風間浦村
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風間浦村(かざまうらむら)は、下北半島北部、津軽海峡に面した本州最北部の村である。
村面積の大部分を恐山山地を構成する山地にて占める。
Contents
地理
青森県下北半島北部に位置する。恐山山地を構成する山々が海に迫り、わずかに存在する平野部に集落が点在する。
中心となる集落は、下風呂(しもふろ)地区、易国間(いこくま)地区、蛇浦(へびうら)地区で、下風呂地区は古くより湯治場として知られる。
歴史
行政
- 村長:冨岡 宏(2017年2月21日~)
- 村議会:議員定数8名(無所属6名、立憲民主党所属2名)
経済
主要産業は漁業、観光、林業である。
産業
- 林業:村面積の大部分を山林にて占める。
- 観光:下風呂地区は藩政時代より湯治場として知られ、毎年多くの観光客が訪れる。
漁業
主要海産物として、アンコウ・スルメイカ・コンブ・ふのり・ウニ等がある。
郵便
- 風間浦郵便局(84037)
- 易国間郵便局(84073)
- 蛇浦簡易郵便局(84713)
※村内の集配業務は大畑郵便局(むつ市)が担当。
姉妹都市・提携都市
国内
国内(友好団体)
地域
人口
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、19.77%減の1,976人であり、県下40市町村中、最も減少率が高い。
風間浦村(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
健康
- 平均年齢
所轄警察署
- 大間警察署_風間浦駐在所
所轄消防署
- 下北地域広域行政事務組合_大畑消防署_風間浦消防分署
- 下北地域広域行政事務組合_大畑消防署_風間浦消防分署_下風呂分遣所
教育
- 小学校
- 風間浦村立風間浦小学校
- 風間浦村立下風呂小学校(平成28年3月廃校)
- 風間浦村立桑畑小学校(平成13年3月廃校)
- 風間浦村立易国間小学校(平成28年3月廃校)
- 風間浦村立蛇浦小学校(平成28年3月廃校)
- 中学校
- 風間浦村立風間浦中学校
- 風間浦村立下風呂中学校(平成元年3月廃校)
- 風間浦村立易国間中学校(昭和61年3月廃校)
- 風間浦村立蛇浦中学校(昭和61年3月廃校)
- 高等学校
金融機関
この他、町内の郵便局の貯金窓口を含む、東北6県のゆうちょ銀行および同行の銀行代理店となる各郵便局の貯金窓口、そして、大間町など隣接自治体内所在の金融機関が収納代理金融機関を行っているところがある。ただし、みちのく銀行は、2016年11月に大間支店が大畑支店に統合されるのに伴って、大間支店の廃店後は風間浦村の収納業務が行えなくなるため、口座振替の取り扱いを停止、窓口の取り扱いも代金取立となり、有料となる予定。
交通
鉄道
村内を鉄道路線は走っていない。最寄り駅は、JR東日本大湊線下北駅。
路線バス
- 下北交通 佐井線
- 停留所:ばんや前、アワビ増殖センター、下蛇浦、下風呂、下風呂保育所前、古釜谷、大川尻、弁天、下風呂、日和崎、易国間、易国間下新町、易国間住宅前、易国間新町、易国間郵便局前、桑畑、沢の黒、甲、畑尻、白砂海岸、立石、菅の尻、蛇浦、蛇浦小学校前、風間浦中学校前
道路
- 一般国道:国道279号
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 下北半島国定公園
- 下風呂温泉 - 藩政時代よりの湯治場。
- 桑畑温泉 - 村営入浴施設「湯ん湯ん♪」
- 海峡いさりび公園 - 対岸の北海道を一望できる展望台、井上靖の文学碑、同志社大学創設の新島襄の寄港記念碑がある。[2]
- 活イカ備蓄センター -(『元祖 烏賊様レース』7 - 11月、週2回常設コースで開催 東京・銀座に会場を移して行ったこともある)[3]
- 海峡メモリアルロード - 下風呂地区に大間鉄道の線路跡が見られ、その一部が観光地として整備された。
出身有名人
- サガユウキ - シンガーソングライター
その他
- 1980年代前半まで、青森県内の各テレビ局は村内に中継局を設置しておらず受信は殆ど不可能であった。しかし、海を隔てた北海道のテレビ局(函館局)が受信できたため、「青森の県知事は知らないが、北海道の道知事は知っている」という現象もあった。
- 2009年6月現在村内には1軒しかガソリンスタンドはない。
脚注
関連項目
外部リンク
典拠レコード: