西粟倉村
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西粟倉村(にしあわくら そん)は、岡山県の最北東端に位置し、兵庫県・鳥取県と県境を接する村である。面積の約95%が山林、その内の約85%を杉や檜などの人工林が占める。
Contents
地理
隣接している自治体
沿革
行政
2013年(平成25年)には内閣府から環境モデル都市に、2014年(平成26年)には農林水産省からバイオマス産業都市に選定された。
- 村長:青木秀樹(2011年9月10日就任)
経済
主な産業は林業。移住者や村民により木材など山の恵みを活用した約20社の企業が相次ぎ設立され、2010年代には「起業家の村」として知られるようになった。森林再生支援などを手掛ける企業トビムシ(東京)などの出資により2009年に設立された企業「西粟倉森の学校」が、間伐材の木製品への加工などを展開。これに触発されて、家具の製造、ゲストハウス運営、ウナギ養殖などの事業が立ち上がり、起業家養成講座も開かれている[1]。
あわくら温泉など観光資源もあり、国民宿舎への宿泊もできる[2]。
地域
人口
西粟倉村(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
- 西粟倉村立西粟倉幼稚園
- 西粟倉村立西粟倉小学校
- 西粟倉村立西粟倉中学校
交通
鉄道
路線バス
道路
※県道は岡山県内の自治体では唯一通っていない。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 大茅スキー場
- 若杉天然林 - 面積約83ha、標高1,200m、「森林浴の森100選」に選ばれるブナの森。氷ノ山後山那岐山国定公園の特別保護区域。
- 若杉渓谷
- 粟倉神社[3]
- 威徳天満宮
- 志戸坂峠 - 1996年に「歴史の道百選」に選定される。平安時代の国司通行の官道。
- あわくら温泉
- 岩倉寺会陽(毎年2月第2土曜)
出身有名人
- 金子長之助(在郷軍人、日本で最初のマラソン競技大会の優勝者)[5]
- 萩原誠司(美作市長、元衆議院議員、元岡山市長)
- 新田佳浩(クロスカントリースキー選手)
- 尾久土正己(天文学者)
- 福井優也(プロ野球選手)
その他
市外局番は、0868(79,73,75)となっている。
- 美作MA:0868(70〜89)
郵便番号は、以下の通りとなっている。
- 大原郵便局(美作市):707-05xx
脚注
外部リンク
典拠レコード: