鉾田市
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Contents
地理
東京まで90km圏内、県都水戸市まで30km圏内に位置している。東側は太平洋に面し、南北に長い遠浅の海岸線を有する。内陸部のほとんどは平坦地であり、平坦な地形と温和な気候を活かした農業が基幹産業となっている。
ただし、冬には夜や朝の気温が氷点下になることがある。本市はセカンドハウス開発の経緯があり、畑(果樹・野菜)の中に簡単なつくりの住宅が点在しているが、買主が買ったままで放棄している様子の住宅も見受けられる。
国道51号沿いの丘の下に海水浴場があり、一旦狭い道を海岸に向かって降りることになり海水浴客には多少不便。ただ高台からの景色は太平洋を一望するので雄大さがある。
隣接している自治体
歴史
年表
鉾田市発足前
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道123号(現在の国道51号)が制定。
- 1968年(昭和43年) - 鹿行大橋が開通。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が開業。
- 1993年(平成5年)4月1日 - 国道354号(館林市 - 大洋村)が制定。
鉾田市発足後
- 2005年(平成17年)10月11日 - 鉾田町・旭村・大洋村が合併し鉾田市が発足。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 鹿島鉄道が廃止。
- 2018年(平成30年)2月3日 - 東関東自動車道 鉾田IC - 茨城空港北IC間開通。
行政区域変遷
変遷の年表
鉾田市市域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 現鉾田市市域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の町村がそれぞれ発足。[1][2] |
1955年(昭和30年) | 3月3日 |
|
3月15日 | 鉾田町・徳宿村・巴村・新宮村・秋津村が合併し鉾田町が発足。 | |
7月23日 | 旭村の一部(大字神山と成田の一部)が東茨城郡大洗町に編入。 | |
8月 | 旭村の一部(柏熊・安房の各一部)が鉾田町に編入。 | |
2005年(平成17年) | 10月11日 | 鉾田町・旭村・大洋村が合併し鉾田市が発足。 |
変遷表
鉾田市市域の変遷表(※細かい境界の変遷は省略) | ||||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||
鹿島郡 | 鉾田村 | 鉾田町 | 鉾田町 | 昭和30年3月15日 鉾田町 |
平成17年10月11日 鉾田市 |
鉾田市 | ||
塔ヶ崎村 | ||||||||
徳宿村 | 徳宿村 | 徳宿村 | ||||||
飯名村 | ||||||||
大戸村 | ||||||||
駒木根村 | ||||||||
秋山村 | ||||||||
明治17年 舟木村 | ||||||||
烟田村 | 新宮村 | 新宮村 | ||||||
安塚村 | ||||||||
白塚村 | ||||||||
大竹村 | ||||||||
紅葉村 | 巴村 | 巴村 | ||||||
菅野谷村 | ||||||||
大和田村 | ||||||||
上富田村 | ||||||||
下富田村 | ||||||||
鳥栖村 | ||||||||
当間村 | ||||||||
行方郡 | 高田村 | 秋津村 | 秋津村 | |||||
串挽村 | ||||||||
野友村 | ||||||||
半原村 | ||||||||
借宿村 | ||||||||
青柳村 | ||||||||
鹿島郡 | 札村 | 白鳥村 | 白鳥村 | 昭和30年3月3日 大洋村 | ||||
江川村 | ||||||||
中居村 | ||||||||
飯島村 | ||||||||
上幡木村 | ||||||||
上沢村 | ||||||||
大蔵村 | ||||||||
阿玉村 | ||||||||
梶山村 | 上島村 | 上島村 | ||||||
汲上村 | ||||||||
二重作村 | ||||||||
青山村 | ||||||||
台湯沢村 | ||||||||
田崎村 | 大谷村 | 大谷村 | 昭和30年3月3日 旭村 | |||||
上太田村 | ||||||||
下太田村 | ||||||||
鹿田村 | ||||||||
造谷村 | ||||||||
玉田村 | ||||||||
子生村 | ||||||||
勝下村 | 諏訪村 | 諏訪村 | ||||||
勝下新田 | ||||||||
滝浜村 | ||||||||
安房村 | ||||||||
柏熊村 | ||||||||
