茗荷谷駅
茗荷谷駅(みょうがだにえき)は、東京都文京区小日向四丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)丸ノ内線の駅である。駅番号はM 23。 当駅の後楽園方向には、小石川CRがある。
Contents
歴史
- 1954年(昭和29年)1月20日 - 開業。
- 1993年(平成5年)3月 - ホーム拡幅と階段増設および駅舎改築(駅ビル新設)を行う駅改良工事に着手[1]。
- 1997年(平成9年)12月25日 - 駅ビル1階部分(改札口)供用開始[2]。
- 1998年(平成10年)5月1日 - 駅ビル「茗荷谷駅MFビル」が完成し、駅改良工事が終了。総工費約42億1000万円[1][3]。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)の民営化に伴い、当駅は東京メトロに継承される。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地下駅。ホームは地下鉄のトンネルの出口に隣接して建設されており、当駅 - 後楽園駅間が地上線となる。ホームの一部は地上部にある。改札口も地上部に立地する。駅南方の地上には留置線と車両修繕工場が併設されている。
1993年から1998年にかけて駅改良工事が行われ、駅ビルの新設やホームの拡幅(大手町方面が6.0mから6.99mに、池袋行きホームが6.0mから6.39mに)が行われた[1]。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | M 丸ノ内線 | 御茶ノ水・大手町・東京・銀座・新宿・荻窪・(方南町)方面 |
2 | 新大塚・池袋方面 |
(方南町へは、2018年からの予定)
利用状況
2017年(平成29年)度の1日平均乗降人員は79,409人であり[4]、東京メトロ全130駅中56位。他線と接続しない丸ノ内線の単独駅では西新宿駅についで二番目に乗降人員が多い。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[6] |
1日平均 乗車人員[7] |
出典 |
---|---|---|---|
1956年(昭和31年) | 9,330 | [* 1] | |
1957年(昭和32年) | 13,637 | [* 2] | |
1958年(昭和33年) | 15,338 | [* 3] | |
1959年(昭和34年) | 16,361 | [* 4] | |
1960年(昭和35年) | 16,756 | [* 5] | |
1961年(昭和36年) | 17,593 | [* 6] | |
1962年(昭和37年) | 18,916 | [* 7] | |
1963年(昭和38年) | 23,752 | [* 8] | |
1964年(昭和39年) | 23,232 | [* 9] | |
1965年(昭和40年) | 30,196 | [* 10] | |
1966年(昭和41年) | 32,422 | [* 11] | |
1967年(昭和42年) | 65,182 | 32,835 | [* 12] |
1968年(昭和43年) | 73,815 | 36,054 | [* 13] |
1969年(昭和44年) | 73,408 | 36,734 | [* 14] |
1970年(昭和45年) | 77,579 | 38,426 | [* 15] |
1971年(昭和46年) | 80,229 | 39,938 | [* 16] |
1972年(昭和47年) | 82,315 | 41,544 | [* 17] |
1973年(昭和48年) | 80,849 | 40,976 | [* 18] |
1974年(昭和49年) | 81,389 | 41,107 | [* 19] |
1975年(昭和50年) | 70,261 | 34,791 | [* 20] |
1976年(昭和51年) | 68,426 | 34,377 | [* 21] |
1977年(昭和52年) | 65,375 | 33,167 | [* 22] |
1978年(昭和53年) | 61,772 | 30,912 | [* 23] |
1979年(昭和54年) | 62,049 | 30,693 | [* 24] |
1980年(昭和55年) | 61,501 | 30,728 | [* 25] |
1981年(昭和56年) | 62,384 | 31,002 | [* 26] |
1982年(昭和57年) | 61,109 | 30,314 | [* 27] |
1983年(昭和58年) | 59,873 | 30,204 | [* 28] |
1984年(昭和59年) | 61,641 | 30,540 | [* 29] |
1985年(昭和60年) | 61,727 | 30,772 | [* 30] |
1986年(昭和61年) | 62,039 | 31,244 | [* 31] |
1987年(昭和62年) | 62,050 | 31,286 | [* 32] |
1988年(昭和63年) | 63,361 | 31,722 | [* 33] |
1989年(平成元年) | 64,771 | 32,215 | [* 34] |
1990年(平成 | 2年)66,888 | 32,686 | [* 35] |
1991年(平成 | 3年)68,877 | 32,516 | [* 36] |
1992年(平成 | 4年)68,342 | 33,093 | [* 37] |
1993年(平成 | 5年)66,844 | 33,181 | [* 38] |
1994年(平成 | 6年)66,371 | 32,959 | [* 39] |
1995年(平成 | 7年)65,154 | 32,746 | [* 40] |
1996年(平成 | 8年)64,480 | 32,389 | [* 41] |
1997年(平成 | 9年)62,802 | 31,674 | [* 42] |
1998年(平成10年) | 63,082 | 32,074 | [* 43] |
1999年(平成11年) | 61,741 | 31,210 | [* 44] |
2000年(平成12年) | 61,551 | 31,063 | [* 45] |
2001年(平成13年) | 62,436 | 31,476 | [* 46] |
2002年(平成14年) | 64,511 | 31,804 | [* 47] |
2003年(平成15年) | 63,627 | 31,380 | [* 48] |
2004年(平成16年) | 61,333 | 30,581 | [* 49] |
2005年(平成17年) | 60,881 | 30,238 | [* 50] |
2006年(平成18年) | 60,986 | 30,290 | [* 51] |
2007年(平成19年) | 62,438 | 31,128 | [* 52] |
2008年(平成20年) | 63,386 | 31,625 | [* 53] |
2009年(平成21年) | 65,479 | 32,707 | [* 54] |
2010年(平成22年) | 65,898 | 32,928 | [* 55] |
2011年(平成23年) | 66,404 | 33,320 | [* 56] |
2012年(平成24年) | 69,497 | 34,562 | [* 57] |
2013年(平成25年) | 70,890 | 35,328 | [* 58] |
2014年(平成26年) | 70,584 | 35,122 | [* 59] |
2015年(平成27年) | 76,033 | 37,828 | [* 60] |
2016年(平成28年) | 77,552 | 38,584 | [* 61] |
2017年(平成29年) | 79,409 |
駅周辺
- 東京地下鉄 小石川車両基地・小石川CR
- 文京区大塚地域活動センター
- 跡見学園女子大学(文京キャンパス)
- 跡見学園中学校・高等学校
- お茶の水女子大学
- お茶の水女子大学附属幼稚園
- お茶の水女子大学附属小学校
- お茶の水女子大学附属中学校
- お茶の水女子大学附属高等学校
- 文京区立お茶の水女子大学こども園
- 拓殖大学 文京キャンパス
- 拓殖大学国際教育会館
- 筑波大学 東京キャンパス(東京教育大学跡地)
- 茗渓会館
- 筑波大学附属中学校・高等学校
- 筑波大学附属小学校
- 東洋大学 白山第2キャンパス(旧・最高裁判所書記官研修所跡地)
- 放送大学 東京文京学習センター
- 小石川植物園
- 簸川神社
- 東京都立竹早高等学校
- 東京学芸大学附属竹早中学校
- 東京学芸大学附属竹早小学校
- 都営バス 茗荷谷駅前(拓殖大学前)停留所 (詳細はバス路線に記載)
- 文京区コミュニティバス Bーぐる (循環バス) 茗荷谷駅停留所 (詳細はバス路線に記載)
- 音羽中学校
- 新大塚公園
- 文京区立第一中学校
- 文京区立窪町小学校
- 文京区立小日向台町小学校
- 文京区立小日向台町幼稚園
- 文京区立茗台中学校
- 窪町東公園
- 切支丹屋敷跡
- 文京区立小石川図書館
- 貞静学園短期大学
- 貞静学園中学高等学校
- 竹早公園
- 竹早テニスコート
- 新日本婦人の会 中央本部
- 教育の森公園
- 文京スポーツセンター(現在休館中)
- 播磨坂
- 小石川郵便局
- ゆうちょ銀行 小石川店
- 小石川五郵便局
- 文京大塚三郵便局
- 文京大塚二郵便局
- りそな銀行
- 三井住友銀行 茗荷谷研修所
- 林泉寺
- 深光寺
- アトラスタワー茗荷谷
このほか、窪町小学校の向かいに都営バス巣鴨営業所大塚支所(旧・大塚自動車営業所)が存在していたが、2015年3月29日に閉所となった。
バス路線
茗荷谷駅前(拓殖大学前)停留所
《北西方向》
《南東方向》
都02
- 春日駅・御徒町駅・蔵前駅経由 錦糸町駅(北口ロータリー)ゆき
- 春日駅経由 東京ドームシティゆき(平日朝のみ)
都02乙
茗荷谷駅 停留所
文京区コミュニテイバス Bーぐる (循環バス) (運行は日立自動車交通に委託)
- 文京シビックセンター方面行
駅名の由来
駅名はかつての茗荷谷町に由来する。なお、駅が所在する一帯は住居表示実施後は小日向となっている。
その他
1995年7月に池袋駅構内での分岐器交換工事が実施された際には、池袋駅 - 新大塚駅間が運休となり、荻窪方面からの電車は渡り線2番線に入線し、そのまま2番線から折り返し発車をするという形状をとっていた。ちなみに1番線は当駅 - 新大塚駅間の区間電車の発着ホームとして使用していた[8]。なお、当時は駅ビルの完成を控えていたため、2番線ホームと1番線ホームとの間は新設の階段を使って対応していた。
丸ノ内線の各駅では発車メロディが使用されているが、当駅では近隣住民からの苦情による使用中止(車外メロディ・発車メロディ共に)の後、2009年12月21日より早朝・深夜(22:00 - 翌日7:30)を除いて営団時代からの発車ブザーの使用を再開した(早朝・深夜は省略)。以来、当駅は丸ノ内線で唯一の営団ブザー常時使用駅となっている[9]。
ギャラリー
- Myogadani-Station-2005-6-12 3.jpg
3番出入口(2005年6月12日)
- Myogadani-sta-Gate-for-Kasugadori.JPG
春日通り方面改札口(2011年9月19日)
- Myogadani-Sta-Platform.JPG
ホーム(2011年9月19日)
隣の駅
脚注
出典
- 東京都統計年鑑
- ↑ 昭和31年 (PDF) - 16ページ
- ↑ 昭和32年 (PDF) - 16ページ
- ↑ 昭和33年 (PDF) - 16ページ
- ↑ 昭和34年
- ↑ 昭和35年
- ↑ 昭和36年
- ↑ 昭和37年
- ↑ 昭和38年
- ↑ 昭和39年
- ↑ 昭和40年
- ↑ 昭和41年
- ↑ 昭和42年
- ↑ 昭和43年
- ↑ 昭和44年
- ↑ 昭和45年
- ↑ 昭和46年
- ↑ 昭和47年
- ↑ 昭和48年
- ↑ 昭和49年
- ↑ 昭和50年
- ↑ 昭和51年
- ↑ 昭和52年
- ↑ 昭和53年
- ↑ 昭和54年
- ↑ 昭和55年
- ↑ 昭和56年
- ↑ 昭和57年
- ↑ 昭和58年
- ↑ 昭和59年
- ↑ 昭和60年
- ↑ 昭和61年
- ↑ 昭和62年
- ↑ 昭和63年
- ↑ 平成元年
- ↑ 平成2年
- ↑ 平成3年
- ↑ 平成4年
- ↑ 平成5年
- ↑ 平成6年
- ↑ 平成7年
- ↑ 平成8年
- ↑ 平成9年
- ↑ 平成10年 (PDF)
- ↑ 平成11年 (PDF)
- ↑ 平成12年
- ↑ 平成13年
- ↑ 平成14年
- ↑ 平成15年
- ↑ 平成16年
- ↑ 平成17年
- ↑ 平成18年
- ↑ 平成19年
- ↑ 平成20年
- ↑ 平成21年
- ↑ 平成22年
- ↑ 平成23年
- ↑ 平成24年
- ↑ 平成25年
- ↑ 平成26年
- ↑ 平成27年
- ↑ 平成28年