西原村
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地理
熊本市から東へ約20km、熊本都市圏と阿蘇カルデラ(南郷谷)の間にある。阿蘇外輪山の西麓に位置し、原野と森林が多い緑豊かな村である。村の中心は熊本市や熊本空港に近い西北部にあり、人口は微増傾向にある(#人口)。
阿蘇山から吹く東風を「まつぼり風」と呼ぶ。
熊本市から一番近い村であり、南阿蘇観光の玄関口でもある。西隣の益城町に近年高速道路のインターチェンジが新設され、阿蘇外輪山の俵山から南阿蘇村(南郷谷)に入るバイパス道路・トンネルなど道路の新設改良も進み、観光・交流施設、直売施設等も整備されたため、ドライブやレジャーなどで来訪する観光客は増加傾向にある。ロードサイド店舗が急増したが、個人の開いた個性的な飲食店・菓子店・ペンションなども少なくない。
隣接している自治体
地名
- 河原(旧河原村)
- 小森(旧山西村)
- 鳥子(旧山西村)
- 布田(旧山西村)
- 宮山(旧山西村)
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 阿蘇郡山西村および上益城郡河原村が村制施行。
- 1956年(昭和31年)8月1日 - 阿蘇郡錦野村の一部を山西村に編入(錦野村の他の地区は他町村と合併し、大津町となる)。
- 1960年(昭和35年)9月1日 - 山西村と河原村が対等合併。両者の自治体名の1文字ずつを合わせた西原村が発足。
- 2016年(平成28年)4月16日 - 午前1時25分頃に発生した「平成28年熊本地震」で震度7を観測した[1][2]。なお、当初の震度は「不明」であった。
行政
- 村長:日置 和彦
経済
地域
人口
西原村(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
交通
バス路線
道路
- 高速道路の最寄りインターチェンジは九州自動車道益城熊本空港インターチェンジ(益城町)。
- 県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 阿蘇ミルク牧場
- 白糸の滝
- 風の里キャンプ場 - 野外ステージやバンガロー、常設テント、70mのローラースライダーなどがある多目的プレイゾーン。
- 俵山交流館 萌の里・コスモス園 - 地元の特産品や野菜の展示販売があり、レストランではだご汁定食など田舎料理が味わえる。また、陶芸の体験もできる。秋には、約100万本のコスモスが咲き、「コスモス祭り」が開かれる。
- 俵山扇坂展望所 - 熊本市内やその先の有明海を一望できる。俵山周辺は、秋はススキも見頃。
- 阿蘇にしはらウインドファーム - 2005年(平成17年)3月に俵山の山麓で営業運転を開始した九州最大級の風力発電所。直径66mの巨大な10基の風車は、熊本市東部の郊外からも望見することができる。
- 白山姫神社
出身著名人
脚注
- ↑ 16日未明の「本震」は震度7…熊本地震(2016年4月20日時点のアーカイブ) - 読売新聞 2016年4月20日
- ↑ 「平成28年(2016年)熊本地震」について(第22報) (PDF)
関連項目
外部リンク
典拠レコード: