤れる文字文章 第八版 (Google Books)] 大町桂月 1918年<br /> <br /> {{DEFAULTSORT:しようようかんし}}<br /> [[Category:日本の漢字]]<br /> [[Category:日本の言語政策]]<br /> <br /> __目次強制__</div> 202.218.216.8 アデニン 2017-07-24T23:17:12Z <p>202.218.216.8: </p> <hr /> <div>{{Chembox<br /> |ImageFile1 = Adenine.svg <br /> |ImageSize1 = 150px<br /> |ImageFileL2 = Adenine-3D-balls.png<br /> |ImageSizeL2 = 120px<br /> |ImageFileR2 = Adenine-3D-vdW.png<br /> |ImageSizeR2 = 120px<br /> |IUPACName = 9&#039;&#039;H&#039;&#039;-purin-6-amine<br /> |OtherNames = 6-aminopurine<br /> |Section1 = {{Chembox Identifiers<br /> | UNII_Ref = {{fdacite|correct|FDA}}<br /> |UNII = JAC85A2161<br /> |KEGG_Ref = {{keggcite|correct|kegg}}<br /> |KEGG = D00034<br /> |InChI = 1/C5H5N5/c6-4-3-5(9-1-7-3)10-2-8-4/h1-2H,(H3,6,7,8,9,10)<br /> |InChIKey = GFFGJBXGBJISGV-UHFFFAOYAT<br /> |SMILES1 = c1[nH]c2c(ncnc2n1)N<br /> |StdInChI_Ref = {{stdinchicite|correct|chemspider}}<br /> |StdInChI = 1S/C5H5N5/c6-4-3-5(9-1-7-3)10-2-8-4/h1-2H,(H3,6,7,8,9,10)<br /> |StdInChIKey_Ref = {{stdinchicite|correct|chemspider}}<br /> |StdInChIKey = GFFGJBXGBJISGV-UHFFFAOYSA-N<br /> |ChEMBL_Ref = {{ebicite|correct|EBI}}<br /> |ChEMBL = 226345<br /> |CASNo = 73-24-5<br /> | CASNo_Ref = {{cascite|correct|CAS}}<br /> |日化辞番号 = J5.257D<br /> |ChemSpiderID_Ref = {{chemspidercite|correct|chemspider}}<br /> |ChemSpiderID=185<br /> | PubChem = 190<br /> | DrugBank_Ref = {{drugbankcite|correct|drugbank}}<br /> |DrugBank = DB00173<br /> |ChEBI_Ref = {{ebicite|correct|EBI}}<br /> |ChEBI = 16708<br /> |SMILES = n1c(c2c(nc1)ncn2)N<br /> | MeSHName = <br /> }}<br /> |Section2 = {{Chembox Properties<br /> | C = 5<br /> | H = 5<br /> | N = 5<br /> | 外観 = 無色結晶<br /> | 密度 = 1.6 g/cm&lt;sup&gt;3&lt;/sup&gt; (calculated)<br /> | 融点 = 360–365°C(分解)<br /> | 沸点 =<br /> | pKa=4.15 (secondary), 9.80 (primary)&lt;ref&gt;Dawson, R.M.C., et al., &#039;&#039;Data for Biochemical Research&#039;&#039;, Oxford, Clarendon Press, 1959.&lt;/ref&gt; <br /> }}<br /> }}<br /> <br /> &#039;&#039;&#039;アデニン&#039;&#039;&#039; (adenine) は[[核酸]]を構成する5種類の主な[[塩基]]のうちのひとつで、生体内に広く分布する[[有機化合物]]である。<br /> <br /> プリン骨格は[[糖]]とも[[アミノ酸]]とも異なる独特の形状をしているにもかかわらず、アデニン、[[グアニン]]の他、[[コーヒー]]や[[茶]]に含まれる[[カフェイン]]、[[ココア]]に含まれる[[テオブロミン]]、[[緑茶]]に含まれる[[テオフィリン]]などを構成し、また最近では[[プリン体]]をカットした[[ビール]]なども販売されるほどありふれた有機物である。アデニンは[[シアン化水素]]と[[アンモニア]]を混合して加熱するだけで合成されるため、原始の地球でもありふれた有機物であったと考えられる。<br /> <br /> ==構造==<br /> [[画像:Adenine numbered.svg|thumb|left|150px|位置番号]]<br /> 1&#039;&#039;H&#039;&#039;・3&#039;&#039;H&#039;&#039;・7&#039;&#039;H&#039;&#039;・9&#039;&#039;H&#039;&#039;体の[[互変異性]]体をとることができるが、気相などの孤立条件下で確認されるのはほぼ9&#039;&#039;H&#039;&#039;体である&lt;ref&gt;{{cite journal<br /> |journal=Phys.Chem.Chem.Phys.<br /> |year=2002 waht dah<br /> |volume=4<br /> |issue=20<br /> |pages=4877–4882<br /> |title=Tautomers and electronic states of jet-cooled adenine investigated by double resonance spectroscopy<br /> |author=Plützer, Chr., Kleinermanns, K.