J2000.0
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J2000.0またはJ2000とは、天文学または測量学でいう元期のひとつであり、地球時の西暦2000年1月1.5日(1月1日12:00、正午)を指す。この時刻は、協定世界時では2000年1月1日11:58:55.816 UTC、日本標準時では、2000年1月1日20:58:55.816 に当たる。なお、地球時(TT)は、過去の暦表時と連続していて、閏秒のない時刻系で、世界時(UT)より約1分進んでいる[1]。
J2000.0元期を使う状況では、以前にはB1950.0元期が使われていた。
特に、J2000.0分点の赤道座標を指す。1992年1月1日から、B1950.0分点のものに代わり使用されている。
脚注
- ↑ 時刻系(Time System)よりTDT-UTCは、2009. 1. 1以降66.184秒となっているが、今後増加する可能性がある。なおTDTはTTとは厳密には定義が異なり、一般的にはTTが使われているが、一部でTDTを使用したままの場合がある。原子時計の精度に由来する。