Warning : Undefined variable $type in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php on line 3 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/json/FormatJson.php on line 297 Warning : Trying to access array offset on value of type bool in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 660 Warning : session_name(): Session name cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 834 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 126 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 127 Warning : session_cache_limiter(): Session cache limiter cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 133 Warning : session_set_save_handler(): Session save handler cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 140 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/languages/LanguageConverter.php on line 773 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 294 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 300 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46
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miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-05-25T11:53:11Z
利用者の投稿記録
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テコンドー
2018-07-28T00:07:18Z
<p>2001:BC8:4700:2300:0:0:11:C07: </p>
<hr />
<div>{{Infobox_武道・武術<br />
|読み =テコンドー<br />
|画像名 = Taekwondo Fight 01.jpg<br />
|画像サイズ = 300px<br />
|画像説明 = [[世界テコンドー連盟|WT]] テコンドーの[[スパーリング]]競技<br />
|別名 = 跆拳道<br />
|競技形式 = 一対一対戦<br />
|使用武器 =なし<br />
|発生国 = {{flag|韓国}}<br />
|発生年 = <br />
|源流 = [[松濤館流|松涛館空手]]<br />
|流派 = WTF, ITF<br />
|派生種目 =<br />
|主要技術 = 蹴り(突きも一部認められる)<br />
|オリンピック = あり ([[2000年]] - )<br />
|公式ウェブサイト =<br />
}}<br />
{{韓国の事物|<br />
title = テコンドー|<br />
alphabet-type = [[文化観光部2000年式|2000年式]]：<br />[[マッキューン＝ライシャワー式|MR式]]：<br />[[英語]] |<br />
alphabet = Taegwondo<br />T'aekwŏndo<br />Taekwondo, Taekwon-Do |<br />
hangeul =태권도 |<br />
hanja = 跆拳道|<br />
katakana = テックォンド |<br />
hiragana = たいけんどう |<br />
}}<br />
<br />
'''テコンドー'''または'''跆拳道'''（たいけんどう）は、[[韓国]]で創始された[[スポーツ]]・[[格闘技]]の一種である。「跆拳道」の「跆」は、踏む・跳ぶ・蹴る等の足技、「拳」は突く、叩く、受ける等の手技、「道」は[[武道]]を意味する。2016年の時点では世界206ヶ国に普及しており、競技人口は7000万人を数える<ref>[http://www.ajta.or.jp/taekwondo/history/ テコンドー発展の歩み] - AJTA 全日本テコンドー協会</ref>。[[大韓民国]]の[[国技]]となっている。<br />
<br />
== 概説 ==<br />
テコンドーとは、[[日本]]の[[松濤館流|松涛館空手]]をルーツとしており、発達してきた過程には「伝統」と「スポーツ」の2つの側面がある。これらはいずれも不可欠であり、その境界線はしばしば曖昧でもある。<br />
* 「伝統としてのテコンドー」は、[[1950年代]]から[[1960年代]]にかけて韓国の軍隊で定着化した格闘技としての部分や、韓国の歴史に因んだ名称や象徴を多く持つ「[[#型|型]]」に見られる。<br />
* 「スポーツとしてのテコンドー」は、[[1950年代]]以降の数十年の間に確立された現代的な部分、すなわちスピード性や（オリンピックのスパーリングにあるような）競技性に見られる。<br />
<br />
[[国際テコンドー連盟|ITF]]と[[世界テコンドー連盟|WTF]]、の2つの系統や、派生団体の間には教義・技術面での違いこそあるが、脚力と脚のリーチを生かした移動姿勢からの蹴り技に重点が置かれている点は共通している。最も明確に両団体の違いを見て取れるのは、競技としてのスタイルとルールの違いである。テコンドーのトレーニングでは主として防御、蹴り、突き、手刀を身に着ける。一部の道場や教室では、ハプキドーやハンムドーといった護身術も指導されている。<br />
<br />
具体的な競技人口は1980年代末の時点でITFに約1,500万人、WTFに約3,000万人の合計、約4,500万人である<ref name=iwakami>[[岩上安身]]著[http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/korea3.htm 世界を席巻するか"テコンドー"]{{リンク切れ|date=March 2018}}「スポーツ批評 4」窓社 1987年</ref>。アメリカなどでは「KARATE」の看板が掲げられていても、実際に道場に入ってみると韓国国旗を掲げて、テコンドーをしているというケースにジャーナリストの[[岩上安身]]も遭遇しており、実際の競技人口は公称よりも多いという<ref name=iwakami/>。日本テコンドー協会（WTF系）の島田明男によると東洋の武道の中で最初に欧米に渡ったのが空手であるため、東洋の格闘技＝空手のイメージが強く、テコンドーを教えていながらも空手を名乗っている道場が多くあるという<ref name=iwakami/>。テコンドーがアメリカに入ったのは1960年代で、その後急速に普及していき、島田が渡米してテコンドーと出会った時点での普及率は約50%、現在（1987年時点）では全米の武道人口のうち70%をテコンドーが占めているという<ref name=iwakami/>。<br />
また、島田は自身がテコンドーの前に空手をしていた経験から武道としての実戦性をみれば日本の空手は凄まじいものがあるが、テコンドーを実戦性で空手などの日本の武道と比較する意味はなく、テコンドーは純然たるスポーツ競技だと述べている<ref name=iwakami/>。<br />
ITF系は初期のテコンドーを受け継いでおり武道としての色彩が濃いが、WTF系は、オリンピック競技化を明確な目標として実戦性を犠牲にしてでもスポーツとしての面白さ、分かりやすさを追求していった<ref name=iwakami/>。また、当時、普及度において先行していた空手が[[国際オリンピック委員会|IOC]]（国際オリンピック委員会）に承認されれば類似するテコンドーのオリンピック競技化は困難となるため、韓国はテコンドーのスポーツ化をすすめると同時に国家的なバックアップのもと、指導者と選手を育成して海外普及に努めた<ref name=iwakami/>。その結果、1970年の時点で統一組織をつくり、世界大会を開催していた空手を追い上げ、73年に世界大会を開催、80年にはIOCに加盟し、86年のアジア大会で空手に先んじて正式競技となり、88年の[[ソウルオリンピック]]ではオープン種目として採用されることになった<ref name=iwakami/>。<br />
「武道としての実戦性を犠牲にしても、スポーツとしてのわかりやすさ、面白さを追い求めていった韓国の戦略が、伝統に固執する日本の空手を引き離してしまった」と岩上は結論付けている<ref name=iwakami/>。<br />
<br />
== 歴史 ==<br />
[[1955年]][[4月11日]]、「テコンドー」という名称は[[崔泓熙]]（チェ・ホンヒ） が[[日本]]留学中に学んだ[[松濤館流|松涛館]][[空手道|空手]]を元に独自の工夫を加えて、正式に命名された<ref>[http://www.tkd-itf.org/pub_web/ver_eng/TKD_history.html International Taekwon-Do Federation Taekwon-Do History]{{リンク切れ|url=http://www.tkd-itf.org/pub_web/ver_eng/TKD_history.html|date=March 2018}}</ref>。<br />
<br />
===「テコンドー」命名以前 ===<br />
[[1940年代]]中盤の[[朝鮮半島]]では[[韓国併合]]後に日本から伝わった[[空手道|空手]]が「コンスドー（[[空手道]]）」、「タンスドー（唐手道）」などの呼称で普及しはじめた。当時の主な道場勢力は以下の通りである。<br />
<br />
*青涛館（[[1944年]] - ）<br />
*:初代館長は李元国（イ・ウォングク）で、日本留学中に松武館の盧秉直とともに[[松濤館流|松濤館]]へ入門、[[船越義珍]]に師事。[[朝鮮戦争]]勃発時、軍の召集を拒み日本へ密航した。青涛館の分館として4つの道場が派生した。<br />
<br />
:*吾道館<br />
::館長は[[崔泓熙]]（チェ・ホンヒ）陸軍少将。軍隊内でその教義を広め、民間道場とは一線を画していた。「テコンドー」の名称が決まるまでは自らの[[雅号]]「蒼軒」に因んで「蒼軒流唐手」と称していた。[[ベトナム戦争]]時は657名のテコンドー師範を同地に派遣した。<br />
<br />
:*国武館<br />
<br />
:*正道館 <br />
<br />
:*青龍館<br />
<br />
*松武館（[[1946年]] - ）<br />
*:館長は盧秉直（ノ・ピョンジク）。日本留学中に青涛館の李元国とともに[[松濤館流|松濤館]]へ入門、[[船越義珍]]に師事。後に大韓テコンドー協会の第5代会長に就任。<br />
<br />
*朝鮮研武館空手道部 / 智道館（[[1946年]] - [[1967年]]）<br />
*:館長は田祥燮（チョン・サンソプ）。柔道道場内に発生。後年、智道館に改称。<br />
<br />
*YMCA拳法部 / 彰武館（[[1946年]] - ）<br />
*:館長は尹炳仁（ユン・ピョンイン）。後に智道館と親交を深める。後年、彰武館に改称。この分館として講徳院、韓武館等がある。<br />
<br />
*武徳館<br />
*:館長は黄琦（ファン・ギ）。鉄道局内のクラブとして発生。黄琦は[[南満州]]で[[中国武術]]を学んだとしている。後に「[[手搏|手搏道]]（スバクドー）」の名称で普及、大韓[[手搏|手搏道]]会の前身にあたる。<br />
<br />
=== 「テコンドー」命名 === <br />
[[1950年代]]、韓国内の武道団体統治の動きは武道自体の名称統合の流れを生み、「テコンドー」が命名される。国政の動乱の中で一度は解体されるも、命名者[[崔泓熙]]の活動により復活を果たす。<br />
<br />
*[[1950年]] - [[朝鮮戦争]]が勃発。臨時首都のあった[[釜山広域市|釜山]]で「大韓空手道協会」が創立される。中央審査委員の資格が付与されないことを理由に、武徳館館長の黄琦と青涛館館長の孫徳成（ソン・トクソン）が脱退。<br />
*[[1953年]] - 黄琦、「大韓唐手道協会」を独自に発足。<br />
*[[1954年]] - [[崔泓熙]]陸軍少将を含む第29歩兵部隊が[[李承晩]]大統領の前で演武を行う。空手を知らない大統領は[[テッキョン]]と断定したままこれを賞賛、軍内での普及を宣言。崔泓熙は反日の立場を取る大統領に向かって日本の武道である空手とは言えず、またテッキョンとも違うことから自らが創始した武道であると伝える。<br />
これは当時の軍国・民族主義的風潮への配慮（空手が日本を想起させる、現在に至る反日教育下）もあったため名目上テッキョンの名前を利用した。武道としては空手の派生であるとされる。<br />
*[[1954年]]12月 - 崔泓熙、自らが訓練してきた武道の名称を「テコンドー（跆拳道）」に決定。<br />
*[[1955年]][[4月11日]] - 崔泓熙が名称制定委員会を招集、テコンドーの名称が[[李承晩]]大統領によって公式に認定される。<br />
*[[1959年]][[9月3日]] - 崔泓熙、大韓空手道協会を「大韓テコンドー協会」に改称。<br />
*[[1960年]] - [[李承晩]]大統領が経済政策に失敗し、[[四月革命 (韓国)|4·19革命]]で国外に追われる。黄琦、大韓唐手道協会を「大韓[[手搏|手搏道]]会」へと改称、[[大韓民国教育科学技術部|大韓民国文教部]]体育会への登録を果たす。<br />
*[[1961年]] - 崔泓熙の後輩にあたる[[朴正煕]]らによって引き起こされた[[5・16軍事クーデター|5·16軍事クーデター]]後、政権が[[朴正煕]]が率いる[[国家再建最高会議]]に掌握される。新政権樹立後、以前の[[大韓民国教育科学技術部|文教部]]登録が無効となり、[[国家再建最高会議]]が団体の[[大韓民国教育科学技術部|文教部]]への再登録を求めたことから再び統一名称問題が持ち上がる。<br />
*[[1961年]]9月 - 名称統合会議が開催され、テコンドーの「跆（テ）」と[[空手道|空手]]の「手（ス）」を繋いだ「跆手道（テスドー）」という名称に決定。組織名は「大韓テスドー協会」に改称される。<br />
*[[1962年]] - [[蔡命新]][[中将]]が初代大韓テスドー協会会長に就任。黄琦、智道館の尹快炳（ユン・ケビョン）を伴い、大韓テスドー協会から正式に脱退。崔泓熙、軍職を解かれ[[マレーシア]]初代韓国大使に任命される。<br />
*[[1964年]] - 韓国に帰国した崔泓熙は大韓テスドー協会の会長に就任。テコンドーの名を復活させる活動を開始。<br />
*[[1965年]] - 崔泓熙、英文によるテコンドーの教本を発刊。<br />
*[[1965年]][[3月18日]] - 崔泓熙、統合宣言式を開催し「大韓テコンドー協会」を主張。式には黄琦も参加したが統合の無効を主張、独自に「大韓[[手搏|手搏道]]会」を活動させる。<br />
*[[1965年]][[8月5日]] -大韓テスドー協会、「大韓テコンドー協会」に改称される。<br />
<br />
=== 系統の分岐 ===<br />
再び会長職についた[[崔泓熙]]も1年あまりでその地位を退き、新たに創立された[[国際テコンドー連盟]] (ITF) の総裁に就任。一方、大韓テコンドー協会は韓国国技を担う位置付けを獲得していく。こうしてテコンドーは2つの系統に分かれて発展していくことになる。<br />
<br />
*[[1966年]] - 崔泓熙、大韓テコンドー協会会長を理事らによる不信任によって退陣。第5代会長に松武館館長の盧秉直（ノ・ピョンジク）が就任。同年、韓国、アメリカ、西ドイツ、イタリアなど9カ国の組織の承認を得て、[[国際テコンドー連盟]]（ITF）が創設され、総裁に崔泓熙が就任。式典はソウルの朝鮮ホテルで行われた。<br />
*[[1967年]] - [[朴正煕]]大統領の意思の下、大統領警護室補佐官の金容彩が大韓テコンドー協会の第6代会長に就任。<br />
*[[1968年]] - 大韓[[手搏|手搏道]]会、ソウルで第1回世界大会を開催。<br />
*[[1971年]] - [[朴正煕]]大統領により、テコンドーが国技の[[揮毫]]を受ける。<br />
*[[1973年]] - 世界テコンドー本部総本部道場[[国技院]]が開館。同年、崔泓熙が[[カナダ]]へ亡命、その際[[国際テコンドー連盟|ITF]]本部を[[トロント]]へと変更し、これを受けて韓国が独自に[[世界テコンドー連盟]] (WTF)を設立。<br />
*[[1973年]]5月 - [[世界テコンドー連盟|WTF]]、ソウルで第1回世界大会を開催。<br />
*[[1974年]]10月 - [[国際テコンドー連盟|ITF]]、[[カナダ]]・[[モントリオール]]で第1回世界大会を開催。<br />
*[[1980年]]10月 - [[国際テコンドー連盟|ITF]]テコンドーが[[北朝鮮]]へ普及開始、これを機に旧東側諸国への普及が本格化する。<br />
<br />
=== オリンピック競技化 ===<br />
[[1970年代]]に韓国国技の位置付けを確立した[[世界テコンドー連盟|WTF]]テコンドーは、[[1980年代]]に入り[[オリンピック競技]]化への一途を辿ることとなった。<br />
<br />
*[[1980年]] - 第83回[[国際オリンピック委員会|IOC]]総会で[[世界テコンドー連盟]] (WTF) とテコンドー種目が承認された。<br />
*[[1986年]] - [[世界テコンドー連盟|WTF]]テコンドー、[[アジア競技大会]]の正式競技種目として採用され実施される。<br />
*[[1987年]] - [[世界テコンドー連盟|WTF]]テコンドー、[[ソウルオリンピック]]の[[オリンピック公開競技|公開競技]]種目に決定。<br />
*[[1988年]] - [[世界テコンドー連盟|WTF]]テコンドー、[[ソウルオリンピック]]で公開競技種目として実施される。<br />
*[[1992年]] - [[世界テコンドー連盟|WTF]]テコンドー、[[バルセロナオリンピック]]で公開競技種目として実施される。<br />
*[[1994年]] - [[世界テコンドー連盟|WTF]]テコンドー、[[シドニーオリンピック]]の正式競技種目に決定。<br />
*[[2000年]] - [[世界テコンドー連盟|WTF]]テコンドー、[[シドニーオリンピック]]で正式競技種目として実施される。<br />
<br />
=== 近年 ===<br />
*[[2002年]] - [[崔泓熙]]没（84歳）。没後、ITFが3つの後継グループに分裂。<br />
*[[2004年]]11月 - [[国際テコンドー連盟|ITF]]、[[アメリカ合衆国]]・[[オーランド]]で第1回ワールドカップを開催。<br />
<br />
== 団体 ==<br />
テコンドーの主要団体として、[[国際テコンドー連盟|ITF]]と、[[世界テコンドー連盟|WTF]] の2つがあり、異なるシステム（級位・段位等）とスタイル（技、型、試合ルール等）を持っている。また、特に欧米ではいずれかにルーツを持ちながら独自に派生した新興団体も一部存在する。<br />
<br />
=== ITF ===<br />
[[Image:ITF_Taekwondo_Sparring_Gear.jpg|thumb|200px|ITF の代表的なスタイルの防具]]<br />
[[国際テコンドー連盟]] (International Taekwon-Do Federation) は、[[1966年]][[3月22日]]に9ヶ国の承認を受けて韓国の[[ソウル特別市|ソウル]]で発足し、初代総裁は[[崔泓熙]]が務めた。[[コンタクトスポーツ#セミコンタクト|ライトコンタクト]]制のルールで、下段攻撃は禁止されているが顔面への拳攻撃は許容されている。防具は手足のみに着用し、ベースとなった[[空手]]により近い。<br />
<br />
[[1974年]]10月、ITF第1回世界大会開催（[[カナダ]]・[[モントリオール]]）。以後、2009年まで16回の世界大会を開催。<br />
<br />
[[2002年]]、初代総裁の崔泓熙没後、ITFは'''トラン・クァン派'''、'''張雄派'''、'''崔重華派'''の3派に分裂。<br />
<br />
2010年、2010年ハイチ震災でトラン・クァン派ITF総裁没後、新総裁に副総裁であった9段師聖パブロ・トラステンバーグ（アルゼンチン国籍）が選出された。<br />
<br />
2015年、張雄派のITF総裁に朝鮮テコンドー委員会副委員長リ・ヨンソンが選出された。<br />
<br />
===ITF三派===<br />
====崔重華派====<br />
初代総裁崔泓熙が生前、越権行為を理由に除名した息子の崔重華（チェジュンファ/カナダ国籍）を総裁とする派閥。後に韓国派とに分裂。3派後継団体中その大会規模は小規模傾向にある。（2010年現在）<br />
<br />
====張雄派====<br />
崔泓熙が故郷の地であった朝鮮で死去後、その「遺言」を根拠に臨時特別総会をもって選出された朝鮮国籍のIOC理事である張雄（チャンウン）を総裁とする派閥。WTFとの統合案が暗礁に乗りあがり、旧来の南系師範が離脱している。大会開催国の傾向として旧東側諸国が目立つ。<br />
<br />
====トラン派 ====<br />
朝鮮での張雄（チャンウン）の総裁選出方法がITF憲章違反であるとし、従来の定期総会をもって選出された8段師賢トラン・トリュウ・クァン（カナダ国籍）を総裁とする派閥。3派後継団体中その大会規模が最も大きく大会開催国の傾向として欧米旧西側諸国に集中。（2016年現在）<br />
<br />
=== WTF ===<br />
[[Image:Proteccionestkd.JPG|thumb|200px|WTF の公式防具 (胴、上腕、脛部用)]]<br />
<br />
[[世界テコンドー連盟]] (World Taekwondo Federation) は、[[1973年]][[5月28日]]に[[韓国]][[国技院]]でおこなわれた設立会議を以って設立。限定[[コンタクトスポーツ#フルコンタクト|フルコンタクト]]制のルールだが、防具は手足のみならず頭部、胴部にも着用する等安全性が考慮され、よりスポーツ性が高い。また、下段攻撃（[[ローキック]]等）や顔面への拳攻撃は禁止されており、連続の突きは点数にならないなど、より蹴り技に重点が置かれている。「足のボクシング」とも形容される<ref>{{cite | title = テコンドーという競技 | author = 社団法人全日本テコンドー協会 | url = http://www.ajta.gr.jp/taekwondo/index.html| publisher = | quote = }}{{リンク切れ|date=March 2018}}</ref>。<br />
<br />
オリンピック正式種目になっているのは[[スパーリング]]競技（キョルギ）のみだが、世界選手権では[[型]]（プムセ; 品勢）、[[試割]]（キョッパ; 撃破）等の種目もおこなわれている。<br />
<br />
=== 日本における主要団体 ===<br />
日本国内での主要団体として、WTF の[[全日本テコンドー協会]](AJTA)、[[全日本テコンドー連盟]](AJTF)、ITFの（社）日本ITFテコンドー協会と北朝鮮派の日本国際テコンドー協会、他に分裂を繰り返す小規模団体（いずれも略称ITF-JAPANを使用)が存在し、また日本の ITF から派生した [[日本テコンドー協会]](JTA)が存在する。<br />
<br />
====WTF====<br />
* [[1999年]] - 日本の主力WTF団体間の吸収合併がおこなわれるなど、主要な団体間での協力体制が樹立された。<br />
* [[2004年]] - 日本の主力WTF団体が2勢力に分裂。<br />
* [[2005年]] - [[全日本テコンドー協会|社団法人全日本テコンドー協会]](AJTA)が設立。<br />
* [[2006年]] - 日本のWTF団体の統合が進む。<br />
* [[2014年]] - 福島や熊本など現執行と対立するテコンドー協会が一般社団法人全日本テコンドー連盟（AJTF）を新設。<br />
