速水謙
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速水 謙(はやみ けん、1956年1月 - )は日本の数学者。東京都出身。国立情報学研究所情報学プリンシプル研究系教授。総合研究大学院大学教授(兼任)。情報学専攻の専攻長でもある。元東京大学工学部計数工学科助教授。専門は数値解析と数理工学。 速水優(元日本銀行総裁)の子。
経歴
私立武蔵高校卒業後、東京大学理科1類に入学。東京大学工学部計数工学科に進む。東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻を修了した後、NECに就職。 その後、1993年から東京大学工学部計数工学科の助教授となり、2001年より現職となる。
1993年 東京大学 工学博士。 論文の題は「Numerical Quadratures for Nearly Singular Integrals in the Three Dimensional Boundary Element Method(3次元境界要素法における近特異積分の数値積分法の研究)」[1]。
主要な研究
- 特異な連立一次方程式と最小二乗問題の反復法を利用した解法とその理論に関する研究(伊藤徳史・Jun-Feng YINとの共同研究)
- MEG逆問題の数値的解法に関する研究(石井政行・奈良高明との共同研究)
共同研究者
殷俊鋒(Jun-Feng YIN)
博士(計算数学)。中国科学院数学与系統科学研究院。北京大学数学科学学院卒。
石井政行
国立情報学研究所。総合研究大学院大学情報学専攻。元情報数理研究所。京都大学大学院理学研究科修了。
奈良高明
工学博士。東京大学情報理工学系研究科システム情報学専攻准教授。元国立情報学研究所。東京大学工学部計数工学科卒。東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻修了。
脚注
- ↑ 博士論文書誌データベース
外部リンク
- 速水謙 - 国立情報学研究所/National Institute of Informatics
典拠レコード: