10-FEET

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10-FEET
出身地 日本の旗 日本京都府
ジャンル メロディック・ハードコア[1]
ミクスチャー・ロック
オルタナティヴ・ロック
エモ
レゲエ・パンク
活動期間 1997年 -
レーベル ユニバーサルミュージック
事務所 BADASS

10-FEET(テン-フィート)は、京都府出身の3人組ロックバンド。所属レーベルはユニバーサルミュージック、マネジメントはBADASS。ジャンルは主にメロディック・ハードコアに分類されるが、ミクスチャーナンバーもこなす。京都を代表する夏の大型フェス【京都大作戦】を2007年から主催し、開催された2008年から2017年で10周年を迎え、バンドも20周年を迎えた。

メンバー

TAKUMA(タクマ、 (1975-08-14) 1975年8月14日(49歳) -)
ボーカルギター担当。本名は三田村 卓真(みたむら たくま)。
京都府京都市滋賀県大津市、下鴨小学校 大津市立皇子山中学校 滋賀県立北大津高校、大阪経済法科大学出身。
ギターはメタリカジェームズ・ヘットフィールドの影響によりギブソン・エクスプローラーをメインで使用。その他にもギブソン・SGRDPRS・Custom等を使用する。
NAOKI(ナオキ、 (1977-08-24) 1977年8月24日(47歳) -)
ベース・ボーカル担当。本名は井上 直樹(いのうえ なおき)。
京都府京都市北白川、洛北高校出身。
ベースはギブソン・サンダーバードアーニーボール/ミュージックマン・スティングレイを使用していたが、現在はバーニーのNAOKI ORIGINAL MODELをメインで使用。
KOUICHI(コウイチ、 (1975-09-12) 1975年9月12日(49歳) -)
ドラムコーラス担当。本名は中岡 浩一(なかおか こういち)。
京都府京都市西京極、堀川高校出身。
ドラムはパールを使用。
実はもう一人メンバーがいたが今は脱退しているという。

来歴

1997年

  • 地元京都にて結成。京都を中心に地道なライブ活動を行う。コンピレーションアルバム等に参加し、自身のデモテープも作成。

2000年

  • 12月、上京。3人での共同生活が始まる。

2001年

  • 4月1日、1st Single「april fool」でCDデビュー。
  • 5月1日、2nd Single「May I help you?」をリリース。リリース後、全国各地でライブを行う。

2002年

  • 4月12日、1st Album「springman」をリリース。リリース後、初の自身メインのツアーを敢行。
  • 10月23日、3rd Single「RIVER」をリリース。オリコン30位に入る。
  • 11月、東京での3人共同生活を終え、活動拠点を京都に戻す。

2003年

  • 6月11日、4th Single「nil?」でユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。所属事務所は以前の事務所から独立してBADASSを設立する。

2005年

  • 12月31日、「COUNTDOWN JAPAN 05/06」に出演。カウントダウンの大役を務めた。

2007年

  • 4月25日、9th Single「STONE COLD BREAK」および3rd LIVE DVD「OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! III」を同時リリース。5月から全国ツアー『STONE COLD BREAK TOUR 2007〜どうしたい年!〜』を予定していたが、TAKUMAの喉の不調により全公演延期となる。このことについて、自身はオフィシャルサイトにおいて「必ず2ヶ月で治し、なおかつその2ヶ月間、喉と歌を使わず(話すのは問題なし)治療、作曲、体力、音楽的感性、全てにおいてパワーアップに全身全霊を尽くして最高の10-FEETにして帰ってきます。」とコメント、TAKUMA以外のメンバーたちのコメントも載せられた。
  • 7月15日、京都府宇治市太陽が丘で野外フェス「京都大作戦2007〜祇園祭とかぶってごめんな祭〜」を開催予定だったが、台風4号の接近のため、「当日のイベント開催時から暴風域に入り、15日の13時に直撃となる」とのことで中止となる。そのため活動再開は2008年1月にずれ込んだ。

2008年

  • 7月、京都大作戦を「京都大作戦2008〜去年は台風でごめんな祭〜」として初開催。この年以降毎年開催されている。

2010年

  • 12月8日、ベストアルバム「10-BEST 2001-2009」をリリース。しかし10-FEET自体はベストアルバムのリリースを良く思わず、TAKUMAのブログにも「10-FEETのBEST、あんなの不要です。生涯出さへん予定やった」と書かれている。そのため、オフィシャルサイトのディスコグラフィーの一覧には同ベストアルバムは載せられていない。

2011年

  • 9月18日、「AIR JAM 2011」に出演。10-FEETのメンバーは全員Hi-STANDARDを好んでおり、ドラムのKOUICHIは、かつてHi-STANDARDのコピーバンドを組んでいた。また、同年5月に開催されたJAPAN JAMでは、Hi-STANDARDのメンバーである難波章浩と共演し、Hi-STANDARDの楽曲を演奏した。

2015年

  • 4月から、α-STATIONで放送が開始されたアーティストによる帯番組「FLAG RADIO」において、奇数月の木曜日[2]を担当。[3]
  • 12月31日、「COUNTDOWN JAPAN 15/16」に出演。10年ぶりにカウントダウンの大役を務めた。

2017年

2018年

  • 7月7日、7月8日に予定されていた『京都大作戦〜去年は雷雨でごめんな祭〜』は平成30年7月豪雨による被害状況、交通事情、会場設営、二次的被害の恐れにより2日間とも中止された。開催中止は11年ぶり2回目となる。

ディスコグラフィー

シングル

  発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2001年4月1日 april fool DLCR-010401
  1. BE FRIENDS AGAIN
  2. SO
  3. ANXIOUS
  4. LONG DISTANCE

BUDDY / Music Web RECORDS

2nd 2001年5月1日 May I help you? DLCR-010501
  1. PLANLESS
  2. PARTY
  3. CHOICE
  4. LIFE LIFE LIFE

BUDDY / Music Web RECORDS

3rd 2002年10月23日 RIVER DLCR-2101 オリコン最高41位、登場回数34回
4th 2003年6月11日 nil? UPCH-5186 オリコン最高17位、登場回数9回
5th 2004年6月23日 HEY! UPCH-9147(初回生産限定盤)
UPCH-5246(通常盤)
オリコン最高9位、登場回数7回
6th 2004年10月27日 BUZZING UPCH-5273 オリコン最高22位、登場回数5回
7th 2006年2月8日 ライオン UPCH-5368 オリコン最高22位、登場回数6回
8th 2006年6月14日 OVERCOME UPCH-5396 オリコン最高24位、登場回数6回
9th 2007年4月25日 STONE COLD BREAK UPCH-80015 オリコン最高25位、登場回数6回
10th 2007年11月14日 goes on UPCH-80046 オリコン最高21位、登場回数4回
11th 2009年3月25日 1sec. UPCH-89048(初回生産限定盤)
UPCH-80110(通常盤)
オリコン最高10位、登場回数8回
12th 2009年7月15日 super stomper UPCH-89055(初回生産限定盤)
UPCH-80131(通常盤)
オリコン最高9位、登場回数6回
13th 2010年9月8日 hammer ska UPCH-80203 オリコン最高9位、登場回数6回
14th 2011年11月2日 その向こうへ UPCH-89105(初回限定盤)
UPCH-80244(通常盤)
オリコン最高8位、登場回数7回
15th 2016年7月20日 アンテナラスト UPCH-89208(初回盤A:完全生産限定盤)
UPCH-89285(初回盤B:初回生産限定盤)
UPCH-80402(通常盤)
オリコン最高5位
16th 2017年2月1日 ヒトリセカイ×ヒトリズム UPCH-89310(完全生産限定盤)
UPCH-80454(通常盤)
オリコン最高4位
17th 2017年7月19日 太陽の月 UPCH-89338(完全生産限定盤)
UPCH-89339(初回限定盤)
UPCH-80475(通常盤)
オリコン最高4位

アルバム

  発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2002年4月12日 springman DLCR-2041 BUDDY / Music Web RECORDS
2nd 2004年1月28日 REALIFE UPCH-1324 オリコン最高9位、登場回数17回
3rd 2005年5月25日 4REST UPCH-1408 オリコン最高4位、登場回数8回
2006年4月19日 6-feat UPCH-1478 オリコン最高20位、登場回数5回
4th 2006年8月16日 TWISTER UPCH-1510 オリコン最高10位、登場回数8回
5th 2008年2月27日 VANDALIZE UPCH-20076 オリコン最高11位、登場回数8回
6th 2009年9月9日 Life is sweet UPCH-29036:初回限定盤
UPCH-20168:通常盤
オリコン最高8位、登場回数11回
7th 2012年9月19日 thread UPCH-29086:初回限定盤
UPCH-20283:通常盤
オリコン最高7位、登場回数9回
2014年6月18日 6-feat 2 UPCH-20356 オリコン最高11位、登場回数9回
Re: 6-feat UPCH-20357 オリコン最高10位、登場回数9回
6-feat 2 + Re: 6-feat + LIVE DVD UPCH-29168 オリコン最高11位、登場回数9回
8th 2017年11月1日 Fin UPCH-29268:完全生産限定盤
UPCH-29265:初回生産限定盤
UPCH-20462:通常盤
オリコン最高2位

ベストアルバム

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2007年7月25日 Re: springman+
〜Indies Complete Disc〜
POCS-9101:初回生産限定盤
POCS-1014:通常盤
インディーズ時代に発表した全楽曲を収録したコンプリートアルバム。
初回版には10-FEETの初代Tシャツの復刻版がついていた。
オリコン最高37位、登場回数4回
非公式 2010年12月8日 10-BEST 2001-2009 UPCH-29059:初回限定盤
UPCH-20214:通常盤
オリコン最高19位、登場回数10回

DVD

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2004年10月27日
2013年6月19日
OF THE KIDS,
BY THE KIDS,
FOR THE KIDS!
UPBH-1137
UPBH-9251:生産限定スペシャルプライス版
オリコン最高25位
登場回数4回
2nd 2005年10月22日 OF THE KIDS,
BY THE KIDS,
FOR THE KIDS! II
UPBH-1186 オリコン最高18位
登場回数4回
3rd 2007年1月17日 OF THE ビデオ,
BY THE ビデオ,
FOR THE ビデオ
UPBH-29001:初回限定盤
UPBH-20001:通常盤
オリコン最高16位
登場回数4回
4th 2007年4月25日 OF THE KIDS,
BY THE KIDS,
FOR THE KIDS! III
UPBH-20004 オリコン最高27位
登場回数4回
5th 2008年12月17日
2013年6月19日
OF THE KIDS,
BY THE KIDS,
FOR THE KIDS! IV
UPBH-20021
UPBH-29020:生産限定スペシャルプライス版
オリコン最高32位
登場回数5回
6th 2010年6月16日 OF THE KIDS,
BY THE KIDS,
FOR THE KIDS! V
UPBH-20054 オリコン最高5位
登場回数8回
7th 2013年5月29日 OF THE KIDS,
BY THE KIDS,
FOR THE KIDS! VI
UPBH-20109 オリコン最高5位
登場回数9回

参加作品

発売日 タイトル 規格品番 収録曲
2002年9月18日 オムニバス「PUNK ROCK CAMP!!」 RUCI-2003 1. FELLOWS 2
2. CHERRY BLOSSOM
2003年8月20日 オムニバス「E.V.Junkie」 SRCL-5597 6. CHERRY BLOSSOM
2003年11月12日 NICOTINE 「Punk Rock Xmas」 WPCL-10176 4. I SAW MOMMY KISSING SANTA CLAUS LAST NIGHT
(ゲストボーカルTAKUMA)
2004年12月3日 オムニバス「G.LASTS…TRIBUTE TO GODZILLA UICO-4006 6. BE NOTHING
2004年12月16日 オムニバス『CROSS THE STREET』 VICL-61531 Disc2 2. SING MY SONG(I JUST WANT TO SING MY SONG)[ZIGGY] / 10-FEET
2005年1月5日 オムニバス「BUDDY RECORDS SAMPLER Vol.1」 IWGP-001 1. RIVER
2. CHERRY BLOSSOM
2005年4月6日 湘南乃風カラス TFCC-89135 3. Rockin' Wild - 10-FEET REMIX -
2005年7月6日 MINMI「サマータイム!!」 VICL-35844
VICL-35845
4. Legend 〜Are yu ready feat. 10-FEET
2005年12月7日 映画「バッシュメント」オリジナル・サウンドトラック UPCH-1449 2. 4REST(主題歌)
2005年12月21日 オムニバス「TOYOTA BIG AIR 10th Anniversary」 UPCI-1040 1.Freedom
2006年1月18日 オムニバス「WHITE OUT 2 〜real snowboarder’s compilation〜」 FLCF-4089 4. 4REST
2006年8月23日 スカポンタス『ONE SHOT TRIP』 VICL-62054:初回限定盤

VICL-62055:通常盤

2.Amber Music feat.Kj&TAKUMA(10-FEET)
2007年8月29日 INFINITY16 welcomez MINMI,10-FEET「真夏のオリオン UMCF-5010 1. 真夏のオリオン
2005年3月9日 オムニバス「animation BECK original soundtrack “KEITH”」 DFCL-1178 11.LITTLE MORE THAN BEFORE
2008年3月26日 オムニバス「THUNDER TRACKS」 DFCL-1453
DFCL-1455
6.THE JACK
2008年10月22日 V.A「METAL-IKKA 〜 メタル一家」 UPCH-20116 1.Sad But True
2009年5月20日 tick『何度でも』 2.buddies feat.TAKUMA(from 10-FEET)
2009年4月8日 V.A 「AGGRESSIVE DOGS TRIBUTE ALBUM "真我"」 DFCL-1560 1.Can You Waik in State?
2009年9月9日 UZUMAKI feat.TAKUMA

EXTINCT FREEDOM

NFCD-27216 1.EXTINCT FREEDOM
2009年10月7日 V.A「HELLO! LOW IQ 01!」 CTCR-14646 1.WHAT A HELL'S GOING ON?
2010年10月30日 DJ SANCON

『茜色と陽炎の中で』

SSK-2010 1.『茜色と陽炎の中で』

DJ SANCON feat.TAKUMA(10-FEET), NAOKI(ROTTENGRAFFTY), DOCTOR HASEGAWA

2010年12月8日 Dragon Ash

『MIXTURE』

VICL-63690 4.Dragon Ash feat.TAKUMA

『SKY IS THE LIMIT』

2011年1月12日 V.A「FREEDOM 2010 in 淡路島 "青空"」 TFBQ-18112 4.2%
5.RIVER
2012年6月27日 うたイガース!! 阪神タイガース選手登場曲集 2012 UICZ-8101 12.hammer ska(藤原正典 選手登場曲)
2012年8月22日 MINMI

『MINMI BEST 雨のち虹 2002〜2012』

UMCF-9616 Disc2 10.真夏のオリオン-10FEET Remix-/ INFINITY 16 welcomez MINMI, 10-FEET
2013年10月09日 MAN WITH A MISSIONDatabase feat. TAKUMA(10-FEET) SRCL-8400
SRCL-8402
1.database feat. TAKUMA(10-FEET)
2013年12月4日 東京スカパラダイスオーケストラ「閃光 feat.10-FEET」 CTCR-40351B
CTCR-40352
1.閃光 feat.10-FEET
2013年12月11日 TOTALFAT『THE BEST FAT COLLECTION』 KSCL-2335 1.DA NA NA feat.TAKUMA(10-FEET)
2013年12月18日 V.A「エレファントカシマシ カヴァーアルバム2
A Tribute To The Elephant Kashimashi」
UMCK-1468 1.今宵の月のように
2014年7月23日 V.A「LINDBERG TRIBUTE〜みんなのリンドバーグ〜」 TECI-1410
TECI-1411
1.LITTLE WING
2015年12月23日 スピッツトリビュートアルバム
「JUST LIKE HONEY 〜『ハチミツ』20th Anniversary Tribute〜」
UPCH-2065
UPJH-9016
2.涙がキラリ☆[5]
2016年1月27日 THE BLUE HEARTS コラボレーションアルバム
「30th anniversary THE BLUE HEARTS re-mix『re-spect』」
MECR-5011
MECR-4011
MECR-3034
2.train-train[6]
2017年3月8日 東京スカパラダイスオーケストラ

『Paradise Has NO BORDER』

CTCR-14917 7.Samurai Dreamers <サビレルナ和ヨ> feat.TAKUMA(10-FEET)

ミュージックビデオ

監督 曲名
掛須秀一 / 後田良樹 「1sec.(Movie Ver.)」
菊池浩史 「SHOES」(出演:岡安旅人
斉藤逸 「Freedom(TBA Ver.)」
島田大介 STONE COLD BREAK」「U」「goes on」
スズキダイシン(ダイシン) 1sec.」「JUNGLES」「JUST A FALSE! JUST A HOLE!」「OVERCOME」「What's up?」「hammer ska」「super stomper」「その向こうへ
高野功 コハクノソラ
高橋淳之介 BE NOTHING(LIVE Ver.)
田中力 「super stomper from DVD「OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! V」」「ライオン
「recollection feat.つじあやの」
中村剛 BUZZING
モリ○カツ/モリ★カツ 2%」「HEY!」「RIVER」「VIBES BY VIBES」「nil?」「recollection
不明 「EVERY」

主なライブ

ワンマンライブ・主催イベント

主催フェス

出演イベント

出演

ウェブテレビ

テレビ

CM

監督の箭内道彦の誘いで出演。宮﨑あおい、TOSHI-LOW(BRAHMAN)、松田晋二(THE BACK HORN)らと共演し、シーチキン兄弟として風とロック芋煮会などのフェスにも出演。

エピソードなど

  • バンド名は当初、「スケールでかい名前がええな」と話し合い、河原町丸太町のびっくりドンキーにおける話し合いで出てきたのが「1000-FEET(センフィート)」だった。しかし、後日メンバーで話しあったところ、「ダサない?1000(セン・千)って日本語もどうなんや?これ、間違って“ワンサウザンドフィート”とか呼ばれへんか?」となり、近しいところで「10-FEET(テンフィート)」になった。ちょうど、バスケットボールのゴールの高さであるおよそ3メートル、ジャンプしても「届きそうで届かない距離」(10フィート=約3メートル)の意味[9]
  • 10-FEET結成前、KOUICHIは保父(保育士)になるという目標の為、バンドや音楽活動を止めるため自身の持っていたドラムの機材を全て売り払っていたが、TAKUMAが丸山書店で2980円で購入した遊歩人というウォークマンで『アポンチュ』という曲の入ったデモテープを2人に聴かされ、「やるわ」と二つ返事で10-FEETへ参加した[10]
  • TAKUMAは幼少期、団地の友人に毎日MEGADETHのボーカル デイヴムステインのモノマネをさせられていた。METALLICAからも影響を受け、元々ドラマーで、LUNA SEAのコピーもしていた。ボーカルもしていたが、バンドが3ピース編成になったところ、ギターボーカルとしてやっていくことになった。当時のことを振り返り、「初期のライブは酷すぎて最近観ても笑えもしない」と語っている。ライブ中、MCでも「ギター募集」「助けてください」などと言っていた。1stマキシシングルではギターの弦はへヴィメタルで多用される3本ほどしか弾いておらず、フルアルバム『springman』の時からちゃんとしたオープンコードを押さえ始めたという。『springman』は「逆境を跳ね返す」という意味が込められている[11]
  • 10-FEET結成以前にはTAKUMAはFLAME、ビグザム、ドラミ、ワロップ、NAOKIはシム・プレート、KOUICHIはモンスペというバンドで活動していた[12]
  • TAKUMAは自動二輪の免許は所持しているが、普通免許を所持しておらず、デビュー当初は機材車の運転はNAOKI、KOUICHI、マネージャーのmasaで行なっていた(月刊GiGS.256)。NAOKIはフォークリフトの免許を持っている。
  • 『REALIFE』ツアーではKOUICHIは腱鞘炎を患い、全56本中、頭の28本を欠席した。そのツアーで販売されたツアーTシャツには「北斗腱鞘炎」となぞらえて北斗の拳の有名なセリフと、北斗七星がプリントされている(10-FEET styles、別冊カドカワ699)。
  • アルバム『TWISTER』には『NO WAY』(原曲は『under the chime』)『NICK JAGGER』など結成当初の曲も含まれている。『NICK JAGGER』はTAKUMAが初めて日本語で詞を書いた曲。『TWISTER』には「ひねくれ者」「こじつけ」「不正直」という意味が込められている(INDIES ROCK MAGAZINE NO.17)。
  • 特に仲が良いバンドはELLEGARDENロットングラフティーであると10-FEETのメンバーは語っている。ELLEGARDENについては、その中でも細美武士とは昔からの仲だとGIGSで語っている。ロットングラフティーとは、同じ京都のバンドであり、プライベートまで一緒に過ごす仲でお互いの秘話や愚痴をラジオ、ライブで公言することが多々ある。
  • 3人揃って京都在住である。東京にも2年程住んでいたが、レコーディングとツアーばかりの生活が続き、「これなら京都でも出来る」と思い帰る事にしたと話している[13]。ほとんどのツアーの千秋楽も京都で行っている。
  • ライブでの登場SEはデビュー当初から「そして伝説へ」(「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」より)。観客がタオルを広げ高く掲げて登場を待つのが恒例となっている。
  • 『アンテナラスト』はTAKUMAの亡くなった祖母への曲、『SEE YOU』は亡くなった祖父への曲である(別冊カドカワ699、10-FEET STYLES)。
  • BUDDY RECORDS SAMPLER vol.1(IWGP-001)のCDエキストラには、『BE FRIENDS AGAIN』のPVが収められている。
  • アルバム『Fin』に収録されている『十二支』はKOUICHIがボーカルをしている。元々、TAKUMAがボーカルをする予定でレコーディングが進められていたが、途中で、突然TAKUMAがKOUICHIにボーカルをするよう提案し、そのまま収録された。TAKUMAとKOUICHIがレコーディングを行なっている間、NAOKIは「2人で何を遊んでいるんやろう」と、KOUICHIがボーカルをする事を本気に思っていなかった。

脚注

  1. おすすめメロコアバンドまとめ Tokyo White Note
  2. そのため、4月開始の番組ではあるが、10-FEETの担当第1回は2015年5月7日であった。
  3. ちなみに、ロットングラフティーとは担当月が異なる(ロットングラフティーは偶数月担当)ものの、どちらも木曜日の担当である。
  4. 音楽情報”. テレビ東京「バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」公式サイト. . 2017閲覧.
  5. スピッツ「ハチミツ」トリビュート、参加アーティストの演奏曲発表”. 音楽ナタリー (2015年12月1日). . 2015閲覧.
  6. ゆでたまご、THE BLUE HEARTSのコラボアルバムでメンバー描き下ろし” (2015年12月10日). . 2015閲覧.
  7. “人気バンドのドラマー3人がまったりトーク!『(株)サク・コウイチ・サンブの木曜The NIGHT』11・9スタート”. TVLIFE web. (2017年11月6日). http://www.tvlife.jp/entame/147057 . 2017年11月10日閲覧. 
  8. 10-FEET、『バイプレイヤーズ』第2話に本人役で出演”. ORICON NEWS (2018年2月13日). . 2018閲覧.
  9. 別冊カドカワ699
  10. 別冊カドカワ699 P.57、およびDVD『OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!』、月刊GiGS.256
  11. Be'nGeL!創刊準備号、月刊GiGS256
  12. 『10-FEET STYLES』P.72
  13. 音街京都 The Real Face 10-FEET - Club Fame

外部リンク

テンプレート:10-FEET