雁坂峠
提供: miniwiki
雁坂峠 | |
---|---|
標高 | 2,082 m |
所在地 | 埼玉県秩父市・山梨県山梨市 |
位置 | 東経138度47分24秒北緯35.89278度 東経138.79度 |
山系 | 奥秩父山塊 |
雁坂峠(かりさかとうげ)は埼玉県秩父市と山梨県山梨市の境にある峠。標高2,082m。奥秩父の山域の主脈の一つであり針ノ木峠、三伏峠と並び、「日本三大峠」に数えられる。
概要
かつての、武蔵国の秩父盆地と甲斐国を結ぶ峠。「かりさかみち」とも呼称された。現在では、国道140号がほぼ真下を雁坂トンネルで通過する。1998年4月にこのトンネルが開通するまで、この峠を自動車では通行することは出来ず「開かずの国道」と言われ、峠を越えるハイキングコースが国道140号に指定されていた。「秩父往還」という呼び方のほか、埼玉県側は「彩甲斐街道」、山梨県側は「雁坂みち」とも呼ぶ。彩甲斐街道を少し北上したところに栃本関跡があり、山梨側にトンネルを出たところすぐに西沢渓谷がある。
峠の頂上には笹薮の草原が大きく広がり、南側に広い展望が開けている。日本三大峠(飛騨山脈越えの針ノ木峠2,541m、赤石山脈越えの三伏峠2,580m、奥秩父主脈越えの雁坂峠)のひとつ。武田信玄の軍事用路「甲斐九筋」の一つ。『日本書紀景行記』に「日本武尊が通った」とあるとされている。
周辺にある小屋
隣接する山
舞台とする作品
- 小説