長寿
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長寿(ちょうじゅ)とは、寿命が長いことを指す。また物事が長く持続している様子のことをいう。本項では特記以外、ヒトの長寿について詳述する。
Contents
長寿の祝い歳
日本においては以下に記す祝い歳がある。本来これらは全て数え年での祝いであるが、現在は満年齢で祝う場合も多い。
- 60歳 還暦(かんれき)、華甲(かこう)
- 70歳 古希(こき)
- 77歳 喜寿(きじゅ)
- 80歳 傘寿(さんじゅ)
- 81歳 半寿(はんじゅ)
- 88歳 米寿(べいじゅ)
- 90歳 卒寿(そつじゅ)
- 99歳 白寿(はくじゅ)
- 100歳 百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)、紀寿(きじゅ)
- 108歳 茶寿(ちゃじゅ)、不枠(ふわく)
- 111歳 皇寿(こうじゅ)、川寿(せんじゅ)
- 119歳 頑寿(がんじゅ)
- 120歳 大還暦(だいかんれき)、昔寿(せきじゅ)
なおギネス世界記録は「Guinness World Records 2014(ギネス世界記録2014)」で、日本人の平均寿命は男性が80.1歳、女性が87.2歳、男女平均が83.7歳と発表している。それによると、最も平均寿命の長い国は日本で193カ国中1位[1]。
国別の長寿記録一覧
歴代の長寿世界一記録者
ギネス世界記録として認定されている者を掲載する[2]。なお、この表における「歴代の長寿世界一記録者」とは「存命中に世界最高齢であった人物」の事を指す。生没年月日はグレゴリオ暦で表記。没年月日でのソートで元の順序に戻る。
歴代の男性長寿世界一記録者
ギネス世界記録として認定されている者を掲載する[3]。なお、この表における「歴代の男性長寿世界一記録者」とは「存命中に世界最高齢であった人物」の事を指す。生没年月日はグレゴリオ暦で表記。没年月日でのソートで元の順序に戻る。
歴代の長寿日本一記録者
- この表における「長寿日本一」「長寿世界一」とは「存命中に日本、または世界で最高齢であった人物」の事を指す。
- 生没年月日はグレゴリオ暦で表記。名前でのソートは50音順。没年月日でのソートで元の順序に戻る。
- 氏名の横に(*)のついている人物はGRG未確認であるが、生年月日に疑いの余地が少ないため、参考資料として掲載する。
名前 | 性別 | 生年月日 | 没年月日 | 年齢 | 在位日数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
駒井はる | 女性 | 1854年7月1日 | 1963年9月16日 | 109歳 | 77日記録なし | |
林イシ | 女性 | 1854年7月9日 | 1964年5月21日 | 109歳316日 | 248日間 | |
伊都ヨシギク | 女性 | 1856年8月3日 | 1966年11月26日 | 110歳115日 | 919日間 | |
堀越とめ(*) | 女性 | 1857年1月22日 | 1968年11月14日 | 111歳296日 | 719日間 | |
島田ハルノ(*) | 女性 | 1857年12月24日 | 1969年12月31日 | 112歳 | 7日412日間 | |
梅田ミト | 女性 | 1863年3月27日 | 1975年5月31日 | 112歳 | 65日1977日間 | 1973年10月31日以降長寿世界一 |
河本にわ | 女性 | 1863年9月17日 | 1976年11月16日 | 113歳 | 60日535日間 | 1975年5月31日以降長寿世界一 |
中山イサ | 女性 | 1868年6月15日 | 1977年5月25日 | 108歳337日 | 191日間 | |
市川まん | 女性 | 1869年1月15日 | 1977年5月27日 | 108歳132日 | 2日間 | |
川平小梅 | 女性 | 1869年2月21日 | 1977年8月6日 | 108歳166日 | 71日間 | |
佐藤増太郎(*) | 男性 | 1870年1月16日 | 1978年10月6日 | 108歳263日 | 426日間 | 同時代の男性世界最高齢はチャーリー・フィリップス(110歳没)が認定されている。 |
吉國マツ | 女性 | 1870年2月10日 | 1979年4月11日 | 109歳 | 60日187日間 | |
古平コハル | 女性 | 1871年3月19日 | 1980年4月10日 | 109歳 | 22日364日間 | |
道井ヲト | 女性 | 1871年7月17日 | 1982年1月10日 | 110歳177日 | 640日間 | |
宮田トカ(*) | 女性 | 1872年2月29日 | 1982年3月27日 | 110歳27日 | 76日間 | |
大熊モム | 女性 | 1874年1月12日 | 1984年2月10日 | 110歳 | 29日685日間 | |
津川イネ | 女性 | 1875年4月3日 | 1986年5月21日 | 111歳 | 48日831日間 | |
竹原セキ | 女性 | 1878年1月11日 | 1987年3月2日 | 109歳 | 50日285日間 | |
白浜ワカ | 女性 | 1878年3月23日 | 1992年6月16日 | 114歳 | 85日1933日間 | |
猪飼たね | 女性 | 1879年1月18日 | 1995年7月12日 | 116歳175日 | 1121日間 | |
哥川スエ | 女性 | 1884年1月19日 | 1997年5月4日 | 113歳105日 | 662日間 | |
宮永スエキク | 女性 | 1884年4月7日 | 1998年6月20日 | 114歳 | 74日412日間 | |
滝井アサ | 女性 | 1884年4月28日 | 1998年7月31日 | 114歳 | 94日41日間 | |
松永タセ | 女性 | 1884年5月11日 | 1998年11月18日 | 114歳191日 | 110日間 | |
秋野やす | 女性 | 1885年3月1日 | 1999年2月12日 | 113歳348日 | 86日間 | |
石崎伝蔵 | 男性 | 1886年10月20日 | 1999年4月29日 | 112歳191日 | 76日間 | |
藤井カヨ | 女性 | 1888年3月12日 | 1999年8月6日 | 111歳147日 | 99日間 | |
石黒ミヱ | 女性 | 1888年6月2日 | 2001年8月14日 | 113歳 | 73日739日間 | |
及川マツノ | 女性 | 1889年2月20日 | 2002年1月3日 | 112歳317日 | 142日間 | |
中願寺雄吉 | 男性 | 1889年3月23日 | 2003年9月28日 | 114歳189日 | 633日間 | 2002年12月29日以降長寿世界一 |
川手ミトヨ | 女性 | 1889年5月15日 | 2003年11月13日 | 114歳182日 | 46日間 | 2003年9月28日以降長寿世界一 |
小山ウラ | 女性 | 1890年8月30日 | 2005年4月5日 | 114歳218日 | 509日間 | |
皆川ヨ子 | 女性 | 1893年1月4日 | 2007年8月13日 | 114歳221日 | 860日間 | 2007年1月28日以降長寿世界一 |
中野シツ | 女性 | 1894年1月1日 | 2007年8月19日 | 113歳230日 | 6日間 | |
豊永常代 | 女性 | 1894年5月21日 | 2008年2月22日 | 113歳277日 | 187日間 | |
山中かく | 女性 | 1894年12月11日 | 2008年4月5日 | 113歳116日 | 43日間 | |
知念カマ | 女性 | 1895年5月10日 | 2010年5月2日 | 114歳357日 | 757日間 | 2009年9月11日以降長寿世界一 |
長谷川チヨノ | 女性 | 1896年11月20日 | 2011年12月2日 | 115歳 | 12日579日間 | |
木村次郎右衛門 | 男性 | 1897年4月19日 | 2013年6月12日 | 116歳 | 54日558日間 | 男性世界最高齢記録保持者・男性日本最高齢記録保持者・2012年12月17日以降長寿世界一 |
大川ミサヲ | 女性 | 1898年3月5日 | 2015年4月1日 | 117歳 | 27日658日間 | 2013年6月12日以降長寿世界一 |
(氏名非公表)[5] | 女性 | 1900年3月15日 | 2015年9月27日 | 115歳196日 | 179日間 | |
田島ナビ | 女性 | 1900年8月4日 | 2018年4月21日 | 117歳260日 | 937日間 | 日本最高齢記録保持者・女性日本最高齢記録保持者・2017年9月15日以降長寿世界一 |
都千代 | 女性 | 1901年5月2日 | 2018年7月22日 | 117歳 | 81日構文エラー: 認識できない区切り文字「[」です。日間 | 2018年4月21日以降長寿世界一 |
田中カ子 | 女性 | 1903年1月2日 | 存命中 | テンプレート:Age in years and days | 構文エラー: 認識できない区切り文字「[」です。日間 | 2018年7月22日以降長寿世界一 |
- 2010年5月2日まで日本一であった知念カマは家族の意向により氏名非公表とされていたが、長寿日本一となった段階でメディアで報道された[6]。それ以前よりアメリカの老年学研究者団体・ジェロントロジー・リサーチ・グループが氏名と誕生日を公表していた。
歴代の男性長寿日本一記録者
- この表における「長寿日本一」「長寿世界一」とは「存命中に日本、または世界で最高齢であった人物」の事を指す。
- 生没年月日はグレゴリオ暦で表記。名前でのソートは50音順。没年月日でのソートで元の順序に戻る。
ギネス世界記録非認定の主な長寿者
不確かな記録を含む。
2001年以後没
名前 | 性別 | 年齢 | 生年月日 | 没年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ジェームズ・オロフィンツィ | 男性 | 170歳+ | 1844年8月15日 | 2014年8月15日 生存確認[7] |
|
ドハクァボ・エッバ | 男性 | 161歳130日 - 162歳129日 |
1853年 | 2015年5月10日[8] | |
ムバフ・ゴト(ソディメジョ) | 男性 | 146歳120日 | 1870年12月31日 | 2017年4月30日 [9][10] | ジャワ島在住。政府発行の身分証に1870年12月31日生まれと記されている[11]。 |
ハビーブ・ミヤーン | 男性 | 138歳 | 84日1870年5月28日 | 2008年8月20日 | 年金手帳には1878年5月20日生まれと記されている(その場合、生存日数は130年92日となる)。 |
ハムリ・アブドゥーラ | 男性 | 133歳 | 不詳 | 不詳 | |
アンティサ・フビチャワ | 女性 | 132歳 | 91日1880年7月8日 | 2012年10月7日 | 生年月日は旧ソ連時代の記録などによるもの。2012年10月7日に現地メディアが死去を報じた[12]。 |
サルハト・ラシドワ | 女性 | 131歳 132歳 15日 |
16日 - 1875年 | 2007年1月16日 | |
マリア・オリヴィア・ダ・シウヴァ | 女性 | 130歳130日 | 1880年2月28日 | 2010年7月8日 | |
サハン・ドソヴァ | 女性 | 130歳 | 47日1879年3月25日 | 2009年5月11日 | |
モハメド・アル・ワシミー | 男性 | 129歳+ | 1875年 | 2005年8月 生存確認 |
生年は自称。 |
クルス・エルナンデス | 女性 | 128歳309日 | 1878年5月3日 | 2007年3月8日 | |
ドミニカ国の旗 エリザベス・イスラエル | 女性 | 128歳260日 | 1875年1月27日 | 2003年10月14日 | |
スワーミー・カリヤーンデーヴ | 男性 | 127歳350日 | 1876年7月26日 | 2004年7月12日 | |
羅美珍 | 女性 | 127歳337日 | 1885年7月9日 | 2013年6月11日 | 61歳で息子を出産したことになるなど疑問点あり[13]。 |
リーンドラ・ベッセラ・ランブラレス | 女性 | 127歳200日 | 1887年8月31日 | 2015年3月19日[14] | 出生証明書は40年前に紛失しており、メキシコ当局が新しい証明書を提供しようとしていた[15]。 |
阿麗米罕・色依提 | 女性 | 127歳115日+ | 1886年6月25日 | 2013年10月18日 生存確認 |
新疆ウイグル自治区疏勒県在住のウイグル族[16]。 |
ハミダ・ムスルマニ | 女性 | 126歳+ | 1877年 | 2004年6月 生存確認 |
ロイター通信が世界最高齢になる可能性があると報じた。 |
ベニート・マルティネス・アブロガン | 男性 | 125歳356日 | 1880年6月19日 | 2006年6月10日 | 出生証明書なし。 |
フアン・ラモス | 男性 | 125歳214日 | 1880年7月24日 | 2006年1月24日 | |
アベワラ・グレイス | 女性 | 125歳155日 | 1878年8月16日 | 2004年1月18日 | |
アルバータ・デイヴィス | 女性 | 125歳 | 34日1881年12月24日 | 2007年1月27日 | |
ナミビアの旗 アンナ・ビッサー | 女性 | 125歳 | 14日1878年12月25日 | 2004年1月8日 | |
フランシスコ・ベアチャプリナ | 男性 | 125歳 | 不詳 | 不詳 | |
マリアム・アマシュ | 女性 | 124歳 | 1888年 | 2012年12月22日 | 出生時はオスマン帝国の施政下にあり、当時の政府が発行した出生証明書をもとにイスラエル政府が1888年生と記したIDカードを発行した[17]。 |
カルメロ・フロレス・ラウラ | 男性 | 123歳327日 | 1890年7月16日 | 2014年6月8日 | ボリビアには1940年以前の戸籍は存在しないが、洗礼証明書に記載された生年月日をボリビア当局が認定した[18]。 |
ハバ・レジャ | 女性 | 123歳 123歳 99日 |
69日 - 1880年8月 | 2003年11月8日 | |
グエン・ティ・チュー | 女性 | 123歳 | 69日1893年5月4日 | 2016年7月12日 | ホーチミン市出身・在住。ワールド・レコード・アソシエーション(WRA)により世界最高齢女性と認定されていた[19]。 |
セヘル・ブルット | 女性 | 122歳 123歳 93日 |
94日 - 1884年 | 2007年4月4日 | |
[[ファイル:テンプレート:Country flag alias CHL|border|25x20px|テンプレート:Country alias CHLの旗]] セリノ・ビジャヌエバ | 男性 | 121歳268日 | 1896年7月25日 | 2018年4月18日 | 生年月日はチリ政府発行の身分証明書に記載があるが、出生当時の公的書類が現存していなかったため、ギネスへの申請を断念していた[20]。 |
マリア・ルシマール・ペレイラ | 女性 | 120歳295日+ | 1890年9月3日 | 2011年6月25日 生存確認 |
ブラジル北西部アクレ州タラウアカ市在住のカシナワ族のインディオ[21]。 |
ユーフー・セワン | 男性 | 120歳+ | 1893年 | 2013年11月 生存確認 |
中国雲南省出身、タイ北部チエンラーイ県メーファールワン郡のモン族の村在住[22]。 |
エマ・ボディー・ビゲイ | 女性 | 119歳154日 | 1887年11月3日 | 2007年4月6日 | 2007年公表の社会保障記録によると1896年生の110歳とも(英語版記事(※2016年3月削除)より)。 |
ガームー・トンナムチョークディー | 男性 | 119歳 | 75日1894年5月8日 | 2013年7月22日 | タイ北西部メーホンソーン県在住で、生年月日は身分書の掲載による[23]。 |
呂紫劍 | 男性 | 118歳343日 | 1893年11月22日 | 2012年10月21日 | 生年月日は自称か。 |
マリアエミリア・ケサーダ | 女性 | 117歳173日 | 1901年1月5日 | 2018年6月26日 | |
李素清 | 女性 | 117歳148日 | 1899年1月14日 | 2016年6月11日 | |
グリゴリー・ネストル | 男性 | 116歳274日 | 1891年3月15日 | 2007年12月14日 | 生年月日はパスポートの記載による。 |
本郷かまと | 女性 | 116歳 | 45日1887年9月16日 | 2003年10月31日 | 実際の生年は1893年とする説がある[24]。 |
シン・ダラム・パル | 男性 | 116歳+ | 1897年10月6日 | 2014年 生存確認 |
生年月日はパスポートの記載による。第18回アジアマスターズ陸上競技選手権大会にエントリー[25]。 |
マグダレナ・オリバー・ガバロ[26] | 女性 | テンプレート:Age in years and days | 1903年10月31日 | 存命中 | |
ユゼフ・コワルスキー | 男性 | 113歳308日 | 1900年2月2日 | 2013年12月7日 | 男性長寿2位だったジェームズ・シスネットより20日早く生まれたという。 |
グスタフ・ゲルネート[27] | 男性 | テンプレート:Age in years and days | 1905年10月15日 | 存命中 | 男女を含めたドイツの最高齢者とされている。 |
2000年以前没
名前 | 性別 | 年齢 | 生年月日 | 没年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
李青曇 | 男性 | 255歳 256歳364日 |
1日 - 1677年 | 1933年5月6日 | 生誕150年、200年に清国政府が祝辞の言葉をあげている。 |
儀左衛門 | 男性 | 208歳 | 1632年 | 1840年存命? | 因幡国松下村の百姓。江戸の中期に209歳(数え年)まで生き、将軍に自らの白髪を献上したという記録が残る。妻も197歳まで生きたとの事。鳥取藩主・松平因幡守(池田斉訓)から表彰された。その時、孫夫婦までが百歳以上だった(息子159歳、息子の妻156歳、孫129歳、孫の妻124歳。また、耳孫まで名前が記載されている)[28]。 |
満平 | 男性 | 193歳+ | 1602年 | 1796年 | 三河国宝飯郡水泉村の百姓[29]。萬平(万平)とも。また、妻173歳、息子153歳、孫105歳とされている。 |
ケンタイ・ジャーン | ? | 185歳 | 不詳 | 不詳 | |
ピトラス・ソアルテン | ? | 184歳 185歳364日 |
1日 - 1539年 | 1724年 | |
松原仙右衛門 | 男性 | 183歳+ | 1632年 | 1815年存命? | 因幡国松原村の百姓。当時、妻・きのは171歳、息子・佐右衛門は131歳、その妻・いさは129歳、孫・富右衛門は103歳、その妻・かねは101歳だったという。鳥取藩主・松平因幡守(池田斉稷)から表彰され、苗字帯刀を許され、銭10貫文などを与えられた[30]。 |
セノス・ロウェン | ? | 171歳 172歳364日 |
1日 - 1553年 | 1725年 | |
フリア・シェピブ・ヘロウ | ? | 169歳 170歳364日 |
1日 - 1807年 | 1977年 | |
シラリ・ムスリモフ(ミスリモフ) | 男性 | 168歳105日 | 1805年5月20日 | 1973年9月2日 | 生年月日は自称か。 |
ヌズミ・ドゥスティ | 女性 | 160歳 1日 - 161歳 30日 |
1834年 | 1995年 1月 | |
ハテス・ハムス | ? | 163歳 164歳365日 |
1日 - 1764年 | 1928年 | |
孫見龍 | ? | 156歳 157歳365日 |
1日 - 1523年 | 1680年 | |
トーマス・パー | 男性 | 151歳 152歳364日 |
1日 - 1483年 | 1635年 | |
マームッド・オグリー・エイバゾフ | ? | 150歳 1日 - 151歳364日 |
1808年 | 1959年 | |
アム・アトゥワ・ムーサ | 男性 | 149歳+ | 1848年 | 1998年 生存確認 |
日本語版ギネスブック1999年版に自称年齢として掲載。 |
クリステン・ヤコブセン・ドラッケンベルグ | 男性 | 145歳326日 | 1626年11月18日 | 1772年10月9日 | |
山崎清左衛門 | 男性 | 142歳+ | 1680年 | 1822年存命? | 陸奥国一野村の百姓。妻は139歳、息子は112歳、その妻は109歳。盛岡藩主・南部大膳大夫(南部利用)から表彰され、苗字帯刀を許され、銭10貫文などを与えられた[31]。 |
マリア・ド・コモ | 女性 | 129歳101日 | 1871年5月5日 | 2000年7月14日 | |
ジャクソン・ポラード | 男性 | 125歳314日 | 1869年12月15日 | 1995年10月25日 | |
スージー・ブロンソン | 女性 | 123歳339日 | 1870年12月25日 | 1994年11月29日 | |
マーク・スラッシュ | 男性 | 123歳 | 6日1820年12月12日 | 1943年12月18日 | 1900年の国勢調査で77歳と記載。121歳没(1822年生まれ)の可能性あり。 |
倉平ハル | 女性 | 120歳311日 | 1815年5月18日 | 1936年3月24日 | 1933年1月に三越延命長寿の会が発行した『健康に輝く延命長寿の栞』[2]に文化12年4月10日(旧暦?)生まれの119歳で日本最長寿として掲載されている(年齢は数え年と思われる)。 |
泉重千代 | 男性 | 120歳185日 | 1865年8月20日 | 1986年2月21日 | 1976年11月16日以降長寿世界一とされていたが、1880年生まれの105歳説が指摘されており、ギネスは2012年版より公認を取り消している。 |
小林やと | 女性 | 118歳 | 88日1846年3月2日 | 1964年5月29日 | 当時長寿日本一とされていた。同時代の世界最高齢はメアリー・ケリー(113歳没)が認定されている。 |
中村重兵衛 | 男性 | 116歳329日 | 1852年6月10日 | 1969年5月5日 | 当時長寿日本一とされていた。同時代の世界最高齢はマリー・ベルナトコヴァ(111歳没)が認定されている。 |
森本いと | 女性 | 116歳296日 | 1853年8月15日 | 1970年6月7日 | 当時長寿日本一とされていた。同時代の世界最高齢はエイダ・ロー(111歳没)が認定されている。 |
キャリー・C・ホワイト | 女性 | 116歳 | 88日1874年11月18日 | 1991年2月14日 | 史上最初に116歳を超えた人物だとされたが、生年に異論がある。 |
アニティカ・ビュータリュー[32] | 女性 | 115歳157日 | 1882年6月17日 | 1997年11月21日 | |
マーサ・グラハム | 女性 | 114歳190日 | 1844年12月17日 | 1959年6月25日 | 史上最初に114歳を超えた人物だとされたが、生年に異論がある。 |
藤沢ミつ | 女性 | 113歳283日 | 1876年4月9日 | 1990年1月17日 | 1986年5月21日の津川イネの死去後日本最高齢とされていたが、実際の生年は1890年、本名は「藤沢コサヨ」の可能性がある。 |
ピエール・ジュベール | 男性 | 113歳 | 1701年7月15日 | 1814年11月? | ギネスブック初版(1955年)において、同姓同名の息子と混合され、113歳と誤って認定されていた。実際には82歳[33]。 |
ジェームズ・キング | 男性 | 112歳202日 | 1854年11月15日 | 1967年6月5日 | |
島田ハルノ | 女性 | 112歳 | 7日1857年12月24日 | 1969年12月31日 | 同時代の世界最高齢はエイダ・ロー(111歳没)が認定されている。 |
鈴木サダ | 男性 | 112歳+ | 1796年/1797年 | 1909年5月12日 | 1909年5月14日付の朝日新聞に全国一の長寿者として訃報記事が掲載。 |
阿實キノ | 女性 | 111歳+ | 1832年 | 1944年1月8日 生存確認 |
1944年1月8日付の読売新聞に掲載。 |
堀籠とめ | 女性 | 111歳296日 | 1857年1月22日 | 1968年11月14日 | 同時代の世界最高齢はマリー・ベルナトコヴァ(111歳没)が認定されている。 |
ジェームズ・ヘンリー・ブレットJr.[32] | 男性 | 111歳200日 | 1849年7月25日 | 1961年2月10日 | |
ロバート・アーリー[32] | 男性 | 111歳 | 1日1849年10月8日 | 1960年10月9日 | |
宮田トカ | 女性 | 110歳 | 26日1872年2月29日 | 1982年3月27日 | 旧暦生まれ最後の生存者となる。 |
中村ヨノ | 女性 | 110歳+ | 1792年1月18日 | 1903年1月1日 生存確認 |
1903年1月1日付の読売新聞に掲載。 |
ロザリア・スポト | 女性 | 109歳179日 | 1847年8月25日 | 1957年2月20日 | 世界最高齢になっていたと考えられていたが、2017年にGRGはスポトの記録を非公認とし、歴代の世界最高齢者のリストから名前を削除した[2]。 |
高齢で死去した著名人
長寿そのものによって著名となった人物以外のいわゆる著名人にも百歳以上の長寿者は多い。日本の内閣総理大臣経験者の最高齢記録は2018年現在東久邇稔彦の102歳である。
- 参照: 高齢で死去した著名人一覧
長寿法にまつわる逸話
- 古代ギリシア、ローマからおこなわれる処女回生術(Gerokomie)という延命術は旧約時代に若い処女に接触することにより衰弱した老人に回生させ、長寿にすると考えられたことにもとづく。中国にも房中術という同様の手法がある。
- 徐福は秦の始皇帝から不老不死の仙薬をもとめて蓬莱山につかわされ、日本の紀州で死んだとされている。
- ヨーロッパで錬金術が発達したのは、不老不死の霊薬を得ることができなかったからでもある。
- フランスのブラウン=セカール(fr:Charles-Édouard Brown-Séquard)は生殖腺の機能減退が老衰の原因であるとして青年の睾丸エキスを採取し、みずからの身体に注射した。
- オーストリアの生理学者・シュタイナッハ(de:Eugen Steinach)は1921年、輸精管を結紮すれば睾丸の間質細胞が増殖して回春すると唱え、その研究所には手術希望者が集まり、日本の榊保三郎はこれを継承した。
- フランスのヴォルノフ(en:Serge Voronoff)は1927年、老衰した睾丸または卵巣を交換すれば回春し容易に125歳の長寿を得るといい1930年に来日した。
- ロシアのイリヤ・メチニコフは腸内細菌による中毒が老化の原因であるとして、乳酸菌の効果を力説した。
- フランスの医師・オリヴィエ(Olivier)は3年間みずからの身体に珪酸を注射し動脈硬化および慢性腎炎をまぬかれ70歳で心身ともに回春したといい、1911年にドイツのロストック大教授・キューン(Kühn)は珪酸ナトリウム溶液の静脈注射で動脈硬化を防止し長寿を達し得ると言った。
- 日本国憲法下の内閣総理大臣として初のセンテナリアン となった中曽根康弘は100歳の誕生日の談話で「規則正しい生活に加えて、常に森羅万象に興味を持つこと。探求心と好奇心が大事」と語っている[34]。
脚注
注釈
- ↑ 1889年9月1日生まれという説も(その場合、年齢は114歳271日となる)。
出典
- ↑ Guinness World Records 2014 p.120
- ↑ 2.0 2.1 World's Oldest Person (WOP) Titleholders Since 1955 (ジェロントロジー・リサーチ・グループ)
- ↑ World's Oldest Men (WOM) Titleholders Since 1972 (ジェロントロジー・リサーチ・グループ)
- ↑ 「世界最高齢」の男性死去、113歳1か月 スペイン AFP BB News、2018年1月31日
- ↑ “最高齢は115歳女性 東京・渋谷区在住”. 47news. (2015年4月1日). オリジナルの2015年4月2日時点によるアーカイブ。
- ↑ “世界最高齢の115歳女性が死去、沖縄県女性が長寿世界一に”. AFPBB News. (2009年9月12日) . 2009閲覧.
- ↑ Nigeria Claims World Oldest Man: 170 Year-old Oluwaro of Iloro-Ekiti
- ↑ Oromo Elder Dhaqqaboo Eebbaa (1853-2015): The oldest man ever to have lived has died at age of 163 OromianEconomist 2015年5月14日
- ↑ 世界最高齢のインドネシア人男性が死亡、享年146歳 TRT 日本語 2017年5月2日
- ↑ 「世界最高齢146歳」のインドネシア男性が死去 朝日新聞 2017年5月2日
- ↑ 世界最高齢か?! インドネシアに145歳のおじいさん現る AOLニュース 2016年8月31日
- ↑ “132歳?グルジア女性死亡 「長寿の秘訣はウオツカ」”. 朝日新聞. オリジナルの2012年10月8日時点によるアーカイブ。
- ↑ 中国「127歳」女性死亡 記録正しければ61歳で出産 朝日新聞 2013年6月11日(オリジナルの2013年10月19日地点のアーカイブ)
- ↑ メキシコで127歳の女性が死去、子孫は161人ロイター(2015年3月23日)2015年3月23日閲覧
- ↑ “Mexico's Leandra Becerra Lumbreras becomes oldest person who ever lived at 127”. Georgia News Day (2014年8月31日). 2014年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2015閲覧.
- ↑ 中国の最高齢者は127歳女性 newsclip.be 2013年10月18日
- ↑ '124-year-old' Arab-Israeli woman dies Israel News 2012年12月24日閲覧
- ↑ ボリビアに123歳男性? 事実なら史上最高齢 産経新聞 (2013年8月16日地点でのアーカイブ)
- ↑ 世界最高齢ベトナム人女性123歳で死去 19世紀生まれは残り1人 NEWSALT 2016年7月16日
- ↑ 南米チリで「121歳」の男性死亡…ギネス不認定 サンケイスポーツ、2018年4月19日
- ↑ '120-year-old woman' discovered in Brazil during routine checks on birth certificates Mail Online 2011年6月29日
- ↑ タイで今度は「120歳」男性=世界最高齢の可能性 時事ドットコム 2013年11月19日
- ↑ 119歳?タイの「世界最高齢」男性死去 SankeiBiz 2013年7月24日(2013年12月2日地点でのアーカイブ)
- ↑ Michel Poulain.“On the age validation of supercentenarians”
- ↑ アジアマスターズ陸上 116歳(?)のインド選手も出場予定 和歌山放送 2014年9月13日
- ↑ La abuela de Galicia sopla 112 velas en Ponte do Porto
- ↑ [1]
- ↑ 倉田務(幽谷)『筐底雑誌』(戴抱精舎、1892年)
- ↑ 金杉英五郎『耄録防止法并に美貌保存法』(啓明閣、1927年)92頁
- ↑ 金杉英五郎『耄録防止法并に美貌保存法』(啓明閣、1927年)93頁
- ↑ 金杉英五郎『耄録防止法并に美貌保存法』(啓明閣、1927年)95-96頁
- ↑ 32.0 32.1 32.2 The Oldest Human Beings
- ↑ 日本語版ギネス世界記録2015年版.
- ↑ 2018年5月27日読売新聞
関連項目
- 寿命
- 誕生日
- 長寿番組
- 長寿社会文化協会
- ジェロントロジー・リサーチ・グループ (GRG) - アメリカの老年学研究者団体。110歳以上の長寿者の消息確認活動などで知られる。
- センテナリアン - 100歳以上の長寿者を指す。
- スーパーセンテナリアン - 110歳以上の長寿者を指す。
- 高齢で死去した著名人一覧
- 高齢者所在不明問題
- ツル・カメ - 日本語には「ツルは千年、カメは万年」という慣用句があり、ツルやカメは長寿の象徴とされる。カメは150年以上生存した記録がある。