雨竜町
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雨竜町(うりゅうちょう)は、北海道空知総合振興局管内にある町。暑寒別岳東側にある、雨竜沼湿原が有名。
Contents
町名の由来
現在の雨竜川から付けられた町名とされており、アイヌ語に由来するが正確には分からなくなっている。
一説には「ウリリオペッ(ウリロペッ)[1]」(鵜・たくさんいる・川)、あるいは「オリリオペッ(オリロペッ)[2]」(そこに・波・立つ・川)からとされる[3]。
このほか、探検家の松浦武四郎は、太古の神が「ウリウ」の名をつけたという伝説によるものである、と記している[3]。
地理
隣接している自治体
歴史
- 1857年 (安政4年) 松浦武四郎が雨竜川から北竜を船で探索する。
- 1889年(明治22年) 華族組合雨竜農場、雨竜平野に開場。雨竜神社[4]の創設。
- 1892年 雨竜村(現在の雨竜町・北竜町・沼田町・幌加内町の範囲)設置
- 1892年 華族組合雨竜農場解散
- 1899年 北竜村(現在の北竜町・沼田町・幌加内町)、雨竜村より分立。[5]
- 1915年(大正4年) 雨竜村、二級町村制施行
- 1961年 町制施行、雨竜町となる
- 2004年(平成16年) 北空知1市4町合併協議会設置
- 2005年 北空知1市4町合併協議会解散
経済
産業
- 農業:米
特産品
- 暑寒ジンギスカン
- 暑寒メロン
- 漬物の素「アラー!!カンタン」
立地企業
- 北海道電力雨竜発電所
農協
- きたそらち農業協同組合(JAきたそらち)雨竜支所
金融機関
- 北空知信用金庫雨竜支店
郵便局
- 雨竜郵便局
- 石狩追分郵便局
※集配業務は滝川郵便局が担当
宅配便
ドラゴンサミット
全国の「龍」「竜」の字がつく市町村が集まり、相互交流を目的に結成。最大15市町村が加盟していたが、市町村合併により現在6市町となり存続を検討中である。
地域
人口
雨竜町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[6]。
- 雨竜町 - 字恵岱別,字国領
教育
- 中学校
- 雨竜町立雨竜中学校
- 小学校
- 雨竜町立雨竜小学校
- 養護学校
- 北海道雨竜高等養護学校
警察
- 深川警察署雨竜駐在所
交通
鉄道
かつて国鉄札沼線が通っていたが、1972年(昭和47年)6月19日に廃止された。町域には雨竜、石狩追分、渭ノ津の3駅と南雨竜、中雨竜の2仮乗降場があった。
バス
- 高速るもい号(滝川経由)、 滝川北竜線(札沼線廃止代替、旧ジェイ・アール北海道バス石狩線)
- 深滝線(雨竜経由)
タクシー
- 深川圏エリア
タクシー会社
- 雨竜ハイヤー
道路
名所・旧跡・観光スポット
文化財[7]
- 雨竜沼高層湿原帯 - 道指定天然記念物
- 雨竜町開拓記念館 - 雨竜町指定文化財
- 御神刀 - 雨竜町指定文化財、雨竜神社
- 雨竜町獅子神楽 - 雨竜町指定文化財、雨竜町獅子神楽保存会
観光
出身人物
- 高石ともや(フォークシンガー、ランナー)
出典
- ↑ アイヌ語ラテン翻字: urir-o-pet
- ↑ アイヌ語ラテン翻字: urir-o-pet
- ↑ 3.0 3.1 “アイヌ語地名リスト イチャ~エリ P11-20”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). . 2017閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 北海道神社庁
- ↑ “雨竜町”. . 2014閲覧.
- ↑ [|総務省統計局統計調査部国勢統計課] (2017-01-27) (CSV). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (Report). 総務省 . 2017閲覧..※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
- ↑ 7.0 7.1 雨竜町指定文化財pdf 平成23年(2011年)12月31日
関連項目
外部リンク
典拠レコード: