西寧市
中華人民共和国 青海省 西寧市 | |
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旧称:西都 | |
青海省中の西寧市の位置 | |
中心座標 東経101度46分0秒北緯36.61667度 東経101.76667度 | |
簡体字 | 西宁 |
繁体字 | 西寧 |
拼音 | Xīníng |
カタカナ転写 | シーニン |
チベット語 | ཟི་ལིང་ |
ワイリー方式 | Zi-ling |
蔵文拼音 | Ziling |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 青海 |
行政級別 | 地級市 |
面積 | |
総面積 | 7,472 km² |
海抜 | 2,275 m |
人口 | |
総人口(2004) | 179 万人 |
市区人口(2007) | 77.4 万人 |
経済 | |
GDP(2006) | 28,200 万元 |
一人あたりGDP | 13,326元 |
電話番号 | 971 |
郵便番号 | 810000 |
ナンバープレート | 青A |
行政区画代碼 | 630100 |
市樹 | 柳 |
市花 | ライラック |
公式ウェブサイト: http://www.xining.gov.cn/ |
西寧市(せいねいし、中国語:西宁市、英語:Xining)は中華人民共和国青海省の省都。五区からなる市区と三つの県から構成される地級市のひとつ。チベット名はཟི་ལིང་(シリン)[1]。省人民政府は本市の城中区にある。人口205万人、青海省全人口518万人の40%に当り、漢族、回族、チベット族、モンゴル族などの民族が住む。
現在西寧市に住んでいる人は近年他省から移住した人が多いため、普通話(中国語)を話す者が多い。また、チベット語話者も住んでいる。
地理
青蔵高原東部辺縁、黄河支流・湟水流域に位置する。 北は青海省海東市、南は同海北チベット族自治州と接する。
歴史
市域の主要部は、歴史的に河西回廊の一部分を構成してきた。
紀元前121年、前漢の霍去病将軍が市域に軍事拠点・西寧亭を築いたのが始まりである。前漢末に西海郡が設置され、五胡十六国時代には南涼の国都となった。隋代に西平・河源の二郡となり、唐代後半には吐蕃に占領された。宋代に収復され西寧州が設けられたが、後に再び西夏に占領された。清代には西寧府が置かれ、甘粛省に属している。雍正のチベット分割以後、清朝の支配下に入った青海地方の青海モンゴル人や、チベット系、モンゴル系の遊牧集団「四十族(玉樹四十族)」は、この地に配置された西寧弁事大臣によって掌管されている。
- 1922年5月22日大地震があり、約20万人が死亡。
- 1929年、国民政府により甘粛省から切り離され、青海地方と合して青海省が設置され、省都となる。
- 1950年西寧市人民政府が正式に成立、1999年湟中県、湟源県を合併した。
ツォンカ地方(湟中県)はチベット仏教ゲルク派の宗祖ツォンカパの生誕地で、後、この地にクンブム・チャンパーリン寺が建立され、モンゴル、チベットからの巡礼者、修行僧が集い、チベット六大僧院のひとつとして繁栄した。ダライラマ14世の出生地(西寧市湟中県)としても知られる。
行政区画
4区、2県、1自治県を管轄する。
西寧市の地図 |
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年表
- 1956年7月14日 - 青海省西寧市が地級市の西寧市に昇格。城東区・城西区・東郊区・西郊区を設置。(4区)
- 1957年12月 (2区)
- 城東区が東郊区に編入。
- 城西区が西郊区に編入。
- 1960年1月4日 (3区1県)
- 東郊区・西郊区のそれぞれ一部が合併し、城中区が発足。
- 湟中県を編入。
- 1960年4月5日 (4区2県1自治県)
- 1961年5月 - 城西区・城東区が合併し、城区が発足。(3区2県1自治県)
- 1962年1月6日 - 湟中県・大通県・互助トゥ族自治県が省直轄県級行政区となる。(3区)
- 1962年4月16日 (1市)
- 通海区・平安区が湟中県に編入。
- 城区の一部が湟中県・互助トゥ族自治県に分割編入。
- 城区を廃止。
- 1962年11月 - 一部が湟中県・互助トゥ族自治県に分割編入。(1市)
- 1963年3月7日 - 城中区・城東区・城西区を設置。(3区)
- 1966年6月30日 - 大通県を編入。(3区1県)
- 1980年1月9日 - 城中区・城東区・城西区の各一部が合併し、郊区が発足。(4区1県)
- 1985年11月6日 - 大通県が自治県に移行し、大通回族トゥ族自治県となる。(4区1自治県)
- 1986年3月5日 (4区1自治県)
- 1999年12月5日 - 海東地区湟中県・湟源県を編入。(4区2県1自治県)
気候
ケッペンの気候区分ではステップ気候に属し、標高2,275mに位置する高原都市のため、夏涼しく、冬は非常に寒い。1月の平均気温は-6.5度、7月の平均気温は17.7度、年平均気温は6.7度、年間降水量は373.8mmである。
西寧 (1971-2000)の平均気温 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 1.4(35) | 4.3(40) | 9.5(49) | 15.9(61) | 19.8(68) | 22.6(73) | 24.6(76) | 23.9(75) | 19.0(66) | 13.9(57) | 7.8(46) | 2.8(37) | 13.8(57) |
平均最低気温 °C (°F) | -13.6(8) | -10.0(14) | -3.7(25) | 1.9(35) | 6.3(43) | 9.5(49) | 11.5(53) | 11.1(52) | 7.5(46) | 1.5(35) | -5.6(22) | -11.6(11) | 0.4(33)
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交通
- 高速道路
- 道路
- 鉄道
- 都市鉄道
- 西寧軌道交通(計画中)
- 航空
教育
観光
参考文献
- A. Gruschke: The Cultural Monuments of Tibet’s Outer Provinces: Amdo - Volume 1. The Qinghai Part of Amdo, White Lotus Press, Bangkok 2001. ISBN 974-480-049-6
- Tsering Shakya: The Dragon in the Land of Snows. A History of Modern Tibet Since 1947, London 1999, ISBN 0-14-019615-3
- རྒྱ་དམར་གྱི་བཙན་འོག་ཏུ་གནས་པའི་བོད་དང་ས་འབྲེལ་ཁག་གི་ས་ཁྲ།, Amye Machen Institute,i998,ISBN 81-86227-16-4
脚注
- ↑ རྒྱ་དམར་གྱི་བཙན་འོག་ཏུ་གནས་པའི་བོད་དང་ས་འབྲེལ་ཁག་གི་ས་ཁྲ།, Amye Machen Institute,i998,ISBN 81-86227-16-4
外部リンク
- 西寧市人民政府公式サイト(中国語)