Warning : Undefined variable $type in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php on line 3 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/json/FormatJson.php on line 297 Warning : Trying to access array offset on value of type bool in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 660 Warning : session_name(): Session name cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Setup.php on line 834 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 126 Warning : ini_set(): Session ini settings cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 127 Warning : session_cache_limiter(): Session cache limiter cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 133 Warning : session_set_save_handler(): Session save handler cannot be changed after headers have already been sent in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/session/PHPSessionHandler.php on line 140 Warning : "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/languages/LanguageConverter.php on line 773 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 294 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/Feed.php on line 300 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46 Warning : Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/extensions/HeadScript/HeadScript.php:3) in /home/users/1/sub.jp-asate/web/wiki/includes/WebResponse.php on line 46
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miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-06-18T16:44:52Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.31.0
少年犯罪
2018-06-12T07:04:16Z
<p>153.150.20.30: /* 2000年代 */</p>
<hr />
<div>{{出典の明記|date=2018年5月}}<br />
'''少年犯罪'''（しょうねんはんざい）とは、[[少年]]が犯した[[犯罪]]。<br />
== 各国の刑事手続 ==<br />
=== 日本 ===<br />
日本では、[[少年法]]2条1項に定義されている少年、すなわち20歳に満たない者（男女とも）が犯した、または犯したとされる犯罪に対してこの言葉を用いる。<br />
<br />
[[法務省]]が発行する[[犯罪白書]]では、殺人と強盗を「凶悪犯」としている。一方、「[[警察白書]]」では、[[殺人]]、[[強盗]]、[[放火]]、[[強姦]]を「凶悪犯罪」としている。<br />
<br />
[[少年法]]により、[[成人]]とは違った特別の措置が講ぜられる（2007年（平成19年）11月1日改正）。<br />
* 14歳未満の場合、児童相談所へ通告。必要な場合により児童相談所経由で家庭裁判所へ送致。<br />
* 14歳以上の場合、成人と同様に扱い警察や検察庁の捜査が行われ家庭裁判所に送致。<br />
<br />
家庭裁判所の審判の結果により、不処分、保護観察、児童自立支援施設、少年院、少年刑務所から、最もふさわしい処分が選択される。特に凶悪な場合は、逆送が行われ検察官により起訴され、地方裁判所にて刑事裁判として執り行われる。<br />
<br />
なお、少年院または少年刑務所に送致可能な年齢の下限を設け、おおむね12歳以上とすることを盛り込んだ。<br />
<br />
1997年以降、[[マスコミ]]では少年犯罪の凶悪化が報じられることが多くなった。また、[[犯罪被害者]]の心情を重視する論調が強まるようにもなっている。以上の背景から、現行の少年法は抑止力にならないのではないかという傾向の[[世論]]が強まり、司法の現場においてもそれを受ける形でいわゆる[[厳罰化]]の傾向にある。[[産経新聞]]の2006年12月30日記事によると、死刑判決が急増した理由としてある現役裁判官は「平成12年（[[2000年]]）の改正[[刑事訴訟法]]施行により、法廷で遺族の意見陳述が認められたことが大きいと思う。これまでも遺族感情に配慮しなかったわけではないが、やはり遺族の肉声での訴えは受ける印象がまったく違う。」とコメントしている<ref>{{Cite news|title=死刑宣告、過去最多45人 世論が厳罰化後押し|newspaper=産経新聞|date=2006-12-30|url=http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/33377/}}{{リンク切れ|date=2016年4月}}</ref>。<br />
<br />
=== アメリカ合衆国 ===<br />
アメリカ合衆国の少年事件に対する刑事手続は州ごとに異なる<ref name="sihouseido1">{{Cite web |url=http://www.kantei.go.jp/jp/sihouseido/pdfs/dai5gijiroku-1.pdf |title=諸外国の司法制度概要 1 |publisher=首相官邸|accessdate=2017-09-09}}</ref>。<br />
<br />
少年裁判所が扱う事件の対象年齢は多くの州で18歳を上限としている<ref name="sihouseido1" />。重大犯罪については、少年裁判所の管轄から外して刑事裁判所の専属管轄とする州や少年裁判所から刑事裁判所への移送を定めている州もある<ref name="sihouseido1" />。<br />
<br />
少年事件に対する処遇としては、保護観察、矯正施設送致、助言、違反金、社会奉仕活動などが定められる<ref name="sihouseido1" />。<br />
<br />
=== イギリス ===<br />
イギリスでは少年裁判手続の対象年齢は10歳から17歳までである<ref name="sihouseido1" />。<br />
<br />
少年裁判手続の管轄は青少年裁判所であるが、非公開手続と両親などの出頭の特則があるほかは手続の流れは成人とほぼ同様である<ref name="sihouseido1" />。<br />
<br />
青少年裁判所の構成は3人以下の治安判事または1人の有給治安判事による<ref name="sihouseido1" />。<br />
<br />
青少年裁判所の科刑範囲は犯罪が1個の場合は6か月以下、犯罪が2個以上の場合は合計12か月以下に限定されている<ref name="sihouseido1" />。青少年裁判所による有罪認定の後、一定の事件（15歳から17歳までの事件で6か月を超える拘禁刑に相当する罪）については量刑の審理のため刑事法院に移送でき、特定の重大犯罪等（拘禁刑14年以上の法定刑の犯罪）は量刑は刑事法院で審理される<ref name="sihouseido1" />。<br />
<br />
少年裁判手続における処遇としては、無条件釈放、条件付釈放、罰金、社会内処遇、親の誓約及び施設収容処分などが定められている<ref name="sihouseido1" />。<br />
<br />
=== フランス ===<br />
フランスでは被疑者が18歳未満であるときは、少年係判事、少年裁判所及び少年重罪院のいずれかの管轄となる<ref name="sihouseido2">{{Cite web |url=http://www.kantei.go.jp/jp/sihouseido/pdfs/dai5gijiroku-2.pdf |title=諸外国の司法制度概要 2 |publisher=首相官邸|accessdate=2017-09-09}}</ref>。<br />
<br />
少年係判事は少年の軽罪、第5級違警罪の予審及び審判を管轄する<ref name="sihouseido2" />。少年係判事が単独で判決を行う場合には非公開とされ、教育的又は監護的措置のみ言い渡すことができ、保護施設等への収容を決定することはできない<ref name="sihouseido2" />。<br />
<br />
少年裁判所は少年の軽罪、第5級違警罪、16歳未満の少年の重罪にあたる事件を管轄する<ref name="sihouseido2" />。少年係判事及び参審員2名の合議による<ref name="sihouseido2" />。13歳以上の少年に対しては刑事処分を選択できる<ref name="sihouseido2" />。<br />
<br />
少年重罪院は16歳以上18歳未満の重罪にあたる事件を管轄する<ref name="sihouseido2" />。職業裁判官3名（うち少年係判事2名）及び陪審員9名の合議による<ref name="sihouseido2" />。<br />
<br />
=== ドイツ ===<br />
ドイツでは少年裁判所法が制定されており、行為時を基準に14歳以上18歳未満の少年（Jugendlicher）と18歳以上21歳未満の年長少年（Heranwachsender）には少年裁判所法が適用される<ref name="sihouseido2" />。<br />
<br />
少年に対する手続は非公開であり、処分としては教育措置や懲戒手続、少年刑が定められている<ref name="sihouseido2" />。<br />
<br />
年長少年に対する手続は原則公開であるが、少年に対する手続や処分を広く適用できる<ref name="sihouseido2" />。<br />
<br />
=== フィリピン ===<br />
[[フィリピン]]では、[[2016年]]6月に就任した[[ロドリゴ・ドゥテルテ]]大統領が厳罰化を提案、[[刑事責任]]を問う年齢を15歳から9歳に引き下げる改正法案が提出された。<br />
<br />
== 少年犯罪の推移 ==<br />
{{節スタブ}}<br />
=== 日本 ===<br />
[[ファイル:Change of teenage crimes in Nippon 1.png|thumb|250px|right|日本における少年刑法犯の主要罪名別検挙人の推移 (総数、窃盗、横領など)<ref>『平成18年版 犯罪白書 刑事政策の新たな潮流』より</ref>]]<br />
[[ファイル:juvenile3.jpg|thumb|right|日本における少年刑法犯の主要罪名別検挙人の推移 (殺人)<ref>法務省『平成18年版 犯罪白書』より</ref>]]<br />
[[ファイル:juvenile4.jpg|thumb|right|日本における少年刑法犯の主要罪名別検挙人の推移 (強盗)<ref>法務省『平成18年度 犯罪白書』より</ref>]]<br />
<br />
『Q&A犯罪白書入門98』（法務省法務総合研究所刑事政策研究会）のQ28にて、「長期間にわたっておおむね減少ないし横ばいの傾向が続いており、近年の数値も、ピーク時と比較すれば低い水準にあると言えます。」としている。また、「昭和30年代後半以降の増加は、交通関係業過によるところが大きい」という（平成9年版 [[犯罪白書]]、p.113）。<br />
<br />
以上のように、少年の非行は減少、または横ばいだが、[[窃盗]]・[[横領]]は1980年代まで増加し、その後減少している。実際の横領は、「ほぼ100％遺失物等横領であり、その大半は放置自転車の乗り逃げ」（平成9年版 [[犯罪白書]]、p.118）だという。<br />
<br />
また、「殺人等の凶悪な犯罪を犯した少年の予後（再犯率など）」は、「凶悪事犯で保護処分になった者の予後は、その他のものと比較して概して悪くないといえます」としている（前掲『Q&A犯罪白書入門98』のQ52）。凶悪犯罪を犯した少年の再犯率は「1.5％に過ぎない」（平成7年版 犯罪白書）という。<br />
<br />
刑法犯検挙は、人数、比率ともに減少傾向にあるという<ref>[[守屋克彦]]『現代の非行と少年審判』1998年、5頁。</ref>。殺人、放火、強姦などが特に減少しているが、「平成7年になって傷害致死や強盗傷人の非行が目立っている。」という<ref>守屋克彦『現代の非行と少年審判』1998年、6頁。</ref>。<br />
<br />
[[碓井真史]]（[[新潟青陵大学]]・福祉心理学科）は、平成9年版 犯罪白書より、「少年犯罪が増加、凶悪化しているとは一概に言えない」と指摘している<ref>[http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news/toukou6.18.html 少年犯罪は増加、凶悪化？（犯罪白書を読んで）]</ref>。<br />
<br />
2015年2月警察庁発表の"少年非行情勢"によれば、刑法犯少年人口比の数字が2010年から5連続で減少している<ref>[https://www.npa.go.jp/safetylife/syonen/hikoujousei/H26.pdf#search='少年犯罪+データ' 警察庁 少年非行情勢 2015年2月]9頁</ref>。<br />
<br />
== 有名な少年犯罪 ==<br />
=== 1940年代 ===<br />
* [[浜松連続殺人事件]] [[1942年]][[10月12日]][[逮捕 (日本法)|逮捕]]<br />
** [[少年死刑囚]]、[[日本における被死刑執行者の一覧|死刑執行済み]]。<br />
* [[死刑制度合憲判決事件]] [[1946年]][[9月16日]]発生<br />
** 少年死刑囚、死刑執行されたと思われる。<br />
* [[弘前大学教授夫人殺人事件]] [[1949年]][[8月6日]]発生<br />
** 無実の男性が逮捕・起訴され、懲役15年判決が確定した[[冤罪]]事件。[[公訴時効]]成立後、真犯人の当時少年が名乗り出たが無罰となった。<br />
* [[小田原一家5人殺害事件]] 1949年[[9月14日]]発生<br />
** 一度は死刑が確定したが、その後恩赦で[[無期懲役]]に減刑された。[[2009年]][[10月27日]]獄死。<br />
<br />
=== 1950年代 ===<br />
* [[財田川事件]] [[1950年]][[2月28日]]発生<br />
** 一度は死刑が確定したが、その後再審無罪となった[[冤罪]]事件。<br />
* [[日大ギャング事件]] [[1950年]][[9月22日]]発生<br />
** 懲役4-7年の不定期刑。<br />
* [[福岡連続強盗殺人事件]]<br />
** 犯人のうち1人は少年死刑囚、死刑執行済み。<br />
** もう1人の犯人・古谷惣吉は懲役10年の判決を受け服役、出所後に[[古谷惣吉連続殺人事件]]を起こす。<br />
* [[三里塚事件]] [[1954年]][[2月17日]]<br />
** 無期懲役<br />
* [[福笑い殺人事件]] [[1955年]][[2月3日]]<br />
** 少年死刑囚、死刑執行されたと思われる。<br />
* [[金閣寺放火事件]] [[1955年]][[7月2日]]発生<br />
** 懲役7年。<br />
*:事件当時、年齢は20歳以上だが、少年犯罪に分類されることが多い。<br />
* [[美唄母子強盗殺傷事件]] [[1956年]][[11月20日]]発生<br />
** 無期懲役<br />
* [[小松川事件]] - [[1958年]][[9月1日]]逮捕<br />
** 少年死刑囚、死刑執行済み<br />
* [[荒川連続自転車通り魔殺傷事件]] - [[1959年]][[1月27日]]<br />
** [[未解決事件]]。<br />
<br />
=== 1960年代 ===<br />
* [[浅沼稲次郎暗殺事件]] [[1960年]][[10月12日]]発生<br />
** 犯行後に自殺。<br />
*: [[戦後]]の少年事件として有名なのが[[浅沼稲次郎暗殺事件]]である。[[右翼]]思想に感化された少年が演説中の[[浅沼稲次郎]]を短刀で刺殺し、これを契機に少年の刀剣所有禁止が定められた。<br />
* [[嶋中事件]] [[1961年]][[2月1日]]発生<br />
** 懲役15年<br />
* [[大竹市強盗殺人事件]] [[1963年]][[12月23日]]逮捕<br />
** 中等少年院送致。<br />
*: 犯人の[[梅川昭美]]は後に[[三菱銀行人質事件]]を起こし、現場で射殺された。<br />
* [[エドウィン・O・ライシャワー#「ライシャワー事件」|ライシャワー事件]][[1964年]][[3月24日]]発生<br />
* [[高島忠夫長男殺害事件]] 1964年[[8月24日]]発生<br />
** 懲役3年～5年の不定期刑<br />
* [[少年ライフル魔事件]] [[1965年]][[7月25日]]発生<br />
** 少年死刑囚、死刑執行済み。<br />
* [[混血少年連続殺人事件]]（[[警察庁広域重要指定事件|警察庁広域重要指定]]106号事件） [[1967年]][[1月23日]]（逮捕）<br />
** 無期懲役<br />
* [[連続4人殺人事件]]1967年[[4月24日]]～[[1973年]]3月20日（発生）<br />
** [[少年死刑囚]]、一部は成人後の犯行。[[大阪拘置所]]に収監中。[[再審]]請求中）<br />
* [[メアリー・ベル事件]] [[1968年]][[5月25日]] - [[7月31日]]（発生）<br />
* [[永山則夫連続射殺事件]]（警察庁広域重要指定108号事件） [[1969年]][[4月7日]]逮捕<br />
** 少年死刑囚、死刑執行済み。最高裁判所は1983年、死刑適用基準として傍論「永山基準」を示した。<br />
* [[高校生首切り殺人事件]] [[1969年]][[4月23日]]発生<br />
** 初等少年院送致<br />
* [[正寿ちゃん誘拐殺人事件]] [[1969年]][[9月10日]]発生<br />
** 少年死刑囚、死刑執行済み。<br />
<br />
=== 1970年代 ===<br />
* [[瀬戸内シージャック事件]] [[1970年]][[5月12日]]逮捕<br />
*: [[シージャック]]には、少年は加担していない。<br />
* [[日本航空ハイジャック事件#日本航空903便ハイジャック事件|日本航空903便ハイジャック事件]] [[1974年]][[3月12日]]<br />
* [[ブレンダ・アン・スペンサー|クリーブランド小学校銃乱射事件]] [[1979年]][[1月29日]]発生<br />
** 25年以上の終身刑<br />
<br />
=== 1980年代 ===<br />
* [[神奈川金属バット両親殺害事件]] [[1980年]][[11月29日]]発生<br />
** 懲役13年<br />
*: 事件当時、年齢は20歳以上だが、少年犯罪に分類されることが多い。<br />
* [[横浜浮浪者襲撃殺人事件]] [[1983年]][[2月13日]]逮捕<br />
** 少年院送致又救護院送致<br />
* [[新居浜小6女児殺害事件]][http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/DCE0CFD6CE437AC149256CF200836F81.pdf] [[1984年]][[2月5日]]発生、[[1999年]][[1月29日]]逮捕<br />
* [[大阪産業大学付属高校同級生殺害事件]] 1984年[[11月1日]]発生<br />
** 中等少年院送致処分<br />
* [[名古屋アベック殺人事件]] [[1988年]][[2月23日]]発生<br />
** 主犯格の少年2人は無期懲役<br />
* [[目黒中二家族三人殺害事件]][[1988年]][[7月8日]]発生<br />
** 初等少年院送致<br />
* [[女子高生コンクリート詰め殺人事件]] [[1989年]][[3月29日]]発覚<br />
** 主犯格の少年に懲役20年<br />
<br />
=== 1990年代 ===<br />
* [[福岡・佐賀連続児童猥褻事件]] [[1990年]][[2月2日]]発生<br />
** 懲役5年 - 10年の不定期刑判決<br />
* [[市川一家4人殺人事件]] [[1992年]][[3月5日]]発生<br />
** 少年死刑囚、死刑執行済み。<br />
* [[ジェームス・バルガー事件]] [[1993年]][[2月12日]]発生<br />
** 懲役？8年）<br />
* [[ウェスト・メンフィス3]] 1993年[[5月5日]]発生<br />
** 死刑又は終身刑。冤罪疑惑があったが有罪であることを認める司法取引に応じて釈放された。<br />
* [[森安九段刺殺事件]] 1993年[[11月22日]]発生<br />
** 処遇内容不明<br />
* [[北安曇郡池田町リンチ殺人事件]] [[1994年]][[6月29日]]発生<br />
** 少年院送致又保護観察処分<br />
* [[大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件]] 1994年[[10月8日]]発覚<br />
** 主犯格の少年3人は[[少年死刑囚]]。戦後初めて複数人の犯行当時少年の死刑が確定した事件<br />
* [[旭川女子中学生集団暴行事件]] 1996年12月発生<br />
** 少年院送致又試験観察又保護観察処分。<br />
* [[三重・菰野町少年主婦刺殺事件]] 1997年3月22日発生<br />
** 処遇内容不明）<br />
* [[流山女性殺害事件]] 1997年5月19日発生、[[2012年]]1月18日逮捕<br />
** 懲役15年）<br />
* [[神戸連続児童殺傷事件]] [[1997年]][[6月28日]]逮捕<br />
** 医療少年院送致）<br />
* [[松本市リンチ殺人事件]] 1997年[[11月7日]]発生<br />
* [[栃木女性教師刺殺事件]] [[1998年]][[1月28日]]発生<br />
** 補導<br />
* [[堺市通り魔事件]] [[1999年]][[1月8日]]発生<br />
** 懲役18年）<br />
* [[光市母子殺害事件]] [[1999年]][[4月14日]]発生<br />
** [[少年死刑囚]]）<br />
* [[コロンバイン高校銃乱射事件]] [[1999年]][[4月20日]]発生<br />
** 加害者は犯行後に自殺。<br />
* [[栃木リンチ殺人事件]] 1999年[[12月4日]]発覚<br />
** 主犯格の少年2人は無期懲役<br />
<br />
=== 2000年代 ===<br />
* [[名古屋中学生5000万円恐喝事件]] [[2000年]][[4月5日]]逮捕<br />
** 中等少年院送致又保護観察処分<br />
* [[豊川市主婦殺人事件]] 2000年[[5月1日]]発生<br />
** 医療少年院送付の保護処分<br />
* [[西鉄バスジャック事件]] 2000年[[5月3日]]発生<br />
** [[医療保護入院]]<br />
* [[岡山金属バット母親殺害事件]] 2000年[[6月21日]]発生<br />
** 特別少年院送致保護処分）<br />
* [[山口母親殺害事件]] 2000年[[7月31日]]発生<br />
** 中等少年院送致<br />
*: 犯人は出所後、[[大阪姉妹殺害事件]]を起こし、同事件で死刑判決が確定・執行された。<br />
* [[大分一家6人殺傷事件]] 2000年[[8月14日]]発生<br />
** 少年院送致<br />
* [[歌舞伎町ビデオ店爆破事件]] 2000年[[12月4日]]発生<br />
** 中等少年院送致の保護処分<br />
* [[船橋明大生強盗殺人事件]]<br />
** 無期懲役<br />
* [[御殿場事件]] [[2001年]][[9月9日]]発生。当初[[9月16日]]発生とされていた。<br />
** 懲役1年6ヶ月の実刑又少年院送致又保護観察処分。冤罪疑惑あり<br />
* [[長崎男児誘拐殺人事件]] [[2003年]][[7月9日]][[補導]]<br />
** 児童自立支援施設への収容<br />
* [[千葉少女墓石撲殺事件]] 2003年[[10月1日]]発生<br />
** 主犯の成年は無期懲役。5年から10年の不定期刑又3年半から7年の不定期刑）<br />
* [[河内長野市家族殺傷事件]] [[2003年]][[11月1日]]発生<br />
** 医療少年院送致<br />
* [[東京・山梨連続リンチ殺人事件]] 2004年1月逮捕<br />
** 懲役3年・執行猶予5年<br />
* [[佐世保小6女児同級生殺害事件]] [[2004年]][[6月1日]]発生<br />
** 児童自立支援施設送致<br />
* [[飯舘村出会い系サイト強盗致傷事件]] [[2005年]][[6月19日]]発生<br />
** 無期懲役又少年院送致<br />
* [[板橋区管理人夫婦殺害事件]] [[2005年]][[6月20日]]発生<br />
** 懲役12年<br />
* [[岐阜中2少女殺害事件]] [[2006年]][[4月21日]]発覚<br />
* [[奈良医師宅放火殺人事件|奈良母子3人放火殺人事件]] 2006年[[6月20日]]発生<br />
** 中等少年院送致処分<br />
* [[山口女子高専生殺害事件]] 2006年[[8月28日]]発生<br />
** 犯行後に自殺<br />
* [[福岡中2いじめ自殺事件]] 2006年[[10月11日]]発生<br />
** [[書類送検]]又児童相談所に通告<br />
* [[尼崎児童暴行事件]] 2006年11月発覚<br />
* [[フラント・ディンク暗殺事件]] 2007年1月19日発生<br />
** 懲役23年<br />
* [[会津若松母親殺害事件]] [[2007年]][[5月15日]]発生<br />
** 医療少年院送致の保護処分<br />
* [[京田辺警察官殺害事件]] 2007年[[9月18日]]発生<br />
** 中等少年院送致の保護処分<br />
* [[寝屋川コンビニ強盗殺人事件]] 2007年[[10月6日]]発生<br />
** 無期懲役<br />
* [[八戸母子殺害事件]] [[2008年]][[1月9日]]発生<br />
** 無期懲役<br />
* [[岡山駅突き落とし事件]] 2008年[[3月25日]]発生<br />
** 懲役5年以上10年以下の不定期刑<br />
* [[ヴィネンデン銃乱射事件]][[2009年]][[3月11日]]発生<br />
** 犯行後に自殺<br />
* [[千葉高校生放火殺人事件|千葉市家族放火殺傷事件]] 2009年[[7月12日]]発生<br />
<br />
=== 2010年代 ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 時期 !! 名称 !! 発生地区 !! 被疑者の状況 !! 内容<br />
|-<br />
| 2010年2月10日（発生） || [[石巻3人殺傷事件]] || 宮城県石巻市 || [[少年死刑囚]]。平成生まれ初の死刑囚である。従犯の少年は懲役3年以上6年以下の不定期刑。 || 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
| 2011年10月11日（発生） || [[大津市中2いじめ自殺事件]] || 滋賀県大津市 || 書類送検又非行事実で児童相談所に送致 || 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
| 2013年2月28日（発生） || [[吉祥寺女性刺殺事件]] || 東京都武蔵野市 || 主犯格の少年2人は無期懲役 || 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
| 2013年6月28日（発生） || [[広島LINE集団暴行殺人事件]] || 広島県 || 懲役13年又懲役10年 || <br />
|-<br />
| 2013年8月25日（発生） || [[三重県中3女子死亡事件]] || 三重県 || 懲役5年以上9年以下の不定期刑 || 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
