JX石油開発
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JX石油開発(ジェイエックスせきゆかいはつ、英: JX Nippon Oil & Gas Exploration)は、JXTGホールディングスの傘下で、石油や天然ガス等の鉱物資源の開発を手懸ける企業である。略称は、NEX。
詳細
JXグループが再編された際のJXホールディングスを中心とするJXグループ(現・JXTGグループ)のなかの石油や天然ガス等の開発に関連する事業の改組で、新日本石油開発が、JX日鉱日石エネルギー(現・JXTGエネルギー)から、吸収分割により石油開発事業を譲受したうえで、ジャパンエナジー石油開発を吸収合併した。
その後に、新日本石油開発からJX石油開発へと、商号が変更されている。
- 基となった企業
- 事業譲渡したJX日鉱日石エネルギーは新日本石油・新日本石油精製・ジャパンエナジーの3社統合により発足した。
- 吸収合併されたジャパンエナジー石油開発(旧・日鉱石油開発)はジャパンエナジーの傘下であった。
中条油業所
JX石油開発は日本国内の新潟県胎内市に在る【旧】中条町地区に天然ガスと原油の生産拠点を所有している[1]。
本拠点には形態の異なる3つの鉱床(水溶性天然ガス鉱床・構造性天然ガス鉱床・原油鉱床)が存在し、これは国内でも珍しい。 さらに、高濃度の石油・天然ガス付随水には、世界的に珍しく、高濃度の沃化物イオンが含まれている。
水溶性天然ガスの坑井から動力揚湯で汲み上げた鹹水は、本来は温泉用途に探鉱したものではないが、塩の湯温泉や総合会館西方の湯に供給されている。
沿革
- 2010年7月1日 日本石油開発からの事業譲渡と日鉱石油開発の吸収統合で設立される
- 2016年1月1日 JX石油開発に商号を変更する
注釈
関連項目
外部リンク
- テンプレート:三菱グループ