藤古川

旧中山道より上流を撮影

藤古川（ふじこがわ）は、滋賀県米原市と岐阜県不破郡関ケ原町及び大垣市を流れる木曽川水系の河川。揖斐川支流の牧田川に合流する一級河川である。

地理

滋賀県米原市の伊吹山南斜面が水源。ほどなく岐阜県関ケ原町に入り、不破関付近を流れ、大垣市上石津町牧田で牧田川と合流する。

672年、大友皇子（弘文天皇）と大海人皇子（天武天皇）が関ヶ原で戦った壬申の乱では、藤古川をはさんで両軍が対峙したと言われている。

また、かつては「関の藤川」と呼ばれ、『古今和歌集』などさまざまな和歌集にその名が登場している。

毎年6月中旬に関ケ原町では藤古川ホタルまつりが開かれる。名神高速道路や東海道新幹線ガード付近、不破関跡付近でホタルが鑑賞できる。