高萩市

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高萩市(たかはぎし)は茨城県の北東部に位置するである。明治以降炭鉱の町として栄えていたが、現在は木材加工が中心となっている。

地理

東は太平洋に面し、市街は海岸沿いの平地にある。西は低い多賀山地の一部で、市の面積の大部分がこの山地にある。山から海に向かって大北川、関根川、花貫川の三つの川が流れるが、このうち大北川の下流は北茨城市に入る。

  • 山: 堅破山(658.3m)、土岳(599.7m)、横根山(389.4m)
  • 川: 大北川、関根川、花貫川
  • 湖沼・ダム: 花貫ダム、小山ダム

隣接している自治体

歴史

古代の常陸国多賀郡の地である。1602年戸沢政盛の領地となり、松岡藩が成立したが、戸沢氏1622年出羽へ移封され、1646年以降は水戸藩家老中山氏の知行地となった。

沿革

行政区域変遷

  • 変遷の年表
  • 変遷表

人口

ファイル:Takahagi city center area Aerial photograph.1975.jpg
高萩市中心部周辺の空中写真。
1975年撮影の4枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
高萩市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

行政

政治

衆議院

茨城県議会

  • 選挙区:高萩市選挙区
  • 高萩市選挙区選出議員:岡田拓也(いばらき自由民主党

経済

産業

常磐炭田の存在によって、明治中期以降は石炭産業が盛んであり、高萩炭鉱、望海炭鉱などの鉱山が開かれていた。しかし、石炭産業の衰退に伴い、木材加工・パルプ加工等に産業の中心はシフトしている。 農業は水稲のほか、肉牛、乳牛、野菜、花など。海に面するが漁業は盛んではない。市内の松久保・手綱等の工業団地には工場が多く立地する。

  • 産業別人口(2000年)
第1次産業917人
第2次産業7,131人
第3次産業8,494人

郵便

  • 高萩郵便局(集配局)
  • 若栗郵便局(集配局)
  • 高萩上手綱郵便局
  • 高萩島名郵便局
  • 高萩東本町郵便局
  • 高萩花貫郵便局
  • 上君田簡易郵便局

姉妹都市・提携都市

国内

教育施設

コンビニエンスストア

以前はココストアがあった。

交通

鉄道路線

市北部の地区は南中郷駅が最寄りとなる。南中郷駅も高萩市を北に出てすぐになる。

バス路線

  • 市内路線
    • 日立電鉄交通サービス :主に市内北部・西部方面で11路線を運行。その内2路線(高萩駅~中郷温泉通りゃんせ・高萩協同病院~磯原駅)は北茨城市内に入る。日立市内に入っていた1路線(76番日立駅行き)は2009年11月30日をもって廃止。
    • 椎名観光バス :市内西部・南部方面で3路線を運行。ジェイアールバス関東は2006年3月31日に高萩市内2路線から撤退し、同路線は翌日から椎名観光バスにより運行されている。

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

出身有名人

関連項目

脚注

  1. 高萩市 2011年9月16日閲覧.
  2. 高萩市庁舎が崩壊の恐れ…業務移転、取り壊しへ読売新聞(2011年3月28日)2011年9月16日閲覧.
  3. 高萩市新庁舎が開庁 旧庁舎跡地”. 茨城新聞クロスアイ (2017年9月20日). . 2017閲覧.
  4. 『高萩市史』、高萩市、1969年より
  5. 十王町史編さん調査会編『十王町史 地誌編 』、日立市、2008年より
  6. 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より

外部リンク