| 2014年7月26日（発生） || [[佐世保女子高生殺害事件]] || 長崎県佐世保市 || 医療少年院送致の保護処分 || 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
| 2014年10月1日（発生） || [[南幌町家族殺害事件]] || 北海道南幌町 || 医療少年院送致の保護処分 || 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
| 2014年12月7日（発生）|| [[名古屋大学女子学生殺人事件]] || 愛知県名古屋市 ||無期懲役 || 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
| 2014年12月23日（発生） || [[横浜市鶴見川専門学校生放置死事件]] || 神奈川県横浜市 || 第1種少年院送致の保護処分 || <br />
|-<br />
| 2015年2月20日（発生） || [[川崎市中1男子生徒殺害事件]] || 神奈川県川崎市 || 主犯の少年は懲役9年以上13年以下の不定期刑。 <br />
従犯のうち1人の少年は、懲役4年以上6年6ヶ月以下の不定期刑。もう1人の少年は懲役6年以上10年以下の不定期刑。<br />
|| 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
| 2015年3月27日（発生） || [[本庄第一中学校・高等学校#不祥事|本庄第一高等学校サッカー部集団万引き事件]] || 韓国・ソウル市 || 「起訴相当」の意見付きで送検予定 || 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
| 2015年4月19日（発生） || [[船橋少女生き埋め殺害事件]] || 千葉県船橋市 || 逮捕・起訴された者の中には成人男性2名を含み、主犯の3人が無期懲役判決。(控訴中)逮捕監禁罪で逮捕された少年は第1種少年院送致の保護処分。 || <br />
|-<br />
| 2015年5月21日（逮捕） || [[ドローン少年事件]] || 都内 || 保護観察処分 || <br />
|-<br />
| 2015年6月6日（発生） || [[刈谷市集団暴行殺人事件]] || 愛知県刈谷市 || 第1種少年院送致の保護処分 || <br />
|-<br />
| 2015年9月28日（発生） || [[三重県伊勢市高3女子殺害事件]] || 三重県伊勢市 || 第１種少年院送致の保護処分 ||<br />
|-<br />
| 2015年10月2日 (発生） || [[ニューサウスウェールズ警察本部銃殺事件]] || オーストラリア・ニューサウスウェールズ州 || 警察官により射殺 || 詳細は記事を参照<br />
|-<br />
|2016年10月17日（発生）<br />
|[[暁星学園高1同級生切り付け事件|暁星学園高1同級生刺傷事件]]<br />
|東京都千代田区<br />
|少年院送致の保護処分<br />
|<br />
|-<br />
|2018年4月11日（発生）<br />
|[[河瀬駅前交番警察官射殺事件]]<br />
|滋賀県彦根市<br />
|逮捕<br />
|<br />
|}<br />
<br />
== 少年犯罪者の個人情報 ==<br />
{{複数の問題<br />
| section = 1<br />
| 出典の明記 = 2010年8月<br />
| 独自研究 = 2017年9月<br />
}}<br />
日本では少年法で裁かれた[[被疑者]]が[[成人]]後に[[逮捕]]された場合、[[マスメディア]]に対し規制が入るケースがある。[[女子高生コンクリート詰め殺人事件]]の被疑者が出所後に[[脅迫]]容疑で逮捕された時には、一部[[写真週刊誌]]以外のマスメディアが実名・顔写真の[[報道]]を控えた。<br />
<br />
=== 報道規制 ===<br />
日本では少年法第61条により、家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならないとされている。<br />
<br />
「家庭裁判所の審判に付される」か「犯した罪により公訴を提起される」場合、規制対象になるとしている。ただ、少年法第61条には罰則規定がないので、出版物で犯罪少年を実名報道をしても刑事罰はない。実際には裁判所の審判に付される前段階である捜査段階や逮捕勾留段階から報道機関は自主規制して加害少年を匿名化し、[[実名報道]]を避けている（少年犯罪の場合、警察の発表が原則匿名で、実名報道が出来ないという事情もある）。しかし、逮捕前に実名が出てしまっているケースもあり、こちらは文字通りの解釈をすれば法律では規制することができない。<br />
ただし、少年法第61条に罰則規定がないだけであり、[[名誉毀損]]やプライバシー侵害として民事・刑事上の責任を問われることはありうる<ref>田宮裕・廣瀬健二『注釈少年法』489頁。民事で不法行為が認められ、確定した事例として大阪地判平成11年6月9日。</ref>。<br />
<br />
例外として、[[浅沼稲次郎暗殺事件]]では事件の重大さからこの報道規制の対象外となった。[[少年ライフル魔事件]]、[[永山則夫連続射殺事件]]（犯人の[[永山則夫]]は後に獄中から著書を実名出版している）でも報道規制の対象外となっている。<br />
<br />
また、2011年3月10日の[[大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件]]最高裁判決で犯行当時少年3人の死刑判決が確定して以降、[[毎日新聞]]を除く[[全国紙]]及びテレビ局は同事件及び後に死刑が確定した[[光市母子殺害事件]]・[[石巻3人殺傷事件]]の[[少年死刑囚]]について実名報道を行っている。<br />
* 確認できる限りでは、[[朝日新聞]]が2004年6月5日以降の報道において適用している指針「事件の取材と報道2004」の中で「報道はやはり実名から出発すべき」とする一方で「第4章 匿名を考える場合」にて、「事件を起こした[[触法少年]]（未成年者）や[[心神喪失]]者は原則匿名で報じるが、'''少年でも死刑判決が確定した場合は実名報道に切り替え'''、[[心神耗弱]]者は起訴される際は実名報道する」という原則を定めている。この指針を報じる特集記事の中で、少年死刑囚の実名報道を是認する理由については「（死刑判決確定により）基本的に社会での更生の可能性が消える一方、事件は極めて重大なのが常だ。権力行使の監視の意味でも、死刑執行の対象が誰かを明確にすることは必要だと考える」としている<ref>『朝日新聞』2004年6月21日朝刊30面「朝日新聞指針『事件の取材と報道2004』 4年ぶり全面改訂」</ref>。その後、大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件の最高裁判決を報じる記事がこの原則の適用第一号となった<ref>『[[朝日新聞]]』2011年3月11日朝刊1面「元少年3人死刑確定へ 最高裁 4人殺害『責任重大』」</ref>。<br />
* [[読売新聞]]は「死刑が確定すれば、更生（社会復帰）の機会はなくなる一方、国家が人の命を奪う死刑の対象が誰なのかは重大な社会的関心事」とした<ref>『[[読売新聞]]』2011年3月11日朝刊1面「元少年3人死刑確定へ 連続リンチ殺人 最高裁、上告棄却」<br>『読売新聞』2011年3月11日朝刊37面「元少年3人の死刑確定へ 実名、報道すべき関心事」</ref>。<br />
* [[産経新聞]]は「死刑が事実上確定し、社会復帰などを前提とした更生の機会は失われます。事件の重大性も考慮」とした<ref>『[[産経新聞]]』2011年3月11日東京朝刊1面「元少年3人、死刑確定へ 最高裁 連続リンチ殺人、上告棄却」<br>『産経新聞』2011年3月11日大阪朝刊1面「元少年3人死刑確定へ 連続リンチ殺人 上告棄却 最高裁『執拗かつ残虐』」</ref>。<br />
* [[日本経済新聞]]は「犯行当時少年だった被告に死刑判決が下された重大性に加え、被告の更生の機会がなくなることも考慮」とした<ref>『[[日本経済新聞]]』2011年3月11日朝刊43面「元少年3人死刑確定へ 連続リンチ殺人 最高裁上告棄却『4人次々 結果重大』」</ref>。<br />
<br />
=== インターネットの規制 ===<br />
{{see also|私刑#インターネットにおける私刑}}<br />
インターネット上の公開も自主規制が行われている。しかし、インターネットに少年法が適用されるかについては見解は分かれる、すなわち、少年法61条は、「新聞紙その他の出版物」への掲載を禁じているのであり、インターネットは新聞紙でも出版物でもないが、出版物について「不特定多数の者が知りえる媒体」を指すという理解<ref>田宮裕・廣瀬健二『注釈少年法』489頁。</ref>に従えば、インターネットも対象になることになる。また少年法第61条は捜査段階や逮捕勾留段階には効力が及ばないので、その段階での新聞紙上での報道には少年法第61条上は何の問題もない。法務省による強制力のない行政指導、そして[[プロバイダ]]での「自主規制」による規制しか行えず、法令の規定なしに、法務省が行政指導によって規制するのは、人権である表現の自由の侵害となる可能性がある。<br />
<br />
[[2ちゃんねる]]をはじめとした一部の[[電子掲示板]]や[[Twitter]]などの[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]、[[YouTube]]や[[ニコニコ動画]]・[[ニコニコ生放送]]などの[[動画投稿サイト]]では規制に反して[[被疑者]]や疑わしき人物の実名や住所・電話番号・職業・家族構成・顔写真といった[[個人情報]]が掲載され、問題になっている。一例として[[2ちゃんねる]]では、住所や電話番号など[[プライバシー]]を侵害する記述がない限り、削除しない運営をしている。その理由は、<br />
#公開が規制されている場合は、その掲載が事実か確認する手段がない、つまりでたらめな掲載であるから<br />
#裁判所に行けば一般人でも被告人の氏名が確認できるので、その氏名は公開情報とみなせるから<br />
<br />
だという。（少年犯罪板の削除人のレスより）<br />
<br />
電話帳は[[個人情報保護法]]第19条 - 第23条の規制の対象にならないので、対処のしようがない。さらに、海外のウェブサイト上でも掲載されることがある。こちらは国内法である少年法では法務省も対処の範疇外とされ、解決の目処は立っていないのが現状である。<br />
<!--<br />
なお、本サイト、日本語版ウィキペディアでは、日本国の法律の適用を受けることから、少年事件の記事においても加害少年に関する情報記載を規制している。<br />
<br />
但し、英語版ウィキペディアなどでは日本の少年事件の加害者の実名が一部掲載されていることがある。<br />
--><br />
<br />
== 少年犯罪を扱った作品（漫画・映画・ドラマ・アニメ・etc） ==<br />
* 『[[家栽の人]]』 - 毛利甚八作・魚戸おさむ画の[[青年漫画]]。各種少年犯罪および[[家庭裁判所]]での[[少年審判]]を題材とした漫画およびそれを原作にした[[テレビドラマ]]。<br />
* 『[[青の時代 (テレビドラマ)|青の時代]]』 - [[TBSテレビ|TBS]]系で[[1998年]]7月期に放送された、[[堂本剛]]主演のテレビドラマ。犯罪を犯した一人の少年と二重人格を持つ弁護士との葛藤を描いた。<br />
* 『[[少年たち]]』 - [[日本放送協会|NHK]]で放送されたテレビドラマ。[[上川隆也]]演じる家庭裁判所の調査官と犯罪を犯した少年たちの触れ合いを描いた。<br />
