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miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-06-10T11:18:18Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
タブレット (コンピュータ)
2018-07-23T02:11:16Z
<p>210.191.197.82: </p>
<hr />
<div>{{更新|date=2018年3月}}<br />
{{Otheruseslist|携帯型の板状コンピューター|2001年に発表された、タッチインターフェースに対応したマイクロソフト社のMicrosoft Windows XP Tablet PC Edition及びその後継OSを搭載したモデル|タブレットPC|液晶ペンタブレットを含めた[[ポインティングデバイス]]|ペンタブレット}}<br />
[[File:Nexus 7 hands on.jpg|thumb|[[Android]]タブレット端末の例([[Nexus 7]])]]<br />
コンピュータにおける'''タブレット'''({{Lang-en-short|tablet}})、あるいは'''スレートPC'''とは、板状のオールインワン・[[コンピュータ]]やコンピュータ[[周辺機器]]に与えられる[[カテゴリー]]名称である。本項では主に[[携帯機器]]としてのそれを説明する。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ファイル:Children in rural school.jpg|thumb|タブレット(石版)に書き取りをして勉強する子供ら]]<br />
[[ファイル:Pen Tablet.jpg|thumb|ペンタブレット]]<br />
[[ファイル:Play with the iPad.jpg|thumb|普及し、様々な場所で使われるようになっていった[[iPad]]]]<br />
人類は[[古代]]から文字や図を書き読むために[[粘土板]]や[[石板]](携帯型の[[黒板]]を含む)や木の[[板]]([[木簡]]など)といった板状の器具を利用してきた。これらは'''タブレット'''と呼ばれ、この小片を持ち歩き、様々なものを記録し、あるいは他者に示して情報の共有を行ってきた。現代においては、形状の類似性から[[8ビットパソコン]]の時代から[[コンピュータ]]に関連する分野において、[[ポインティングデバイス]]のうち板状の形態のものが「タブレット」、あるいは操作するための専用の[[ペン]]を必要とすることから「[[ペンタブレット]]」と呼ばれている<ref>たとえばペンタブレットの大手[[ワコム]]は[http://www.wacom.co.jp/corporate/history.html 1986年1月に発売した“WT-460M”]を「小型ペンタブレット」と表現している</ref><ref>余事ではあるが、8ビットパソコンの時代には明確な名称としては使われておらず、たとえば[[日本電気]]の[[PC-6000シリーズ#PC-6001|PC-6001]](1981年発売)メーカー純正周辺機器の感圧式板状ポインティングデバイス“PC-6051”は製品種別としては[[デジタイザ]]、商品名としては「タッチパネル」と呼ばれていた</ref>。また「タブレット」とは呼ばれなかったにせよ、また当時の技術的限界もあってそれほど強力な処理能力を備えてはいなかったが、板状の筐体にディスプレイと操作を入力するためのボタンなどを備えた電子機器や、特殊な形態の[[パソコン]]としてのタッチパネルを備えた機器は存在していた([[#草創期のタブレット|後述]])。<br />
<br />
しかし2002年に板状[[筐体]]に[[パーソナルコンピュータ]](パソコン)の機能をすべて盛り込み[[オールインワン]]とした[[タブレットPC]]が発売され、「タブレット」の語はコンピュータ周辺機器としてのみならず、[[デスクトップパソコン]]や[[ノートパソコン]]のようなパソコンの一形態としても用いられるようになっていった。<!--{{要出典範囲|date=2013年8月|アップルの[[iPad]]が発売された2010年前後より、板状[[筐体]]の[[オールインワン]]コンピュータを指して「タブレット」の語がつかわれるようになっていった。}}-->この板状のコンピュータは、本体に[[CPU]]および[[記憶装置|メインメモリ]]や[[補助記憶装置]]といったコンピュータとしての主機能から、[[ディスプレイ (コンピュータ)|表示装置]]および[[タッチパネル]]といった[[ユーザインタフェース]]も組み合わせた[[携帯機器]]であるが、この当時は後述するような「特殊な用途向けパソコン」としての性格が強かった。しかし2010年に[[アップル (企業)|アップル]]から[[iPad]]が、さらにこれに続くように各社から高性能で様々に利用できるタブレット形態の[[携帯情報端末]]が一般向けに数多くリリースされ、一大市場を形成するに至った。これらは'''タブレットコンピュータ'''と呼ばれたり、[[インターネット]]を含む[[コンピュータネットワーク]]上のサービスを利用するための[[端末]]としての性格から'''タブレット端末'''とも呼ばれている。<br />
<br />
2011年以降、後述するような一大市場を形成するにいたったタブレットコンピュータは、板状の筐体の中に、コンピュータ本体、[[入力機器]]としてのタッチパネル(それに加えていくつかのボタン)、表示装置としてのディスプレイや[[スピーカー]]などが内蔵され、それ単体で情報処理能力、および直感的で操作しやすいインターフェイスや[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]を持ち、また必要に応じてユーザーが自由にアプリケーションを導入することで様々な利便を提供する。<br />
<br />
2016年現在では、既存のタブレットコンピュータにさらに付加価値を加えるべく[[ワンセグ]]や[[日本の地上デジタルテレビ放送|フルセグ]]受信機能といった[[テレビ受像機]]の機能や[[おサイフケータイ]]を含む様々な機能を追加した製品も発売されており、[[スマートフォン]]を大型化してタブレット端末との境界が曖昧化した[[ファブレット]]と呼ばれる製品も出回っている。<br />
<br />
=== タブレット端末元年 ===<br />
[[ファイル:Panasoniccfu1.jpg|thumb|業務用タブレットPC“Panasonic CF-U1”。[[:en:Rugged computer|ラグドコンピュータ]]と呼ばれるハードユースタイプ]]<br />
旧来より[[タブレットPC#タッチパネルPC|タッチパネルPC]]に代表される「特殊な用途向けのパーソナルコンピュータ」([[ポータブルデータターミナル]]など)が存在してはいたが、2010年ごろよりは[[iPad]]をはじめとして、後述するような一般向けの製品が登場し利用者数が一気に増加、さらに2011年には様々なメーカーから[[Android]]を搭載した製品もリリースされるようになり、同年は「タブレット端末元年」などとも呼ばれている<ref>[http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20110114/217953/?rt=nocnt タブレット端末元年] 日経ビジネスオンライン 2011年1月</ref>。<br />
<br />
こういった機器は、携帯に向く(少なくとも手に持って利用される)上で、薄型軽量である必要があるが、旧来では技術的限界からそれほど強力なコンピュータとすることは出来ず、先に挙げたタッチパネルPC(後の[[タブレットPC]])のように携帯性はあるが、重い上に極めて高価な製品(ビジネス用途でないと採算が取れない)であったり、[[Amazon Kindle]]([[電子書籍]]専用端末=[[電子ブックリーダ]])のように機能も用途も限定的であったり、あるいは[[スマートフォン]]などの小型携帯機器であるため画面が小さいなどの制約を有した。また[[電子手帳]]から[[携帯情報端末]](PDA)のように、慎ましいコンピュータに[[組み込みシステム]]で薄型筐体を実現させている例もあったが、機能的には限定的なものが主流だった。<br />
<br />
しかし2010年ごろから市場をにぎわせるようになっていったタブレット端末では、比較的大きい画面を備え、様々な処理が可能であり、またソフトウェア的な拡張性も高いものと位置づけられる。[[Google Chrome OS]] の開発においては、5 - 10[[インチ]]の[[ディスプレイ]]を持つ物と定義している<ref>[http://dev.chromium.org/chromium-os/user-experience/form-factors Form Factors Exploration(The Chromium Projects)]</ref>。この大きさは、[[紙の寸法]]では、A5 - A7にあたる。<br />
<br />
=== 市場の拡大 ===<br />
今日タブレット端末と呼ばれるものでは、[[インターネット]]端末として[[移動体通信]]サービスや[[無線LAN]]経由で接続し、様々な[[クラウドコンピューティング]]のサービスを受けられたり、それ単体で様々な[[アプリケーションソフトウェア]]を実行したり、あらかじめ[[オペレーティングシステム]]に組み込まれたり任意にインストールされたプレーヤーソフトウェアを介して[[デジタルメディアプレーヤー]]として利用できる製品がみられる。こういった用法は2008年に爆発的な流行を見せた[[ネットブック]]に重なるところであり、ネットブック、さらにはノートパソコンの市場を侵食している<ref>[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20120120_506286.html 笠原一輝のユビキタス情報局/ネットブック市場を侵食したARMのタブレット] PC Watch 2012年1月20日</ref><ref>[http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130114/its13011412270000-n1.htm 13年にノートPCを逆転か タブレット出荷予測] MSN産経ニュース、2013年1月14日</ref>。<br />
<br />
なお、iPadを始めとしたこういう製品が売れている背景として、従来には無かった新しい製品だという見方も存在する。これらは「必要ないのになぜ」とみなされながらも、ユーザーがその利用方法を探り、様々な分野で利用されているためで、玩具([[携帯型ゲーム|携帯型ゲーム機]]がわりなど)やテレビの代わりに([[動画共有サービス|動画サイト]]やストレージ内の[[動画]]ファイルなど)視聴するもの・医療機器・メモや授業の内容を書き留めるノートなど、きわめて広い範囲で利用されていることも指摘されている<ref>[http://wired.jp/wv/2011/04/26/タブレット:必要ないのになぜ売れる?/ タブレット:必要ないのになぜ売れる?] WIRED.jp 2011年4月</ref>。<br />
<br />
こういったタブレット端末の流行も追い風となって、先駆的な分野であるタブレットPCでも、[[ノートパソコン]]で進行するウルトラモバイルなど薄型筐体の製造技術を取り入れた、廉価で薄く軽い一般市場向けの製品も登場しており、これらも2012年初頭現在のパソコンショップ店頭を飾っている。<br />
<br />
なお、こういった薄型の端末は携帯性がよく、また無線LAN([[Wi-Fi]]など)の通信機能を標準的に備え、携帯機器向けの[[ARMアーキテクチャ]]を採用する機種ではノートパソコンと比べても[[モバイル]]環境として「バッテリーの持ちがよい」や「すぐ起動するなど即応性に優れる」などの利点もあって、[[モバイルブロードバンド]]など移動体通信との相性がよく、しばしば[[インセンティブ (携帯電話)|インセンティブ制度]]を導入しての端末や通信機器の価格を割り引いた販売もみられる。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
=== 草創期のタブレット ===<br />
[[:en:Pencept|Pencept]] PenPadや<ref>{{Citation<br />
| last= <br />
| first=<br />
| title = Users Manual for Penpad 320<br />
| publisher= Pencept, Inc.<br />
| pages= <br />
| date=June 15, 1984<br />
| url=http://ruetersward.com/pens/biblio85.html#Pencept84d<br />
| accessdate = }}</ref><ref>{{Citation<br />
| last= <br />
| first=<br />
| title = Software Control at the Stroke of a Pen<br />
| publisher= Pencept, Inc.<br />
| pages= <br />
| year=1985<br />
| url=http://www.open-video.org/details.php?videoid=8023&surrogate=storyboard<br />
| accessdate=May 21, 2009 }}</ref>CIC Handwriter<ref>{{Citation<br />
| last= <br />
| first=<br />
| title = Handwriter(R) GrafText(TM) System Model GT-5000<br />
| publisher= Communication Intelligence Corporation<br />
| pages= <br />
| date=January 15, 1985<br />
| url=http://ruetersward.com/pens/biblio85.html#CIC85<br />
| accessdate = }}</ref>などの初期のタブレット型コンピュータに続き、1989年9月に[[:en:GRiD Systems|GRiD Systems]]は世界初の市販タブレット・コンピュータである[[GRiDPad]]を発売した<ref>{{Citation<br />
| last=<br />
| first=<br />
| title = The BYTE Awards: GRiD System's GRiDPad<br />
| publisher= BYTE Magazine, Vol 15. No 1<br />
| page=285<br />
| date=January 12, 1990<br />
| url=http://ruetersward.com/pens/biblio90.html#GridPad90a<br />
| accessdate = }}</ref>。GRiDPadは[[サムスン]]によって製造された<ref>{{Cite web<br />
| title = DigiBarn Systems: GRiDpad Pen Computer<br />
| url = http://www.digibarn.com/collections/systems/gridpad/<br />
| website = www.digibarn.com<br />
| accessdate = 2015-11-16}}</ref>。これら三つのタブレットの[[オペレーティングシステム|OS]]はいずれも[[MS-DOS]]をベースにしていた。<br />
<br />
[[1990年]]には[[ソニー]]から世界初の[[電子ブックリーダー]]([[電子書籍]]閲覧用機器)機能を備えた[[電子辞書]]として「データディスクマン DD-1」が、1993年には[[日本電気|NEC]]から[[モノクローム|モノクロ]]液晶画面の「デジタルブックプレイヤー DB-P1」(1993年)のような実験的な製品が販売されていたが、DD-1はキーボードが実装されたもので、タブレットと呼べるものはDB-P1だったが、いずれも単発ないし短命の製品で終わっている。<br />
<br />
