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https:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&feedformat=atom&user=126.247.140.215 miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-11-16T07:33:43Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 楽器 2018-10-01T01:26:34Z <p>126.247.140.215: </p> <hr /> <div>{{複数の問題|ソートキー=楽<br /> | 出典の明記 = 2012年3月<br /> | 独自研究 = 2016年2月<br /> }}<br /> {{ウィキプロジェクトリンク|楽器}}<br /> &#039;&#039;&#039;楽器&#039;&#039;&#039;(がっき、{{lang-en-short|musical instrument|musical instrument}})とは一般的には「音楽の[[素材]]としての[[音]]を発するための[[道具]]の総称&lt;ref name=&quot;Daijiten&quot;&gt;[[下中直也]](編) 『音楽大事典』 全6巻、[[平凡社]]、1981年&lt;/ref&gt;」「音楽に使用される音を出す器具&lt;ref name=&quot;Tyuujiten&quot;&gt;『音楽中辞典』 [[音楽之友社]]、1979年&lt;/ref&gt;」とされる。[[デスクトップミュージック|DTM]]の普及以降は生楽器以外にも[[ソフトウェア・シンセサイザー|ソフトシンセ]]を多用し音数が多くなることから、歌詞カードのクレジットにおいて、&#039;&#039;&#039;All Other Instruments&#039;&#039;&#039;(その他全ての楽器)、&#039;&#039;&#039;All Instruments&#039;&#039;&#039;(全ての楽器)、&#039;&#039;&#039;Other Instruments&#039;&#039;&#039;(その他の楽器)といった表記も見られる。<br /> <br /> ==定義==<br /> 楽器は一般的には[[音楽]]のための道具であり、そのために音を出すものである。ただし楽器は必ずしも音楽のためだけに使われるものではない。[[合図]]を発するため、あるいは[[猛獣]]を避けるために音を鳴らすのも楽器である。したがって楽器とは『[[音]]を発するための道具』とするのが妥当である。ここで大事なのは『音を出すもの』が楽器なのではなく、『音を出すためのもの』が楽器であるという点である。言い換えると音を出すことを目的とするものが楽器である。また、たいていのものは叩けば音がするが、それだけでそれを楽器と言うことはない。例えば[[スプーン]]は楽器ではないが、アフリカにはそれを重ね合わせて楽器とする例があり、『スプーン・カスタネット』と呼ばれる。また楽器でないものが用途によって楽器になる例もある。[[法螺貝]]は元々は貝の殻であり、その時点では楽器でないが、死んで吹かれると楽器になる。他の用途にも使える楽器もあり、例えば[[ステッキ]]として使えるフルートなどが実在する。この場合、フルートとして使っているときは楽器だと言うことになる&lt;ref&gt;守重(2015),p.19-20&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 桶や[[弓 (武器)|弓]]のみならず[[鍋]]や[[釜]]、[[皿]]を叩いて「音楽の素材にする」こともできないわけではないため、広くは「音を出すことができるものはすべて楽器」とみなすことができる。しかし、「音を出すために使われるが、楽器とまでは言い難い道具は[[音具]]と呼んで区別する」という考え方もある。<br /> <br /> == 歴史 ==<br /> 歴史の時代になってから、いろいろな楽器がいつ頃発明されたのかという問題は多くの人の関心を呼んできたが、初期の楽器は今日的な意味で「発明」されたわけではなく、大地を踏み鳴らしたり、手で体を打ったりといった人間の様々な動作衝動によって生み出されてきたに違いないのであって、おそらく[[リズム]]を刻む種類の楽器が最初に作られたのであろうと[[クルト・ザックス|ザックス]]は述べている&lt;ref name=&quot;Rekisi&quot;&gt;[[クルト・ザックス]](著) [[柿木悟郎]](訳) 『楽器の歴史(上)』 [[全音楽譜出版社]]、1965年、ISBN 4-11-800011-3&lt;/ref&gt;。さらにはより大きな音や激しい音を得るために木や石を叩いた可能性も大きい。具体的には[[旧石器時代]]に「[[がらがら]]」を作っていたことが知られ、これは音をより長く持続させるための工夫であったかも知れない。<br /> 楽器の種類としては打楽器が最も早かったと考えられる。これは作るのが容易であると考えられること、それに現在の民族で打楽器を持たないものがほとんど無いことから推察される。がらがらの他に木の棒を叩く&#039;&#039;&#039;クラッパー&#039;&#039;&#039;などがもっとも初期のものと考えられる。[[笛]]も旧石器時代にそれと思われるものが発見されている&lt;ref&gt;守重(2015),p.21&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> [[考古学]]の分野でも、[[近畿地方]]を中心とする[[遺跡]]から出土する[[銅鐸]]は、[[祭祀]]に用いられる[[鐘]]のような楽器であったとする説が有力である。<br /> <br /> ==構造==<br /> [[物理学|物理]]的な側面から見ると、楽器の多くは<br /> * 振動源(励振系):[[振動]]を作り出す部位([[弦 (楽器)|弦]]、[[リード (楽器)|リード]]、[[マウスピース (楽器)|マウスピース]]など)<br /> * 共鳴部(共振系):[[共振]]([[共鳴]])によって音を大きくする部位(共鳴板、共鳴箱、共鳴筒など)<br /> の双方から成っているが、中には後者を持たないものもある。<br /> <br /> == 楽器の分類 ==<br /> 今日たいへん多くの楽器が知られているが、これらは以下のように様々な見方で[[分類]]することができる。<br /> <br /> === 旧来の慣用的分類 ===<br /> {{Indent|<br /> 主に[[西洋音楽]]の分野で歴史的に用いられている分類。奏法を感覚的に把握する上であるていど役立つ実用性をもつ反面&lt;ref&gt;例えば(ピアノ式の手鍵盤をもつ)「鍵盤楽器」の指遣いはどの楽器でも同じであるため、ピアノの奏者は、HS分類では異なる種類に分類されるオルガンや鍵盤ハーモニカ、電子キーボードなども問題なく弾ける。「金管楽器」であれば、呼吸器が弱い人は不利だと想像できる。&lt;/ref&gt;、[[楽器分類学#概要|明確な分類基準に基づくものではない]]ので、楽器を体系的に分類するには適していない。<br /> * [[管楽器]] - 一般的には「管」の内部の[[空気]]を振動させて音を出す楽器であるが、[[オカリナ]]のように「管状」でないものも含まれるから、訳語としては「吹奏楽器」の方が適切である。後述のHS分類では気鳴楽器となる。管状の楽器では、[[音高]]は筒の長さや形状によって決まり、[[音色]]は楽器の作りによってかなり異なったものとなる。<br /> **[[金管楽器]] - [[唇]]の振動によって管の内部の空気を振動させる楽器。唇簧管楽器。広義の[[ラッパ]]。音高を変えるために、[[バルブ]]などによって管の長さを変える仕組みを持つものが多い。&#039;&#039;&#039;「金属」で作られているかどうかは無関係である。&#039;&#039;&#039;<br /> **[[木管楽器]] - 金管楽器以外の管楽器すべて。唇の振動によらないもの。広義の[[笛]]。無簧(エアリード)、単簧(シングルリード)、複簧(ダブルリード)に分けられる。一般に音高を変える側孔([[音孔]])を持つ。&#039;&#039;&#039;「木」で作られているかどうかは無関係である。&#039;&#039;&#039;<br /> * [[弦楽器]] - 張力を持たせて張った[[弦 (楽器)|弦]]を弾く、擦る、叩くなどして音を出す楽器。音高は弦の長さや張力、単位長さ当たりの質量によって決まり、弦の材質、共鳴胴の形状、材質などによって様々な音色のものがある。HS分類では弦鳴楽器となる。<br /> * [[打楽器]] - 楽器を[[手]]や[[撥|ばち]]で打ったり楽器同士を打ち合わせることによって音を出すものが多いが、振ったり擦ったりして出す楽器もある。様々な材料と形のものがあり、音や奏法も様々である。HS分類では体鳴楽器または膜鳴楽器となる。<br /> * [[鍵盤楽器]] - 指や足で演奏するための[[鍵盤 (楽器)|鍵盤]]を有するもの。HS分類では発音原理次第で、体鳴楽器、弦鳴楽器、気鳴楽器、電鳴楽器のいずれかに該当することになる。<br /> * [[電気楽器]] - 何らかの手段で作り出した物理的振動を、電気的、電子的に増幅処理して、最終的に電磁気力によって音を出す楽器。振動源だけに着目すれば、HS分類の体鳴楽器、膜鳴楽器、気鳴楽器、弦鳴楽器のいずれかに属するわけであるが、いずれであってもHS分類では電鳴楽器として分類される。<br /> * [[電子楽器]] - 振動自体を電子的手段で作成し、最終的に電磁気力によって音を出す楽器。HS分類では電鳴楽器となる。<br /> * [[声]] - 人間の声は一種の楽器として取り扱われることもあり、その場合は[[声帯]]が振動源、[[口腔]]が共鳴部ということになるが、一般的には「[[声楽]]」は「[[器楽]]」の対語であり、声は楽器とみなさない。HS分類でも楽器に含めない。<br /> }}<br /> <br /> === 楽器分類学における分類 ===<br /> {{Indent|<br /> 最もよく知られている[[楽器分類学#ザックス=ホルンボステル分類|ザックス=ホルンボステル分類(HS分類)]]では、発音原理に基づいて以下の5つに分ける。当初は「体」「膜」「弦」「気」の4分類法だったが、後に「電」が加えられた&lt;ref name=&quot;Daijiten&quot;/&gt;。<br /> * [[楽器分類学#体鳴楽器|体鳴楽器]] - ほぼ均質の物質でできた弾性体に刺激が与えられることにより音を出す楽器【例:[[シンバル]]、[[トライアングル]] 等】<br /> * [[楽器分類学#膜鳴楽器|膜鳴楽器]] - 張力を持たせて張った膜に刺激が与えられることにより音を出す楽器【例:[[スネアドラム|小太鼓]]、[[ティンパニ]] 等】<br /> * [[楽器分類学#弦鳴楽器|弦鳴楽器]] - 張力を持たせて張った糸に刺激が与えられることにより音を出す楽器【例:[[ヴァイオリン]]、[[ピアノ]] 等】<br /> * [[楽器分類学#気鳴楽器|気鳴楽器]] - 息など空気の流れが刺激となり音を出す楽器【例:[[トランペット]]、[[フルート]] 等】<br /> * [[楽器分類学#電鳴楽器|電鳴楽器]] - 紙などでできた振動板を電磁気力で刺激して音を出す(つまり[[スピーカ]]から音を出す)楽器【例:[[エレクトリック・ギター]]、[[電子ピアノ]] 等】<br /> }}<br /> <br /> === 音域による分類 ===<br /> {{Indent|<br /> [[オーケストラ]]の配置決めの際に、[[音域]]による楽器の分類を使うことがある。<br /> *[[ソプラノ]] - [[フルート]]、[[ヴァイオリン]]、[[トランペット]]、[[クラリネット]]、[[オーボエ]]、[[ピッコロ]]<br /> *[[アルト]] - [[フレンチホルン]]、[[コーラングレ]]、[[ヴィオラ]]<br /> *[[テナー]] - [[トロンボーン]]、[[ギター]]<br /> *[[バリトン]] - [[ファゴット]]、[[チェロ]]、[[ユーフォニアム]]<br /> *[[バス]] - [[チューバ]]、[[コントラバス]]<br /> }}<br /> <br /> === 地域による分類 ===<br /> {{Indent|<br /> * [[和楽器]] - 日本の伝統的な楽器。<br /> * [[民族楽器]]([[民俗楽器]]) - 西洋音楽に用いる楽器以外の楽器。普通、[[日本語]]で「民族楽器」と言った場合には和楽器を含まない。<br /> * [[洋楽器]] - 広義では上記以外の楽器全て。狭義では「明治時代以降に西洋から日本に伝来した楽器」。<br /> <br /> 地域による楽器分類の境界線は曖昧である。例えば[[バラライカ]]や[[バグパイプ]]、[[カンテレ]]などは広義の洋楽器だが、狭義ではヨーロッパの民族楽器である。また日本語で単に洋楽器と言うと[[古楽器]]は含まないのが普通である。<br /> }}<br /> <br /> === 機能による分類 ===<br /> {{Indent|西洋音楽の3要素である[[リズム]]、[[メロディ]]、[[和声|ハーモニー]]に注目した分類。<br /> * 完全楽器(complete musical instrument) - 3要素の全てを1台で奏することができる楽器。[[合奏]]はもちろん、[[ホモフォニー]]音楽や[[ポリフォニー]]音楽の[[独奏]]楽器としても使用可能。【例:一部の[[鍵盤楽器]]([[ピアノ]]、[[オルガン]]、[[アコーディオン]]、[[コンサーティーナ]]、[[バンドネオン]]等)、一部の弦楽器([[クラシック・ギター]]、クラシック・[[ハープ]])等】<br /> * 不完全楽器 - 3要素のうち1部の要素の演奏に特化した楽器。単旋律楽器やリズム楽器([[打楽器]])など。他の楽器との合奏で使われることが多い。【例:[[フルート]]、[[トランペット]]、[[大正琴]]、[[カスタネット]]等】<br /> <br /> 両者の境界線は曖昧である。例えば、一見すると不完全楽器である[[ヴァイオリン]]も、和声伴奏部を[[アルペジオ]]で崩して弾いたり、[[バッハ弓]]を使うなどの裏技を駆使すれば、完全楽器に近い演奏が可能である。<br /> }}<br /> <br /> === 音の安定性による分類 ===<br /> {{Indent|<br /> * 定音楽器 - ピアノのような鍵盤楽器など、楽器の構造上、鳴らすだけで正確な高さの音が出る楽器。<br /> * 作音楽器 - バイオリンのような弦楽器や、尺八のような管楽器など、楽器の構造上、奏でるだけでは正確な音程が出ず、演奏者が音の高さを調整して作らねばならない楽器。<br /> <br /> 作音楽器は人声のように、ピアノでは出せない微妙な高さの音も奏でることができる。<br /> }}<br /> <br /> === 音の持続性による分類 ===<br /> {{Indent|<br /> * 減衰楽器 - ピアノやギター、ハープ、三味線など。<br /> * 持続楽器 - 笛やバイオリン、オルガン、コンサーティーナ、人声(楽器と見なす場合)など。<br /> <br /> 減衰楽器は構造上、熟練奏者であっても持続音を出すことはできない&lt;ref&gt;ただし、電気を用いる楽器ではこれを可能にする例も存在する。&lt;/ref&gt;。持続楽器は意図的に楽音を増減させることができるので、表現力豊かな演奏が可能である。<br /> }}<br /> <br /> === その他の分類 ===<br /> {{Indent|<br /> 楽器メーカーや楽器店では、[[アコースティック楽器]]、[[フレット]]楽器、[[リード (楽器)|リード楽器]]、[[蛇腹楽器]]など、購買層のニーズや楽器の流通経路の実態に応じた実用的分類も行われており、それぞれの楽器の専門店も存在する。<br /> }}<br /> <br /> == 楽器メーカー ==<br /> {{Indent|<br /> [[:Category:楽器メーカー]]、<br /> [[:Category:日本の楽器メーカー]]を参照のこと。<br /> }}<br /> <br /> == 注釈 ==<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> ==参考文献==<br /> *[[守重信郎]]、『写真で分かる! 楽器の歴史 楽器学入門』、(2015)、[[時事通信出版局]]<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> {{commons|Category:Musical instruments}}<br /> {{wiktionary}}<br /> * [[楽器分類学]]<br /> * [[ヘリコプター弦楽四重奏曲]] - その名の通り、[[ヘリコプター]]が4機使われる。<br /> * [[音域一覧]]<br /> * [[奏法]]<br /> * [[:Category:楽器の画像]]<br /> * [[浜松市楽器博物館]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> *[https://kotobank.jp/word/%E6%A5%BD%E5%99%A8-45139#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29 楽器(がっき)とは] - [[コトバンク]]<br /> *[http://toyokeizai.net/articles/-/117094 「楽器」の真実をどれぐらい知っていますか | 蘊蓄の箪笥 100章 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準]<br /> <br /> <br /> {{Musical-instrument-stub}}<br /> {{DEFAULTSORT:かつき}}<br /> [[category:楽器|*]]</div> 126.247.140.215
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