赤穂根島
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赤穂根島(あかほねじま)とは、瀬戸内海のほぼ中央、芸予諸島の島。岩城島の南約0.3kmの海上に位置する。面積2.09km2。行政区域では愛媛県越智郡上島町に属する。
断続的に無人島となる。太平洋戦争後も住民が住んでいたが、昭和20年代末頃には無人島になった。平成13年9月、岩城島から出作りを行っていた夫妻により有人化。平成23年に再び無人島化するも、平成25年11月には人口2人を数える。 島内の標高は165mで、高い山はなく、かつては柑橘園が広がっていたが、耕作放棄地が増え、自然化しつつある。
タヌキ・ハツカネズミなどの哺乳類、イシガメ・クサガメ・ニホンヤモリ・ニホントカゲなどの爬虫類、モツゴ・ドジョウ・メダカなどの淡水魚などが調査によって見つかっている。このうち、ドジョウは愛媛県で準絶滅危惧種となっているが、水田の整備が進んでいないため赤穂根島では豊富に生息している。またモツゴは人の手によって導入された[1]。