これらは[[テキストファイル]]を液晶画面に表示するようなもので、DD-1は内蔵[[CD-ROM|8cmCD-ROM]]ドライブから、DB-P1に至っては外付けの[[フロッピーディスク|3.5インチ・フロッピーディスクドライブ]]からデータを読み出して利用した<ref>{{PDFlink|[http://www.remus.dti.ne.jp/kojyo/pdf/denshibook.pdf 登場しては消えていった電子ブック]}}工場からの発信</ref>。なお電子辞書端末は、その後は記憶装置をCD-ROMから[[フラッシュメモリ]](および[[メモリカード]])に置き換えたものへと変化して行き、2010年代においても多機能化を続けながら市場を維持している。<br />
<br />
=== タブレットPCや関係する製品 ===<br />
{{Main|タブレットPC}}<br />
タブレット型のコンピューターは2002年よりMicrosoft社より[[Microsoft Windows XP#機能特化されたエディション|Microsoft Windows XP Tablet PC Edition]]を搭載したものが発売されたが、当時としてはまだデスクトップ機種よりも割高感が抜けきっていない、[[ノートPC]]一般に比べても高価格で、2002年末当時の価格で主に25万円以上<ref>[http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/11604.html インプレス・ケータイWatch] 2002年11月</ref><!--(新卒労働者の賃金1.5 - 2倍程度<ref>[http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/53-23.html 厚生労働省調べ]を参照</ref>)-->という水準であった。その為、[[ポータブルデータターミナル]]のような業務用途・ビジネス用途など限られた分野でしか普及しておらず、一般への浸透はごく限られたものだった。<br />
<br />
この当時、通信機能がある多機能型の携帯端末としては、ノートPCと[[フィーチャー・フォン|フィーチャーフォン]]が主流を占めており、既に爛熟期にあった[[携帯情報端末]]は通信機能がないなどPCの代用にはならなかった。また[[デジタルメディアプレーヤー]]のような機器は、まだ据え置き型の[[セットトップボックス]]のような機器があるだけで、携帯型のものは登場していなかった。そして、いずれの製品もタブレットの形態はしていなかった。<br />
<br />
=== 電子書籍・スマートフォンからの拡張 ===<br />
[[ファイル:Swipe X74S Halo Tablet PC.jpg|サムネイル|タブレットコンピュータの例:薄い板状のコンピュータが特徴。]]<br />
<br />
[[電子書籍]]閲覧用端末([[電子ブックリーダー]])としては、2003年に、[[パナソニック|松下電器産業]]のパナソニックシステムソリューションズが電子ブックプレーヤー「Σブック」が登場しているほかソニーの[[LIBRIe]](2004年)や[[Amazon Kindle]](Kindle・第一/第二世代)が2007年にリリースされているが、これらは主に専用形式の電子書籍データを閲覧することを目的とし、それ以外の機能は持たないか限定的だった。画面はモノクロであり、消費電力が少ないという利点こそあったが、今日のタブレット端末に比べ、非常に狭い機能に特化していた。<br />
<br />
2010年にはいり電子書籍の閲覧をメインとしながら機能を拡張した、第三世代Kindle([[デジタルオーディオプレーヤー]]として利用可能)やシャープの[[GALAPAGOS]](後に汎用Android端末化)が発売されている。同年には[[iPad]]が発売され、当初こそ[[iPod touch]]/[[iPhone]]の延長として[[iTunes Store]]をコンテンツホルダーに様々なコンテンツ([[音楽]]や[[動画]]/[[映画]]など)が楽しめる大画面[[デジタルメディアプレーヤー]]のような位置付けだったが、次第にユーザーを増やすとともに、[[App Store]]経由でリリースされるアプリケーション実行環境を備えたこの製品は、様々な利便性をユーザーに提供するタブレットコンピュータとしての地位を確立していった。<br />
<br />
ほぼ同時期には[[スマートフォン]]用に開発された、[[Android]]<ref>[http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100903_391461.html サムスン、7インチ液晶のAndroidタブレット「GALAXY Tab」]</ref>や[[BlackBerry|BlackBerry OS]]<ref>[http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100928_396546.html RIM、7インチディスプレイのタブレット端末「PlayBook」]</ref>を搭載したタブレット型の機器が相次いで発表、発売されるようになってきており、2011年にはこういった機器が多数リリースされるようになって、前述の「タブレット端末元年」の言葉に代表されるような、一大市場への成長が期待されている。<br />
<br />
== 製品群 ==<br />
2012年現在の時点においては、[[携帯電話]]のうち[[スマートフォン]]など携帯機器向けの[[オペレーティングシステム]](OS)を流用した製品と、パーソナルコンピュータ向けのOSを流用したものが見られる。<br />
