KAIENTAI DOJO
KAIENTAI DOJO(カイエンタイ・ドージョー)は、千葉県を中心に活動しているプロレス団体。
Contents
概要
2000年10月、TAKAみちのくがプエルトリコに日本人プロレス養成学校「KAIENTAI DOJO」を設立。設立当初はプエルトリコでトレーニングを積んだ所属選手を日本に逆上陸させるシステムを取っており、成績不振の選手がプエルトリコに強制送還されることもあったが、現在はプエルトリコから撤退し千葉県千葉市に道場を構えている。
日本での旗揚げ戦に先駆けてHi69、ヤス・ウラノ、MIYAWAKI、境摩夜、Ryoko、サンボ大石(現:大石真翔)、十島くにお(現:十嶋くにお)、Mr.X、X no. 3 (現:円華)、PSYCHO(現:がばいじいちゃん)、アップルみゆき(現:ハイビスカスみぃ)、お船がプエルトリコでデビューして真霜拳號、柏大五郎、石坂鉄平、松本だいすけが日本に逆上陸してデビュー。
エンターテイメント性が強いプロレスを展開している。入場時のスクリーンによるプロモーションビデオの使用、試合会場裏でのスキット、所属選手を「タレント」と呼称する(WWEでは所属選手を「スーパースター」と呼称している)などTAKAがWWEに所属していたときに学んだノウハウが随所に組み込まれている。
WWEの影響からかTAKAが脳天から落とす技を嫌っているために垂直落下式系の技を使う所属選手が少ない。コンセプトは「大技連発をしないで1点集中攻撃」である。このことによって逆に垂直落下の技を使用することがTAKAに対するアピールになるという意味合いが生まれている。
所属選手は仲間の試合時にセコンドがリング下から積極的に大きな声を出して応援したり指示を送ったりしている。
所属選手とスタッフの本名について
K-DOJOでは所属選手とスタッフは基本的に本名を公開しない方針をとっている。本名で出場している所属選手、本名で活動しているスタッフでも本名は非公開になっている。過去に他団体に所属して本名がかつて公開されていた選手とスタッフでも同様の処置をしている。これはプロフィール上での処置のため本人が本名を公表しても違反や罰則はない。
この規定は退団した元所属選手と元スタッフにも適用されていたが最近では特例で明かしたりFacebookを開設した際に本名を出す選手(所属ならびに退団)が出てきている。
TAKAみちのくは過去に本名が公開されて本名にちなんだユニットを結成して活動していたが現在は非公開になっている。
火野裕士はテレビ出演した際に本名の記載された卒業アルバムの写真を公開している。
歴史
2002年
- 4月20日、ディファ有明で旗揚げ戦「CLUB-K SUPER ev.」を開催。シルバー・ウルフ、ジョー青山(現:JOE)、DJニラがデビュー。ジャッキー広江、トミー茨城がレフェリーデビュー。味方冬樹、カロリーナあきこがリングアナウンサーデビュー。
- 5月25日、フリーの山縣優が入団。
- 6月1日、高橋エリ(現:berry15)がスマックガールでデビュー。
- 6月23日、X No.4がデビュー。
- 7月3日、X No.2(現:房総ボーイ雷斗)がデビュー。
- 7月9日、旭志織がデビュー。
- 7月18日、木高イサミがデビュー。
- 7月23日、X No.5がデビュー。
- 8月22日、ナルシー秋宗がレフェリーデビュー。
2003年
- 1月3日、「CLUB-K ビックリショー」を開催。
- 3月21日、上越たく(現:安沢たく)がデビュー。
- 4月20日、Hard core kid 狐次郎がデビュー。
- 5月3日、KAZMA(現:KAZMA SAKAMOTO)がデビュー。
- 5月4日、ウルフが引退。
- 5月23日、ウルフが復帰。
- 5月24日、カウボーイビリーがデビュー。
- 8月3日、「マスク祭り」を開催。
- 11月23日、火野裕士がデビュー。
- 12月31日、ロミー鈴木がデビュー。
2004年
2005年
2006年
- 2月6日、房総ボーイMildがデビュー。
- 4月5日、Hi69が退団。
- 4月13日、「R-60」を開催。
- 5月7日、石川が引退。
- 7月17日、梶ヤマト(現:梶トマト)がデビュー。
- 11月12日、小幡が退団。
- 11月19日、ヒロ・トウナイ、ランディ拓也、滝澤大志がデビュー。
- 12月1日、栗栖正伸トレーニングジムの藤澤忠伸が移籍。
2007年
- 4月8日、DJニラが引退。
- 5月5日、中川がエスオベーションに移籍。
- 6月10日、マイク・リーJr.(現:マイク佐藤)が引退。
- 7月8日、ヤス・ウラノが退団。
- 10月21日、熊本ちえがレフェリーデビュー。
- 12月15日、筑前りょう太が退団。
2008年
- 1月3日、関根龍一、堀内和也がデビュー。
- 2月24日、堀内が引退。
- 3月26日、若手選手による興行「CLUB-K FRESH」を開催。
- 5月6日、安沢が引退。
- 8月17日、石坂鉄平が引退。
- 9月14日、アップルみゆき(現:ハイビスカスみぃ)が退団。
- 11月26日、熊本がレフェリー引退。
2009年
- 4月12日、マリーンズマスクがデビュー。
- 7月20日、ユニット「千葉ヒーローズ」による自主興行「ちばハッピープロレス」を開催。
2010年
2011年
2012年
- 1月3日、フリーのリッキー・フジが入団。
- 2月26日、KAZMA、滝澤が退団してWWEとディベロップメント契約を結んだ。
- 4月8日、本田アユムがデビュー。
- 4月14日、フリーのリングアナウンサーの平岩豪が入団。
- 7月8日、WWEとディベロップメント契約を解消した滝澤が再入団。
- 10月14日、YOSHIYAが引退、タンク永井がデビュー。
2013年
2014年
2015年
2016年
- 1月21日、関根がプロレスリングBASARAに移籍。
- 11月6日、ERINAがデビュー。
2017年
2018年
タイトルホルダー
タイトル | 保持者 | 歴代 | 防衛回数 | 次期挑戦者 |
---|---|---|---|---|
CHAMPION OF STRONGEST-K王座 | 滝澤大志 | 第25代 | 5 | |
STRONGEST-K TAG王座 | タンク永井 吉田綾斗 |
第38代 | 滝澤大志 梶トマト | |
千葉6人タッグ王座 | 佐藤悠己 本田アユム 最上九 |
第7代 | 1 | |
WEWハードコアタッグ王座 | 空位 | 第38代 | ||
インディペンデント・ワールド・ジュニアヘビー級王座 | 石井慧介 | 第27代 | 2 | 本田アユム |
UWA世界ミドル級王座 | TAKAみちのく | 第68代 | 大和ヒロシ |
タイトル | 覇者 | 年代 |
---|---|---|
K-METAL LEAGUE | マリーンズマスク | 2018年 |
海王トーナメント | GO浅川 | 2017年 |
BO-SO ゴールデンタッグトーナメント | 最上九 吉田綾斗 |
2017年 |
- 過去に開催したトーナメント戦
所属選手、主要参戦選手
凶月
RoS
不惑のラビリンス
ハッピー大サーカス
無所属
- TAKAみちのく
- リッキー・フジ
- バンビ
- タンク永井
- 洞口義浩
- ERINA(長期欠場中)
- 笹村あやめ
- 花見達也
- 進垣リナ
- ティーラン獅沙(限定参戦)
- MIYAWAKI(関西大会限定参戦)
- 房総ボーイ雷斗(東北大会限定参戦)
千葉ヒーローズ
スタッフ
レフェリー
リングアナウンサー
コミッショナー
過去の所属選手
- 上林愛貴(現:ミス・モンゴル)
- GENTARO
- 木高イサミ
- 藤田ミノル
- berry15(旧:高橋エリ、15)
- 松本だいすけ
- ロミー鈴木
- 北上知恵美(現:未来)(練習生)
- シルバー・ウルフ(2代目)
- X No.4
- X No.5
- カウボーイビリー
- お船
- 房総ボーイMild
- Hi69
- 石川はじめ
- 小幡優作
- DJニラ
- 中川ともか(旧:TOMOみちのく)
- マイク・リーJr.(現:マイク佐藤)
- ヤス・ウラノ
- 筑前りょう太
- 堀内和也
- 安沢たく(旧:TAKUみちのく、上越たく)
- 石坂鉄平
- Ryoko
- アップルみゆき(現:ハイビスカスみぃ)
- 円華(旧:初代シルバー・ウルフ、X No.3、SUPER-X、現:新納刃)
- Hard core kid 狐次郎
- 境摩夜
- マリーンズマスク(初代)
- PSYCHO(旧:2代目マリーンズマスク、現:がばいじいちゃん)
- キム・ナムソク
- Mr.X
- KAZMA(現:KAZMA SAKAMOTO)
- 岩虎タケト
- 大石真翔(旧:サンボ大石)
- 山縣優
- JOE(旧:ジョー青山、ジョー緑山、ジョー赤山、ザ・ハンサムJOE)
- ダンディ拓也(旧:ランディ拓也)
- YOSHIYA
- 藤澤忠伸
- 火野裕士
- 関根龍一
- 稲松三郎
- ヒロ・トウナイ
- 柏大五郎
過去のスタッフ
- ジャッキー広江(レフェリー)
- イーグル直樹(フリー)(レフェリー)
- ニード手島(フリー)(レフェリー)
- 熊本ちえ(レフェリー)
- ちはな陽子(レフェリー)
- ヴォイスィー陽介(リングアナウンサー)
- 味方冬樹(リングアナウンサー兼コミッショナー)
- 中村吉晴(コミッショナー)
- 296(コミッショナー)
- 井内総一郎(フリー)(ゼネラルマネージャー)
試合中継
- 終了した番組
サラウンドフォース
K-DOJOで行われる変則バトルロイヤル。
- 試合は主に8人で行われて2人ずつ4隅のコーナーに待機する。
- このうち2人に試合の権利が与えられてリング上で試合を行う。
- 試合の権利を持つ選手はコーナーに待機するすべての選手と交替することができる。
- いずれかの選手が3カウントやギブアップなどを奪った時点で試合終了になる。そのため試合の権利を持たない選手は、それを阻止しなければならない。
Blue Field
ときわ苑
千葉県千葉市中央区にあるK-DOJOの事務所から徒歩1分のところにある中華料理屋。
スポーツ&エンターテイメントバー「CLIMAX」
2010年4月19日、千葉県千葉市美浜区の稲毛海岸駅前に開店した飲食店。期間限定営業のため現在は閉店している。
脚注
- ↑ 滝澤大志の処分について KAIENTAI DOJO NEWS 2013年7月2日付
- ↑ “謹慎処分の解除について” (プレスリリース), KAIENTAI DOJO, (2014年12月28日) . 2015-2-24閲覧.