<br /> }}&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;{{cite journal <br /> |title = Experimental matrix isolation and theoretical ab initio HF/6-31G(d, p) studies of infrared spectra of purine, adenine and 2-chloroadenine,<br /> |journal = Spectrochimica Acta Part A: Molecular Spectroscopy<br /> |volume = 50<br /> |pages = 1081–1094<br /> |year = 1994<br /> |note = <br /> |issn = 0584-8539<br /> |doi = 10.1016/0584-8539(94)80030-8<br /> |url = http://www.sciencedirect.com/science/article/B6THM-44JM8D7-9J/2/36ce6ab26fc6c5aae4a120f9e7bb7d88<br /> |author = M. J. Nowak and H. Rostkowska and L. Lapinski and J. S. Kwiatkowski and J. Leszczynski<br /> |issue = 6<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> ==機能==<br /> [[デオキシリボ核酸]] (DNA) では[[チミン]]と、[[リボ核酸]] (RNA) では[[ウラシル]]と、2本の水素結合を介して相補的に会合する[[プリン塩基]]。対応する[[ヌクレオシド]]は[[アデノシン]]である。3つの重要な補酵素、[[補酵素A]]、[[フラビンアデニンジヌクレオチド|FAD]]、および[[ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド|NAD]] の構成成分である他、最も重要なエネルギー物質である [[アデノシン三リン酸|ATP]] の塩基部分であるなど、他の核酸塩基に比べ生体内で利用される場面は多い&lt;ref&gt;[http://ghr.nlm.nih.gov/ghr/glossary/adenine Definition of Adenine from the Genetics Home Reference] - [[National Institutes of Health]]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> ==生合成==<br /> [[プリン代謝]]によって合成される。これは[[リボース-5-リン酸]]を[[グリシン]]・[[グルタミン]]・[[アスパラギン酸]]・[[テトラヒドロ葉酸]]などを用いて[[イノシン酸]](IMP)に変換し、そこからAMPや[[GMP]]を合成する経路である。<br /> <br /> [[酵母]]では、[[ホスホリボシル二リン酸]]を7段階でAMPに変換する[[アデニン経路]]がある。<br /> <br /> ==沿革==<br /> 1885年、[[アルブレヒト・コッセル]]により[[膵臓]]から抽出されたため、「腺」を意味する[[古代ギリシア語]]&quot;aden&quot;に因んで命名された&lt;ref&gt;[http://www.etymonline.com/index.php?term=adenine Online Etymology Dictionary] by Douglas Harper&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> かつては&#039;&#039;&#039;ビタミンB&lt;sub&gt;4&lt;/sub&gt;&#039;&#039;&#039;とも呼ばれたが&lt;ref&gt;{{cite journal<br /> |journal=Biochem J.<br /> |year=1930<br /> |volume=24<br /> |issue=6<br /> |pages=1827–31<br /> |title=The assay of vitamin B4<br /> |author=Vera Reader<br /> |pmid=16744538<br /> |pmc=1254803<br /> }}&lt;/ref&gt;、現在ではビタミンとは認識されていない。だが[[ビタミンB]]である[[ナイアシン]]や[[リボフラビン]]と結合し、NAD・FADとなる。[[エミール・フィッシャー]]は初期のアデニン研究者の一人である。<br /> <br /> 1961年の[[ジュアン・ウロー]]による実験では、水溶液中での[[アンモニア]]と[[シアン化水素]](HCN)の[[重合反応]]によって大量のアデニンが生成されることが示されたが&lt;ref&gt;{{cite journal |author=Oró J, Kimball AP |title=Synthesis of purines under possible primitive earth conditions. I. Adenine from hydrogen cyanide |journal=Archives of biochemistry and biophysics |volume=94|pages=217–27 |year=1961 |month=August |pmid=13731263 |doi=10.1016/0003-9861(61)90033-9 |issue=2}}&lt;/ref&gt;、これが[[生命の起源]]に影響を及ぼしたかどうかは結論が出ていない&lt;ref&gt;{{cite journal<br /> |title=The prebiotic role of adenine: A critical analysis<br /> |first=Robert<br /> |last=Shapiro<br /> |journal=Origins of Life and Evolution of Biospheres<br /> |date=June, 1995<br /> |doi=10.1007/BF01581575<br /> |pages=83–98<br /> |volume=25<br /> |issue=1–3<br /> |url=http://www.springerlink.com/content/ru56122875200030/<br /> }}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 2011年8月8日、[[NASA]]は[[地球]]上の[[隕石]]の研究から、[[宇宙空間]]において[[DNA]]・[[RNA]]の原料であるアデニン・[[グアニン]]などの有機分子が合成されている可能性を示唆した&lt;ref name=&quot;Callahan&quot;&gt;{{cite web |last1=Callahan |M.P. |last2=Smith |first2=K.E. |last3=Cleaves |first3=H.J. |last4=Ruzica |first4=J. |last5=Stern |first5=J.C. |last6=Glavin |first6=D.P. |last7=House |first7=C.H. |last8=Dworkin |first8=J.P. |date=11 August 2011 |title=Carbonaceous meteorites contain a wide range of extraterrestrial nucleobases |url=http://www.pnas.org/content/early/2011/08/10/1106493108 |publisher=[[PNAS]] |doi=10.1073/pnas.1106493108 |accessdate=2011-08-15 }}&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;Steigerwald&quot;&gt;{{cite web |last=Steigerwald |first=John |title=NASA Researchers: DNA Building Blocks Can Be Made in Space|url=http://www.nasa.gov/topics/solarsystem/features/dna-meteorites.html|publisher=[[NASA]] |date=8 August 2011 |accessdate=2011-08-10}}&lt;/ref&gt;&lt;ref name=&quot;DNA&quot;&gt;{{cite web |author=ScienceDaily Staff |title=DNA Building Blocks Can Be Made in Space, NASA Evidence Suggests|url=http://www.sciencedaily.com/releases/2011/08/110808220659.htm |date=9 August 2011 |publisher=[[ScienceDaily]] |accessdate=2011-08-09}}&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 関連物質 ==<br /> {{Commons category|Adenine}}<br /> * [[アデノシン]]<br /> * [[アデニル酸|アデノシン一リン酸]] (AMP)<br /> * [[アデノシン二リン酸]] (ADP)<br /> * [[アデノシン三リン酸]] (ATP)<br /> * [[環状アデノシン一リン酸]] (cAMP)<br /> <br /> == 出典 ==<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> {{核酸塩基}}<br /> {{Normdaten}}<br /> {{DEFAULTSORT:あてにん}}<br /> [[Category:プリン]]<br /> [[Category:生体物質]]</div> 202.218.216.8 業種 2017-02-23T02:49:20Z <p>202.218.216.8: /* 日本標準産業分類の大分類 */</p> <hr /> <div>&#039;&#039;&#039;業種&#039;&#039;&#039;(ぎょうしゅ)は、[[事業]]や[[営業]]の種類という意味であり、&#039;&#039;産業&#039;&#039;と同じ意味より細かい分類として使われる。<br /> <br /> ==日本標準産業分類の大分類==<br /> 日本の産業全体の業種分けとしては、多くの場合、[[日本標準産業分類]]の大分類を基準(リファレンス)として、[[証券コード]]協議会における業種区分が用いられることが多い。<br /> <br /> *A [[農業]],[[林業]] <br /> *B [[漁業]]<br /> *C [[鉱業]],[[採石業]],[[砂利採取業]]<br /> *D [[建設業]]<br /> *E [[製造業]]<br /> *F [[電力会社|電気]]・[[都市ガス|ガス]]・熱供給・[[水道|水道業]]<br /> *G [[情報通信業]]<br /> *H [[運輸業]],[[郵便業]]<br /> *I [[卸売|卸売業]]・[[小売|小売業]]<br /> *J [[金融|金融業]],[[保険|保険業]]<br /> *K [[不動産|不動産業]],[[物品賃貸業]]<br /> *L [[学術研究]],専門・技術サービス業<br /> *M [[宿泊施設|宿泊]]業,[[飲食店]]<br /> *N 生活関連サービス業,娯楽業<br /> *O [[教育学習支援業]]<br /> *P [[医療]]、[[福祉]]<br /> *Q 複合サービス事業<br /> *R [[サービス業]](他に分類されないもの)<br /> *S [[公務]](他に分類されるものを除く)<br /> *T 分類不能の産業<br /> === 日本標準産業分類の中分類 ===<br /> *01 農業<br /> *02 林業<br /> *03 漁業(水産養殖業を除く)<br /> *04 水産養殖業<br /> *05 鉱業、採石業、砂利採取業<br /> *06 総合工事業<br /> *07 職別工事業(設備工事業を除く)<br /> *08 設備工事業<br /> *09 食料品製造業<br /> *10 飲料・たばこ・飼料製造業<br /> *11 繊維工業<br /> *12 木材・木製品製造業(家具を除く)<br /> *13 家具・装備品製造業<br /> *14 パルプ・紙・紙加工品製造業<br /> *15 印刷・同関連業<br /> *16 化学工業<br /> *17 石油製品・石炭製品製造業<br /> *18 プラスチック製品製造業(別掲を除く)<br /> *19 ゴム製品製造業<br /> *20 なめし革・同製品・毛皮製造業<br /> *21 窯業・土石製品製造業<br /> *22 鉄鋼業<br /> *23 非鉄金属製造業<br /> *24 金属製品製造業<br /> *25 はん用機械器具製造業<br /> *26 生産用機械器具製造業<br /> *27 業務用機械器具製造業<br /> *28 電子部品・デバイス・電子回路製造業<br /> *29 電気機械器具製造業<br /> *30 情報通信機械器具製造業<br /> *31 輸送用機械器具製造業<br /> *32 その他の製造業<br /> *33 電気業<br /> *34 ガス業<br /> *35 熱供給業<br /> *36 水道業<br /> *37 通信業<br /> *38 放送業<br /> *39 情報サービス業<br /> *40 インターネット附随サービス業<br /> *41 映像・音声・文字情報制作業<br /> *42 鉄道業<br /> *43 道路旅客運送業<br /> *44 道路貨物運送業<br /> *45 水運業<br /> *46 航空運輸業<br /> *47 倉庫業<br /> *48 運輸に附帯するサービス業<br /> *49 