Dart

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Dart
拡張子 .dart
パラダイム オブジェクト指向
登場時期 2011年10月10日
設計者 Google
開発者 Google
最新リリース 2.0.0/ 2018年8月8日(6年前) (2018-08-08
型付け optional
主な処理系 Standalone VM, dart2js, frogc
影響を受けた言語 JavaScript, Java, Smalltalk, Erlang, Strongtalk, C#
ライセンス BSDライセンス
ウェブサイト www.dartlang.org
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Dart(ダートもしくはダーツ。当初は Dash と呼ばれていた)はGoogleによって開発されたウェブ向けのプログラミング言語である。2011年10月10日 - 12日に開催された デンマークのオーフスで開催された「GOTOカンファレンス」[1]で公開された[2]。この言語は、ウェブブラウザ組み込みのスクリプト言語であるJavaScriptの代替となることを目的に作られた。

歴史

Dart言語はJavaScript言語にある解決できない言語上の問題点を解決し[3]、なおかつ、より優れたパフォーマンスを発揮し、大規模なプロジェクト用途にも耐え得る特徴を備え、セキュリティ面でもより優れた言語[4]として、設計された。Googleの技術者は「Brightly」というクラウド統合開発環境を開発している。恐らくこれが最初のDart言語のアプリケーションだと思われる。GoogleはDart言語をサポートしないウェブブラウザのために、Dart言語で作られたプログラムをECMAScript 3に必要に応じて変換するクロスコンパイラを提供すると告知している。また、型付のClosureEnglish版コードをDart言語に変換するツールも提供されることになっている[5]。GoogleはDartの仮想機械Chromeブラウザに統合するとしており、他のブラウザがこれに追従することを期待しているようであった。仮想機械とクロスコンパイラは2011年の末までには利用できる予定となっていた[4]

しかし普及は進まず、2015年には仮想機械のChrome統合を断念。また2017年には、DartはGoogleにおいて重要な言語であるとしながらも、競合するTypeScriptがGoogle社内の標準プログラミング言語として承認されたことが発表された。[6]

2018年2月にはDart 2が発表された[7]。強力な型システムなどの言語機能の強化が行われている。

Hello worldプログラムは、以下のとおりである[8]

 main() {
   print('Hello, Dart!');
 }

関連項目

脚注

外部リンク