阿賀野市
提供: miniwiki
阿賀野市(あがのし)は、新潟県北東部に位置する市である。新潟市への通勤率は26.8%(平成22年国勢調査)。
Contents
概要
2004年4月1日に新潟県北蒲原郡安田町、水原町、京ヶ瀬村、笹神村の4町村が合併して市制施行された市で、阿賀野川流域にあることからこの名前となった。市役所は旧水原町にある。
旧水原町内の瓢湖(「白鳥の湖」で知られる。)や、旧笹神村内の五頭山、五頭温泉郷などがある。 新潟市のベッドタウンの側面も持つ。
地理
隣接する自治体・行政区
歴史
古くから北蒲南部郷と呼ばれある程度の纏まりがあったが、昭和の大合併では単一の自治体として成立することがかなわなかった。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 安田町・水原町・京ヶ瀬村・笹神村の4町村の合併により発足(合併以前の歴史は各町村の項目を参照)。
- 2004年(平成16年)11月1日 - 市章を制定する[1] [2] [3]。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 市花・市木・市鳥を制定する[3][4]。
行政
歴代市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初代 | 本田富雄 | 2004年4月25日 | 2008年4月24日 | 旧・安田町長 |
2代 | 天野市栄 | 2008年4月25日 | 2012年4月24日 | |
3-4代 | 田中清善 | 2012年4月25日 | 現職 |
新潟市への編入合併案
北蒲原4町村には当初、新潟市への編入合併案があった
"「新潟市の行政区域の変遷#新潟100万都市構想」"
紋章
教育
- 高等学校
- 中学校
- 阿賀野市立水原中学校
- 阿賀野市立京ヶ瀬中学校
- 阿賀野市立笹神中学校
- 阿賀野市立安田中学校
- 小学校
- 阿賀野市立水原小学校
- 阿賀野市立安野小学校
- 阿賀野市立堀越小学校
- 阿賀野市立前山小学校
- 阿賀野市立京ヶ瀬小学校
- 阿賀野市立分田小学校
- 阿賀野市立笹岡小学校
- 阿賀野市立神山小学校
- 阿賀野市立安田小学校
- 特別支援学校
- 新潟県立駒林特別支援学校
経済
- 郵便
- 阿賀野郵便局
- 京ヶ瀬郵便局
- 堀越郵便局
- 笹神郵便局
- 分田郵便局
- 安田郵便局
- 村杉温泉郵便局
- 神山簡易郵便局
- 駒林簡易郵便局
- 小河原簡易郵便局
- 金融
- 産業(工場など)
人口
阿賀野市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
交通
道路
高速道路
高速道路のインターチェンジは、磐越自動車道の安田インターチェンジ1箇所。
一般国道
県道
- 新潟県道15号新潟長浦水原線
- 新潟県道27号新潟安田線
- 新潟県道41号白根安田線
- 新潟県道55号新潟五泉間瀬線
- 新潟県道188号五泉安田線
- 新潟県道271号水原出湯線
- 新潟県道303号水原停車場線
- 新潟県道312号豊浦笹岡線
- 新潟県道470号大室水原線
- 新潟県道536号五頭公園大室線
- 新潟県道586号水原亀田線
- 新潟県道590号安田寺社線
公共交通機関
バス
バスは、新潟交通グループの新潟交通観光バスの高速バスや路線バスの他、11路線(五頭温泉郷線、分田線、千唐仁線、江端線、寺社線、大室線、駒林線(支線含む)、前山線、折居大日線、神山線、安田地域循環線A・B)からなる阿賀野市営バスが運行されている。 なお、阿賀野市営バスは平成19年10月1日に4回目のダイヤ改正を実施した。
鉄道
東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線が通行し、市内に3駅がある。路線バスに比べてはるかに本数は少ない。
- 中心となる駅:水原駅
名所・旧跡・観光スポット
(以上の三つの温泉をまとめて五頭温泉郷と呼ばれる)
施設
公営競技
- ミニボートピア阿賀野(競艇場外車券売場。競輪場外舟券売場の「サテライト阿賀野」を併設していたが、2016年7月1日をもって発売終了となった。)
食べ物
- ヤスダヨーグルトしんぼこんにゃく
出身有名人
- 石塚恒子 - 堤義明(コクド元会長)の母
- 石塚三郎 - 堤義明(コクド元会長)の祖父
- 斎藤英四郎 - 経団連元会長
- 立川孟美 - 立川ブラインド工業創始者(旧安田町名誉町民)
- 酒井杏 - シンガーソングライター
- 清野智秋 - サッカー選手
- 池田孤邨 - 江戸琳派の絵師
- 関口和之 - ミュージシャン(サザンオールスターズ)
- 藤野浩一 - 作・編曲家
- 野瀬清喜 - 元柔道選手
- 花見沢Q太郎 - 漫画家
- 原久一郎-ロシア文学者
- 清野幹 - ローカルタレント・ラジオパーソナリティ・リポーター
- 山口和 - 和算家
- 吉田東伍 - 地理学者
参考文献
- 『図典 日本の市町村章』 小学館辞典編集部、小学館、2007-01-10、初版第1刷。ISBN 4095263113。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 図典 日本の市町村章 p97
- ↑ 2.0 2.1 “阿賀野市市章の使用に関する取扱い要綱”. 阿賀野市例規集. . 2012閲覧.
- ↑ 3.0 3.1 3.2 “阿賀野市の市章・磐越自動車道沿線阿賀野市標識・シンボル”. 阿賀野市. . 2013-1-10閲覧.
- ↑ “阿賀野市の花、木、鳥”. 阿賀野市例規集. . 2012閲覧.