高縄半島
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高縄半島(たかなわはんとう)は、四国北西部、愛媛県の中ほどにある半島。西・北は斎灘、来島海峡を挟み東は燧灘に面す。
西部に松山市、北東部に今治市、南東部に西条市等があり、JR予讃線はこの半島をほぼ海岸沿いに走っている。
永い間、海岸線に沿って走る国道196号と半島基部を東西に走る国道11号が主な国道であったが、平成8年度に、半島中央の山塊・水が峠にトンネルが通じ国道317号によって、松山市と今治市が直結された。さらに松山自動車道・西瀬戸自動車道・今治小松自動車道等の高速道路も整備されつつある。
中央部の山塊に半島の名となった高縄山 (986m) があるが、最高峰は今治市・西条市・東温市の境界になっている東三方ヶ森(1233m)である。半島の大部分は風化花崗岩質であるが、半島の南側には中央構造線が東西に走っており、多くの断層面が認められる。