<br />
====ITF====<br />
* [[1982年]] - 総裁崔泓熙が師範パク・チョンテをカナダから日本に派遣、東京府中市に初のITFテコンドー府中道場が誕生し、日本の普及が開始される。<br />
* [[1983年]][[7月4日]] - [[国際テコンドー連盟 | ITF]] より認可を受け、日本国際テコンドー協会(JITF、初代会長全鎮植)が設立。<br />
* [[2001年]] - 日本国際テコンドー協会から[[日本テコンドー協会]](JTA)が派生・独立。「[[コンタクトスポーツ#フルコンタクト|フルコンタクト]]・テコンドー」を掲げ、独自に発展した。<br />
* [[2004年]] - ITFが3つに分裂した後、これに伴い日本のITFも分裂。分裂後に設立された団体は、(社）日本ITFテコンドー協会（トラン派）、国際テコンドー連盟日本協会（チェジュンファ派）。その後、四分五裂し小規模化を余儀なくされている。<br />
<br />
== 主な選手 ==<br />
※引退もしくは他競技に転向した人物も含む。<br />
<br />
=== WTF ===<br />
* [[岡本依子]] <br />
*: 四段。[[シドニーオリンピック]]・女子67キロ級銅メダリスト。シドニー〜[[北京オリンピック]]まで3大会連続出場。<br />
* [[笠原江梨香]] <br />
*: [[2010年アジア競技大会]]・女子49キロ級銀メダリスト。[[ロンドンオリンピック (2012年)|ロンドンオリンピック]]・同級日本代表。[[大東文化大学テコンドー部]]出身。<br />
* [[濱田真由]]<br />
*: ロンドンオリンピック・女子57キロ級5位。2015年[[世界テコンドー選手権大会]]・同級金メダリスト。<br />
<br />
=== ITF ===<br />
* [[金省徳]]（キム・ソンドク）<br />
*: 七段。1990年の世界選手権ミドル級準優勝、1990年～92年にかけ、全日本テコンドー選手権大会・ミドル級3連覇、（他国内外にて入賞多数）。<br />
* [[尾崎圭司]]<br />
*: 三段。2000〜2002全日本大学テコンドー選手権大会・フルコンタクト無差別級優勝。[[神奈川大学]]テコンドー部出身。後に「[[K-1]]」や「[[Krush]]」などの立ち技[[格闘技]]にも参戦。<br />
* [[厳斗一]]（オム・ドゥイル）<br />
*: 五段。1988年世界テコンドー選手権大会・団体型の部金メダリスト、2001年全日本テコンドー選手権大会・ライト級優勝（他多数）。<br />
* [[朴禎賢]]（パク・チョンヒョン）<br />
*: 六段。1991年全日本テコンドー選手権大会・マイクロ級優勝、2012年ITF世界ベテラン・テコンドー選手権大会・64キロ級優勝（他多数）。<br />
* [[黄秀一]]（ファン・スイル）<br />
*: 七段。1992年世界テコンドー選手権大会・ライト級優勝、2010年ITF世界ベテラン・テコンドー選手権大会・ライト級優勝（他多数）。<br />
<br />
=== その他の人物 ===<br />
* [[大谷主水]]<br />
*: [[俳優]]、[[モデル (職業)|モデル]]。2003年テコンドー世界選手権日本代表。大東文化大学テコンドー部出身。<br />
* [[尾辻かな子]]<br />
*: [[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]][[衆議院議員]]、元[[大阪府議会]]議員、元[[参議院議員]]。[[同志社大学]]テコンドー同好会（現:テコンドー部）出身。<br />
* [[山路藍]]<br />
*: [[競輪選手]]、[[タレント]]。2006年世界学生テコンドー選手権大会・フライ級3位、[[2006年アジア競技大会]]・同級5位。<br />
<br />
== 型 ==<br />
テコンドーには[[空手]]と同様に「[[型]]」がある。[[国際テコンドー連盟|ITF]]の型は「トゥル」、[[世界テコンドー連盟|WTF]]の型は「プムセ（品勢）」と呼ばれる。<br />
<br />
===ITF===<br />
[[国際テコンドー連盟|ITF]]には24の型（トゥル）があり、その名称は、朝鮮半島の歴史や神話の人物に因んだものとなっている。「[[正弦波 |サインウェーブ]]」と呼ばれる、移動時に上下に波打つ独特の動作が特徴。<br />
<br />
* 9級〜1級 - 天地（チョンジ）、檀君（タングン）、島山（トサン）、元曉（ウォニョ）、栗谷（ユルゴク）、[[安重根|重根]]（チュングン）、退渓（テェゲ）、花郎（ファラン）、忠武（チュンム）<br />
* 初段から - 廣開（クワンゲ）、圃隠（ポウン）、階伯（ケベク）、義菴（ウィアム）、忠壮（チュンジャン）、主体（チュチェ）、三一（サミル）、庾信（ユシン）、崔瑩（チェヨン）、淵蓋（ヨンゲ）、乙支（ウルチ）、文武（ムンム）、西山（ソサン）、世宗（セジョン）、統一（トンイル）<br />
<br />
===WTF===<br />
[[世界テコンドー連盟|WTF]]の型（プムセ）には、章立てされた「太極（テグ）」や、韓国の地名に因んだ名称を持つ「高麗（コリョ）」「金剛（クムガン）」などがあり、[[国技院]]による統一教本に準じて標準化されている。<br />
<br />
* 8級〜1級 - 太極 1章〜8章 = （八卦の型）<br />
* 初段から - 高麗（コリョ）、金剛（クムガン）、太白（テベク）、平原（ピョンウォン）、十進（シップシン）、地跆（チテ）、天拳（チョンゴン）、漢水（ハンス）、一如（イルリョ）<br />
<br />
== オリンピック競技テコンドー ==<br />
{{See also|オリンピックテコンドー競技}}<br />
[[Image:Taekwondo_pictogram.svg|thumb|180px|[[オリンピックテコンドー競技]]の[[ピクトグラム]]]]<br />
<br />
[[2000年]]の[[シドニーオリンピックにおけるテコンドー競技|シドニーオリンピック]]で[[世界テコンドー連盟|WTF]]テコンドーが正式競技種目として採用された際、競技開催上の変更・制約が適用された。<br />
<br />
* 階級の集約。本来、WTFテコンドーには男女それぞれ8階級存在するが、それぞれ4階級（男女あわせて8階級）に集約された。<br />
* 国ごとの出場枠の設定。1ヶ国の代表選手数は男女それぞれ2名までに制約された。その結果、韓国がメダルを独占していた状況から転じて、多彩な国々がメダルを獲得することとなった。オリンピックでこのように国ごとの出場枠が設定されている競技はテコンドーのみである。なお、2016年のリオデジャネイロオリンピックからは派遣可能な人数は最大5名となった。<br />
<br />
== 起源 ==<br />
テコンドーの源流には日本の空手がある。創始者である崔泓熙は[[松涛館]][[空手]]を学んでテコンドーを創始したとしている。また、韓国の[[国技院]]副院長はテコンドーは空手から派生したものであり、蹴りを主眼に置いて競技化したことで空手との差別化を図ったとしている。<ref>{{cite | title = 李ゾンウ国技院副院長、「テコンドーの歴史」衝撃告白! | author = dongA.com 新東亜 | url = http://shindonga.donga.com/docs/magazine/shin/2004/10/27/200410270500063/200410270500063_1.html |<br />
publisher = [[東亜日報]] | date = 2004-10-27 | accessdate=2010-02-04 | quote = 中国から日本へ入り、日本が改良して韓国へ入ってきた。テコンドーは空手の変形である。}}</ref><ref>{{cite | title = 李ゾンウ国技院副院長、「テコンドーの歴史」衝撃告白!| author = dongA.com 新東亜 | url= http://shindonga.donga.com/docs/magazine/shin/2004/10/27/200410270500063/200410270500063_1.html | publisher = [[東亜日報]] | date = 2004-10-27 | accessdate=2010-02-04 | quote = 空手から派生したテコンドーだが、蹴りを主眼に置いて競技化したことで、型や手動作に重きを置いた空手の陰から脱した}}</ref>。<br />
<br />
テコンドーの起源を韓国の古武術[[テッキョン]]に求める見方もあったが、韓国の伝統武術として普及させることを名目に宣伝されてきた経緯に依るところがある。<ref>{{cite | title = 李ゾンウ国技院副院長、「テコンドーの歴史」衝撃告白! | author = dongA.com 新東亜 | url = http://shindonga.donga.com/docs/magazine/shin/2004/10/27/200410270500063/200410270500063_1.html |<br />
publisher = [[東亜日報]] | date = 2004-10-27 | accessdate=2010-02-04 | quote = 私も創始期にはテコンドーの起源を[[テッキョン]]として本を執筆したことがあるが、海外に普及させる過程で昔からあった韓国の伝統武術だとすれば名分が立つからである。}}</ref>。[[李氏朝鮮]]時代には[[弓 (武器)|弓]]は盛んだったものの、文尊武卑体制化により武は軽視されており<ref>{{cite | title = Problems in the Identity and Philosophy of Taegwondo and Their Historical Causes | author = Dr. Steven D. Capener PhD | url = http://assets.teamusa.org/assets/documents/attached_file/filename/5008/HistoryofTaekwondo.pdf| publisher = Korean Journal| year=1995|accessdate=2010-02-04 |quote = during the last half of the Choson dynasty, physical activity, especially of a martial nature, became all object of scorn and a sign of low breeding as seen in the royal court attitude of valuing learning and disregarding martial skill.}}</ref>、テコンドーの前身となる武道の普及が活性化した[[1940年代]]中盤の[[朝鮮半島]]に独自の武術が残っていたという裏付けはない。<br />
<br />
== テコンドーを扱った作品 ==<br />
=== 漫画 ===<br />
*『[[テコンダー朴]]』 - [[スレッド (雑誌)]]に連載されていた物に続編を加筆して単行本にした。ITFテコンドーを揶揄した内容で、ネットで勇名を博す。[[白正男]] 作、[[山戸大輔]] 画、[[青林堂]]、2015年7月、ISBN 978-4792605261。<br />
<br />
=== テレビ番組 ===<br />
* [[朝鮮中央テレビ]]では、毎週[[日曜日]]、'''民族の正統武道・テコンドー'''というシリーズ番組が放映される。<br />
<br />
=== 映画 ===<br />
*『[[テコンV]]』 - [[1976年]]から韓国で劇場公開された[[ロボットアニメ]]シリーズ。主人公がテコンドーの世界チャンピオンという設定で、彼が乗り込む巨大ロボット「テコンV」もまたテコンドーの技を駆使して戦う。日本の『[[マジンガーZ]]』に酷似していると言われている。<br />
*『The Kick』 - [[2011年]]公開の韓国・[[タイ王国|タイ]]合作映画で、邦題は『[[チョコレート・バトラー]]』。ただし、日本では劇場未公開。WTFテコンドーが題材に扱われた。<br />
*『テコンドー魂 〜Rebirth〜』 - [[2014年]]公開の日本映画で、日本国内では初の本格テコンドー映画。ITFテコンドーの全面協力によりアクション内容が作成された。主演俳優の[[井上正大]]は、元々前述の朴禎賢に師事したITFテコンドーの有段者であり、撮影にあたっては共演者も同様にテコンドーの指導を受けている。冒頭の大会試合の場面は、実際の全日本大会会場でロケが行われ、黄秀一などの技術指導関係者も[[エキストラ]]として参加している。<br />
<br />
=== テレビゲーム ===<br />
*『[[テコンドー (ヒューマン)|テコンドー]]』 - [[1994年]]に[[ヒューマン (ゲーム会社)|ヒューマン]]から発売された、[[スーパーファミコン]]用ゲームソフト。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
{{reflist|2}}<br />
<br />
== 関連記事 ==<br />
*[[世界テコンドー連盟]](WTF)<br />
*[[国際テコンドー連盟]](ITF)<br />
*[[オリンピックテコンドー競技]]<br />
*[[アジア競技大会テコンドー競技]]<br />
*[[プロテコンドー]]<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
{{commons&cat|Taekwondo}}<br />
* [http://wtf.org/ World Taekwondo Federation] (英語)<br />
* [http://www.tkd-itf.org/ International Taekwon-Do Federation] (英語)<br />
* [http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/CU/CU_JA_2_3_1_1.jsp テコンドー紹介 | 韓国観光公社公式サイト]<br />
<br />
{{武道・武術}}<br />
{{Authority control}}<br />
{{DEFAULTSORT:てこんとお}}<br />
[[Category:テコンドー|*]]<br />
[[Category:オリンピック競技]]<br />
[[Category:韓国の文化]]<br />
[[Category:韓国のスポーツ]]</div>
2001:BC8:4700:2300:0:0:11:C07
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