郵便業(信書便事業を含む)<br /> *50 各種商品卸売業<br /> *51 繊維・衣服等卸売業<br /> *52 飲食料品卸売業<br /> *53 建築材料、鉱物・金属材料等卸売業<br /> *54 機械器具卸売業<br /> *55 その他の卸売業<br /> *56 各種商品小売業<br /> *57 織物・衣服・身の回り品小売業<br /> *58 飲食料品小売業<br /> *59 機械器具小売業<br /> *60 その他の小売業<br /> *61 無店舗小売業<br /> *62 銀行業<br /> *63 協同組織金融業<br /> *64 貸金業、クレジットカード業等非預金信用機関<br /> *65 金融商品取引業、商品先物取引業<br /> *66 補助的金融業等<br /> *67 保険業(保険媒介代理業、保険サービス業を含む)<br /> *68 不動産取引業<br /> *69 不動産賃貸業・管理業<br /> *70 物品賃貸業<br /> *71 学術・開発研究機関<br /> *72 専門サービス業(他に分類されないもの)<br /> *73 広告業<br /> *74 技術サービス業<br /> *75 宿泊業<br /> *76 飲食店<br /> *77 持ち帰り・配達飲食サービス業<br /> *78 洗濯・理容・美容・浴場業<br /> *79 その他の生活関連サービス業<br /> *80 娯楽業<br /> *81 学校教育<br /> *82 その他の教育、学習支援業<br /> *83 医療業<br /> *84 保健衛生<br /> *85 社会保険・社会福祉・介護事業<br /> *86 郵便局<br /> *87 協同組合(他に分類されないもの)<br /> *88 廃棄物処理業<br /> *89 自動車整備業<br /> *90 機械等修理業(別掲を除く)<br /> *91 職業紹介・労働者派遣業<br /> *92 その他の事業サービス業<br /> *93 政治・経済・文化団体<br /> *94 宗教<br /> *95 その他のサービス業<br /> *96 外国公務<br /> *97 国家公務<br /> *98 地方公務<br /> *99 分類不能の産業<br /> <br /> ==証券コード協議会における業種==<br /> 証券コードによる業種は、基本的には総務省が定める「日本標準産業分類」に準拠している(業種コードは異なる)が、平成14年3月改訂による変更が反映されていないため、牛丼店やファミリーレストランチェーンといった、いわゆる[[外食産業]]が以前の項目である小売業(卸売・小売業、飲食店)の分類に入れられている(平成14年3月改訂の「日本標準産業分類」では「飲食店、宿泊業」という大分類として独立)など、一部異なる部分もある。<br /> <br /> 業種という場合は、おおよそこの区分の中分類を言うことが多い。<br /> *中分類の項目は、関連する[[:Category:日本の産業]]下のサブカテゴリにリンクしている。<br /> <br /> {|class=&quot;wikitable&quot;<br /> !colspan=&quot;2&quot;|業種<br /> !rowspan=&quot;2&quot;|業種コード<br /> |-<br /> !大分類<br /> !中分類<br /> |-<br /> !bgcolor=&quot;#ecffff&quot;|水産・農林業<br /> |[[:Category:日本の農林水産業|水産・農林業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|0050<br /> |-<br /> !bgcolor=&quot;#e8e8e8&quot;|鉱業<br /> |[[:Category:日本の鉱業会社|鉱業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|1050<br /> |-<br /> !bgcolor=&quot;#ffefdb&quot;|建設業<br /> |[[:Category:日本の建設会社|建設業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|2050<br /> |-<br /> !rowspan=&quot;16&quot; bgcolor=&quot;#ecffff&quot;|製造業<br /> |[[:Category:日本の食品メーカー|食料品]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3050<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の繊維製品メーカー|繊維製品]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3100<br /> |-<br /> |[[:Category:日本のパルプ・紙産業|パルプ・紙]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3150<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の化学工業メーカー|化学]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3200<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の医薬品メーカー|医薬品]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3250<br /> |-<br /> |[[:Category:石油関連企業|石油・石炭製品]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3300<br /> |-<br /> |[[:Category:日本のゴム製品メーカー|ゴム製品]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3350<br /> |-<br /> |[[:Category:日本のガラス・土石製品産業|ガラス・土石製品]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3400<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の鉄鋼メーカー|鉄鋼]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3450<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の非鉄金属メーカー|非鉄金属]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3500<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の金属製品メーカー|金属製品]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3550<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の機械工業|機械]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3600<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の電気機器メーカー|電気機器]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3650<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の輸送機器メーカー|輸送用機器]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3700<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の精密機器メーカー|精密機器]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3750<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の工業製品メーカー|その他製品]]<br /> |align=&quot;right&quot;|3800<br /> |-<br /> !bgcolor=&quot;#ffbbff&quot;|電気・ガス業<br /> |[[:Category:日本の電気・ガス会社|電気・ガス業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|4050<br /> |-<br /> !rowspan=&quot;5&quot; bgcolor=&quot;#c6e2ff&quot;|運輸・情報通信業<br /> |[[:Category:日本の陸運業者|陸運業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|5050<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の海運業者|海運業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|5100<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の空運業者|空運業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|5150<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の倉庫・運輸関連業者|倉庫・運輸関連業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|5200<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の情報・通信業|情報・通信業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|5250<br /> |-<br /> !rowspan=&quot;2&quot; bgcolor=&quot;#ffe4e1&quot;|商業<br /> |[[:Category:日本の卸売企業|卸売業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|6050<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の小売業者|小売業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|6100<br /> |-<br /> !rowspan=&quot;4&quot; bgcolor=&quot;#c0c0c0&quot;|金融・保険業<br /> |[[:Category:日本の銀行|銀行業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|7050<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の証券会社|証券、商品先物取引業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|7100<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の保険業者|保険業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|7150<br /> |-<br /> |[[:Category:日本の貸金業者|その他金融業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|7200<br /> |-<br /> !bgcolor=&quot;#a4d3ee&quot;|不動産業<br /> |[[:Category:日本の不動産会社|不動産業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|8050<br /> |-<br /> !bgcolor=&quot;#eec591&quot;|サービス業<br /> |[[:Category:日本のサービス業|サービス業]]<br /> |align=&quot;right&quot;|9050<br /> |}<br /> <br /> ==小売業の業種==<br /> 扱う商品や仕入れ先の[[卸売]]業者による分類である。<br /> <br /> *[[食品]] :[[野菜]]-[[魚]]-[[肉]]-[[果物]]-[[菓子]]-[[パン]]-[[米]]<br /> *[[衣服]] :[[洋品]]-[[靴]]-[[傘]]-[[和服]]<br /> *[[生活]] :[[家庭用電気機械器具]]-[[家具]]-[[寝具]]-[[食器]]-[[金物]]-[[工具]]<br /> *[[情報]] :[[本]]-[[音楽]]<br /> <br /> ==飲食業の業種==<br /> &#039;&#039;&#039;[[外食産業|飲食業]]の業種&#039;&#039;&#039;とは、顧客に提供する[[料理]]による分類である。<br /> <br /> *[[日本料理]]<br /> *[[西洋料理]]<br /> <br /> ==関連項目==<br /> *[[業態]]<br /> *[[産業]]<br /> *[[職業]]<br /> <br /> {{就業}}<br /> [[Category:産業|*きようしゅ]]</div> 202.218.216.8
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