柏熊新田 | ||||||||
樅山村 | ||||||||
上釜村 | 夏海村 の一部 |
夏海村の一部 | ||||||
沢尻村 | ||||||||
荒地村 | ||||||||
成田村の一部 |
人口
鉾田市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
- 歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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初-3代 | 鬼沢保平 | 2005年11月13日 | 2017年11月12日 | 前鉾田町長 |
4代 | 岸田一夫 | 2017年11月13日 | 現職 |
政治
衆議院
茨城県議会
2010年の県議選からは、定数1の鉾田市選挙区として実施される。
- 選挙区:鉾田市選挙区
- 本沢徹(自由民主党(いばらき自民党))
鉾田市議会
経済
産業
主な産業
工場
- オハヨー乳業-関東工場
商業
主なチェーン店は次の通りである。
スーパーマーケット
ドラッグストア
コンビニエンスストア
飲食店
ホームセンター
衣料品
家電量販店
その他
金融業
市内に支店を有する金融機関は次の通りである。
教育
高等学校
中学校
- 鉾田市立鉾田北中学校
- 鉾田市立鉾田南中学校
- 鉾田市立旭中学校
- 鉾田市立大洋中学校
小学校
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交通
鉄道
行方市・石岡市方面に鹿島鉄道線が西に伸びていたが、2007年4月1日に廃止され、バスにより代替された。
東京都心(上野駅)へは、新鉾田駅から大洗鹿島線水戸駅経由でJR常磐線特急「ひたち」を利用。
- 中心となる駅:新鉾田駅
バス
鹿島臨海鉄道新鉾田駅に、成田空港行きと東京駅行きの高速バス、行方市役所麻生庁舎行きの通学急行バス、石岡駅・鉾田駅・茨城空港を結ぶ路線バスが乗り入れる。
- ローズライナー (成田空港線)成田空港行き
- 通学急行バス麻生庁舎行き 高速バス 成田空港行き(ローズライナー) - 千葉交通・茨城交通・日立電鉄交通サービス
- 東京駅行き(あそう号 麻生庁舎・潮来駅・佐原駅で乗降可能) - 関鉄グリーンバス
- 通学急行バス 麻生庁舎行き - 関鉄グリーンバス
- 路線バス
- (かしてつバス)玉造・小川・石岡市内経由 石岡駅行き - 関鉄グリーンバス
- (かしてつバス)鉾田市役所経由 鉾田駅行き - 関鉄グリーンバス
- (茨城空港連絡バス(鉾田ルート))茨城空港行き - 関鉄グリーンバス
また、鹿島鉄道鉾田駅跡地にバスターミナルがあり、小美玉市、茨城町、水戸市、石岡市、行方市を結ぶ路線バスが発着している。
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 大竹海岸
- 鹿島灘海浜公園
- 北浦
- ほこたさくら祭り
- 鉾田花火大会
- 2年に1回旧盆に、鉾田川の河口付近で4,000発が打ち上げられる。
- 鉾神社祭礼
- 毎年8月最終金、土、日に市街地を旧鉾田町の各地区毎の神輿1基と山車8台が練り歩くお祭りである。
- ライフセービング大会
- 「ジャパンプロサーフィンツアー ロングボード茨城鉾田プロ」
- 日本プロサーフィン連盟(JPSA)主催のロングボード大会である。
出身有名人
※は、2008年12月に市から「鉾田大使」に任命された人物。下記ほか3名。
- ※浅野哲也(元サッカー選手、日本代表・元名古屋グランパス他、元アビスパ福岡監督):旧鉾田町
- ※磯山さやか(タレント・アイドル):旧鉾田町(出生地は水戸市)
- 県レベルからも「いばらき大使」に任命されている。
- ※梶間健一(元プロ野球選手、ヤクルトスワローズ)
- ※門井肇(映画監督):旧大洋村
- ※栗山富夫(映画監督、代表作は「釣りバカ日誌」)
- 関清和(元プロ野球選手、ロッテオリオンズ):旧鉾田町
- ※高柳秀樹(元プロ野球選手、南海ホークス)
- ※東野峻(元プロ野球選手、横浜DeNAベイスターズ)
- ※長峰昌司(元プロ野球選手、中日ドラゴンズ):旧鉾田町
- 内山まもる(漫画家)
- ノブ(ものまねタレント、ノブ&フッキーのメンバー)
- 淺野勝盛(ミュージシャン、俳優):旧鉾田町
- カミナリ(竹内まなぶ、石田たくみ お笑いコンビ)
その他
- 2006年から鹿島アントラーズのホームタウンになった。
- 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震およびその余震では、当間地区に設置された地震計で周辺より異常に大きい震度が観測された。市民からの抗議もあり、4月21日にこの地震計の使用が停止された。
脚注
関連項目
外部リンク
典拠レコード: