青山商事
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青山商事株式会社(あおやましょうじ、英: AOYAMA TRADING Co., Ltd.)は、広島県福山市に本社を置く、紳士服の製造と、紳士服販売チェーン「洋服の青山(ようふくのあおやま)」の展開を行う企業。
業界で唯一、47都道府県全てに店舗を展開しており、業界最大手である。東証第1部に上場している。ギネスブックより「スーツ販売着数世界一」の認定を受けている。
沿革
- 1964年(昭和39年) - 青山五郎が、広島県府中市に青山商事株式会社設立
- 1974年(昭和49年) - 日本初の郊外型紳士服店「洋服の青山」1号店を西条に出店
- 1987年(昭和62年) - 株式上場(大阪証券取引所2部と広島証券取引所)
- 1990年(平成2年) - 本社を福山市に移転。東証2部にも株式上場
- 1992年(平成4年) - 東証及び大証で1部指定銘柄に。初の都心型店舗を東京・銀座に出店
- 1993年(平成5年) - 海外進出(台湾1号店開店)
- 1994年(平成6年) - カジュアル事業に進出(キャラジャ1号店開店)
- 1997年(平成9年) - 青山五郎社長が社長を退き会長に。後任には宮前省三専務が就任
- 1999年(平成11年)8月 - カード事業進出のため、株式会社青山キャピタルを設立
- 2000年(平成12年)11月 - 新業態「ザ・スーツカンパニー」1号店、東京・日本橋に開店
- 2001年(平成13年)
- 2003年(平成15年)2月 - 新業態「ザ・シャツカンパニー」1号店、東京・北青山に開店(→ 2006年(平成18年)8月「ザ・スーツカンパニー」に統合)
- 2004年(平成16年)10月 - 新業態「ユニバーサル・ランゲージ」1号店、東京・渋谷に開店
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2月 - カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社と提携、ティーポイントプログラムに参加
- 4月 - 新業態「ザ・スーツカンパニーズ ウィークエンド」1号店、埼玉・イオン浦和美園SC(現・イオンモール浦和美園)に開店
- 2007年(平成19年)4月 - 新業態「プラスエー・ザ・スーツ・アオヤマ」(2代目)1号店、栃木・おやまゆうえんハーヴェストウォークに開店
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)2月 - 千葉市美浜区に大型物流拠点「千葉センター」を建設、稼働開始
- 2010年(平成22年)10月 - 就職活動向けの新企画スーツ、「美姿(びし)っとスーツ」を発売
- 2012年(平成24年)11月 スポンサーをしているサンフレッチェ広島の初優勝に伴い、森保一監督や佐藤寿人キャプテンの背後に「洋服の青山」のロゴが映った。
- 2015年(平成27年)11月「ミニット・アジア・パシフィック」を完全子会社化すると発表した[1]。
店舗数
- 「洋服の青山」 702店舗
- 「プラスエー・ザ・スーツ・アオヤマ」 3店舗
- 「ザ・スーツカンパニー」 31店舗
- 「ザ・スーツカンパニーズ ウィークエンド」 11店舗
- 「ユニバーサル・ランゲージ」 6店舗
- 「キャラジャ」(カジュアルランドあおやま) 27店舗
- 海外 7店舗(台湾4、上海3)
- 合計 812店舗(2007年(平成19年)12月末現在)
CM
- 1982年(昭和57年)からCMキャラクターに千葉真一を迎え、初めて全国規模のCMを展開。千葉は1986年(昭和61年)まで務めた。
- 1987年、三浦友和をCM・チラシ広告の2代目キャラクターとしての起用を始める。
- 1998年(平成10年)は、幼稚園に居着いて話題となったモモイロペリカンのカッタ君(山口・宇部市のときわ公園で飼育、2008年7月16日死亡)。
- 2003年12月よりサッカー選手・マイケル・オーウェン。
- 2005年2月より歌手の松浦亜弥(アップフロント)。
- 2008年10月より映画「ハンサム★スーツ」とのタイアップにより、塚地武雅、谷原章介が期間限定で出演。
- 2009年2月より女優の相武紗季が新たにイメージキャラクターとして加わる。
- 同年10月より就活応援イメージキャラクターとして俳優の溝端淳平、モデルの梨衣名が出演。
- 2010年2月より女優のIMALUも出演していた。
- 2011年(平成23年)2月より「フレッシャーズ」編タイアップ曲にGOING UNDER GROUNDの『さよなら僕のハックルベリー』(アルバム『稲川くん』収録)が使用されている。また女性モデルが梨衣名から佐々木希に交代。
- 同年11月より武井咲がイメージキャラクターに加わる。なお、三浦・相武・溝端・佐々木も続投する。
- 2012年10月より看板デザインのリファインに伴い、新たにWORLD ORDERを起用。この年をもって相武が降板となる。三浦・溝端・佐々木も続投する。
- 2014年(平成26年)2月より放送されるCM「フレッシャーズ」タイアップ曲に遊助を起用。曲名は『いるよ』。佐々木希とChayが共演するバージョンも使用。
- 同年4月、女性用スーツシリーズ「アンカーウーマン」のイメージキャラクターとして、ニュースキャスターの経験を持つタレントの皆藤愛子、松本あゆ美、谷中麻里衣を起用[2]。このブランドは女性が憧れるニュースキャスターのファッションをイメージしたもので、2013年(平成25年)10月から立ち上げたブランドである。(2013年のブランド立ち上げ当時は上掲3名と同じ芸能事務所所属の小林麻耶、美馬怜子、寺田ちひろが商品企画・開発に参加[3])CMやポスター出演だけでなく、商品開発のプロデュースも担当する。
- 2014年よりEXILE TRIBEをイメージキャラクターに起用[4]。
サービス
- 青山商事と大創産業が合弁で設立した「株式会社青五(せいご)」により、「ダイソー&アオヤマ 100YEN PLAZA」を展開し、一部の店舗では洋服の青山と100円ショップを並列展開している。社名の由来は青山商事創業者である青山五郎の名前から。
- WWS(ワールドワイドサイズ) 既存店舗では取り扱い数の少ない大きいサイズ、小さいサイズのスーツやカジュアルウェアをネットで予約して近隣の店舗に取り寄せるサービス。
脚注
- ↑ “青山商事、ミニット・アジア・パシフィックを子会社化 事業拡大へ”. (2015年11月27日) . 2015閲覧.
- ↑ 青山商事ニュースリリースより
- ↑ fukud部・アンカーウーマン
- ↑ “【動画】EXILE SHOKICHI&メンディー、スーツ姿でキレキレダンス披露”. ORICON (2014年10月10日). . 2015閲覧.