JR九州高速船

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JR九州高速船株式会社(ジェイアールきゅうしゅうこうそくせん)は、福岡市博多区に本社を置く日本の海運会社

概要

高速旅客船ジェットフォイル)「ビートル」を使用し、福岡市の博多港大韓民国釜山港を結ぶ定期旅客船航路を運航する。2005年10月1日に、それまでの九州旅客鉄道(JR九州)船舶事業部が分社して営業開始した。

事業所

本社は、運航拠点である福岡市博多区沖浜町の博多港国際ターミナル内にある。また、ジェットフォイル整備場(組織上は運航部整備グループ)を博多港箱崎埠頭地区(福岡県福岡市東区)に設置している。九州郵船の箱崎船舶整備場とも隣接している。

業務提携

2006年2月、同じく博多 - 釜山航路で高速旅客船「コビー」を定期運航する同業の未来高速釜山広域市)と業務提携した。同年3月17日より、共同ダイヤの採用、乗船券の共通化、乗船窓口業務の統合や岸壁の乗降設備の共同利用などを行っていたが、2016年3月31日をもって終了した。

運航

ファイル:Busan harbour.jpg
釜山港内を航行する「ビートル」

路線

  • 博多港 - 釜山港 (一部の便は対馬を経由するが博多-対馬間の乗船は不可であった。しかし2018年(平成30年)7月23日より九州郵船が本路線の一部座席を利用して、博多-比田勝航路に対馬混乗便を運航開始[1][2]。)
  • 比田勝港対馬市) - 釜山港

スケジュール

  • 博多-釜山間を1日2~3便、比田勝-釜山間を1日1~2便運航している。[3]

サービス

普通席とグリーン席がある。船内では飲み物や軽食が販売されているほか、免税品やグッズ、土産類の販売も行われている。

関連項目

参考文献

  • 渋田, 哲也 (2002). 「国鉄マン」がつくった日韓航路―俺たちのプロジェクト「ビートル」物語. 東京都: 日本経済新聞社. ISBN 453219136X. 

脚注

外部リンク