2006年の日本シリーズ
テンプレート:Infobox プロ野球日本シリーズ 2006年のプロ野球日本選手権シリーズは、2006年10月21日から開催された第57回プロ野球日本選手権シリーズである。
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概要
この年の日本シリーズはセントラル・リーグ優勝の中日ドラゴンズと、パシフィック・リーグ優勝の北海道日本ハムファイターズの対決となった。中日・日本ハムの対戦は史上初。北海道で日本シリーズが開催されるのも史上初。
日本ハムが第1戦に敗れた後、4連勝で日本一となり、東映時代以来44年ぶりおよび北海道移転後初の日本一となった。
勝利した日本ハムには11月に東京ドームで開催されるアジアシリーズへの出場権が与えられた。
なお、セ・パ両リーグは2007年度シーズンよりクライマックスシリーズ制度を導入したため、ペナントレースの制覇により日本シリーズ出場権を与えられたチームは、2006年度の中日が最後となった[1]。
札幌ドームにおいてはホームチーム(日本ハム)が3塁側ベンチを使用している事情から、このシリーズでは全試合とも中日が1塁側、日本ハムが3塁側のベンチを使用した。
試合日程
- 試合開始は全試合18時10分 (JST)。
試合経過等
第1戦
10月21日 ○中日4-2日本ハム●(ナゴヤドーム) テンプレート:Linescore
第2戦
10月22日 ●中日2-5日本ハム○(ナゴヤドーム) テンプレート:Linescore テンプレート:野球打順一覧
第3戦
10月24日 ○日本ハム6-1中日●(札幌ドーム) テンプレート:Linescore テンプレート:野球打順一覧
第4戦
10月25日 ○日本ハム3-0中日●(札幌ドーム) テンプレート:Linescore テンプレート:野球打順一覧
第5戦
10月26日 ○日本ハム4-1中日●(札幌ドーム) テンプレート:Linescore テンプレート:野球打順一覧
表彰選手
- 最高殊勲選手賞:稲葉篤紀(日本ハム) ※2HRを含むシリーズ最多の7打点
- 敢闘賞:川上憲伸(中日) ※第1戦で中日唯一の勝ち星をあげる
- 優秀選手賞:森本稀哲(日本ハム) ※シリーズ首位打者(.368)
- 優秀選手賞:フェルナンド・セギノール(日本ハム) ※第2戦と第5戦の決勝HR
- 優秀選手賞:ダルビッシュ有(日本ハム) ※2試合に先発し、第5戦の勝利投手となる
テレビ・ラジオ中継
テレビ中継
- 第1戦:10月21日
- 中継が50分も伸びたため、21:00の『日立 世界ふしぎ発見!』は21:50開始、22:00の『ブロードキャスター』は22:50開始で番組の終盤に至っては日付が翌10月22日にまたいで生放送され、23:30の『チューボーですよ!』に至っては、日付が翌10月22日に変わった24:20開始となった。
- 第2戦:10月22日
- 中継が1時間20分も伸びたため、21:00の『発掘!あるある大事典II』は22:20開始、22:00の『週刊人物ライブ スタ☆メン』は23:20開始で番組の途中で日付が翌10月23日にまたいで生放送され、23:15の『堂本兄弟』に至っては、日付が翌10月23日に変わった24;35開始となった。
- NHK衛星第1テレビ・NHK衛星ハイビジョン 実況:石川洋 解説:梨田昌孝、与田剛
- 第3戦:10月24日
- 第4戦:10月25日
- テレビ北海道(TVh)≪テレビ東京系列、岐阜放送(GBS)、三重テレビ(MTV)、びわ湖放送(BBC)、KBS京都(KBS)、サンテレビ(SUN)、奈良テレビ(TVN)、テレビ和歌山(WTV) 制作・テレビ東京(TX)≫
- 第5戦:10月26日
- 北海道テレビ放送 ≪テレビ朝日系列 制作・テレビ朝日≫
- 実況:清水俊輔(EX) 解説:東尾修、栗山英樹 グラウンド解説:大塚光二
- ゲスト解説:小宮山悟、上原浩治(巨人) リポーター:谷口直樹、佐藤裕二
- 18:04-21:54(『だめんず・うぉ〜か〜』を休止し、CM無しで『報道ステーション』に接続)、札幌地区の平均視聴率は52.5%、瞬間最高視聴率は73.5%(21:40頃) 関東地区の平均視聴率は25.5%、瞬間最高視聴率は43.5%(21:34頃) 名古屋地区の平均視聴率は31.4%、関西地区の平均視聴率は26.5%
- ※BS朝日では、第3戦と同様、23:00-23:55まで『速報!!日本シリーズ』を放送
※第6戦以降は、第6戦が東海テレビ・フジテレビ系列とBSフジ、第7戦がCBC・TBS系列の予定だった。 ※NHK衛星第1テレビ(BS1)とNHK衛星ハイビジョン(BShi)の同時放送は今大会の第4戦が最後となった。
ラジオ中継
- 第1戦:10月21日
- NHKラジオ第1 実況:野瀬正夫 解説:大島康徳
- CBCラジオ(JRN) 実況:水分貴雅 解説:小松辰雄 ゲスト解説:石井琢朗(横浜)
- 東海ラジオ・STVラジオ(NRN) 実況:北山靖 解説:権藤博 リポーター:村上和宏(東海ラジオ)、永井公彦(STV)
- TBSラジオ(独自) 実況:初田啓介 解説:栗山英樹 ゲスト解説:牛島和彦(この年、横浜監督を辞任)
- 文化放送(独自) 実況:鈴木光裕 解説:東尾修 ゲスト解説:豊田清(巨人)
- ニッポン放送(独自) 実況:松本秀夫 解説:江本孟紀、初芝清
- ラジオ日本 実況:小林幸明 解説:須藤豊
- HBCラジオ(独自) 実況:卓田和広 解説:金石昭人 リポーター:川畑恒一
- MBSラジオ(独自) 実況:仙田和吉、馬野雅行 解説:亀山つとむ ゲスト解説:矢野燿大(阪神)
- 第2戦:10月22日
- 第3戦:10月24日
- 第4戦:10月25日
- 第5戦:10月26日
- NHKラジオ第1 実況:冨坂和男 解説:山本和行
- HBCラジオ(独自) 実況:卓田和広 解説:金石昭人 リポーター:山田泰子
- HBCラジオ(JRN裏送り) 実況:川畑恒一 解説:盛田幸妃
- STVラジオ(独自) 実況:永井公彦 解説:広瀬哲朗 リポーター:岡本博憲
- STVラジオ(NRN裏送り) 実況:宮永真幸 解説:島田誠、西崎幸広
- TBSラジオ(独自) 実況:林正浩 解説:有藤通世 ゲスト解説:清水直行(ロッテ)
- 文化放送(独自) 実況:斉藤一美 解説:西本聖 ゲスト解説:里崎智也
- ニッポン放送(独自) 実況:山内宏明 解説:伊原春樹
- ラジオ日本 実況:小林幸明 解説:柴田勲
- CBCラジオ(独自) 実況:伊藤敦基 解説:木俣達彦
- 東海ラジオ(独自) 実況:北山靖 解説:黒江透修
脚注
- ↑ 日本ハムもシーズン1位ではあるが、パリーグはプレーオフを先行導入していたうえに、初期の制度ではレギュラー・シーズンの成績にかかわらずセカンドステージ突破チームがペナントレース制覇チームとなっていたため、中日とは意味合いが異なる。