* 『[[ゲド戦記 (映画)|ゲド戦記]]』 - [[スタジオジブリ]] の作品。監督・[[宮崎吾朗]] 主人公アレンが、冒頭、父親を殺す所から始まり、ゲドと出会い、最後に立ち直ったと目される描写から、少年擁護と少年の内面と自立の観点から描いた作品として捉えられ、各方面、各所で注目されている。だが、その描かれ方やクオリティ、また原作との齟齬（そご）を問題視する声もあり、賛否両論。<br />
* ほぼ同時期に同テーマを[[少年法]]の是非を問題提起する観点から描いた 『[[太陽の傷]]』 監督・[[三池崇史]]、主演・[[哀川翔]]も公開される。<br />
*『[[シバトラ]]』- 外見は中学生にしか見えない青年「柴田竹虎」が、少年犯罪の担当刑事として本気で更生に取り組む作品。<br />
*[[黒武洋]]の『そして粛清の扉を』。[[暴走族]]、[[ストリート・ギャング]]、[[ストーカー]]、[[通り魔]]など犯罪者ばかり29人の生徒が集まったある高校の一クラスを、少年犯罪によって娘を失った女教師が卒業式間際に占拠、次々と抹殺してゆく内容。<br />
* 『[[TEAM (テレビドラマ)|TEAM]]』 - フジテレビ系列テレビドラマ。加害少年性善説に立つ文部省キャリア官僚と加害少年性悪説に立つ警視庁たたき上げ刑事がコンビを組んでお互いに意見をぶつけ合い、少年事件の真相を探っていく内容。<br />
* 『[[アイシテル〜海容〜]]』 - [[伊藤実]]の漫画。小学5年生の少年が小学2年生の少年を殺害し、加害者家族と被害者家族の葛藤を描いた。2009年に日本テレビ系列でテレビドラマになった。<br />
* 2008年新春には[[山口県]]で実際に起きた[[光市母子殺害事件]]を題材にした映画『[[天国からのラブレター]]』が公開された。事件被害者と被害者遺族の書簡を集めた同名書籍を元に製作した作品である。被害者遺族である本村洋の事件後の活動は今後の少年法の論議やあり方などに一石を投じ、影響を与えている。<br />
* 『[[告白 (湊かなえ)]]』 - 二人の中学一年生が4歳の女児を殺害し、加害者二人が犯行に行き着くまでの過程と、被害者の母親である女教師が彼らに復讐を執行する様子を、被害者の母親の女教師、加害者の同級生、加害者の母親、加害者二人の独白という形で綴っていく作品。[[中島哲也]]監督で実写映画化された。<br />
* 『[[スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜]]』 -中学生が『[[万引き]]』、『[[不良]]』グループ、『[[裏サイト]]』、『[[暴走族]]』があった。<br />
<br />
上記以外にも、その問題点から小説、映画、ドラマ、漫画を問わずたびたび題材にされる。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
{{脚注ヘルプ}}<br />
{{Reflist}}<br />
<br />
== 関連項目 ==<br />
* [[家庭裁判所]]<br />
* [[少年保護手続]]<br />
* [[少年院]]<br />
* [[少年刑務所]]<br />
* [[少年犯罪板]]<br />
* [[少年法]]<br />
* [[少年死刑囚]]<br />
* [[非行少年]]<br />
* [[ヤンキー (不良少年)|ヤンキー]]<br />
* [[暴走族]]<br />
* [[いじめ]]<br />
* [[私刑]]（[[リンチ]]）<br />
* [[実名報道]]<br />
* [[成年]] - [[成年#世界における成年|世界における成人年齢一覧]]<br />
* [[反社会的行動]]<br />
* [[モラル・パニック]]<br />
* [[犯罪報道]]<br />
* [[厳罰化]]<br />
* [[ガーディアン・エンジェルス]]<br />
* [[俗流若者論]]<br />
* [[キレる17歳]]（2000年の[[流行語]]）<br />
<br />
== 関連文献 ==<br />
*{{Cite web|author=放送倫理検証委員会|date=2008-04-15|url=http://www.bpo.gr.jp/kensyo/kettei/k004.pdf|title=光市母子殺害事件の差戻控訴審に関する放送についての意見|format=PDF|publisher=[[放送倫理・番組向上機構]]|accessdate=2008-04-20}}{{リンク切れ|date=2016年4月}}<br />
* [[鮎川潤]](著)『少年犯罪―ほんとうに多発化・凶悪化しているのか』[[平凡社新書]]、2001年3月。ISBN 978-4582850802。<br />
* [[パオロ・マッツァリーノ]](著)『[[反社会学講座]]』[[イースト・プレス]]、2004年6月。ISBN 978-4872574609。<br />
* [[前田雅英]]『少年犯罪』東京大学出版会。<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://www.moj.go.jp/housouken/housouken03_00050.html 諸外国における少年非行の動向と少年法制に関する研究] - [[法務省]]<br />
* [http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/63/nfm/n63_2_3_1_1_1.html 少年による刑法犯] - [[犯罪白書]]<br />
* [http://www.kensatsu.go.jp/gyoumu/shonen_jiken.htm 少年事件について] - [[検察庁]]<br />
<br />
{{Normdaten}}<br />
{{law-stub}}<br />
{{crime-stub}}<br />
{{デフォルトソート:しようねんはんさい}}<br />
[[Category:少年犯罪|*]]<br />
[[Category:日本の少年法]]</div>
153.150.20.30
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