99

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99九十九、きゅうじゅうく、きゅうじゅうきゅう、ここのそじあまりここのつ、つくも)は自然数、また整数において、98の次で100の前の数である。

性質

その他 99 に関連すること

99番目

漢字による表現

九十九

  • 九九(くく)は乗算の暗算での覚え方。
  • 九十九は、つくもと読む。九十九は、九十九髪つくもがみの略称であり、また、フトイという植物の古名でもある。
  • 九十九は、「つづら」とも読む。旧来の「葛籠」(つづら)の織り目が九十九に見えることから、葛籠の隠語として九十九をつづらと読ませたとされる。織り目が九十九に見える旧来の葛籠は、平織りと違って縁の折れ目部分でも繊維が斜めに交差するため、壊れにくく丈夫なのが特徴。
  • 九十九電機屋号の愛称。
  • 『九十九』(つくも)は森田修平監督の短編アニメ作品。→ SHORT PEACE
  • 九十九里浜(くじゅうくりはま):千葉県太平洋岸に広がる海浜(ただし、古くから使われていた長さの単位の1は6なので実際に99里であり、36町を1里とする近代尺貫法をもって九十九里浜の長さは99里ではないとするのは誤りである)。
  • 九十九島(くじゅうくしま):佐世保市から平戸市にかけての沿岸の島々の総称。
  • 九十九島(つくもしま):島原市沖に浮かぶ島々の総称。
  • 九十九湾(つくもわん):石川県能登半島国定公園にあるリアス式海岸。入り江の数が多いことから。
  • 九十九折(り)(つづらおり):幾つも折れ曲がりが延々と続いている坂道・山道。

「白」

  • 漢数字の百から一を取り除くと「白」という字になることから 99 を意味する。
  • 白寿:99歳のお祝い。百から一を取り除くと「白」という字になることから。
  • 九十九髪つくもがみ:老女の白髪や、老女を指す。ツクモ(江浦草、フトイの異名)は植物名で、白髪をこれに喩えたもの。またツクモが「次百(つぐもも)」に通ずるからであるともいう。

芸能・スポーツ

宗教

  • 付喪神(つくもがみ):妖怪の一種で、使われなくなった道具を供養せずに99年間放置するとが宿り、化けて出るという伝説がある。怪談の類に比較的よく登場する。
  • 新約聖書で迷い出た羊のたとえで99匹の羊が登場する。「あなたがたはどう思うか。ある人が羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、迷い出た一匹を捜しに行かないだろうか。」(マタイによる福音書 18章 12)
  • イスラム教では神(アッラーフ)が持つ 99 の名前(アッラーフの99の美名)が語られている。
  • クルアーンにおける第99番目のスーラ地震である。

その他

関連項目

2桁までの自然数
(0) 1 2 3 4 5 6 7 8 9
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90 91 92 93 94 95 96 97 98 99
  • 斜体で表した数は素数である。