CFAフラン
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CFAフラン(セーファーフラン[1]、仏: Franc CFA)
通称アフリカ・フラン。旧フランス領アフリカ諸国を中心に形成され、フランス・フランと固定レートでリンクしてきた通貨圏で、現在加盟国は14カ国。西アフリカでは、西アフリカ諸国中央銀行傘下にセネガル、マリ、コートジボワール、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、トーゴ、ギニアビサウの8カ国。中部アフリカでは、中部アフリカ諸国中央銀行傘下にカメルーン、チャド、中央アフリカ、ガボン、コンゴ、赤道ギニアの6カ国。両中央銀行の紙幣のデザインは異なるが、両通貨の交換は自由。欧州連合(EU)の共通通貨ユーロが1999年から流通を開始したことで、CFAフランは、フランス・フランを仲介としてユーロを基軸通貨とすることとなった。近年のユーロ高で、切り下げの風評が絶えない。
- ↑ CFAは植民地時代には"Colonies françaises d'Afrique"(アフリカのフランス植民地)の略であったが、現在では西アフリカでは"Communauté financière africaine"(アフリカ金融共同体)、中部アフリカでは"Coopération financière en afrique centrale"(中部アフリカ金融協力体)の略とされている。CFAは通常、フランス語読みで『セーファー』 と発音される。