AppleWorks
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AppleWorks(アップルワークス)とは、かつてアップルコンピュータが開発・販売していた統合ソフトウェア製品。
概要
かつてはアップルコンピュータの子会社クラリスよりクラリスワークス (ClarisWorks) の名で開発・発売されていたが、1998年、クラリス社がファイルメーカー社に改組された際に開発・発売がアップル本社に移り、AppleWorks(バージョン5以降)と改称された。日本語版にはバージョン3、バージョン5が存在しない。
PerformaやiMac、iBookといった家庭用のMacにバンドルされていたが、2004年を最後 (AppleWorks 6.2.9) にアップデートはされず、Macのインテル移行に伴いバンドルは終了。2007年8月、iWork '08リリースと前後して単品販売も終了した。
Macintosh版のほか、Windows版も発売されていた。Windows版では、クラリスワークス4までが一般向けとして販売されていた。米国では教育機関向けに、AppleWorks 6 for Windowsが販売されていた。
「AppleWorks 6」(2000年)では、ワープロ、ドロー、ペイント、表計算、データベース、プレゼンテーションの6つから構成されていた。また、過去のバージョンではパソコン通信の機能もあった。
関連項目
- iWork - 直接の後継ソフトでは無いが、同じくアップル製の統合ソフトウェア製品。プレゼンテーションソフトのKeynote、ワープロソフトのPages、表計算ソフトのNumbersで構成される。建前上、AppleWorks形式のファイル群と互換性があることにはなっているが、互換性は一切ないに等しい。
- オフィススイートの比較