苫前町
提供: miniwiki
苫前町(とままえちょう)は、北海道留萌管内中部に位置する町。
町名の由来はアイヌ語の「トマオマイ」toma-oma-i(エゾエンゴサク・ある・もの(場所))から。
風力発電が盛んで、国道232号から見る北海道最大級の風力発電風車群は、雑誌などで取り上げられることも多い。
Contents
地理
留萌地方中部、日本海側沿岸に位置。
- 山:(順不同)丸山、愛鳥山、札足辺山、朗音山、古丹別山、仙松山、温根山、鬼鹿山、三毛別山、三毛別、知布志内山、佐官別山、大天狗岳、奥三毛別山、下古丹別山、白頭山、智保内山、愛奴山。
- 河川: 古丹別川、ルペシュペナイ川
- 湖沼:三渓貯水池、苫前ダム
隣接している自治体
人口
苫前町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[1]。
- 苫前町 - 字霧立
沿革
- 縄文時代より栄える。
- 江戸時代(慶長年間) 松前藩はトママイ場所を開く。
- 1786年(天明6年) 苫前神社の創建。
- 1869年 (明治2年) - 北海道で国郡里制が施行され、天塩国および苫前郡が設置される。開拓使が管轄。
- 1880年 3村(苫前村・白志泊村・力昼村)の戸長役場を苫前村に設置
- 1888年8月 苫前郡苫前村が白志泊村を編入
- 1894年2月3日 苫前郡羽幌村(現羽幌町)を分村
- 1897年7月15日 苫前村の戸長役場が羽幌村戸長役場を分離
- 1902年4月1日 苫前郡力昼村(りきびる)を編入、二級町村制、苫前郡苫前村
- 1915年(明治2年)4月1日 一級町村制、苫前郡苫前村
- 1948年(昭和23年)10月1日 町制施行、苫前町
経済
主要産業は沿岸漁業、農業、酪農、林業など。農業は米などを生産。
立地企業
農協・漁協
- 苫前町農業協同組合(JA苫前町)
- 北るもい漁業協同組合苫前支所
金融機関
- 留萌信用金庫苫前支店
郵便局
- 苫前郵便局(集配局)
- 古丹別郵便局(集配局)
- 力昼郵便局
- 上平簡易郵便局
公共機関
警察
姉妹都市・提携都市
教育
- 道立高等学校
- 中学校
- 小学校
交通
空港
道路
鉄道
現在鉄道路線は存在しない。
- 廃止された鉄道路線
- 名羽線 (未成線)
バス
- 沿岸バス - 羽幌線代替、特急はぼろ号
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
社寺
- 苫前神社
- 古丹別神社
- 小川神社(こがわじんじゃ、位置)
文化財
町の文化財
- 修羅 - 苫前町郷土資料館蔵。船材の運搬具。
- 須恵器(甕) - 苫前町考古資料館蔵
- 苫前町くま獅子舞 - 苫前町くま獅子保存会
- 苫前運上屋跡
- 陣屋の跡
- 寺子屋発祥の地
- 苫前戸長役場跡
- 苫前町水田発祥の地
- 岩見の一本松 - イチイの木。
道指定有形文化財
- 木造十一面観音立像[2] - 苫前町役場蔵
出身著名人
事件・事故
三毛別羆害事件
1915年(大正4年)12月9日〜14日に、苫前町三毛別(さんけべつ、現在の地名は三渓)でヒグマが民家を襲撃した事件。ヒグマは最終的に射殺されたが、死者7名 負傷者3名の被害が発生し、日本獣害史上最悪の事件となった。
- 参照: 三毛別羆事件
脚注
- ↑ [|総務省統計局統計調査部国勢統計課] (2017-01-27) (CSV). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (Report). 総務省 . 2017閲覧..※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
- ↑ 文化遺産オンライン ・北海道教育委員会 2011年8月閲覧
関連項目
外部リンク
典拠レコード: