静岡県道81号焼津森線
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静岡県道81号焼津森線(しずおかけんどう81ごう やいづもりせん)は、静岡県焼津市から同県周智郡森町に至る主要地方道である。
概要
路線データ
- 起点: 焼津市栄町(静岡県道416号静岡焼津線交点)
- 終点: 周智郡森町一宮(静岡県道40号掛川天竜線交点)
- 全長: 72.6 km
略歴・特徴
- 1994年(平成6年)4月1日、静岡県道211号五和岡部線、同214号焼津停車場仮宿線、同267号赤根金谷線を一括して、静岡県道81号に指定された。
- 旧焼津停車場仮宿線区間は静岡県道416号静岡焼津線 - 国道150号(八楠交差点・静岡バイパス・焼津バイパス) - 東名高速道路 - 静岡県道381号島田岡部線(旧国道1号) - 国道1号藤枝バイパス(広幡IC)を繋ぐ『主要地方道』である。
- 八楠交差点 - 焼津IC間は4車線(焼津IC - 仮宿交差点間も4車線に拡幅工事中)。仮宿交差点 - 広幡IC間の900m(4車線)も焼津森線に指定されている。
- 仮宿交差点からは旧東海道(静岡県道208号藤枝静岡線との重複)を経て、旧五和岡部線に接続する。
- 旧五和岡部線に接続した先は山間部の道路であり、藤枝市西方 - 同市瀬戸ノ谷間、藤枝市滝沢 - 島田市相賀、島田市大代 - 掛川市倉真間の一部は狭隘道路である。
- 藤枝市西方 - 同市本郷間は幅2.0m、石仏トンネルでは高さ2.0mの制限がされている。
- 島田市神座 - 同市竹下間は大井川で中断しているが、最寄りの橋は上流側の大井川用水の水路橋で、小型自動車以下なら通行可能(時間帯による一方通行・夜間閉鎖)。
- 島田市大代の区間も中部電力の静岡変電所[1]が先にある庄司文殊トンネルまでは整備されている。そこからは掛川市倉真に向かう峠越えの道となり、幅1.7mの規制がされるほど極めて狭い道路である上に、ガードレールが設置されていない箇所が目立つため、運転には最大級の注意を要する。また、道路の傷みも非常に激しく、砂利が落ちていたり、苔が生えていたりしている。そのためにいわゆる「険道」の一つとして挙げられることがある。
- 掛川市倉真で最高速度40km/h区間の始まりを示す標識から先も同市本郷まで狭い箇所があり、森町飯田、同町一宮にもまた狭い箇所がある。
- 掛川市遊家周辺では順次改善されているものの、道路の傷みが激しく、走行時にゴゴゴと音が鳴る。
- 掛川市西山 - 袋井市宇刈までは狭路ではないものの、直角カーブが所々にある。
- 森町一宮の天竜浜名湖鉄道のガードは高さ2.5mの制限がされている。
主な接続道路
- 静岡県道30号焼津藤枝線
- 国道150号 八楠交差点。静岡側は旧静岡バイパス、焼津側は旧焼津バイパス
- 東名高速道路 - 焼津インターチェンジ
- 静岡県道381号島田岡部線
- 国道1号(岡部バイパス、藤枝バイパス)
- 静岡県道32号藤枝黒俣線
- 静岡県道64号島田川根線
この間に中断区間(大井川)あり
関連項目
脚注
- ↑ “50万V第二浜岡幹線および静岡変電所50万V開閉設備の運用開始について”. 中部電力 (2004年2月6日). . 2017閲覧.