PALTAC
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株式会社PALTAC(パルタック、英: PALTAC CORPORATION)とは、大阪府大阪市に本社を置き、全国のドラッグストア、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ホームセンター等の小売業社に化粧品・日用品・一般用医薬品を卸販売する企業で、メディパルホールディングスグループの一社である。
2008年4月に元小林製薬のグループ会社であったコバショウと合併。2009年4月に商号を変更し、現在に至る。
Contents
沿革
- 1898年(明治31年)12月1日 - 角倉種次郎がおぼこ号角倉支店創業
- 1928年(昭和3年)12月 - 合資会社から株式会社に改組し、株式会社角倉商店に商号変更
- 1951年(昭和26年)1月 - 株式会社大粧に商号変更
- 1964年(昭和39年)1月 - 株式会社名粧を吸収合併して名古屋支社(現在の中部支社)を開設
- 1965年(昭和40年)1月 - 株式会社大粧堂を吸収合併して東京支社を開設
- 1976年(昭和51年)10月 - 株式会社パルタックに商号変更
- 1977年(昭和52年)4月 - 株式会社大伸を吸収合併し福岡支店(現在の九州支社)を開設
- 1988年(昭和63年)5月 - 株式を上場
- 1998年(平成10年)
- 2000年(平成12年)4月 - 江口商事株式会社と合併
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 4月 - 株式会社小川屋と業務提携
- 同月、香川パルタック、徳島パルタック、シンコーパルタックと合併。中四国支社に香川支店・高知支店・徳島支店を開設
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 7月 - 子会社の松江共和物産を吸収合併。中国支社 松江支店を開設。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)
- 2015年(平成27年)
- 7月1日 - 商号を株式会社PALTACに変更。
- 10月1日 - マツモトキヨシホールディングスの子会社の伊東秀商事を吸収合併。
- 2016年(平成28年)
- 11月1日 - 東京支社(千葉県浦安市)と関東支社(群馬県館林市)を新「東京支社」として統合し、東京都北区赤羽南(旧カルビー → 吉野家ホールディングス本社屋)に移転。
事業所一覧
- 拠点一覧を参照。
コバショウとの合併まで
※商号は当時のものである。
- 2006年12月20日 - パルタックとコバショウが経営統合に関する協議を開始。合併した場合、存続会社は「パルタック」となり、「コバショウ」は事実上吸収合併されるかたちとなる。合併新会社の売上高は6500億円規模(単純合算)で、単体の薬品卸売企業としては日本最大となる(グループ別でも新会社(パルタックKS)とクラヤ三星堂(現・メディセオ)を擁するメディセオ・パルタックグループが最大手)。
- パルタックは、従業員数1965名、2007年3月期売上高は4746億円を見込、コバショウは237名、1562億2800万円(2006年3月期)。
- 合併の問題点は、コバショウの株式20%をスズケンが保有していることと、コバショウの副社長にスズケンの西浦忠男が就任していることである。親会社でコバショウ株式の残り80%を持つ小林製薬は、「協議を開始するという現段階では問題にならない」としており、スズケンも公式コメントを出していない。
- 2007年9月26日 - 協議の末、まずパルタックの完全親会社であるメディ・パルHDが株式交換によってコバショウを完全子会社化し、その後パルタックとコバショウが合併することで、スズケンを除く4社(パルタック、コバショウ、メディ・パルHD、小林製薬)が合意。メディセオ・パルタックHDとコバショウが株式交換契約を締結。
- 2007年10月5日 - スズケンが小林製薬に対し、コバショウの臨時株主総会(11月下旬)で株式交換契約を承認しないよう求める仮処分申立を名古屋地裁に行った。
- 2007年11月12日 - 名古屋地裁がスズケンの申立を却下。
- 2007年11月28日 - コバショウ臨時株主総会にて株式交換契約を承認(簡易株式交換のためメディ・パルHD側は総会を省略)。
- 2008年1月1日 - 株式交換により、コバショウはメディ・パルHDの完全子会社となる。
- 2008年1月30日 - コバショウとパルタックが合併契約を締結。
- 2008年4月1日 - コバショウが完全子会社4社(KS北海道・KS東北・KS東海・青瑛)を吸収合併した上でパルタックと合併。パルタックKSに商号変更。