身延山大学
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身延山大学 | |
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大学設置 | 1994年 |
創立 | 1556年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人身延山学園 |
本部所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町身延3567 |
学部 | 仏教学部 |
ウェブサイト | 身延山大学公式サイト |
身延山大学(みのぶさんだいがく、英語: Minobusan University)
山梨県南巨摩郡身延町身延3567に本部を置く日本の私立大学。
Contents
概観
大学全体
1995年身延山短期大学を4年制大学に改組し開学した[1]。日蓮宗総本山身延山久遠寺が運営する仏教学部のみの単科大学で、日蓮宗僧侶養成を主な目的とする。信徒以外も入学可能。講堂には日法作と伝わる日蓮聖人像(身延町文化財)を安置する。全学年で160人と小規模であり、募集人数は各学科20人の合計40人である。
建学の精神
日蓮の立正安国論の精神に則り、健全なる社会人として、広い視野に立った専門教育を施し、学術の理論及び応用を教授して、社会のために身を以て尽くすことのできる人間の養成を目的とする。
沿革
年表
- 1556年(弘治2年) 西谷に「善学院」開設。
- 1604年(慶長9年) 西谷檀林を開設(身延山第22世心性院日遠上人代)。
- 1874年(明治7年) 身延檀林と改称(身延山第73世新居日薩上人代)。その後、中教院、大檀支林、宗義専門学校、小檀林、小学林と変遷。
- 1893年(明治26年) 祖山大学院を創設(身延山第76世日阜上人代)。
- 1905年(明治38年) 祖山学院と改称。
- 1912年(明治45年) 祖山学院と小学林を合併、高等部・中等部の二科を設立。
- 1914年(大正3年) 専門学校令に準拠、文部大臣の許可を得る。
- 1936年(昭和11年) 祖山学院高等部を祖山学院、中等部を祖山中学林と改称。
- 1941年(昭和16年) 祖山学院が身延山専門学校、祖山中学林が祖山中学となる。
- 1948年(昭和23年) 祖山中学が身延山高等学校となる。
- 1949年(昭和24年) 身延山専門学校が身延山短期大学(宗教科2年制)となる。
- 1954年(昭和29年) 教育職員免許状授与資格許可。
- 1955年(昭和30年) 3年制短期大学設置認可。
- 1994年(平成6年) 身延山大学仏教学部仏教学科設置認可。
- 1995年(平成7年) 身延山大学仏教学部仏教学科開学。
- 1995年(平成7年) 仏教学部教職員免許授与課程認可。高等学校教諭一種免許状(公民、宗教)、中学校教諭一種免許状(宗教)。博物館学芸員資格取得授与課程届出受理。
- 1996年(平成8年) 社会教育主事資格取得授与課程届出受理。
- 1999年(平成11年) 仏教学部仏教学科に仏教教養コースと仏教探求コースを開設。
- 2004年(平成16年) 仏教学部仏教福祉学科届出受理(平成16年12月21日)。介護福祉士養成施設等の指定内示(関東信越厚生局、平成16年12月22日)。指定保育士養成施設の指定内示(関東信越厚生局、平成16年12月22日)。
- 2005年(平成17年) 仏教学部仏教福祉学科介護福祉コース・児童福祉コース開設。仏教学科(入学定員20名)・仏教福祉学科(入学定員20名)の2学科4コース制導入。
- 2007年(平成19年) 仏教学部仏教学科のコースを「宗学コース」「文化コース」に変更。
- 2009年(平成21年) 仏教学部仏教福祉学科のコースを「福祉学コース」「こども学コース」に変更。
- 2010年(平成22年) 仏教学部仏教福祉学科を福祉学科に名称変更。
- 2014年(平成26年) 平成25年度大学機関別認証評価を公益財団法人日本高等教育評価機構にて受審し、評価の結果、同機構が定める大学評価基準に適合していると認定[2]。
歴代学長
- 初代学長 宮崎英修(1995年4月1日~1996年3月31日)
- 第二代学長 仲澤浩祐(1996年4月1日~1998年3月31日)
- 第三代学長 浅井圓道(1998年4月1日~2002年3月31日)
- 第四代学長 中條曉秀(2002年4月1日~2003年3月31日)
- 第五代学長 宮川了篤(2003年4月1日~2006年3月31日)
- 第六代学長 宮川了篤(2006年4月1日~2010年3月31日)
- 第七代学長 中山光勝(2010年4月1日~2010年11月30日)
- 第八代学長 浜島典彦(2010年12月1日~2015年3月31日)
- 第九代学長 浜島典彦(2015年4月1日~2019年3月31日)
教育および研究
組織
仏教学部
機関
図書館
東洋文化研究所
- ラオス世界遺産修復プロジェクト(仏像制作修復室)
- [予備調査](2000年2月21日~27日)
- 池上要靖「ラオス仏教の現況 : Luang Prabang地区について」『所報』5 : 55-68, 2001.3
- 予備調査(2001年2月25日~3月5日)
- 櫻井可奈子「世界遺産 ラオス・ルアンプラバン地区における仏像調査、修復について」『所報』6 : 49-64, 2002.4
- 第1期(2001年9月1日~25日)
- 第2期(2002年2月15日~3月13日)
- 第3期(2002年8月30日~9月23日)
- 第4期(2003年3月3日~18日)
- 第5期(2003年9月1日~25日)
- 第6期(2004年9月3日~24日)
- 第7期(2005年2月12日~3月10日)
- 柳本伊左雄「期数不明ルアンパバーン世界遺産地区仏像修復報告書」『所報』9 : 1-73, 2005.4
- 池上要靖, 池田健太郎「期数不明ラオス仏像分類に関する報告」『所報』9 : 75-135, 2005.4
- 第8期 / 第7回第1期(2005年8月27日~9月4日)『所報』10 : 124日付は誤り, 2006.4
- 第9期 / 第7回第2期(2006年3月21日~28日)『所報』10 : 124日付は誤り, 2006.4
- Yosei Ikegami ed., Comprehensive Report of the Project to Research and Restore Buddhist Statues in the Luang Prabang Area of LAO P.D.R : Sep/2001~Mar/2006 5 Vols, The Department of Museums and Archaeology, Ministry of Information and Culture of Lao PDR & The Research Institute of Eastern Culture, Minobusan University of Japan, 2007.3
- 第8回(2007年2月21日~3月14日)『所報』11 : 55第7回は第8回の誤り, 2007.4
- 柳本伊左雄「第8回ラオス仏像修復プロジェクト : ワット・ビスンNo.34仏像修復について」『所報』11 : 17-35, 2007.4
- 第9回第1期(2007年9月1日~23日)『所報』12 : 33, 2008.4
- 柳本伊左雄「第9回ラオス世界遺産仏像修復プロジェクト報告」『所報』12 : 65-109, 2008.4
- 柳本伊左雄「ワット・ビスンNo.34の修復」『所報』12 : 66-71, 2008.4
- 柳本伊左雄「ワット・ビスンNo.22の修復」『所報』12 : 72-76, 2008.4
- 柳本伊左雄「ワット・ビスンNo.29の修復(継続)」『所報』12 : 77-85, 2008.4
- 宮坂葉子「ラオス漆の調査研究」『所報』12 : 86-92, 2008.4
- 山形夏子「ラオス樹脂及びパタイペットの調査研究」『所報』12: 93-109, 2008.4
- 柳本伊左雄「第9回ラオス世界遺産仏像修復プロジェクト報告」『所報』12 : 65-109, 2008.4
- 第9回第2期(2008年3月)『所報』12 : 33日付に誤りあり, 2008.4
- 第10回(2009年2月17日~3月11日)『所報』13 : 88, 2009.4
- 第11回第1期(2009年8月29日~9月19日)『所報』14 : 65, 2010.4
- 第11回第2期(2010年2月2日~3月13日)『所報』14 : 65, 2010.4
- 第12回第1期(2010年12月2日~7日)『所報』15 : 63, 2011.4
- 第12回第2期(2011年2月10日~3月2日)『所報』15 : 63, 2011.4
- 柳本伊左雄「第13回第12回の誤りかラオス仏像修復プロジェクト報告」『所報』15 : 1-42, 2011.4
- 第13回第1期(2011年11月23日~12月2日)『所報』16 : 83, 2012.4
- JENESYS Programme 東アジアクリエータ招へいプログラム 2011/2012(2012年1月19日~2012年2月20日)[3]
- 第13回第2期(2012年2月8日~3月7日)『所報』16 : 83, 2012.4
- ラオスルアンパバン世界遺産仏像修復技術者育成プロジェクト(2012年度)
- 第14回(2013年2月9日~3月6日)『所報』17 : 75平成24年は平成25年の誤り, 2013.4
- 橘洋一, 秋山沙也香「ラオス世界遺産仏像修復プロジェクト報告書 ルアンパバーン地域におけるラオス漆の調査報告」『所報』17 : 53-76本文中15回は14回の誤り, 2013.4
- 第15回(2014年2月15日~3月7日)
- ラオス世界遺産修復祈念法要(2014年2月17日)
- 第16回(2015年2月)
- [予備調査](2000年2月21日~27日)
研究
刊行物一覧
- 身延山大学
- 『日蓮宗荘厳全書』四季社, 2001.4
- 身延山大学仏教学会
- 『身延論叢』1996-
- 身延山大学東洋文化研究所
- 『所報』1997-
- 『知恩報恩 : 身延山学園四五〇年誌』身延山大学, 2007.4
- 『身延山資料叢書』2011-
- 寺尾英智編集『目録集一 : 日乾筆『身延山久遠寺御霊宝記録』 ; 日遠筆『身延山久遠寺蓮祖御真翰入函之次第』』2011.3
- 望月真澄, 木村中一編集『目録集二 : 日意筆『大聖人御筆目録』(御筆御書註文, 台家聖教註文); 日亨筆『霊宝目録』(「西土蔵宝物録」, 「当山歴代等曼荼羅録」, 「宝蔵並中央之廊下拝殿一切経堂 古仏堂録・会合所・方丈位牌堂録・書写並摺写経録」)』2012.3
- 木村中一, 金天鶴編集『目録集三 : 日朝筆『章疏目録』』2013.3
- 木村中一, 金炳坤編集『日鏡筆『章疏目録』』2014.3
- 身延山大学仏教学部
- 『身延山大学仏教学部紀要』2000-
- 『身延山大学教養選書』2013-
- 『インドの大地と仏教』山喜房佛書林, 2013.3
- 身延山大学仏教学部チベット学研究室
- ランベルト・シュミットハンゼン著 ; 望月海慧訳『仏教と自然 : 国際花と緑の博覧会における講義』1997
- ティルマン・フェッター著 ; 望月海慧訳『初期仏教の思想と瞑想の実践』1998.1
- マルティン・レップ著 ; 望月海慧訳『オウム真理教 : 犯罪的宗教史の一章』1999.9
- ハインツ・ベッヘルト著 ; 望月海慧訳『ブッダの生存年代 : インド史の最古の確定した年代は可能か?』2000.2
- Kaie Mochizuki., A study of the Mahāsūtrasamuccaya of Dīpaṃkaraśrījñāna, 2001
- Kaie Mochizuki., A study of the Mahāsūtrasamuccaya of Dīpaṃkaraśrījñāna II, 2004
- エティエンヌ・ラモット著 ; 望月海慧訳『首楞厳三昧経(英雄的行進の三昧)序論 第1章』2004.12
- 望月海慧研究代表者『チベット仏教におけるラムリム思想の基盤に関する研究』2005.3
- ランベルト・シュミットハウゼン著 ; 望月海慧訳『初期仏教における「解脱智」と「悟り」の記述と理論の諸相』2007.12
- ランベルト・シュミットハウゼン著 ; 望月海慧訳『慈愛と魔術 : 自然の中の危険に対する仏教徒の態度の様相』2008.2
- Acta Tibetica et Buddhica 2008-
- Acta Tibetica et Buddhica beiheft
- 望月海慧著『Tāranāthaのdbu ma theg mchog研究』2011.3
- 身延山大学東アジア仏教研究室
- 『日本仏教各宗の新羅・高麗・李朝仏教認識に関する研究』2011-2013
- 福士慈稔著 ; 金炳坤研究協力者『日本天台宗にみられる海東仏教認識』2011.3
- 福士慈稔著 ; 寺尾英智, 橘川智昭, 金炳坤(ほか)研究協力者『日本三論宗・法相宗にみられる海東仏教認識』2012.3
- 福士慈稔著 ; 金天鶴, 金炳坤(ほか)研究協力者『日本華厳宗にみられる海東仏教認識』2013.3
- 『日本仏教各宗の新羅・高麗・李朝仏教認識に関する研究』2011-2013
関係者
名誉教授
客員教授
- 岡田行弘
- 加賀美尤祥
- 武見敬三
- 吉田永正
- 岡田真美子
- 小谷みどり
- 渡邊寶陽
その他
対外関係
国内
国際
- アジア
- ラオス人民民主共和国
- ラオス情報文化観光省 - ラオス世界遺産修復プロジェクト(2001)
- タイ王国
- マハーチュラロンコーンラージャヴィドゥャ大学(事務局)
- International Association of Buddhist Universities, IABU - Member(2007)
- マハーチュラロンコーンラージャヴィドゥャ大学(事務局)
- 大韓民国(韓国)
- ラオス人民民主共和国
学内風景
- Minobugakuen kousha.JPG
校舎
- Minobugakuen toshokan.JPG
図書館
- Minobugakuen gym.JPG
体育館
- Minobugakuen gyogakuryou.JPG
身延山大学行学寮
- Minobugakuen soccer.JPG
サッカー場
- Minobugakuen tennis.JPG
テニス場
- Minobugakuen basketball.JPG
バスケットボール場
関連校
関連項目
脚注
公式サイト