LaVieの機種一覧

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LAVIEの機種一覧は、NECNECパーソナルコンピュータ)のパーソナル向けノートパソコン(2015年春モデルからはデスクトップ(旧VALUESTAR)も含む個人向けパソコン全般)のブランド名であるLAVIE(ラヴィ・2015年春モデルまではLaVie)を冠した機種の概要である。なお、PC-9821シリーズのノートパソコン「98NOTE Lavie」、PC98-NXシリーズのノートパソコン「LaVie NXシリーズ」についても本項で扱う。

98NOTE Lavie

1995年Windows 95の発売を機に、NECではノートパソコンに2つのブランド名を与えた。おもにデスクトップリプレース用途のA4サイズノートが「98NOTE Lavie」、モバイル向けB5サイズノートが「98NOTE Aile」である。「Lavie」はフランス語で「人生」、「Aile」はフランス語で「」を意味していた。

PC-9821Ne3/Nd2

  • 1995年11月に発表された、普及機。すでに1995年5月に発表されていたがこの時は冠されておらず価格改定を機に冠される。TFT10.1インチ(Ne3)またはDSTN10.4インチ(Nd2)の640×480ドット液晶、iDX2 50MHz。CD-ROMドライブ、拡張バスは無い。HDDは98NOTE伝統のパック形式

PC-9821Naシリーズ

  • 1995年11月に発表された、98NOTE Lavieの名を冠する初代機。10.4インチ800×600ドット液晶、Pentium 120MHz(Na12)/90MHz(Na9)/75MHz(Na7)から始まり、12.1インチ1024×768ドット液晶、Pentium 150MHz搭載のPC-9821Na15/X14(1996年8月)で一応の完成をみた(すべてTFT液晶)。筐体色は伝統的なグレーを配した3スピンドル機で、FDDおよびCD-ROMドライブはいずれもベイ化され、容易に着脱が可能だった。また、HDDも98NOTE伝統のパック形式(薄型)を採用していた。拡張バスは前モデル(Ns/Np/Nf)より198ピンに拡張され、ドッキングステーション(ファイルスロットorCD-ROM、汎用拡張バススロットx1)に接続可能(110ピン変換コネクタ有)。なお、1995年7月発売の初代NaのNa7とNx(iDX4 100MHz 640x480ドット)には冠されていない。Na12は/Hと/Sではウインドウアクセラレータ等の違いが有る。

PC-9821Nbシリーズ

  • 1995年11月に発表された、ビジネスノート。10.4インチTFT640×480ドット液晶、Pentium 75MHzのNb7と、800×600ドット液晶、Pentium 100MHz搭載のNb10がある(各々下位モデルにDSTN有)、ベイは一つでFDDとCD-ROMドライブを排他使用する。HDDは内蔵で中を開けないと変更できないがベイに追加できる。

PC-9821Nrシリーズ

  • 1996年11月に発表された、2世代目の98NOTE Lavie。筐体色はブラックに一新し、電気的にはPCIバス2.0互換である「コミュニケーションスロット」により、FAXモデムまたは100BASE-TX LANの追加がPCカードスロットを使わずに可能だった。12.1インチ800×600ドット液晶、Pentium 150MHz (Nr15)/133MHz (Nr13)/120MHz (Nr12)のほか、1997年1月には13.1インチ1024×768ドット液晶・MMX Pentium 166MHz搭載モデル「PC-9821Nr166/X30N・/X30F」が投入された。反面、FDDとCD-ROMドライブは排他使用となり2スピンドル化され、HDDも中に内蔵、また下位モデルに応答性に劣るDSTN液晶が採用されるなど、コストダウンの影も見られた。なお、これ以降に発売された機種 (PC-9821Nr150/S20, 233, 266, 300) に関しては、PC-9821Nwシリーズを参照のこと。
  • コミュニケーションスロット対応のUSB 1.1拡張カードが実在する。ただし、試作段階でPC98-NXシリーズが発表されたため、製品化は見送られた。現在、日本国内には数点しか残存していないと予想される。

PC-9821Nwシリーズ

  • 1997年5月に発表された、3世代目にして最終形態となった98NOTE Lavie。筐体色はブラック。12.1インチ800×600ドット液晶、MMX Pentium 150MHz(Nw150)/133MHz (Nw133) の2モデルが「Nw」を冠するが、PC98-NX発表後のPC-9821Nr150/S20、Nr233、266、そして最後の98NOTEとなったPC-9821Nr300/S8TBも、本シリーズをベースとしている。FDDを内蔵し3スピンドルに戻った(PC-9821Nr150/S20はCDドライブ非搭載のため、引続き2スピンドルである)が、ドライブ類の着脱は一切できなくなり、またHDDもフレキシブルケーブルによる直結に変わった。FAXモデムを内蔵したのが大きな特徴(PC-9821Nr150/S20、233、266、300では省かれた)だが、その反面、LANの追加にはPCカードスロットを必要とした。
  • 本シリーズは、他のPC-9800シリーズにある「IDE 4.3GBの壁」がなく、約31.25GBまでのIDE HDDを認識可能。ただし、NEC製のOS付属のフォーマッタは、MS-DOS 6.2/Windows 95 OSR2/Windows 98/Windows NT 4.0/Windows 2000とも、内蔵IDE HDDを約8.4GBまでしか認識できないため、フリーソフトなどを使って領域を確保する必要がある。
  • オーセンティック社製のフラットパネルスピーカーを液晶パネル裏側に収納できる機種も2,000台限定で販売された。液晶パネル背面がドーム状に盛り上がるユニークなフォルムだった。
  • PC98-NXシリーズの初期のノートPC(LV13C、VP13Cなど)でも、PC-9821Nwシリーズと同じ筐体が使われていた。

LaVie NXシリーズ

1997年9月、PC-9821シリーズのシェア低落傾向と独自アーキテクチャの維持コスト負担が重荷となったため、NECでは事実上のPC-AT互換機である「PC98-NXシリーズ」を投入した。また、それを機にパーソナル向けA4ノートパソコンを「LaVie NX」(その後、B5ノートパソコンAile NXも吸収)、法人向けA4ノートパソコンをVersaPro NXとした。
なお、98NOTE時代と異なり、「V」が大文字となっている。これは、フランス語の「La」は冠詞であり、「vie」を小文字で連結するのは文法的に間違っているからだ、とされている。

  • ただし、その後もPC-9821Nr233・266・300は引き続き「98NOTE Lavie」であった。

LVシリーズ

1997年9月、1998年2月に発表された初代のLaVie NXシリーズ。全機種でMMX Pentium(133MHz~最大200MHz)を採用。筐体はPC-9821Nwシリーズと非常に共通点が多い3スピンドル機であるが、兄弟機のVersaPro NXシリーズでは13.1インチXGA液晶搭載モデルも用意された。

  • PC-9821Nw150と同様、オーセンティック社製のフラットパネルスピーカーを液晶パネル裏側に収納できる機種も生産された。

LWシリーズ

1998年6月~2000年2月に発表された、A4オールインワンタイプの3スピンドルノート。液晶は12.1インチSVGA・DSTN液晶から、14.1インチXGA・TFT液晶まで、CPUはMMX Pentium 233MHzからPentium IICeleronPentium IIIまで、多彩なものが採用された。なお、2005年に発表された17型ワイドノート「LaVie TW」は別項で扱う。

  • (第1次)/3世代(1998年6月)
最上位モデル「LW26/34A」は、Pentium II 266MHz、14.1インチXGA液晶に加え、当時のハイエンドPCで採用例の多かったSuperDiskを搭載。そのほか、MMX Pentium搭載機を2モデル用意していた。
  • (第1次)/4世代(1998年7月)
「(第1次)/3世代」にWindows 98を搭載。ハードウェア仕様としてはHDD容量が微妙に変更になった程度。
  • (第1次)/5世代(1998年10月)
従来モデルに比べ、厚さが約10mm薄くなり39mmとなったほか、質量が2.8kg~2.9kgに軽量化した。一方で、CPUや液晶に目に見えた強化は見られず、PC-9821Ls150→Aile NX AL20Cの流れを汲む薄型モデル「LTシリーズ」をハイエンドモデルとする形になった。
  • (第1次)/6世代(1999年1月)
MMX Pentiumモデルが消滅。かわって、128KBのセカンドキャッシュをダイ内部に内蔵したモバイルCeleron(266MHzまたは300MHz)を全面的に採用した。また、14.1インチXGA液晶モデルが復活した。
  • (第1次)/7世代(1999年5月)
モバイルPentium IIがモバイルCeleronと同じくセカンドキャッシュをダイ内部に内蔵したことで、LTシリーズを解消し、LWシリーズにモバイルPentium II(366MHz)モデルが投入された。本体デザインが変更されたほか、ボディカラーも従来より明るめの色になった。
  • (第1次)/8世代(1999年6月)
/7世代にMicrosoft Office 2000を搭載。CPUも少し強化されている。
  • (第2次)/1世代(1999年10月・11月)
当初の全モデルでモバイルCeleronを採用。ただし、月末に行われたモバイルPentium III発表にあわせ、DVD-ROMの再生が可能な上位モデルが追加された。PIAFS自営3版準拠の通信モジュールを内蔵した機種が1モデル用意され、同梱のワイヤレスモデムステーション(Aterm WM56)との間でワイヤレス通信が可能だった。OSはWindows 98 SE。
  • (第2次)/2世代(2000年1月・2月)
モバイルPentium III 500MHz搭載の最上位モデルには、NEC初となるCD-Rドライブが搭載された。なお、この時期になってもまだ12.1型SVGA液晶搭載モデル(LW43H/22C6、/22D6)が2モデル残存していた。また、2月に発売された「LW450J/24EA」は、LaVie NXシリーズで唯一Windows 2000 Professionalを搭載したモデルでもある。

LTシリーズ

1998年6月~1999年1月に発表された、A4薄型タイプの2スピンドルノート。FDDは内蔵しない。液晶は当時としては高価だった14.1インチXGA・TFT液晶を採用していた。CPUはおもにカートリッジ形式のモバイルPentium IIを採用し、主力のLWに対して上位モデルの位置づけだった。なお、2002年・2003年・2005年に発表されたTV機能搭載ノート「LaVie T」は別項で扱う。

  • (第1次)/3世代(1998年6月)
1機種のみ(LT23/34A)の展開で、価格もかなり高価なものだった。
  • (第1次)/4世代(1998年7月)
(第1次)/3世代にWindows 98を搭載し、HDDの容量もアップした。
  • (第1次)/5世代(1998年10月)
基本性能を向上し、一太郎9パックモデル(LT23D/54C)とMicrosoft Officeモデル(LT23D/54D)も登場したことで、ラインナップが増えた。さらに、上位機種(LT30D/54A)はPentium IIの300MHzという高出力のCPUを搭載しているが、ワープロや表計算などのアプリケーションはインストールされていない。
  • (第1次)/6世代(1999年1月)
基本性能を向上し、1機種のみとなる。ただし、アプリケーションはインストールされていない。

LBシリーズ

1998年6月~2000年5月に発表された、B5薄型タイプの1スピンドルノート。FDD・光学ドライブは内蔵しないが、初期のモデルでは、底面に装着するドッキングステーションにCD-ROMドライブが内蔵されていた。液晶は10.4~12.1インチのSVGA・TFT液晶を採用し、末期に発売された一部のモデルでは12.1インチのXGA液晶を採用ていた。世代により、マグネシウム筐体であったり樹脂筐体であったりと、設計ががらっと異なる。

  • (第1次)/3世代(1998年6月)
MMXテクノロジPentiumプロセッサを搭載したモデル。CD-ROMドライブは、別途外付けオプション。
  • (第1次)/4世代(1998年7月)
(第1次)/3世代に、Windows 98を搭載したモデルとなって登場。
  • (第1次)/5世代(1998年10月)
基本性能を向上。CD-ROMドライブが標準添付されたモデルと、別オプションの2機種を展開。
  • (第1次)/6世代(1999年1月)
本体デザインが変更されたことで、12.1インチのSVGA液晶にサイズアップ。
  • (第1次)/7世代(1999年5月)
CPUを強化し、アプリケーションソフト(一太郎9パック/Microsoft Office)も追加される。
  • (第1次)/8世代(1999年6月)
追加として、Microsoft Office 2000搭載モデルが登場。
  • (第2次)/1世代(1999年10月)
本体デザインが変更され、CPUはCeleronとPentium IIIに変更。このうち、Celeronモデルは12.1インチSVGA液晶を搭載し、Pentium IIIモデルは12.1インチXGA液晶を搭載した。また、Celeronモデルには、ワイヤレスモデムステーションがセットになった「ワイヤレスインターネットモデル」も登場。OSはWindows 98 SE。
  • (第2次)/2世代(2000年1月)
基本性能を向上し、Office 2000搭載モデルのみとなる。

LAシリーズ

1999年10月・2000年1月に発表された、A4オールインワンタイプの3スピンドルノート。CPUはモバイルPentium IIIの発表時最高クロックのものを常に採用し、大画面15インチXGA液晶を搭載したフラッグシップモデルであった。なお、2005年に発表された12.1インチワイド液晶搭載モバイルノート「LaVie A」は別項で扱う。

  • (第2次)/1世代(1999年10月)
一太郎モデルとOffice 2000モデルの2機種が発売。OSはWindows 98 SE。
  • (第2次)/2世代(2000年1月)
基本性能を向上し、Office 2000を搭載したモデルのみとなる。

LaVieシリーズ(2000年5月 - 2015年1月)

2000年5月発表モデルから、パーソナル向けノートパソコンでは「PC98-NXシリーズ」の記載を徐々にフェードアウトさせ、代わりにタイプ名を指すアルファベット1文字(「LaVie MX」「LaVie RX」「LaVie TW」など一部タイプはアルファベット2文字)を冠することになった。これはパーソナル向けデスクトップパソコンの「VALUESTAR」も同様である。

「LaVie」では「D」「I」「K」「O」「P」「Q」「V」がタイプ名として一度も使われていない。また、単独では「B」「H」「R」「W」も使われていない(「B」は「LaVie Light」「LaVie TB」、Hは「LaVie Pro」、Rは「LaVie RX」、Wは「LaVie TW」・「LaVie Tab W」のモデル名・型番の一部として使用されていた経歴がある)。

尚、サーバPC(親機)をネットワーク経由でクライアントPC(子機)から遠隔利用できるLuiリモートスクリーン機能が新/C世代で大幅に強化され、従来は専用のハードウェア(PCIボード)で行っていた親機の画面転送機能がソフトウェアで出来るようになった為、Luiリモートスクリーン機能が利用できる機種を大幅に拡大した。具体的には

  • /V世代以降で且つ、Celeron・Pentium搭載モデルを除く「LaVie L」・「LaVie S」を新/C世代以降の「LaVie」の親機として使用可能(親機は/V世代以降で且つCeleron・Pentium搭載モデルを除く「VALUESTAR(L・N・R Luiモデル・W)」でも可。ただし、「VALUESTAR R Luiモデル」については機種により別途「PCリモーターサーバソフトアップデートモジュール」を導入する必要がある)。
  • 新/C世代以降の「LaVie L」・「LaVie S」を親機として、/V世代以降の「LaVie」全機種を子機として使用可能。
  • 新/A世代・新/B世代の「LaVie Light」は無償提供されている「Luiリモートスクリーン機能アップデートモジュール」を導入することで、/V世代以降で且つCeleron・Pentium搭載モデルを除く「VALUESTAR(L・N・W)」や「LaVie(L・S)」を親機として使用することが出来る。

LaVie A

LaVie N(旧)の後継モデルとして登場した12.1型ワイド液晶を搭載するコンパクトノート。収納スタンド・外付スピーカー・充電器の3つの機能を持つ「ミュージックスタンド」を付属している。

  • /D世代(2005年9月・2006年2月)
ワイヤレスでTVが視聴できる「AirTV」付属モデルとCentrino対応のスタンダードモデルの2種類を用意していた。2006年2月には追加モデルとして、CPUをCeleronに変更し、ワイヤレスLANを省いた廉価モデルが追加された。なお、「/E世代」発表後も継続販売された。
  • /F世代(2006年4月)
「/D世代」の廉価モデルを性能向上し、ワイヤレスLANを搭載したCeleron搭載モデル1機種に変更。
  • /G世代(2006年8月)
CPUを再びPentium Mに変更し、パフォーマンスを向上した。

LaVie C

機能充実の高性能ホームノート。LaVie Lが登場するまでは主力モデルであった。

  • (第2次)/3世代(2000年5月・7月)
当初は14.1型XGA液晶を搭載し、最廉価機種は13.3型XGA液晶を搭載。CPUはCeleronもしくはPentium IIIを採用。上記機種はCD-R/RWドライブを採用しており、ワイヤレスモデムステーションセットモデルを含め、全7機種の品揃えであった。
  • (第2次)/5世代(2000年10月)
クリアブルーのパームレストを採用し、デザインを一新。ラインナップは6機種となる。OSはWindows MEもしくはWindows 2000 Professional。
  • (第2次)/6世代(2001年1月・2月)
シルキーホワイトボディの最廉価機種を新設定。全ての機種で、メモリを64MBから128MBに倍増した上、一部機種はCD-R/RW with DVD-ROMドライブとなった。
  • (第2次)/7世代(2001年5月)
下位モデルが新設されたLaVie Lに分離されたため全機種Pentium IIIとなり、ラインナップが2機種に。上位機種はBluetoothを搭載した。また、これまで採用していたクリアカラーのキーボードは廃止された。OSはWindows MEのみとなった。
  • (第2次)/8世代(2001年7月)
本体デザインを一新し、これまで内蔵されていたFDDは別途外付けオプションとなった。最廉価1機種を除き、中-上位3機種のメモリを256MBに倍増。
  • (第3次)/1世代(2001年10月)
Windows XPを搭載し、キーボードの配列も変更された。最廉価機種を除き、ディスプレイを15型XGA液晶に大型化。一部機種では本体に内蔵できる携帯型シリコンオーディオプレイヤー「infoAudio」を同梱した(単品でも販売されており、別売りのモデルでも導入できる)。
  • (第3次)/2世代(2002年1月)
インターネットでのテレビ電話を行う為のヘッドフォンマイクを同梱。中・上位機種はさらにUSBカメラも同梱した。また、キーボードのカラーリングをグレーに変更。
  • (第3次)/3世代(2002年5月)
本体のデザインを大幅に一新し、全機種Pentium 4にグレードアップ。また、中位機種は15型SXGA+液晶を、上位2機種には15型UXGA液晶に加え、OSはWindows XP Professionalを搭載。このうち、最上機種のメモリは512MBに増量された。なお、全機種ヘッドフォンマイクのみの同梱となり、一部機種で付属していた「indoAudio」もオプションとなった。
  • (第3次)/4世代(2002年10月)
基本性能を向上し、ラインナップが4機種となる。このうち、最上位機種のOSはWindows XP Professionalを搭載。
  • (第3次)/5世代(2003年1月・4月)
全機種、高輝度のナチュラルファイン液晶と、抗菌ラバーコーティングを施した手触りのよいキーボードを採用。ラインナップは3機種となるが、最下位機種にCeleronを搭載したため、前世代より多少スペックダウンした。また、DVD-R/-RWドライブを搭載し、最上位機種はDVDマルチドライブを搭載した。
  • (第3次)/6世代(2003年5月・6月)
この世代では、スタンダードタイプ(1機種)とアドバンスドタイプ(2機種)の2ラインとなる。このうち、アドバンストタイプの上位機種には3.06GHzのPentium 4を搭載する最高級仕様であった。
  • (第3次)/7世代(2003年9月)
前世代のアドバンストタイプのデザインを採用し、Pentium 4搭載の2機種のみとなる。
  • (第3次)/8世代(2004年1月)
上位機種のOSがWindows XP Professionalとなる。なお、この世代を最後に一旦ラインナップから途絶える。
  • /G世代(2006年8月)
約2年7ヶ月ぶりに復活。CPUはCore 2 Duo、メモリを1GBに増量、ディスプレイも15.4型ワイド液晶となり、進化を遂げた。また、Felicaポートも搭載される。
  • /H世代(2007年1月)
ブルーレイディスクドライブを搭載した上位機種を設定。また、Core 2 Duoの性能アップにより、「Centrino Duo」に対応。
  • /J世代(2007年4月)
解像度をアップした「スーパーシャインビューEX3液晶」を搭載。
  • /K世代(2007年9月)
本体デザインを一新。地上デジタルチューナー、Webカメラを新たに搭載し、中・上機種はIEEE802.11n(Draft 2.0)対応ワイヤレスLANも搭載。
  • /L世代(2008年1月)
メモリを2GBに増量。
  • /M世代(2008年4月)
TVチューナーを搭載しない最下位機種を設定。
  • /R世代(2008年9月)
ディスプレイが16型ワイド液晶に大型化。TVチューナーが省かれる。
  • /S世代(2009年1月)
メモリを4GBに増量する。
  • /T世代(2009年4月)
ラインナップが1機種のみとなる。

LaVie E

シンプル設計のエントリーノート。「LaVie L」や「LaVie S」に比べプリインストールソフトが大幅に絞り込まれている。また、このシリーズは発売当初、販売店が限定されていたため、通常のカタログや、121.wareサイトには掲載されていなかった(専用のカタログが用意されており、121.wareの商品情報検索ページでカタログや仕様を閲覧可能)が、「新/F世代」から新シリーズとしてカタログモデルに昇格された。なお、「新/H世代」よりレノボ・G580シリーズのOEMとなった。

  • 新/C世代(2010年10月)
CPUはCeleron P4600、HDDは320GB、2GBメモリ、14型ワイド液晶を搭載。プリインストールされるOfficeの種類(Personal又はHome&Business)で2機種用意された。
  • 新/D世代(2011年2月)
基本スペックやラインナップは「新/C世代」と同等で、標準時の消費電力を低減した程度である。
  • 新/E世代(2011年5月)
HDD容量を640GBに倍増した。
  • 新/F世代(2011年9月)
カタログモデルに昇格。CPUをCeleron B800に更新した。なお、「新/G世代」(デスクトップのVALUESTARのみ)発表後も継続販売された。
  • 新/H世代(2012年5月)
基本性能を強化。CPUはCeleron B815に更新し、メモリは4GBに倍増(空きスロットを確保しており、将来の増設にも対応)。さらにWebカメラを新たに搭載した。
  • 新/J世代(2012年10月)
OSをWindows 8 64bitに変更するとともに、ディスプレイを15.6型ワイドに大型化してデザインを一新。新たに4列テンキーも装備した。USB 3.0やHDMI出力端子などのインターフェイスが充実し、バッテリー持続時間も向上した。なお、CPUは「新/F世代」の時に採用されていたCeleron B800(ただし一部の大型家電店向け専売モデルではシングルコア・HTテクノロジー対応のCeleron B730)にスペックダウンされた。
  • 新/L世代(2013年2月)
CPUをCeleron 1000Mに更新し、Officeも「Office 2013」に刷新された。
  • 新/M世代(2013年5月)
新たに「Windowsストアアプリ」をプリインストールした程度で、基本スペックは「新/L世代」を踏襲する。
  • 新/N世代(2013年10月・12月)
OSをWindows 8.1に変更、CPUをCeleron 1005Mに更新してスペックアップした。
  • 新/R世代(2014年1月)
プリインストール済みソフトウェアを一部変更した程度で、基本スペックは「新/N世代」を踏襲する。
  • 新/S世代(2014年4月)
CPUをCeleron 2957Uに変更し、ボディを薄型化。OSはWindows 8.1 Updateとなり、OfficeはService Pack 1適応のOffice 2013となった。
  • 新/T世代(2014年10月)
基本スペックは「新/S世代」を踏襲するが、OfficeはOffice Premium + Office 365サービスとなった。

LaVie F

大画面液晶搭載のファミリー向けホームノート。1機種のみの展開であった。ワイヤレスLANは非搭載。

  • (第3次)/4世代(2002年10月)
当初はCPUにモバイルAMD Athlon XPプロセッサを搭載。ディスプレイは14.1型で、ボディにはアクセントとしてオレンジが用いられていた。
  • (第3次)/5世代(2003年1月)
CPUの性能が向上された。
  • (第3次)/6世代(2003年5月)
CPUをintel Celeronに変更し、ディスプレイも15型に大型化。さらには、メモリも倍増されるようになり、ボディもホワイト1色となる。
  • (第3次)/7世代(2003年9月)
基本性能を向上
  • (第3次)/8世代(2004年1月)
CPU性能を向上

LaVie G

2000年7月に登場した、カスタマイズが可能なBTOモデル。NEC Direct(およびその前身の121@store)にて販売されている。カタログモデルと同様に、いくつかのタイプが設けられ、中にはNEC Directでしか発売されていなかった限定モデルや、本体のカラーリングが選べるモデルも登場している。ちなみに、同社デスクトップパソコンの「VALUESTAR G」についても同様である。

LaVie J

薄型・軽量・長時間稼動のB5モバイルノート。

  • (第3次)/2世代(2002年1月・2月)
当初は12.1型XGA液晶を搭載し、CPUは低電圧版Celeronか低電圧版Pentium III、Celeronモデルには光学ドライブ・Officeなしモデルを設定。
  • (第3次)/3世代(2002年5月)
ラインナップが2種類になり、全機種Windows XP Professionalを搭載する。また、CeleronモデルがOffice搭載、Pentium IIIモデルがOffice非搭載となる。
  • (第3次)/4世代(2002年10月)
基本性能を向上し、Windows XP Home Edition搭載モデルが復活する。
  • (第3次)/5世代(2003年1月・2月)
デザインが変更され、CPUをintel Pentium III-Mに統一。
  • (第3次)/6世代(2003年5月)
基本性能を向上し、ラインナップが1種類(Windows XP Home Edition搭載モデルのみ)に。ただし、Officeは非搭載。
  • (第3次)/7世代(2003年11月)
デザイン変更と同時に、CPUがPentium M、搭載OSがWindows XP Professionalに変更。さらには、Officeも搭載されるようになったが、このモデルを最後に一旦ラインナップから途絶える。なお、「(第3次)/8世代」、「(第3次)/9世代」発表後も継続販売されたが、これらの世代ではブランドロゴが変更されているにもかかわらず、本モデルのブランドロゴは変更されていなかった。ただし、当時配布されていたカタログでは変更後のブランドロゴを使用していた。
  • /E世代(2005年12月)
約2年ぶりに再登場。USB光学ドライブが別売となる一方、稼働時間が約6時間となったが、Officeはインストールされていない。なお、「/F世代」発表後も継続販売された。
  • /H世代(2007年1月)
約1年ぶりの新モデル。CPUが超低電圧版のCore Duoとなり、性能を向上。ワンセグ受信機付属・光学ドライブなしモデルと光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブ)搭載モデルの2モデルを設定した。
  • /J世代(2007年4月)
CPUが超低電圧版 Core 2 Duoに変更。なお、「/K世代」発表後も継続販売された。
  • /L世代(2008年2月)
フルモデルチェンジし、12.1型ワイド液晶となる。また、最上位機種には擦りキズを自然に修復する「スクラッチリペア」塗装を施し、ワイヤレスUSBを同梱した。
  • /M世代(2008年4月)
中位モデルに陶器をイメージしたポタリーホワイトを追加。
  • /R世代(2008年9月)
PowerPoint付Office搭載モデルを設定。

LaVie L

エントリーからファミリーまで対応する大画面ノート。LaVie TとLaVie Cの各シリーズの統合により、ここ最近はハイエンドまで対応しているため、現行のLaVieの中で一番歴史がある代表シリーズとなっている。

  • (第2次)/7世代(2001年5月)
当初は13.3型もしくは14.1型液晶、CPUにモバイル AMD Duronを搭載した。
  • (第2次)/8世代(2001年7月・8月)
14.1型液晶の追加モデルとして、高クロックのモバイル AMD Duronやモバイル AMD Athlon 4搭載モデルを追加した。
  • (第3次)/1世代(2001年10月)
Windows XPを搭載し、新たに15型液晶モデルを追加。CPUはMoblie intel CeleronもしくはMobile intel Pentium IIIの2種類を用意した。
  • (第3次)/2世代(2002年1月)
13.3型液晶モデルが無くなり、CPUや画面サイズが異なる3機種に。
  • (第3次)/3世代(2002年5月)
基本性能を向上。ヘッドフォンマイクと光センサUSBマウスがセットになった「らくらくセット」を同梱。また、14.1型XGA液晶モデルのデザインを若干変更。
  • (第3次)/4世代(2002年10月)
この世代からデザインを一新し、Celeron搭載のシルバースリムタイプ、ホワイトとブルーのコンビネーションカラーを採用したAMD Athlon XPを搭載のホワイトスタンダードタイプの2ラインとなった。OSはXP SP1でOfficeはXP(2002)。
  • (第3次)/5世代(2003年1月)
シルバースリムタイプにPentium 4搭載モデルと、スーパーシャインビュー液晶搭載モデルを追加。
  • (第3次)/6世代(2003年5月)
シルバースリムタイプに「Air TV」セットモデルを設定。同時に、シルバースリムタイプのデザインを若干変更。
  • (第3次)/7世代(2003年9月)
この代からバリエーションが変わり、スタンダードオールインワンタイプとベーシックスリムタイプに変更。また、スタンダードオールインワンタイプにはPentium M搭載モデルを設定した。OSはXP SP1でOfficは2003。
  • (第3次)/8世代(2004年1月)
基本性能を向上。この世代からブランドロゴが変更された。
  • (第3次)/9世代(2004年5月)
スタンダードオールインワンタイプのデザインを一新。スタンダードオールインワンタイプの最上位機種には、高解像度の15型SXGA+液晶を採用した他、ベーシックスリムタイプにも15型XGA液晶モデルが設定された。
  • /A世代(2004年9月)
この世代からのバリエーションが、アドバンストタイプとベーシックタイプに変更。OSはXP SP2。
  • /B世代(2005年1月・2月)
ベーシックタイプの廉価モデルも大型化され、全シリーズ15型液晶に統一。
  • /C世代(2005年4月)
アドバンストタイプのデザインを変更。ベーシックタイプはSempronに変更すると共に、Turion 64 モバイル・テクノロジ搭載モデルを設定した。
  • /D世代(2005年9月)
アドバンストタイプにTVチューナー内蔵モデルを設定。
  • /E世代(2005年12月・2006年2月)
ベーシックタイプのデザインを一新。アドバンストタイプにワイヤレスTVモデルが復活。2006年2月にはベーシックタイプの追加モデルとしてHDDの容量を半分に減らし、メモリカードアダプタ・Officeなしの廉価モデルを追加した。
  • /F世代(2006年4月)
アドバンストタイプは一部機種を除き、スーパーシャインビューEX2液晶を搭載し、一部の機種のみMedia Center Edition 2005に変更。ベーシックタイプも基本性能を向上した。また、アドバンストタイプのデザインが若干変更されている。
  • /G世代(2006年8月)
先行でベーシックタイプが15.4型ワイド液晶となり、ホワイトボディに一新し、ベーシックタイプにもCPUがAMDのMedia Center Edition 2005搭載の機種が追加。アドバンストタイプもデザインを一新し、15.4型ワイド液晶となった。また、最上位機種にintel Core Duo搭載モデルを設定。なお、Celeron Mを搭載する15型液晶モデルも設定された。
  • /H世代(2007年1月・2月・3月)
OSがWindows Vistaになる。アドバンストタイプは中・上位機種のCPUにintel Core 2 Duoを搭載。上位機種にはさらに地上デジタルチューナーとブルーレイディスクドライブを搭載した。下位モデルは新たにCeleron M+地上デジタルチューナー搭載モデルを設定。また、全タイプが15.4型ワイド液晶に統一された。ベーシックタイプも基本性能を上げると共に、intel Celeron Mを搭載しHome Basicをインストールした最廉価機種を設定した。2月には追加モデルが発売。
  • /J世代(2007年4月)
アドバンストタイプはHDD容量を増加、TVチューナー搭載モデルは「/H世代」を継続販売。ベーシックタイプの最廉価機種はシルバーボディに変更した。
  • /K世代(2007年8月・9月)
デザインを一新し、アドバンストタイプには一部機種にWebカメラを搭載。TVチューナー搭載モデルはLaVie Cシリーズに統合される形で消滅。スタンダードタイプは最上位機種にワンセグチューナーを内蔵すると共に、一部機種は選べる5色のカラー(パウダーレッド、シュガーピンク、ガーネットレッド、リーフグリーン、ペリーブルー)を設定した。ベーシックタイプのHome Basicがインストールされた最廉価機種もHome Premiumに変更となった(カスタマイズモデルのGシリーズではOSでHome Basicも選択可能(2008年1月発売ではデスクトップのVALUESTARのLシリーズでもCPUがインテルで、OSでHome Basic、Home Premium、Business、Ultimateの選択が可能))。
  • /L世代(2008年1月)
最廉価機種を除きメモリが2GBに。また、ベーシックタイプの一部機種のカラーラインナップを一部変更(リーフグリーンの替わりにグロスブラックを設定)
  • /M世代(2008年4月・6月)
アドバンスドタイプがCore 2 Duoに統一。ベーシックタイプもカラーが選べる上位モデルとSempron搭載の2タイプに集約された。
  • /R世代(2008年8月)
アドバンストタイプが1機種となる。また、ベーシックタイプは中・下位機種にAthlon X2 デュアルコア・プロセッサを搭載し、全機種デュアルコア仕様に。上位機種にBD-ROMドライブを搭載し、中位機種は背面にホワイトを採用した3色展開(ホワイト、ピンク、ブラック)に。
  • /S世代(2008年12月・2009年1月)
アドバンストタイプ・ベーシックタイプの区分けがなくなり、一つのシリーズに。中位モデルはスパークリングレッド、スパークリングピンク、スパークリングホワイト、スパークリングブラックの4色展開に。また、下位モデルも従来のベーシックタイプと同様に3色展開とした。
  • /T世代(2009年4月・6月)
「/S世代」のカラーバリエーションが全ての機種で選べるようになる。また、最下位機種を除き、16型ワイドに大型化され、最上位機種はフルHDとなる。
  • /V世代(2009年10月)
OSがWindows 7に変更。カラーモデルの最下位機種が15.6型ワイドに大型化。また、16型ワイド フルHD液晶+ブルーレイディスクドライブ搭載の最上位機種と16型ワイド WXGA液晶+DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルに「ワイヤレスTVデジタル」セットモデル(カラーはスパークリングピュアブラックのみ)を、15.6型モデルにはデュアルコアタイプのCeleronを搭載した廉価モデル(カラーはスパークリングホワイトのみ)を設定した。ちなみに、カスタマイズモデルではWindows 7 Ultimateは選択不可[1]
  • /W世代(2010年1月)
ラインナップを拡大。15.6型ワイド WXGA液晶+Celeron(Dual-Core)+2GBメモリの最廉価モデルを設定し、15.6型ワイド液晶+Core i3搭載モデルはHDD容量やドライブの種類が異なる3モデルを(320GB HDD+DVDスーパーマルチを搭載する最廉価モデルはスパークリングリッチホワイトのみ)、16型ワイド液晶+Core i5搭載モデルも解像度やドライブの種類が異なる3種類を(フルHD液晶搭載の最上位モデルはスパークリングリッチブラックのみ)、ワイヤレスTVデジタルセットモデルはCore i3+WXGA液晶+DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルとCore i5+フルHD液晶+ブルーレイディスクドライブ搭載モデルの2モデルを設定し、全9タイプのバリエーションとなった。
  • 新/A世代(2010年4月)
従来ラインナップされていた中位~下位機種が新たにラインナップされた「LaVie S」に継承された為、15.6型ワイド液晶+Core i3搭載モデル、16型ワイド液晶+Core i5搭載モデル、16型ワイド フルHD液晶+Core i5搭載・ワイヤレスTVデジタルセットモデルの3種類となり、AV機能重視の構成となる。また、セレクタブルOSの標準設定が64ビット版に変更され、再セットアップにより32ビット版に切り替える事も可能。また、ワイヤレスTVデジタルセットモデルのHDDが640GBに大容量化され、15.6型ワイド液晶+Core i3搭載モデルはCore i3-350Mにスペックアップされた。
  • 新/B世代(2010年6月)
全機種「Office Home and Business 2010」をプリインストール。Core i5搭載モデルはCore i5-450Mにスペックアップし、性能を向上した。また、新たに地上デジタルチューナー内蔵モデル2機種を設定した。
  • 新/C世代(2010年9月)
全機種でCPU性能が向上され、OSは64ビット版に、キーボードはテンキー付アイソレーションキーボードを採用。TVチューナーなしモデルは15.6型ワイド液晶搭載の1機種に集約されたが、CPUをCore i5-460Mに変更し、HDDを640GBに増量。ディスプレイもLEDバックライトを搭載した「スーパーシャインビューLED-EX2液晶」となり、更なる省電力を実現。カラーバリエーションが一部変更となり、従来の「スパークリングリッチピンク」に替わり、「LaVie G タイプL」専用色だった「スパークリングリッチブラウン」を新たに設定した。
  • 新/D世代(2011年2月)
ワイヤレスTVデジタルモデルが3D対応となる。2D映像からの変換機能を備えるほか、付属ソフトによる2D写真の疑似3D表示もできる。また、ワイヤレスTVデジタルモデルとTVチューナーレスモデルのCPUを新世代のCore i5-2410Mに変更し性能を強化するとともに、HDDも750GBに増量された。また、両モデル共にCore i7-2620Mと大容量8GBを備えた上位モデルを新設。ヤマハ製のサウンドシステムも採用し音質も向上された。ボディはカラー系統は従来ながらもデザインや色合いを刷新し、自己治癒性コーティング剤を施すことで細かなすり傷程度なら自然に修復するスクラッチリペア塗装も施された。TVチューナー(地上デジタルチューナー)搭載モデルもHDDを640GBに増量した。
  • 新/E世代(2011年5月)
地上デジタルチューナー内蔵モデルを除く全モデルのCPUをクアッドコアのCore i7-2630QMに変更し性能強化(地上デジタルチューナー内蔵モデルは従来通りCeleronながら最新のB810に更新)。また、ワイヤレスTVデジタルモデルは新たにひかりTVの視聴に対応した。
  • 新/F世代(2011年9月・2012年3月)
ラインナップが整理され、地上デジタルチューナー搭載モデルと最上位モデルが無くなり、3D対応ワイヤレスTVデジタルモデルとTVチューナーレスモデルの2機種に。共通でCPUの性能強化、メモリの倍増(4GB→8GB)、Blu-ray DiscドライブのBDXL対応化の基本性能強化が行われたほか、TVチューナーレスモデルでは従来機種と同等の消費電力を保ちながらディスプレイ輝度をアップ(400カンデラ/㎡→500カンデラ/㎡)し、明るく見やすくなった。なお、「新/G世代」(デスクトップのVALUESTARのみ)発表後も継続販売されたため、TVチューナーレスモデルは2012年3月にレーザーマウスをワイヤレスタイプに変更したマイナーチェンジモデルである「新/F2」が発売された。
  • 新/H世代(2012年5月)
トップからパームレストまで薄くなめらかな面で構成された「ストリームデザイン」と呼ばれるコンセプトを取り入れた新ボディを採用。共通でCPUを第3世代のCore i7-3610QMに更新し、HDDを1TBに増量。なお、ワイヤレスTVデジタルモデルは3D機能が省かれた。
  • 新/J世代(2012年10月)
OSをWindows 8 64bitに変更するとともに、ディスプレイをタッチパネル化。さらに、ワイヤレスTVセットモデルに付属のリモコンは裏面にWindows 8のタッチ操作ができるタッチパッドを搭載した「タッチパッドリモコン」を採用。さらに、マウスも横スクロールに加え、チャーム呼び出しやアプリ一覧の動作ができるようになった。併せて、CPUをCore i7-3630QMに変更し性能も強化した。
  • 新/L世代(2013年2月)
ラインナップをTVチューナーレスモデル1機種のみに集約。スペックは「新/J世代」から据え置かれたが、タッチパネルが省かれ、Officeは「Office Home and Business 2013」に刷新された。
  • 新/M世代(2013年5月)
デザインを一新し、一旦省かれていたタッチパネルを再搭載。キーボードは機構部分をふたで覆い、水を抜くドレン構造によって防滴構造となったことで水滴が内部に入ることを遅らせ、シャットダウンできる時間を確保できる安心感を持たせた(なお、水がこぼれてしまった場合は点検と有償修理を受ける必要がある)。また、一旦廃止となっていた上位モデル(クリスタルブラックのみ)が復活し、フルHDタッチパネル液晶、読み込み専用のSSDを搭載した「ハイブリッドドライブシステム」、IEEE802.11ac対応ワイヤレスLANを搭載したハイスペック仕様となる。なお、全機種CPUを第4世代のCore i7-4700MQに変更した。
  • 新/N世代(2013年10月)
ラインナップや仕様は「新/M世代」を踏襲するが、OSをWindows 8.1に変更した。
  • 新/R世代(2014年1月)
ストレージの容量を増量し、上位モデルは1.5TB HDD+32GB SSD(SSDは読み込み専用)、下位モデルも1TB SSHD(8GBフラッシュメモリ内蔵)に強化したほか、IEEE802.11ac対応ワイヤレスLANが下位モデルにも拡大し、全モデル標準搭載となった。
  • 新/S世代(2014年4月)
ヤマハが開発したソフトウェアDSP「AudioEngine」を導入し、音響性能を強化。また、OSはWindows 8.1 Update、OfficeはOffice Home and Business 2013 SP1にそれぞれ変更した。
  • 新/T世代(2014年10月)
上位モデルが廃止となり、ラインナップを再び1機種のみに集約。ディスプレイは上位モデルで採用されていたタッチパネル対応・フルHD解像度の「スーパーシャインビューLED-EX2 IPS」が搭載されたほか、CPUをCore i7-4710MQに強化。OfficeはOffice Home and Business Premium + Office 365 サービスに変更。付属のマウスがBluetoothワイヤレスマウスに変更した。

LaVie Light

ネットブック

  • /R世代(2008年10月)
当初は8.9型ワイド液晶、intel Atom N270(1.60GHz)、メモリ1GB(1スロットで増設不可)を搭載し、OSはWindows XP Home Edition SP3であった。カラーはブラック1色のみであった。
  • /S世代(2009年1月)
画面サイズを10.1型ワイドに大型化。カラーバリエーションも4色から選べるようになった。
  • /T世代(2009年6月・7月)
CPUのAtomはN270のままの「/S世代」を継承してストレージにSSDを搭載したベーシックモデルのほか、CPUのAtomをN280にSSDとHDDのハイブリッドストレージ搭載モデル、2009年4月以降の出荷に認められた2年間ライセンス版のOffice Personal 2007プリインストールモデル、3色のボディカラーを用意したカラーリングモデルの4種類にバリエーションを拡大した。また、翌月にはOSがWindows Vista Home Premium SP1でOffice Personal 2007をプリインストールし、NECが得意とするLuiに対応したモデルが追加された。なお、カラーリングモデルのホワイトボディはWindows XP搭載モデルとして、「/V世代」でも継続販売された。
  • /V世代(2009年10月)
OSがWindows 7に変更。ラインナップはOSにWindows 7 Home Premium(32ビット版)を搭載しメモリを2GB・HDDを320GBに増量した高機能のカラーリングモデル、Office Personal 2007 2年間ライセンス版プリインストールモデル、Office付属無しモデル、Luiモデルを設定。カラーリングモデル以外は機能を絞り込んだWindows 7 Starterを搭載している。
  • /W世代(2010年1月)
カラーに「フレッシュライム」を追加し、デザインを一新。CPUもAtom N450を搭載した。スライドパッドの面積も従来比約1.7倍に拡大。また、セカンドPCとしての用途を高める為、手持ちのPCとUSBケーブルで接続するだけでデータをやり取りできる「USB Duet」を新搭載した。
  • 新/A世代(2010年4月)
ラインナップがHome PremiumモデルとStarterモデルの2種類に集約。CPUはAtom N470にスペックアップされる。また、先代では専用モデルにて搭載されていたLuiリモートスクリーン機能やモバイルWiMAXが全モデルで標準搭載され、単なる安価なネットブックとは一線を画す多彩な機能を備えるようになる。カラーバリエーションが一部変わり、Home Premiumモデルにはアーバンメタルシルバーを、Starterモデルにはフラットホワイトをそれぞれ設定し、両モデル共通の3色を加えた4色展開となる。
  • 新/B世代(2010年6月)
Starterに搭載のOffice(2年間ライセンス版)を最新の「Office Personal 2010」に更新すると共に、Home Premiumモデルにも無期限の「Office Personal 2010」をプリインストールした。
  • 新/C世代(2010年9月)
デザインが一新されたことで、底面積と奥行が小さくなり携帯性を向上。さらに天板には千鳥格子のデザインと細かなすり傷程度なら自然回復するスクラッチリペア塗装を施した。一方でキーボードはキーピッチを19mmに拡げ、操作性を向上。また、Home PremiumモデルにはデュアルコアCPUのAtom N550を採用し、性能も向上された。カラーラインナップはブラパーレッド、ブラパーホワイト、ブラパーブラックの3色展開となった。
  • 新/D世代(2011年2月)
StarterモデルもCPUをデュアルコア仕様のAtom N550に変更し性能を向上。また、「USB Duet」の機能が強化され、接続先のPCの光学ドライブを本機のインストール用ドライブとして使用できるようになった。なお、WiMAXは搭載されなくなった。
  • 新/E世代(2011年5月)
ラインナップをStarterモデルに集約。性能面ではCPUをAtom N570に強化したマイナーチェンジにとどまる。
  • 新/F世代(2011年9月)
無線LANがIntel My Wi-Fiテクノロジーに対応。これにより無線LANアクセスポイントを経由せずにプリンタに接続して印刷したり、他のPCとのファイル共有ができるようになった。これ以外の性能は「新/E世代」と同等である。なお、「新/G世代」(デスクトップのVALUESTARのみ)発表後も継続販売された。

LaVie M

12.1型液晶を搭載するモバイルノート。2004年春モデルを最後に一旦途切れていたが、2009年秋冬モデルから、廉価モバイルノートとして復活した。

  • (第2次)/3世代(2000年5月・7月)
当初は12.1型液晶を搭載。一部モデルはCPUにmobile Celeronを搭載していた。
  • (第2次)/5世代(2000年10月)
CPUやメモリ増量など基本性能を向上。
  • (第2次)/6世代(2001年1月・2月)
1月発売モデルは、Celeronモデル1機種のみとなり、2月発売モデルではデザインを変更の上、新たにCD-R/RWドライブ搭載のベイ内蔵型モデルを設定。
  • (第2次)/7世代(2001年5月)
2月に発売された、前世代のモデルのデザインを採用し、基本性能を向上。
  • (第2次)/8世代(2001年8月)
追加モデルとしてCeleron搭載モデル1機種のみとなる。
  • (第3次)/1世代(2001年10月・11月)
Windows XPを搭載し、デザインも変更される。また、ラインナップが増えたことで、再びPentiumIII搭載モデルが登場する。
  • (第3次)/2世代(2002年1月)
PentiumIII搭載モデル1機種となる。
  • (第3次)/3世代(2002年5月)
本体のカラーリングが変更され、OSがビジネス向けのWindows XP Professionalに変更。
  • (第3次)/4世代(2002年10月)
基本性能を向上する。
  • (第3次)/5世代(2003年3月)
本体のデザインが変更され、同時にCPUをintel Pentium Mに変更。Windows XP Home Editionモデルが復活。「第3次/6世代」発表後も継続販売された。
  • (第3次)/7世代(2003年9月)
基本性能を向上する。
  • (第3次)/8世代(2004年1月)
Windows XP Home Editionモデル1機種のみとなる。このモデルを最後にラインナップから一旦途切れる。
  • /V世代(2009年10月)
約5年8ヶ月ぶりに復活。ディスプレイは13.3型ワイドに大型化され、OSはWindows 7 Home Premiumとなった。性能面では「(第3次)/8世代」の時よりもCPU・メモリ・HDDなどが大幅に強化されている。また、3色のカラーバリエーションが選べる他、Office Personal 2007搭載モデルも用意されている。全機種光学ドライブは非搭載。
  • /W世代(2010年1月)
新たに、超低電圧版intel Core 2 Duoモデルを設定。ラインナップも3機種に増えた。LaVie Lightと同様に、手持ちのPCとUSBケーブルで接続するだけでデータをやり取りできる「USB Duet」を新搭載。
  • 新/A世代(2010年4月)
超低電圧版Celeronモデルをモデルチェンジ。ハード性能に大きな変更は無いものの、OSが64ビット版に変更となり、ワイヤレスTVデジタルセットモデルを追加。このモデルではTVの視聴・録画が可能で、ワイヤレスLANのルーターとしての機能も持つ。なお、超低電圧版intel Core 2 DuoモデルはOfficeなしモデルのみ継続販売される。
  • 新/B世代(2010年6月)
超低電圧版intel Core 2 Duoモデルがモデルチェンジし、intel Core i3-330UMに性能アップ。OSが64ビット版に変更となり、モバイルWiMAXを新たに搭載した。また、全機種で「Office Personal 2010」をプリインストールした。
  • 新/C世代(2010年9月)
Core i3搭載モデルでメモリとHDDを増量。従来はCore i3搭載モデルのみで搭載していたモバイルWiMAXを全機種に標準搭載された。
  • 新/D世代(2011年2月)
Celeron搭載モデルが無くなる替わりに、上位モデルとしてCore i7搭載モデルを新設し、全体的にスペックアップが図られた(Core i3搭載モデルはCore i3-380UMに性能アップ、ワイヤレスTVデジタルセットモデルはCore i3搭載となる)。また、ボディデザインを一新し、DVDスーパーマルチドライブとテンキーが標準装備され使い勝手を高めるとともに、天板には細かなすり傷程度なら自然修復するスクラッチリペア塗装を採用した。なお、これまで採用していたWiMAXは省かれた。
  • 新/E世代(2011年5月)
全機種でHDD容量を増量。ワイヤレスTVデジタルセットモデルはひかりTVの視聴に対応した。
  • 新/F世代(2011年9月)
CPUが第2世代 Core iファミリーに刷新され、Core i3搭載モデルはCore i3-2357Mに、Core i7搭載モデルはCore i7-2637Mに強化。スペックアップと同時にバッテリー稼働時間も約12.8時間に延長された。また、Core i7搭載モデルは光学ドライブをBlu-ray Discドライブに、Core i3搭載モデルはOfficeをこれまでのPersonal 2010からHome and Business 2010にそれぞれグレードアップした。なお、前機種で設定されていたワイヤレスTVデジタルセットモデルは廃止された。なお、「新/G世代」(デスクトップのVALUESTARのみ)発表後も継続販売された。
  • 新/H世代(2012年5月)
基本性能が強化されており、Core i7搭載モデルはメモリを8GBに倍増。Core i3搭載モデルはCore i3-2367Mに性能向上するとともに、HDDを750GBに増量。メモリは2GB×2から4GB×1に変更して空きスロットを確保した。また、全モデルでWebカメラを新たに搭載し、ワイヤレスLANはIEEE802.11a/b/g/n準拠となった。
  • 新/J世代(2012年10月)
OSをWindows 8 64bitに変更するとともに、デザインを一新。ディスプレイはフレームとディスプレイの境目がない「フルフラットスーパーシャインビューLED IPS液晶」となり、高解像度化(1,600×900ドット)。キーボードはアイソレーションキーボードに印字部を保護してかすれにくくする「クリスタライズキー」を採用し、13.3型モバイルノートでは珍しいテンキーも搭載した。
  • 新/L世代(2013年2月)
CPU性能を強化し、Officeは「Office Home and Business 2013」に刷新した。なお、「新/M世代」発表後も継続販売された。

LaVie ME

セカンドマシンとしてはもちろん、メインマシンとしても十分に発揮するコンパクトノート。

  • (第3次)/6世代(2003年5月)
CPUに低電圧版モバイルAMD Athlon XP-Mプロセッサを搭載。光ディスクドライブやFDD・ワイヤレスLAN・Officeの有無で2種類を用意していた。
  • (第3次)/7世代(2003年9月)
基本性能を向上。DVDドライブやOfficeを搭載した1機種のみとなる。

LaVie MX

ヘビーユーザーにも応える、B5ファイルサイズの高性能モバイル。ディスプレイ背面とキーボード上部にバッテリを備えた「デュアル・バッテリ」を搭載し、長時間稼動を可能にした。なお、当シリーズはすべてWindows 2000 Professionalを搭載していたモデルでもある。

  • (第2次)/5世代(2000年10月)
10.4型SVGA液晶搭載。
  • (第2次)/6世代(2001年2月)
追加モデルとして、10.4型XGA液晶搭載モデルを発売。
  • (第2次)/7世代(2001年5月)
基本性能を向上。XGA液晶搭載モデルは微透過型TFT液晶を採用。なお、「第2次/8世代」発表後も継続販売された。

LaVie N

コンパクトサイズのスタイリッシュノート。

  • (第3次)/4世代(2002年10月)
当初は12.1型液晶を採用しており、CPUにCeleronを採用。フレームスタンドが付属しており、使わない時も縦置きでスタイリッシュに収納できる。また、「(第3次)/5世代」発表後も継続販売された。
  • (第3次)/6世代(2003年5月)
基本性能を向上。
  • (第3次)/7世代(2003年9月)
CPUの性能を向上。さらに、ワイヤレスでテレビやインターネットが楽しめる「Air TV」セットモデルを設定した。また、「(第3次)/8世代」発表後も継続販売されたが、同世代からブランドロゴが変更されたにもかかわらず、本モデルのブランドロゴは変更されていない。ただし、当時配布されていたカタログでは変更後のブランドロゴを使用していた。
  • (第3次)/9世代(2004年5月)
ディスプレイが12.1型ワイド液晶に変更し、カラーリングもホワイトとブラックの2色展開となる。スタンドに充電機能が加わり、スタンドに載せた状態でも使用できるようになる。また、従来のCeleron M搭載モデルに加え、Centrinoに対応するPentium Mプロセッサ搭載モデルも設定された。
  • /A世代(2004年9月)
基本性能を向上。
  • /B世代(2005年1月・2月)
カラーがホワイトのみとなる。新たに、「(第3次)/7世代」以来となる「Air TV」セットモデルを設定。
  • /C世代(2005年4月)
ラインナップを変更し、Pentium Mプロセッサ搭載モデルを再設定する。なお、このモデルを最後に一旦ラインナップから途絶える。
  • /R世代(2008年8月)
約3年3ヶ月ぶりに復活。CPUはAMD Athlon X2 デュアルコア・プロセッサに、ディスプレイは13.3型ワイド液晶となり性能を強化。カラーバリエーションもピンクレイヤード、モノトーン、モカレイヤードの3色展開となった。なお、同じデザインで法人向け仕様のVersaProタイプVN・VersaPro JタイプVNシリーズが存在しており、OSやソフトの仕様以外は基本的にLaVie Nと共通である。プリインストールされるOfficeの種類(Personal又はPersonal with PowerPoint)により2モデルが用意された。
  • /S世代(2009年1月)
「NEC Direct」限定カラーだったアクティブオレンジが店頭販売モデルにも登場し、4色展開となる。
  • /T世代(2009年4月)
CPUがAMD Sempron X2 デュアルコア・プロセッサに変更し、性能アップ。また、モデルが1種類となる。

LaVie Pro

ビジネス用途に特化した、Windows XP Professional搭載の大画面ノート。

  • (第3次)/2世代(2002年1月)
14.1型液晶・モバイルAthlon 4搭載モデルと15型液晶・モバイルPentium III搭載モデルの2種類を用意した。何れも、当時発売していたLaVie Lと同様のデザイン。
  • (第3次)/3世代(2002年5月)
14.1型液晶モデルはCPUをAMD Duronに、15型液晶モデルはPentium 4にそれぞれ変更し、性能を上げた。本体のデザインについては、14.1型液晶モデルはLaVie Lと同様のデザインを、15型液晶モデルはLaVie Cと同様のデザインをそれぞれ採用していた。

LaVie RX

14.1型液晶搭載の高性能・大画面モバイルノート。

  • (第3次)/8世代(2004年1月)
当初はCeleron Mを搭載したXP Home EditionモデルとPentium Mを搭載したXP Professionalモデルの2種類が用意されていた。
  • (第3次)/9世代(2004年5月)
XP Home EditionモデルもPentium Mに変更された。
  • /A世代(2004年9月)
XP Home Editionモデルのみとなる。
  • /B世代(2005年1月)
基本性能を向上。
  • /C世代(2005年4月)
本体デザインの変更と同時に、Celeron M搭載の廉価モデルが追加される。
  • /D世代(2005年9月)
基本性能を向上。Celeron M搭載モデルは、「/E世代」発表後も継続販売された。
  • /E世代(2005年12月)
上位モデルのみとなり、CPUがintel Core Duo T2300(2015年12月のカタログではYonahと記載、2006年4月のカタログではintel Core Duo T2300と記載)に格上げされる。なお、「/F世代」発表後も継続販売された。

LaVie S

当初は音質にこだわった高機能AVノートとして展開されていたが、「新/A世代」でシンプルな大型ノートとして復活した。

  • (第2次)/2世代(2000年1月)
当初はCeleron搭載モデルのみ。両サイドに3ウェイ6スピーカーを搭載。ワイヤレスモデムステーションの有無で2機種が用意されていた。
  • (第2次)/3世代(2000年5月・7月)
新たに、15型液晶・Pentium III搭載モデルを追加。さらに、解像度をSXGA+にアップしたアナログTVチューナー付モデルを設定。
  • (第2次)/5世代(2000年10月)
基本性能を向上。
  • (第2次)/6世代(2001年1月)
スピーカーネットとキーボードのカラーを変更。全機種アナログTVチューナーを内蔵。
  • (第2次)/7世代(2001年5月)
Celeron搭載の1機種のみとなる。この世代の発売を最後に、一旦ラインナップから途絶える。
  • (第3次)/8世代(2004年1月)
約2年8ヶ月ぶりに復活。パネル内蔵型スピーカー「SoundVu」を搭載。また、CPUもPentium Mに変更され、Windows XP Home EditionモデルはCentrinoに対応。また、Windows XP Professionalモデルは3D表示対応の液晶とトリプルワイヤレスLANを搭載した、高性能モデルであった。
  • (第3次)/9世代(2004年5月)
Celeron Mを搭載し、ワイヤレスでTVが見られる「AirTV」セットモデルを追加。
  • /A世代(2004年9月)
基本性能を向上。この世代の発売を最後に、再びラインナップから途絶える。
  • 新/A世代(2010年4月)
約5年7ヶ月ぶりに復活。従来までとはコンセプトを変え、シンプルな普及クラスの大型ノートとなった。十分な基本性能を備えながら、「LaVie L」よりも厚さを5mm薄く、奥行を2cm短縮してコンパクトに収めた。カラーバリエーションは明るい水色の「エアリーブルー」をはじめ、「ラズベリーレッド」・「エスプレッソブラック」・「スノーホワイト」の4色展開。OSは7 Home Premium 64ビット版を搭載するが、32ビット版に切替できるセレクトOSを採用する。ラインナップはCeleron搭載モデル、Core i3搭載モデル、Core i5搭載モデルの3種類を用意する。ちなみに、カスタマイズモデルではWindows 7 Ultimateは選択不可[2]
  • 新/B世代(2010年6月)
Officeを「Office Home and Business 2010」に更新。また、Core i5搭載モデルはCore i5-450Mとなり、性能をアップした。
  • 新/C世代(2010年9月・12月)
「LaVie L」と同じく、全機種でCPU性能を向上するとともに、OSはセレクタブル設定を廃止し64ビット版に、Celeron搭載モデルを除き、キーボードをテンキー付アイソレーションキーボードに変更。また、Core i3搭載モデルのメモリが4GBに倍増された。
  • 新/D世代(2011年2月)
全機種でCPU性能が向上し、特に下位モデルは従来のCeleronからPentium P6200に変更された。HDDは全機種640GBに増量。さらに、Core i5搭載モデルは光学ドライブをBlu-ray Discドライブに変更した。
  • 新/E世代(2011年5月)
Core i3搭載モデルとCore i5搭載モデルを第2世代のCore i3-2310MとCore i5-2410Mに更新し、ボディデザインも一新。ボディカラーには新たにシャンパンゴールドを追加した。CPU以外にも性能面が強化されており、Core i5搭載モデルはHDDを750GBに増量。Core i3搭載モデルは光学ドライブをBlu-ray Discドライブに変更した。Pentium搭載モデルは前モデルのデザインを踏襲しながら、メモリを4GBに倍増、レーザーマウスが新たに添付された。
  • 新/F世代(2011年9月・2012年2月)
全機種でCPUの性能向上が行われたほか、Core i3搭載モデル・Core i5搭載モデルに搭載されているBlu-ray Discドライブは大容量規格のBDXLに対応。さらにCore i5搭載モデルではディスプレイも改良され、画面輝度を約25%向上された。Pentium搭載モデルはデザインやカラーラインナップを上位2機種と統一。また、Pentium搭載モデルにはこれまでカスタムメイドモデル「LaVie G タイプS」のみに設定されていたワイヤレスTVデジタルセットモデルを新設(カラーはエクストラホワイトとスターリーブラックの2色)。本モデルはPentium搭載・TVチューナーレスモデルより基本性能が若干強化されており、HDD容量を750GBに増量、ワイヤレスLANの仕様も変更される(IEEE802.11b/g/n→IEEE802.11a/b/g/n)。なお、「新/G世代」(デスクトップのVALUESTARのみ)発表後も継続販売された。
  • 新/H世代(2012年5月)
より薄くなった新デザインを採用。CPUは全機種アップされているが、特にCore i5搭載モデルは第3世代のCore i5-3210Mを搭載。また、HDDはCore i3搭載モデル・Pentium搭載モデルも750GBに増量した。
  • 新/J世代(2012年10月)
OSをWindows 8 64bitに変更するとともに、CPUの性能を強化。Core i3搭載モデルを廃止し、Core i5搭載モデルはタッチパネル搭載モデルを追加して2タイプとなった。また、Pentium搭載モデルでは内蔵Webカメラを92万画素に向上した。
  • 新/L世代(2013年2月)
全機種でOfficeを「Office Home and Business 2013」に刷新。一旦廃止となっていたCore i3搭載モデルが復活するかわりに、Core i5・タッチパネル搭載モデルとPentium搭載・ワイヤレスTVデジタルセットモデルを廃止し、ラインナップを集約した。Core i5搭載モデルはCPU性能を強化した。なお、エントリーモデルは「新/J世代」のPentiumからCeleron(Celeron 1000M)に変更した。
  • 新/M世代(2013年5月)
デザインが変更となり、ヒンジ部が見えにくい構造となったほか、USB 3.0を4ポート(うち1ポートはパワーオフ充電機能付)に増量し、アイソレーションキーボードは防滴構造になった。さらに、Core i3搭載モデル・Celeron搭載モデルはパネルを薄型化した。Core i5搭載モデルはHDDを1TB、メモリを8GBに増量し、「新/L世代」では省かれていたタッチパネルを再搭載。さらに、フレームとディスプレイの境目がないフルフラットパネルとなったことで画面周囲のゴム足を無くした。ボディカラーは「新/L世代」までラインナップされていたゴールド系が無くなり3色展開となった。
  • 新/N世代(2013年10月)
OSをWindows 8.1に変更するとともに、CPUも変更され、Core i5搭載モデルはCore i5-4200M、Core i3搭載モデルはCore i3-4000M、Celeron搭載モデルはCeleron 1005Mにそれぞれ更新。併せて、タッチパネルは非搭載ながらクアッドコアCPUを搭載し、CPU以外のスペックはCore i5搭載モデル並みとしたCore i7搭載モデルを新設した。
  • 新/R世代(2014年1月)
全モデルにBluetooth4.0を搭載するとともに、Core i5搭載モデル・Core i7搭載モデルはIEEE802.11ac対応ワイヤレスLANを搭載した。
  • 新/S世代(2014年4月)
Celeron搭載モデルがCeleron 2957Uに変更するとともにボディを薄型化。Core i3搭載モデルはワイヤレスLANがIEEE802.11acに対応。併せて、全機種でOSはWindows 8.1 Update、OfficeはOffice Home and Business 2013 SP1となった。
  • 新/T世代(2014年10月)
Celeron搭載モデルを除く全モデルでCPUを強化(Core i3搭載モデルはCore i3-4100M、Core i5搭載モデルはCore i5-4210M、Core i7搭載モデルはCore i7-4712HQ)し、付属のマウスをBluetoothワイヤレスマウスに変更(Celeron搭載モデルはすでにBluetoothワイヤレスマウス)。Core i3搭載モデルはHDDを1TBに増量。Officeは全モデルでOffice Home and Business Premium + Office 365 サービスとなった。

LaVie とことんサポートPC

パソコン初心者や不慣れな方に対応するため、ひと工夫の機能と充実したサポート体制を備えたモデル。開梱から初期設定までをスタッフが代わりに行う初期設定出張サービス(購入後1年間有効・1回限り)が無償付帯するほか、出張サポート料金の半額優待(購入後5年間有効・有効期間内なら利用回数無制限)、専用コールセンター(利用期間無制限・NEC製だけでなく、他社製の周辺機器やソフトウェアに関する相談も無料で対応)や専用サイトを用意しておりサポート体制も充実している。PC本体はスリムタイプの「LaVie S」をベースに、アイソレーションキーボードに一工夫(ローマ字入力の母音である「A」・「I」・「U」・「E」・「O」と小文字入力に使う「L」を青で区別、機能名に日本語表記を追加、英字や数字など利用頻度が高いキーは文字を大きめに、「Shift」キーで入力される文字を色分け)を加え、起動後「おてがるメニュー」が最初に表示されるので、目的を選ぶだけですぐにソフトが起動できるほか、いつでも「おてがるメニュー」を呼び出せる「ソフト」ボタンも備える。さらに、はがき作成などの作業も動画で見ながら進められる「動画ナビ」も備えている。

  • 新/F世代(2011年10月)
「LaVie S」のLS150/FSをベースに、前述のキーボードのデザイン変更・「ソフト」ボタンの追加に加え、本体自体もCPUはPentium B950(2.10GHz)からCeleron B800(1.50GHz)に、OfficeもHome and Business 2010からPersonal 2010にそれぞれ仕様変更されているが、空きスロットを確保し、増設にも対応した4GBメモリ、パワーオフUSB充電機能、手書き入力・ジェスチャー機能付NXパッドなどはそのまま搭載されている。なお、「新/G世代」(デスクトップのVALUESTARのみ)・「新/H世代」発表後も継続販売された。
  • 新/J世代(2012年10月)
1年ぶりとなる新モデル。OSをWindows 8 64bitに変更するとともにディスプレイにタッチパネル機能を搭載。CPUはCeleron B830(1.80GHz)に強化され、マウスはこれまでの有線タイプからワイヤレスタイプに変更。さらに、LaVie SのPentium搭載モデル同様に内蔵Webカメラを92万画素に向上した。なお、「新/L世代」発表後も継続販売された。

LaVie T

テレビチューナー内蔵のハイスペックAVノート。

  • (第3次)/0世代(2001年7月)
当初は15.3型ワイド WXGA液晶を搭載し、アナログTVチューナーを内蔵。外付スピーカーを標準添付していた。CPUの種類・クロック周波数の違い等で3機種が用意されていた。
  • (第3次)/1世代(2001年10月)
OSがWindows XPに変更され、CPUが全機種Pentium IIIとなる。新たに、最上位機種には本体に内蔵できるSDカード対応携帯型シリコンオーディオプレーヤー「infoAudio」を添付(単品でも販売されており、中・下位機種でもオプションで追加可能)。
  • (第3次)/2世代(2002年1月)
基本性能を向上し、キーボードの配列も若干変更された。インターネットでテレビ電話をするためのUSBカメラとヘッドフォンマイクを同梱。
  • (第3次)/3世代(2002年5月)
ラインナップが1機種のみとなる。
  • (第3次)/4世代(2002年10月)
デザインが、当時のLaVie Cと同様のデザインに変更されたことで、ディスプレイが15型液晶となり、同時にCPUがPentium 4に進化。また、これまで採用していた、外付スピーカーが廃止された。パームレスト部にはクラレの人工皮革素材「クラリーノ」を使用。
  • (第3次)/5世代(2003年1月)
全機種、高輝度のスーパーシャインビュー液晶を搭載し、抗菌ラバーコーティングを施した手触りのよいキーボードを採用。下位機種のCPUをCeleronに変更し、前世代より多少スペックダウンした。
  • (第3次)/6世代(2003年5月)
Celeron搭載モデルのみとなる。この世代の発売を最後に一旦ラインナップから途絶える。
  • /A世代(2004年9月)
約1年4ヶ月ぶりに復活。「(第3次)/3世代」以来となるワイド液晶(15.4型 WXGA)となり、上位機種はCPUにPentium Mを採用。ディスクが取り出しやすいように、光学ドライブが本体正面に配置される。
  • /B世代(2005年1月)
LaVie TWの登場に伴い、Pentium M搭載モデルの1種類のみとなる。
  • /C世代(2005年4月・6月)
基本性能を向上。
  • /E世代(2005年10月・12月)
2つの高画質回路を新搭載し、液晶パネルスピーカ「SoundVu」を搭載。よりシックなデザインに一新した。
  • /F世代(2006年4月)
Celeron+シングルHDDを搭載した下位機種を設定。

LaVie Tab E

LaVieブランド初となるAndroid搭載タブレット。以前から同社で発売されているAndroid搭載スマートフォン・タブレットブランド「MEDIAS」やAndroid搭載タブレットブランド「LifeTouch」とは異なり、購入しやす価格とアプリを多くプリインストールしている。なお、このモデルの発表により、先に発表されたWindows搭載の「LaVie Tab W」とあわせて、「LaVie Tab」として新たにブランド化された。モデル名・品番名は"TE"から始まる。

  • 新/N世代(2013年10月)
ラインナップは7型ワイド液晶モデルと10.1型ワイド液晶モデルの2モデルを設定。2モデルで仕様が異なり、7型ワイド液晶モデルはOSにAndroid 4.1、CPUにデュアルコアのMediaTek MT8317 1.2GHz、内蔵フラッシュメモリ16GBを搭載し、本体質量約350g、本体カラーはホワイト。10.1型ワイド液晶モデルはOSにAndroid 4.2、CPUにクアッドコアのMediaTek MT8125 1.2GHz、内蔵フラッシュメモリ32GB、IPS液晶を搭載し、本体質量約560g、本体カラーはブラック。なお、「新/R世代」発表後も継続販売された。
  • 新/S世代(2014年5月)
7型ワイド液晶モデルは本体の大きさを据え置いたままで8型ワイドに大型化してIPS液晶となり、カラーラインナップは既存のホワイトに加えてネイビーを追加した2色展開に。10.1型ワイド液晶モデルはカラーをネイビーブルーに変更した。OSは両モデルともAndroid 4.2に揃えられたが、オンラインアップデートによりAndroid 4.4に対応。また、CPUもクアッドコアのMediaTek MT8121 1.3GHzに揃え、性能も強化した。プリインストールソフトには電子書籍・電子ブック購読用ソフトの「ebiReader」を新たにプリインストールした。なお、本体質量は2モデルとも10g増となった(8型ワイド液晶モデル:約360g、10.1型ワイド液晶モデル:約570g)。なお、「新/T世代」、「LaVie(/B世代からLAVIE)シリーズの/A世代」発表後も継続販売された。

LaVie Tab S

軽量で携帯性に優れ、スタイリッシュさを特徴とするAndroid搭載タブレットで、MEDIAS TAB ULの事実上の後継機種となる。モデル名・品番名は"TS"から始まる。

  • 新/N世代(2013年11月)
ラインナップは7型ワイド液晶モデルのみ。厚さ約7.9mmで手になじみやすいアーク形状のデザインとし、本体質量は「LaVie Tab E」の7型ワイド液晶モデルよりも軽量化され、約250gを実現。レーザ加工で緻密な金型を用いたファブリック調のテクスチャを採用した。スペックも「LaVie Tab E」の10.1型ワイド液晶モデル並みのスペック(OS:Android 4.2、CPU:MediaTek MT8125 1.2GHz、内蔵フラッシュメモリ:32GB)としており、IPS液晶も搭載した。なお、「新/R世代」~「新/S世代」発表後も継続販売された。
  • 新/T世代(2014年10月)
約1年ぶりにモデルチェンジ。8型ワイドに大型化しながら薄型化も図られた。内蔵フラッシュメモリは16GBに半減したが、Androidは4.4に更新し、CPUはHT非対応のクアッドコアであるintel Atom Z3745に変更した。さらに、LTE/3G対応のSIMロックフリーモデルが新設され、通信事業者から提供されるMicro SIMカード(mini UIMカード)を装着することで、本機だけで高速データ通信ができるようになった。なお、「LaVie(/B世代からLAVIE)シリーズの/A世代~/E世代」発表後も継続販売された。

LaVie Tab W

タッチパネル式液晶を搭載したタブレットPC。モデル名・品番名は"TW"から始まる。

  • 新/M世代(2013年9月)
OSにWindows 8(ただし、ほかの「LaVie」に搭載されている64ビット版ではなく、32ビット版)を搭載しており、Windows 8に対応した周辺機器・アプリであればそのまま本機でも使用でき、USB端子もUSB 2.0を1つ装備している。本体質量約590g、厚さ約9.8mmの軽量・薄型設計で持ち運びしやすく、ディスプレイは衝撃に強い保護ガラスを採用した10.1型ワイド タッチパネル式液晶を搭載しており、付属のデジタイザーペンによるペン入力も可能。さらに、本体を立てかけて使用するスタンド付Bluetoothキーボードを同梱したモデルを用意しており、モバイルノートのように快適に文字入力することも可能である。CPUはHT対応・デュアルコア仕様の省電力CPU「intel Atom Z2760」を搭載し、メモリは2GB、ストレージは64GBフラッシュメモリを備える。また、クラウド上にデータを保存できる「SkyDrive」に対応しており、例えば、自宅のパソコンで制作したデータを本機を用いて作業の続きを行ったり、本機で作成したデータを自宅のパソコンで閲覧できるなどサブマシンとしてデータのやり取りをすることができる。なお、「新/N世代」~「新/R世代」発表後も継続販売された。
  • 新/S世代(2014年6月)
約8ヶ月ぶりとなる新モデル。OSをWindows 8.1 Update 32bit 32bitに変更したほか、CPUはクアッドコア(HT非対応)仕様の「intel Atom Z3795」に強化。そのほか、付属のデジタイザペンは径を太くしてグリップを追加したことで持ちやすさを向上。また、eBookJapanで利用できる電子ブッククーポン2,160円分を添付した。キーボードユニット同梱モデルはBluetoothキーボードのキーストロークをノートパソコンと遜色ない約1.8mmとすることで心地よい打鍵感を実現した。
  • 新/T世代(2014年10月・12月)
基本スペックは「新/S世代」を踏襲するが、OSがWindows 8.1 with Bing 32bitに更新したほか、既にプリインストールしている「SmartVision/PLAYER」はリモート視聴を追加した。また、2014年12月には追加モデルとして、横幅約126mm、本体重量約370gの軽量設計で、Atom Z3735Fプロセッサー、2GBメモリ、Office Home and Business 2013を搭載した8型ワイド液晶モデルが発売された。なお、「LaVie(/B世代からLAVIE)シリーズの/A世代」発表後も継続販売された。

LaVie TB

タブレットPC。1シーズンのみの販売であった。

  • (第3次)/5世代(2003年1月)
Pentium III-Mと10.4型液晶を搭載。OSはWindows XP Tablet PC Edition (2002)。

LaVie Touch

タブレットとしても、パソコンとしても使用できる2WayタイプのタブレットPC。NEC製の個人向けタブレットPCは2003年1月発売の「LaVie TB」以来となる。品番・型名は「LaVie T」と同じく"LT"である。「LifeTouch」とは違う。

  • 新/F世代(2011年9月)
OSはWindows 7 Home Premium 32ビット版でOfficeはHome and Business 2010で、CPUはAtom Z670を搭載。ディスプレイはノングレア処理を施した10.1型ワイド タッチパネル式IPS液晶を採用している。外出時はタブレットPCとしてこのまま使用できるが、本モデルではクレードルである「マルチステーション」、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスが同梱されており、自宅や会社でのデスクワーク時はパソコンとして普段と同じスタイルで利用できる。「マルチステーション」は立てて設置できるように透明の板が設けられているほか、DVDスーパーマルチドライブも搭載されているため、ソフトウェアのインストール作業やDVDソフトの視聴もできる。また、独自のUIである「ExTOUCH」を搭載しており、キーボードがないと難しいコピー・ペースト操作のショートカットボタン、ソフトウェアキーボード、アプリケーションランチャー機能を備えており、使いにくさをカバーしている。本モデルは「新/G世代」(デスクトップのVALUESTARのみ)発表後も継続販売された。

LaVie TW

大画面液晶を搭載するプレミアムノートPC。

  • /B世代(2005年1月)
17型ワイド液晶搭載。Celeron仕様とPentium M仕様の2種類のモデルを用意した。
  • /C世代(2005年4月・6月)
Pentium M仕様の1機種のみとなる。(その後、同年6月にCeleron仕様の販売店オリジナルモデルLW900/CD1Tが再度追加された)
  • /D世代(2005年9月・2006年1月)
基本性能を向上。なお、「/E世代」発表後も継続販売された。

LaVie U

当初はインターネットを気軽に楽しむ為に開発された、A4サイズのオールインワンコンパクトPCだったが、10年以上の長いブランクを経て、デタッチャブル式2in1タイプのUltrabookとして復活した。

  • (第2次)/2世代(2000年1月)
CPUにモバイルAMD K6-2-Pプロセッサを搭載。12.1型SVGA液晶モデルのみ。
  • (第2次)/3世代(2000年5月)
13.3型XGA液晶搭載モデルを追加。さらには、Microsoft Office 2000も搭載されるようになったが、12.1型SVGA液晶モデルではジャストシステムの総合ソフトであるJustsystem Home(表計算ソフトは入っていない)が搭載されていた。
  • (第2次)/5世代(2000年9月・10月)
OSがWindows MEに変更され、液晶サイズが13.3型と14.1型となり、全体的にサイズアップした。また、キーボードのカラーリングも変更されている。
  • (第2次)/6世代(2001年1月)
CPUをAMD Duronプロセッサに変更し性能アップ。
  • 新/T世代(2014年10月)
約13年5ヶ月にぶりにシリーズ名を復活。初代モデルからさらに小さい11.6型ワイド液晶(フルHD解像度・タッチパネル式)を搭載し、モバイルノートとしてだけでなく、付属のキーボードユニットから外して本体のみでタブレットPCとして使用できる2in1タイプのUltrabookとなった。CPUはCore Mプロセッサーを搭載し、Core M-5Y10搭載モデルとCore M-5Y71搭載モデルの2機種が用意される。当初は5Y70であったが、調達等の都合から5Y71に変更された。OSはWindows 8.1 Update 64bit、OfficeはOffice Home and Business Premium + Office 365サービスとなったほか、メモリは「(第2次)/5世代」の時(64MB)から大幅に増えて4GBに、ストレージは容量が「(第2次)/5世代」から約6倍の128GBに増え、SSDに、また、「(第2次)/5世代」には無かったワイヤレスLAN(IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠)が搭載された。なお、「LaVie(/B世代からLAVIE)シリーズの/A世代」発表後も継続販売された。

LaVie X

15.6型ワイド液晶を搭載したホームノートサイズのUltrabook。LaVie Z(「新/H世代」以降のモデル)を大型化したモデルともいえる。

  • 新/J世代(2012年12月)
同クラス(15.6型ワイド液晶搭載)のノートPCとしては世界最薄となる最厚部12.8mm(突起部・バンプ部分を除く)と国内最軽量となる本体重量約1.59kgを実現。アルミニウム合金を採用したボディと2つの薄型冷却ファンの搭載により、底面に吸排気口がなくても優れた放熱性能がある。ディスプレイはフルHD解像度の「スーパーシャインビューLED IPS液晶」を搭載し、仕事でもプライベートでも威力を発揮する。タッチパッドはWindows 8のチャーム呼び出しやフリック操作ができ、タッチパネルと同じ感覚で使用できる。なお、ディスプレイやキーボード仕様を除く他のスペック(CPU・メモリ・SSD容量など)については「LaVie Z(「新/J世代」)のLZ750/JSと同じである。
  • 新/L世代(2013年2月)
CPU性能を強化し、Officeを「Office Home and Business 2013」に刷新。さらに、SSDを128GBに減らした下位機種を追加した。なお、「新/M世代」発表後も継続販売された。

LaVie Y

360度回転するディスプレイの採用でノートPCにもタブレットPCにもなる2wayタイプのコンバーチブルタブレット。

  • 新/J世代(2012年10月)
OSはWindows 8のARMプロセッサ版でモバイル機器向けのWindows RTを採用。Officeも2013 RT Previewをプリインストールしている。CPUにNVIDIA Tegra 3を、ディスプレイはタッチパネル式・広視野角仕様の11.6型ワイドスーパーシャインビューLED液晶を搭載する。なお、レノボIdeaPad Yoga 11(日本未発表モデル)の兄弟機種でもある[1]。なお、「新/L世代」・「新/M世代」発表後も継続販売された。

LaVie Z

光学ドライブ非搭載の薄型モバイルPC。

  • (第3次)/1世代(2001年10月)
ゼロハリバートン社のデザインで、10.4インチXGA液晶を搭載。「LaVie MX」の事実上の後継シリーズとして発売した。外付CD-ROMドライブ+Officeの有無およびHDD容量の違い(20GB/30GB)で2機種が用意されていた。OSはWindowsXP Home Editionのみ。なお、「(第3次)/2世代」「(第3次)/3世代」発表後も継続販売された。
  • 新/H世代(2012年7月)
自社デザインによるNEC製初のUltrabookとして約11年ぶりに復活。底面にアルミニウム合金マグネシウム合金よりも比重が軽く、マグネシウム合金並みの剛性を併せ持つマグネシウムリチウム合金(PCの筐体としては世界初採用)を、筐体には約0.5~0.6mmの薄肉化を達成した極薄マグネシウムダイカスト筐体をそれぞれ採用し、ディスプレイやキーボードを筐体に一体化させたことで約875gの軽量と最厚部約14.9mmの薄型設計を実現。OSはWindows 7 Home Premiumとなり、ディスプレイは高解像度(1,600×900ドット)仕様の13.3型ワイド液晶となった。CPU仕様(Core i5-3317U、Core i7-3517U)とSSD容量が異なる2機種を用意する。
  • 新/J世代(2012年10月)
スペックを据え置いたまま、OSをWindows 8 64bitに変更。また、Core i5搭載モデルは底面をマグネシウム合金に変更した為、本体重量が約15g増え、約890gとなった。
  • 新/L世代(2013年2月)
CPU性能を強化し、Officeを「Office Home and Business 2013」に刷新した。
  • 新/M世代(2013年5月)
新たな「Windowsストアアプリ」をプリインストールした程度で、基本スペックは「新/L世代」を踏襲する。
  • 新/N世代(2013年10月)
Core i5搭載モデル・Core i7搭載モデル共に、基板の薄型軽量化などで更なる薄肉化を可能にしたことで、本体重量約795gの超軽量ボディとなった他、OSをWindows 8.1に変更、CPUは第4世代Core iファミリー(Core i5搭載モデルはCore i5-4200U、Core i7搭載モデルはCore i5-4500U)となり、ディスプレイはIGZOを採用してWQHD(2,560ドット×1,440ドット)に高解像度化。ワイヤレスLANは新規格のIEEE802.11ac(Draft)に対応した。ボディカラーはストームブラックに変更した。併せて、既存ラインナップの中間の位置づけとしてタッチパネル搭載モデルを新設。解像度をフルHDとした静電式タッチパネル付IPS液晶を搭載しながら本体重量は1kgを切る約964gの軽量設計としており、ディスプレイ以外のスペックはCore i5・IGZO液晶搭載モデルに準じているが、解像度が低く、消費電力が少ないたため、バッテリー稼働時間は同モデルに比べて約5時間長く稼働できる。カラーはストームブラックに加え、以前からラインナップされているムーンシルバーの2色展開である。なお、本モデルは「新/R世代」発表後も継続販売された。
  • 新/S世代(2014年4月)
超軽量ボディはそのままにCPU性能を強化し、Core i5搭載モデル(IGZO液晶搭載クラムシェルノートモデル、Ultrabookモデル共)はCore i5-4210U、Core i7搭載モデルはCore i7-4510Uにそれぞれ変更。OSはWindows 8.1 Update、OfficeはOffice Home and Business 2013 SP1となった。
  • 新/T世代(2014年10月)
基本スペックは「新/S世代」を踏襲するが、OfficeがOffice Home and Business Premium + Office 365 サービスとなり、録画番組のリモート視聴ができる「SmartVision/PLAYER」を新たに搭載した。

LAVIEシリーズ(2015年1月 - )

2015年1月発表モデル(2015年春モデル)より、デスクトップPCの「VALUESTAR」を吸収統合した新生「LaVie」が誕生し、シリーズ名を刷新。同時にモデル名・品番名も変更された。

2015年5月発表モデル(2015年夏モデル)で1997年の「LaVie NX」から約17年にわたって使用してきた「LaVie」からすべて大文字の「LAVIE」に表記が改められ、2004年1月発表(2004年春モデル)モデル以来、約11年4ヶ月ぶりにブランドロゴを刷新した。

Desk All-in-one

「VALUESTAR N」・「VALUESTAR S」後継の一体型デスクトップモデル。モデル名・品番名はDAから始まる。

  • /A世代(2015年1月)
ラインナップは「VALUESTAR N」後継で「新/T世代」からサイズアップした23.8型ワイド液晶モデルと「VALUESTAR S」後継の21.5型ワイド液晶モデルが設定される。23.8型ワイド液晶モデルは幅約8mmの挟額縁フレームを採用し、CPUには第5世代のCore i7-5500Uを搭載。また、4チューナー搭載モデルには、intel Real Sense 3Dカメラを新たに搭載した。一方で、タッチパネルは非搭載となる。21.5型ワイド液晶モデルもCPUを刷新し、Core i5搭載モデルは第5世代のCore i5-5200Uに、Celeron搭載モデルはCeleron 3205Uに変更。併せて、Celeron搭載モデルはワイヤレスLANを強化し、IEEE802.11ac/aに対応した。
  • /B世代(2015年5月)
すべてのモデルでヤマハのソフトウェアDSPである「AudioEngine」の性能を強化し、ヘッドフォンでの音響効果が有効になった。また、23.8型ワイド液晶・4チューナー搭載モデルはCPUをより性能の高いCore i7-5557Uに変更したことにより、CPU内蔵グラフィックスがintel Iris Graphics 6100に強化された。
  • /C世代(2015年9月)
OSをWindows 10 Homeに変更したほか、21.5型ワイド液晶・Celeron搭載モデルはCeleron 3215Uに変更し性能を強化した。
  • /D世代(2016年1月)
デザインが全面刷新され、Core i7搭載モデルはスタンドを新デザインに変更、Celeron搭載モデルとCore i5搭載モデルはCore i7モデルと同じ23.8型ワイドに大画面化され、挟額縁フレーム採用により、本体幅は「/C世代」比14mm増に抑えた。全機種でハイレゾ音源再生対応のオーディオプレーヤ「HiGrand Music Player」を搭載したほか、Core i7搭載モデルはウーファ+YST(ヤマハアクティブサーボテクノロジー)方式のサウンド機能を採用。CPUはCore i5搭載モデルとCore i7搭載モデルは第6世代Core iファミリー(Core i5搭載モデルはCore i5-6200U、Core i7・ダブルチューナー搭載モデルはCore i7-6500U、Core i7・4チューナー搭載モデルはCore i7-6567U)に、Celeron搭載モデル(TVチューナーモデルとTVチューナーレスモデル)はCeleron 3855Uにそれぞれ変更した。
  • /E世代(2016年5月)
動画視聴アプリ「LAVIEチャンネル」の追加をはじめとしたソフトウェア面の強化を行った。なお、基本スペックは「/D世代」を踏襲する。
  • /F世代(2016年9月)
「AudioEngine」において、ヘッドフォン視聴時にサウンドを自動調整する「イマジナリースピーカー」機能を搭載したほか、Core i5搭載モデルとCore i7搭載モデルに搭載されている写真・動画コンテンツ加工ソフトウェア「CyberLink MediaShow BD」の機能強化もおこなった。なお、基本スペックは「/E世代」を踏襲する。また、カタログにも記載されていないが、OSの10にはAnniversary Update(RS1)は適用されていない。
  • /G世代(2017年1月)
全機種で一部アプリの改良を行い、「インフォボード」にはURLや写真・動画ファイルをスマートフォンとの間で交換する機能「インフォボードコネクト」を追加し、「LAVIEチャンネル」はデザインの刷新と各コンテンツプロバイダーを横断しての検索機能を追加。CPUも性能向上(Celeron搭載モデルはCeleron 3865Uに、Core i5搭載モデルはCore i5-7200Uに、Core i7搭載モデルはCore i7-7500Uにそれぞれ変更)し、付属のワイヤレスマウスはレーザー方式からBlue LED方式に変更した。また、Core i7搭載モデルはヤマハ製の「YAMAHAサウンドシステム」を刷新し、スピーカー内蔵パソコンでは世界初となる日本オーディオ協会提唱のハイレゾ基準に対応。スタンド形状を一本足デザインに変更し、最上位モデルのDA970は画面解像度を4K UHD(3,840×2,160ドット)に高解像度化した。
  • /H世代(2017年7月・9月・10月)
最上位モデルのDA970はCPUをCore i7-7567U(Intel Iris Plus Graphics 650を内蔵)に変更し、光学ドライブはUltra HD Blu-rayの再生に対応。それ以外のモデルは「インフォボード」や「インフォボードコネクト」の機能強化を行ったマイナーチェンジ程度で、基本スペックは「/G世代」から踏襲される。また、カタログにも記載されているが、OSの10にはCreators Update(RS2)が適用されている(カスタマイズモデルではRS2が適用されているかは不明)。「/J世代」発表後も継続販売された。
  • /K世代(2018年1月・5月・6月)
約半年ぶりにモデルチェンジ。ラインナップをCore i7搭載のDA770とCeleron搭載のDA350・DA370の3モデルに集約(4K UHD+Ultra HD Blu-rayディスクドライブ搭載機はNEC Direct向けの「LAVIE Direct DA(H)」にて設定されている)。高級オーディオにも用いられているスピーカーネットが新たに採用されたほか、DA770はCPUを第8世代のCore i7-8550Uに、OfficeはHome and Business PremiumからHome and Business 2016に変更され、カラーバリエーションはメタルレッド、ホワイトシルバー、ダークシルバーとなった。DA350とDA370はスピーカーネットの採用とOfficeの仕様変更(Personal 2016に変更)以外の主要スペックは「/H世代」から踏襲される。

Desk Tower

「VALUESTAR L」後継のセパレート型デスクトップモデル。モデル名・品番名はDTから始まる。

  • /A世代(2015年1月)
搭載ソフトウェアの強化を行ったマイナーチェンジ程度で、基本スペックは「VALUESTAR L」の「新/T世代」を踏襲する。
  • /B世代(2015年5月)
Core i7搭載モデルはブランドロゴの変更などのマイナーチェンジ程度で、基本スペックは「/A世代」を踏襲するが、Core i3搭載モデルは付属ディスプレイを広視野角のノングレアIPS液晶に性能向上した。
  • /C世代(2015年9月)
OSをWindows 10 Homeに変更したほか、Core i3搭載モデルはCore i3-4170に変更し性能を強化した。
  • /D世代(2016年1月)
VALUESTAR Lの「新/M世代」以来、約2年10ヶ月ぶりにフルモデルチェンジ。CPUが第6世代Core iファミリー(Core i3搭載モデルはCore i3-6100、Core i7搭載モデルはCore i7-6700)に刷新され、本体デザインもマット仕立てに一新された。なお、「/E世代」発表後も継続販売された。
  • /F世代(2016年9月)
写真・動画コンテンツ加工ソフトウェア「CyberLink MediaShow BD」の機能強化(Core i7搭載モデルのみ)や動画視聴アプリ「LAVIEチャンネル」の追加といったソフトウェア面の強化を行った。なお、基本スペックは「/D世代」を踏襲する。また、カタログにも記載されていないが、OSの10にはAnniversary Update(RS1)は適用されていない。なお、「/G世代」発表後も継続販売され、2017年7月からは「Direct DT」としてDirect専用モデルに移行した。

Direct

「LaVie G」・「VALUESTAR G」後継のBTOモデル。カタログモデル同様にいくつかのシリーズがあり(Hybrid Standard及び「LAVIE Tab」全シリーズを除く)、仕様を選択可能とすることでカタログモデルにはないハイスペック仕様にすることも、価格を抑えた廉価仕様にすることが可能。前身の「LaVie G」・「VALUESTAR G」同様、NEC Directのみで扱う。モデル名・品番名はデスクトップPCはGD、ノートPCはGNから始まる。

前述のとおり、2017年7月からは店頭販売もされていた「Desk Tower」が「Direct」専用モデルの「Direct DT」へ移行した。

Hybrid Advance

2015年春モデルで新設された大画面2in1ノートモデル。15.6型ワイド液晶を搭載しながら、360度回転するヒンジ構造でディスプレイの開度により、ノート・フラット・テント・タブレットの4通りの使い方ができる。さらに、フラットモードより大きい開度(180度以上)になるとキーボードの周囲がせり上がってキートップと高さが揃い、ラバー製のキーボードガードもせり上がってキーボードが外側に向いた時でもキーボードを保護する「ライジングキーボード」機構を採用した。モデル名・品番名はHAから始まる。

  • /A世代(2015年1月)
CPUにCore i7-5500U、メモリに8GBメモリを採用。また、外付けBlu-ray Discドライブが同梱する。ストレージが異なるSSDモデルとHDDモデルの2モデルが用意される。
  • /B世代(2015年5月)
プリインストールアプリの強化とバッテリー稼働時間の向上を行った。バッテリー稼働時間以外の基本スペックは「/A世代」を踏襲する。

Hybrid Frista

2015年春モデルで新設された一体型フリースタイルモデル。大画面ノートと同じ15.6型ワイド・フルHD液晶を搭載するが、奥行160mmのコンパクトボディとしており、キーボードは本体に収納できるワイヤレスキーボードとして分離。ディスプレイは無段階の角度調整機能を備えている。モデル名・品番名はHFから始まる。

  • /A世代(2015年1月)
ラインナップはCeleron搭載モデル、Core i3搭載モデル、Core i7搭載モデルの3モデルを設定し、光学ドライブはCeleron搭載モデルはDVDスーパーマルチドライブを、Core i3搭載モデルとCore i7搭載モデルにはBDXL対応Blu-ray Discドライブをそれぞれ搭載する。カラーはピュアブラックとピュアホワイトの2色(Core i7搭載モデルはピュアブラックのみ)をラインナップする。
  • /B世代(2015年5月)
「Desk All-in-one」同様、全モデルでソフトウェアDSP「AudioEngine」の性能強化を行った。なお、基本スペックは「/A世代」を踏襲する。
  • /C世代(2015年9月)
OSをWindows 10 Homeに変更したほか、Core i3搭載モデル・Celeron搭載モデルはCPUも変更(Core i3搭載モデルはCore i3-5005UからCore i3-5015Uに、Celeron搭載モデルはCeleron 3205UからCeleron 3215Uにそれぞれ変更)したことで性能を強化した。
  • /D世代(2016年1月)
発売以来初めてフルモデルチェンジされ、奥行が約15mm短縮してコンパクト化されたほか、インターフェース類をすべて側面に配置することで背面壁ピタ設置も可能になった。ワイヤレスキーボードにはNFCポートが新たに搭載され、片手で取り出し可能な背面収納式となった。CPUも刷新され、Celeron搭載モデルはCeleron 3855U、Core i3搭載モデルはCore i3-6100U、Core i7搭載モデルはCore i7-6500Uにそれぞれ変更した。なお、「/E世代」~「/H世代」発表後も継続販売された。

Hybrid Standard

2015年春モデルまで発売されていた「LaVie U」後継のデタッチャブル式2in1タイプのUltrabook。モデル名・品番名はHSから始まる。

  • /B世代(2015年5月)
基本スペックは「LaVie U」から踏襲されている。
  • /C世代(2015年9月)
OSをWindows 10 Homeに変更。OSの変更を除く基本スペックは「/B世代」を踏襲する。

Hybrid ZERO

「LaVie Z」後継の軽量・薄型モバイルノートモデル。モデル名・品番名はHZから始まる。本モデルは日本以外でもレノボの「Lenovo LaVie Z Laptop / LaVie Z 360」として販売される[2]

  • /A世代(2015年1月)
「LaVie Z」を引き継ぐクラムシェルノートタイプに加え、ディスプレイが360度回転する構造とすることでタブレットとしても使えるコンバーチブルタイプを新設し、2タイプとなった。コンバーチブルタイプはCore i5搭載モデルとCore i7搭載モデルを設定するほか、Core i5搭載モデルはフルHD、Core i7搭載モデルはWQHDと画面解像度が異なる。クラムシェルノートタイプはCore i5搭載モデルのみとなるが、第5世代のCore i5-5200Uに変更。NEC Direct用「LAVIE Direct HZ」を含むCore i7搭載モデルは、搭載メモリが8GBに増大した。さらに、成型が難しいマグネシウムリチウム合金を鍛造を用いることで細かい形状を可能としたほか、タッチパネルは軽量化して液晶パネルと直接貼りあわせ、液晶ディスプレイはボディと一体化して金属フレームを省いたことでタッチパネル非搭載タイプで約779g、搭載タイプで約926gに軽量化された。
  • /B世代(2015年5月)
「Desk All-in-one」・「Hybrid Fiesta」同様、全モデルでソフトウェアDSP「AudioEngine」の性能強化を行った。なお、基本スペックは「/A世代」を踏襲する。
  • /C世代(2015年9月)
OSをWindows 10 Homeに変更。OSの変更を除く基本スペックは「/B世代」を踏襲する。
  • /D世代(2016年1月)
クラムシェルノートタイプ、コンバーチブルタイプはCPUを第6世代Core iファミリー(コンバーチブルタイプのCore i5搭載モデル及びクラムシェルノートタイプはCore i5-6200U、コンバーチブルタイプのCore i7搭載モデルはCore i7-6500U)に刷新するとともに、コンバーチブルタイプのCore i7搭載モデルはSSDの容量を256GBに倍増。さらに、本世代でクラムシェルノートタイプやコンバーチブルタイプよりも一回り小さい11.6型が新設され、約398gを実現したタブレットタイプと補助バッテリー付ワイヤレスキーボード「モバイルパワーキーボード」を同梱した約798gのデタッチャブルタイプの2タイプ・3モデルをラインナップ。タブレットタイプはCPUにPentium 4405Yを搭載しており、カバー機能を兼ねた別売りの「フラットカバーキーボード」が用意されている。デタッチャブルタイプはCPUにintel Core m3-6Y30を搭載するほか、ストームシルバーのみ、LTE通信モジュールを内蔵したSIMフリーモデルもラインナップされる。「LAVIE Direct HZ」の11.6インチモデルには、限定色としてプレシャスゴールド、CPUにCore m5-6Y54と8GBメモリを搭載したモデルが用意される。なお、「/E世代」発表後も継続販売された。
  • /F世代(2016年9月)
動画視聴アプリ「LAVIEチャンネル」を追加し、クラムシェルノートタイプとコンバーチブルタイプは「AudioEngine」にヘッドフォン視聴時にサウンドを自動調整する「イマジナリースピーカー」機能を搭載した。なお、基本スペックは「/D世代」を踏襲する。また、カタログにも記載されていないが、OSの10にはAnniversary Update(RS1)は適用されていない。
  • /G世代(2017年2月)
「Desk All-in-one」や「Note Standard」から少し遅れる形でモデルチェンジ。13.3型液晶モデルは全モデルをコンバーチブルタイプに統一すると同時に構造を刷新し、挟額縁デザインを採用することで「/F世代」よりも表面積を小さくし、モデルチェンジに併せて新設したCore i3搭載モデルはクラムシェルノートタイプよりも軽い約769g(Core i5搭載モデルとCore i7搭載モデルは大容量バッテリーを搭載するため約831g)を実現した。また、Core i5搭載モデルとCore i7搭載モデルはCPUを第7世代Core iファミリー(Core i5-7200UまたはCore i7-7500U)に変更し、Core i5搭載モデルはSSDの容量を256GBに倍増。ディスプレイは全モデルでタッチパネル搭載・ノングレアのLED IPS液晶となり、画面解像度はフルHDとなった。カラーはストームブラックに替わって新色のプレシャスゴールドとメテオグレーを加え、既存のムーンシルバーを全モデルに設定したことで3色展開となった。11.6型液晶モデルは「/F世代」にラインナップされていたタブレットタイプを廃止してデタッチャブルタイプのみに集約。基本スペックは「/F世代」を踏襲する。なお、「/H世代」発表後も継続販売され、「/J世代」の発表以降は13.3型液晶モデルのみに集約して継続販売している。

Note Mobile

2017年春モデルで新設されたエントリークラスのモバイルノート。消費電力や発熱を抑えた省電力仕様のCPUを採用するためファンレス設計となっており、ストレージは全モデルSSDを搭載する。モデル名・品番名はNMから始まる。

  • /G世代(2017年2月・2018年1月・2月)
11.6型ワイド液晶が搭載されており、CPUはPentium 4410YCore m3-7Y30、Core i5-7Y54の3種類が用意され、いずれのモデルにもパールホワイトとアクアブルーの2色が用意される(NEC Direct向けの「LAVIE Direct NM」では、アクアブルーが設定されない代わりに専用色のパールブラックが用意される)。SSDの容量が異なり、Core i5搭載モデルは256GB、Pentium・Core m3搭載モデルはそれぞれ128GBとなる。なお、「/H世代」~「/J世代」発表後も継続販売されている。
  • /K世代(2018年1月・6月)
「/G世代」よりも画面サイズが一回り大きいながらスリムベゼルとすることでA4サイズノートよりも小さめのサイズに収めた12.5型ワイド液晶モデルに変更。OfficeはHome and Business 2016に変更。廉価モデルはCeleron 3965Yとなり、11.6型ワイド液晶モデル同様に、Core m3搭載モデル、Core i5搭載モデルが設定されている。また、カラーバリエーションはパールホワイトに加え、11.6型ワイド液晶モデルでは「LAVIE Direct NM」専用色だったパールブラックと、新色のメタリックピンクを加えた3色となった。

Note NEXT

「Note Standard」のプレミアムモデルを発展する形で、2017年秋冬モデルから設定された大画面ノートのフラッグシップモデル。挟額縁ガラス液晶を採用しており、キーボード周りにスピーカーやボタンを無くしたシンプルデザインが特徴である(なお、電源ボタン(Windows Hello対応指紋認証機能内蔵)は右側面に、スピーカーは背面に移している)。モデル名・品番名はNXから始まる。

  • /J世代(2017年10月)
ラインナップは、Core i5・HDD搭載のNX550、Core i7・SSHD搭載のNX750、Core i7・SSD+HDD搭載のNX850の3モデルが用意されており、CPUは第8世代Core iファミリー(Kaby Lake Refresh、NX550はCore i5-8250U、NX750・NX850はCore i7-8550U)がそれぞれ搭載される。カラーは各モデル共にグレイスブラックシルバー、グレイスホワイト、グレイスゴールドの3色が設定される。なお、「/K世代」発表後も継続販売されている。

Note Standard

「LaVie L」・「LaVie S」・「LaVie E」後継の大画面ノートモデル。モデル名・品番名はNSから始まる。

  • /A世代(2015年1月)
3つのシリーズを統合し、エントリーからハイエンドまで幅広いラインナップとなる。「LaVie L」後継のNS750は「新/T世代」から薄型化され、フローティングキーボードの採用やパームレストの防指紋・抗菌化などを施した新デザインとなり、併せて、「LaVie」初の4K UHD液晶モデルとなるNS850を新設した。「LaVie S」後継のNS150・NS350・NS550・NS700はCPUを変更(NS150はCeleron 3205U、NS350はCore i3-5005U、NS550はCore i5-5200U、NS700はCore i7-5500U)したほか、NS350・NS550・NS700は曲線を取り入れた新デザインを採用。NS150はワイヤレスIEEE802.11ac/aに対応した。「LaVie E」後継のNS100はNS150同様、CPUをCeleron 3205Uに変更し、ワイヤレスLANはIEEE802.11ac/aに対応した。
  • /B世代(2015年5月)
NS100・NS150を除く全モデルに搭載されている「AudioEngine」が「Desk All-in-one」・「Hybrid Fiesta」・「Hybrid ZERO」同様に性能を強化し、ヘッドフォンでの音響効果が有効になった。また、プリインストールアプリの強化を行い、非操作時に天気・ニュース・写真などを表示する「インフォボード」を全モデルに、4K対応動画再生ソフト「PowerDVD BD with 4K」をNS350以上のモデルに、4K対応動画編集ソフト「MediaShow BD with 4K」をNS550以上のモデルにそれぞれ搭載。NS100とNS150はボディデザインの一部変更を行った。なお、基本スペックは「/A世代」を踏襲する。
  • /C世代(2015年9月)
OSをWindows 10 Homeに変更したほか、CPUも全モデルで変更を行い、Celeron搭載のNS100・NS150はCeleron 3205UからCeleron 3215Uに、Core i3搭載のNS350は第5世代のCore i5-5005Uから第6世代のCore i3-6100Uに、NS550は第5世代のCore i5-5200Uから第6世代のCore i5-6200Uに、NS700・NS750・NS850は第5世代のCore i7-5500Uから第6世代のCore i7-6500Uにそれぞれ変更して性能を強化。さらに、NS350以上のモデルはデザインを一新して薄型化したほか、NS550とNS700はディスプレイをフルHD・スーパーシャインビューLED IPS液晶に変更して高解像度化、NS750とNS850は既搭載のYAMAHAサウンドシステムに薄型ウーファーを新たに内蔵したことでサウンド性能も強化した。
  • /D世代(2016年1月)
4K UHD液晶搭載モデルのNS850において、CPUをCore i7-6567Uに性能強化し、これに伴ってCPU内蔵グラフィックスもintel Iris Graphics 550に性能向上。そのほかの全モデルはAndroidスマートフォンやタブレットで閲覧しているWebページや写真・動画をタッチ操作でひきつぐことができる新アプリ「LAVIEコネクト」を新たに搭載したマイナーチェンジ程度で、基本スペックは「/C世代」を踏襲する。
  • /E世代(2016年5月)
ベーシックモデル(NS100・NS150)において、ヒンジ部分のレイアウトを外側に変更する新デザインを採用し、CPUをCeleron 3855Uに変更。また、ベーシックモデルのNS150及びハイスペックモデル(NS350・NS550・NS700)、プレミアムモデル(NS750・NS850)全機種においては、Desk All-in-one同様、「LAVIEチャンネル」の追加をはじめとしたソフトウェア面の強化を行った。なお、ハイスペックモデルとプレミアムモデルの基本スペックは「/D世代」を踏襲する。
  • /F世代(2016年9月)
ハイスペックモデル(NS350・NS550・NS700)とプレミアムモデル(NS750・NS850)でCPUが変更され、第7世代Core iファミリー(NS350はCore i3-7100U、NS550はCore i5-7200U、NS700・NS750・NS850はCore i7-7500U)に強化。また、プレミアムモデルにおいてはデザインを一新し、最大10Gbpsの高速データ転送が可能なUSB 3.1を2ポート(Type-A・Type-C各1ポートずつ)搭載した。ベーシックモデルはNS150のみ、「AudioEngine」にヘッドフォン視聴時にサウンドを自動調整する「イマジナリースピーカー」機能を搭載した。なお、ベーシックモデル(NS150・NS100 (Office Home and Business Premium + Office 365 サービスモデルとOffice Personal Premium + Office 365 サービスモデル))の基本スペックは「/E世代」を踏襲するとともに、USB光センサーマウスが付属された(NS150以上はBluetoothレーザーマウスが以前から付属)。また、カタログにも記載されていないが、OSの10にはAnniversary Update (RS1) は適用されていない。なお、プレミアムモデルのNS850は「/G世代」発表後も継続販売された。
  • /G世代(2017年1月・4月)
「/F世代」を継続販売するプレミアムモデルのNS850を除く全機種でモデルチェンジ。Desk All-in-One同様に、アプリの「インフォボード」に「インフォモードコネクト」を追加し、「LAVIEチャンネル」のデザインを変更したほか、ベーシックモデルのNS150・ハイスペックモデル全機種・プレミアムモデルのNS750は付属のBluetoothマウスをレーザー方式からBlue LED方式に変更。さらに、ハイスペックモデルのNS350は画面解像度をFull HDに高解像度化し、プレミアムモデルのNS750はカラーバリエーションの一部入れ替えを行い、「/F世代」で設定されていたクリスタルゴールドに替わり、新色のクリスタルグリーンを設定した。
  • /H世代(2017年7月)
プレミアムモデルのNS850はCPUをCore i7-7567U(Intel Iris Plus Graphics 650を内蔵)に変更し、光学ドライブはUltra HD Blu-rayの再生に対応。また、HDD部の周辺には衝撃緩和のためのクッション材が新たに配置された。同じプレミアムモデルのNS750は「/G世代」に設定されていたクリスタルグリーンに替わり、青系のクリスタルブルーを設定。ベーシックモデルのNS150は「ワンタッチスタートボタン」の形状を変更し、LEDインジケータを改良したほか、白系のエクストラホワイトにおいて画面ベゼルと底面カラーをブラックからホワイトに変更。新色のシャンパンゴールドを設定して4色展開となった。なお、CPUが変更されたプレミアムモデルのNS850を除く全モデルは「インフォボード」や「インフォボードコネクト」の機能強化を行ったマイナーチェンジ程度で、ハードウェアスペックは「/G世代」から踏襲される。また、カタログにも記載されているが、OSの10にはCreators Update(RS2)が適用されている(カスタマイズモデルではRS2が適用されているかは不明)。なお、ベーシックモデルとハイスペックモデルのNS350は「/J世代」発表後も継続販売された。
  • /J世代(2017年10月・2018年2月・3月)
ハイスペックモデルのNS700のみモデルチェンジ。CPUを第8世代のCore i7-8550Uに変更した。また、カラーバリエーションにシャンパンゴールドを追加し、4色展開となった。なお、「/K世代」発表後も継続販売された。
  • /K世代(2018年7月)
2018年夏モデルでの発売となるが、2018年1月発表の「Desk All-in-one」や「Note Mobile」と同じ「/K世代」となる。キーボードの段差をなくしたユニボディデザインとなり、キーボード下に補強が加えられ、ファンの排熱口を本体後方に移動。カラーバリエーションはカームホワイト、カームブラック、カームレッドの3色(NS100はカームホワイトのみ)となった。そのほか、ベーシックモデルはCPUをCeleron N4000に変更。ハイスペックモデルのNS350はCPUがCore i3-7020Uに変更され、NS300に変更。また、NS700と同じCore i7-8550Uを搭載し、メモリを4GBに減らしたNS600が新設された。OfficeはNS100に設定されていたPersonal搭載モデルが廃止され、全モデル「Home & Business 2016」に仕様変更された。
NEC Direct向けの「LAVIE Direct NS」では、NECブランドPCで初となるAMDのRyzenプロセッサーを搭載した「LAVIE Direct NS(R)」が設定された。

Tab E

Android搭載タブレット。新生「LAVIE」に移行後も従来のシリーズ名を引き継ぎ、モデル名・品番名も従来どおりTEから始まる。

  • /B世代(2015年7月)
ラインナップは「新/S世代」から踏襲されるが、8型ワイド液晶モデルは画面まわりのフレームを狭くしたことで小型化。10.1型ワイド液晶モデルはディスプレイをIPS液晶に変更し、フルHD液晶に高解像度化。また、全機種で国内メーカー製のタブレットで初となるサウランド技術「ドルビーアトモス」に対応した。なお、「/C世代」~「/F世代」発表後もこのまま継続販売された。
  • /F世代(2016年11月)
新機種として、Android 6.0を搭載した7型ワイド液晶モデルを追加。なお、「/B世代」の2機種はそのまま継続販売されるため、画面サイズが3種類となった。なお、このモデルは「/G世代」~「/H世代」発表後も継続販売されている。
  • /H世代(2017年8月)
8型ワイド液晶モデルと10.1型ワイド液晶モデルを約2年1ヶ月ぶりにモデルチェンジ。Androidを7.1に更新したほか、「まもるゾウ2 for NEC」や「パスワードマネージャー」などセキュリティー関連のアプリをプリインストールした。併せて、10.1型ワイド液晶モデルは背面に「Gorilla Glass 4」を採用し、強度を保ちながら約7.2mmに薄型化。指紋認証機能やUSB Type-Cも搭載された。

Tab S

Android搭載タブレット。新生「LAVIE」に移行後も従来のシリーズ名を引き継ぎ、モデル名・品番名も従来どおりTSから始まる。

  • /F世代(2016年11月)
約2年ぶりにモデルチェンジ。CPUを8コアのQualcomm APQ8053に変更し、Tab E同様に、サウランド技術「ドルビーアトモス」に対応。また、IPX5等級・IP2X等級相当の防塵・防滴設計とした。なお、「/G世代」~「/H世代」発表後も継続販売された。

Tab W

Windows搭載タブレット。新生「LAVIE」に移行後も従来のシリーズ名を引き継ぎ、モデル名・品番名も従来どおりTWから始まる。

  • /B世代(2015年5月)
ラインナップは「新/T世代」から踏襲されるが、音声検索アプリの「LAVIEボイス」を新たに搭載した。また、8型ワイド液晶モデルにはOffice Personal 2013を搭載したTW508を追加した。
  • /C世代(2015年9月)
OSをWindows 10 Homeに、OfficeをOffice Mobileにそれぞれ変更したほか、10.1型ワイド液晶モデルはCPUをAtom x7-Z8700に変更して性能を強化。また、デジタイザの筆圧検知を2048段階に強化し、ペンを「/B世代」よりも太い新型となった。なお、「/D世代」発表後も継続販売された。
  • /E世代(2016年5月)
約8ヶ月ぶりにモデルチェンジし、ラインナップを10.1型ワイド液晶モデルのみに集約。CPUをバースト・テクノロジー作動時のクロック周波数を向上したAtom x7-Z8750に変更した。なお、「/F世代」~「/G世代」発表後も継続販売された。

関連項目

脚注

外部リンク


テンプレート:NECのパソコン