終焉説

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終焉説(しゅうえんせつ、Cessationism あるいはカリスマタ終焉論)とは、一部のキリスト教教派における神学の中で、奇跡的な聖霊の賜物異言預言神癒ヒーリング)が、教会の歴史の早い段階で終焉したとするものである。対極がContinuationismである。

キリスト教根本主義ディスペンセーション主義で終焉説が唱えられる。終焉説の立場では、奇跡の賜物は初代教会が立てられるためだけに、与えられたとする。使徒2章にあるペンテコステの日の聖霊の訪れから、新約聖書の完結あるいは最後の使徒の死までであったとする。

日本の代表的なディスペンセーション主義者高木慶太はこの立場から聖霊の第三の波に反対し、聖霊派を批判する本を書いた[1][2]

脚注

  1. 『今日における奇蹟 いやし 預言』
  2. ハーザー』1996年7月号に書評

参考文献