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https:///mymemo.xyz/wiki/api.php?action=feedcontributions&feedformat=atom&user=119.171.60.80 miniwiki - 利用者の投稿記録 [ja] 2024-06-22T04:08:21Z 利用者の投稿記録 MediaWiki 1.31.0 吉本新喜劇 2018-08-29T01:05:46Z <p>119.171.60.80: /* 第9個目金の卵(2017年) */</p> <hr /> <div>{{Otheruses|舞台公演|テレビ中継番組|よしもと新喜劇}}<br /> {{参照方法|date=2014-9}}<br /> [[ファイル:Namba Grand Kagetsu.jpg|thumb|250px|吉本新喜劇が連日行われている[[なんばグランド花月]]([[大阪府]][[大阪市]][[中央区 (大阪市)|中央区]])]]<br /> &#039;&#039;&#039;吉本新喜劇&#039;&#039;&#039;(よしもとしんきげき)は、[[日本]]の[[芸能事務所]]、[[よしもとクリエイティブ・エージェンシー]](2007年9月までは[[吉本興業]])に所属する[[お笑いタレント|お笑い芸人]]によって舞台上で演じられる[[喜劇]]、およびそれを演じる[[劇団]]の名称である。<br /> <br /> == 概要 ==<br /> [[なんばグランド花月]]劇場(NGK)で本公演が行なわれ、毎週土曜日に『[[よしもと新喜劇]]』としてテレビ放映される&lt;ref&gt;関西の子供たちは、このテレビ放送でボケとツッコミを覚え、立派な関西人になるとされる(岩本 2009参照)。&lt;/ref&gt;。また、地方公演として座員を絞った形での巡業によって公演される(よしもと神戸花月など)。<br /> <br /> [[池乃めだか]]をはじめとする数人の新喜劇座員と、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の[[お笑い芸人]]らが共演する新喜劇風の舞台喜劇の番組(『[[日曜笑劇場]]』 → [[2012年]]4月~[[2013年]]3月放送、『[[熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん]]』)も伝統的に[[朝日放送テレビ|朝日放送テレビ(ABCテレビ)]]で放送されていたが、こちらでは[[MBSテレビ|毎日放送(MBSテレビ)]]で放送される『よしもと新喜劇』と違って、毎回の舞台設定やレギュラー出演者の役柄設定などは固定されていた。以前は[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]でも、『[[吉本コメディ (読売テレビ)|吉本コメディ]]』の名で放送されており、こちらも同様の構成であった&lt;ref&gt;その後、[[2011年]][[12月23日]]の特番を経て、[[2012年]][[7月15日]]より『[[よしもと情熱コメディ〜TVのウラ側で大騒ぎ!モンスターAD奮闘記〜]]』としてレギュラー放送再開。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 関西ではNGKのほか、[[よしもと祇園花月]]でも座員による新喜劇が上演されており、東京では[[ルミネtheよしもと]]を本拠地とする芸人たちと「やめよっカナ!?キャンペーン」時代の若手で主役級だった[[今田耕司]]・[[東野幸治]]たちを座長とした、新喜劇所属ではない集団による演劇もチーム(班編成)で連日上演されている(東京での上演経緯と現況については後述)。<br /> <br /> 新作は毎週[[火曜日]]([[小籔千豊]]の座長週は[[水曜日]])に上演されている。仮の台本が作られるのは上演開始日の2週間ないし10日前、その台本で舞台が作れるか作業スタッフが判断したりする過程を経て正式なものになり&lt;ref&gt;[http://blogs.yahoo.co.jp/asakaakie_blog/15011464.html お留守番日記4 - 浅香あき恵「あき恵ちゃんのチョベリグ日記」] - Yahoo!ブログ&lt;/ref&gt;、出演者が受け取るのは同3日前で、上演初日の前日の2回目興行終了後から最長で午前1時ごろまで立ち稽古を続けていることがある。その様子は[[なんばグランド花月]]公式サイトにおいて、「のぞき穴」(劇場内にあるライブカメラを使用)のコーナーでうかがえていたが、[[2007年]][[12月]]に公式ホームページがリニューアルされてからは取り止められた。なお、新喜劇は金曜日がカメラリハーサルで、一度芝居をカメラで試し撮りをし、翌日の土曜日の原則2回目公演時にテレビ収録をしている。<br /> <br /> 毎年[[正月]]公演時には若手出演者の誰かが酔っぱらって舞台に立つのが恒例となっていたが、公演に差し障りが出るために[[2007年]]からは吉本興業の指示により、楽屋での飲酒は禁止された&lt;ref&gt;2011年7月2日放送の『[[嵐にしやがれ]]』([[日本テレビ放送網|日本テレビ]])での[[今田耕司]]の発言より。なお、[[オール巨人]]の[[ブログ]]では2009年から禁止と説明されている。&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 成り立ち・歴史 ==<br /> === 創立 ===<br /> [[1959年]]&lt;ref&gt;[http://news.yoshimoto.co.jp/2017/05/entry71852.php 酒井藍が吉本新喜劇座長に就任決定! 史上初の&quot;女座長&quot;が誕生!]吉本新喜劇公式ホームページ&lt;/ref&gt;[[3月1日]]、[[うめだ花月]]劇場開場と同時に「&#039;&#039;&#039;吉本ヴァラエティ&#039;&#039;&#039;」として発足。第一号の演目は[[花登筐]]脚本の『アチャコの迷月赤城山』(サブタイトルに『[[国定忠治|忠治]]以外傳』とある)。出演者は[[花菱アチャコ]]、[[佐々十郎]]、[[大村崑]]、[[芦屋小雁]]、[[中山千夏]]ほか。[[MBSテレビ]]とのタイアップとして生まれ、創設者の八田竹男(後の吉本興業社長)をして「テレビ時代をにらんだ新たな演芸のビジネスモデル」として、うめだ花月と毎日放送テレビの看板となるべく、まさに社運をかけて育成された。<br /> <br /> 初期には花菱アチャコや[[東五九童・松葉蝶子|東五九童]]、[[雷門助六|雷門五郎]]、[[笑福亭松之助]]、[[大村崑]]ら既存のスターに頼っていたが、やがて他劇団などからの引き抜きや自前のスター発掘を行うようになり、[[守住清]]、[[平参平]]、[[白羽大介]]、[[秋山たか志]]、[[白木みのる]]、[[花紀京]]、[[ルーキー新一]]、[[森信]]、[[財津一郎]]、[[岡八朗]]、[[原哲男]]、[[桑原和男]]らが台頭するようになった。<br /> <br /> 座付き作家が演出を兼ねることが多く、黎明期から当時20代の青年ながら抜擢された[[竹本浩三]]&lt;ref&gt;ヒット曲の『アホの坂田』など吉本タレントが唄う歌謡曲の作詞も多く手掛け、新喜劇50周年(2009年)記念公演の監修に当たった。現在、吉本興業文芸顧問、[[帝京平成大学]]現代ライフ学部教授、[[帝塚山学院大学]]文学部講師、大阪市「上方芸能文化顕彰」選考委員。&lt;/ref&gt;、[[壇上茂]]&lt;ref&gt;竹本と共に吉本新喜劇を立ち挙げ隆盛させた作・演出家であり、現在も特別公演では脚本・演出を担当する一方で、後進の育成も手掛けている。&lt;/ref&gt;らが本公演の台本と演出を手掛けた。また、民放各局で放映されていた『[[爆笑寄席]]』([[関西テレビ放送|KTV]])や『[[あっちこっち丁稚]]』、『[[花の駐在さん]]』(ともに[[朝日放送テレビ|ABC]])などでも、ほとんどの台本と演出を「吉本新喜劇やめよッカナ?キャンペーン」(後述)が始まるまで手掛けた。<br /> <br /> [[1964年]]6月ごろから、吉本ヴァラエティを改め「&#039;&#039;&#039;吉本新喜劇&#039;&#039;&#039;」と正式呼称するようになったが、すでに[[1959年]]の吉本ヴァラエティ第1回公演には「吉本新喜劇」とうたわれている。また、吉本ヴァラエティから吉本新喜劇への移行の過程で一時「&#039;&#039;&#039;吉本コミカルス&#039;&#039;&#039;」や「&#039;&#039;&#039;吉本ボードビル&#039;&#039;&#039;」と名乗っていた時期もあったが、当時は芸人が舞台に出るとすぐにコケて笑いを取ろうとすることが多く、関西お笑い界ではそれをもじって「&#039;&#039;&#039;吉本コケカルス&#039;&#039;&#039;」との別称もあった&lt;ref&gt;『上方芸能・笑いの放送史』([[澤田隆治]]著、[[NHK出版|日本放送出版協会]]、[[1994年]])&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> なお、上演開始からちょうど50年経過に当たる[[2009年]][[3月1日]]から[[3月9日]]まで、この誕生経緯をなぞった50周年記念興行(通常の45分公演を70分に拡大したもの)が行われた。<br /> <br /> === 3チーム制時代の新喜劇 ===<br /> かつては大阪と京都に3つの吉本直営の演芸劇場(大阪に「[[なんば花月]]」と「[[うめだ花月]]」、京都に「[[京都花月劇場|京都花月]]」)があり、劇座員を3つの組に振り分ける3チーム体制となっていて、それぞれ10日単位(月上旬を上席、中旬を中席、下旬を下席と呼んでいた)で各チームが各劇場に出演し、ひと月で全劇場を回るローテーション制(京都→うめだ→なんばの順で移動する)を繰り返していた。現在{{いつ|date=2014年7月}}活躍中のベテラン座員はほとんどがこの3ヶ所のいずれかで初舞台を踏んでいる。<br /> <br /> うめだ花月での公演は[[MBSテレビ|毎日放送]]で『[[花月爆笑劇場]]』として土曜日の12時から、なんば花月での公演は[[朝日放送テレビ|朝日放送]]で『[[お笑い花月劇場]]』として土曜日の13時から、いずれもテレビ中継されていた。<br /> <br /> ちなみに、京都花月とうめだ花月は同じ芝居がかかり、なんば花月は両劇場にはかからない新作が上演されていた(例えば、あるチームが上席に京都で掛けた芝居は、引き続いてうめだの中席で同じ芝居を上演されるが、下席のなんばでは別の新作を上演する。このなんばの新作は基本的に京都、うめだでは上演されない)。これは、上記にあるように毎日放送(うめだ花月からの中継)と朝日放送(なんば花月からの中継)がそれぞれ新喜劇を放送していたため、区別するためであると考えられる。<br /> <br /> === 松竹新喜劇との棲み分け ===<br /> 大阪における笑演芸の劇団として、かつては日本を代表する喜劇役者の一人といわれた[[藤山寛美]]が率いた[[松竹新喜劇]]がある。同じ「新喜劇」を名乗るが、その生い立ちや内容、構成、演出法など両者は大いに異なる。<br /> <br /> 吉本新喜劇は花月で上演される[[漫才]]や[[落語]]、諸芸の間に組み入れられ、[[コント]]の延長的な[[軽演劇]]である。テレビ中継されることもあり「芝居の途中から入場しても笑える」というコンセプトを持っていた。対して松竹新喜劇は泣きと笑いを交えた本格的な[[狂言]]・芝居であり、他の芸と組んで[[興行]]を打つことはない。しばし松竹新喜劇は[[松竹芸能]]の演芸の常打ち小屋(劇場)であった、[[角座]]や[[浪花座]]で他の演芸と同時に上演されたように誤解されるが、そのような事はなく、角座と同じ[[道頓堀]]・櫓町にあった[[中座]]に本拠に置いていた。[[松竹]]系で吉本新喜劇に相当する一座は[[松竹爆笑劇]]などがあたる。<br /> <br /> 松竹新喜劇は歌舞伎役者の出である[[曾我廼家五郎]]と[[曾我廼家十郎]]が結成した日本初の本格喜劇「曾我廼家兄弟劇」をその源流とする。五郎と十郎は大阪に古くから伝わる伝統芸能・[[俄|仁輪加]](にわか)を改良して本格演劇に仕立てた。仁輪加は本来即興で演じる歌舞伎などのパロディーなどであり、東京で言う「アチャラカ」(=軽演劇。ただしこちらは[[オペラ]]のパロディー)と同義であるが、このような経緯を持つため松竹新喜劇は舞台中心の本格演劇に位置付けられている。内容も人間の業を描いた物や人情物などが多く、ギャグは入るが本筋の通ったものである。<br /> <br /> 一方の吉本新喜劇は常々「漫才芝居」と形容されるように、ドタバタ中心のナンセンス軽演劇であり、一種のスラップスティック・コメディである。ストーリーよりもギャグ、演技よりもキャラクター性を重視する。(ただしギャグや演者のキャラクターが今ほどに重視されるようになったのは[[間寛平]]、[[池乃めだか]]、[[チャーリー浜]]等が台頭後の時代の話でありその昔は吉本新喜劇もストーリー性をそれなりには重視していた)これはもともと吉本新喜劇がテレビ番組向けに製作された物であり、テレビ中継で名を売り花月劇場に観客を呼び込む「客寄せ」の役割を担ってきたことによるものである。両者は比較されることを嫌い、吉本側も「ウチらと向こう(松竹新喜劇)は、たとえ同じスポーツであるにしても種目が違う」と言い切っている。<br /> <br /> 大雑把に言えば吉本は師弟制から競争制になり、芝居内容も現代に合ったドタバタな享楽を追求したのに対し、松竹は最後まで[[藤山寛美]]を中心とする師弟制で、上方の伝統的な人情物の色彩が強かった、といったところである。また、師弟関係にしても、[[曾我廼家五郎八]]門下の[[井上竜夫]]を移籍させたはいいが、吉本で育ってしまった。&lt;br&gt;[[ビートたけし]]が「藤山さんはボンクラにも最低5万円渡してやるんだって。そうしねえと若手が生活に困って芝居に専念できねえからって。本当かね」と発言した(かつて出演していたラジオ番組[[オールナイトニッポン]]で、[[高田文夫]]と松竹の話題に触れたトークでのこと)。これは雑誌『[[笑芸人]]』やたけしの著書に書かれていたことである。この話が本当とするならば、松竹新喜劇と比べると吉本新喜劇の座員たちの生活は恵まれているとは言えず、若手の月給は8万円程度と言われている。また、アルバイト先はベテラン座員([[島田一の介]]など)が経営するスナックも多く、若手座員が働く姿も時折見られるという。<br /> <br /> なお、[[なんばグランド花月]](NGK)がオープンした時、松竹新喜劇の顔であった[[藤山寛美]]は団員を引率して[[林正之助]]を表敬訪問している。この時、道頓堀・櫓町の中座から、[[千日前]]のNGKまで派手に行進して注目を浴びた。<br /> <br /> 2007年には『コヤブ新喜劇 〜座長になって1年たちましたスペシャル〜』に、藤山寛美の娘で松竹新喜劇にも出演する[[藤山直美]]がシークレットゲストとして出演した。これは[[小籔千豊]]も「歴史的瞬間」と呼ぶほどで、かつての関係を知る人々を大いに驚かせた。2009年には[[辻本茂雄]]座長の芝居『茂造〜閉ざされた過去』に[[渋谷天外 (3代目)|3代目渋谷天外]]が出演を果たしている。<br /> <br /> 吉本新喜劇から松竹新喜劇に移籍した例としては[[高石太]]がいる。吉本新喜劇の座長でも松竹新喜劇[[中興の祖]]、[[藤山寛美]]を意識している者が多く、[[間寛平]]は芸名を寛美から一字貰った。また[[内場勝則]]は劇中で&#039;&#039;&#039;アホボン&#039;&#039;&#039;と称するキャラを演ずることがあるが、この名称は元々寛美が松竹新喜劇で演じていたキャラにちなんだものであるとされる。<br /> <br /> === 新喜劇人気の下火と復活 ===<br /> [[1980年]]頃に始まる[[漫才ブーム]]は吉本興業のタレントの全国区進出を成功させ、吉本興業は業容を拡大。トップスターの全国進出(すなわち東京進出)が相次いだ。一方で、吉本新喜劇は、おおむね旧態依然とした演出を続け、中高年層の支持は維持されていたものの、[[漫才ブーム]]や[[心斎橋筋2丁目劇場]]といった笑いの新しい波の洗礼を受けた若者層には飽きられ、また、[[室谷信雄]]、[[木村進]]ら主力の離脱などで、客足が減りつつあった。<br /> <br /> 各劇場の老朽化が進んだことで、吉本興業は[[1987年]]にNGKこと[[なんばグランド花月]]をグランドオープンさせたが、オープン当初は、下火となった新喜劇の上演をNGKでは行わなかった。同時期の京都花月閉館([[1987年]])となんば花月閉館([[1988年]])により本拠地はうめだ花月のみになり、伝統の3チーム制も崩壊した。<br /> <br /> ==== 新喜劇やめよっカナ!?キャンペーン ====<br /> そのような中、[[1988年]]、[[木村政雄]]が吉本興業本社制作部次長に就任。新喜劇を再生させるには世代交代と全国区に売り出すことが必要であるとの方針の下、再生プロジェクトとして、期限までに観客動員数が目標値に達しなければ吉本新喜劇自体を廃止というセンセーショナルな「&#039;&#039;&#039;新喜劇やめよっカナ!?キャンペーン&#039;&#039;&#039;」を開始。この時に設定された目標観客動員数は[[1989年]][[10月]]から[[1990年]][[3月]]までの半年間で延べ18万人、1日平均に換算すると約1000人であり、当時のうめだ花月の座席定員から換算して70%近い平均稼働率(1日2回公演の場合)を上げなければ目標値に達しないという、非常に高いハードルであった。これにより、現場は緊張し、マスコミが取り上げ、関西地方を中心とした潜在的ファンの掘り起こしや、新喜劇になじみのない全国のファンに認知度を高めることにより、観客動員が増え、キャンペーン期間終了を目前に控えた[[1990年]][[3月]]中旬、ついに観客動員数は目標数の「1989年10月から数えて延べ18万人」に達し、新喜劇は存続・復活を果たすこととなった。<br /> <br /> この裏で、木村政雄は座員全員にいったん解散を宣告した。そして、一人一人に面談を行い「これからは若手を中心にキャスティングします。もしかしたら、通行人Aとかをやってもらうかもしれません。それでもやっていただけますか?」とベテラン・中堅座員等にヒアリングを行い、今後の手法に意が沿わない座員は外れてもらうという再入団システムを導入した。ヒアリングの末、かつて新喜劇の顔であった[[花紀京]]、[[岡八郎]](共に故人)が「勇退」という形で退団を強いられ、その他中堅・ベテラン座員の多くが戦力外通告された、[[船場太郎]]、[[桑原和男]]ら一時的に残留したベテランも脇に回るなど世代交代が進んだ(この時残留した[[未知やすえ]]は立場的には一番下の団員扱いとなり、NSCから入ってきた若手団員と一緒に発声・体力強化等の基礎練習からさせられ、座長就任した若手の今田・東野は参加してないことに屈辱的で本当に辛かったと「[[よしもと黄金列伝!]]未知やすえ回」にて語っている)当時、[[みうらじゅん]]がプロデュースした『&#039;&#039;&#039;吉本ギャグ100連発&#039;&#039;&#039;』は、この新喜劇復活劇の重要な要因の一つであったが、その内容は世代交代で去ってゆく芸人の芸が中心である。みうらはそれ以後の『吉本ギャグ100連発2』『吉本ギャグ100連発3』の制作には参加していない。<br /> <br /> ちなみに、この「新喜劇やめよっカナ!?キャンペーン」の頃から[[1997年]]6月末頃までのなんばグランド花月での新喜劇の演出を担当したのは、ほぼすべてが女性演出家の[[湊裕美子]]である。彼女は、その後、1997年秋〜[[1998年]]秋にかけて放送された東京発のゴールデンタイムの全国ネットの新喜劇の番組である『[[超!よしもと新喜劇]]』と『[[超コメディ60!]]』でも演出を担当した。<br /> <br /> ==== ニューリーダー時代から現在 ====<br /> 「やめよっカナ!?」時代の主力メンバーだった[[今田耕司]]、[[130R]]、[[東野幸治]]らが[[ダウンタウン (お笑いコンビ)|ダウンタウン]]と共に東京進出したあとは、[[内場勝則]]、[[辻本茂雄]]、[[石田靖]]の3人が頭角を現し、1995年にはニューリーダーに就任した。この頃より「やめよっカナ!?」で退団していた[[島田一の介]]、[[浅香あき恵]]といった一部の中堅・ベテランが復帰し、1999年には前述の3人に[[吉田ヒロ]]&lt;ref&gt;他の3人と同様、ニューリーダーの打診があったがTV番組出演の関係で見送られた。&lt;/ref&gt;を加えた4人が新座長に就任した。<br /> <br /> その後は、石田と吉田が座長を退いたが、その下の世代である[[小籔千豊]]、[[川畑泰史]]、[[すっちー]]、「金の卵オーディション2007」で入団した[[酒井藍]]が座長に加わって現在に至る。オーディションによる若手に加え再入団を含む中堅・ベテランの加入で全盛期を上回る大所帯となっているが、近年は「やめよっカナ!?」以降も残留したベテラン勢の鬼籍入りが相次いでいる。<br /> <br /> ==== 各劇場(関西)の現況 ====<br /> 存続決定後、キャンペーンの一環として[[心斎橋筋2丁目劇場]]出身の若手を中心に上演されていた「ニュー吉本新喜劇」は、[[1989年]]11月、[[うめだ花月]]からなんばグランド花月に拠点を移し、現在に至っている。基本的に舞台は[[大阪]]という設定だが、観光客誘致のために新喜劇放送地域の地方([[鳥取県]]、[[熊本県]]など)を舞台にすることもある。後述の場合は、舞台となる地域の首長(知事や市長、或いはご当地[[ゆるキャラ]])、または地域出身のタレントがゲスト出演してPRを行うシーンが入る。<br /> <br /> なんばグランド花月での新喜劇公演では、映画等の告知を兼ねて吉本以外の芸能事務所に所属する芸能人や有名人が出演することもあり、[[1996年]]には、来日していた[[ジャッキー・チェン]]が、なんばグランド花月で公演された新喜劇に「国際警察の刑事」役で飛び入り出演した(この時の公演は、[[MBSテレビ]]の『[[よしもと新喜劇]]』でも放送された)。他にも[[アグネス・チャン]]や[[香取慎吾]]、また、バラエティ番組とのタッグで[[草なぎ剛|草彅剛]]・[[ユースケ・サンタマリア]]([[テレビ朝日]]『[[ぷっすま]]』にて)、[[ダウンタウン (お笑いコンビ)|ダウンタウン]]・[[さまぁ〜ず]]・[[雨上がり決死隊]]・[[キャイ〜ン]]([[TBSテレビ|TBS]]『[[リンカーン (テレビ番組)|リンカーン]]』にて)、[[笑福亭鶴瓶]]・[[ももいろクローバーZ]]([[関西テレビ放送|関西テレビ]]『[[桃色つるべ〜お次の方どうぞ〜]]』にて&lt;ref&gt;{{Cite web| title = 「桃色つるべ」初の大阪ロケ、新喜劇でももクロバージョン乳首ドリル披露| publisher = お笑いナタリー| date = 2015-06-15| url = http://natalie.mu/owarai/news/150569| accessdate = 2015-08-15}}&lt;/ref&gt;)、ナインティナインと[[中居正広]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]『[[めちゃ×2イケてるッ!]]』にて)、更に韓国の歌手グループ[[KARA]]などが宣伝も兼ねて出演を果たしており、出演翌日にはスポーツ新聞や芸能ニュースで報じられることが多い。<br /> <br /> 変わり種では、[[2006年]]と[[2007年]]の[[3月]]に、吉本と芸能提携を結んでいる[[プロ野球]]チームの[[オリックス・バファローズ]]所属の選手たち([[清原和博]]選手、[[中村紀洋]]選手など)が出演した『新喜劇にバファローズがやってきた!』の公演、[[ハローキティ]]のゲスト出演がある。毎年12月第2週には年末[[ジャンボ宝くじ]]とのタイアップ作品を上演しており、このときは幸運の女神(宝くじ普及活動を行う女性アシスタント)がゲスト出演する。<br /> <br /> &#039;&#039;&#039;なんばグランド花月&#039;&#039;&#039;<br /> <br /> 新喜劇とベテラン芸人(漫才や落語、外国からのゲスト出演で手品など)が中心で、以下の公演構成となっている。<br /> *平日:11時から2回公演<br /> *土・日・祝日:9時45分から3回(翌日が日祝日の場合は4回)公演<br /> <br /> &#039;&#039;&#039;祇園花月&#039;&#039;&#039;<br /> <br /> NGKとほぼ同様のプログラムで漫才コンビ4〜5組、週替わりで新喜劇が上演されている。また、芝居終了後に出演者が揃ってのエンドトークが行われており&lt;ref&gt;過去には木村進の提案で1987年から「うめだ花月」で同様のトークが行われていたことがある&lt;/ref&gt;、小中学校の夏休み・冬休み期間中には出演者サイン色紙のプレゼントを兼ねたじゃんけん大会が行われる。<br /> *平日:12時30分から開演<br /> *金曜:平日の公演に加えて、不定期で19時から新喜劇のみの「よるよる新喜劇」<br /> *土・日・祝日:平日公演に加え、10時30分から新喜劇のみの「あさあさ新喜劇」,15時30分からの公演<br /> <br /> &#039;&#039;&#039;[[よしもと西梅田劇場]]&#039;&#039;&#039;<br /> <br /> NGKが工事等で約3ヶ月間長期休館することに伴い、休館翌日の[[2017年]][[9月25日]]から漫才や落語を含む本来の公演をそのままこの仮設劇場で実施し、[[12月21日]]のリニューアルオープン後も引き続き同等の内容で毎日上演されている。<br /> <br /> このほか、[[2014年]]末に開場した[[よしもと漫才劇場]]では若手メンバー中心に「吉本極新喜劇」と題して不定期で上演を行っている。<br /> <br /> === 東京での定期上演と現況 ===<br /> 「やめよッカナ!?キャンペーン」によって全国的に知名度を高めた新喜劇は、[[1991年]]に初の東京公演となる「帝都公演」を開催して大成功を収める。その後テレビ放送でも、全国において木曜20時台の視聴率を確保したいという[[MBSテレビ|毎日放送]]の思惑と、新喜劇を全国区化させたいという吉本の意向が合致し、『[[超!よしもと新喜劇]]』が[[1997年]]秋から東京で収録され、新喜劇が東京発の形でゴールデンタイムに全国ネットでテレビ放送されるようになった(後に『[[超コメディ60!]]』としてリニューアルされた)。しかし、舞台は新喜劇なのに仕掛けが[[ザ・ドリフターズ|ドリフ]]調であったり、新喜劇や関西とはまったく関係のないゲストが多数出演したりしたことから、従来からのファンにも見放され、[[1998年]]秋に終了。<br /> <br /> この1年間は、本家NGKからも特に知名度と笑わせる力のあるベテラン勢が駆り出されたため、リーダーに相当するポジションで大阪に残ることができたのは実質的に[[吉田ヒロ]]だけであり(なお、のちに座長となる当時の4人のニューリーダーのうち、『超!よしもと新喜劇』〜『超コメディ60!』に一度も出演しなかったのはヒロと[[石田靖]]。また、女優陣では、この当時のマドンナ役の一人であった[[中西喜美恵]]なども、『超!よしもと新喜劇』〜『超コメディ60!』に一度も出演しなかった)、ニューリーダー制開始直後の柔軟さ・斬新さから一転、まさに「やめよッカナ!?キャンペーン」直前の状況が再来していた。<br /> <br /> それでもやはり東京公演をあきらめたわけではなく、[[1999年]]からは場所と方式を変えて[[スタジオアルタ]]で週末にニューリーダー3人を中心にした本家そのままの新喜劇を定期上演。これも『ギャク輸入!新喜劇』([[朝日放送テレビ|朝日放送]])として、関西地区で放送された。<br /> <br /> [[2001年]]には、[[ルミネtheよしもと]]が開業し、今度は東京オリジナルの台本と出演者、今田、東野などNGK新喜劇経験者、NGKから東京に移籍した石田を座長に据えた公演(メンバーは後述)が開始され、現在に至る。ルミネ新喜劇は比較的若手のメンバーで構成されており、専属座員および座付き作家は基本的に存在しない(若手芸人が作家を兼業することもある)。公演は不定期で2〜3ヶ月行われ、テレビ出演の多い今田・東野座長回は基本的に月一公演となる。2014年以降は座員座長はそのままで名称を変更し、「SPコメディ」という名称に変更された。<br /> <br /> また、2009年4月末から2011年11月末まで[[品川 (東京都)|品川]]に開設されていたよしもとプリンスシアターでは、辻本、内場などNGK新喜劇座員が中心となる「&#039;&#039;&#039;本場吉本新喜劇&#039;&#039;&#039;」が、原則として毎週火曜から木曜または金曜にかけて上演されていた。NGK座員による新喜劇の東京上演は2014年以降、なんばグランド花月の出張版である「東京グランド花月」を上演しているほか、毎年8月には小籔座長による単独公演も実施されている。<br /> <br /> === 海外公演 ===<br /> これまで[[ニューヨーク]]、[[ロンドン]]、[[台湾]]、[[上海市|上海]]で、吉本新喜劇は上演され、さらに2006年7月には日本国内3大都市と併せて[[ハリウッド]]の[[コダック・シアター]]でも「すっごい吉本新喜劇LA&amp;JAPANツアー」と銘打って特別編成で上演された。座員は今田耕司や[[レイザーラモンHG]]など新喜劇出身のルミネtheよしもと出演者が中心であったが、大阪から[[内場勝則]]、[[未知やすえ]]、[[池乃めだか]]、そして新喜劇外から[[ピン芸人]]の[[たむらけんじ]]も参加した。<br /> &lt;!--<br /> === NMB48との共演 ===<br /> [[2011年]]から、[[NMB48]]のニューシングル発売に合わせる形で、通常版Type-Cの特典映像収録のための公演を行っている。新喜劇座員とNMB48選抜メンバーとのコラボレーションであり、選抜メンバーは上記のような数分間の顔出し出演ではなく新喜劇仕込のボケやズッコケ等を終始披露する。タイトル名は「NMB48 feat.吉本新喜劇」であるが、過去に放送された作品について出演者を追加・変更したリメイク版になることがある。選抜メンバーは初登場時に[[キャッチフレーズ]]を付した自己紹介を行い、ストーリーの展開によりNMB48の表題曲を用いてダンスを披露することがある(新喜劇座員も途中参加などで踊ることもある)など、通常の新喜劇公演とは明らかに特徴が異なる。<br /> --&gt;<br /> <br /> === おきなわ新喜劇旗揚げ ===<br /> [[2014年]]9月には沖縄出身の座員で構成された「おきなわ新喜劇」の旗揚げが発表された。同年12月から全国ツアーが行われ、2015年4月からはよしもと沖縄花月でも上演されている。その後本家吉本新喜劇とも合同で公演を行った。<br /> <br /> === 九州新喜劇旗揚げ ===<br /> [[2016年]]8月に[[よしもとクリエイティブ・エージェンシー福岡支社|福岡吉本]]にて、「新喜劇やめよっカナ!?キャンペーン」時代まで副座長を務め、現在は福岡吉本に所属する[[寿一実]](旧芸名・中川一美)の還暦祝い座長公演が[[嘉穂劇場]]にて行われた。<br /> <br /> [[2018年]]2月には、正式に寿を座長とする「九州新喜劇」が旗揚げされた。座員は福岡吉本所属タレントで、オリジナル新喜劇となるほか、マドンナオーディションの実施も発表されている&lt;ref&gt;[https://www.daily.co.jp/society/life/2018/02/08/0010968204.shtml 吉本が「九州新喜劇」16日旗揚げ!初代座長は寿一実、ツッコミより柔らかさ]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> == 出演者 ==<br /> ほとんどの吉本興業所属タレントが新喜劇に出演している。『[[日曜笑劇場]]』に出演していた[[明石家さんま]]、[[ダウンタウン (お笑いコンビ)|ダウンタウン]]、[[桂文枝 (6代目)|桂三枝(現:六代 桂文枝)]])、ルミネ版に出演している[[森三中]]、[[月亭方正|山崎邦正(現:月亭方正)]]など新喜劇出身者(あるいは元座員)も数えきれないため、以降では組織としての「吉本新喜劇」に所属したものを中心に述べる。<br /> <br /> === 座員について ===<br /> 新喜劇入団の際、新人は[[吉本総合芸能学院|NSC]]で新喜劇入団を希望したり、あるいはオーディションを受け、合格したら養成機関である吉本新喜劇jr.(YSJ)に入り[[うめだ花月]]などの舞台に立つ。そしてある程度実力が付いたと見なされたらNGKに出られる運びとなる。この他、吉本興業本社が有望な若手を自社内で異動させたり、漫才コンビを解散した芸人が新喜劇に入団したりすることが多い。現座長のうち、[[辻本茂雄]](三角公園USA)、[[吉田ヒロ]]([[ボブキャッツ (お笑いコンビ)|ボブキャッツ]]。なお、2007年3月限りで座長を卒業し、座長出身ゲスト座員に異動)、[[小籔千豊]](ビリジアン)、[[すっちー]](ビッキーズ)がコンビの出身である。過去には[[しましまんず]]や[[レイザーラモン]]、現在では[[ランディーズ]]と[[水玉れっぷう隊]](アキのみ)が、漫才活動と並行して新喜劇に加入している。<br /> <br /> 男優は漫才畑を歩いてきた者が圧倒的に多く、NSCを含む純粋な芝居畑出身は内場勝則、石田靖、[[烏川耕一]]、[[安尾信乃助]]、[[川畑泰史]]、[[小米良啓太]]、[[伊賀健二]]、[[山田亮]]、[[平山昌雄]]など数える程度であるが、逆に女優はNSCから直接入るケースがほとんどで、コンビの出身は[[未知やすえ]]([[やすえ・やすよ]])、[[若井みどり]]([[若井小づえ・みどり]])などである。過去には[[大阪パフォーマンスドール]]や[[JDスター女子プロレス|JD]]といった吉本興業の他分野からの転向も多かった。また、[[中西喜美恵]]や[[高橋靖子]]などのマドンナ役の女優の場合には、オーディションで他の芸能事務所や劇団などから[[吉本興業]](新喜劇)に引き抜かれたケースもある。珍しいケースに落語出身者が挙げられる。[[中條健一]](六代 桂文枝門下。ただし落語部門の弟子ではない)、[[森田展義]](笑福亭福笑門下)など。<br /> <br /> 新喜劇退団の際は、座員同士、または座員がピン芸人(落語家も含む)や旧コンビを解散した芸人とコンビを結成して退団するケースが見られるが、それでも多いとは言い切れない([[かつみ・さゆり|尾崎小百合]]、[[おかけんた・ゆうた|岡ゆうた]]、[[桂三象|梶原一弘]]らがその例)。圧倒的に多いのは、所属事務所の移籍と芸能界からの引退である([[宮崎高章]]のように放送作家への転向もこれに含まれる)。[[間寛平]]や[[シベリア文太]]、レイザーラモンのように、吉本興業本社が自社内で異動させて退団となるケースもかなり見られる。また、[[帯谷孝史]]のように、プライベートの問題で新喜劇から(一時的に)追放されてしまうケースもある。女性座員の場合には、結婚によりタレントを引退ケースも多いが、[[中條健一]]・[[秋田久美子]]、内場勝則・未知やすえ、[[吉田裕 (お笑い芸人)|吉田裕]]・[[前田真希]]のように夫妻で新喜劇座員として在籍するケースもある。<br /> <br /> 3チーム制を維持していた時期は、最盛期には130人以上の座員、10数人の座付き作家を抱えていた。そのため、「元・吉本新喜劇」という肩書きを持つ人物は、先述の代表的な座員以外にも膨大な数に上る。しかし「やめよっかナ!?キャンペーン」での大リストラによって、座員は一時40人前後にまで減らされた。現在では若手の新規採用やベテラン役者の復帰(「やめよっかナ!?キャンペーン」で一度退団させられた[[島田一の介]]・[[浅香あき恵]]ら)で80人前後となっている。<br /> <br /> オーディションによる入団は[[藤井隆]]以降しばらく途絶えていたが、[[2004年]]からに「吉本新喜劇 金の卵オーディション」を開催。以降も随時オーディションを行っており、再び黄金期に向けて拡張路線をとっている。なんばグランド花月公演は中堅・ベテラン中心で、若手は端役に回ることがほとんどであるため、かつて梅田にあった[[うめだ花月]]にも出演している若手を中心とした「金のひよこライブ」や、金の卵座員による「金の卵ライブ」など若手にも機会を積極的に与えていた。座長に昇格した[[酒井藍]]をはじめ副座長クラス・マドンナクラスなど現在の新喜劇の中核を成すメンバーも多数輩出しているが、新人が大量に入るシステムに移行したためか退団する者も少なくは無い。<br /> <br /> == 座員 ==<br /> === 現行座員 ===<br /> 全盛期には60人ほど在籍していたが、低迷期には31人に激減。[[1989年]]以降は入団数が増加し、現在は客員・休業中を含めても100人を超える団員が在籍する(座員名は[http://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/ 吉本新喜劇オフィシャルサイト]による)。<br /> <br /> ==== 座長 ====<br /> 原則として、6人いる座長の中から1人が作家と相談しながら担当週の新喜劇の脚本を作成し上演するシステムをとっている(出演者表記のトップにある者が作成者である)。また、このシステムは作成者それぞれの新喜劇に対する方向性や個性の違いが非常に出やすい(「特定のキャラクターを演じる」「半ばシリーズ化する」など)。また、座長それぞれにほぼ専属の若手座員が何名かいる([[内場勝則]]のテレビ等での発言より。これを「座組」という)。<br /> また、座長同士の間では座長に就任した順に発言力がある&lt;ref&gt;[http://news.yoshimoto.co.jp/2018/05/entry82654.php よしもとニュースセンター : 小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長が一堂に集結!『吉本新喜劇全国ツアー2018』東京公演]での小籔の発言より&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> なお、[[2010年]]には石田や「やめよッカナ」時代の経験者の[[ほんこん]]が座長として公演を行うことがあった。<br /> <br /> 女性座員では、2017年7月に[[酒井藍]]がレギュラーでは初座長に就任したが、その前には特別公演などで過去にも女性座長は存在した。実例として[[2007年]][[8月7日]]からの1週間を皮切りに、毎年[[お盆]]の時期に「[[未知やすえ]] 女座長特別公演」が行われていたことがある&lt;ref&gt;[http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/event/chirashi/71/index.html 告知チラシ]&lt;/ref&gt;。<br /> <br /> 現在、吉本新喜劇公式サイトに記載があり、なんばグランド花月の公演で座長を務めるのは下記の6名。このほか&lt;!--&gt;座員でなくなってからも地方公演やルミネtheよしもと・SPコメディで座長を務める者([[石田靖]],[[間寛平]])や&lt;!--&gt;、西梅田・祇園を含む関西3劇場の公演に座長がいないときは副座長クラスの座員(後述)が座長代理としてリーダーを務める。<br /> * [[内場勝則]]<br /> * [[辻本茂雄]]&lt;!--※しんにょうの点は一つです。--&gt;<br /> * [[小籔千豊]]([[2006年]][[2月28日]]の舞台から)<br /> * [[川畑泰史]]([[2007年]][[6月19日]]の舞台から)<br /> * [[すっちー]]([[2014年]][[6月11日]]の舞台から) <br /> * [[酒井藍]]([[2017年]][[7月26日]]の舞台から)<br /> <br /> {| border=&quot;1&quot; cellpadding=&quot;3&quot; class=&quot;wikitable&quot; style=&quot;font-size:small&quot;<br /> |+ 歴代座長<br /> |- <br /> !|芸名<br /> !|生没年<br /> !|座長在任<br /> !|備考<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[花紀京]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1937年 - 2015年<br /> |1963年 - 1969年<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[平参平]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1916年 - 1986年<br /> |1962年 - 1966年<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[財津一郎]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1934年 - <br /> |1966年 - 1969年<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[岡八郎]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1938年 - 2005年<br /> |1966年 - ?<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[原哲男]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1934年 - 2013年<br /> |1969年 - ?<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[桑原和男]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1936年 - <br /> |1969年 - ?<br /> |現役座員<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[船場太郎]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1939年 - <br /> |1969年 - ?<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[木村進]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1950年 - <br /> |1973年 - ? <br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[間寛平]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1949年 - <br /> |1974年 - ?<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[室谷信雄]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1946年 - <br /> |1982年 - 1985年<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[池乃めだか]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1943年 - <br /> |? - 1995年<br /> |現役座員<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[内場勝則]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1960年 - <br /> |1999年 - (在任中)<br /> |rowspan=&quot;2&quot;|1995年からニューリーダー(事実上の座長)<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[辻本茂雄]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1964年 - <br /> |1999年 - (在任中)<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[石田靖]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1965年 - <br /> |1999年 - ?<br /> |1995年からニューリーダー、現在は座員ではないが「[[ルミネtheよしもと]]」や地方公演では座長を務める<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[吉田ヒロ]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1967年 - <br /> |1999年 - 2007年<br /> |現役座員<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[小籔千豊]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1973年 - <br /> |2006年2月28日 - (在任中)<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[川畑泰史]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1967年 - <br /> |2007年6月19日 - (在任中)<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[すっちー]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1972年 - <br /> |2014年6月11日 - (在任中)<br /> |<br /> |-<br /> |&#039;&#039;&#039;[[酒井藍]]&#039;&#039;&#039;<br /> |1986年 - <br /> |2017年7月26日 - (在任中)<br /> |初の女性座長<br /> |}<br /> <br /> ==== 座長経験者 ====<br /> * [[桑原和男]](新喜劇座員では現在最年長)<br /> * [[池乃めだか]]<br /> * [[吉田ヒロ]]<br /> <br /> ==== ベテラン ====<br /> ストーリーや役柄の軽重に関係なく舞台登場時にあいさつの持ちギャグを披露し、他の出演者をコケさせることができる。<br /> * [[チャーリー浜]](座長経験はないが、「…じゃあ〜りませんか」のギャグが[[サントリー]]「ポケメシ」のテレビCMで全国的にブレークし、1991年の第8回日本[[新語]]・[[流行語大賞]]で年間大賞を受賞、新喜劇の東京進出に大きく貢献したとされ重鎮ポジションに昇格した)<br /> * [[やなぎ浩二]]<br /> * [[島田一の介]]<br /> * [[Mr.オクレ]]<br /> * [[若井小づえ・みどり|若井みどり]](女流漫才師”若井小づえ・みどり”出身、2007年[[10月1日]]入団、[[10月9日]]の舞台から出演。[[中山美保]]の死後は女性最年長)<br /> * [[末成由美]](女性陣の中では新喜劇在籍年数最長)<br /> * [[浅香あき恵]]<br /> * [[未知やすえ]]<br /> <br /> ==== マドンナ ====<br /> ストーリーのヒロイン的役割を担う美人女優。40代に入ると卒業する傾向があり、末成・浅香・未知ら年長の女性座員もかつてはマドンナ格で舞台に出演していた(元漫才師の若井を除く)。<br /> <br /> * [[高橋靖子]]<br /> * [[五十嵐サキ]]<br /> * [[秋田久美子]]<br /> * [[前田真希]]([[前田五郎]]の長女、吉田裕の妻)<br /> * [[宇都宮まき]]<br /> * [[井上安世]]<br /> * [[鮫島幸恵]]<br /> * [[松浦景子]]<br /> * [[金原早苗]]<br /> <br /> ==== 副座長クラス ====<br /> 座長不在の公演で、座長に代わり主役を演じるとともに劇の脚本・構成を担当する。<br /> * [[烏川耕一]]<br /> * [[高井俊彦]](元[[ランディーズ]]。漫才コンビとしての名前はそのまま、中川と共に2007年10月1日に入団。[[10月16日]]の舞台から個別に出演)<br /> * [[清水けんじ]](第4個目金の卵(2008年)、元[[フロントストーリー]])<br /> * [[吉田裕 (お笑い芸人)|吉田裕]](第1個目金の卵(2005年)、元トレイントレイン、前田真希の夫)<br /> * [[信濃岳夫]](第2個目金の卵(2006年)、元リンゴスター)<br /> * [[安尾信乃助]] ※脚本・構成に関わらない<br /> * [[諸見里大介]](第6個目金の卵(2012年)、元[[ハム (お笑いコンビ)|ハム]])<br /> <br /> ==== 一般座員 ====<br /> * [[楠本見江子]]([[2009年]]12月再入団)<br /> * [[帯谷孝史]](約10年の謹慎後、[[2010年]]3月より正式に座員として復帰)<br /> * [[前田一球・写楽|しゃーやん]]([[2011年]]7月再入団)<br /> * [[青野敏行]]<br /> * [[中田はじめ]]<br /> * [[中條健一]]<br /> * [[西川忠志]](2009年3月入団。[[11月17日]]の舞台から出演)<br /> * [[アキ (お笑い芸人)|アキ]]([[水玉れっぷう隊]]、2014年[[5月1日]]入団。[[7月22日]]の舞台から出演)<br /> * [[島田珠代]]<br /> * [[山田花子_(タレント)|山田花子]](長らくテレビタレントとして活動していたが、[[2016年]][[8月]]座員として復帰)<br /> * [[福本愛菜]](元[[NMB48]]&lt;ref&gt;{{cite news|title=福本愛菜、夢は新喜劇で愛にゃん波動砲|newspaper=[[日刊スポーツ]]|date=2013-07-08|url=http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20130708-1154186.html|accessdate=2013-07-08}}&lt;/ref&gt; 、「研究生」を自称&lt;ref&gt;かつては多くの団員が修行を兼ねて研究生からスタートしたが、オーディションを定期開催するようになった現在では研究生というシステムはなく、単に本人が自称しているだけである。&lt;/ref&gt;&lt;ref&gt;[https://twitter.com/kawabatayasushi/status/658864024461770753 福本はいつになったら研究生から昇格するのか、というファンからの質問に対する川畑泰史の返答]&lt;/ref&gt;)<br /> <br /> ==== 若手 ====<br />  2005年まで行われていた『[[新喜劇フー!!]]』や、[[なかやまきんに君|キャプテン☆ボンバー]]を主役として2006年に公演された『[[新喜劇ボンバー!!]]』などの座員を中心に、うめだ花月で活動する芸人も加わっていた。2005年からの「吉本新喜劇 金の卵オーディション」出身者は後述。<br /> <br /> * [[伊賀健二]]<br /> * [[今別府直之]]<br /> * [[大島和久]]<br /> * [[たかおみゆき]]<br /> * [[タックルながい。]]<br /> * [[ぢゃいこ]]<br /> * [[平山昌雄]]<br /> * [[山田亮]]<br /> * [[山本奈臣実]]<br /> <br /> ===== 第1個目金の卵(2005年) =====<br /> 2005年に行われた「吉本新喜劇 金の卵オーディション」に合格した座員。新人といっても芸人や舞台人などのキャリアがある者も含まれ、すでに何人かは吉本新喜劇以外で活動がある。月1回の「金の卵ライブ(金の卵LIVE)」に全員が出演。以下の座員による「金の卵ライブ」は2006年7月が最終回。<br /> <br /> * [[太田芳伸]]<br /> * [[佐藤太一郎]]<br /> * 吉田裕<br /> * 前田真希(前田五郎の長女、吉田裕の配偶者)<br /> * [[松浦真也]]<br /> * [[森田展義]]<br /> <br /> ===== 第2個目金の卵(2006年) =====<br /> 2006年に行われた「吉本新喜劇 金の卵オーディション」に合格した座員。2008年当時、大阪・京橋にも「京橋花月」がオープンし、新喜劇の上演が決定したことから、これに対応した採用と思われる。<br /> <br /> * 井上安世<br /> * [[音羽一憲]]<br /> * 金原早苗<br /> * 信濃岳夫<br /> * [[清水啓之]]<br /> * [[辰己智之]]<br /> * [[前田まみ]](前田真希の実妹)<br /> * [[森田まりこ]]<br /> <br /> ===== 第3個目金の卵(2007年) =====<br /> * 酒井藍(2017年7月座長に昇格)<br /> <br /> ===== 第4個目金の卵(2008年) =====<br /> * [[奥重敦史]]<br /> * [[清水けんじ]]<br /> * [[新名徹郎]](元ダ・ヴィンチ)<br /> * [[服部ひで子]]<br /> * [[レイチェル (芸人)|レイチェル]]<br /> <br /> ===== 第5個目金の卵(2009年) =====<br /> * [[岡田直子]]<br /> * [[桜井雅斗]]<br /> <br /> ===== 第6個目金の卵(2012年) =====<br /> [[2012年]]、「第5個目 金の卵オーディション」以来、3年ぶりとなる座員オーディションが実施された。<br /> <br /> * [[木下鮎美]]<br /> * [[鮫島幸恵]]<br /> * [[中尾星太]]<br /> * [[平田健太]]<br /> * [[諸見里大介]]<br /> * [[吉岡友見]]<br /> <br /> ===== 第7個目金の卵(2013年) =====<br /> * [[いがわゆり蚊]]<br /> * [[Men&#039;s石橋|石橋洋貴]]<br /> * [[小寺真理]](元[[つぼみ (ユニット)|つぼみ]]、元りんごあめ)<br /> * [[高関優]]<br /> * [[瀧見信行]]<br /> * [[はやしよしえ]]<br /> * [[前園健太]]<br /> * [[もじゃ吉田]](元グッドモーニング、元ストライク)<br /> * [[もりすけ]](元ドルフィンズ)<br /> <br /> ===== 第8個目金の卵(2014年) =====<br /> * [[親泊泰秀]]<br /> * [[葛原亜依]]<br /> * [[小西武蔵]](元ヒップ☆スター)<br /> * [[重谷ほたる]]<br /> * [[祐代朗功]]<br /> * [[大黒ケイイチ]]<br /> * [[玉置洋行]]<br /> * [[松浦景子]]<br /> * [[松本慎一郎]]<br /> <br /> ===== 第9個目金の卵(2017年) =====<br /> * [[新井崇史]]<br /> * [[入澤弘喜]]<br /> * [[大塚澪]]<br /> * [[カバと爆ノ介|カバ]](元カバと爆ノ介)<br /> * [[川筋ライラ]]<br /> * [[小林ゆう (吉本興業)|小林ゆう]]&lt;!--声優の小林ゆうとは別人--&gt;<br /> * [[ジャボリ・ジェフ]]<br /> * [[白原昇]]<br /> * [[谷川友梨]]<br /> * [[筒井亜由貴]]<br /> * [[永田良輔]]<br /> * [[速見めぐみ]]<br /> * [[松元政唯]]<br /> * [[本山悠斗]]<br /> <br /> ===== 第10個目金の卵(2018年) =====<br /> * [[生瀬行人]]<br /> * [[石井萌々花]]<br /> * [[キタノ大冒険|北野翔太]](元キタノ大冒険)&lt;!--AV男優の北野翔太とは別人--&gt;<br /> * [[けんたくん]](おきなわ新喜劇出身)<br /> * [[住吉大和]]<br /> * [[曽麻綾]]<br /> * [[野下敏規]]<br /> * [[宮内紀佳]]<br /> * [[湯澤花梨]]<br /> * [[横地眞平]]<br /> <br /> ==== 作家 ====<br /> 主に以下の者が担当している。<br /> *鳴瀬冨三子(内場週担当。[[檀上茂]]を師匠とする)<br /> *村上太(川畑・すっちー)<br /> *佐藤トモ(川畑・すっちー)<br /> * [[大崎知仁]](小籔・川畑・すっちー)<br /> *三栗雅子(内場・すっちー)<br /> * [[宮崎高章]](元・新喜劇座員)(小籔・すっちー)<br /> *稲見周平(川畑)<br /> *藤原和博(川畑・すっちー・酒井藍)<br /> *矢田和也(辻本) <br /> *大東伸明 (川畑)<br /> *当山穂高 (川畑)<br /> *玉井聡司 (川畑・酒井藍)<br /> それ以外にもイベント等では以下の作家が担当している。<br /> * [[お〜い!久馬]](久馬歩)(ザ・プラン9のリーダー)<br /> <br /> ==== 主要座員のテレビ・ラジオ出演 ====<br /> 辻本茂雄、小籔千豊、未知やすえ、大食いタレントの側面を持つ[[宇都宮まき]]などは人気があり、新喜劇以外のテレビ番組にも出演している。特に小籔は東京に本拠地を移し&lt;ref&gt;[http://www.fujitv.co.jp/viking/tue.html キラキラ生活の火曜日★バイキング - フジテレビ]&lt;/ref&gt;座長をこなしながら全国放送の[[帯番組]]にもレギュラーで出演するなどテレビタレントとしても活躍中。辻本も[[日本放送協会|NHK]]の全国放送、[[バラエティー生活笑百科]]に出演している(制作は大阪で行われている)&lt;ref&gt;[http://www4.nhk.or.jp/shouhyakka/26/ 番組情報 - バラエティー生活笑百科 - NHK]、{{cite web | url = http://www.nhk.or.jp/osaka/program/seikatsu_shouhyakka/ | title = NHK 大阪放送局 | 番組情報 | バラエティー生活笑百科 | publisher = NHK大阪放送局 | archivedate = 2013年12月1日 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20131201201540/http://www.nhk.or.jp/osaka/program/seikatsu_shouhyakka/ | accessdate = 2014-11-03 | deadlinkdate = 2017年9月 }}&lt;/ref&gt;。近年はすっちー、吉田裕、松浦真也らが新喜劇でのギャグの掛け合い場面をアレンジしたショートコントを全国区の番組で披露することも多い。<br /> <br /> ラジオでは、小籔や[[末成由美]]などがレギュラー番組を持っている{{要出典|date=2014-11}}。<br /> <br /> === 旧座員 ===<br /> 以下に挙げる人物は、過去に在籍した座員のごく一部である。<br /> <br /> ==== 旧体制時代(1989年9月以前)====<br /> ;座長経験者<br /> 最初期の新喜劇では、ほぼ毎回ゲストが座長を交代で務める形が採られており([[花菱アチャコ]]、[[芦屋雁之助]]、[[東五九童・松葉蝶子|東五九童]]&lt;ref&gt;[[曾我廼家五郎]]一門の曽我廼家蝶五郎の門下、漫才では[[東五九童・松葉蝶子|松葉蝶子]]や[[香島ラッキー・御園セブン|香島ラッキー]]を相方にしていた&lt;/ref&gt;ほか)、純然たる新喜劇在籍者が座長を務めるようになったのは[[1960年]]からのことである。その中で最初に座長として頭角を現したのは[[白羽大介]]・[[守住清]]の2人であった。<br /> 以下は存命者または存命と思われる人物。故人は後述。<br /> * [[守住清]]&lt;ref&gt;[[木戸新太郎]]や[[作家]]の[[友村順一]]に師事、「ポンカラキンカンコン」のギャグで新喜劇草創期を支えた。&lt;/ref&gt;<br /> * [[財津一郎]](元座長。[[日本フルハップ]]や[[タケモトピアノ]]のTVコマーシャルで有名。)<br /> * [[船場太郎]](元座長。後に[[都島区]]選出の[[大阪市議会]]議員・市議会議長)<br /> * [[木村進]](元座長)<br /> * [[間寛平]](元座長。2016年現在も地方公演で座長を務めている)<br /> * [[谷しげる]](元座長)<br /> * [[伴大吾]]&lt;ref&gt;「[[づぼらや]]」の[[板前]]出身、1967年1月入団、[[的場達雄]]門下で[[殺陣]]を得意とした。いわゆるデブ体型でクールながら三枚目な脇役として活躍し人気を博したが、借金問題で退団した。&lt;/ref&gt;<br /> * [[室谷信雄]](元座長)<br /> * [[山田スミ子]](元座長、ただし定期的な座長ではない。『[[あっちこっち丁稚]]』の「木金堂」の御寮さん役などで有名)<br /> <br /> ; その他<br /> * [[青木ミキ]](1973年2月研究生で入団、現在、[[オール阪神・巨人|オール巨人]]夫人)<br /> * [[青芝フック]](2代目横山フック、在籍中は「小島あきら」、[[漫画トリオ]]からその後「青芝フック・キック」)<br /> * [[青島みどり]]<br /> * 浅田祐介(元くるみ座の研究生)<br /> * [[芦屋小雁]]<br /> * 姉川巌(1974年入団)<br /> * 天野久美子(NSC出身、1983年入団)<br /> * 飯田ミエ(ポケットミュージカルス出身)<br /> * 伊玖野暎子<br /> * 石井マキ(初期のころの研究生)<br /> * 池田昌代(1977年入団、1978年退団)<br /> * 石田輝代(昭和40年代初期の研究生)<br /> * 石川大介(花菱アチャコの付き人)<br /> * [[伊豆あすか・奄美きょうか|伊豆あすか]](1978年入団、1979年に奄美きょうかと漫才コンビ結成)<br /> * 泉多美子(後の占い師[[泉アツノ]])<br /> * 石川寿子(アチャコ劇団出身)<br /> * [[泉ひろし]]&lt;ref&gt;元漫才師、[[三遊亭柳枝]]は柳枝劇団を経て1963年吉本新喜劇入り1991年に[[松竹芸能]]([[松竹新喜劇]])に移籍、現在はフリーとなりテレビドラマ、舞台で活躍&lt;/ref&gt;<br /> * [[伊藤哲三]](1959年よりいろんな劇団を転々とし1963年7月入団)<br /> * [[糸川ナホミ]](1972年11月入団、伴大吾は同期、現在、やなぎ浩二夫人)<br /> * 井上和子(1966年入団)<br /> * 井上味佳(OSK出身、1963年入団)<br /> * [[今岡まき子]](姉がOSKの女優、1984年6月入団、マドンナ)<br /> * 今西博子(1984年入団)<br /> * [[上原光代]](研究生で入団、現在、間寛平夫人)<br /> * [[歌川節美]](1975年2月入団、井上竜夫のいとこ)<br /> * [[内海英子]](ラリー石川の夫人、1962年9月入団、マドンナ)<br /> * 宇野由利子<br /> * [[うのりういち]](最初、芦屋雁之助一座で2代目芦屋凡凡を名乗る。その後、ポスト白木みのるを狙って1979年6月入団)<br /> * [[英京介]](花紀京に師事、1963年7月入団)<br /> * [[岡本隆子|永隆子]](「タカコヒメ」でお馴染み、[[笑福亭仁鶴 (3代目)|笑福亭仁鶴]]夫人)<br /> * [[大井文子]](東京[[新派]]の大御所[[水谷八重子 (初代)|水谷八重子]]の元付き人)<br /> * [[大内洵子]](戦前から女剣劇で活躍、吉本新喜劇には1960年入団)<br /> * [[大江将夫]]&lt;ref&gt;戦前から大船松竹、吉本、エノケン一座、宝塚新芸座を経て1962年入団、老け役専門&lt;/ref&gt;<br /> * 大川直子<br /> * [[大木こだま・ひびき]](1985年に出演した記録がある)<br /> * [[大崎隆晴]]<br /> * 大里裕美(1961年ごろから2年程出演)<br /> * 太田裕子(OSK出身、1961年入団)<br /> * 大橋一博(1980年3月入団)<br /> * [[大村崑]]<br /> * 大宅乃夫子(1959年入団、結婚し退団)<br /> * [[おかけんた・ゆうた|岡ゆうた]](1983年に「おかけんた・ゆうた」を結成して退団)<br /> * 岡田光男(1965年入団、研究生で終わる)<br /> * [[奥津由三]](“チャボチャボ”という愛称で呼ばれ、小柄な身体で新喜劇草創期を支える、第一期研究生、司芙美夫人)<br /> * 尾崎ゆう子(1960年入団)<br /> * 甲斐野トミ(昭和40年代に出演)<br /> * 香川明子(1964年から1965年ごろ出演)<br /> * 笠原亮三<br /> * [[風間舞子]](木村進元夫人、1987年入団)<br /> * 梶原一弘([[桂文枝 (6代目)|6代桂文枝]]の弟子。現:落語家[[桂三象]])<br /> * [[片岡あや子]](父が興行師、母も芸人、1968年6月入団、元チャンバラトリオ[[伊吹太郎]]の妻、マドンナとして活躍)<br /> * 片山英昭<br /> * 金沢富子(結婚し退団)<br /> * [[金乃成樹]](宝塚新芸座、淡海劇団などを経て吉本入り、のちに松竹新喜劇へ移籍)<br /> * [[雷門禄郎]](雷門五郎の弟子)<br /> * [[菊池大助]]([[曾我廼家五郎八]]に師事、元松竹新喜劇出身、1966年11月入団、井上竜夫の弟弟子)<br /> * 岸田一夫(「笑いの王国」、「ピエル・ボーイズ」出身、新喜劇では脇役)<br /> * [[木下ほうか]](現 俳優)<br /> * [[木村明]](『[[あっちこっち丁稚]]』のふんどし男役で有名、のち[[松竹芸能]]に移籍して、トリオの[[プレイボーイズ]]に参加し[[浪花座]]に出ていた)<br /> * 木村優(木村進、風間舞子の娘、1987年入団、子役、両親離婚後?退団)<br /> * 京風美千代(宝塚歌劇団出身、1960年に結婚し退団)<br /> * [[黒木雪夫]](後の[[すっとんトリオ]])<br /> * 黒瀬良(子役として数回出演)<br /> * 香月京子(OSK出身、初期のころのマドンナ)<br /> * [[好田タクト]](現在ピン芸人)<br /> * 九重千鶴(宝塚歌劇団出身、初期の娘役)<br /> * [[小島のぶえ]](曾我廼家十吾に師事)<br /> * 小島ゆかり(NSC出身、1985年入団)<br /> * [[斉藤祐子|斉藤ゆう子]](一時期座員歴あり)<br /> * 坂井秀太郎(時代劇専門)<br /> * [[坂田利夫]](コメディNo.1 2009年8月コンビ解消後は単独でなんばグランド花月の演芸に出演しながら新喜劇にも不定期に出演していた)<br /> * [[坂本豪]](1971年4月入団、岡八郎の弟子)<br /> * [[桜国子]]([[OSK日本歌劇団|OSK]]から松竹新喜劇を経て1983年2月入団、主に母親役)<br /> * [[佐々五郎]](佐々十郎の実弟)<br /> * [[五月十三子]](曾我廼家十吾に師事)<br /> * [[佐藤武志]]([[1984年]]、平川幸男と新・Wヤングを結成し退団。その後、客員として新喜劇に参加したり、[[朝日放送]]の[[日曜笑劇場]]に出演。浅香あき恵の夫)<br /> * [[佐藤ひろし]]([[速川すすむ]]と「ペアジョーカーズ」という漫才コンビを組む。その後三輪やすひこともコンビ結成)<br /> * 塩野一平(1984年入団)<br /> * 清水正(東京の新派の役者)<br /> * [[笑福亭松之助]](元座長)<br /> * [[白木みのる]]<br /> * 新谷京子<br /> * しんぶらしすたーず<br /> * [[杉本美樹 (お笑い芸人)|杉本美樹]](よしもとNSC出身)<br /> * [[角ともや]](元自衛隊の陸士長、1968年10月入団)<br /> * 関本千世子(1959年入団、研究生、結婚し退団)<br /> * [[世志凡太]](夫人は[[浅香光代]]、藤田まこととの共演が多い)<br /> * [[園みち子]](1978年1月入団、マドンナ)<br /> * 園みつ子(1965年研究生で入団、結婚し退団)<br /> * [[高石太]](あつあつ一座の座長、木村明と漫才コンビ「明太CO」結成。のち[[松竹芸能]]=[[松竹新喜劇]]に移籍)<br /> * [[高勢ぎん子]](戦前の喜劇俳優[[高勢実乗]]の長女、[[石井光三]]夫人の母、1967年入団、お婆さん役)<br /> * [[高橋和子]](1979年5月入団、元新喜劇座員[[前田国男]]夫人)<br /> * 武内正和(1981年入団)<br /> * 武田京子(1974年11月入団)<br /> * 立花宏子(1959年入団、8代目雷門助六との共演が多かった)<br /> * 田中智鶴恵<br /> * 田之本了(1971年8月入団)<br /> * 田中猛<br /> * [[田中ひとみ]]<br /> * [[田中弘]](初期のころの出演)<br /> * 玉井清美<br /> * [[玉松キャップ]]&lt;ref&gt;玉松一郎の一番弟子、玉松キャップ・中田チャックのコンビで漫才や新喜劇に出演&lt;/ref&gt;<br /> * [[シベリア文太|玉村輝彦]](現:[[シベリア文太]]、[[ルミネtheよしもと]]新喜劇座員)<br /> * 千原万紀子<br /> * [[司芙美]](1963年、研究生で入団、奥津由三の夫人)<br /> * 蔦陽子(OSK出身)<br /> * [[陳玉華]]([[中国人]])<br /> * [[津島ひろ子]](1974年入団、マドンナ、末成由美とコンビで入団)<br /> * 鶴岡徹(横山エンタツに誘われ入団)<br /> * 仲圭介(のち松竹新喜劇に移籍)<br /> * [[長江あきら]](平参平の弟子)<br /> * 中尾愛子(1980年3月入団)<br /> * [[中岡秀樹]](1968年11月入団、花紀京の弟子)<br /> * 中川明巳(1986年入団)<br /> * [[寿一実|中川一美]]<br /> * [[中嶋恵美子]](1979年5月入団、現在、寿一実夫人)<br /> * [[中田アップ|中田チャック]]&lt;ref&gt;[[中田ダイマル]]の一番弟子、[[玉松キャップ]]・中田チャックのコンビで漫才や新喜劇に出演&lt;/ref&gt;<br /> * 中野みさよ<br /> * [[中山千夏]](当時は名子役で、『アチャコの迷月赤城山』で勘太郞役を演じる)<br /> * 夏目京子<br /> * [[西岡慶子]]([[曾我廼家五郎八]]の長女。主に花菱アチャコの娘役が多い)<br /> * [[西川きよし]](師匠は喜劇俳優[[石井均]]、新喜劇当時は「西川潔」。その後[[横山やすし]]とコンビ結成)<br /> * 西川花助(花菱アチャコの弟子)<br /> * [[西川ひかる]]([[夢乃タンゴ]]、[[赤井タンク]]とそれぞれコンビを組み漫才を経て吉本へ、一時松竹新喜劇に在籍。現在4代目西川サクラ)<br /> * [[西川洋子]](父親がインド人のハーフ、1966年1月入団、マドンナ役?)<br /> * 二宮二朗<br /> * 庭野千草<br /> * 萩清二<br /> * 長谷一郎(1963年8月入団)<br /> * [[拔天太郎]](大村崑の弟子、「笑いの天国」の研究生でその後、花紀京や[[チャーリー浜|浜裕二]]に誘われ1963年11月入団)<br /> * 花井三郎(8代目雷門助六との共演が多かった)<br /> * 浜谷敦子<br /> * [[濱根隆]](よしもとNSC出身)<br /> * [[浜村淳]](1960年代から1970年頃に数度出演、ポケットミュージカルスの第1回目の出演者でもあった、2010年8月には約40年ぶりに出演した)<br /> * [[速川進]](花紀京の付き人、佐藤ひろしと一時コンビを組む、1964年10月入団)<br /> * 春風すみれ<br /> * 春名幸子<br /> * 東田つぐみ<br /> * 一ツ橋雪<br /> * 平川幸男(後[[Wヤング]]を結成)<br /> * 平野恵美子<br /> * 平山のぶ子(1970年5月入団)<br /> * [[平山信子]](1975年5月入団)<br /> * [[ヒロノツトム|広野つとむ]]<br /> * 藤健一<br /> * [[藤里美]](1969年5月入団、楠本見江子に次ぐブス[[キャラ (コミュニケーション)|キャラ]]で活躍)<br /> * [[藤井信子]](1960年に募集した第一期の研究生、[[西川ヘレン]]と並ぶ初期の看板マドンナ役)<br /> * 藤江竜海<br /> * 藤田信二(藤田まことの付き人)<br /> * 藤山直美(藤山寛美の娘であることを伏せて、4歳のころ何度か出演。)&lt;ref&gt;明石家電視台に出演時の発言&lt;/ref&gt;<br /> * [[西川ヘレン|ヘレン杉本]](初期のマドンナ役。西川きよしと結婚し退団) <br /> * 堀江たかし<br /> * 堀田正子(NSC出身)<br /> * 堀健(島田洋之介の甥、島陽之助の息子で元吉本の営業マン)<br /> * [[前田五郎]](元[[コメディNo.1]]、前田真希・まみ姉妹の実父)<br /> * 真壁一夫<br /> * 政晴子<br /> * 真智恵子(読売テレビの制作局長の荻野康人夫人)<br /> * 丸橋清美(宝塚歌劇団出身、結婚し退団)<br /> * [[三角八重]]&lt;ref&gt;元大江将夫夫人。戦前から吉本の軽演劇、島陽之助一座、エンタツ劇団を経て開場の1959年から出演、当時、特に涙ものを演らせれば右に出る者は皆無だった。&lt;/ref&gt;<br /> * 峰きよし<br /> * 三輪ますみ<br /> * 宮武要人(伴大吾の紹介で入団)<br /> * [[宮脇健]](ケンちゃんシリーズで有名な子役、チャンバラトリオの元メンバー[[ゆうき哲也]]の付き人)<br /> * [[三輪やすひこ]](元松竹新喜劇出身、1966年11月入団、同期の座員佐藤ひろしと漫才コンビを組んでいた)<br /> * 村田いつ子(川上のぼるの弟子、1960年12月入団)<br /> * 望岡幸敏<br /> * 森一修(研究生出身、のちルーキー劇団に移籍、[[すっとんトリオ]]のメンバー活躍)<br /> * 森公平(1981年8月入団)<br /> * [[森信]]([[曾我廼家十吾]]に師事。婆さん役を得意とした。ルーキー劇団に移籍、のちに岸和田で飲み屋を経営)<br /> * 森秀人<br /> * [[安田密子]](フランス人[[パティシエ]]と結婚後、退団。[[瀬戸カトリーヌ]]の母。M-1グランプリ2003に楠本見江子とコンビCERISESで出場)<br /> * [[柳井幸多朗]]([[人生幸朗・生恵幸子]]に師事、幸朗没後ショックで引退)<br /> * 山口真代<br /> * 山中正(1972年7月入団)<br /> * 山本幸子(昭和30年後半から40年代初頭に出演)<br /> * 結城美千代<br /> * [[由利謙]](関西芸術座から関西プロダクション、O.M.Sを経て松竹かっぱ座を経て1962年6月入団)<br /> * 横井修平<br /> * [[淀川吾郎]](東宝ミュージカル、梅田コマ、千土地興行、O.M.Sを経て1967年8月入団、ニコニコしながら首を振る。借金で蒸発)<br /> * [[横山アウト]](漫画トリオのメンバー)<br /> * 与志きみと<br /> * 吉野幸子(のちルーキー劇団に移籍)<br /> * 米坂福太郎(平参平の弟子)<br /> * 若山みち子(OSKから映画女優を経て吉本)<br /> * 和田志朗<br /> * 和田元恵(ポケットミュージカルスなどに[[マブ]]で出演)<br /> * 渡辺広美<br /> <br /> ; 故人<br /> * [[秋山たか志]]&lt;ref&gt;父は[[漫才]]師の[[秋山右楽・左楽|秋山右楽]]、酒が災いし早世、二枚目路線。&lt;/ref&gt;<br /> * [[阿吾寿朗]](元座長)<br /> * [[姿三平・浅草四郎|浅草四郎]]([[岡八朗|岡八郎]]と漫才コンビを組む)<br /> * [[芦屋雁之助]](第9回目より特別出演)<br /> * [[芦屋雁平]](初代芦屋凡凡、丁稚や少年役が多かった)<br /> * [[市川青虎|市川小金吾]]([[市川小太夫 (2代目)|2代目市川小太夫]]の弟子、元[[関西歌舞伎]]、宝塚新芸座出身、脇役、退団後歌舞伎に復帰し初代市川青虎を名乗った)<br /> * [[井上竜夫]](「やめよッカナ!?」以降も活躍。現役座員のまま、2016年10月に死去)<br /> * [[島田洋之介・今喜多代|今喜多代]](主に島田洋介との公演に出演)<br /> * [[内海カッパ]](内海突破の弟子)<br /> * 初代[[内海突破]]([[西条凡児]]、[[並木一路]]とそれぞれ漫才コンビを組む)<br /> * [[梅田ひろし]](「笑いの王国」、劇団「喜劇座」を経て1969年9月入団、酒が災いし早世)<br /> * [[大久保怜]]([[素人名人会]]審査員長、吉本は1961年、1962年頃の出演)<br /> * [[鳳啓助]]([[京唄子]]と[[夫婦]][[漫才]]をしていたが、[[離婚]])<br /> * [[岡八朗|岡八郎]](元座長)<br /> * 春日井真澄(1960年頃出演。作曲家加納光紀の夫人)<br /> * [[雷門助六#8代目|8代目雷門助六]](吉本出演当時は「雷門五郎」。一時期落語を廃業して新喜劇出演したり劇団を作ったりしていた。後に落語に専念)<br /> * [[川上のぼる]]([[腹話術]]や司会、[[声帯模写]]などで活躍、吉本は特別出演)<br /> * [[河村節子]](初代ミスワカナの弟子で「ワカコ」を名乗る。初代没後、玉松一郎とコンビを組み4代目「ミスワカナ」として人気を博した。「河村施つ子」と名乗ったこともある)<br /> * [[木戸新太郎]]&lt;ref&gt;戦後「夢の王国・キドシン一座」を結成した東京の軽演劇の旗手の一人だった。弟子に[[茶川一郎]]、守住清がいる。&lt;/ref&gt;<br /> * [[京唄子]]([[鳳啓助]]と夫婦漫才をしていたが、離婚)<br /> * [[佐々十郎]](東京生まれのコメディアン)<br /> * [[島木譲二]](2011年から体調不良で休業後、2016年に12月に死去)<br /> * [[島田洋之介・今喜多代|島田洋介]]<br /> * [[清水キョウイチ郎]](元[[ぴのっきを]]、2006年11月に死去)<br /> * [[清水金一]]&lt;ref&gt;「シミキン」の愛称で戦前から[[榎本健一]]や[[古川ロッパ]]と並ぶ喜劇スター。&lt;/ref&gt;<br /> * 下田道子(1960年入団)<br /> * [[美山なをみ・白川珍児|白川珍児]](戦前[[桂枝輔]]に弟子入り。吉本では最初美山なをみと漫才コンビを組み、その後新喜劇へ)<br /> * [[白羽大介]](元座長)<br /> * [[大平シロー]](漫才師として著名だが数度出演)<br /> * [[平参平]](元座長)<br /> * [[ミスワカナ・玉松一郎|玉松一郎]]&lt;ref&gt;初代[[ミスワカナ・玉松一郎|ミスワカナ]]と漫才コンビを組んだ漫才師。&lt;/ref&gt;<br /> * 中田軍治(後Wヤングを結成))<br /> * [[中山三吉]](サルといじられていた。一時ルーキー清二とコンビを組む。のち借金苦で自殺)<br /> * [[中山美保]](体調不良で休業後、2017年2月7日に死去。同年4月4日に年齢とともに死亡が公表された)<br /> * 3代目[[西川サクラ]](後の[[フラワーショウ]]の華ぼたん)<br /> * [[西川ヒノデ]]<br /> * [[博多淡海 (2代目)|博多淡海(2代目)]]&lt;ref&gt;[[仁輪加|博多仁輪加]]の大御所。主に婆さん役、のち[[松竹新喜劇]]へ移籍。晩年は松竹喜楽座座長を務めた。&lt;/ref&gt;<br /> * [[花紀京]](元座長)<br /> * [[花菱アチャコ]]<br /> * [[花和幸助]](戦前、九州の一座、[[永田キング・ミスエロ子]]の[[永田キング]]一党、宝塚新芸座を経て出演、のち松竹新喜劇へ移籍)<br /> * [[林家染丸#3代目|3代目林家染丸]](落語家として著名)<br /> * [[原哲男]](元座長)<br /> * [[人見きよし]]&lt;ref&gt;戦前から軽演劇フランス座のコメディアンで活躍。「ホント チートモ知らなかったワー」のギャグが有名&lt;/ref&gt;<br /> * [[藤田まこと]]&lt;ref&gt;『[[てなもんや三度傘]]』で人気を博した後、テレビ時代劇『[[必殺仕事人]]』シリーズの中村主水役でブレイク。&lt;/ref&gt;<br /> * [[南喜代子]]([[三遊亭柳枝]]-落語家ではない-と漫才コンビを結成。三遊亭柳枝は柳枝劇団の座長で同劇団はその後[[松竹爆笑劇]]に改名)<br /> * 益田やよい(自殺)<br /> * [[三崎希於子]](初代ミスワカナの娘。初代没後、玉松一郎とコンビを組み3代目「ミスワカナ」として人気を博した。吉本には1960年から)<br /> * [[横山エンタツ]]<br /> * [[横山ノック]]([[漫画トリオ]]元メンバー。後に参院議員⇒大阪府知事。)<br /> * [[ルーキー新一]](元座長)<br /> * [[ルーキー清二]](ルーキー新一の元相方、後漫才に転向、地方巡業先で交通事故で死去)<br /> * [[逢坂じゅん|渡淳]](元レツゴーじゅん。坂田利夫と同期、のちルーキー新一劇団に参加。ルーキー新一の実弟[[レツゴー正児]]と[[レツゴー長作]]で[[レツゴー三匹]]結成)<br /> <br /> ==== 「やめよッカナ!?」時代以降(1989年10月以後) ====<br /> ; 座長(主役)クラス<br /> * [[石田靖]](現:ルミネtheよしもと新喜劇座長)<br /> * [[今田耕司]](現:ルミネtheよしもと新喜劇座長)<br /> * [[木村祐一]](現:ルミネtheよしもと新喜劇座長)<br /> * [[東野幸治]](現:ルミネtheよしもと新喜劇座長)<br /> * [[130R]](現:ルミネtheよしもと新喜劇座長)<br /> <br /> ; 座員<br /> * [[青柳裕之]](第6個目金の卵オーディション合格者)<br /> * [[安藤成寛]](第8個目金の卵オーディション合格者。NGKではほとんど活動実績がないまま退団)<br /> * [[石野マユ]]<br /> * [[石本文人]](第2個目金の卵オーディション合格者。NGKではほとんど活動実績がないまま退団)<br /> * [[板坂由美子]]<br /> * [[いちじまだいき]](第5個目金の卵オーディション合格者。2016年6月まで活動)<br /> * [[今井成美]](第8個目金の卵オーディション合格者。2017年、結婚を機に退団)<br /> * 廉林優(第8個目金の卵オーディション合格者。2017年、11月退団)<br /> * [[井村勝]](NGKではほとんど活動実績がないまま退団)<br /> * [[インス]](金 仁淑(きん ひとみ)という表記もあった。NGKではほとんど活動実績がないまま退団)<br /> * [[大端絵里香]](第5個目金の卵オーディション合格者。2013年6月末まで活動後、同年7月から[[シンフォニア (タレントプロダクション)|シンフォニア]]所属)<br /> * [[大山英雄]](ルミネtheよしもと新喜劇班へ移籍)<br /> * [[岡村隆史]]([[ナインティナイン]]、程なく[[吉本印天然素材]]に参加のため事実上退団)<br /> * 尾崎小百合([[かつみ・さゆり]])<br /> * [[御澤知世]](第5個目金の卵オーディション合格者。所属半年未満で退団)<br /> * [[梶本愛]](元[[大阪パフォーマンスドール]]。[[2004年]]、結婚し退団・引退)<br /> * [[カナエ]]<br /> * [[家門鈴乃]](第4個目金の卵オーディション合格者)<br /> * [[狩場愛子]]<br /> * [[神所正良]]<br /> * [[北山麻依加]](元つぼみ、第6個目金の卵オーディション合格者。現在福山舞・新屋真美と共にアスタリスクを組む)<br /> * [[木島さやか]](第5個目金の卵オーディション合格者。2011年正月まで活動)<br /> * [[国崎恵美]](ルミネtheよしもと新喜劇班へ移籍)<br /> * [[後藤秀樹]]&lt;ref&gt;[http://blogs.yahoo.co.jp/kyuuma_blog/13585100.html シェイクダウン。] ザ・プラン9 お〜い!久馬のblog 「歩記」、2015年01月21日より&lt;/ref&gt;(元[[シェイクダウン (お笑い)|シェイクダウン]]、第6個目金の卵オーディション合格者)<br /> * [[小米良啓太]](金のひよこクラス。2012年12月頃まで活動、現在夫人のくもんリサと夫婦円満を組む)<br /> * [[酒井美紀 (吉本興業)|酒井美紀]]<br /> * [[坂田朗子]](元[[大阪パフォーマンスドール]])<br /> * [[しましまんず]](京橋花月での新喜劇に一時期出演)<br /> * 清水陽子<br /> * [[しゃっきー]](第6個目金の卵オーディション合格者。2016年3月退団)<br /> * [[仙堂花歩]]([[オパヤン]]元夫人(時期は不明であるが離婚をして現在は別の人と再婚をしている)。第1個目金の卵オーディション合格者。[[堺少女歌劇団]]クリエイティブプロデューサー)<br /> * [[たいぞう]]<br /> * [[竹迫唯]](第5個目金の卵オーディション合格者。2010年2月頃まで活動)<br /> * [[田島幸恵]]<br /> * [[千原兄弟]]([[千原せいじ]]、[[千原ジュニア]])<br /> * [[坪田光生]](第3個目金の卵オーディション合格者。2011年10月頃まで活動)<br /> * 鶴屋華丸(現:[[博多華丸]]、2001年頃客員として参加)<br /> * [[トミーズ|トミーズ健]]<br /> * ともえ(第2個目金の卵オーディション合格者)<br /> * [[中恭太]](金のひよこクラス。2010年1月頃まで活動)<br /> * [[中川貴志]](元ランディーズ)<br /> * [[なかやまきんに君]](米国への&quot;筋肉留学&quot;を経て、東京に拠点を移す。ただし一時帰国中に出演していた)<br /> * [[中西喜美恵]]<br /> * [[中野正之]]<br /> * [[なかのよいこ]](第6個目金の卵オーディション合格者。2016年12月まで活動)<br /> * [[西科仁]](東京で俳優活動をするため退団)<br /> * [[西田あつし]]<br /> * [[西峯喜策]]<br /> * [[野村多加子]]([[2000年]]、アメリカ人男性と結婚し退団・引退。現在は[[アメリカ合衆国|アメリカ]]に在住)<br /> * [[波多野健太]](元ママレンジ、第3個目金の卵オーディション合格者。2010年夏まで活動、現在はイベント運営などを行う[http://h-laugh.jp/ 株式会社博文舎]の責任者)<br /> * [[バッファロー吾郎]]([[竹若元博]]、[[バッファロー吾郎A|木村明浩]])<br /> * [[原田大樹]](第5個目金の卵オーディション合格者。2010年9月頃まで活動、現在伊東龍志とヤタガラスを組む)<br /> * [[ヒロト]](第7個目金の卵オーディション合格者。2017年3月まで活動)<br /> * [[堀川貴広]](金の卵9個目オーディション合格。2018年5月退団。NSC39期生)<br /> * [[藤井隆]]<br /> * [[福岡亮治]](現在は[[小学校]][[教諭]])<br /> * [[福田多希子]](元[[つぼみ (ユニット)|つぼみ]]、第6個目金の卵オーディション合格者。2017年、結婚を機に退団)<br /> * [[福田転球]](2001年頃客員として参加)<br /> * [[別所清一]](中堅クラス。2010年5月頃まで活動)<br /> * [[前田由梨]]<br /> * [[前田央昭]](2009年4月退団)<br /> * [[松下笑一]](第1個目金の卵オーディション合格者。今後を期待されていたが、家庭の事情で退団。地元[[福岡県|福岡]]へ帰り、吉本興業福岡事務所→東京本社で活動中)<br /> * [[牧野大介]]<br /> * [[松村恵美]](第7個目金の卵オーディション合格者。2016年12月まで活動)<br /> * [[見取慎太郎]](元リンゴスター、第2個目金の卵オーディション合格者。2011年4月頃まで活動)<br /> * [[南出一葉]]([[オール阪神・巨人|オール巨人]]の娘。2009年9月13日の公演を最後に、結婚のため退団)<br /> * [[宮崎高章]](2012年3月退団。現在は構成作家で、大阪吉本新喜劇の脚本の作成や演出なども担当)<br /> * [[村上ショージ]](度々客員として参加。現在も時折ルミネtheよしもとにピン芸人として出演)<br /> * [[村上斉範]](金のひよこクラス。2014年6月頃まで活動)<br /> * [[もりしゅん]](第6個目金の卵オーディション合格者。現在りゅうとハイエナブルクを組む)<br /> * [[森内紀世]]([[川畑泰史]]元夫人。育児のため退団したが、2011年に川畑と離婚&lt;ref&gt;[http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120527/ent12052711430010-n1.htm 吉本新喜劇座長、川畑泰史が離婚 私生活でもコケる] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20120803024942/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120527/ent12052711430010-n1.htm |date=2012年8月3日 }} MSN産経ニュース 2012年5月27日&lt;/ref&gt;)<br /> * [[安井まさじ]](第3個目金の卵オーディション合格者。2016年6月まで活動後、活動拠点を熊本に移す)<br /> * [[矢野勝也]]([[矢野・兵動]])<br /> * [[山田琴音]](第9個目金の卵オーディション合格者。2018年3月退団。NSC39期生)<br /> * [[山路藍]](第5個目金の卵オーディション合格者。2011年2月末頃まで活動。現在は[[ガールズケイリン|女子競輪選手]](女子3回生)&lt;ref&gt;{{cite web|author = ガールズケイリン公式ブログ|url = http://ameblo.jp/girlskeirin/entry-11564369780.html|title = NGKからNKG|date=2013-07-01|accessdate = 2013年7月15日}}&lt;/ref&gt;)<br /> * [[やまだひろあき]](元平安美人、第6個目金の卵オーディション合格者)<br /> * [[リットン調査団 (お笑いコンビ)|リットン調査団]]([[水野透]]、[[藤原光博]]、現・ルミネtheよしもと新喜劇メンバー)<br /> * [[レイザーラモン]]([[レイザーラモンRG|出渕誠]]、[[レイザーラモンHG|住谷正樹]])<br /> <br /> ==== 作家・演出家 ====<br /> * [[オパヤン]]<br /> * [[本多正識]]<br /> * [[畑嶺明]]<br /> * [[海老原靖芳]]<br /> * [[吉井三奈子]]<br /> * [[古川順一]]<br /> * [[大工富明]]<br /> * [[竹本浩三]]<br /> * [[檀上茂]]<br /> * [[中村進]]<br /> * 徳田博丸(現在は沖縄花月の新喜劇などを担当)<br /> * [[萩原芳樹]]<br /> * [[前田政二]](NSC1期生として同期である内場主演の脚本を担当)<br /> * [[湊裕美子]]<br /> <br /> ==== マスコットキャラ ====<br /> * [[岡崎薫|伝次郎]](吉本新喜劇ではとごかの[[飼い犬]]をしたり色んな所で登場する犬の[[着ぐるみ]]でマスコット的な存在で『[[日曜笑劇場]]』にも出演。現在の消息は不明)<br /> <br /> == 特徴 ==<br /> * 各座員の固定された「持ちネタ」を利用した予定調和&lt;ref&gt;[[松原隆一郎]]は、客との合意の上で成立する、何年も使ったギャグを知っていることを前提とした笑いであるとする。また[[尾上圭介]]は、大阪では面白いヒトで笑う傾向があり、お決まりキャラクターで笑わせる面が強いとする(岩本 2009)。&lt;/ref&gt;。<br /> * 座員同士の息の合わせに応じたアドリブ([[辻本茂雄]]のローテーショントークなど)。<br /> * 座員の登場時に一発ギャグを言う(それに合わせて他の座員もこける)。<br /> * それ以外にも、一人のボケに役者全員がこけるというパターンが多い&lt;ref&gt;[[阪田真己子]]は、ズッコケることで笑いどころを視覚的合図として送るという信頼関係が構築されており、それを受け入れない部外者には理解できず時に怒りさえ覚える、とする。(岩本 2009)。&lt;/ref&gt;。<br /> * 演者は基本的に&#039;&#039;&#039;役名=芸名&#039;&#039;&#039; として、芸名のままで登場する。家族として登場する場合は世帯主の苗字に合わせる(例:吉田裕の父親役が島田一の介の場合は&#039;&#039;&#039;島田裕&#039;&#039;&#039;になる)。<br /> <br /> == オープニング曲 ==<br /> *『{{仮リンク|Somebody Stole My Gal|en|Somebody Stole My Gal}}』(作曲:{{仮リンク|レオ・ウッド|en|Leo Wood}}、演奏:{{仮リンク|ピー・ウィー・ハント|en|Pee Wee Hunt}})<br /> *:原曲はレオ・ウッドが[[1918年]]に作曲した楽曲。タイトルを日本語に訳すと「誰かが自分の彼女を奪い去ってしまった」となる失恋ソングだが、明るく軽快な曲調の楽曲である。[[1935年]]には「君いずこ」の題で[[ディック・ミネ]]が日本語カバーバージョンを歌唱している。<br /> *:新喜劇のテーマに用いられているものは[[トロンボーン]]奏者のピー・ウィー・ハントが[[1954年]]頃にリリースしたアルバム「Swingin&#039; Around」に収録された[[ディキシーランド・ジャズ]]バージョンで、「ホンワカパッパ ホンワカホンワカ…」とも表現される特徴的なメロディの音色は、[[トランペット]]に[[弱音器#金管楽器の弱音器|ワウワウミュート]]を装着したものである(このアルバムに収録されている楽曲の大半はワウワウミュートを装着して演奏されている)。<br /> *:かつては[[朝日放送テレビ|朝日放送]]で放送されていた花月中継のオープニング曲であり、当時のスタッフであった[[石田健一郎]]が数曲の中から選曲した[[MBSテレビ|毎日放送]]の中継や[[なんばグランド花月]]での実際のオープニング曲はそれとは異なるものであった(『生産性向上のためのBG音楽・工場向け第一集その5』収録。うめだ花月では、この曲が実際の舞台でも緞帳を上げる時に流れていた)。しかし、ピー・ウィー・ハントの「Somebody Stole My Gal|en」のメロディがあまりにも印象に残るものであったため、「新喜劇をイメージさせる曲」にとどまらず、『[[阪神タイガースの歌|六甲おろし]]』ともども大阪をイメージさせる[[ステレオタイプ]]な曲として認識されるようになった。情報番組で大阪の軽い話題を扱う際は、ほとんどの場合が「Somebody Stole My Gal」がかけられていると言っても過言ではない。この高認知度のおかげで、現在ではなんばグランド花月でも緞帳が上がる際に必ずこの曲が流されており、音楽に合わせて手拍子をする団体客までいることがある(数年前までは上演作品ごとに曲を変えていたが、昨今のストーリーの同一性と並行するかのように音楽までも固定されてしまった)。<br /> *:1997年に『[[探偵!ナイトスクープ]]』で、「この曲を擬音化したら『ホンワカ……』か『プンワカ……』のどちらになるか」でもめているカップルの依頼があった。街頭調査の結果、「ホンワカ」が大勢を占めたのだが、ロケが放送される前にスタジオで「音楽的にいえば『ホンワカ』」と断言されてしまっていた。最終的にはどっちでもよい結果となった。なお、「Somebody Stole My Gal」は映画『[[アビエイター]]』の中でBGMとして流れたり、[[ベニー・グッドマン]]などもレコーディングしているが、この音色を用いているのはピー・ウィー・ハントのバージョンのみである。<br /> <br /> == テーマソング ==<br /> ;テレビ放送用<br /> *「エクスタシー」(1992年2月21日リリースから次の ECSTASY OSAKAまで)<br /> *「ECSTASY OSAKA」(内場・辻本・石田のニューリーダー体制記念として1996年にリリース。2015年時点でも、放送終了後の座員たちによるイベント告知のBGMとして使用)<br /> *「宝島」(内場・辻本による東京からの放送時代に使用)<br /> *「エビバディ!笑おうサンバ」(2009年5月20日リリース、主にNGKでの新喜劇開演前のセット組み立て中に流れる)<br /> ;巡業用<br /> *「あんたが主役」(「宝島」の[[カップリングソング]]。1998年の全国ツアーに使用)<br /> <br /> == テレビ番組 ==<br /> * [[よしもと新喜劇]]([[MBSテレビ]]。 [[GAORA]] 他 [[東京メトロポリタンテレビジョン]](東京MXTV)でも、数週遅れで放送)<br /> * [[お笑いアフタドゥーン]]([[テレビ朝日]])<br /> * [[大阪吉本新喜劇 IN ルミネ]]([[ヨシモトファンダンゴTV]])<br /> <br /> この他にも[[BSフジ]]が不定期で他事務所の芸人との共演舞台「よしもと砦の戦い」を収録・放送している。<br /> <br /> == 過去に新喜劇がレギュラーでテレビ放送された番組 ==<br /> * [[花月爆笑劇場]](毎日放送制作:1980年代後期まで。うめだ花月からの中継が主)<br /> * [[お笑い花月劇場]](朝日放送制作:1980年代中期頃まで。なんば花月からの中継が主)<br /> * [[吉本笑撃!]]([[テレビ大阪]])<br /> * [[花月脱線劇場]](毎日放送)<br /> * [[吉本コメディ]](よみうりテレビ:1978年4月〜1988年3月、コメディNo1、間寛平、木村進らによるシチュエーションコメディ)<br /> * [[超!よしもと新喜劇]](毎日放送制作:[[TBSテレビ|TBS]]系列)<br /> * [[超コメディ60!]](毎日放送制作:TBS系列)<br /> * [[ギャグ輸入!月刊ヨシモト新喜劇]](ABCテレビ)<br /> * [[吉本☆新喜劇の週末]](CS放送 フジテレビ721ch/ヨシモトファンダンゴTV 284ch)<br /> * [[日曜笑劇場]](ABCテレビ。[[スカイ・エー|スカイ・A sports+]]でも放送)<br /> * [[よしもと情熱コメディ〜TVのウラ側で大騒ぎ!モンスターAD奮闘記〜]]([[讀賣テレビ放送|読売テレビ]])<br /> * [[よしもとミッドナイトコメディ 3年2組ポンコツの唄]](読売テレビ)<br /> <br /> == 吉本新喜劇の映画 ==<br /> * シネマワイズ新喜劇(1997年)<br /> 正式タイトルは「[[シネマライズ新喜劇]]」。[[1996年]]に撮影・製作、[[1997年]]に公開された吉本新喜劇の映画。[[上映]]時間61分。ただし地方公開で、関西でしか上映されなかった。<br /> <br /> ** 製作=吉本興業=ビデオチャンプ=ツインズ=オフィス100%、[[配給]]=オフィス100%<br /> ** タイトル<br /> *** vol.1「マネージャーの掟」<br /> *** vol.2「父危篤、面会謝絶」<br /> *** vol.3「ハンコください!」<br /> *** vol.4「どケチ・ピーやん物語」 <br /> *** vol.5「大阪好日」<br /> *** vol.6「たこやき刑事」<br /> <br /> お馴染みの吉本新喜劇のメンバーと他の出演者が出演している。ビデオもあり、[[今田耕司]]と[[東野幸治]]が吉本新喜劇のメンバーの[[丸秘]]情報を教えるおまけのコーナーがある。2003年にDVD化した際には今田と東野のコーナーはカットしメイキングを追加している。レンタルも可能である。<br /> <br /> * よしもと新喜劇 映画「西遊喜」(2016年2月20日、[[KATSU-do]])<br /> * [[よしもと新喜劇映画商店街戦争〜SUCHICO〜|よしもと新喜劇 映画「商店街戦争〜SUCHICO〜」]](2017年3月4日、KATSU-do)<br /> * よしもと新喜劇 映画「女子高生探偵あいちゃん」(2018年3月17日、KATSU-do)<br /> <br /> == その他の作品 ==<br /> * [[ダウンタウンのガキの使いやあらへんで]]<br /> ** 山崎新喜劇・旗揚げ公演(2010年6月27日放送):「涙のプロポーズ波止場」と称し、[[月亭方正|山崎邦正]]を座長とする新喜劇公演が行われた。出演者は[[デビット・ホセイン|今夜が山田]]や[[前島コーイチ|新おにぃ]]、[[菅登未男|ピカデリー梅田]]などといった同番組の名物キャラクターで構成され、一部本家のギャグも使用された。<br /> ** 大晦日SP「[[絶対に笑ってはいけないスパイ24時]]」([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系):本編のスパイ機関・GIA所属団員による新喜劇風の舞台「帰ってきた風来坊」が行われた。出演者は[[木本武宏]]、[[前田美波里]]、[[梅宮クラウディア]]、[[温水洋一]]、[[パンツェッタ・ジローラモ]]、[[Mr.マリック]]、[[田中将大]]、[[坂口良子]]ほか。舞台は浪花のうどん屋、3兄妹が繰り広げる物語。随所に本家のギャグをそのままに使い、罰を受ける[[ダウンタウン (お笑いコンビ)|ダウンタウン]]、[[ココリコ]]、[[月亭方正|山崎邦正]]に笑い地獄を与えた。また、BGMはかつて毎日放送で使用された「生産性向上〜」が使用された。<br /> <br /> * NMB48 feat.吉本新喜劇(Vol.1 - 15):[[NMB48]]のニューシングル発売に合わせる形で公演が行われ、通常盤(Type-A~Type-Dのいずれか)の特典映像として収録される(Vol.9は2ndアルバムのType-Bの特典映像)。新喜劇座員とNMB48の選抜メンバーとの共演となっている。<br /> &lt;!--通常の新喜劇とは以下の点で特徴が異なる。<br /> ** 選抜メンバーは初登場時にキャッチフレーズを用いて自己紹介を行う(直後に座員がキャッチフレーズの内容や年齢について突っ込んだり、ボケ等を披露することがある)。メンバーによっては年齢不相応な役柄(借金取り、老人等)を演ずることも少なくない。<br /> ** 観客の応募は事前応募制度で、通常の新喜劇よりも客層が若く、先の自己紹介のときはコールが起こる。<br /> ** 過去に放送された作品を基にして、登場人物を追加または変更したリメイク版になることがある。<br /> ** ストーリーの展開上でNMB48の楽曲(基本的にはシングル表題曲)を流し、それに合わせて選抜メンバーがダンスを披露することがある。座員が先に踊って笑いを取った後に口直しとして選抜メンバーが本物のダンスを披露したり、踊っている選抜メンバーに乱入する形で座員が一緒に踊ることがある。<br /> ** 選抜メンバーは演劇について不慣れな者が少なくなく、セリフを噛んだり忘れたりすることもある。その時は座長やベテラン座員がさりげなくフォローして笑いにつなげる形でそのまま続行させる。<br /> ** 座長は内場・川畑・すっちーのうち2名が登場することが多く、現時点で辻本、小籔座長の出演は無い。--&gt;<br /> <br /> == 脚注 ==<br /> {{脚注ヘルプ}}<br /> {{Reflist}}<br /> <br /> == 参照文献 ==<br /> * 岩本哲生「吉本新喜劇 君は笑える?」、『朝日新聞』2009年4月18日東京版朝刊、24面。<br /> * 吉本新喜劇名場面集 1959-1989、株式会社データハウス、1989年<br /> <br /> == 関連項目 ==<br /> * [[日本お笑い史]]<br /> * [[よしもと新喜劇]]<br /> * [[日曜笑劇場]]<br /> <br /> == 外部リンク ==<br /> * [http://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/ 吉本新喜劇オフィシャルサイト]<br /> * [http://blogs.yahoo.co.jp/shinkigeki_topics/ 新喜劇トピックス]<br /> * {{Twitter|shinkigeki1}}<br /> * {{Instagram|yoshimotoshinkigeki}}<br /> * {{YouTube|channel=UC-szAyFh01xdAQlZxw10qkg}}<br /> <br /> {{吉本新喜劇}}<br /> {{吉本興業}}<br /> <br /> {{デフォルトソート:よしもとしんきけき}}<br /> [[Category:吉本興業|*よしもとしんきけき]]<br /> [[Category:吉本新喜劇|*]]<br /> [[Category:喜劇]]<br /> [[Category:日本の劇団]]<br /> [[Category:日本の演劇]]<br /> [[Category:大阪市の文化]]<br /> [[Category:1959年設立]]</div> 119.171.60.80
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