=== OS ===<br />
以下にあげるのは、携帯機器向けのOSである。<br />
* [[Android]] - Android社を買収した[[Google]]が開発しているOS。[[Linuxカーネル]]や[[WebKit]]、[[Dalvik仮想マシン|Dalvik]]と呼ぶ独自の[[仮想マシン]]などで構成される。<br />
* [[BlackBerry|BlackBerry Tablet OS]] - 企業利用を念頭に、遠隔管理とアクセス、メッセージングに重点をおいたOS。<br />
* [[iOS (アップル)|iOS]] - [[アップル (企業)|アップル]]が開発した自社ハードウェア専用のOS。[[XNU]][[カーネル]]や[[Cocoa Touch]]、[[WebKit]]など[[macOS]]と共通する[[ソフトウェアコンポーネント|コンポーネント]]から構成されるが、UIは大きく異なり、バイナリ互換性はない。<br />
* [[Microsoft Windows RT]] - [[Microsoft Windows 8|Windows 8]]の[[ARMアーキテクチャ|ARM]]版という位置付けの製品だが、操作性やデータに互換性はあるものの、アプリケーション実行環境としての互換性に制約がある。同社のスマートフォン向けOSは別系列の[[Windows Phone]]であり、Windows RTはほぼタブレットに特化したOSといえる。<br />
<br />
=== 市場 ===<br />
2013年6月現在においても、同市場は急激な拡大の一途を辿っているが、一方で急成長と低価格競争から企業利益への悪影響も懸念されている<ref>[http://japan.zdnet.com/mobile/analysis/35033766/ タブレット市場が1〜3月に急成長--出荷と販売の乖離で在庫問題への懸念浮上 - ZDNet Japan]</ref>。<br />
<br />
これらは軽量省電力性を重視する市場傾向から[[ARMアーキテクチャ]]を採用した機種に偏るが、2013年初頭まで最大シェアを占めていたiOSを採用するiPad以外で主要なOSとなるAndroidタブレットは、複数メーカーから似通った製品が幾つかの同じような価格帯でリリースされる。なお2013年第1四半期にiOSを追い抜いて最大シェアを得たAndroid<ref>[http://ascii.jp/elem/000/000/785/785978/ ASCII.jp:世界タブレット市場は好調、アンドロイドがシェア逆転]</ref>を搭載した機種では、低価格帯の機種([[廉価版]])と中級機種と高級機種([[ハイエンド]])とに分かれる傾向があり、例えば日本において[[dtab]]が1万円未満であることなど一部の例外を除き、2万円から5万円程度で入手可能である。<br />
<br />
[[PC/AT互換機]]の延長にある[[パーソナルコンピュータ]]の[[コンピュータ・アーキテクチャ|アーキテクチャ]]を採用しWindows 8を搭載した機種もあるが、高密度実装などのコスト高から普及価格帯([[ローエンド]])に位置する基本性能のみ備えた[[ノートパソコン]]に比べて高額(7万円程度から10万円以上)となる。ただし、マイクロソフトが2014年5月に一定の条件を満たした製品に対して「Windows 8.1 with Bing」のライセンスを無償提供することを発表してからは、Androidの中級機種と同等の価格で販売される製品も登場している。<br />
<br />
Windows RT系列を搭載した機種の価格は、Androidハイエンドクラスの機種に近い価格帯で推移している。<br />
<!--具体的な製品の価格はいずれ古くなることを考えると必要性があるのか悩ましい--><br />
<!--WP:JPOV/WP:NOR(主要とみなす典拠に欠く)<br />
== 主要製品 ==<br />
* アップル・iPad<br />
* [[Google]]・[[Google Nexus|Nexus]] [[Nexus 7|7]]/[[Nexus 10|10]]<br />
* [[NTTドコモ]]・[[dtab]]<br />
* [[富士通]]・[[ARROWS (携帯電話)|ARROWS]]<br />
* 東芝・[[REGZA Tablet]]<br />
* ソニー・[[Xperia|Xperia Tablet]]<br />
他<br />
--><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
{{Commonscat|Tablet computers}}<br />
* [[タブレットPC]]<br />
* [[光iフレーム]]<br />
* [[デジタルフォトフレーム]]<br />
* [[電子ブックリーダー]]<br />
* [[スマートフォン]]<br />
* [[BYOD]]<br />
<br />
{{Computer sizes}}<br />
<br />
{{Computer-stub}}<br />
{{デフォルトソート:たふれつと}}<br />
[[Category:ポインティングデバイス]]<br />
[[Category:コンピュータの形態]]<br />
[[Category:タブレット型端末|*]]</div>
210.191.197.82
Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46